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試合日記・練習日記10   

1月28日・29日

本当の強さとは

いよいよAチーム・Bチーム共に今年度最終戦。共に決勝戦という最高の舞台が揃った。春先はバラバラでスタートしたチーム。個性が強いと言えば格好が良い。オンリーワンが揃っていると言えば更に聞こえが良いが、それではチームが出来ない。オンリーワンの集団が同じ方向を見てNO.1を目指すのがスポーツ。と私は思う。土曜日Aチーム最終戦。初めて対戦する相手。財団法人と聞き興味津々。インフルエンザなどで主力選手が何名か欠席と聞いたが、それでも平日練習しているため個の能力が高い。遠投でも大人並みの肩の強さ。しかし勝負は別。最終戦、私も平日に子供を集め食事会をした。「団」なれば必ず良い試合ができる。この試合は特に思い残す事がないように、仲間の名前を呼び合うことを最大のテーマにした。守備ではポジショニング。攻めの守備。先週の反省を生かしたい。しかし初回から先発投手5年生晃大がつかまる。3安打集中され先制されるも最少失点でおさまった。最大のポイントがここにあった。その裏、内安打で1点を返し同点。すぐに次の投手を用意したが、2回から晃大が緩急をつけて踏ん張ってくれた。自軍は先頭が出たらとにかく後ろへつなぐ野球に徹して4点をもぎ取った。6回、1アウト3塁のピンチも前進守備をとらず、しかも初回にライトに痛打された左打者に対して監督はライトを前進させた。1点はとられたがライトゴロで2アウト。攻めた守備が6イニング2失点に抑えられた。遊撃手伶真の好プレーもあり結果4対2。有終の美を飾った。相手チームも非常に好感の持てるチームで最終戦、目には光るものがあった。私はいつも思う。本当の強さは球が速いとかパワーがあるとかでなく1年間を通して健康であること。そして休まないことが強さだと個人的に思う。土日祝と1日も休まずやり続ける子供が多かったことは本当に嬉しい。28日で6年生5名、全日程終了。2月4日に卒団式だが中学でも体が強く、やり通す力を持って欲しい。

29日、Bチ-ム最終戦。山本コーチもこのメンバーを指揮するのは最後。5年生以下のAチームはこの試合で100試合目。試合数など目標ではなく、結果。勝ち進まなければ年間20試合程で終わってしまう。この日の先発投手は彼方。初回から試合が動く。1回裏、2アウトランナーなしから遊撃手のミスと創太の安打、善勇の四球で満塁。打者は彼方。浅めの外野手だったが、打球ははるか彼方。レフトオーバー。4点を先制。相手打線は自軍と違い、とにかくスイングが大きく怖さを感じる反面、考えた投球さえすれば芯は外せる。形に拘るあまりタイミングを失っていたので1失点でおさまった。逆に試合前に相手代表さんが90分でなく7イニングをやらせたいという打ち合わせで自軍も6イニング攻撃できた。この日は、つなぎに繋いだ。走塁ミスもあったが、4年生蒼志が3安打の大暴れ。9番に入った道志がライトオーバーを打つなど12得点。蒼志、道志アッパレ!決勝でこれだけ安打がでるのも珍しい。Aチーム以外の5年生以下が山本コーチに鍛え上げられ相当力をつけた証。練習の90%は守備と組織練習。思い切り振るのは誰でも出来るが芯で打つのは振り回していては当たらない。結果、12対1と圧勝に見えるが、来年度になれば、ここまで点は取れない。強くなるには接戦をものにする事。この週末はW優勝になったが。来週からしっかり1年間というスパンを考え冬の練習に徹したい。年度でいうなら1年間、本当に子供たちが頑張ってくれた。9個の勲章は子供たちの足跡。勝ち負けではなく本当の強さは子供たちが優しく、そしてやり通したこと。記録に残る28年度になった。

この日は忙しく、とてつもなく記憶に残る日になった。年末に大学時代の先輩が長年続けた自営業に幕を閉じると聞いた。年始に静岡の先輩から生活に困っているのでは・・・・・と連絡が入り、私の同期、後輩に電話連絡をした。詳細は書けないが、倒産して一人で暮らしていると聞けば想像がつく。スポーツでつながった縦と横のラインは強固だった。日曜日他県からも夜にスパガーラに集まる。その仲間の中には、コンビニ経営者もいるが、淘汰され生活の厳しい者、息子が怪我で車椅子生活になっているにも関わらず、それ以上に困っている仲間がいたら手を差し伸べようとする絆に感動すらした。お金の問題ではないが、こんな状況の時にはお金が必要と思い、相当多額な金額が集まる。大学を卒業して26年。苦楽を共にしたスポーツを通じた仲間たちの絆は強い。私は胸を張って言いたい。素晴らしき先輩と同期を持っている。困っている友達がいたら自分の出来る範囲で手を差し伸べる力こそ本当の強さ。自分のためにお金や体を使うことは誰でも出来る。当然かも知れない。しかし世話になった方や楽しい思いをさせて頂いた方にはどんな形でも恩返しをしたい。衝撃的な事ではあるが改めて人と人のつながりを感じた日になった。子供達にも人を思いやる気持ちだけは伝えたい。
1月21日・22日

ロウソクは身を減らして人を照らす

という諺がある。自分を犠牲にして他人に尽くすというたとえ。野球を通じて学ぶことはこの事かもしれない。犠牲バントにエンドラン。そして叩き付けてゴロを転がしランナーを進める。素振りを何百回やっても、展開によっては1試合すべて犠牲になる事もある。だからこそ私は犠牲になった選手を褒め称える。チームの為、人の為に犠牲になる選手は必ず自分が讃えられることを理解してもらうため全員で褒めることを徹底した。土曜日は学校公開日。昼過ぎから短い時間だけ練習した。2月5日の卒団式まで残り2試合。今更、バッティングが急激に良くなることもない。足が1日で速くなるわけでもない。気持ちの部分とサイン確認のみ。日曜日の決勝に備えた。日曜日、とにかく寒い。私はグランド設営などもあり午前中の練習は不参加。三位決定戦をすべて見た。準決勝で戦った相手と、今年は何故だか対戦していないチーム。まったく野球が自軍とは違うため送りバントなどなくロースコアになっていた。決勝は同じブロックで戦った相手。予選では偶然接戦をものにした。私は第三者的な立場でしか観戦できない。初回の相手攻撃でいきなりポイントがあった。先頭の打者が追い込まれてからライトオーバー。どんどん下がっていく外野陣。アウトを取るところがないほど3名の外野が下がる。初回は無失点で終わったが2回に先制される。安打は内野と外野の間に落ちるポテンヒットが多い。それが深い深い外野陣なのでツーベースになる。ここでも犠牲バントで1アウト3塁。大きな打者でもエンドランで転がしてくる。まさに二人が犠牲になった1点。その裏、創太がツーベース。送って1アウト3塁。ここまでは同じ。決めなければならない試合で決まられない。無失点。これが攻撃の全てだったかもしれない。中盤は最少失点で収まる場面も、1アウトから投手ゴロを弾き、サード前に転がっても消極的なサードが捕らない。内安打からライトへセンターへのポテンヒットで4失点。サードが下がればツーアウトでもセフティーという多彩な攻撃。スリーバントの采配に執念すら感じた。まさに自軍が目指している野球。結果、完敗。救いは最後まで諦めない応援だった。攻撃的守備をしなければ失点は重なるばかり。アウトコースばかりでは打ち取れる打線ではない。強い相手こそ攻める姿勢がほしかった。しかし、まだ1試合ある。昨年のラストゲームと同じ大会。今週末最終戦の前に私のやり残りした事がある。もう平日しかない。出張だろうと何だろうと関係ない。平日に集まってやらなければならないことがある。最後の最後まで諦めない。22日は相当つまずいてしまったが、つまずいた石を踏み石にするために、5名の6年生はチームの為と支えてくれた後輩のために。4年生・5年生は5日に卒団する6年生のためだけに戦ってほしい。野球の神様・・・・最終戦だけは笑顔にください。
1月14日・15日

雪がとけたら

本来、この週末で6年生も最終戦になる予定だったが二日連続の雪で2試合とも延期。土曜日は雪がチラついていたので室内練習。思い残すことがないように集まった。普通ならシーズンオフだが学童野球にはシーズンオフはないと言っても良いほど勝ち進めば試合も多い。これも11月、12月に勝ち進んだからこその目標。日曜日も路面は雪だらけだったが有志練習を実施。マインドコントロールにかかったかのように、しっかりと有志練習にも関わらず揃った。雪が止んで、とけたらグランドで練習が出来る。少々ぬかるんでいても問題なし。高校までは雪がとけたら練習をしなければならないと皆が思っていた。今は雪がとけたら練習が出来る。これもまた思い出。卒団式まで活動日はあと6日。実質は4日間。最後の2試合は寒くても良い環境で試合をやらせてあげたい。
1月3日・7日・8日・9日

皆様におかれれては良い新年を迎えられたと思います。年末年始休暇は何かと忙しい。そんな中、3日から有志練習。Aチームは当然のように全員集まる。私たちのモチベーションも上がる。勿論、正月なので、いつもとは少し違う練習。弱いチームは練習するのみ。残り2大会残っているのでその為に練習する。良い練習になった。7日はご無理を言って舟津スカイヤーズさんに練習試合をしていただいた。課題を持っての練習試合。4名の投手が投げたことが大きいが、試合前の練習では、半年ぶりの練習試合と分かっているのかダラダラ。緊張感もない。真剣にやらないスポーツは面白くない。気合を入れ直して試合開始。この試合は6年生の那桜を先発させて、活躍してくれることも期待した。ライトゴロ4つをアウトにするなど私たちの記憶にも残った。ピリッとしなかったが集中して得点が出来た事と4人投げられた事が収穫。何より新年早々、練習試合をして頂いた舟津さんには感謝したい。

8日残り2大会のナガイ杯準決勝。私は少しだけアップを見て会場設営を手伝った。試合開始。後攻め。5年生彼方が先発投手。初回から緩急をつけて打ち取る。その裏、いきなりチャンス。琳大朗が出て走るも、既に2番打者桜埜は追い込まれていた。三振だけは避けたいところで、彼はしっかりと役割を果たした。内野ゴロ。貴重すぎる進塁打。4年生ながらチームのためにという気持ちが伝わった。その後伶真がタイムリー。ライトの送球ミスもありさらにチャンスは膨らむ。1アウト1塁3塁。前進守備でない!?ならば送りバントでもう一点。試合前の相手投手を見る限り、制球も良いため自軍打線では2点取れれば・・・・と思っていた矢先だった。その後は塁に出ることすらも出来ず最終回まで進む。7回表、先頭打者に痛打され1アウト満塁にされる。そこで痛恨のミス。センター琳大朗の捕球ミスで同点にされる。鍛えに鍛えた守備に綻びが出始めたが、スクイズを4年生セカンドここも桜埜がグラブトスでホームでアウトにする。その後がポイントだった。残ったランナーを勇杜が盗塁阻止。サドンデスを考えるとこれが大きかった。サドンデス。ノーアウト満塁。鍛え抜いた守備。その前の回失敗したが、それを逆手にとってパターン3。今度は3塁ランナーを完璧にアウトにした。サドンデス無失点。サドンデスは1イニングのみ。ミスした琳大朗のためにも勝たなければならない。今まで何度も何度も琳大朗の守備で勝ってきた。ここまで来たら個の能力はいらない。相手は好投手一人と見た。指示は勝ちたいという気持ちを子供たちが出すだけ。打順は2番から。4年生桜埜。6年生伶真、5年生創太と続く。ノーアウト満塁。桜埜がとらえた打球は皆の想いを乗せてセンター前へ。サヨナラゲーム。色々な意味で大収穫だった。いつもいつもどんなチームでも接戦。ミスを恐れず攻撃的守備。うちのチームは仲間思いの子が多い。6年生最終章まであと2試合。

9日は終日練習。大会がある限り徹底した守備練習をする。面白くない練習かもしれないが勝つと最高に楽しい。この13名が発足したのは約1年前。1年という長く険しい月日ではあったが、残り2試合になった。喜び方、悔しがり方を知らない子供たちが感情豊かになってきた。何より、仲間を想う気持ちは本当に強くなっている。あと2試合。いずれも決勝。初めて言おう。勝っても負けてもいい。ただ13名が同じ気持ちでいてくれればそれでいい。このメンバーで戦える試合はあと2つ。
12月23日・24日・25日

イヴに3つのキセキ

23日、何ヶ月ぶりだろうか。終日練習をした。とにかく自主性を出す事と、プレーでは徹底した送球練習。基本練習もやりたい。フォーメーションもやりたい。来年度のBチームの事も考えなくてはならない。充実した練習になった。24日土曜日、クリスマスイヴの決勝。対戦相手は毎年強いチームで昨年も2度ほど対戦させて頂いた。練習前に見た対戦相手には体格の良い子もいる。中軸打線が良いバッターと噂で聞いていた。先発投手は5年生彼方。ファイナルはBチームも含め7回目だが過去4回彼方が投げているとは記録を見て気がついた。立ち上がり、1アウト後、左の好打者にレフト前に運ばれる。走るか、エンドランか!?考える間もなく初球ショートゴロ。立ち上がりだったのでこれがポイントとなった。攻撃では好投手のインコース、アウトコースに投げ分ける投球に翻弄され打てる気配なし。しかし中盤に2番打者4年生桜埜がセンターへ。ノーアウト2塁。この試合はワンチャンスを必ず生かさないと流れが相手に行く。そこから、つなぎに繋いだ。相手ミスが2つあり大きな2点が自軍へ。彼方は緩急をつけ、とにかく打たせて取るピッチング。そのピッチングに野手も応える。ショート伶真、センター琳大朗の攻撃的な守備。ミスはしたもののサード晃大の好プレーもあった。腐るほど送球練習をして、ノックバットを使わず手で転がし守備練習を重ねた。守備でリズムをつかむ。まさにそんな試合になった。6回裏攻撃、3者凡退で最終回の守りにつきたくない。先頭伶真が四球。大きな四球。左腕投手に良い捕手なので走れるかどうか分からなかった試合前だったが、逆をつかれなければ盗塁は成功すると確信していた。伶真が走り、4番打者創太。優勝を目指しているなら200%バント。1アウト3塁は必ず点にする。3点目。最終回、先発彼方も守備も集中していた。ベンチのメンバーも声が出ている。1安打、与四球1完封。ベンチのナオや卓矢の応援もあり全員がヒーローになった。12月24日の決勝、この日は奇跡的なことが重なった。11月23日予定の決勝が1ヶ月遅れで12月24日になり、子供達にとっても最高のプレゼントになった。また、表彰式は、6年生は5回目。いつも3名か4名前に出て表彰されるため、私は5名の6年生が味わえるように入れ替えていたが、今大会は6年生5名が前で表彰をして頂いた。今年を象徴する漢字一文字。「金」 メダルが輝いていた。そして24日は監督の誕生日でもあった。恐らく、私と違い昔からモテなかったと思うのでイヴに寂しい思いをしていたと予想される監督がダブルの喜びを味わった。この日の頂上は特に綺麗な景色だった。

25日は練習後、クリスマス会。大掃除をして今年の活動を終えた。1月3日から有志練習が始まる。練習は嘘をつかない。子供達が証明してくれている。今年も残りわずか。1年間、健康に感謝して来年はさらに飛躍した年になるように願いたい。皆様、良いお正月をお過ごしください。
12月17日・18日

KDS

いよいよ山場の週がやってきた。来年まで戦えるか運命の週と言っても過言ではない。Aチームはナガイ杯準々決勝。Bチームはナガイ杯準決勝。2月の卒団式まで目標を持って過ごしたい。17日土曜日はAチーム準々決勝からスタート。今年初めに練習試合をさせて頂いた親交の深いチーム。大会では初めて。先発投手は伶真。私の反対を押し切って村田コーチが指名。初回、四球。相当嫌な予感だったが牽制死。これがすべての流れだったかもしれない。その裏、4年生桜埜の快心な安打で出塁も盗塁死。2アウトランナーなしから、つなぎに繋いだ。伶真のツーベースから彼方、善勇の5年生コンビがタイムリー。5点先制。しかしその裏、連打とエラーで大ピンチ。晃大にスイッチ。犠牲飛球の1失点でおさまった。時間、点差を考えたら四球を与えなければ勝てる。しかし晃大まで乱調。1イニング3与四球は初めてかも知れない。しかし次の1点が自軍に。極端な前進守備ではないため内野ゴロで追加点。最後は、プライドが邪魔してなかなか素直になれなかった6年生那桜が、この日初ヒット。冬の桜が咲いた。結果は6対1だった。執念深い自軍は、まだまだ戦いたいと言っているような戦いぶりだった。

日曜日はBチーム準決勝。予選が非常に厳しく勝ち上がったのが不思議なほど。勝てば決勝。今年度のBチームは県大会を除き4大会目。優勝2回と3位。レベルの高い試合はしていないが負けない野球が出来るようになってきた。この日もコツコツと点を重ね5対0リード。初の四球を与え初のミスが出れば失点になり2点差まで追い詰められた。最終回も2アウト1塁3塁。大ピンチ。あと1つのアウトを取るのが難しいが、最後は捕手創太の自慢の肩でゲームセット。本来投手として投げてほしいが、足を止めるのが優先。学童野球は、四球を与えない。送球は正確に。そして相手の足を止めることが出来れば勝負になる。この日はBチーム監督が病欠。来年にバントをつなげた。、勝っても負けても最後の指揮を思う存分とってほしい。

今年もあと2週間を切った。充実した1年でもあり激しい1年になったが大きな怪我、病気が無かったことだけでも感謝しなければならない。SNK平手監督。SIA村田コーチ。GHT森事務局。OYM野田コーチ。BSK今岡コーチ。TCK東本コーチ。IDK山本コーチ。KAM(早瀬コーチ)。I(いつも)C(中国から)O(応援してくれている)岸川コーチ。他スタッフの皆様、1年間ありがとうございました。まだ24日決勝がありますが良い年が迎えられるようにご指導お願いします。スタッフの前のアルファベット解読せよ!
12月10日・11日

思い描いた道

いよいよシーズンも残りわずか。2月はじめの卒団式まで実質1ヶ月半。大会も残り4つ。その一つが今週日曜日にあったが、その前にナガイ杯Bチーム予選。1勝1分で最終戦。勝てば準決勝進出。昔から仲良くして頂いている総監督さんがいるチーム。相手は左腕の好投手に打撃もパワフル。先発投手の晃大は制球に苦しみピンチの連続。緩急をつける前にストライクを取るのに精一杯だったので自分の投球が出来ずライト線に本塁打を打たれ先制7される。引き分けでも負けなので攻撃型で足のある選手を出すも相手左腕くんのインとアウトに投げ分ける投球に完封負けも覚悟した。しかし、ベンチは負けている雰囲気もなく元気よく応援している。1対0のまま最終回へ。先頭の宋稔が初球死球。彼方が粘って四球。その際に送球ミスなどもありノーアウト2塁3塁。打者は途中出場の4年生蒼志。2点取らなければならない。1点ずつと思った矢先に左中間へ。サヨナラタイムリー。蒼志の積極性が吉と出た。勝因は最後まで諦めている選手がが一人もいなかった事。すごくフレンドリーなチームと対戦できて楽しかった。

日曜日は市長杯決勝。春先に一度対戦させて頂いたがそれ以来。小牧市でも6年生だけで構成している羨ましいチーム。しかし決勝でも接戦になれば勝てる自信はある。先発投手は5年生彼方。振り回すチームには強いと感じていたが、立ち上がりが心配。しかし絶好調。完全に打たせて取るピッチングで流れをつかんだ。その流れに乗って守備もいい。センター琳大朗、伶真に捕手勇杜の肩も冴えた。攻撃では2回3回4回6回と得点を積み重ねた。この試合もやはりベンチは元気。試合に出ていないナオや卓矢もしっかりと流れを作った。結果、小牧市の大会最終大会で有終の美を飾った。市長杯3試合戦ったがすべて完封は目指している野球が出来た。守備で我慢して攻撃に移す。4対0からでは終盤大した策もなくランナーをためるしかない。2点以内なら色々な攻撃ができる。まさしく市長杯3試合は思い描いたような試合ができた。今年度6度目の勲章。何度見ても負けずに終わる景色は美しい。

