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試合日記・練習日記9   

2月6日・7日

最後の答え

平成27年度卒団式。いよいよ6年生が旅立つ日が来た。毎年、この日が来るとホッとする自分もいる。27年度は激動だった。グランド外での問題が非常に多かった。新チーム結成後、新6年生、いきなりの退団から始まる。精神的な病気と聞いたので致し方ない。その後、11年間で初めて味わう移籍もあった。ジュニアーズに来ることはあっても移籍されるのは初めて。それから負の連鎖。しかしスタッフの力により27年度に幕を下ろした。その前に土曜日は、唯一の女の子が少し早めに卒団。やはり高学年になると女の子一人では寂しかったのかもしれない。全団員で送り出した。1年生から3年生まで頑張ってくれた。兄が在籍しているのでいつでも顔を出して欲しい。

7日は卒団式。まずは大きな怪我もなく1年間を終えたことに感謝したい。今年度も盛大に飾り付けなどをして頂き、6年生にとっては最高の舞台。机の上には優勝、準優勝の盾が多数並ぶ。優勝旗もあり少し誇らしかった。今年度の成績を物語ったのは皆勤賞の表彰。活動日113日を休まなかったメンバーが沢山いた。恐らく過去最高だろう。勿論、Aチームは全員休まない。これが「強くなった答え」だったかもしれない。どんなホームランより素晴らしいこと。6年生の思い出の作文には仲間への気持ちや親への感謝が書いてあった。マインドコントロールにかっかたように、皆が同じ方向を見ていた。仲間意識の強いチームだった事を痛感した。春先と思えば本当に1つになっていた。一人や二人では勝てないという事を証明してくれた6年生。まさに10本の矢になっていた。27年度は、監督も卒団。最後は2年間監督をやってくれた東本監督の挨拶。2年前は東本監督と私との間には大きな溝があった。それは子供たちに対する接し方と考え方。何度も罵声を浴びせたこともあった。途中、辞めたいだとか色々言ってきた。子供たちには着飾った言葉に薄っぺらい気持のこもっていないアドバイス。毎週平日電話で語り合った日々。時には夜集まって作戦会議。作戦よりも集まることに意義があった。挨拶の中には思い出話や、東本監督の本当の気持ちがあった。決して飾らず、自分の気持ちを泣きながら伝える言葉に、冷酷な私でさえ感動してしまった。私と東本監督しかわからないことも多々ある。私は11回目の卒団式だが絶対に泣かないというより涙が枯れて出ない。フランダースの犬を見て以来泣いたことがない。それは高校時代、大学時代が泣き虫だったので人前では泣かないと決めている。特に大学時代は仲間との永遠の別れもあった。しかし辛い涙ではなく、東本監督の素直で一所懸命な挨拶文を言う姿が印象的だった。その時思った。20ヶ月苦労して残りたった4ヶ月を楽しんだ監督。「大好きなジュニアーズ」という言葉。これが答えだと感じた。私の役目は父兄にも満足をしてもらうこと。本当に2年間ありがとうございました。また27年度のスタッフも協力的で本当に感謝しています。特に1年間事務局をやった八幡コーチには苦労をおかけしました。皆さん、子供たちを連れて遊びに来てください。そして盛大な準備をして頂いた5年生ご父兄。この場をお借りしてお礼を申し上げます。

卒団式と同時に28年度の始まり。私は終わりのない道。区切りがないにが辛いが、子供たちが必死だから頑張れる。今年度から新監督はOBスタッフ。当日まで誰にも言わなかった。実は既に昨年の11月には決まっていた。平手監督とは平成25年度に私とコンビを組む。それ以前は水と油。しかしタッグを組むと不思議。どんどん私に似てくる。順応性のある人物なので言動は勿論、腹の出具合まで似てきた。彼も監督になり、抜け目がない性格なので抜け毛はあるだろう!私のとっては最高の監督。子供からの信頼も厚い。Aチームの監督は勝敗を背負い、来年頑張れば良いという言葉もない。戦う集団を作り、子供たちが27年度同様に小牧原ジュニアーズで良かったと思わなければならない。最後の答えが見つかるまで監督をお願いします。

最後に卒団生へ。―最後は立派な主将でした。中学でもリーダーシップを。登生―チームで一番仲間思いでした。その協調性は必ず続けてください。翔太―頑固者だったけど総監督は翔太の性格を理解していました。負けず嫌いは良い事。中学でも頑張れ。凛斗―自信が持てれば自分の力を発揮出来る。チームを声と元気で引っ張ってくれました。その明るさは最高です。湧輝―いい加減な考えから、本当にメンタルが強くなりました。希望の投手をやるために努力してエースになったら報告に来てください。文也―持ち前の明るさを発揮するには自信を持つこと。今の文也なら大丈夫。丈維―喜怒哀楽が激しく本当に感情豊かでした。あなたの笑顔は最高でした。遠くから通ってくれてありがとう。柊登―本当に真面目で一所懸命。柊登が一番這い上がってくれました。怪我に負けず真っ向から勝負してください。司―気が小さいけど、本当に食らいついて最後までやり通しました。相当な身体能力と相手に合わす力を持っています。そのど根性を忘れないで。愛虎―リーダー的存在になれると思います。ギブアップしていた春先から夏までとは違い、倒れても起き上がる精神力は総監督も愛虎に教えてもらいました。中学で絶対に活躍してください。困ったことがあれば来てください。私に出来ることがあれば何でもします。これからは総監督とも仲間です。また会おう。
1月30日・31日

最終戦が終わって1週間が経つが遠い昔のように思える。新Aチーム発足。新たな旅が始まる。私のとって終わることのない旅になってしまった。毎年毎年6年生を送り出したら次がやって来る。毎年戦う集団として1年間というスパンで計画を立て1歩1歩登っていく。途中下り坂は必ずあるが、それをどう乗り切るかで結末も変わる。まずはメンタル。今は走ることとボールを持つなら徹底的なキャッチボール。恐らく一瞬で過ぎる春。暑くて長い夏。成果の出はじめる秋。そして来年の今頃には新チームがやり遂げた達成感を持ってくれるようにしたい。相当課題はあるが、まずは2月終わりの大会に向けて形だけはつくりたい。そして28年度も大きなケガがないように願いたい。
1月23日・24日

苦しかった日々がすべて幸せに思えた日

息を止めないと見れないほどの試合になった最終戦。試合に説明書があれば簡単に答えが出るが、この試合だけは1年間を象徴するシナリオ以上の結末だった。

現在、1月29日金曜日。この日記書き始めて、初の週末更新になった。東北から九州までの出張で疲れきった体ではあるがパソコンに向かうのが楽しみだった。ちょうど1年前に現在のAチームが産声を上げた。正直、終わったから言えるが一番のキーパーソンは東本監督だと思った。2年目の父兄監督。想いを子供たちに伝えるのが苦手で、はたしてチームがまとまるだろうか!?という思いだった。しかし責任感はスタッフでもNO.1。言葉より行動で示してくれた。最終戦前日土曜日に6年生のみ出場する練習試合をして頂いた。内野陣の少ない6年生にとっては守備が心配だが思い出になる。山本コーチの願いだった。人は「知と情」で動く。出場機会の少ない子や、最終戦に全6年生が打席に立てられないかもしれないという思いから実現。お付き合いして頂いた相手チームにも感謝。文也も攻守に活躍してくれた。湧輝も1イニングを無失点。ポジションも初めて守るなど不安もあったが完封出来たことは6年生の意地だった。