春先、1年目の監督も苦しみながら引っ張ってきたチーム。途中背伸びした野球をしていたが初心に戻って声を出す練習や、とにかく送球練習のみを積み重ねた。今は勝敗よりも子供たちが自主的に声を掛け合い、助け合うことが一番大事。思い描いた道は、まずはこのチームで燃え尽きて次のステージに行くこと。中学でも胸を張って小牧原ジュニアーズの出身と言ってほしい。残り3大会。6年生は後輩のために。5年生以下は6年生のために戦ってくれればそれでいい。
12月3日・4日

頬を伝う涙も また美しい

毎週金曜日は忘年会の時期になり土曜日の朝が辛くなる。3日土曜日豊山大会。2連覇をかけて2回戦を戦う。相手は昨年決勝で戦った小牧市の強豪チーム。今年度は小牧市の大会にあまり出ておらず2回目の対戦をさせて頂く。野球の為に色々な所から通っているチームと地域のチームでは人数が違うが春先の大敗から自軍がどこまで近づいたか、逆に離されたか真価が問われる。試合前、先発投手は伶真の予定だったがブルペンで5年生創太の調子がよく10分前に決めた。4名の投手は球威はなくとも投手として一番大事な制球は良い。プレーボール。初回攻撃は力の差なのか簡単に三者凡退。その裏、創太の立ち上がり。四球を出しピンチは作ったもののアウトは全部三振で無得点に抑えた。先制は自軍に。実を言うとプレーボール前の内野守備練習を見て驚いた事があった。サードやショートの選手は素手で捕りジャンピングスロー。華麗にも見える内野手だったが、その雑さが試合に出るのでは・・・・と思っていた。しかし自軍の打線ではゴロさえ飛ばないかもしれない。そんな中、相手投手が荒れる。満塁からパスボールで先制。その後、何もしていないが予想通り2つの送球が乱れ満塁のランナーがすべてホームに返った。3点先制。しかし強豪チームは違う。本塁打2本で1点差にされる。創太の球威も落ち彼方にスイッチ。同点はスクイズ。100%あると分かっていても4番打者まで回したくない。しかもツーボール。外せない。同点は覚悟していた。6回時間切れで抽選へ・・・・・結果は非常に悔しい負け・・・と思った矢先に、今年のチームでは見たこともない光景が私の目に飛び込んだ。ベンチにいる選手も手をつなぎ、ベンチ前から動かない。感情を出せなかった子供たちが周りの目を気にせず泣いていた。今年2月、4年生から6年生で構成したチーム。練習は13人14脚。それを何度も何度もやった。13名が同じ方向を見て同じ気持ちで前へ進むこと。負けて暴れたい気分になる私でもこの日ばかりは違った。子供たちの頬を伝って黒土に落ちる涙さえも美しく思えた。

前日の悔しさを胸に残り4大会。日曜日はラストリーグの予選。しかし前日の気持ちを忘れたのか挨拶さえまともに出来ない。勿論一喝。野球をやる前に挨拶などが出来なければ野球をやる必要はない。まずは人間力。グランド整備に石拾いをしてアップをした。試合は毎年対戦させて頂くチーム。先発投手は晃大。春先は晃大中心で回していた投手も、今では悩むほどになったのは嬉しい悲鳴なのかもしれない。決してスピードボールを投げる投手はいない。立ち上がりから制球よく投げてくれた。攻撃は初回の1アウト1塁3塁が無得点で地獄が始まる。次の回も琳大朗の3塁打で大チャンスも潰す。4回先頭の創太安打から、何とか1点をもぎとり逃げ切った。やはりバントが決まらなかった事で苦しんだ。しかし強力打線を完封できたのはお見事だった。午後はBチームの3位決定戦。私たちも見習わなければならないほど行動が早く礼儀正しいチーム。試合前のバッティング練習も5年生以下とは思えないほど振れている。この試合は恐らくBチームでは今シーズンNO.1の試合だろうと思うほどバントが正確に決まり、好投手からしっかりと得点を積み重ねた。守備も桜埜、晃大、外野では宋稔と好プレー。1塁3塁のピンチも捕手創太が盗塁阻止。何より、私も笑顔になるほどの楽しそうな応援。Bチームの大会はあと1つ。しかしもっと大事なことは5名の6年生のためにAチームで戦い、応援すること。インフルエンザや怪我には注意して欲しい。

ここに来て、他の選手の活躍で一緒に喜び、試合に出ていない選手までも同じ気持ちになれるようになってきた。自分が試合に出られない辛さよりも負ける悔しさ、そして1ヶ月半のシーズンという寂しさを背負いながら戦っている姿に私自身も感動してしまう。毎年のことながら良いメンバーに恵まれている。残り4大会。全部このメンバーで勝ちたい。
11月26日・27日

どんな状況でも戦える力

師走の足音。今年もあと1ヶ月。個人的にも充実した1年に感謝しなければならない。土曜日は豊山大会。私は諸事情により一睡もせずに遅れて試合会場に。相手して頂いたのは今年4回目の対戦!?。捕手勇杜が肘に違和感があり大事を取って先週に続き捕手をやらせなかった。本人はやる気満々でも大事をとった。私が着くといきなり2点取られたが何故だか焦りも何もない。2点ビハインドのまま終盤へ。8番から。なんと善勇、弘清の連打で同点のチャンス。1点差になり最後は創太が2点タイムリー。逆転。気になったのは捕手創太のスローイング。Bチームで捕手をやる時とは別人。即修正。チーム自体が多少勝負強くなった。

その後は高蔵寺大会準決勝。昔よく対戦したが今年は初めて。しっかりと人数も揃っていて元気のあるチーム。先発バッテリーは5年生。捕手をやりたがる勇杜を我慢させた。守備では防戦一方というより、先発投手彼方の制球が序盤安定しなかったことと、エラーが3つ。目を覆いたくなる。防戦一方だが牽制で2回。盗塁阻止2回。これがすべて。結果7イニング3塁を踏ませない守備だった。創太のセカンド送球が戻ったのが大きい。攻撃は相手の好守備もあり無得点。サドンデスへ。相手攻撃を無失点に抑えるもその裏攻めきれなかった。抽選へ。正直私には自信があった。ベンチに居るナオと卓矢の手を握って言い切った。大丈夫!勝てる。これは11月23日に準決勝と決まっており調整不可と聞き、他の大会を棄権した。戦わずして負けることは辛いが1日4試合はできないので私の判断だった。その時に、もう負けの悔しさは味わっている。ならば抽選は勝てると思った。試合後には少しずつ感情を出してきた子供たちが喜んでいた。

日曜日は雨でミーティングになってしまったが、主将伶真が肺炎の時。この日も勇杜が本調子でなくライトを守ったが、苦しい時に助け合えるようになってきた。この日も外野だけは6年生。弘清、琳大朗の守備は安心して見ていられる。それどころか流れが変わる良いプレーをしてくれる。この混合チームで戦うのは残り10試合あるかないか。どんな状況でも戦える力を持つことはチーム力。しかし残り試合はベストの状態で戦いたい。ファイナルも2試合残している。13名が揃ってシーズンを終わりたい。
11月19日・20日・23日

意識は行動を変える

すっかり寒くなり19日久々の雨。これだけ毎週A・Bチームの試合が続いたので19日、今シーズン初めて休みにした。スタッフは少しだけ打ち合わせをしたが休ませることも大事と思って全休。それがダメだった。日曜日Bチーム2試合予定。既に勘違いしてダラダラ。B山本監督が不在のため私がベンチに入った。試合前のブルペンでは晃大と彼方が投球練習をしていたが彼方が絶不調。1試合目は予選だが強豪チームと戦った。失点率得点率があるリーグは先攻を取るのが鉄則。しかし初回三者凡退。その裏晃大がつかまる。ドカーンと打たれ2失点。何点取られるだろうか?そんな勢いだった。2回も2本のツーベースで3点目。しかし3回、まともに打っていないがバントの連続で2点を返す。桜埜のバント安打は見事だった。更に4回連打ではないが3本の長短打で逆転に成功。個のレベルが高い相手に食らいついた。しかし5回たった1球の牽制ミスから同点される。結果両投手で1つの四球で引き締まった試合に思えるがやはり失点は送球ミス。牽制のカバーも意識がないと遅れる。同点で終われたのが救い。その後、学童県大会。自軍は別として、うちの前の試合や逆面の試合はレベルが高い。まさに井の中の蛙。Bチームは大会数が少ないので近隣チーム以外と試合するのは初めて。相手ミスから2点先制も、先発投手彼方が乱調。ツーアウトから8番・9番打者に連続四球。見たこともない光景に驚いたがこれがすべてだった。5四死球を与え足でかき回されて自滅。桜埜のタイムリースリーベースで追いついても次の回の先頭打者を四球では流れがつかめない。投球練習3球を大事に投げていない証拠。一塁手は二人出したが次のプレーを忘れている。サヨナラ負け。今までは、四球とミスをしなければ勝てる野球だったが、上の大会では通用しないことが分かれば精進出来る。課題がたくさん見つかった事と、チーム全体が勘違いしていた事に気が付けばそれでいい。投手は次の回に備えて事前準備をする意識。外野も内野もどんな状況か意識することによって行動は変わる。19日休みにしたことを後悔したと共に次へのステップにしたい。

23日は本当は高蔵寺大会準決勝、決勝で春日井市民で出来ると決まっていたが何故だか延期。ほかの大会を棄権しただけに悔しかった。しかし主催者があっての事なので従うしかない。急遽、ラストリーグをやらせて頂いた。先発投手は伶真。投げてみないとわからないが、捕手勇杜が欠場のため投手として頑張ってくれた。打撃が雑になっているが1失点に抑えた。打線は四球と相手ミスで4得点。なんとか勝利した。

3試合を通じて感じたことは、相手投手が速い球なのか緩い球なのかによってバッターボックスの位置を変える意識。3塁ランナーを必死に返そうとする意識。先頭打者を抑えようとする意識。人生において野球も仕事も意識によって行動が変わる。行動が変われば結果も変わる。常に前向きな意識を持ちたい。
11月12日・13日

心の声

5年生以下の大会も落ち着き5年生以下はあと3つの大会で終わる。12日・13日はAチーム4試合予定。特に日曜日は今シーズンの山場。土曜日高蔵寺大会から始まる。毎年毎年仲良くして頂いているチームと対戦。この時期は自主性が出てくる子供達。私も自主的にスタフ不足でスコアラーをやった。11年ぶり。11年前はスコアラーをやりながらサインを出していた記憶が鮮明にある。試合は盛り上がりに欠けるも修羅場を経験した子供たちは2回裏に一気に10得点。確かにミスもあったが琳大朗、桜埜、伶真の3連打もあり線での攻撃は見事だった。守備では初回の捕手勇杜盗塁刺殺で流れをつかんだ試合だった。その後移動。ビッグ大会の2回戦。先発投手は今シーズン2度目の伶真。初回四球を点に出来、更には4回初安打の伶真がワイルドピッチでホームに返る。相手打線はよく振れるチーム。攻撃はスタンダードで中心打者でホームに返す。4回、6回に4番打者にタイムリーを打たれ同点にされる。サドンデスでも創太のタイムリーなどで2点をとるも2アウト2塁・3塁から同点タイムリー。敬遠?絶対にしない。1アウトでスクイズなど警戒で結果四球でも、わざわざ逆転のランナーを出す必要もないし次の打者を抑えられることもない。同点で抽選へ。残念ながら抽選負け。しかしもっと残念なのは負けても一部を除き悔しささえない。何かが違う。試合で負けたら何かを拾って這い上がる事を毎年やってきたが、これでは楽しくない野球。試合後、監督には申し訳なかったがミーティングをやらせて頂いた。私が子供たちに聞いた。「野球楽しいか?」。最初は言いにくそうだったが、子供たちの「心の声」が聞けた。試合に出たくない。野球が面白い時もある。試合に興味がない。心臓に矢が刺さったように胸が痛んだ。いつもベンチで応援したりボールを拾って来てくれる子供たち。試合ではヒットを打った子を監督は抱きしめ褒め称える。しかし、「俺たちも褒めてくれよと言う心の叫び」が聞こえるかのような意見を聞いた。その夜、12年前からの日記を読み直した。私の方針はベンチで支えてくれる選手に感謝すること。目先の勝敗にこだわり大事なものを忘れているスタッフ。すべて私の責任。必ず、1日で子供たちの心の叫びを叶えようと思った。

日曜日6時に集合。即、子供たちに話した。市長杯2回戦。試合内容などどうでもいい。点を取ると私は控えの子供達とハイタッチ。ランナーコーチとも俺たちの合図を繰り返した。見る見る表情が変わる。ベンチの声は最大の力。アウトを取るたびに、自然と控えの子供たちがガッツポーズをしている。試合は6対0の快勝だが、これだけ点差が開いたのは、ベンチの子供たちのお陰。たった14時間で変わっていた。午後も大事な大会。相当強い相手に、立ち上がりから先発投手彼方が3失点。初回で投手交代は考えたが、5年生の創太とは思わなかった。村田コーチの賭け。強力打線に立ち向かい自軍の援護を待っていた。伶真、創太のアベック本塁打。ピンチもベンチの子供達の一体感で切り抜ける。最終回、好投手の球が抜け出し、押し出しと内野ゴロで逆転。知らぬ間に子供たちが自主的にハイタッチやガッツポーズ、そして指示を出している。卓矢、ナオ、宋稔、一生が輝いている。試合内容より1つアウトを取るたびにプレーしていない子が喜んでいる姿に感動してしまった。この試合は村田コーチの決断と間違いなく子供たちが1つになっていたことだろう。忘れてはならない事は試合は9名でやるものではない。バット引きの選手もファールボールを拾ってくる子も試合に貢献している。いよいよ最大の山が11月後半から12月にやってくる。私たちは大事な「子供たちの心」忘れてはならない。

今年もあとわずか。今年の世界情勢はイギリスのEU離脱。そしてアメリカ大統領選ではトランプショックと恐らく日本人は想像もつかない結果になっただろう。日本人は元々、リスクを好まない教育を受けている。私も例外ではないが世論は無難な時代からリスクを背負ってでも斬新で変化を求めているのがよくわかる。今の子供たちが社会人になった時には想像もつかない世の中にかもしれない。どんなに環境が変化しても、「人のために」という気持ちと「感謝する気持ち」だけは忘れないで欲しい。
11月5日・6日

百花繚乱

記憶と記録に残る週になった。6年生5名しかいない現状で5年生、4年生を入れてAチームが出来ている。毎年のことではあるが今年は決して力のあるチームではないが執念深くなってきている。土曜日フレッシュリーグ5年生以下の準決勝から始まる。相手は5年生が25名ほど在籍しており自軍とは天と地。半分に分けて試合をしていると聞いた。子供たちが競争するので必ず個の力は上がってくる。試合は、たった1つの飛球をミスから大量4失点。2アウトまでこぎつけても強いチームは四球とミスは許してくれなかった。完全な力負け。やはりミスを助けられるチームにならなければ惨敗する。大きな3点差負けだった。その後は即春日井に移動。Aチーム高蔵寺大会2回戦。昔よく戦わせて頂いた。先発投手は創太5年生。立ち上がりは制球に苦しむも5回を無失点。攻撃が良かった。1番か2番が出ると伶真、創太で返すという理想的な展開。二人の当たりが戻ってきたのは心強い。守備では捕手勇杜の盗塁阻止率が相当良くなってきている。6年生の活躍が目立つようになり心強く思えた。

日曜日、8時半プレーボールのため6時過ぎには集合。会社に行くより早い。この日5年生の大会で準決勝を勝てばトリプルになる。過去にA・B3試合、4試合は経験があっても混合チームでは初めて。準決勝は本当に仲良くしていただいているチームとの対戦。下馬評でも相当強いと聞いていた。やはり聞いていた通り守備が固く、多彩な攻撃をしてくる。先発投手は晃大。制球だけで勝負するが、この日は制球難。盗塁でアウトにしたあとに四球を与える悪い展開。2回、2アウト2塁3塁から先制をされる。更に6回表、先頭に打たれ1アウト3塁。次の1点で勝負が決まりそうな展開で晃大が中心打者を2者連続三振で切り抜ける。不思議とその裏にはチャンスが来る。四球2つでチャンスを作り同点。最終回はあっけない幕切れではあったが、非常に引き締まった試合になった。さぁ決勝。14時からAチームの試合があるため6年生は応援したいと言っていたが、そんな甘いことは許されない。6年生中心で次の試合を勝たなければならない。強引に練習に行かせた。決勝の先発は満を持して彼方。村田コーチが鍛えてくれた投手。自軍の少しだけの自慢は3名の投手がスピードはなくても制球が良い。1回表いきなり先制。こうなれば指揮を取っていた平手監督もやりたい放題。恐らく相手はエース級の投手が準決勝で投げたのだろう。結果は9対2。最終回2失点もあったが、創太の盗塁阻止に守備では桜埜の堅実な守備。攻撃ではなんと言っても蒼志。もともと積極的で魅力を感じていたがチーム優先というより自分のプレー中心だった為、Bチームの山本コーチに鍛えて頂きこの日花が咲いた。2安打2打点2得点と大舞台で魅せてくれた。試合終了後は歓喜の輪が出来たがそれもつかの間。表彰式後6年生と合流。5年生以下で二大会連続優勝はお見事だが、やはりAチームが勝ちたい。私は準決勝で酸欠状態。体調最悪。しかしその体調を吹き飛ばすような試合をしてくれた。相手は春先から戦っているが、まとまったチームでミスも少ない強豪。そのようなチームに6年生中心で戦って勝ちたい。先発投手は5年生創太の予定も2試合やって投手で無理はさせられない。今シーズン初先発伶真に託した。先頭打者を四球で出したときは、正直何点取られるかと思った。左打者に抜け球が多いためキャッチボールのように攻める投球。結果1安打完封。守備の要が投手で輝いた。主将の意地を見た。少しずつ点を重ね3点目は弘清の積極的走塁。4点目は創太のレフトオーバー。琳大朗も先頭打者として出塁することに専念し、捕手勇杜は大事なところで盗塁阻止で流れを持ってきてくれる。2回目先発の那桜も守備でミスはしたものの仲間がしっかり助けてくれた。強い相手に負け覚悟の試合で6年生5名の意地が出た試合だった。

3日祝日から土日で7試合。まさに百花繚乱。色々な花が咲き誇った。選手の特徴はあるがバッティング練習をほとんどやらず、とにかく面白くなくてもキャッチボールを重んじた。相手の胸に返す。相手の取りやすいところに投げる。これが出来ればすべて試合になると信じている。咲き誇った花でも初心を忘れなければ枯れることはない。優勝出来たことより、怪我なく戦えたことに感謝したい。そしてまだまだ続く激戦。水面下で動く事務局や朝から晩まで子供達と戦うスタッフにも感謝したい。試合が出来ることは本当に嬉しい。そして最後に、子供たちにもスタッフや父兄にも伝えたい。感謝されるより感謝出来る人であってほしい。
10月29日・30日・11月3日

負ければ悲しい、勝っても厳しい・・・・今の想いは

秋が深まり朝は寒い。6年生5名、5年生7名と4年生の一部で戦っている。3日間で5年生以下は6試合戦った。何がなんだか分からず平日の夜にスタッフが集まり整理するほどの日程。決して強いチームでないため1試合ずつを大切に、そして1球を大事にすることが野球をする上で大切なことではあるが、負ければ悲しく勝てば厳しい日程になっているのが現実。29日はAチームの試合からスタート。市民大会を勝って進んだ全尾張大会。二年連続。先発投手は経験は少ないが頭角を現して来た5年生創太。簡単に先制するもその裏ドデカイ一発を浴びる。制球で勝負するタイプの創太ではなく球の勢いだけで勝負するのでタイミングが合えば飛ばされる。2回表にこの日先発で出た卓矢のタイムリーで追いつく。3回で創太を諦め彼方にスイッチ。相手投手が代わり同点のチャンスも痛恨の走塁ミス。最終回、非常に絞りにくい投手だったので待つしかなかったが四死球で同点。しかし最終回、最後は左打者に上手にレフト線に打たれてサヨナラ負け。接戦をものにしたかったが、投手交代後に2イニングで5人もランナーを出しながら勝ち越せなかった事が最大の敗因。悲しい負け・・ではあるが次の試合は棄権しなければならない状況だったため複雑な心境だった。午後は移動して春日井の大会。練習をしたい修正練習すら出来ない。確かに嬉しい悲鳴ではあるが本当の強さと、モチベーションが上がっていないため時間がほしい。試合は昨年まで親睦を深めて頂いていたチーム。既に1試合目に二人投げているので晃大に託す。先制は自軍。好投手前に打てなかったがランダウンプレーミスで1点。最終回、引っ張り続けていた右打者が上手に右中間に長打を打たれ同点にされる。サドンデス。両軍無得点。抽選へ。私も20回は抽選の経験があるが、8対1というのは初めて。平手監督の執念なのか!?。野球の神様が与えてくれたプレゼント。遅れているので既に次週2回戦になってしまった。この日2試合を通じて私たちベンチに入るスタッフや応援する父兄は相手の選手でもファインプレーやファイトあるプレーをしたら拍手を送るべきだと思った。コーチが主役ではなく子供たちのパフォーマンスを褒め合う事を自軍スタッフにも伝えたい。

日曜日はBチームの試合からスタート。8時半プレーボール。中日スポーツ旗3回戦。先発投手は晃大。打線が沈黙したが桜埜の3回の出塁がすべてだった。そして守備も乱れたが完封したことだけは褒めたい。しかしBチームの勢いや元気の良さがなくなっているのが気になる。その後はミズノワイズ杯。5対0。6年生ナオが大会初先発、初フル出場。安打こそ出なかったが我慢してついてきている6年生なのでこれを機に活躍して欲しい。2日間投手陣がよく投げてくれた。4試合で6失点。守備と声をかける基本が雑になっているが要所でチームを助けるプレーが出ている結果だと思う。

3日、進んでいないリーグ戦を進めなければならない。この2試合はトーナメントが来年1月なので負けるわけにはいかない。まずはBチームナガイ杯予選。小牧市のチーム。私はナガイ杯は運営する側なので予選はベンチの外。チーム方針が違いすぎるため流れだけは気をつけていた。伸び伸び野球をしているが、やはり守備時間が長いため伸び伸びは出来ない。自軍は早く先制して流れをつかんでいた。結果は9対1。すべて桜埜の先頭でのツーベースからの攻撃とバントの精度が印象的だった。午後はラストリーグ。これも来年1月に決勝がある。私はナガイ杯の立ち会いで見ていなかったが桜埜の本塁打から毎回チャンスを作りながら得点出来ず接戦のようだったが4回に次の1点が入り4対0で勝利。後でスコアブックを見たが相手投手の継投がポイントに思えた。守備は2つのミスがあったが盗塁阻止やファインプレーなど、その選手を助けるプレーがスコアブックを見てわかった。この1勝は大きい。

球団の努力が足りなかったのか本当に厳しいチーム構成の中、良く頑張ってくれている。試合を淡々とこなすのではなく感情を全面に出した試合をしたい。勝って苦しむのは調整をスタッフだけでいい。とにかく自軍は常にチャレンジャーで勝ち続けて自信を持つ。そしてミスをしたらミスを挽回する気持ちやミスした子を助ける気持ちを再度徹底したい。気持ちだけでいい。今の想いは、6年生を卒団まで目標を持って試合させてあげたい事と、毎週の激戦によって怪我をしないようにだけは願いたい。
10月23日・24日

褒められない勝利と褒めるべき敗戦

先週から毎週Aチーム・Bチームで4試合の大会が組まれている。これも勝ち進んでいるからこその苦労と喜び。決して強いチームでないのは見て分かる。しかし勝負強くなってきたのは事実。土曜日、午前中は小牧市の大会で優勝して代表で出場出来る全尾張大会。先発投手は、勝負はまだ先にあると思い先週から先発させている創太。荒削りではあるが魅力的な投球をしてくれる。先制は自軍。何もぜずに2点先制。しかし下位打線に3連続スリーベースという珍しい連打をされて同点。その時思った。何もしていないのに2得点。ドカ〜ンと3連続長打されても2失点。野球は不思議なもの。しかしその次の回に3得点。褒めれるような攻撃はしていないが四球と相手ミスを逃さず勝利。ただ11出塁しながら5得点は寂しいが被安打6で2失点は我慢強くなった。その後、すぐに尾張旭に移動。近いのが救い。デポ杯5回戦。気が付けばブロック決勝まであと1つ。対戦相手は初めてなので分からないが、試合前の練習でけが人が多いというのに気がついた。自軍は疲れもあるのか自慢の元気もない。先発投手は晃大5年生。と言っても投手3名は5年生。6年生に助けて欲しい。初回6年生二人が塁に出ると4番創太が返す。2点先制。その後1点返される。次の1点がほしいが再三のチャンスを潰す。1アウト満塁。ノーアウト1塁2塁と最悪の無得点。送りバントが出来ないのは自軍らしくない。しかし相手も盗塁死などもあり最終回へ。1アウト2塁。2番打者で相手ベンチの焦りを見抜けた。走塁死で2アウト。結果2対1で勝ったが決して褒められる試合ではなかった。やはり犠牲バントが出来ないのはチャンスを潰す。しかし、いよいよ6回戦は5年ぶりなので、この執念だけは褒めてあげたい。試合後、しっかりとクールダウンをして解散したがCチームのTボールナイターがある。正直クタクタだったが観戦。ルールがよくわからないが小さい子供たちが楽しそうだったので良かった。

日曜日、5年生以下の中日スポーツ旗。Bチーム監督不在でAチーム監督と私でBチームを試合会場へ。14時半予定のブロック決勝がある。時間調整も3時半に会場に着けなかったら棄権になると言われていた。滞りなく試合が終わる事と打ち合わせ通り移動できること。まずは目の前の試合に集中する。先発投手は彼方。初回から緩急をつけ無失点を続ける。小技や長打もあり3対1で2回戦突破。しかしこれもバントが決まっていたらもっと楽な展開になった。守り勝ちという印象。試合後即、移動。2時50分に着いて、3時10分試合開始。アイドル並のスケジュール。すべてをかけても良いブロック決勝なのに何かが違うと感じた。体力には自信があると思っていても移動などは疲れる。相手は今年も2度。過去にも何度か対戦させて頂いた。まずは長い時間待たせた事をお詫びして試合開始。立ち上がり、先発投手創太がつかまる。制球も定まらす球が浮く。4失点。相手先発投手は球の勢いがある好投手。4失点は遠い印象だが最終回まで何とか5対1で食らいついた。強いと言うよりバランスのとれた上手いチーム。最終回の攻撃になると思われた残り時間、先頭の琳大朗が右中間へ。6年生の意地と思ったが2塁を狙いアウト。4点差はランナーを溜める場面。完全な暴走になってしまった。好投手から打った安打なのに褒めることの出来ない走塁。その後、つなぎにつばぎ2アウト満塁。そして打者彼方。決して格好良くはないが、何度も何度もファールを打つ。相手投手も3ボール2ストライクからストライクを投げ続ける。彼方相手に投じた14球目。押し出し四球。投げる投手もすごいがバットに当て続けた彼方を褒めてあげたい。結果は遠い3点差で完敗。走塁死が悔やまれるが最終回の攻撃と最後のベンチ一体で応援していた姿は褒めてあげたい。素晴らしいチームと対戦出来たのも勝ち進んだからこそのご褒美。負けて褒めることは出来ないが、最終回のベンチ一体の応援と打者の相手投手を110球投げさす執念は褒めるべき敗戦。そして何より鋭い打球を確実にアウトにした外野の守備。必ず次につながると思った。待って試合をして頂いた相手チームには感謝したい。

チーム全体で最大の山場が来ているが、父兄の協力もあり乗り切っている。しかし私の予想は、最大級の山場は先にある。今週末も確実に4試合ある。子供たちは当たり前だが、スタッフ、父兄も一丸になり、11月に必ずくる最大級の山場を乗り越えたい。
10月16日・17日

神ってる

今年の流行語大賞に選ばれそうな言葉。まさに10月は神っている。6年生5名。5年生7名。4年生5名という少人数でAチーム、Bチームの大会を戦っている。10月はA・Bチーム合わせて9戦全勝。まさに神っている。正直、今年度は人数も少なく体格も小柄な子が多いため、とにかく目の前の一戦を大事に戦うことだけを考えていた。今はとにかく大きな怪我をしない事を願いながら戦っている。土曜日はAチームのデポ杯4回戦。雨で流れに流れた大会。この日は投手の面倒を見てくれる村田コーチがいない。朝の6時からアップを違うメニューでやり、早めに5年生3人の投手を見た。創太が一番良かったが、先発投手は制球の良い晃大にした。対戦相手は数年前2回ほど対戦させて頂いた記憶がある。相手も日程にがつまっており、更には主力選手を欠く中で試合をやって頂いた。既に忘れかけたが4番創太の勝負強さが目立った。終始流れを渡さない得点でこの日は勝てた。と言っても4回戦勝利。今年度初めて。途中、ミスもあったが点差に救われた。しかし、相手も考えた守備シフトなどがすごく印象的だった。その後、すぐにBチームが県大会への道、ブロック大会へ。初めて対戦する相手。先発投手は彼方。アイスマンのような春先から相当メンタルも成長した5年生。しかし初回から猛攻を受ける。1つのアウトも取れず2失点。しかしまだ初回。Bチーム山本監督は、Aチームにいる5年生以下と練習していないため選手の特徴をつかむのが大変だと思う。まともにBチームだけで練習していない中、私から見て消極的だった。しかし神っている指揮官は子供たちが助けてくれる。何とか同点に追いつき6回の表に見せ場が来た。2アウト3塁から4番創太。センターへ弾き返す。更には走って、5番善勇が左中間へ突き放すタイムリー。6回裏の残り6分で相手攻撃。必ず初球は待つと思っていたが、やはり時間を考えた攻撃だった。彼方も初回を除きよく粘った。何とか2アウトを取り、彼方80球を超え、残り2分で晃大へスイッチ。当然初球を打ってくる。ファール。3球目に投手飛球で1時間30分20秒の試合が終わった。正直、5年生以下はクタクタというより私がクタクタだった。試合後、学校に帰り、応援の練習とクールダウン。3名の投手と捕手を私がマッサージ。30分。村田コーチの有り難さを痛感した。

日曜日も6時15分集合。ニワトリでも疲れる。対戦相手の都合で8時半プレーボール。Bチームブロック大会の最終戦。勝てば県大会。負ければ終わる試合だが、コメントのしにくい試合になった。結果だけ。19対0。恐らく相手も疲れていたのだろう。試合が終わり、地元のの大会に向かう。30秒黙ったら寝てしまうほど疲れたので車中はしゃべりまくった。中国出張でのマッサージの揉み返しで体も痛い。吸い玉!?を中国でやって体は丸いアザみたいなもにがたくさん。風呂屋にも行けない。私よりAチーム・Bチーム両方出ている子供がもっと大変だろう。中日スポーツ旗1回戦。先発投手は晃大。ビュンビュン投げるタイプでがないが丁寧に投げてくれる。左捕手に少しばかりモーションが大きい投手だったので走りやすい。初回から何度もチャンスを潰す。ノーアウト2塁3塁も何故だか山本監督が焦っている。2アウト満塁になり8番打者。代打を出した。この流れは無得点。しかし、ワイルドピッチに押し出しで2点先制。指揮官は何かをもっている。すごい展開。追加点も自軍に来て、4点目5点目は、「らしい」点の取り方が出来た。途中、走塁で凡プレーも出るがこれも経験。4試合を通じて、自分のミスを取り返す卓矢がキーポイントになっていた。そして勝負強さを見せた創太。善勇のバットコントロールも光った。守備では桜埜、晃大は安定感がある。外野では4年生宋稔。そして佑真も3試合フル出場で頑張った。彼方も打ってよく投げた。経験不足で走塁が最大の課題だが、山本監督の元、もっともっと上を目指して欲しい。Aチームは10月後半から11月が大勝負。5年生以下を助けてあげられるように頑張ってほしい。今週末も最低3試合予定。どれだけ試合があっても大切に戦うことと、怪我をしないために体のケアだけは忘れないで欲しい。そして実力をつけて運がなくても執念で勝ち進んでほしい。

スタッフの中でも信頼の厚いコーチが海外転勤。携帯でラインが出来ない状態に時、寂しさを感じてしまった。お酒が飲めないコーチだがバイタリティーもあり相当自分を犠牲にしてくれた最高の仲間。恐らく言いたいこともある、腹が立つこともあったと思うが愚痴一つ言わずにチームの為に尽くしてくれた。帰国した際は勿論参加してくれると思うが私たちの出来ることは常に朗報を報告する事と、息子が元気で活躍することが一番喜ぶだろう。また一緒に野球が出来ることを楽しみにしています。
10月8日・9日・10日

今こそ1つに

朝晩冷え込んできた。雨で流れた試合が3連休に。しかしこの3連休も2試合が流れた。私は慰安旅行で8日・9日不参加だった。9日は試合だったら新幹線で戻って来ようと思ったが雨と聞き、私にとっては恵みの雨になった。もう一人、今年チームを牽引してきた主将伶真が肺炎。数少ない6年生。しかも主将不在。今こそ1つになる時。野球に神様が3年生からAチームの伶真に対して少し休みなさいと言ってくれたのだろう。8日は午前中雨で流したが、午後は試合が出来たらしい。スコアや途中経過はメールで来たが、相手も人数が足りない球団と聞いた。10年以上前は6年生同士で戦った記憶がある対戦チームでも互いに少子化の波に飲まれている。結果は8対1。5回裏途中にコールドゲームになった。スコアだけ見ると、4番創太の安定感と6年生弘清が頭角を現してきた。

日曜日は4回戦が雨で流れ、次週に持ち越し。順延は地獄の始まり。5年生投手でAチームもBチームも戦わなければならない。月曜日、久々に参加した大会。変則ダブルの要請を受けた。1回戦、投手起用がスタッフで分かれた。私の意見を尊重していただいた。シーズンの山はまだ先にある。目の前の1戦に全力で戦うのは当然だが、練習試合の出来ない状況の中、固定観念を捨てなければならない。6月から投げていない創太に託した。5年生ながら球の速さは普通でも、受けていてキレが違う。初めて対戦する相手に対して4回まで8奪三振。5回は疲れが出たのか四球を出してしまったが点差に救われた。打線も初回エラーで先制されるも創太のひと振りで逆転。主将不在を感じさせない戦いぶりだった。勝てば同じ大会の3回戦。今年2回目の対戦。名門で体格、しっかりとした組織の相手チーム。初回から守備が乱れる。2アウト2塁・3塁のピンチで送球ミスが出る。送球ミスは大量失点になってしまう。いきなり2失点。しかし先頭打者をセンター琳大朗のスーパープレーでアウトをとっていたので2失点で収まった。このグランドはバッグネット裏に父兄がいる。色々な声も聞こえる。確かに自軍はダイアモンドに、6年生3名。あとは4年生と5年生。力の差は歴然。しかし先発晃大は丁寧に投げる。2回の攻撃打線がつながった。死球もありランナー1塁2塁から、左腕はここに転がせと言わんばかりのセフティーで満塁。9番弘清が同点打。先頭に戻り4年生桜埜タイムリー。そして、左腕に強肩の捕手なら点差に関係なく1塁3塁でも投げてくる。簡単には走らない。カウントが揃ってのダブルスチール。大きな4点。入院している伶真に捧げる得点だった。途中ミスから失点をされるも強い相手に勝ち切った。勝てば試合がどんどん多くなる。次週は新人戦優勝後のブロック大会もある。今、私たちスタッフが大事なことは子供たちへの配慮。体力には自信があるとは言え寒暖差が激しく朝も超早い。そして、子供たちで一番大事なのは、ベンチと出ている選手の温度差を縮める事。今は能力等どうでもいい。基礎体力と1つになろうとする心。Aチーム、Bチームで10月は非常にタイトな日程になる。そんな時こそ1つになる練習をする。暑い夏を乗り越え、肌寒くなって来た時こそ、皆で暑く厚く熱く戦ってほしい。
10月1日・2日

勝つための準備

10月に突入。しかしまだ蒸し暑い。会社では10月からビル全体が空調の工事に入り土日しか汗をかかなかったが平日も汗をかいてしまう。これだけ汗をかいても痩せられない。試合では冷や汗をかく場面もあるがこの週末はひと味違っていた。

土曜日は大きな大会の3回戦。Bチーム時代に惨敗したチームとの対戦。大きな体にパワフルなスイング。試合前の練習で感じた。10ヶ月ぶりぐらいの対戦で力の差が広がったか近づいたか。真価の問われる一発勝負。先発投手は5年生晃大。創太と悩んだが登板間隔も空いていたので晃大に託した。1番から9番までしっかり振れる対戦相手に対して丁寧に投げた。大きく振ってくれるので守備だけ安定すれば大きな失点はないと感じた。攻撃は相手投手は良い投手ながら、球の出どころが見やすいため、自軍の打線でも合うのではないかと感じた。注意すべきは捕手。単独でのスチールは安易ではない。しかし先制は自軍。3回1アウトから琳大朗がラッキーな安打で出塁。このイニングから監督も采配変更。2回表の攻撃で送りバントを多用したが単独スチール。成功。2アウト1塁・2塁から現在一番信頼のできる5年生ながら4番打者の創太のひと振り。芯をとらえた打球はレフト線へ先制。次の1点も勇杜のこの日2本目のレフト前から善勇の内野ゴロの間に2点目。晃大は奪三振こそ少ないが6回2アウトまでパーフェクト。一人もランナーを出していない。6回裏残り2分。相手が9番打者に代打を出したところで彼方にスイッチ。6回イニング18人を完璧に抑えてくれた。監督の采配も途中、動きすぎた場面もあったが、選手の特徴を生かした効率の良い得点で昨年のリベンジを果たした。勝つためには試合前の相手の練習をしっかり見て、立ち上がりから失点を防ぎ、攻撃ではバッテリーの特徴をつかめるようにすることがスタッフの仕事。

日曜日はBチーム新人戦決勝戦。練習試合は一度もやっておらず教育リーグなどAチームの試合の合間にすべて試合を行った。まずは一週前から言い続けた「恩返し」。先週の日記にも書いたがCチームから見て頂いたコーチ、そしてBチームのヘッドコーチでもあり事務局的なことをやって頂いたコーチが転勤。男は仕事が出来てこそ野球が出来る。無職では子供に教えることも出来ない。そんなやり手ののコーチの為にも優勝をプレゼントしたい。しかし試合前の雨で、グランドは田んぼ状態。普段は何もしない私でも、必死にやっているフリだけでもした。自軍のコーチ10名以上が必死に決勝戦のために朝一番から汗を流した。この時に勝つ準備万全だった。相手は毎年強い。ここを倒さないと優勝への道はない。私はグランド整備でアップは見ていなかったが、先発投手は彼方と聞いた。前日、Aチームの試合で準パーフェクトをした晃大でなくBチーム指揮官と村田コーチが彼方にかけた。2時間ほど遅れてプレーボール。初回の攻撃。絞りにくい相手投手ではあるが1アウト満塁。しかしチャンスを潰す。彼方は初回から制球は良い。立ち上がりさえすんなり行けば失点も多くない。2回表に先制したが、私が経験する12年で初めての事件が起きた。詳細はとても書けないが、尊敬していた方なので非常に残念な気持ちでいっぱいになった。しかし、その行為は100%流れが来る。3回表にビッグイニング。2アウト2塁3塁。海外転勤する父の為に善勇がセンターへ弾き返した。2点タイムリー。それに続き彼方もタイムリー。自軍の打線がこれだけつながるとは思わなかった。相手投手は、春先に対戦した記憶があるが、非常に絞りにくい投手相手に4回で8得点。とにかく後ろへ後ろへつないでくれた。投手が変わってから緩い球は難しいのか前半、中盤の勢いがなくなった。しかし大量得点を背に守った。守備ではピンチはあったものの、スクイズならラッキーな場面の得点差なので相手も打つしかない。途中、単独スチールも阻止率の高い捕手創太が足を止める。色々なことがあったが二時間半のゲームを制した。Bチーム監督も1年目。初優勝。と言ってもまだ1つ目のトーナメント出場なので、これからが勝負。結果8対0。毎年毎年必ず強いチーム相手に勝てたことは嬉しいが、あくまで出発地点。試合後はいつもの儀式に記念写真。そして今年4回目の祝賀会。何度やっても楽しい。Bチーム祝賀会でも6年生のスタッフも参加してくれた。考えたら、Aチームが優勝してもCチームの子供たちまで参加する。これが一致団結。