24日最終戦。勝っても負けても6年生はCボールでの野球は終わる。思い残すことがないように、仲間たちの名前を呼ぶこと。試合開始。先攻。立ちふさがるのは好投手。しかし5年生ながら1年間リードオフマンを通した伶真がレフト前。攻めるのみ。左腕でも盗塁、バントで先制。2アウトから5番柊登タイムリー2点先制。その裏、私の理論にはない1番打者で投手の好打者がライトへ。愛虎がアウトにする。1回表裏のポイントだった。その後は、相手投手が制球、球威とも抜群。安打が出てもタイムリーがでない。2対0。次の1点が相手に。追い込まれてからのスクイズ。後にポイントになるスクイズになった。そのスクイズもホームで完全セーフと思った捕手蓮は、タッチもせずに1塁でアウトをしっかりと取る。相手に逆転を許さない。しかし、相手投手は100球を超えても変わらない投球。自軍先発投手の柊登は省エネ投球。2対2のままサドンデスへ。試合の流れを考えた。注意すべき打者は1番打者。注意すべき相手守備は投手。サドンデス、8回表に凛斗のラッキーな安打で2点。3点欲しかったが2点では三振を取れない投手には厳しい。その裏、タイムリーなどで追いつかれる。自軍のトリックプレーも微妙な判定で流れが相手に行くと思ったが、何とか同点で抑えた。9回走塁ミスもあり無失点。絶体絶命。9回裏、先発柊登は初めての9イニング目。1点取られたら終わり。私は監督に言って内野を5人にした。下位打線。必ずスクイズが来る。しかも追い込んでから。ズバリだった。絶体絶命のピンチを無失点。10回に入るが、本来は10イニング目はやらないのが学童野球。相手好投手は170球近い。私も先発投手を10イニング投げさせたくない。相手の代表さんと監督さんに相談。抽選か!?。しかし勝負をつけたいのが両チームの主張。特別ルールの更に特別ルール。10イニング目は互いに投手を代えて勝負がつくまで。どちらのチームも立ち上がりの投手。10回表、なんと想像もしないワイルドピッチで2点。更には伶真の好走塁で3点目。10回裏。守備は定位置。打つしかない状況。1番打者。本塁打以外はOK。セカンドゴロ。10回裏から、何度も継投の練習をしたエースナンバー翔太。2番打者を三振。この試合初めて奪った三振がここでとれた。あと1つ。翔太あっぱれ。打たせて取りゲームセット。激戦に幕が下りた。相手は一人一人がスターだったが、自軍は目立った選手がおらず、チームがスターだった。

試合後、勝った喜びではなく、最終戦が熱く戦えた喜びと寂しさで涙が溢れていた。試合中、何度も苦しかった練習を思い出せと言い続けた。その苦しさは終わってみたら、喜びとなり達成感を味わう。そして二度とこの13名で戦うことがない寂しさに変わる。私も12年目に入り監督時代も含めて10イニングは初めて。息を止めて見つめた先には、強く、仲間意識の高いメンバーが躍動した試合になった。生涯忘れることのない試合が私には7試合ある。平成18年に1度。平成21年度にも1度。平成23年度は2度。平成24年2度。平成25年度1度。そしてこの試合も記憶に残る試合になった。

前日からブルーシートでグランド状態を守ってくれたスタッフ。東本監督も2年間苦労しながら指揮をとってくれた。スタッフを含め最後に全員が笑顔になったこと。そして全員が揃って最終戦を終えたことに感謝するばかり。今が輝けば過去も輝く。6年生は卒団式まで残り2週間。最後の役目は今の気持ちを後輩に伝えること。そして次にステージで頑張って欲しい。
1月16日・17日

当たり前

当たり前のように毎週集まって週末を共に過ごした日々も残りわずか。週末、必ず集まれる場所がある事が幸せなのかもしれない。大会も残り2大会。今年度の6年生は10名いるが、なんと近くに住んでいても中学は7校に分かれてしまう。この仲間達と共に戦えるのは、あと少し。出会えたことは当たり前ではない。合言葉は、たくさん仲間の名前を呼び合うこと。 土曜日は練習。とにかく練習で強くなったきたチーム。この日も「団結」の練習。今は個の力は必要ない。まだ試合が出来る環境に幸せを感じながら練習を終えた。

日曜日はナガイ杯3位決定戦。ここ数年、本当に親交を深めて頂いている。私は諸事情により1時間ほど遅れて試合会場に。遠くから元気な声が聞こえる。相手チームも元気が良いので、相当遠くからでも聞こえた。アップを見て感じた。当たり前のような試合のアップから、勝ちたいと思わせる声になっていた。当たり前に野球は出来ない。有り難いと思う気持ちが心を強くさせる。試合は序盤に大量得点。先発投手の柊登も制球、球威ともに良くない上に、ストライクゾーンも非常に厳しく苦しんだ。しかし、試合途中でも低めに集めようと何度もブルペンで調整して試合を作ってくれた。打撃では蓮が年間を通じて打っているがこの日も、タイムリーを含み2安打、3回とも出塁してくれた。私たち以上に、負けたくないという気持ちのある試合だった。結果は序盤の大量点を守り勝利。見事に銅メダルが取れた。優勝以外は必ず負けるのが勝負事だが、3決定戦は勝って終わることも出来る。金と同じ=銅メダル。試合後、表彰式。印象的だったのは、勿論、自軍の子供たちがメダルをかけて頂くことも良かったがそれ以上に、負けたにも関わらず相手チームが最後まで表彰式で拍手を送ってくれた。逆の立場だったらと思うと私は出来ただろうか!?見習わなければならない。すばらしい相手チームだった。手が凍えそうな寒い冬に、熱い戦いができたことに感謝したい。6年生は、この仲間で試合がやりたくても24日で最後。春先、手にひらに集めた想い、願いを胸に有終の美を飾ってほしい。

日曜日の試合後、中学3年生の4名が来てくれた。一緒にキャッチボールをやるのも久しぶり。体は大きくなったが私にとっては可愛い子供。記憶に残る平成24年度組。二人の子が言ってくれた。当時、私と毎週交換した日記。家に持ち帰り金曜日の夜に書いた返事。今でも大切にとってくれているらしい。私が学童野球から離れられない答えは、これかもしれない。誰がなんと言おうと、私は卒団生の味方でありたい。また、受験合格したら同窓会でもやりたい。
1月3日・9日・10日・11日

まだまだ間に合う!

新しい年のの幕開け。仕事では挨拶回り。本日13日は大阪に行き、その後東京。新幹線での楽しみが私にはある。プラットホームにある立ち食いそばやうどん。まずは大阪に着き、かき揚げうどん。東京に着き、かき揚げそば。名古屋に戻り、かき揚げきしめん。何故だか名古屋のかき揚げきしめんが個人的にはお気に入り。是非、ご賞味あれ。ちなみに夕食は味噌煮込みうどんだった。

1月3日は有志練習。有志にも関わらずほとんどの子供たちが集まった。私も予定変更。3日から練習できるのは幸せなのかもしれない。9日は、残り2大会に向けて近隣のチームにお願いして練習試合をしていただいた。先発は投げたいと言っていた湧輝が先発。2イニングで3失点。守備とモーションが大きいのが課題。相手はエース君が投げてくれた。実践に近い試合ができたので非常に助かった。守備ではほとんど出場機会のなかった文也が3つアウトを取ってくれる活躍。残り2大会に向けて良いスタートが切れた。

10日は1ヶ月以上も間隔が空いたナガイ杯トーナメント。第10回大会ですべて参加している。相手していただいたのは、新しいチームで初対戦。噂では相当力のあるチームと聞いていた。噂通りパワフルで足も速く、更には投手も長身から速球を投げる投手。1球1球ベンチからコースや高さなどサインを出す緻密な野球。コースが分かっても打てないのが自軍の打線。散発3安打。1得点。翔太のタイムリーがせめてもの意地だった。投手も打たれた本数よりも四死球が痛い。全部点になるという最悪の展開。完敗。負けた悔しさよりも、試合後、ただ試合をこなした感じがした事に憤りを感じた。私が懸念していたこと。このメンバーで戦える試合は残りわずかなのに何かが違っていた。試合後、全員を集めて話した。最後の最後まで必死にならない者に次はない。今年度、春先の練習から、苦しかった時期を思い出させた。学校に戻り「私はまだ間に合う」と思った。勝つことがすべてだと私はいつも言っているが、この時期はどうでもいい。小さい頃から、白と黒のユニフォームを身にまとい苦楽を共にした仲間たちと、足並みを揃えてゴールするために、この試合は収穫になった。10日午後と11日終日は「団」の練習。残り2試合。まだ分からない近い未来。今言えることは、同じ気持ちになれ。それだけでいい。
12月23日・26日・27日

今年もあとわずか。27日は大掃除が中心だったので午前中で練習終了。帰宅後、家で大掃除をやらされそうだったので、久々に、いや初めて家内と次男でアウトレットにショッピング。まったく興味のない私。息子は欲しいものがあったらしい。着いた瞬間、興味深いものだらけ。中国人の気持ちが分かる。超爆買い!滞在時間5時間は私にとっては考えられない。着ないだろうと思うものまで購入。毎週週末はグランド。出かけるのは盆と正月の旅行のみ。もし学童野球に携わっていなかったらと思うと恐ろしい。

23日はBチーム最終戦。教育リーグトーナメント。ポジションすら未確定な現状だが何とか形になった印象。内野陣も投手を含め4年生が多いが練習に練習を重ねて接戦に出来る力を持って欲しい。まだまだ元気が足りないので、まずは元気よくをテーマに頑張ってほしい。26日土曜日、ラストリーグブロック1位をかけて最終戦。勝てば来年の決勝戦が待っている。しかも出来るだけの子供を出場させる大会でもある。9月に負けた対戦相手。しかし以前のジュニアーズとは違う。スキルではなくメンタルが成長している。試合は初回からポイントがあった。いきなりノーアウト1塁。2塁。送りバントかな!?スチールで盗塁を刺す。その後、安打が出ても先発投手柊登踏ん張る。先制して中押。最後は凛斗この日2本目。打った瞬間にそれと分かるスリーラン。結果8安打13得点。しかも6年生全員が打席に立てた。今年最後の試合が快勝。リーグ戦、全勝で終わった。司も活躍できたし湧輝も良いプレーが出た。残り2大会をこの勢いで負けずに終わりたい。

日曜日はグランドに感謝の気持ちを込めて大掃除。倉庫、ネット、道具を綺麗にお掃除。ママさんから豚汁も振舞われ良い最終日になった。今年一年、大きな怪我もなく全団員が終われたこと。それが一番嬉しいこと。ジュニアーズのスタッフ、父兄、子供たちが来年も良い年でありますように。皆様、良いお年をお迎えください。
12月19日・20日

このメンバーで戦えなくなる日まで

いよいよ残り2大会。強いのか弱いのかわからないチームだが、そんなことより本当に元気よく戦ってくれている。怠慢より必死がいい。元気がないよりあったほうがいい。負けるより勝った方がいい。そんな事を思いながら、このメンバーで戦えるのはラスト1ヶ月。決して強いチームではないが、団結力だけは強固なものになってきた。土曜日、ラストリーグ。出来るだけ多くの6年生に活躍してもらいたい。対戦相手は毎年このリーグ戦でよく対戦させて頂くチーム。過去は負けなしだが今年は成績も良いと聞いた。立ち上がりからエラー合戦。2点ずつを取り合う。先頭打者に四球を与える翔太を諦める。ふてくされては試合にならない。流れを変えたのは投手ではなく守備だった。ショート5年生伶真の堅実な守備。何と言ってもこれまた5年生センターの琳大朗。主将捕手蓮が盗塁阻止2つ。もう一つ試合ポイントがあった。投手交代。互いに先発投手を立ち上がりので交代したが相手2番手投手が二人ランナーを残して交代。それを得点に出来たのが大きい。最終回、満塁という最大のピンチも切り抜けて接戦をものにした。5年生が6年生を助ける試合になったが、勝負強くなった。

日曜日もリーグ戦。これまた今年度地区で優勝を何度もしているチーム。試合後、監督さんと話したがチーム方針が違っていた。自軍はお祭りのように声を出す野球に対して、声を出さず集中する個々のレベルアップを図るチーム。先発投手は柊登。立ち上がりからミスの連発で失点。ランダウンプレーも初めて見るミス。しかしその裏、好投手から、安打と四球を絡ませ4番凛斗が弾丸ライナーを打つ。逆転。柊登は緩急を付け淡々と打ち取る。次の1点も5年生コンビが塁に出て登生がこの日2本目の安打で5対1とリード。結果柊登6イニング1/3を被安打1に抑えてくれた。私の個人的な気持ちとして前日、乱丁気味だった翔太を投げさせたい。土曜日のままでは終われない。結果二人を抑えて安心した。相手も2試合目で疲れていたのだろう。一戦一戦を大事に戦うことが結果ラストリーグ5連勝になった。

今年も残り1試合。1月は2試合か3試合でこのメンバーと戦うことがなくなる。闘争心と団結力だけは1年間通じて言い続けた。もがき苦しんだ時期もあったが、今の子供たちはメンタルも成長している。共に戦えなくなる日まで一戦一戦、1球を大切にして思い残すことのないようにしてもらいたい。たかが学童野球。この「たかが」を大切にしない者に次は語れない。

地元に帰り、私の大親友、岩倉の監督さんからドデカイ、メガホンを頂いた。絶対に対戦したい。その前に大きな壁はあるが、それを乗り越えて決勝でドデカイ声を出したい。メガホンありがとうございました。
12月11日・12日

毎週月曜日にある程度日記を書いているが、今週は公私ともに忙しく先週末の記憶が薄れている。今年も残り半月。12月12日は漢字の日。今年の漢字一文字は「」。倍総理の保法案。マンションデータ改ざん等の不などで「安」は選ばれた。私自身は、「」。会社でも大きな化があった年。学童野球でも大きな化。チーム数の減少や人数不足で大な年になった。ジュニアーズは異が生きた。10年間退団などなかったが、今年は人数が減る現象。しかし子供たちは大きな変化で秋以降好成績を残してくれた。良い意味で大変な年だった。

土曜日はラストリーグ。とにかく6年生は全員出場させるのが私の義務と思いこのリーグに参加させて頂いている。先発投手の翔太、2番手柊登が不調だった。淡々とストライクを積み重ねる投手が苦しんだ印象。しかし二人共試合は作ってくれた。打線はバントと足で得点を積み重ねた。激戦の後の翌週は気を引き締めなければならない。それにしても司の足の速さは魅力的だった。少し燃え尽き症候群になりかけているので気持ちの切り替えをしたい。

日曜日は教育リーグトーナメント。相手はAチームでは何度も戦った相手。私は審判。両軍制球の良い投手でミスがない限り大量点は望めない展開。本来、力の差がある相手だろう。非常に投げっぷりの良い左腕だった。しかし何故か試合になってサドンデス。サドンデスは満塁から。差が出たのは内野ゴロでホームに投げないチームとホームに投げたチームの差。試合後、相手チームは悔しさを表情に出していた。恐らく相当来年度力をつけてくると予想。負けて悔しいと思うから勝つ練習をする。現Aチームも春先何度も悔しい思いをしたから、ここまで這い上がれた。勝負事は勝つことがすべてでないとしたら、負けた悔しさを感じる心。Bチームは今年度あと1試合。Aチームも10試合ない。最後は満足のいく試合をしてほしい。
12月4日・5日

元気に勝る強さなし! 真冬に咲く花

私が子供たちに言い続けていることがある。「人を応援できる力を持ちなさい」、「自分以外のプレーで一緒に喜んであげられる人になりなさい」。の二つは、気持ちさえあれば誰でも出来るプレー。ホームランが打てなくても、応援をしたり、喜んであげられることは誰でも出来る。強いチームに何か一つでも勝ちたい。1年間の最終コーナーの練習は応援の練習から始めた。それで勝てると信じた。