激戦の二日間が終わった。やはり野球の神様はいた。二日間とも力は相手が上。人数もパワーも何もかも負ける。勝てそうなものは、人のことで喜べる選手になってきたこと。困っている選手がいたら、少しだけ声をかけられるようになったこと。攻守交替は全力。当たり前の事をやる事が勝つための準備。二日間を通じて忘れてならないのは5年生創太。捕手に外野に投手。まだまだ伸びる選手。そして、土曜日、日曜日で3打点の善勇。まさに野球の神様がご褒美をくれた。合言葉は恩返し。チーム一丸でお世話になったコーチに少しだけ恩返しが出来たと思う。今週末は3日間で5試合を予定。とにかく怪我だけしないように。これだけは野球の神様に見守っていてほしい。
9月24日・25日

今回だけはコーチのため

土曜日は全員が運動会。当然練習もないが昨年は市民体育大会決勝前日で運動会後に練習した事を思い出す。怪我もなく終わったので良かった。日曜日、新人戦。Bチームトーナメント2試合目。午前中の練習からキャッチボールでの送球が悪く、ほとんど送球練習で終わった。試合はチーム数も少なくなったので昨年から良く対戦させて頂くチーム。必ずバッテリー中心の守備型チームを作ってくると思った。自軍はいきなり先発投手で意見が分かれた。私は決めていたが村田コーチとなんと言っても指揮官の意見で先発投手は彼方。出場選手も午前中、送球ミスを繰り返した宋稔をベンチスタートさせるなど山本Bチーム監督の気持ちが出た先発メンバーになった。初回は守備からで立ち上がり心配したが初回から細かいコントロールが冴えた。エラーで出したランナーも牽制でアウトにしてリズムに乗る。その裏、2アウトから晃大センター前。走って4番。創太が緩い球に合わない。その前にワイルドピッチ?で先制。自軍は外野に不安もあるが彼方は打たせて取るピッチング。追い込めば速い球も投げ込む。2回裏、2アウトから8番死球。つないで1番桜埜。小技でつなぎ2番に抜擢の卓矢が2点タイムリー。2アウトからお見事だった。すべての流れを引き寄せるタイムリーになった。左腕攻略は私は好きだが特にこの日は強弱のある攻撃をしてくれた。結果、5回3塁を踏ませない完封。攻撃は、たまたま得点が出来たので次対戦しても打てるとは限らないが守備だけは常に無得点、最少失点にこだわらなければならない。

正直、毎年4年生から6年生で編成するAチームなので5年生以下の試合数は多くない。しかも毎年良い成績でもない。しかし今年度は新人戦決勝まで来た。平成23年度の中日スポーツ杯優勝(5年生以下)以来の決勝。次は小牧市の王者。武者震いするほど楽しみ。私が監督時代もAチームではこのチームに勝つために厳しい練習をしてきた。優勝への登竜門だった。初めて対戦するので情報はないが絶対に勝ちたい、勝たなければならない試合。それは、AチームでもBチームでも中心的であるスタッフが10月中旬から海外へ転勤になる。ヘッドコーチに振興会や体験会などジュニアーズのために頑張ってくれたコーチの為に優勝をプレゼントしてあげたい。今回だけはチームの為ではなく、そのコーチに勝利を捧げたい。合言葉は・・・・・
9月17日・18日・19日・22日

もったいない

台風と秋雨前線により雨、雨、雨。ひと雨ごとに秋になっていくが、日祝の雨での試合延期は非常に厳しい日程になってしまった。月曜の祝日はグランド整備さえすれば試合が出来たので勿体無い1日になってしまった。3日間雨。しかし雨ならではの練習やミーティングもある。雨で練習していない強いチームに追いつくには良い機会かもしれない。室内練習ではハネ打ちなど見たが、しっかりと努力している子もいる。弘清、一生に道志などスイングが変わってきた。投球練習でも5年生3名の制球が良かった。そして来年投手デビュー予定の佑真。非常に楽しみな3年生。恐らく、毎週試合になるだろう。雑にならず1戦1戦を戦いたい。

もったいない・・・・という言葉は日本特有の言葉らしい。食べ物を残して勿体無い。無駄な物を買って勿体無い。能力がある子なのに勿体無い。この試合は勿体無い負けなど色々使い方はあるが、あまり良い意味ではない。結果、後悔する言葉が多い。私は野球に対しても後悔したくない。どうせやるなら私自身も中途半端にしたくない。子供たちは中途半端なではなく全団員がやり通す力を持っている。嫌なことから逃げずに立ち向かう勇気は持っている。野球が下手でも人として大事なこと。昨今、逃げまくっているのは大人だと思うことが多々ある。中途半端で知恵と力を出さずに出るものは愚痴。本当に勿体無い大人たちが増えてきた。そんな中スタッフの中では今年の事務局は本当に良くやってくれて有り難いの一言。褒めると図に乗るが、毎日、調整に明け暮れ土日は汗だくで頑張って頂いている。酒癖が悪いが許されるキャラ。今の成績も事務局の力は大きい。そんな頑張ってくれるスタッフの為にも、もう一度美酒を味わいたい。勿体無い4日間ではなく、この良い機会が飛躍に変わることを信じて週末頑張りたい。その前に運動会も力一杯頑張ってほしい。
9月10日・11日

人は成長する動物。子供たちも心身ともに成長する。話は違うが人間ドッグに行った。この年になって体の成長は必要ないが、体重とウエストが毎年成長する。8年前より18kg体重アップ。ヤバイ。進行形。その日からダイエット決意。必ず痩せてみせる。野球に戻り、土曜日は試合前に昨年までプロ野球で活躍をされた方の講演が小牧市であり、学童を集めて欲しいという依頼があったので、Bチーム、Cチームで参加。写真撮りなどもあり待たされたが控え室に挨拶に行った。大きな体に最年長記録をたくさん持つレジェンド。しかし、愛想は悪いし、芸能人気取りにがっかりした。テレビなどでは謙虚だがあまりのギャップに驚きと私と同じ誕生日でもあるのでファンだったが残念な一面を見てしまった。その後は試合会場に向かう。1ヶ月半前に惨敗した相手。その時は、負ける要素がないと思った程、相手が強く感じた。今回も対戦できるチャンス。どれだけ1ヶ月半で成長したか?スキルでなくても考える力やチーム力。先発投手は彼方。喜怒哀楽を表に出すタイプではなく、立ち上がりさえ制球が定まれば試合を作れる5年生。低め低めを丁寧に投げた。打線はノーアウトのランナーを出すも送りバントが2度も失敗。毎年、打てなくてもバントだけは上手いと言われた自軍だけに犠牲バントが出来ないと試合にならない。簡単に単独スチール出来るほどの相手ではない。ましてや6年生が少ないので足の速さや経験もない。四球や安打は出るものの、犠牲になる精神がなく無得点。しかし前回11失点した相手に守備は3塁を踏ませなかった。強い相手に互角以上の戦いが出来たのはアッパレと言いたいが、攻撃面でやれることが出来なかったことが最大の反省。結果抽選負け。犠牲バントが出来ないチームは負ける。試合後、真っ暗になるまでバント練習をした。

日曜日、私ももうすぐ丸12年になり、1000試合以上、コーチや監督などをやって試合を見てきたが、これほど情けない試合はなかった。結果は1対2で惜敗のように思えるが、ノーアウト1塁2塁の当然のバントも小飛球で失敗。最終回のノーアウト2塁も小飛球。変化球でも待っているかのように失敗を繰り返す。ミスは当然ある。その為に練習する。しかし成功しない限り喜びもない。守備ではスクイズを外してもランダウンプレーも出来ない。当然、失点につながる。打てなくても致し方ない。点が取れなくても諦めがつくのは、せめて出来る事だけはやって負けたかった。走塁も攻めることなく、逆戻りする見たくもないプレー。走塁だけは塁に出なければならない。出塁率の低い選手は走塁ミスも当然少ない確率。しかし攻めの走塁だけは忘れてほしくなかった。この日も真っ暗になるまで練習。練習前には、やる気がない者を帰そうと思った。まだまだ強くなりたい。どうせやるなら成功したり勝って喜びたい。罵られても食らいつく精神力は成長した。収穫のある練習になったのはせめてもの救い。しかし試合で負けてもいい。ミスして悔しいと思う気持ち。ミスしたら取り返そうとする気持ちを出して欲しい。ミスだらけの試合になったが相当なヒントをつかんだので次週につなげたい。つまずいた時は、そのつまずいた痛みを忘れては成長はない。2日間、真っ暗になるまで練習したことは必ずこの先実ると信じる。
9月3日・4日

プラン

土曜日、目覚ましをかけ忘れ遅刻。野球に対する熱意が薄れてきたのか5年くらいまでは土日が楽しみでたまらなかったが今では・・・・。しかし試合になると熱くなってしまう。土曜日はAチーム試合同行が出来なかった。そこで私のプランも狂った。朝9時スタートなので恐らく普段通りの野球をやれば勝てると思った。接戦になっていたが、スコアを見て驚いた。被安打8。しかも1イニングに6本打たれて3失点。攻撃は4安打4得点。これは監督も想定内だろう。勿論、四死球の多い投手相手だと絞れないので安打も減る。なんという試合なのか・・・・見たかったが見なくて良かったかもしれない。安打数が多い方が試合に勝てるとは限らない試合だった。試合後、話を聞いても1球にかける想いがなかったと言っていた即修正練習。

日曜日、Bチーム新人戦。初めてのトーナメント。初回から猛攻撃。晃大の左中間へタイムリースリーベースを始め善勇のツーベースから相手投手が制球を乱し6得点。結構速球派だったのでタイミングがあったのだろう。攻撃はいつも点を取るためにイニングの先頭打者から5人までを考えて策を練る。一人ランナーが出ればもう一人分足す。アウトを取られたら一人引く。それが私のイニング攻撃プラン。1点ずつ取るために考えるが、先に大量失点をするとランナーを溜めるしかない状況は辛い。この試合うちの投手陣、守備なら6点あれば思ったが、その裏、先発投手彼方が大暴れ。制球には自信があるがアウトコースに審判の手が上がらない。1アウトは取れたものの、ベースカバーをやらない行動や叩きつける投球に、私がキレた。完全に一人でやっている。私の大嫌いな野球。周りには沢山の子供が守ってくれているのに。異例の初回交代。1アウト3塁。3ボールから交代。3点返されたらドロドロの試合になってしまう。そこから晃大が二人を抑えて最少失点で切り抜けた。私は試合途中でも先発投手彼方に言った。皆が声をかけてくれている。皆が踏ん張れと言ってくれているのに一人でキレている。煽てたり、褒めるとイキイキとプレーするが、それでは成長しない。投手でダメなら攻撃で取り返すように言い聞かせた。その通り、しっかりとエンドランなど結果を出してくれた。試合は5安打9得点。失点は被安打8で失点4。4イニングで4失点は大反省。生命線のアウトコースでストライクが取れず。捕手までもが我慢出来ず真ん中に投げ続けた。制球の良い投手なだけに相手も絞りやすいと感じた。しかし、しっかりとチャンスで点が取れたのは褒めるべき点。今週末は投手彼方で再度勝負する。まずは、後ろで守ってくれる仲間のために投げて欲しい。2試合のスコアを見て痛感した。点をとった後の先頭打者を抑える。失点の後の攻撃は3人で終わらない。野球の鉄則ではあるが簡単ではない。どんなピンチでもチャンスに変えれる力をもて欲しい。

計画的にという言葉でお馴染みなのは、無人でお金が借りられる、いわゆるサラ金のCM。私はいつもあのCMに腹が立つ。アイドルや芸人が出ていかにも簡単にお金を借りろと言っているようなもの。ご利用は計画的にというフレーズをアイドル達がさわやかに言っている。しかし、うちの監督も私と同じ考えで計画的に考えたら借りない。私なら計画的に働く。人生で一度も借りたことがないので分からないが、誰もおらず契約書などもないのに簡単に借りられるシステムが良くないと個人的に思う。計画的に働いたほうが楽なような気がするが・・・・しかも恐らく借りるのは無人でも返済出来なければ多数の人に返済を求められるのだろう。学童野球も1年間というスパンでプランを立てて卒団式を迎える。試合も投手起用など、上手くいかなくてもプランはある。私のプランでは必ず6年生が足並みを揃え満足して卒団してくれるプランなのでこれだけは狂わないで欲しい。
8月27日・28日

守るべきもの

朝晩、多少涼しくなってきたものの昼は暑い。しかし我がチームは体力だけは自信がある。この時期を乗り切るために冬場走り込む。8月最終週。夏の終わりに守らなければならないものがあった。

土曜日はデポ杯2回戦。近隣のチームだが遠征。ナガイ杯の抽選会などがあり観戦出来なかったが今の雰囲気なら大丈夫だと思った。結果だけ聞いたが完封勝利。私は常に失点にこだわる。どれだけ打線が良くても、ミスや四球で失点ばかりだったら策もない。終盤4点以上差があれば塁をためる為に打つか四球しかない。しかし、どんな相手でも無失点か最少失点なら、策はある。特に今年度は6年生も多くなく、足の速さやパワーがないため守備にこだわった。恐らくこの日も、正確な守備で完封したと思った。

日曜日。小牧市市民大会決勝。昨年に続き紫紺の優勝旗を守らなければならない。その優勝旗を会場に持ってくることを忘れて大慌てだったがV2をかけて試合が始まる。今年は小牧市でも強豪と言われるチームが出られない状況なので横一戦。毎年、その強豪チーム勝って優勝を目指したが今年はどこが勝つか分からない。練習量と一戦にかける気持ちのみ。対戦相手は県学童大会と同じ相手。少しのくせ球とタイムングを外す投球のリズムを崩したい。それには、まずは守備でリズムをつかむこと。先発投手は晃大。私はいつものごとく晃大のリストバンドを握り締めて一緒に戦う。晃大と対戦する相手は「なぜ打てないのだろ」と思うだろう。この日は得意の緩急も使えず調子が悪かったが立ちがりを3人で抑える。その裏、いきなり伶真三塁打。ノーアウト。先制点が・・・・非常にまずい攻撃で無得点。当然流れも相手に行くと思ったが、先頭のセンター前を一塁でアウトにした。センターゴロ。琳大朗が打撃でなく守備でチームを救った。この日は攻撃のリズムが悪い。バントが決まらない。しかし3回、1アウトから4年生桜埜の2塁打。その後もバントが決まらなかったが、相手のミスから大きな2点。4回表、点を取ったばかりなので先頭をアウトにしたかったが甘くなった投球を痛打される。ノーアウト1塁。必ず走ると思ったが、晃大が早めに追い込んだ。ランエンドヒットを見事に三振ゲッツー。これがすべてだったかもしれない。次の1点は5回。バントを2度失敗した創太。ひとふりで1点。相手の中継位置を見て突っ込ませた。6回も善勇、弘清などの連打で2点追加。途中、エラーもあったが皆で守りきった。最終回も最後は主将伶真の横っ飛びのファインプレーでゲームセット。試合前から伶真が声で引っ張る。ここに来て本当に主将らしくなっている。5対0。皆で守って得点を積み重ねた結果、前回より差が開いた。3度目のファイナル。3度とも完封というのはお見事。しかし、上の大会ではレベルが違う。チャレンジャーとして全尾張大会に挑みたい。

試合後はやはり何度経験しても良い儀式。子供たちも喜びよりも充実感と達成感があった。子供達を優勝に導いたスタッフも充実感があっただろう。決勝になると不思議と集まるOBや父兄。子供たちを後押しする応援をして頂いた。私には守るべきものがある。家族を守る。チームを守る。会社を守る。仲間を守る。守りきれるからこそ攻めることも出来る。今年のチームも当然、守りから入ったチーム。攻撃したいなら、まずは守りきれ。と言う私の自論を守ってくれる。守るとは、ミスした子を守ってあげる。困っている子がいたら自分の出来る範囲で守ってあげる。仲間を守ってあげようとする気持ちが本当の守備だと私は思う。そんな仲間思いのチームであってほしい。
8月20日・21日

夏休みも終わりに近づき秋の足音と言いたいが猛暑が続く。オリンピックがメインで毎年楽しみな甲子園も知らぬ間に終わっていた。学童野球も6年生は半分以上が経過。昨年から伸びしろが問われる時期。技術も大事だがメンタルが成長する時期。土曜日は市民大会。地域在住のみが参加できる大会。対戦相手は春先は大勝したが前回大敗したチーム。しかし前回の敗因はしっかりと分かっている。すべて捕手が鍵を握っている。先発投手は5年生しかいないが、前回のリベンジで晃大が先発投手。立ち上がり練習通り。昨年より相手チームはパワーがついている。もっと緩急をつけたかったが悪いなりに丁寧に投げてくれた。打線はまともな安打はない。しかし相手のミスを見逃さず得点を重ねた。準決勝は結果が一番大事。何故なら勝てばファイナル。何はともあれ決勝に進めたことが良かった。

日曜日は県大会。市内から出ると勝負にならないほどのレベルの差を感じる。この日の相手も昨年から強いと言われているチーム。先発投手は彼方。打たれながらも踏ん張ってくれた。打線はこの日はよく安打が出た。卓也に晃大。5年生だが少しだけ背筋を変えただけで比較的良い打球が飛び出した。逆転したものの、最終回には初めてセカンドを守った創太のミスからサヨナラ負け。創太は5年生ながら投手に捕手。そして外野まで守れる選手。責めることは出来ない。しかし、それまでの攻撃で送りバント失敗など、きっちりとした事が出来なかった事が悔しい。結果は負けたが今後、期待できる試合になった。

2試合を通じて、勝っても負けても淡々と試合をしている印象だった。1試合を大事にしているように見えないため練習方法を試合後変えた。打てなくても全力で1塁まで走ることは出来る。エラーをしても攻守交替は全力でできる。試合を重ねると経験は積めるが大事なことを忘れてしまう。1試合を大事にして1打席を大事にしない限りは成長はしない。今週末にはファイナルもある。感動できる試合にするためにも全力で戦ってほしい。
8月13日・14日

咲き誇る大和なでしこ

お盆休みも終わりオリンピックも終盤。出張先でも時間があればオリンピックを見た。レスリング女子やバトミントンダブルス、シンクロ。ルールさえ分からない私でも最後まで諦めない姿は見入ってしまう。バトミントンでは2点取られらた終わる場面で5点連続ポイントで金メダル。レスリング女子でも残り数秒の逆転劇。恐るべし精神力と粘り強さ。シンクロは潜るだけでも大変なのにエラ呼吸でもしているかのように長い時間息もせずに演技をしている。すべての競技のアスリートは死に物狂いの練習に相当なメンタルの強さ。そして個人競技でも団になって戦っている印象。メダリストのコメントは「感謝」「支え」という言葉が並ぶ。一人ではなし得ることのできないスポーツの世界。人生をかけたオリンピックと言っても過言ではない。世界を相手に咲き誇る大和魂。生きていく上で本当に勇気をもらえる。スポーツは感動があると改めて痛感した。

学童野球に戻り13日、14日は異例の試合。一昔は盆も正月もなかったが現代は多少違う。14日は、イチロー杯4回戦。Bチーム時代に対戦させて頂いた強豪チーム。やはり学年は関係ないとはいえ力の差は歴然。それ以上に伸びしろが違った。収穫も何もない試合。せめて少ない6年生が食らいつくて奮起をしてほしかった。すべての相手に対して接戦にしなければ勝てない自軍。守備で我慢してワンチャンスでも生かす野球をして欲しい。楽しい野球とはやはり最後は勝つこと。負けて楽しいことはない。オリンピックとは違い1年にいくつもの大会がある。1つ1つを大切に戦うために練習して欲しい。
8月6日・7日・11日