4日豊山大会準決勝。私は、出張で忘年会。試合観戦出来ないかもしれないと思ったが嫌な予感がした。「目に焼き付けないと損をする」。そんな予感から7時半に名古屋駅について直行。対戦相手は今年度7度目。力の差があった春先から接戦に出来るようになった。間違いなく3点勝負。3点取れば勝てる。先発投手は翔太。対戦が決まった瞬間に決めた。翔太で勝ちたい。初回から1アウト3塁の大ピンチ。1点覚悟。スクイズが捕手飛球。打者が悪いというよりも捕手蓮のダイビングキャッチ。ゲッツー。終わってみたらこれがすべてだった。翔太も悪いなりに粘って勝ち投手になってくれた。試合後、相手監督さんが7回も対戦したので最後は両軍で称え合いたいと言ってくれた。知らぬ間に相手の名前も覚えるほど対戦した。本当に最後は熱いチームになっていた。私も感動した。今年度戦うことはないが、子供たちが中学で戦う時は笑顔で戦ってほしい。

さあ決勝!先週対戦したばかりだが私は見ていないので恐怖はない。強いと言われるチームと戦う時は立ち向かうのみ。今年度は1度勝っただけであとは負け。この試合のテーマは応援。初回から試合が動く。蓮の安打から4番凛斗のひと振りで先制。2アウトランナー無しからなので大きな1点。しかしその裏、特大の本塁打を打たれいきなり同点。想定内。四球やエラーが絡んでいない失点。1対1のまま終盤。相手は強豪でも流れは渡さない。それはやはり、勝ちたいと思う「声」だった。サドンデスへ。作戦変更。9番打者からの打順。好投手から打てる確率は低い。満塁ならプレッシャーもかかる。ボール先行ならチャンスあり。3ボール2ストライクからファール。このファールが良かった。その次の投球はあきらかなボール球。5年生琳大朗、ヒット以上の押し出し四球。サドンデスで2得点。まだ勝った気はしないが、相手も満塁から。先頭見逃し三振。サードゴロ。自軍とは対照的に振り回してくれる。最後は初球を投手ゴロ。劇的な決勝戦の勝ち方に歓喜の輪が出来ていた。スタッフも父兄もみんなで掴んだ優勝。嬉し涙と泣き笑いが入り混じる表情。何度も子どもたち同士が抱き合う。やり終えた達成感の笑顔は、まさに真冬に咲く花。力の差があった相手から追いつき追い越した瞬間だった。東本監督、山本コーチ、参加した6年生スタッフ全員胴上げできた。記憶に残る1日になった。

5日、ナガイ杯トーナメント準々決勝。夏に負けた相手。6年生のみで構成されている。正直、東本監督は自信があると言っていたが、この試合も元気で流れをつかむことがテーマ。打ち方や投げ方など何でもいい。勝ちたいという気持ちのみ。初回から動きがあった。ノーヒットで先制。相手投手は球威も普通で少し荒れ球。打てと言っても絞りにくい。先制後も東本采配が光った。ダブルスチールで2点目。ボディーブローのように毎回得点を積み重ねる。特に3点目は翔太の食らいつくタイムリー。最後は、凛斗特大柵越スリーラン。来年1月まで試合が出来る勝ち。終わってみたら9対0。見事な得点の取り方と完封。まだ終わらない、終わりたくないシーズン。このメンバーで戦える事が最大の収穫だった。

土を耕し、種を蒔き、水をやり、花が咲く。まだ1ヶ月強のシーズンが残っているが、枯れることのない花。仲間意識が強くなり、感情が表に出せるようになってきた。これも子供たちの努力とスタッフのお陰。日曜日、OBコーチから6年生のママさんに花が送られた。お礼の気持ちと言われていた。冬の花プリンセチア。冬に咲く花。花言葉は「思いやり」。
11月28日・29日

一人でない

11月最終週。もうこんな時期になった。平成27年度もあと何試合出来るだろうか!?ここ最近チームに力が付いてきた。見るからに格上と感じるチームでも試合に出来る団結力がついてきた。団結力を増すために応援の練習もした。個ではなく、線でつながるように手をつないで話を聞かせた。多少強引だったが、盛り上げるための私なりの練習。ノックばかりが練習でない。子供たちには、守備でも打つ時でも、一人でなく仲間の想いがあることを伝えたかった。声は力。一人より二人。二人より三人。三人より・・・・・・。仲間を心から応援する力があれば、必ず好結果になる。28日土曜日は豊山大会。毎年、熱戦が出来るチームだが今年度は対戦が2回目。この試合のテーマは無失点に抑えること。攻めのバント。あとは応援を精一杯やるだけでいい。結果2イニングの攻撃でコールド勝ちだったが、色々な意味で何か寂しさを感じた。先発投手柊登は調子は悪かったが、3イニングをノーヒットピッチングだったので成長したのだろう。午後からはミズノワイズ杯4回戦。非常に打撃は振り切り、守備も安定している。何より好投手左腕が立ちふさがった。初回、いきなりポイントがきた。先頭伶真がレフトオーバー。これで外野が下がった。非常にまずい攻めで無失点だったが、ここという場面で三振が取れる相手左腕がすごい。クロスファイヤーは打てない。バッターボックスでの位置を工夫する。制球は多少ブレるが球速はある。打も投も自軍と真逆な印象。ベンチの応援も練習したとおり盛り上げてくれる。中盤、愛虎がライト線にヒット。東本監督が代走を相談に来た。ならば1点を取りに行くしかない。スーパーカー司が2盗、3盗成功。先制が出来た。先発翔太は緩急をつけて打ち取る。5回までノーヒット。守備も打たせて取る投手を助けた。6回表、1アウトから蓮が四球を拾う。勿論、次の1点を取りに行く。勝っているので策はある。盗塁成功して4番凛斗。センターへタイムリー。勝負強くなった。柊登も下がっている外野の前へタイムリー。まさに手をつないだように線になっていた。本塁打が打てなければつなげばいい。良い投手から3点取れ、しかも1安打完封に抑えたことは自信になるだろう。

日曜日は5回戦。遠征で小牧市のチームと戦う。私は遠征に行かずお留守番。ナガイ杯の立ち会いや、予選最終戦のチームもいるので挨拶したかった。それ以上に、勝って戻ってくるのではないかと期待した。しかし、そんなに甘くない。今年度は1度逆転勝ちもあったが、春先からの力の差は埋まっていないのか!?途中、何度もLineで途中経過が来た。安打は出るものの攻めきれなかった。しかし、相手は10名のみで戦っている。一人でも怪我したら危険な状態でも勝ち進むのは、体調管理も素晴らしいのだろう。結果1対3。戻って来て感じたのは、危機感がない。あと少しで卒団なのに悔しかっただろうか?これで満足したら成長はない。また、週末対戦できる可能性も残っている。その前に準決勝にすべてをかけたい。

今年度と言うより、毎年毎年、力でねじ伏せる投手はいない。打撃も今年は比較的長打も多いが、振り回す野球をしない。投手にはまず制球を優先させ守ってくれる仲間が居ることを自覚させる。打撃も、本塁打は勿論嬉しいが、単打でも色々な策で後ろに繋ぐ事を練習する。絶対に一人では野球は出来ない。残り10試合あるかないかの試合数。本当に意味で全員野球をしてほしい。
 11月21日・22日・23日