礼儀があってこそのスポーツ

8月に入り猛暑が続く。スポーツでは甲子園にオリンピック。甲子園が陰に隠れるほど連日オリンピック一色になっている。私も、まったく興味のないスポーツでも日の丸を背負って戦っているアスリートを応援してしまう。体操でも逆上がりがやっとの私でも魅了されるほどのパフォーマンスと精神力。体操は相手がいない。自分との戦い。壮絶な練習とメンタルの強さ。卓球も温泉宿で私がやるピンポンとは天と地。神業に見える。しかし、私がいつも思うことは、勝っても負けても礼儀正しいアスリートは尊敬する。相手に敬意を表し労う場面を見ると感動してしまう。それを見習い再度、礼儀を子供たちに徹底的に伝えようと思った。

6日・7日はキャンプ。野球から離れ川遊びにバーベキュウー、花火まで本当に子供たちも楽しんだ。怪我や事故もなく盛大に終われた事はご父兄のお陰です。11日はBチーム初めてのダブルヘッダー。猛暑の中、2試合できたのは大きな経験。1試合目は初回から打線爆発。相手のミスもあったが4年生桜埜の本塁打など初回10得点。しかし先発投手晃大が制球に苦しんだ。2ボールからでも簡単にストライクが取れる投手だがこの日は違った。経験だけで乗り切った印象。この日はベンチワークも練習した。来年、ベンチで共に戦わなければならないスタッフも経験。子供たちは必死に頑張っている。今まではオブザーバーだったがベンチに入れば別。子供以上に必死に戦ってこそコーチとしての信頼を得る。観戦して解説ばかりしているのではなく実際のベンチ内に入って戦うとわかる。その新スタッフのアドバイスもあり試合は1失点で終わった。2試合目は1時間空いて試合開始。投手は変われるが、捕手は大変。私が現役でそうだった。真夏の18イニングはクタクタになった記憶がある。対戦して頂いたのは昨年の最終戦で記憶に残る試合をしていただいた相手。私は主審をやったので自軍の印象はないが、先発投手、彼方の制球が良かった。あとは冬のトレーニング効果なのか体力がついてきている。恐らく来年には必ず力をつけてくる相手チーム。また良い試合をしたい。結果、2試合で1失点は守備中心の練習と冬からあ段階を踏んで練習した証。試合後は、挨拶と返事の練習のみ。社会に出ても挨拶が出来なければ通用しない。まずはそこから徹底したい。

11日は今年から山の日になった。私の産まれた日でもある。毎年、キャンプでもお祝いして頂き本当に感謝するばかり。私の申し子たちからメールや自宅までお祝いに来てくれる。申し子たちには必ず倍返しする。この年になって自分の誕生等どうでも良いが、本当に幸せ者だと痛感。そしてここ近年特に思う。産んでくれた親にもなかなか伝えられないが感謝したい。
7月30日・31日

土曜日、日曜日は仕事のイレギュラーにより両日午後から参戦。土曜日は大会も入らずに終日練習。特にバッテリー練習をした。速い球を投げられる投手はいないので、とにかくバッテリーで考える投球。そして6月からバッティング練習も取り入れた。フリーで打つことよりケースバッティング。不思議と食らいついたほうが良い結果になっている。いよいよ夏本番。1年間の折り返しは過ぎた。もう一度、声と元気だけはどこにも負けないで欲しい。

日曜日、午後からデポ杯。毎年は対戦しないが犬山大会などでは対戦した記憶のある強豪チーム。自軍とは違い各学年、人数が揃っている。予想通り、投手の制球、捕手の肩は良い。この日も2度足を止められた。立ち上がりからピンチの連続。ミスに四球。初回、2回と1アウト2塁・3塁の大ピンチ2回。それをバッテリー練習した通りの投球で打ち取ってくれた。スクイズも警戒しながらだったがピンチに多少強くなった。初回のレフト弘清のダイビングキャッチがこの試合を作った。攻撃は勇杜が3安打するもののチャンスは1度のみ。そのチャンスも相手ベンチによまれて無得点。0対0のままサドンデス。この時も平手監督は攻めた。結果は失敗だったが何もせずに後悔するより攻めたほうがベンチの責任になる。その裏、当然1点取られたら終わり。1アウト2塁3塁。3番打者。スクイズでも終わり。しかし強攻策。練習が実った。5年生晃大。8イニング被安打1のみ。天晴れだった。抽選へ。自信があった。昔から抽選だけは強い。しかもこの試合は攻めた。監督も声が出ていたので勝ちたい。ただそれだけ。結果、女神が微笑んだ。勝因は初回の弘清のプレー。そして元気。強いチームにゲームでは引き分けだが勝負では勝てたことは自信になる。来週はキャンプ。野球から離れ楽しんでほしい。

現代社会、20年前と思えば相当便利な社会になった。携帯電話は持っていない人が珍しく、パソコンは一家に最低1台はあるだろう。車にはナビ、地図を見ることもなくなった。モノが有り余る時代。不住する事も少なくなった反面、ストレス社会にもなった。ストレスとはボールで例えるなら、上から押し潰され楕円の状態になって、何とか丸く戻ろうとする心。私はストレスはないと思っていても知らぬ間に・・・・・・・。自分の弱音は言いたくないが自分では気がついている病・・・・・・。前向きに考えるのみ。とにかく健康第一。
7月23日・24日

我が身をつねって人の痛さを知れ

ここ最近、ポケモンGOという携帯アプリゲームが流行っている。私も子供が小さい頃は、ゲームボーイで一緒に遊んだ記憶がある。しかし携帯を持ち歩きながらというのは危険がたくさんある。実際にゲームでなくても携帯を見ながら歩き、ぶつかる事は多々ある。名古屋駅付近では何度か腹が立つ出来事もあった。その人達は、それを正当化しようとする不思議な現象。逆にぶつかって来られたら等、考えないのだろ。便利な世の中になる反面、危険な世の中にもなっているのは事実。さて、土曜日はイチロー杯3回戦。先週のファイティングポーズをとらない試合に腹が立っていたのでベンチにいれさせてもらった。相手は強いチームと聞いていた。非常に団結力のある印象。初回からピンチを迎えたが無失点に抑えた先週の反省を生かして、投手晃大を初回から緩急。2回表、先頭の伶真がツーベース。1アウト3塁になっても極端な前進守備をしない。ならば小技で十分。2点先制。追加点もうちに来た。相手打線も強力だったと思うが、晃大が打たせてアウトを積み重ねた。初めての対戦なので分からないが、恐らく足の速い選手を塁に出さなかったのが勝因ではないかと思う。この日は満塁からタイムリー2本。創太、桜埜とつないでくれた。結果4対1。次につながった。

日曜日は市民大会。絶対に勝ちたい大会。この大会は小牧市在住の子供たちしか出場出来ないが自軍は全団員小牧市。相手は今年2回目の対戦になる。この日もバッテリーの配球と声をテーマにした。まだまだベンチが大人しい。試合は相手ミスもあり8得点。失点はなし。本来どっしりと構えて観戦したい私でも一緒になって戦ってしまう。6年生が活躍してくれたのが嬉しい。市民大会2回戦は盆明け。最高のモチベーションにしたい。この日の夜は毎年恒例になったナイター。対戦相手は昨年、6年生がおらず対戦出来なかったが、今年は親善試合をやって頂いた。6年生は全員ベンチスタート。5年生以下の応援に。普段、ベンチから応援してくれる後輩たちのために声を出す。いつも試合に出ている子供たちは、ベンチで応援してくれる選手の気持ちを忘れる時がある。自分がその立場に立った時、本当の姿が見える。監督とも相談して最後は6年生5名が守備につき、1名でも多く出場することを目的とした。那桜も長いイニング出場できた。この試合は楽しんでくれれば良いので、その点においては良かった。自由に打って良いとお互いの約束だったがロースコアゲームになってしまった。子供たちが思い出になったのも、相手スタッフ、ご父兄。そして自軍のスタッフ、ママさん方のお陰。事前準備や片付けなどして頂き感謝します。この場で御礼申し上げます。ありがとうございました。

この日、たくさんのOB来てくれた。昼には平成22年度で高校野球最後の夏を終えた2名が昼とナイターに来てくれた。二人共高校は違うが揃って来てくれた。「最後までやり通しました」という言葉。二人は県立で、背番号をもらっていない子。また試合に出られなかった子。レギュラーではなかったようだが、そんな事はどうでもいい。しかし本人達は、悔しさは残っていた。その親御さんも来てくれたが最後の試合は観戦していないと聞いた。先週の日記でも書いたように、どんどん華やかになっていく高校野球。父兄との一体型に入りきれない父兄もいる現実。周りが騒げば騒ぐほどベンチに入れなかった子供や試合に出られなかった子供を知らぬ間に傷をつけている場合もある。「我が身をつねって人の痛さを知れ」。もし我が子がベンチに入っていなかったら同じ行動が出来ただろうか?学童野球も同じ。私が子供たちに言うことは、ファールボールを拾ってくれる子の気持ち。バット引きをしてくれる子の気持ち。その気持ちを知らなければ人からの信頼はない。最後の大会で試合に出られなかったOBの子も社会人で中心的存在になってほしい。
7月16日・17日・18日

降りるのも良し

三連休が明け子供たちは夏休みに突入。土曜日は、Bチームの試合が予定されていたが延期になり練習日になった。ここまではチームとして予想以上に戦っている。しかし、小牧市は私が見た中では少子化の波には逆らえず春先までは横一戦だった。とにかく、今は守備練習。6月に入り打撃練習も入れたが、やはり普段の努力が足りないのか鈍いスイングが目立った。夏以降は打たなければ勝てない試合が多い。2度の勲章は守り勝ち。夏以降には打って勲章を手にしたい。この日は沢山のOBが来てくれた。中学野球で最後の大会を次に日に控え、メンタル面なのか10日の試合で散々だったOBの投手。投球練習は私が座った。悪いところは予想通りだったので、村田コーチと二人で必死に直した。おだてて気分良く投げさせること100球近く。どんどん球威と制球が良くなる。これで次の日の試合は大丈夫と暗示をかけた。日曜日、学童の大会はあったものの、私はOBのいる高校野球と中学野球を観戦。中学野球は失礼ながら教師が采配をとるため7四球と2安打、更に相手ミスも2つで得点は1。制球が悪い相手を助ける攻撃だったが準決勝は辛勝。決勝は、高校野球観戦のため観れなかったが、投げ込みに来てくれたOBの子が延長8回まで完封。9回にサヨナラ負けをしたようだがアッパレ。2位までは次に進めるらしい。高校野球はOBの子がいるチームが2回戦突破。タイムリーも打っていたが、当てるだけのバッティングが気になった。次の試合では振り切ってくれるだろ。しかし高校野球も私たちの時代と違い、プロ野球観戦のように父兄も何もかも鮮やかになっている。私が時代遅れなのか、選手、親が一体となり戦っている。試合中ですら水も飲めない私たちの時代から本当に華やかになっている。選手たちも、パワーと華麗に魅せるプレーは進化している。しかし何かが足りない。礼儀正しさや、貪欲さは退化しているような気がする。退化しなければ進化するものもないので致し方ないのかもしれない。OBの子供たちは、まだ終わらない夏を精一杯戦ってほしい。観戦後、学校に帰り、大会のスコアを見た。前回大敗している相手に5年生バッテリーがミス絡みの4失点に抑えたが結果は負け。この試合は監督からもメンバーを変える相談があったが、まずはやってみれば変化があるかもしればいと思い賛成。今の自軍には精一杯だっただろう。

三連休最終日。一度負けた大会にも関わらず敗者復活戦があった。負けたのに同じ大会で試合はあまり好きではない。私は訳あって主審をやった。違う角度から見れた。正直、このチームが県学童でもよく優勝したと思うほど、相手との差があった。主審は試合の流れがわかる。先制されるのは致し方ない。しかし3回に同じ打順から始まるのに気が付いていないのか、同じ繰り返しの投球。これはベンチワークが悪い。私はベンチ内でなく平等に試合を見たとき自軍の力がわかる。もともと相手は昨年から2年越しのチーム作り。負けて知ることもある。

これで泥沼の3連敗。私は毎年経験していた。弱いチームを強くしようと毎週努力しても順調にはいかない。監督も悩んでいると思う。そんな時は、一段下がって、もう一度初心に戻る。一段下がったら二段登ればいい。子供達に想いが伝わっていないなら伝わるまでやり続ける。そこまでやれば必ず卒団しても相当気になる存在になる。野球は人生と同じ。犠牲の精神。泥沼でもがき苦しんだ後は登るしかない。もう一度、どんな大会でもいいから頂上からの景色を見たい。
7月9日・10日

驚き

まずは、わたくし事ですが、3年ぶりくらいに仕入先とゴルフをした。30歳代前半まではゴルフが仕事のようなものだったが、ここ10年くらいで5回目くらい。土曜日の夜に平手監督にインドアに付き合ってもらった。平日、暑い中ラウンドしたが、まずは打ったボールが見えない。視力が相当落ちている事に驚き。打つ時も、腹回りの肉が邪魔になっている。飛距離も2番手は落ちている。更には25年前には、相当高いクラブを買って、そのまま使っているが、すごく進化したクラブに変わっている。パー3でもアイアンを使っていない人がいたのは驚き。スコアは言いたくないが、目標は体重くらいだった。しかし結果は少し軽めのお相撲さんの体重くらいだった。更に驚いたのは、最終ホールは疲れて無言。9月もあるので、まずは練習よりダイエットから始めたい。

話は野球に戻り、土曜日は雨で大会延期。A・B混合チームには調整も厳しい。森事務局も四苦八苦しながら調整してくれている。ミーティングでは色々と話し合ったが、やはり聞くのが苦手な子はミスが多いかもしれない。それは社会人になっても同じ。2時間半ほどだったが有意義なミーティングだった。

日曜日は、Bチームのリーグ戦。私はOBが最後の夏を迎えるので観戦。平成22年度組が高校3年生。残念ながら土曜日雨天のため日曜日から延期になった。平成25年度組が中学3年生なので中学野球を観戦。非常に目立った活躍をしてくれていたので私も嬉しかった。しかしながら、中学の軟式野球はなかなか打てないので私たちの時代はロースコア。1対0。2対1が普通だが打高投低なのかハイスコアが目立つ。2試合4チーム観たが、打つことばかりに集中して、守備は投手の制球がひどかった。これが野球なのか??と思うほど守備が悪かったが、OBの子供たちは、揉まれているだけに上手に見えた。途中から逆面で試合しているOBの子を応援。正直、一人で頑張っている印象だった。本当に驚いたのは、チェンジで守備からベンチに戻る時、ベンチに戻らず観戦しているパパ、ママの所に行ってお茶をもらっている。現実か!?驚きを通り越した。相変わらず、中学でも父兄が多い。2試合で4チームとも、なんだ学校公開日。時代は変わった。私の時代はボーイズ等少なく、中学の部活だけでも1学年20名はいたのでボーイズなど賛成出来なかったが、何となく考え方も変わる1日だった。最後の大会にすべてを懸けるという観点では、恐らく指導者がモチベーションを上げていない印象。しかし、OBの子供たちだけは、ひいき目なのか、すごく生き生きとして頑張っていた。それだけが救い。私の願いは、その場その場で精一杯頑張る。与えられた環境で必死になってくれればそれだけで観ていても楽しい。また週末観戦したい。その後Bチームの試合へ。強い相手と聞いていたので、ボロボロではないか心配していたが、行った時には8対0勝っていた。創太グランドスラムも飛び出したようで点差が開いていた。その後も山本コーチの流れを変えない策で追加点。相手もBチームの試合なので点差に関係なく、盗塁などやってきたが、捕手創太が2度足を止めてくれた。先発投手彼方もBチームでは安定した制球。相手の左腕は制球を乱していたが恐らく来年は更に成長してくると予想。この試合は、13名の選手が出場出来た。反省点は全力疾走しないこと。守備では正確な送球。走塁は全力。打撃は芯を捉えることを更に練習したい。

試合後、気が緩んだ6年生を見たので久々にノック。私の1年目から4年目は地獄のノック。それを思うとまだマシだが、元気のない者、集中していない者には遠慮しない。音が出るほど引き締めた。6年生も本番はこれから。今週末は3連休。大会は2つ。2連勝を目指す。
7月2日・3日

海外出張があり更新が遅れた。台湾の暑さは異常。同じ気温でも湿度が違う。中国も台湾も飛行機で2時間半ほどで着く場所だが言葉も文化も食べ物も違うのが不思議。ただ、人と人とのつながりは言葉が違っていてもつながる。仕事とはいえ色々な国が見れるのは幸せかもしれない。2日はイチロー杯。2回戦からのスタート。記憶に残らない試合だが、記憶に残っているのはノーヒットで2得点。アウトコース中心の投手に見逃し、空振りの三振が多く、更にアウトコースを投げさすためにバッターボックスを工夫した。塁にさえ出られればと思っていた。先頭が四球で出たイニングを得点に出来た。省エネピッチングの晃大。最終回ピンチもあったが逃げ切ってくれた。日曜日はJA杯。対戦相手は毎年対戦する相手で総監督さんからも仲良くしていただいている。6年生の人数もほぼ同じ。しかし、守備中心ではあるが中心打者がしっかり振れるチーム。初回、ありえないミス2連発で2失点。何とかノーヒットで2点返すも、晃大が2イニングで連続で先頭を四球に出してしまう。やはり2回目は許してくれない。先頭の与四球は失点になりやすい。試合の勝ち負けより、5年生投手を放ったらかしにしていたメンバーに腹が立った。未だに自分の事で精一杯の6年生。相手との差は6年生の自覚。タイムをとって声をかけてやる勇気もない。1試合に2回はタイムがとれる。崩れ出すと止まらない。止めるのが技術ではなく、止めようとする勇気と積極性。相手が強いのは百も承知。何度も言うが強い相手と戦う時の方がやりやすい。立ち向かう気持ちを持つ。相当な課題を残したが、まだ間に合う。5名の6年生が奮起するまで練習。勝ち残っている大会があるだけでも幸せ。どこの対戦相手も自軍より強い。負けたくないものは、「団」と「元気」。それだけでも勝ちたい。

いよいよ、高校野球の予選や中学生の最後の大会が始まる。平成22年度が高校3年生。25年度が中学3年生。出来る限り応援に行きたい。思い残すことがないように頑張ってほしい。
6月25日・26日

土曜日は大会が雨天中止。雨の中練習をした。同じ練習でも考え方を変えれば色々な事が出来る。恵みの雨になったかもしれない。練習では守備ばかりの練習から打撃も増やしている。多少素振りをしてきていると感じる子も出てきた。日曜日は、1週前に5年生のリーグを戦った相手とAチームの親善試合をした。ほとんど5年生以下の先発メンバーだが、この日は目的があった。6年生の琳大朗を投げさすこと。ストライクを取るのに精一杯な左腕なので四球から崩れることが予想。彼方がパーフェクトピッチングだっただけに変えにくかったが、やはり投げさせたかった。1つ四球は出してしまったが無失点に抑えてくれた。秋には大会で6年生バッテリーを見てみたい。また、午後は相手チームと6年生が合同練習をしていただいた。毎年親交を深めて頂いて感謝するばかりです。午後はフレッシュリーグ。5年生以下にとってはダブルヘッダー。先発投手は晃大。Bチームで先発するのは2度目。高めで多少苦しんだが、しっかり緩急をつけてミスによる1失点で抑えてくれた。先制は初回、創太のタイムリー。Bチーム率いる山本コーチの采配も光った。計3点。ピンチはあるものの、早めに仕掛ける相手の盗塁を捕手創太がドンピシャ。三塁牽制を含め3度の走塁死で流れをつかんだ。決して強いわけではないが、誰が投げても失点が少なくなったBチーム。真価が問われるのは新人戦。まずは、もっと元気よくプレーすることが大事。