采配・・・・・情がが裏目に出ることも

どうしても日記に書きたかった。いち野球ファンとプレミア12準決勝。歴史に残る敗戦。私がこのホームページの11月7日・8日に「日本の野球が変わった」と書いた。予選を1試合見ただけで感じた。正直、プロ野球には興味はないが、国を背負うオリンピックなどは大好きな私。そんな日の丸を背負った戦いには見えなかったのが残念でたまらない。新聞紙上や評論家からは投手継投のミスと采配を叩かれていた。確かに、予選と同じ相手に同じ継投。チーム一、速い球にキレのある投手の後は、同じタイプでは厳しい。3名の抑え投手に各球団から来た好投手の気持ちまでも潰したと感じてしまったのは私だけだろうか。しかし継投は判断。すべて、7回、8回の大チャンスの攻撃にある。何故、3対0から次の点を取りに行かないと感じた采配。ノーアウト1塁・2塁。私ならトーナメント戦、代打を出してでも1アウト2塁・3塁にする。4番打者だから送りバントはしない!?何故、ブルブル振り回すのか!。140試合戦うシーズンの采配と中心打者のプライドを考えた采配だろう。それが時として、裏目に出て泣かなければならない者もいる。私は自宅で家族に豪語した。追いつかれると・・・・・。負けられない試合なら1点でも多く取るのが当然だと私は思っていた。相手のチームは最終回捨て身の攻撃。代打は軽打で塁に出て、四死球2個でつなぐ。そして逆転。投手継投は完全に決勝を見据えていたので目の前の一戦にこだわらなかった。打線は犠牲になる采配が出来なかった。中心打者に代打を出す勇気もなかった。その選手に対する情が、最終回苦しむ結果となり、更には信頼まで失った。野球ファンとしての見解と感想でしかないが、勝負強い日本のイメージがあっただけに残念な結果になった。

21日は、流れに流れたミズノワイズ杯。ここ10年対戦した記憶がないが初めて対戦するのは嬉しい。見るからに打ちそうな打線。先発投手は、今では投手として信頼の厚い柊登。初回、相手ミスからチャンスを作り先制。中盤の2点目も愛虎のタイムリー内安打。柊登は快調に打たせてアウトを積みかせねるが、ミスと安打で1点差にされる。今シーズンはエラーが多すぎる。同点覚悟も内野陣が踏ん張ってくれた。投手が変わり速球派ではあるが少し荒れた球。セットにすれば必ずショートバウンドが多い投げ方と見たがなかなか塁に出られない。しかし、琳大朗が塁に出て、予想的中!ワイルドピッチで2塁へ。最後もワイルドピッチで大きな1点が入った。結果3対1。2安打で勝利できた。相手打線も緩い球を右打ちするなど工夫していたので最後まで怖かった。ポイントは苦しかった時に三盗を完璧に刺した蓮と三遊間の守備。翔太、伶真のチビッコ三遊間が攻撃的守備をしてくれたのが勝因だろう。また、初回の攻撃、東本監督の采配もお見事だった。

22日はBチームのナガイ杯予選。相手も自軍も予選突破はないが、指揮官からは負けたくない気持ちの伝わる試合だった。これまで投げ続けてきた晃大が左手の怪我。晃大が投げれば荒れることのない投手。しかしその穴を埋めるために、投手も内野も練習した。しかも訳あって、サインをすべて変えなければならない状況。私は6年生と一緒に過ごしたあと審判をやった。チーム方針が全く違う両チーム。好ゲームになっていた。審判をすると普段見えない部分も見える。ただ一つ言えるのは、プレーや勝ち負けに関係なく、1塁側からは監督の声のみが聞こえ、3塁側からは子供たちの声援が聞こえる対照的な「声」だった。Bチームは晃大の怪我は非常に痛かったが、それによりチャンスを生かした子供がいることが収穫。晃大もケガから帰ってきたら、今まで以上に力を発揮してくれるだろう。初先発の4年生彼方の制球はあっぱれ。

23日は私は結婚式で試合途中から参戦。本当に仲良くしていただいている岩倉のチームとナガイ杯予選。春先見た相手より、さらにパワフルになっている。私は自軍監督に伝えた。いつも通りではではダメ。と言った矢先に消極的な守備。ノーアウトからのエラーは、強いチームは許してくれない。まったく熱く戦わない子供たちに腹が立った。今まで何をしてきたのか!?打ち方や捕り方などどうでもいい。戦う姿勢がない。積極的に振らせ7安打打ったものの走塁ミスやライナーゲッツーも2得点。押せ押せムードもまた、エラーから2失点。守備が下手ではない。真っ向からアウトを取りに行く姿勢がない。ベンチの気持ちは子供たちに伝わる。この時期、見るも無残な4つのミス。ミスは誰でもあるが攻撃的でない守備は許さない。結果、5失点。確かに良いバッターが多い。反対方向にも大きなあたりが飛ばせる。鍛え上げられた相手なので、もう一度、対戦するチャンスがあればリベンジしたい。

この時期、気が狂うほど熱く戦うのが小牧原ジュニアーズの特徴だが、まだ危機感はない。空回りするほど元気よくしかも、共に喜び、共に悔しがれるチームになってほしい。強い気持ちは、良い采配をも超える。勝つ近道は共に助け合うこと。
11月14日・15日

「信頼」

私自身が仕事で一番大事にすることは「信頼」。信頼されなければ会社でも誰もついてこない。ましてや非営利団体の学童野球では信頼無くして成り立たない。信頼とは道徳的秩序や相手の期待に応えること。価値観が違う人の期待に応えるのは難しい。しかし価値観の違う人より結果を出すこと、必死になることにより信頼されることもある。それは、大人だけでなく子供も同じ。学童野球においては、こんな言葉を聞く。チャンスの打席で「お前に任せた」。これもベンチからの信頼。もしくはベンチが「任せた」と言うだけの無責任な言葉。大チャンスで任せた以上三振でも結果は二の次。私が必ず子供たちに伝える言葉。今は分からなくてもいい。「信頼される人になりなさい」。何故なら信頼は自分自身の実績。子供たちにも既に信頼のある選手もいる。土曜日は、相手チームの判断も素晴らしく雨で中止かと思われた大会も、普通に出来た。しっかりと人数も揃っていて、何といっても個の能力が高い相手チーム。初回の攻防で大差がつくのではと思うほどレベルの差を感じた。しかし野球は不思議、接戦になった。春先、ストライクすら取ることが出来なかった先発投手柊登。しかし半年ほどで「信頼」つかんだ。スピードボールを投げる投手ではない。パワフルな打線相手に7イニング1失点は褒めてあげたい。打線もワンチャンスを生かした。アウトコースの制球が良い相手投手。そんな時は、綺麗に打つより食らいつく。蓮のツーベース。4番凛斗もまずは同点にするため送る。5番柊登食らいつきタイムリー。サドンデスへ。サドンデスは打たないと勝てない。相手打線が襲いかかってきたが、やはり痛かったのはスクイズの処理で1つのアウトもとれず7失点。準決勝で諦めたくない。その気持ちが3点返して、最後の打者になってしまったが、柊登が8球ファールを打つ。どんどん投げ込む好投手に対して、せめてもの意地だった。勝ちたかったけど貪欲に喰らいつこうと思う気持ちだけは収穫。

日曜日は、午前中雨天中止。正直グランド整備すれば出来た。自軍のスタッフは、子供たちの為なら、雨水をも飲み込みそうなほど信頼の厚いスタッフ。現に水捌けの悪いグランドを整備してくれた。午後からラストリーグ。初めて対戦。初回から前日のうっぷんを晴らす打撃。投手もスピードは前日と変わらない。2番登生が長打で2アウト3塁。から4番凛斗。今は私も信頼している打者。先制タイムリー。この日は2番から5番打者で6安打。何といっても、8番愛虎が2安打と結果を出してくれた。先発投手の翔太は緩急をつけながら投げてくれたが、自軍のミスから4失点。ミスした子はやはり勇気と自信がないのだろう。4失策は最大の課題。投手翔太は成長を感じた。投球ではなく、打たれると天を仰ぎ悔しがる。ストライクが入らないとき、大人たちは必ず言う言葉がある。「打たせていいよ!真ん中でいいよ」。私は言う。「打たせたくない気持ちを持て」。真ん中でいいよと言われて真ん中に投げられれば、とっくに投げている。それほどプレッシャーになる言葉はない。それを考えると、打たれても平気だった翔太は成長した。ただ、仲間のミスを助けてあげられる気持ちを持って投げて欲しい。この試合、6年生が全員出場したこと。皆が活躍してくれたことが次につばがる。相手2番手投手の左腕くん。5年生で私が好きなタイプの選手。朝からカレーライスをたくさん食べると聞いた。大丈夫。私は朝から味噌カツ定食を食べる。来年度、会える日を楽しみにしています。