ここ最近、本当に争うことが嫌になる時が多い。試合の勝負にこだわった私も何故だかトーンダウン。仕事でも社員のために。学童野球でも子供のためと言い続けてきた365日。常に何かと戦っていると勘違いしているのかもしれない。こんな気分になるのは初めてだが、もう一度自分自身が成長できるように奮い立ちたい。
6月19日・20日

今足りないもの

土曜日は久々のBチームでの試合。A・B混合チームなので5年生は忙しい。リーグ戦で対戦して頂いたのは、5年ほど前から本当に親交を深めて頂いているチーム。試合はAチームに出ている子供が多いため守備が安定していた。Aチームでは出場機会の少ない宋稔の打撃が印象的だった。相手投手も必死に投げミスさえなければ接戦になっていたと思う。日曜日は今年で2回目の参加になる大会。昨年は知らぬ間に3位になっていた。対戦相手は近隣ながら初めて対戦する相手。とにかくよく打つ。厳しい練習に耐えた子供たちなのだろう。2得点はせめてもの救いだった。土曜日と日曜日を比較しても6年生の存在感が薄い。本当の実力はこの試合だったかもしれない。収穫は力の差で大敗したこと。試合後、雨の中、強くなりたいという気持ちから遅くまで練習した。素振りのやり方から始まり、数名の6年生が中心になれるような練習方法にした。足りないものは自主性。6年生もシーズン約半分が過ぎようとしている。弱くてもいい。強くなろうとする気持ちがあれば、それが自主性とチーム力に変わる。やはり、この暑い夏を乗り切った頃には6年生中心のチームにしたい。
6月11日・12日

強いものが勝つとは限らない・・・・・涙が笑顔に変わった日

梅雨に入りはしたが週末は天候に恵まれた。土曜日何故だか調整が上手くいかずに先週違う大会で惨敗した相手と戦うことになった。弱くても先週のような惨敗はしたくない。先週は観ていないが恐らく相当スキルとパワーがある相手と予想。午前中の練習では対策などない。しかしボールに食らいつく事は出来る。守備でもエンドランでも執念深い練習をしたいが、4年生の桜埜をあえて犠牲にした。すぐ諦める守備に試合前にやらないノック。喜怒哀楽が出来きた4年生。試合に連れて行かない事を告げると何度も何度も泣いた。試合に行く寸前まで食らいつくノックをした。試合開始前に私は会場に着き相手を初めて見た。自軍先発投手は経験は少ないが先週も投げた創太。打ちごろの球だが何とか来年までには育てたい。相手投手は先週も投げた投手らしく、ちぎっては投げるタイプなのでリズムに乗ると手も足も出ない。1回の守備からピンチ。やはり良いバッターが多い。それに足がある。このチーム負けた事があるのかと思うほど個のレベルが高い。しかし2回に気がついた。強肩の捕手にすべて足を止められそうになったがスチールも内野手がついていけない場面や、ピックオフプレーなど叩き込まれている。ならば制球に苦しむ投手を助けてはならない。3塁で走塁死でこの回も無得点の予感があったが2アウト満塁。打者は2打者4年生桜埜。昼過ぎまで泣いていた桜埜が快心の2点エンタイトルツーベース。2塁ベース上で笑顔を見せていた。出来ることなら2塁ベースまで行って抱きしめたかった。その後は四死球で得点を重ねる。投手心理は難しい。落ち着け!打たせろ!真ん中投げろ!と言われても投げられるものなら投げたい。打たせられるものなら打たせたいと思っている。1安打6得点。しかし、その裏不安定な創太がつかまる。2点返されストライクが入らない状況で晃大にスイッチ。2球で抑えてくれた。既に50分経過していた。3回から足を使いたかったがやはり、2回途中から投げた投手のパワーボールには自軍ではついていけない。私はこの日、どうしても行かなければならない用事があり残り24分で戻った。結果は気になるが1球速報が父兄からメールで来る。4イニングで終わるならなら勝てる。しかし、4イニングで終わるには自軍が点を取るか、相手が点をとらないと24分経過しない。その後、ミスでの1失点は反省材料だが、4回裏も大きなツーラン本塁打を打たれたと聞いた。これが良かったのかもしれない。結果6対5。私が観ている時のポイントは互いに2回の攻防中に投手交代をした場面。満塁時の交代と2塁3塁の交代。素晴らしい選手が多く羨ましいが決して強いチームが100%勝つとは限らない事を改めて痛感した。2週連続で対戦するのは珍しいがこの様な試合も珍しい。強いチームに勝てただけでもお見事でした。

日曜日、県学童大会決勝。現在小牧市は横一戦と言われている。チーム数も減る中、私が12年学童野球に携わって決勝で対戦するのは初めて。この日も午前中の練習で捕手の勇杜が泣いていた。前日走られまくって盗塁阻止の練習を重ねても上手くいかない。逆に5年生捕手の方が上手く出来る。不器用で気が小さい子だが、何とか捕手でと平手監督も言い続けている。勇杜を呼んで二人で話した。チームメイトとは言え5年生に活躍されるのが悔しい。私は勇杜に言った。今日は勇杜で勝つ。ある意味暗示だった。プレーボール。気をつける点は、まずは元気。そして2試合目なので相手の策にも気をつける。1回表の守備。この試合も四球を出さないこと。晃大が投じた初球を簡単に捕手飛球。これが晃大を楽にしてくれた。無得点に抑えその裏の攻撃、3番創太が歩き、盗塁。更に監督が練習に練習を重ねたエンドラン。4番勇杜。先制タイムリー。絵に書いたような得点だった。2回の表、ノーアウト1塁。3球以内に必ず走る相手なので警戒していた場面でしっかり盗塁阻止。勇杜お見事。しかし、2回からチャンスを何回も作るが転がすことが出来ずビッグチャンスが出来ない。1アウト3塁まで潰してしまう。相手投手も、スローボールなのか、くせ球で何度もショートバウンドをストライクと判定され、すぐに追い込まれてしまう場面が多々あった。緩急が見事で1対0のまま終盤。あと1本が出ない自軍。終盤1アウト3塁のピンチ。必ずスクイズが来ると見た。絶対に外すと私も思っていたが、浅いレフト飛球。最終回、自軍は2安打。しかも2つのエラーもあり勝てる試合ではないが、7回まで来た。最後はセカンドライナーでゲームセット。本来、敗者無き試合に見えるがこれは決勝戦。勝つか負けるかでは天と地。歓喜に沸くベンチだが一人取り残された。な、なんと監督。攻撃の準備をしているほど頭が真っ白だったのだろう。勝つといつもうるさい監督が冷静だったので逆に笑えた。試合終了後、スタンドには大勢のOBスタッフ、OB父兄が応援に来てくれていた。終わって初めて気がついた。これがジュニアーズなのか。勝手に来て勝手に帰ったOBパパ、OBママさんありがとうございました。

試合後はいつもの儀式。監督の胴上げ。この日は高く舞った。夜は祝賀会。毎週毎週、森事務局が試合予定や行事などマメに表を作り、毎日のように電話がかかってくるほど苦労しているのに、土曜日の試合を忘れているという大惨事から始まった週末。終わってみれば最善の調整だったかもしれない。祝賀会では子供たちも笑顔いっぱいだった。苦労した分喜びも当然大きい。私自身も久々に笑った。月曜日は筋肉痛になるほど笑った。決勝でのベンチ内。私は気がつかぬ内に何度も椅子やスタッフを蹴飛ばしていたらしい。この場を借りてすみません。ベンチ内は戦争。狭いベンチで私の前をウロウロする太い二人に激怒。子供と一緒に応援歌を歌う姿は、下を向いて笑うしかない。ましてやスコアラーの鞄の紐で転びそうになる私。スコアブックを破ろうかと思った。チャンスを潰すとスコアラーが犠牲に。よく耐えてくれた。そんな話も勝った祝賀会だからこそ笑える。子供たちも森コーチに乗せられて楽しそうだった。絶対にまたやりたいと思った。また新たな旅が始まった日にもなった。
6月4日・5日

土曜日はやはりスタッフが少ない。私はBチームの為にお留守番。Aチームは遠征。今年度見ていないのが2試合目。5日の県学童決勝もあるので土曜日の午後の練習を充実させたい。その為に良い試合をして戻ってきて欲しかったが惨敗だった。数年前ろうきん杯4回戦で対戦して以来2回目の相手さんで相当力のあるチームなのだろう。しかしスコアブックを見ると8四死球を拾っているものの初回の1得点。8安打打つのも難しいが強豪から8四死球奪うのも難しい。この日の先発は彼方。教育リーグで鍛え来年度、投手らしい投手になってほしい5年生だが立ち上がりから四球。強いチームはミスと四球を許してくれなかったのだろう。2番手の創太が2イニングを無失点に抑えたので収穫だが惨敗。力の差もあると思うがどうせなら攻めまくって粉砕してほしかった。問題は負けたあとの練習。弱くても次の日が決勝。子供たちは、私たちが笑えば子供たちも笑う。私たちが厳しく接すれば気も引き締まる。素直な子供達。次の日に向けて無理やりモチベーションを上げた。5日先発予定の晃大も制球が定まらない。相当気を使ったが少ない6年生中心に「勝つ」という気持ち声に出し練習出来た。この日、私はラッキーだった。良い印象しかない。

そんな練習をしたが5日は雨天中止。これも前向きに捉え練習日が増えたと思った。やはり6年生が活躍しないと勝てない。まずはあと1つ。6年生の思い出を増やしてあげたい。自分たちの手で必ず作ってほしい。
5月28日・29日

力がなければ考えた野球をする

土曜日は大会が入らず終日練習。新入団の子供たちも増え少し明るい兆し。昨年は久々に10名いた学年も今年度は4年生から6年生でAチームの試合をしている。各球団も合併しない限り人数は多くならない。肩の強さやパワーなど無いチームではあるが、小牧市の大会は何回も対戦するチャンスがあるため考えた野球をすれば勝てる可能性もある。土曜日は、翌日の県学童2回戦に備え練習した。4月終わりから1ヶ月で3回目の対戦になる。今シーズンは4回目。前回は大敗している。日曜日、めちゃくちゃ朝が早い。8時半スタート。調整が苦労したと聞いていたので相手に合わせるしかない。立ち上がりから動いた。今回は先攻を取る。相手は左腕。昨年を通じて5度目の対戦。いくら力のない打線でも考えたい。四死球は出さないので打つしかない。先頭伶真は非常に相性がいい。練習通り、角度を変えて逆方向にスリーベース。続く2番桜埜。4年生だが一発はある。いきなり、これも角度を変えて右中間にタイムリー。練習通りだった。その後1点追加。その裏の守備、ランナーは出すも盗塁阻止をして完全に流れをつかんだ。2回もランナーを進めて伶真。センターへ。追加点。更には3回、左腕を苦手にしていた琳大朗がセンター前にタイムリー。まさしく練習は嘘つかないと思った。ところが毎回得点していたが4回ノーアウト1塁2塁。4番でも送りたい。しかし飛球。無得点。嫌な予感。その裏はピンチが来る。2失点。しかしミスなどの失点ではない。4回から相手も投手を代えてきた。初めて見る投手。一気に流れを止められた。どこでも守れる選手なのだろう。最終回もピンチはあったもののゲームセット。4対2。久々に1時間半が長かった。送りバント以外、何球目に動くか、まったく動かないかを考えた監督の策だった。三盗塁も捕手が気がつかないタイミングで走ることが出来たのは収穫。しかし晃大の投球は褒めてあげたい。プレート前の板が引いてある相当投げにくいマウンド。それは相手も同じ。全体に高めに浮いていたが自分でも滑ると言っていた。その中で投げきってくれた。イン、外と緩急。良い打線にはストライクを取るだけでは必ず打たれる。お見事だった。恐らく、あと数試合対戦する相手になると思うが良い試合をしたい。次週はファイナル。あとは気持ちだけ。
5月21日・22日

異常に暑い日になった。土曜日の午前中は要注意。暑さに負ける子が必ずいる。この日も例外でなかったが3月、4月の練習の中で走ることで着々と体力がついてきている。土曜日はBチーム教育リーグ。毎年人数の少ない中、AチームもBチームもない自軍ではあるが、今年度の5年生以下は楽しい野球をしてくれる。5年生8名。入団したばかりの子がいるので実質は7名。相手していただいたチームは羨ましいほど毎年人数が多い。嫌でも競争してレベルアップするのではないかと思うほど総人数も多いと聞いた。自軍は5戦目ながらバッテリー中心の守備は着々と成長を見せている。確かに意識の差はあるが現在までは思い描いた通り。この試合も失点に拘りたい。流れをつかむまでは、とにかく塁に出る意識。そして足を使っての攻撃。点差が開けば何でも出来る。この日は打者としての晃大は本塁打を含む3打点。1番打者の4年生桜埜も本塁打を含み2安打。4番には創太がいるので策も組みやすい。終始流れを渡さなかったので11得点。ただし、やはりサインや決め事が守れない子がいたのは大きな反省。守備は立ち上がりから、早く修正したいと思っている制球難。彼方は期待しているも事前準備が足りない。この日もいきなり四球。何とか無失点に抑えた。尻上がりに調子が良くなるが、Aチームの試合では1つの四球が命取り。しかし結果1四球で抑え、捕手創太との呼吸も合っていた。結果は完封。Bチームはここまで5試合だが計6失点は予想以上。少しだけ期待の出来るチームになっている。

日曜日は小牧市の大会。近隣のチームで一昔は練習試合を含めよく対戦したが今年初めての対戦。昨年は6年生は不在で2年越しで鍛え上げられているチーム。まったく情報もないが練習通りの試合をするだけ。先発は晃大。初回から緩急が冴える。よく振る打者には、ただ単にストライクを投げるだけでは打たれる。攻撃は伶真が出て5年生創太が先制打。通常ならこれで終わるが、6番琳大朗が久々に芯を捉えた。3得点。その後も相手ミスもあり得点を着々と積み重ねたが、晃大の先頭打者の与四球から満塁の大ピンチ。最少失点で抑えてくれればと思っていた。三振で1アウト。しかし止めたバットに当たるアンラッキーな打球で1失点。この試合も流れを渡さなかった事が最大の要因。やはり、6年生が活躍してくれると嬉しい。試合後、6年生の手を見たら豆だらけだった。ヤル気になるのが遅かったが、やはり努力は運も味方する。今週末もAチームの大会。今シーズン4度目の対戦が予定されている。個のレベルの差はあるが執念深く戦うのみ。
5月14日・15日

流れと空気

オリンピックイヤーという事もあり、出場権も掛けて戦っている姿をテレビで放送されている。今は女子バレー。まったくバレーボール等興味はないが、やはり日の丸を背負った試合になると気になる。たまたま4戦目を見た。地の利を生かせず苦戦していたが最終の5セットまでもつれこんでいた。ルールはわからないが、スポーツをやっていたものとして流れだけは感じていた。絶体絶命の点差から大逆転。相手の指揮官が抗議の連続。6点差あるのに執拗に抗議を繰り返し怒涛の逆転。強い弱い関係なく大逆転劇は流れと空気のみ。プロ野球でも流れは大事にする。大チャンスで点が取れなかった次の回など細心の注意がいる。逃げまくった投手が出てくると嫌な空気が流れる。外のスライダーばかりでかわす投手にはウンザリする。土日はBチームの教育リーグ。そんな流れと空気を感じる試合になった。土曜日は小牧市のチーム。 Bチーム同士では初めての対戦。序盤から一気に流れが来た。とにかくバントと足で崩して、点差がついたら、どんどん打つ。創太の走者一掃のスリーベースに善勇の本塁打。20得点は流れのみ。先発の晃大もミス絡みの1失点はあるが制球は変わらず良かった。快勝だったが気になったのは6名ほどで野球をしている印象だった。その印象がズバリ日曜日に出てしまった。これまたミスから先制され重い空気だったが相手の送球ミス、そして晃大のタイムリーなどで逆転。しかし最終回、たった1球のエラーから逆転を許してしまった。センターフライが捕れない。レフトフライが捕れない。チーム発足4試合目の若さと負の連鎖が出た試合になった。試合で負けたことより、必死になっていない姿、負けても悔しくない姿に憤りを感じた。確かにバッテリーからチームを作るが志は同じでないと見ていて面白くない。試合後、負けた収穫を活かしたい。私の練習は甘くない。負けた悔しさを感じるまでやる。そしてすぐそこにある夏場の試合を乗り越えるために闘争心を植え付けた。Bチームは来年もある。新人戦を含め、まだ喜べる大会はある。その日が来るまでBチームの闘争心、向上心が出る練習を繰り返したい。Aチームは大会がなかったが、今週末から始まる。5年生は両方に所属しているので体力的にも大変だが必ず自分のためになる。次の試合は良い空気になるように元気と声で勝ちたい。

数年前、私は恩師に20年ぶりに会った時こんな事を言っていた。今の時代、子供の世話より親の世話が大変だと。意味がわからなかったが今はわかる。困っている人がいても知らん顔。人が倒れていても知らん顔。自分の子供が・・・・・・。それが普通の時代なのかもしれないが、もし私がそんな考えだったら既に学童野球から去っている。うちのチームには、そんな方はいないと思うが子供達には助け合う精神を言い続けたい。
5月7日・8日

答えは初回に

4月末から5月始めはほとんど野球。7日は比較的記憶に残る試合になった。恐らく始めて対戦する相手。非常に良い左腕に大きな捕手。打線も豪快な振りをする。初回2アウト後、3番4番5番に3連打。いきなり3失点。とてもつない打撃というより、初球からどんどん走る。超積極的な野球。先発晃大の緩急も通じない。しかし、その超積極的走塁が終盤の盲点になった。その裏、すべて速い球に絞り伶真が安打。4番勇杜の三振を5番に座った創太5年生が救う。2点タイムリー。流れが止まった。コールド負けを覚悟した初回。その後、晃大も堪えた。5回まで0を並べ6回表、伶真の右中間へのツーラン本塁打で逆転。速い球には伶真は強い。その逆転にも流れがあった。積極的走塁で必ず走ると思ったので外して刺す。これが逆転につながった。しかし最終回、どデカイ当たりを打たれ内野ゴロで追いつかれる。身体能力は見た目ではコールド負け。しかし同点でサドンデス。既に守備での作戦は攻撃中に伝えた。この大会は1アウト2塁3塁で3番打者から。恐ろしい中心打者。しかし、ホームに投げることなくチェンジ。何度も練習した守備。想像通り2塁ランナーが超積極的だったのが自軍にプラスになった。その裏。何故だか満塁策で4番勇杜。あっという間に追い込まれるも最後は結果ワイルドピッチ。結果サドンデス勝ち。ポイントは相手走塁死が4つあったこと。そして初回に2点を返した創太のタイムリー。初回の相手攻撃を見たとき100人が100人相手が上と思ったはず。しかしその初回に答えがあったのかもしれない。私が監督時代もサドンデスは何度も経験したが、これほどのサドンデスは記憶に残る。強い相手に勝った事を自信にしなければならない。

日曜日は1週間前煎対戦した相手。前日の激戦もあり、先発投手はAチームでは初先発の彼方。投手タイプではない。しかし、6年生で投手を作れなかった為、5年生の3名でまわすしかない。6年生なら連投も考えたが、夏、秋には必ず二人は投手が必要。信頼を得た彼方にかけた。初回、自軍攻撃、伶真ツーベース。当たりに当っている。しかし送りバント失敗でゲッツー。攻撃はこれがすべて。逆に相手は緊張する初先発彼方から2四死球を選び、きっちり送りバントを決める。勝負アリ。相手は簡単にミスもしないし、緻密な野球をする。足を使って攻撃したいが点差が開く。相手は豪快ではないが、軽打でセンター中心に打ち返す。お見事な攻撃。この試合も、初回の攻防で明暗が分かれた。しかし、彼方も初回の2四死球以外ストライクはとれる。守備に課題が残ったが練習。それにしても6年生の活躍を期待しているが、この二日間では目立たなかった。14日・15日はBチームの試合。そこでチーム全体の底上げを狙う。
5月3日・4日・5日・(6日)