私が私生活でも、会社でも学童野球でも許せないこと。適当に物事を考える者が、必死になって頑張っている者を批判すること。以前もこの日記に書いた。いい加減で自分中心な者は愚痴が多い。愚痴を出すなら知恵を出せ。そんな知恵を出してくれるスタッフが多く、日曜日は振興会主催の体験野球教室を開催。本当にたくさんの子供たちが来てくれた。ありがたい。球団継続のために知恵を出してくれるスタッフには感謝しています。
11月7日・8日

負けてよい試合はない

現在、プレミア12という野球の世界大会が開催中。日曜日はテレビで観戦。先制して次の1点を取り続けた日本が勝った。11日も第2戦を観戦したしたが、セフティーバントや送りバントなど相手が多用して接戦になっていた。結果はサヨナラ勝ちだが、何故だか日本の野球が変わった印象。つなぐ意識から、積極的に個人で決める意識に変わったような気がした。土曜日は、いよいよラストリーグの1戦目。この大会は出来る限り6年生が中心となって勝ちたい。どんな大会でも、練習試合でも負けて良い試合はない。負け覚悟でメンバーを変えるなど選手に失礼。この大事な時期に6年生が怪我もなく揃っているので、それだけでも助かる。先発投手は柊登。少しだけフォームをイジったが非常に制球が良くなった。投手タイプでない柊登だが春先から努力した分、結果が出ている。この日も6イニングだが無四球完封。4奪三振。打線は、初回に先制するも2対0のまま5回へ。3番蓮はすべて良い打球でも野手の正面。4番凛斗は、チャンスで凡退。しかし5回表に中押し点が入った。結果6対0。この試合は出来る限り、たくさんの選手を出す。つながりを感じた試合になった。

日曜日はミーティング。ミーティングや試合後、私が話す際に子供たちの性格がわかる。必死に聞いて吸収しようとする子。考えて答えを出そうとする子。なんとなく聞いている子。何がなんだか分からず理解不能な子。さすがにこの時期、理解不能な子はいないが、人の話を聞ける子と、聞けない子では成長度が違う。今年度は如実に出ている。個性はあって当然だが 「志」 同じであってほしい。どうせ毎週頑張るなら「勝つこと」目標にしなさい。もし負けたとしても、何かを学んで次の試合に活かしてほしい。残り3ヶ月は1戦でも多く、このメンバーで戦うために勝ちにこだわりたい。
10月31日・11月1日・11月3日

ルーティン

今話題のルーティン。五郎丸ポーズがテレビで騒がれているが、皆ルーティンをやっていると思う。私の場合も、打席では必ずベースに2回バットをつけるルーティンなのか癖なのかがあった。ベースの外と真ん中にバットを合わせる仕草を必ずやる。恐らくリズム的なもので、決まった事をやることにより安心させると私は解釈している。しかし、相当大事なことで、野球でも対戦相手の打席での仕草など見ると「打ちそう」と思ってしまうような選手も多い。逆のパターンもあるが、昨今の学童野球は時間短縮が目的で、あまり無駄な動きをすると審判に叱られるパターンもある。万一、五郎丸ポーズをやってから打席に入ったら、厳重注意間違いなし。私自身は、自分のリズムをつかむためにルーティンは不可欠と考えるが、自軍の子供たちも、自分のルーティンを持ってほしいと思うのは私だけだろうか!?

31日、Aチームは、大会が無くAチーム練習試合をやって頂いた。色々な目的がある。大会でも対戦させて交流も深まったが、接戦になった。先発投手は久々の翔太。制球は良かったが、もう少し緩急をつけてほしかった。ビュンビュン投げるタイプではないため、打たせない気持ちは必ず持ってほしい。また、この試合の先発メンバーは6年生中心。出場機会の少ない選手には絶対に活躍してほしいと思った。人は不思議。試合になると緊張感なのか、バントミス、見逃し三振など手足が動かない。練習では出来るのに・・・・・。心で体を動かす。その緊張感を乗り越えたときに大きな成長がある。結果を出してチームから信頼を得て自信をつけてほしい。 夜はTボール。ナイターだったが、私は初めて見た。非常に楽しそうだった。寒かったが、Cチームスタッフ、ご父兄には子供たちを楽しませて頂き感謝しかありません。真冬でもTボールをやってほしい。

1日は、市長杯。途中から観戦したが、まるで大人対子供の試合だった。前回は逆転で勝ったチームでも、このレベルの差は完全に開いていた。バッテリーに守備、バッティング、自信に満ち溢れた仕草。しかも10名でプレーしている。ファール、フェアで微妙なジャッジもあったが、完敗。先制点を取られると攻める姿勢を失くす悪い癖が出ていた。収穫は、完敗した事で、真っ暗になるまで練習出来た事。熱き魂だけは、負けないように。

3日はBチームのナガイ杯予選。Bチームは予選敗退決定しているが、今いる戦力で勝たなければならない。先発投手、レイマも不安定。2番手リンタロウもブルペンでは抜群なのに自滅。3番手彼方。この子だけが救いだった。しかもサード守備よし。センターゴロをアウトにするなど、振り返ったらラッキーボーイだった。守備は安定していたので安心して見ていられるようになった。Bチームの残りわずかな試合数。冬の練習に入る前に、経験を積みたい。さあ残りAチーム残り5大会。東本監督始め、超強力的な6年生スタッフも残り3か月。思い残すことが無いように精一杯子供たちと戦ってください。
10月24日・25日

どこまで出来るかやってみる

人間は逆境になると、ここまでしか出来ないと自分自身で幅を決めてしまう。順調な時は前に進むが壁があると避けて通りたくなるのが本音。まだ小学生の子供たちには、難しいかもしれないが練習でチャレンジして試合でやってみる。成功すれば自信になり、それが力に変わる。今年度は、弱小チームから多少這い上がってきた。土曜日はA・B共に練習。日曜日の大会に備える。6年生は残り数大会。1戦1戦、足跡を残したい。その為に、色々な攻撃パターンや守備のフォーメーションをやった。スバ抜けた選手もいない。特にBチームは4年生が主体。パワーで勝てないなら、せめて知恵を使いたい。練習ではAチームが心配だった。

日曜日は午前がBチーム3回戦。相手は本当に沢山子供が揃った強豪チーム。羨ましい限り。見た感想はレベルが違うと感じてしまった。しかし、野球は不思議、ゲームになっていた。先制して追いつかれたが、相手ミスで勝ち越す。先発投手晃大は制球力抜群。4年生で小さな手で投げてくれる。しかし、相手の攻撃が上手でセフティー2本で塁が埋まっていく。晃大はほとんどストライクばかりだったが、2ストライクからの死球が痛かった。相手の中軸はしっかりスイングをするため、打球も飛ぶ。1イニング4失点。バントを絡めた攻撃に完敗。執念深く戦ってくれたが、収穫の1試合。ゲームを作ったのは捕手勇杜。初回、スチール阻止。Bチームも残り数試合。そこで結果を残して欲しい。

その後、即、Aチームの試合。春先負け続け、市民大会決勝戦で初めて勝てた相手。私が監督時代は、地元大会は1年間というスパンを考えて試合をする。同じ相手と5回以上大会で対戦する時もある。この日も6回目の対戦。土曜日の練習で対策バッチリと思っていた。試合は、初回先頭四球。ビッグチャンス。しかし、いつも通りの2種類のサイン。練習した子供たちに申し訳ないと思った。簡単に先制され、2回の攻撃も、ランナー2塁から変わらぬ攻撃。攻める意識なし。面白くない野球が見たくなかった。「やってみたらいいのに・・・・」と叫んでBチームと学校に戻った。2回の裏の大大大ピンチを無失点に抑えたのが試合を作った要因。戻ってきてスコアブックと説明を聞いたが、6回表にやっと足を使った攻撃ができたと聞いた。相手ミスで2得点だが、満塁にできたことが大きい。静と動の攻撃。そして何より攻める守備。結果、辛勝。スタッフも子供たちに助けてもらった試合。何故だか1失点に抑えた子供たち。これも成長した結果。あとは出場機会の少ない6年生が、残り思い出を作って卒団するために、私が考えなければならない。強いチームでなくても勝てるとしたら強い気持ち。これで勝ち進んでいる大会が4つになった。2月の声の掛け合い練習から始まり、もう11月。練習でやったことを思い切ってやってほしい。ここまで来たら、もう一つ勲章を!
10月17日・18日

積極的に

土曜日、Aチームが朝から大会。久々の翔太先発。うちの投手はパワーボールを投げられない。というより、思い切り投げさせない。制球重視。勿論、三振をたくさん取れる投手も魅力的だが、まずはストライク入らないと試合にならない。守る選手も四球ばかりでは嫌になる。その点、ここ数年は制球の良い投手になってくれている。試合は、ミスから先制されたものの逆転。凛斗のタイムリー以外頂いた得点。初回、大事な場面で4番打者の凡フライが最後まで響いいた。投手翔太は1四球与えただけで粘ってくれた。この試合は、出場機会の少ない子供たちが出場したが、想像以上に力が発揮できない。バント1つでも緊張しすぎて出来ない。頭は真っ白でアウトカウントまでわからない。スポーツはメンタル。どれだけバッティングセンターで打てても、どれだけノックでミスしなくても、本番では強気になれない。ノビノビ試合をするには、緊張感のある練習。この試合勝ちを拾ったので次はしっかりと、うちらしい試合をしたい。Bチームは午後からナガイ杯。Aチームの3名は大変だが良い経験になる。試合は判断ミスとエラーで自滅。失点を防ぐには、エラーと四球を減らす。万一エラーをしても盗塁阻止など助けるプレーで失点が防げる。すべて悪い部分が出た試合。

日曜日もBチームの大会。3度目の対戦。初回、先制されるもその裏、四球で満塁。非常に難しい投手で絞りにくい。指揮官もエンドランやスクイズを出すのも戸惑う相手投手だったが、2アウト満塁から、6番4年生善勇がタイムリー。前日の嫌な流れとチームと指揮官を救う安打だった。その後は、先発の4年生投手晃大がリズム良く投げてくれた。一人でやらない投手なので打たれること以外は心配ない。2回、3回、4回と追加点で終始流れを渡さなかったのが勝因。終わってみたら7対1。やはり、ノーエラーと1四球だけなので失点も少ない。試合後は、勝ったのでA・Bチーム共に遊びを入れた練習。普段元気のない子が、この時ばかりは元気一杯。CチームはTボールの試合。今年度より積極的にTボールをやっている。チーム全体が活性化してきたのが嬉しい。今週末もA・B・C共に試合がある。特にAチームは勝ち進んで1試合でも多く試合がしたい。

人間は、緊張すると手足が動かない人もいる。逆に緊張したほうが良い結果が出る人もいる。投手でもホームにはストライクが入るのに、投手ゴロを緊張して暴投になってしまう子もいた。私も経験上、飛んでくるなと思った事もある。そんな時は良い結果にならない。打席はいつもまわってこいと思うのに守備になると消極的な時もあった。そんな時は、いつも自分がアウトを取るイメージをしていた。三遊間に飛んで来いと思って守ったこともあった。不思議とあまり飛んでこなかった。気楽にはプレーは出来ないが、常に積極的にと自分に言い聞かせていた。今、6年生でも緊張のあまり足が止まってしまう子もいる。どうせミスするなら積極的にプレーしなさい。緊張しても構わない。終わった後の開放感や達成感を何度も味わって欲しい。
10月12日

攻めの姿勢と動かない勇気

3連休最終日。朝から仕事の電話が鳴りっぱなし。私はナガイ杯の立ち会いを終えたあと、グランドへ。ナガイ杯予選2試合目。この連休は試合を入れて運営も積極的な攻めに出た。毎年、ラストリーグで対戦させていただく相手。パワフルな打撃が印象。この日はけが人も多く万全でない状態でも試合をしていただく。先発投手は柊登に頼った。背番号1の翔太はフォーム調整中。試合は立ち上がり無難に無失点後。3連続四球から4得点。私がいつも指揮官にお願いすることは、攻めの姿勢を忘れない事と相手能力との駆け引き。動かない方が吉となる時も多々ある。攻撃は静と動。そして奇襲。今は、ここ5試合で7割以上の打率を持つ凛斗が、ある程度得点源になっている。この日も、10日(土)ほどではないが見事な連続本塁打で流れは終始自軍。ここまで飛ぶ打者は私も初めて見る。先発柊登は粘り強かった。2失点は反省だが、本当によく投げてくれた。しかし、期待の6年生は見逃し三振が多い。流れに乗ったら自分のバッティングをしっかりとする。これだけ得点力のあるチームではあるが、良い投手が来ると1点を取るのが難しい。課題は攻めの守備。点を与えない攻撃的守備をしなければならない。

残り3ヶ月ほどのシーズン。6年生や6年生スタッフには必ず思い出を持って卒団してもらいたい。Bチームも頑張っている。来週も試合ができる喜びを感じてプレーしてほしい。最高の仲間たちとの試合が1試合でも多く出来ますように。
10月10日・11日

このメンバーに出会えた意味

毎年、この時期になると子供たちの気持ちも高まり不思議と熱き戦いをしてくれる。2月に新チームになり、地元の優勝など夢のまた夢だったがチーム力がつくと共に勝ちあがれるようになった。私が欠かさず書く日記も7年目。生活の一部になっている。パソコンには11年前の日記も保存してある。1円も特になることはないが、毎年子供たちからの力が私の原動力なのかもしれない。今年度のチームも個性があって面白い。ど叱られても罵られても這い上がってくる子供たち。知らぬ間にチームが和になっている。まだ振り返るには早いが、更に仲間意識の強いチームになってほしい。

土曜日はBチームで初めて参加したリーグ戦を勝ち残ったトーナメント。春先に対戦させて頂いたチーム。試合前の練習から試合になるか不安もあった。3年生から5年生までの混合だが攻めの姿勢だけは忘れたくない。力の差があるときは特に攻めまくる。動かずに負けるくらいならやらないほうがいい。Bチーム指揮官にはそのように伝えた。試合はいきなり2失点。やはりよく打つ。1回表の攻撃に立ち向かわなかった流れもある。しかし、4年生先発投手がリズム良く、淡々と投げ込む。緩い球でもとにかく制球の良い投手。私も4年生で制球力のある投手は初めて。ピンチを無失点に切り抜けたあとチャンスは来る。1番打者4年生創太。入団5ヶ月目の選手がセンター前。悪送球もあり2塁へ。琳大朗が転がし3番頼りになる伶真のタイムリー。次の1点が自軍にきた。更に中盤、流れは不思議。また1番打者創太が四球。指揮官も当然攻める。単独スチール。琳大朗セフティーで1塁・3塁。更に小技で同点。ノーアウト1塁・2塁。4番打者。1アウト2塁3塁にして逆転を狙うのが当然。しかしバントが捕手飛球。この試合の全てだった。野球というスポーツは人が得点になる。サッカーやバスケなどの球技はボールが得点野球は時として犠牲にならなければならない。犠牲バントで人を次の塁に進めるから次の打者が、犠牲になった選手の分まで頑張ろうとする。そのバントミスを救うには勝つことだが、サドンデスでサヨナラ負け。相手の打線、守備、走塁は自軍よりすべて優れている。しかし、綺麗でなくても食らいつく執念や攻守交替の全力疾走。元気だけは負けたくない。春先、大敗したチームに食らいついたことは収穫。しかし負けは負け。もし次戦えるチャンスがあれば、更に相手に勝てる何かを持って挑みたい。