人を幸せにしようとする気持ち

3連休が終わり5月1日が平日でまた三連休。しかも会社の出勤よりも早い時間に集合。この3連休は比較的ゆっくり目の集合時間。仕事をしっかりやれば好きな野球も出来る。3日はすでに記憶から遠ざかったがBチームのフレッシュリーグ。チーム発足して2戦目。相手は愛知県でも強いと言われているチーム。相手監督さんもチーム作りを始めたばかりと言っていたものの、うちは捕手も2戦目。実質は初めてに近い。それでも守備を強化して送球ミスがないように練習を重ねた。先発は来年度投手として育てようとしている彼方。緩急も良い。制球も良い。良く打つ相手に好投してくれた。先制して1対0のまま自軍攻撃。残り時間もわずかだったが、流石に試合巧者。簡単に攻撃が終わってしまった。作戦タイムを取って終わらせるリーグでもない。1イニングでも経験を積むべき。最終回の相手攻撃も流石だと感じた。1アウト3塁。スクイズの可能性が相当高い。逆転のランナーを出したくない。裏の攻撃もあるため外しながらだったが、打ってきた。フォールで追い込んでからのスクイズは相手選手も見事で外しきれなかった。互いにホームゲッツーもあり、私たちにとって2戦目では大収穫の試合になった。改めて強いというチームは追い込まれたときに力を発揮出来る。勝ちきれなかったが投手彼方が成長していた。

4日は終日練習。GWで初めて9時以降の集合。そんな時に限って早起きしてしまう。練習は少し内容を変える。頭を使う野球。すべて守備ではキャッチボールの延長。それに動きを加える。攻撃もすべて足を絡める。まだそのレベル。しかし間違いなく成長していると感じた。

5日は、私が絶大な信頼と、人として尊敬のできる村田コーチの還暦祝い。同時にこどもの日を一緒に行った。村田コーチは私より一回り上。互いに申年。しかも出会ったのは12年前の申年だった。更には今年の6年生は申年が多い。縁がある。還暦祝いではスタッフ、父兄、現役在団生、OBなど来てくれて私が提案した以上に盛り上げてくれた。私の持論は「人を楽しませようと自分を犠牲に出来る者は自分が幸せになれる」と思っている。まさに村田コーチが苦労して育てた投手陣がメッセージや手紙をくれた。10年ほど前だったか忘れたが体調を悪くした時もあった。文句一つ言わずに子供たちの面倒を見てくれた事に敬意を表したいです。次の年男になるまでは投げ続けてもらいたい。

三連休も終わり6日は仕事だが、忘れていけないのは今でも被災されている熊本震災。募金活動は東日本大震災から災害がある度にに行う。これが4回目。野球をやる前に私たちが大人が7子供たちに伝えられることは助け合うこと。それが出来なければ道は拓けけない。自分が普通に生活しているなら困っている人がいたら手を差し伸べるのは当然。市会議員を通じて市長に手渡しが出来た。子供たちも良い思い出になったと思う。被災地に子供たちや父兄の想いが届いてほしい。そして1日でも早い復興を願うと共に5回目の募金活動がないことを祈る。
4月29日・30日・5月1日

勝利への近道は人として基本に戻ること

ゴールデンウィーク突入。全日本学童大会予選で何とか3位になり尾張東部大会に出場出来た。もし負けていたら、この大会には出場出来ず3連休も練習だっただろう。29日はその大会の準決勝。春日井のチームで名前はよく聞いていたが今年始めて対戦させて頂く。運営が上手で人数もたくさんいる球団。春日井は全体的に強いチームが多く過去本当に苦戦した。この日の先発は創太。今、投手としても打者としても大きな壁にぶちあたっている。5年生で今後のためにも経験を積ませたい。というより6年生投手がマウンド上でプレッシャーに耐えられる選手はいない。試合は初回のピンチも捕手勇杜が足を止める。この日は三振ゲッツーを含む3つを阻止。これがすべてだったかもしれない。強いチームは積極的。その積極的な采配を止められるかがポイントだった。自軍は平手監督が積極的な采配をするも相手のベンチワークに阻まれる。しかしミスを誘い大量得点になった。タイムリーは2本。四球とミスを得点に出来た試合だった。恐らく夏には相当力をつけてくるチーム。流れを渡さない試合をしたい。

日曜日決勝。うちが決勝!?という印象。まだチーム力もない。団にもなっていないがファイナルという緊張感を味わえるだけでも楽しみはあった。しっかりと子供たちのモチベーションをアップする事だけが前日夕方の練習だった。決勝は小牧市同士の対戦。この大会の出場権をかけた試合では惨敗をしたチーム。野球センス抜群の左腕がいる。何試合か見させて頂いたが、打たなければ点が入らないチーム。相手打線は左打者が粘り強い印象。この先、何回か戦わなければならない。前回のような惨敗は避けたい。先発投手は晃大。粘り強いチームには制球と緩急。朝、私がブルペンで座った。「完封出来る」と冗談交じりに言えるほど抜群の制球だった。私は晃大のリストバンドを握り締め試合開始。立ち上がりから相手好投手がイン、外と使い分ける投球。外に目をつけても打てる相手ではない。捕手も予想と違った捕手でフットワークも良い。まずは守備で我慢してワンチャンスを生かすこと。相手はバスターという策だが、何気に差し込まれている事に自軍は気がついていた。そのまま続けて欲しかったが甘くなかった。しかし先制は自軍。7番彼方がレフトオーバー。しかもノーアウト。善勇がきっちり送り弘清が決めてくれた。しかしこのまま終わるはずもないと思っていたが、外野ではセンター琳大朗のスーパープレー。飛び込んでも転がらない芝生。すべて前の打球は勝負に行った。気がついたら1対0のまま最終回へ。7回裏先頭を安打で許す。盗塁でノーアウト2塁。この日の捕手勇杜はセカンド送球に力入れすぎ。しかしこの時に勝負の綾があった。既に2ストライクと追い込んでいた。スリーバントか4番打者で打ってくるか!?。カウントが悪ければ必ず1アウト3塁を作るはず。次の打順では強烈な打者が代打の準備をしている。万事休す。しかし4番打者をセンター飛球。素晴らしい代打の選手も内野ゴロ。あと1つ。野球は流れ。この試合まだ3塁を踏ませていない。最後は先制打点をあげた弘清への飛球。結果1対0。両投手被安打3ずつ。与四死球も1つずつ。今シーズン初めての接戦勝ちになった。最大の収穫は3名を除くすべてのメンバーが初めての決勝。緊張しまくった事が良い経験なった。新監督になり3ヶ月。夏までには・・・・と思っていた歓喜の輪がこの時期に出来たのは監督の執念もあった。シーズンの成績を見ればわかる。失点が多く惨敗続き。団結がテーマでも夢のまた夢だった1か月前。監督も悩み少しだけ私のやり方にしてもらった。Aチーム、Bチームのメンバーも入れ替え競争心を持たせるとともに、グローブを使わない練習。走りまくり、声が出ないときは声を出す練習。キャッチボールは素手。ベンチ応援の練習までやった。面白くない練習だったと思う。しかし勝利の喜びを味わうには近道を選んではいけない。常に基本に戻る。勿論、震災での被災者のへ募金活動も人間として忘れてはならない。決勝に至るまでフリーバッティングはやっていないのが現状。それでも必ずチームに力はつくという経験と自信はある。この先もっと、どん底もチームとして経験するはず。そんな時こそ基本に戻る。5月にも小牧市の大会で対戦が予想される相手。昨年も7度。これだけ対戦すれば互いに怪我なく良い試合をしたい。今回は偶然勝てた試合。まだ力の差はあるが、まずは元気と優しさを持てるようなチーム作りを再度目指したい

祝賀会の翌日は新たな大会。暇になりそうな3連休がとにかく忙しい。今年初めて対戦する相手。打順入れ替えが成功。3番晃大のタイムリーで先制。その後も勇杜のレフト線の本塁打で3点差。先発は創太。ヒヤヒヤしながら見守るしかない。4回を1失点に抑えてくれたがやはり投球数が多かった。最後は彼方。ブルペンであまりに制球が良いのでリリーフ。何とか逃げ切った試合になった。

尾張東部大会では懐かしい審判さんや、よく対戦する監督さんとお話させて頂いた。ある瀬戸の監督さんから震災の募金を預かった。本当に心温まる方で、そのチームは県大会にも出場している。5月6日に確実に皆様の気持ちを代表して小牧市の市長に手渡ししてきます。
4月23日・24日

歩き出せる一歩

熊本の震災から10日ほど経過。余震は少なくなったが未だに家に戻れない、戻る場所さえない被災者の方が多数いる。もし自分がその環境におかれたら、どんな気持ちだろうか?今は被災地にエールを送ることしか出来ないが日本中が力を合わせれば必ず前に歩き出せる。ジュニアーズのOB父兄やOBの子供たちも募金に来てくれた。とにかく1日も早い復旧、復興を願います。

土曜日は唯一勝ち残ったAチームの大会。昨年Bチーム時代にも対戦させて頂いた。互いにどれだけ成長しているか楽しみもあった。先発投手は悩んだが晃大。制球重視。初回からピンチを背負うも、この日は捕手勇杜がすべて救う。初回も、途中流れが相手に行きかけても足を止めること3度。正確な送球がテーマで途中、内野のミスもあったが被安打2。3塁と踏ませない試合は、ほんの少しの成長を感じた。攻撃は淡白にならず執念深い攻撃がテーマ。四球とミスを絡めて7得点。相手の先発左腕は好投手だったが途中、痛みを感じて交代。敵味方関係なく怪我は心配。恐らく冬にもリーグで対戦出来る可能性もある。試合は先制、中押しと流れは終始自軍だった。平手監督の采配も昨年のBチーム時代とは変わってきた。相手がどのような野球をするのかを初回の攻防で見抜き守備では我慢。そして攻撃では勝負どころを考えて采配している。ミスもない、しかも盗塁すら出来ない相手と対戦するには守備で我慢すること。接戦ならギャンブルも出来る。今週末が練習の真価が問われる一戦。ここに来て、やっと今シーズンの一歩目を踏み出した印象。GWも野球が出来る環境に感謝したい。
4月16日・17日

今こそ助け合う

14日熊本で震災が起きた。被害が少ないと思われたがその後の本震、余震により被害が拡大。ニュースで映像を見るたびに何か自分に出来ることはないかと考えてしまう。会社では勿論、義援金の準備はしたが、やはり学童野球においてはまずは子供たちに普通に生活できる事のありがたさや野球が出来る喜びを伝え、人として困っている人がいたら自分の出来る範囲で助けてあげられる人になって欲しいことを伝えた。寝ることも出来ない、お風呂にも入れない人が居る中、同じ日本人としてその事を忘れて野球だけは出来ない。東日本大震災や広島大豪雨などに続き4回目の募金活動をした。まずは人としての心を大事にすること。23日・24日も含めて3日間ではあるが子供たちの想い被災地に届くように願う。そして、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると同時に、これ以上被害が大きくならない事を心から願う。

土曜日は弱いながらに全日本学童を3位で通過して参加出来る大会。先週から少しずつだが元気だけは出来てきている。先週の強引な練習とチーム編成もありモチベーションは上がって来ている。1回戦とはいえ各地区で好成績のチーム。先発投手は5年生ながら力をつけてきた5年生創太。野球を始めてちょうど一年。期待はしていたが、やはりメンタルなのかリズムがつかめない。先頭を出し苦労をしながらも初回は無失点で抑えたが2回途中制球難で交代。四死球を出せなければ勝てると思い晃大をマウンドへ。ピンチも持ち前の制球で抑えてくれた。打線は効率の良い攻撃で4得点。監督も嬉しかっただろう。ポイントは2番に入った桜埜だった。追い込まれてからの進塁打とバントがすべて得点に。自分勝手に振り回す事が野球ではない。チームの為に力になるには時として自分を犠牲にしなければならない。結果は4対0で久々の完封。強い勝ち方ではないが執念深く戦った結果だった。

日曜日は残念ながら雨で教育リーグ中止。昼からの練習。練習メニューも変えながら、そして、ただ単にボールを追っかける野球ではなく、野球が出来る環境に感謝する気持ちを持ち、今こそ助け合う事を徹底したい。
4月9日・10日

散る花もまた美しい

満開だった桜も散りかけ。まったく桜など興味のなかった私でも歳を重ねるごとに綺麗に見えてくる。土曜日は唯一勝ち抜いている大会の2回戦。相手が強い弱い関係なく、まずはジュニアーズとしての元気を取り戻すこと。ミスしたら必ず声をかける。投手は5年生なので声を掛け続ける事を目的としたが、試合結果より何も出来なかった。しかも単純なエラー5つでは勝てるわけがない。投手は自責点0。不甲斐ない6年生。昨年よりモチベーションが下がっているのが気になった。試合は惨敗。勝てる実力もないが、いつも通り淡々としている。音を立てて今までの積み重ねが崩れそうだった。試合後、監督にお願いして私の練習方法にしてもらった。グローブやバットを持つレベルではない。もう一度原点へ。塁間を匍匐前進させた。走ると1週は早いが匍匐前進は相当長い時間を要する。野球は人は得点。ホームベースを踏んで得点にする事がどれほど大変か分かってくれれば良い。その中で、叫びながら這いつくばる創太や桜埜。普段聞いたこともない声が出る。最近では見たこともない表情で1歩1歩進んでいる。負けたら必ず何かを拾う。キャッチボールも素手。グローブは使わない。驚く程丁寧にボールを投げ、ボールと捕球しようとしている。試合では花が咲くことなく散ってしまったが、試合後の練習では子供たちの表情と真剣な目は美しささえ感じた。昨年同様のスタート。必ず這い上がれる。とにかく仲間意識を持ち、困っている子に声がかけられるようになってほしい。

日曜日はBチーム初試合。ポジションすら決まっていない。相手は2年前まで戦った相手が復活。しかし人数もギリギリ。恐らく野球を初めて間もない子供だろう。試合は経験のある投手2名と久々の彼方。5イニングを与四球1つで終わらせた。打線は、ボール球が多く絞りにくい中、サインを覚えているかという観点からとにかく動かした。山本コーチが指揮官だが、目的は多々ある。来年には1番か2番を打たなければならない桜埜をリードオフマンにする。すべて出塁。何より練習を重ねたバントが決まる。佑真、卓也が意地を見せてくれた。何より、新4年生が想像以上に使える。これだけ長時間の試合だったが最後まで声を切らすことがなく出来た事は素晴らしい。教育リーグで底上げの狙う。まずは打つ走るなどのプレーの前に準備、挨拶、元気の練習をしたい。

試合後、Aチームの5年生二人とBチームの二人を入れ替えた。勿論、子供の気持ちを考えるとそんな事はしたくない。しかし、その考え方が子供の成長を止めている。監督にも相談。子供たちを守ることは可愛がる事ではない。時として突き放し這い上がらせる事も必要。不器用な子で一生懸命。志は同じ。だからこそ、期待して待っていたい。散った花は咲くために散る。必ず大きな花を咲かせてくれるだろう。
3月26日・27日 4月2日・3日

3月の最終週に3年ぶりに土日に旅行に行った。お盆と年末年始の年2回の旅行だったが次男が高校を卒業したので九州へ。15年ほど前に仕事で行ったハウステンボス。とにかくよく食べた旅行だった。ただ、ほとんど接点のない息子とお酒は飲めた事が不思議な感覚だった。野球を休んだ事と月曜日は初めて会社も休んだ。インフルエンザでも休まない私だったが罪悪感さえ感じた。27日は練習試合。結果だけ聞いた。試合を見ていないのでコメント出来ないがスコアを送ってもらったが、先週の練習試合とほぼ同じような感じだった。

4月に入り土曜日、桜も満開。土曜日はろうきん杯。5年生の多いチーム構成なので先発投手も5年生の創太。まだまだ荒削りだが試合になった。得点は満塁から彼方がタイムリー。その後も得点を重ねたが、あまりピリッとしない展開だった。結果6対1。せっかく勝ったので試合後は遊ばせた。息抜きも必要。日曜日は小牧市の大会。試合は昨年から強いと言われているチーム。昨年度も春先、手も足も出なかった相手だったが夏以降に2回勝った事を鮮明に覚えている。試合は強いと言われる事が理解出来る。恐らく地域密着のチームでないため野球の為に通っているメンバー。個のレベルも違いすぎる。手には素振りでマメが出来たのかテーピングが巻かれている。チーム内の競争も激しいのだろう。試合は、強いチーム相手に6与四死球。2つのエラー。勝てるわけがない。途中、淡白な攻撃もあったが四球、ミス絡みから長打を打たれる最悪の状態。相手にスキルもモチベーションも団結力もすべて完敗。平手監督もあまりの力の差に頭を抱えただろう。当然、6年生の人数も倍以上だが、気持ち倍以上の差。しかし、これからが大事。まだチームを作って2ヶ月。夢が現実になるには、練習方法の改善が必要。負け犬にならないように・・・・

今年度はコリジョンルール(ブロック禁止)が話題になっていると共に学童野球から高校野球、プロ野球に至るまで得点が増えている。私は高校までは捕手。個人的に考えられないルールになった。身を呈してホームを守る事を言われ続け、捕手は身を守る防具をつけている。何があってもホームを守れと私が監督時代も言い続けたが、現在のルールはすべて追いタッチになってしまう。それならば走者は内野ゴロでもホームを狙う、ゴロGOのサインが多くなるだろう。本来、体当たりとすると怪我の原因になるので禁止という主旨。しかし何故だか捕手にペナルティーがあるのは不思議に思う。相当野球が変わると感じてしまった。怪我防止は当然だし体当たりは絶対に禁止すべきだが、身を呈して何かを守る事も必要だと私個人的には思う。
3月19日・20日・21日

3連休前に仕事で中国出張。今回は色々な事があった。帰りの飛行機では、出国審査などで遅れてしまった。あれほど飛行機に搭乗しにくいことはない。しかも乱気流で揺れに揺れ機内は騒然としていた。隣に座っていた女性も気分が悪くなり私に寄り添ってきた。私の心が乱気流になる。とにかく色々とあった。帰国した翌日から三連休。勝ち抜いている大会がないので練習試合をやって頂いた。土曜日はとにかくキャッチボール。背伸びするほど強くない。恐ろしい程ミスが多いので、今は送球ミスをなくすこと。そして打撃は、まずはバント練習。狙った場所にバントする。これを練習試合で試せば良い。日曜日と月曜日の祝日に練習試合をしていただく。同じような試合。土曜日の先発投手は創太。日曜日は晃大。いずれも新5年生だが無駄な四球を出さない事が最大の目的。ストライクが入ればリズムも良くなる。2日間で目立った選手は、やはり守備で琳大朗。守備範囲も広いし安定感がある。打撃では善勇。特に日曜日は3安打。足ではやはり伶真。ホームベース上でのルールが多少変わったので得点にもなりやすい。大味な試合ではあったが、全員が出場して経験出来た事が大きい。既に2ヵ月が経過。平手監督の目指す野球が出来るまで練習。

日曜日は中学生も大会。ジュニアーズのOBもたくさん出場している。平手監督の息子も例外でなく試合に出ている。本来なら息子の姿を見たいと思う。監督としての宿命なのか!?息子よりジュニアーズの子供たちの面倒を見る。私も勿論経験した。長男も次男も1試合か2試合見ただけ。長男の高校野球は最終戦だけは見たいと思っていたが骨折して出場機会なし。次男の記憶は中学時代の選手宣誓だけ見て大会に戻った記憶。中学も高校も親が応援する時代になっているが、私は応援すら出来なかったので次は孫の時代まで待つことにした。平手監督もせめて息子の最後の大会くらいは応援に行ってほしい。
3月12日・13日

ここ最近、週末になると体調が悪くなる。以前は週末しか楽しみがなかったが平日のストレスか土曜日は点滴から始まる。健康だけが自慢だったが自分の事で精一杯が嫌になる。土曜日は試合同行を断念。Bチームと一緒に過ごした。3年生の佑真、4年生のソウジンは光るものがある。メンタルも強くなってきている。Aチームは試合速報がママさんからメールで届く。先制したものの、あっさり同点、更には逆転され接戦を落とした。この時期はバッテリー。この時期というより野球は試合を作るのはやはり投手と捕手。盗塁阻止も3割から4割あれば簡単に走られない。接戦にするには四球をなくす。盗塁を刺す。この2点があれば大量失点はない。勝てなかった事は残念。しかし間違いなく勝ちに行った試合だとスコアを見て感じた。

日曜日は負けられない試合。3位以内だと上の大会がある。GWが練習ばかりにならないように勝たなければならない。相手は小牧市で3チームの6年生が合体したチーム。当然全員6年生。昨年とは違うはず。相手の練習を見て超超攻撃的采配でいいと思った。この日も先発晃大。立ち上がり琳大朗の守備範囲の広さもあり無失点。その裏、先頭創太が安打。超攻撃的な平手監督の采配で先制。ノーアウトか1アウトからランナーを出せば得点出来ると感じた。1イニングを除き毎回得点で5得点。守備は制球の良い晃大。よく打つバッターが多いと思うが、とにかく振り回すのでピンチらしいピンチがなかった。唯一、ノーアウトから初安打を打たれたが晃大がしっかりと抑え、更には何故だかダブルスチールを冷静に刺して無失点。守備ではやはり琳大朗。この日は捕手勇杜。打撃では先頭で勢いをつけた創太。更には自分を犠牲にするバッティングの晃大。インフルエンザで二人休みだったが大きな1勝になった。結果5対0。点差以上の点差に感じた。相手は個の能力が高いチームなので秋以降は相当力を発揮してくると感じた。采配は、試合前の相手の練習、雰囲気でおおよそが決まる。しかし守備で我慢できないと打つしかない状況もある。2試合で2失点。内野陣は二人が新6年生であとは5年生と4年生。足に速さなど多少学年で変わるが守備に学年は関係ない。自軍にとって負けっぱなしの日々から脱出出来たことと尾張東部大会の切符を掴んだ事が嬉しい。

試合後はBチームも入れての練習だが、どれだけ試合経験があっても覚える気がない、人の話を聞いていない子と向上心のある子では相当な差が出ていた。私の経験では、どれだけ打てる子でも試合に出られない子もいる。その差を埋める練習を続けなければならない。練習の引き出しは何百通りもある。目指す野球と練習法が間違っていたら秋以降も変わらない。幸か不幸か今週末から大会がない。今、やらなければならないことが多々あるが、まずは声の掛け合う事を再度やらなければならないと感じた。まずは自分自身に勝つことから練習。

ここ最近、私の私生活の日記もよく聞かれる。土曜日スパガーラに行った。家内はお風呂大好きなので付き合った。お風呂なので会うこともない。風呂から上がって暇だったのでゲームコーナーでパチンコ。そんな時に限って滅茶苦茶連チャンする。止まらない。途中で嫌になるほど時間がかかる。結果は金のメダルか銀のメダルか、何かわからないが数千枚出た。どうしようもないので周りの子供達にあげた。「おじさんありがとう」と言われた。メッチャ人気者。あまり普段「おじさん」と言われた事がないので新鮮だった。しかし子供のママやパパにまで「おじさんにありがとうと言いなさい」と言っているのが聞こえた時、あげなければ良かったと思った。間違いなく私より年上と見た。

今週末こそ全員がインフルエンザの猛威から脱出して全員で戦いたい。
3月5日・6日


学童野球にシーズンオフはないのかと思うほど1年の始まりが早い。土曜日は良い思いをしたことのない大会。平手監督の意向で3名の投手が投げた。投手と言っても投げるだけで投手らしい投手は現在いない。少し経験のある3番手の投手でさえも投げるだけでは打たれる。Aチーム対Cチームのような試合になってしまった。日曜日も同様な試合。先発投手は昨年から投げ続けている晃大。まだ新5年生だが制球だけはいい。しかしファールで粘られると歩かせてしまう。1年間戦わなければならない相手にではあるが、遠くにいる印象。Bチーム時代は勝ててもAチームになると勝てなくなる。スタートしたばかりとはいえ接戦に出来ない事が厳しい。前向きに考えこれ以下もない。大きな救いは監督がヤル気満々。監督が心を鬼にして子供たちとの壁を取り除き、チーム力がついてこれば毎年のようにチームは変わる。

私生活でも壁があった。土曜日、何年ぶりだろうか・・・・家内と映画を観に行った。思い出すのは子供が小さい頃にドラえもんかポケモンを観に行った記憶。10年以上映画館とは遠ざかっていた。ましてや家内と行くことはタイタニック以来。ガラガラだったので一緒に観ようと思ったが、席もバラバラ。大きな壁があった。この壁は取り除けないかもしれない。

また土日はたくさんのOBが来てくれた。どの年代か悩むほどになってきたが、ガラの悪いOBでも私にとっては可愛い。監督と選手から壁がなくなり今ではお友達。帰りにコンビニで話をしても、叱られた事など笑い話になっている。本当に年の違うOBでも話が同じと言うのが面白く嬉しい。今年度の子供たちが成人してからもグランドに遊びに来てくれるように球団に継続に力を入れたい。
2月27日・28日

インフルエンザが流行っている。毎週休みの子供が多く揃わない。私も恐らくインフルエンザではないが嘔吐、めまい、計っていないが高熱が出た。しかし気合のみで東京出張に行き治した。あまり風邪をひかない私なので、これだけ辛いとは思わなかったが半日で症状も収まったので良かった。土曜日の練習は、売り出し中の創太がインフルエンザ。勿論、日曜日の大会も出られない。平手監督が仕事だったので、このチームは初めて私が見た。正直腹が立った。人の話を聞いていないのか、理解しようとしていないのか。1日の練習でもSTORYを考える。しかし練習が線にならず点になっている。その場の練習をこなすだけのイメージ。始まったばかりなので今からが大切。しかし非常に我慢強い。叱られてもめげる事なく練習は出来る。Bチーム時代に鍛えられたメンタルはあるが、スキルアップするにはやはり考える力も必要。その前に、人の話を聞くことから始めなければならない。日曜日は、今シーズン初大会。平手監督の初陣。相手は5年生のチームだが、自軍も5年生主体。先発投手晃大も5年生。土曜日の練習通り、制球だけは抜群。スピードがなくても試合はストライクが入ることが条件。初回の攻撃は、新4年生桜埜が四球。平手監督も焦ることなく3点先制。卓矢の初ヒットも出た。守備では晃大が打たせてアウトを取るピッチング。センター琳大朗の守備が光った。毎回得点で11得点。ミスから1失点はあったが初陣を飾れた。打線では四球に小技。1番打者に抜擢された桜埜。守備では琳大朗。この二人が印象的なゲームだった。今週末は2つの大会。真価が問わっるのは日曜日。1年目の私のように監督が目立ってはチームが弱い。私も経験した。子供達がもっと目立って野球をしてほしい。まずは子供達が健康であってほしい。
2月11日・13日・14日・20日・21日

この日記を毎週更新しているが、初めて1週間飛ばしてしまった。平成17年から日記をつけて平成21年に車上狙いでパソコンが盗まれる。それ以来なので自分でもよく続いたと感心している。唯一の私の自慢かもしれない。11日は既に忘れかけたが祝日で卒団式後、新チームとして初練習。また、新たな旅が始まった。今年度は新監督。長い間Bチームを見てもらっていたが初めて繰り上がりの監督。新6年生5名と厳しい環境ではあるが、楽しみなチーム。13日、14日は、私は慰安旅行で丸二日間休ませてもらった。丸二日は記憶にない。慰安旅行と言えば、平成24年度犬山大会の準決勝・決勝と重なり、慰安旅行より監督だった私は試合を選択した。しかし雨で延期になったのを覚えている。延期になっても優勝できたので休んだ甲斐があった。13日・14日は何の練習をしたか分からないが、非常に風邪が流行っていて休みが多かったと聞いた。

20日、練習試合の予定が雨天中止。室内練習へ。今年度の事務局は動きが早い。見掛けによらず石橋を叩くタイプ。室内練習場も確保して、更には21日に練習試合も入れてくれた。 21日初試合。急遽、試合をしていただいた相手チームには感謝したい。今年度は投げられる投手は多いが、投手らしい投手は一人。先発はBチーム時代も経験がない初先発の琳大朗。恐らく今後もスピードは期待出来ない投げ方ではあるが、クセ球で3イニングを抑えた。ボールが先行すると簡単に歩かせてしまうので経験も必要。琳大朗はやはりバントや守備は期待通りだった。2番手は晃大。新5年生ではあるが私が見た中では、やはり投手らしい投手。村田コーチの期待も大きい。球は素直すぎるので緩急をつけるためにストライク先行をさせたい。晃大も3イニング無失点。最終回はまだ入団1年も経っていない創太。新5年生ながら速球を投げ込む。荒削りだが、野球さえ覚えれば秋には楽しみな投手になれる。打線は、打てそうな選手がいなかった。ただ、鍛え上げられたバントが効果的でチャンスをたくさん作った。守備も遊撃手の伶真中心にレフト弘清の好プレーもあり守備は合格点。何と言ってもファーストを初めて守った善勇が非常に安定していて私もビックリした。打線のキーポイントは桜埜。4年生ではあるが色々な球の速さ、そしてコースに対応出来る力を持っている。ヒットが打てなくても三振の多い打線の中では間違いなくポイントになる。早いもので今週末から大会が始まる。私の小学生時代は60チームあった小牧市のチーム数。それが今では8チームまで減った。新監督を中心に初勝利を期待したい。

いつも日記を読んで頂いているNさん・・・・またお会いできる日を楽しみにしています。
2月6日・7日

最後の答え

平成27年度卒団式。いよいよ6年生が旅立つ日が来た。毎年、この日が来るとホッとする自分もいる。27年度は激動だった。グランド外での問題が非常に多かった。新チーム結成後、新6年生、いきなりの退団から始まる。精神的な病気と聞いたので致し方ない。その後、11年間で初めて味わう移籍もあった。ジュニアーズに来ることはあっても移籍されるのは初めて。それから負の連鎖。しかしスタッフの力により27年度に幕を下ろした。その前に土曜日は、唯一の女の子が少し早めに卒団。やはり高学年になると女の子一人では寂しかったのかもしれない。全団員で送り出した。1年生から3年生まで頑張ってくれた。兄が在籍しているのでいつでも顔を出して欲しい。

7日は卒団式。まずは大きな怪我もなく1年間を終えたことに感謝したい。今年度も盛大に飾り付けなどをして頂き、6年生にとっては最高の舞台。机の上には優勝、準優勝の盾が多数並ぶ。優勝旗もあり少し誇らしかった。今年度の成績を物語ったのは皆勤賞の表彰。活動日113日を休まなかったメンバーが沢山いた。恐らく過去最高だろう。勿論、Aチームは全員休まない。これが「強くなった答え」だったかもしれない。どんなホームランより素晴らしいこと。6年生の思い出の作文には仲間への気持ちや親への感謝が書いてあった。マインドコントロールにかっかたように、皆が同じ方向を見ていた。仲間意識の強いチームだった事を痛感した。春先と思えば本当に1つになっていた。一人や二人では勝てないという事を証明してくれた6年生。まさに10本の矢になっていた。27年度は、監督も卒団。最後は2年間監督をやってくれた東本監督の挨拶。2年前は東本監督と私との間には大きな溝があった。それは子供たちに対する接し方と考え方。何度も罵声を浴びせたこともあった。途中、辞めたいだとか色々言ってきた。子供たちには着飾った言葉に薄っぺらい気持のこもっていないアドバイス。毎週平日電話で語り合った日々。時には夜集まって作戦会議。作戦よりも集まることに意義があった。挨拶の中には思い出話や、東本監督の本当の気持ちがあった。決して飾らず、自分の気持ちを泣きながら伝える言葉に、冷酷な私でさえ感動してしまった。私と東本監督しかわからないことも多々ある。私は11回目の卒団式だが絶対に泣かないというより涙が枯れて出ない。フランダースの犬を見て以来泣いたことがない。それは高校時代、大学時代が泣き虫だったので人前では泣かないと決めている。特に大学時代は仲間との永遠の別れもあった。しかし辛い涙ではなく、東本監督の素直で一所懸命な挨拶文を言う姿が印象的だった。その時思った。20ヶ月苦労して残りたった4ヶ月を楽しんだ監督。「大好きなジュニアーズ」という言葉。これが答えだと感じた。私の役目は父兄にも満足をしてもらうこと。本当に2年間ありがとうございました。また27年度のスタッフも協力的で本当に感謝しています。特に1年間事務局をやった八幡コーチには苦労をおかけしました。皆さん、子供たちを連れて遊びに来てください。そして盛大な準備をして頂いた5年生ご父兄。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

卒団式と同時に28年度の始まり。私は終わりのない道。区切りがないにが辛いが、子供たちが必死だから頑張れる。今年度から新監督はOBスタッフ。当日まで誰にも言わなかった。実は既に昨年の11月には決まっていた。平手監督とは平成25年度に私とコンビを組む。それ以前は水と油。しかしタッグを組むと不思議。どんどん私に似てくる。順応性のある人物なので言動は勿論、腹の出具合まで似てきた。彼も監督になり、抜け目がない性格なので抜け毛はあるだろう!私のとっては最高の監督。子供からの信頼も厚い。Aチームの監督は勝敗を背負い、来年頑張れば良いという言葉もない。戦う集団を作り、子供たちが27年度同様に小牧原ジュニアーズで良かったと思わなければならない。最後の答えが見つかるまで監督をお願いします。

最後に卒団生へ。―最後は立派な主将でした。中学でもリーダーシップを。登生―チームで一番仲間思いでした。その協調性は必ず続けてください。翔太―頑固者だったけど総監督は翔太の性格を理解していました。負けず嫌いは良い事。中学でも頑張れ。凛斗―自信が持てれば自分の力を発揮出来る。チームを声と元気で引っ張ってくれました。その明るさは最高です。湧輝―いい加減な考えから、本当にメンタルが強くなりました。希望の投手をやるために努力してエースになったら報告に来てください。文也―持ち前の明るさを発揮するには自信を持つこと。今の文也なら大丈夫。丈維―喜怒哀楽が激しく本当に感情豊かでした。あなたの笑顔は最高でした。遠くから通ってくれてありがとう。柊登―本当に真面目で一所懸命。柊登が一番這い上がってくれました。怪我に負けず真っ向から勝負してください。司―気が小さいけど、本当に食らいついて最後までやり通しました。相当な身体能力と相手に合わす力を持っています。そのど根性を忘れないで。愛虎―リーダー的存在になれると思います。ギブアップしていた春先から夏までとは違い、倒れても起き上がる精神力は総監督も愛虎に教えてもらいました。中学で絶対に活躍してください。困ったことがあれば来てください。私に出来ることがあれば何でもします。これからは総監督とも仲間です。また会おう。
1月30日・31日

最終戦が終わって1週間が経つが遠い昔のように思える。新Aチーム発足。新たな旅が始まる。私のとって終わることのない旅になってしまった。毎年毎年6年生を送り出したら次がやって来る。毎年戦う集団として1年間というスパンで計画を立て1歩1歩登っていく。途中下り坂は必ずあるが、それをどう乗り切るかで結末も変わる。まずはメンタル。今は走ることとボールを持つなら徹底的なキャッチボール。恐らく一瞬で過ぎる春。暑くて長い夏。成果の出はじめる秋。そして来年の今頃には新チームがやり遂げた達成感を持ってくれるようにしたい。相当課題はあるが、まずは2月終わりの大会に向けて形だけはつくりたい。そして28年度も大きなケガがないように願いたい。
1月23日・24日

苦しかった日々がすべて幸せに思えた日

息を止めないと見れないほどの試合になった最終戦。試合に説明書があれば簡単に答えが出るが、この試合だけは1年間を象徴するシナリオ以上の結末だった。

現在、1月29日金曜日。この日記書き始めて、初の週末更新になった。東北から九州までの出張で疲れきった体ではあるがパソコンに向かうのが楽しみだった。ちょうど1年前に現在のAチームが産声を上げた。正直、終わったから言えるが一番のキーパーソンは東本監督だと思った。2年目の父兄監督。想いを子供たちに伝えるのが苦手で、はたしてチームがまとまるだろうか!?という思いだった。しかし責任感はスタッフでもNO.1。言葉より行動で示してくれた。最終戦前日土曜日に6年生のみ出場する練習試合をして頂いた。内野陣の少ない6年生にとっては守備が心配だが思い出になる。山本コーチの願いだった。人は「知と情」で動く。出場機会の少ない子や、最終戦に全6年生が打席に立てられないかもしれないという思いから実現。お付き合いして頂いた相手チームにも感謝。文也も攻守に活躍してくれた。湧輝も1イニングを無失点。ポジションも初めて守るなど不安もあったが完封出来たことは6年生の意地だった。

24日最終戦。勝っても負けても6年生はCボールでの野球は終わる。思い残すことがないように、仲間たちの名前を呼ぶこと。試合開始。先攻。立ちふさがるのは好投手。しかし5年生ながら1年間リードオフマンを通した伶真がレフト前。攻めるのみ。左腕でも盗塁、バントで先制。2アウトから5番柊登タイムリー2点先制。その裏、私の理論にはない1番打者で投手の好打者がライトへ。愛虎がアウトにする。1回表裏のポイントだった。その後は、相手投手が制球、球威とも抜群。安打が出てもタイムリーがでない。2対0。次の1点が相手に。追い込まれてからのスクイズ。後にポイントになるスクイズになった。そのスクイズもホームで完全セーフと思った捕手蓮は、タッチもせずに1塁でアウトをしっかりと取る。相手に逆転を許さない。しかし、相手投手は100球を超えても変わらない投球。自軍先発投手の柊登は省エネ投球。2対2のままサドンデスへ。試合の流れを考えた。注意すべき打者は1番打者。注意すべき相手守備は投手。サドンデス、8回表に凛斗のラッキーな安打で2点。3点欲しかったが2点では三振を取れない投手には厳しい。その裏、タイムリーなどで追いつかれる。自軍のトリックプレーも微妙な判定で流れが相手に行くと思ったが、何とか同点で抑えた。9回走塁ミスもあり無失点。絶体絶命。9回裏、先発柊登は初めての9イニング目。1点取られたら終わり。私は監督に言って内野を5人にした。下位打線。必ずスクイズが来る。しかも追い込んでから。ズバリだった。絶体絶命のピンチを無失点。10回に入るが、本来は10イニング目はやらないのが学童野球。相手好投手は170球近い。私も先発投手を10イニング投げさせたくない。相手の代表さんと監督さんに相談。抽選か!?。しかし勝負をつけたいのが両チームの主張。特別ルールの更に特別ルール。10イニング目は互いに投手を代えて勝負がつくまで。どちらのチームも立ち上がりの投手。10回表、なんと想像もしないワイルドピッチで2点。更には伶真の好走塁で3点目。10回裏。守備は定位置。打つしかない状況。1番打者。本塁打以外はOK。セカンドゴロ。10回裏から、何度も継投の練習をしたエースナンバー翔太。2番打者を三振。この試合初めて奪った三振がここでとれた。あと1つ。翔太あっぱれ。打たせて取りゲームセット。激戦に幕が下りた。相手は一人一人がスターだったが、自軍は目立った選手がおらず、チームがスターだった。

試合後、勝った喜びではなく、最終戦が熱く戦えた喜びと寂しさで涙が溢れていた。試合中、何度も苦しかった練習を思い出せと言い続けた。その苦しさは終わってみたら、喜びとなり達成感を味わう。そして二度とこの13名で戦うことがない寂しさに変わる。私も12年目に入り監督時代も含めて10イニングは初めて。息を止めて見つめた先には、強く、仲間意識の高いメンバーが躍動した試合になった。生涯忘れることのない試合が私には7試合ある。平成18年に1度。平成21年度にも1度。平成23年度は2度。平成24年2度。平成25年度1度。そしてこの試合も記憶に残る試合になった。

前日からブルーシートでグランド状態を守ってくれたスタッフ。東本監督も2年間苦労しながら指揮をとってくれた。スタッフを含め最後に全員が笑顔になったこと。そして全員が揃って最終戦を終えたことに感謝するばかり。今が輝けば過去も輝く。6年生は卒団式まで残り2週間。最後の役目は今の気持ちを後輩に伝えること。そして次にステージで頑張って欲しい。