午後は即Aチームのナガイ杯。10回目の大会ですべてに参加しる思い入れのある大会。Bチームの子供も合流。春日井のチームと対戦。親交が深く、練習試合など毎年やって頂ける。先発投手は柊登。立ち上がりから制球が良い。自軍の立ち上がりの攻撃はいつもつまずくが、この試合も同様だった。先頭が出て攻めきれない。東本監督にも、とにかく立ち上がりは攻める事を伝えた。2回表は見違える攻撃。5点先制。その後長打2本で2点返されるものの、常に流れは自軍に。これぞ4番打者というバッティング。2打席連発弾。しかもこのグランドはセンターは深いがレフトは63m。その上に10m弱のネット。その上を完全に超えた。1本目は推定飛距離80m。2本目はライナーだが75m飛んでいただろう。家の練習でマスコットバットで素振りを重ねた努力の成果。結果よりも、試合後両軍の子供たちが握手し合う。相手監督さんのご指導もあり、試合後の光景は本塁打より美しい。この試合は、1試合目に戦った5年生以下の選手を、しっかり支えた6年生たちの力だっただろう。

日曜日は雨天延期もあり終日練習。何気に6年生の成長を感じた。スキルではなくチームとしての力。蓮は主将らしく引っ張ろうという意識が出てきた。登生は周りの空気を読み、チーム最優先で考えてくれる。翔太は腹立つときが多いが、後輩の面倒見が良く野球をチーム一知っている。凛斗は何を考えているか分からないが、いつも全力でチームを引っ張る。しかも這い上がってきた。湧輝もチームにしがみつき、緊張から笑顔に変わってきた。文也は約束を守るようになり、丈維は泣いたり笑ったり忙しいけど、相当頼りにされている。柊登はまだ緊張したところはあるが、怪我にも耐え、これほど成長を感じた選手もいない。司は真面目でしっかり、理解してプレーしてくれる。愛虎は春先は逃げることしか考えていなかったが、今では逃げることなくチームのムードメーカー。このメンバーに出会えたのは偶然ではなく必然なのかもしれない。出会えた意味が分かるのは、この子供たちが大人になってからでいい。ただ今言えることは、たかが少年野球だろが、出会った以上一緒に笑って卒団して欲しい。
10月3日・4日

スポーツの秋。その言葉通りテレビでは色々なスポーツが中継されている。フィギアスケート女子で休養明け、果敢に難度の高いジャンプに挑むアスリートに感動した。もっと驚いたスポーツはラグビー。ルールもわからないし、正直スポーツNEWSのハイライトでしか見たことがなかった。球技ではなく格闘技に近いスポーツ。前へ前へ突き進み、体がぶつかり合っても立ち上がる。あれだけ踏まれたりタックルされても大きな怪我をしないのが不思議。まさに不撓不屈の精神。強くない時は注目されていないが、勝ちだすと注目される。生まれ変わっても私には出来ないスポーツだと思うが、あれだけ体を張る球技に興味を持った。

土曜日は、西愛知親善大会。準決勝。名古屋市でも激戦区のチームが相手。過去二度対戦した記憶がある。試合前からパワフルなスイングが私の目に映った。先発投手は柊登。先週とは真逆。ブルペン絶不調。相手投手は多少荒れ球ではあるが急速はある投手。打撃、守備ともに戦う前から勝てる要素を探すのに必死になるほどレベルの差がある。打線は絶対にボール球を振らないこと。守備は1つのミスで大量失点になると思った。展開は無安打で先制したものの、相手4番打者に即、同点弾。丈維のタイムリーで勝ち越すも、またまた4番打者にスリーラン。中継も乱れたが、たった一人に4打点された。センター中心にしかも緩い球を遠くへ飛ばすのはお見事。打つだけではなくスリーバントもあり徹底したチーム。6失点は痛いが、最終回に執念を見せてくれた。4年生晃大は四球。自分の役割を理解している。5年生伶真もつなぎ、蓮の内野ゴロの間に3点差。今までならここで終わっていた。しかしこの試合当たりのない凛斗が遊撃手へ強烈なゴロ。センターへ抜ける。2点差。更には丈維がこの日2本目にタイムリー右中間へ。逆転のランナーが出たが最後は捕手のファインプレーでゲームセット。この大会は敗者復活があるらしい。2回目の参加で内容を理解していなかったが、次勝てば再度戦える。勝つには力では差がありすぎる。ならば・・・・・・・・・。   その前に、まずは目の前の1戦を大切にして勝ち進んでほしい。

日曜日は5年生の大会。大勝と大敗が多い今年度のBチーム。この日も3回コールド勝ちではあったが内容は良かった。先発投手4年生晃大。80%以上はストライク。打たれやすい投手ではあるが、まずは投手としてストライクが入らなければ意味がない。打者9名完璧に抑えてくれた。打線は、強弱の攻撃。ボール球を振らない、簡単に終わらないじっくり攻める立ち上がり。2回は伶真、勇杜の連続本塁打。流れをつかんだら積極的に。私がBチームの指揮官に言ったのは3回コールド。3回裏に4点を取る。ダラダラになる前に、この試合の目的を持つ。しっかりと4点以上とってくれて終了。やはりポイントは先頭打者。創太は先頭でレフト前にヒット。その後は琳大朗に伶真がいる。守備では、9名だけなので飛んでこなかったポジションが多いが、晃大の制球につきる。内容は良かったがBチームの最大の課題は元気がないというより、ベンチの子供が参加していない。徹底的なチーム力をつけるために戦う姿勢を覚えてほしい。

Aチームは週末からいよいよナガイ杯。来年1月の決勝に残れるように、予選突破を狙う。
9月26日(土)・27日(日)

優勝への逆算

H27度、新チームになり8ヶ月が経過しようとしている。今年度は特に感じた。人間はすぐに世話になった恩を忘れ自分のことだけを考える。協調性が大事な組織と分かりつつも、人に合わせる事が出来ない人もいる。しかし、今年度の6年生父兄は、何もかも犠牲にして子供たちに接してくれる。正直、そんな協調性のあるスタッフに楽しんでもらいたい気持ちになる。

連休中、勝ちのないチームが日曜日に市民大会の決勝を戦わなければならない。99%勝てるはずのない流れ。私が今シーズン始まるとき、スタッフに優勝できる大会は市民大会と豪語した。秋までにはチーム作りを考えてスタッフにも嫌なことを言った。8月には小牧市の強豪に勝ち、勢いが付くと思ったが、本当の強さではないので9月はどん底。しかし既に決勝までの逆算は始まる。まずは前日の運動会後、有志で集まること。スキルでなくモチベーションを高めること。有志でも全員揃うと思った。勝ちたいなら口先だけでなく団になるしかない。シルバーウィークも本来負けたら練習と決めていたが21日敗戦後、昼に解散。練習や試合をするのが当たり前と思わせない更に、練習試合はほとんどやらないが、春日井の親交の深いチームから申し込みがあり、二つ返事で連休最終日に試合をした。監督やスタッフには言わなかったが、万一という事も考えて、5年生伶真を先発。想定外の好投。ダブルヘッダーの2試合目は、市民大会を想定した先発メンバー。先発柊登が潰れても、大丈夫と心で思った。これまたミスでの失点もあるが好投。打線も4番凜斗に当たりが出る。右中間、左中間、三遊間と3本。学校グランドでなければ間違いなく2本は本塁打。ダブルヘッダーで1敗1分。負けたミーティング。私は絶対に言わないことを子供たちに言った。「あっぱれ!お前たちは素晴らしい試合をした」。子供たちは「えっ!」と言う顔をしていた。これも決勝を控えた発言。負けて「あっぱれ」は言いたくない。しかし子供たちの表情が変わる。強いチームにガチで戦えたのだから自信を持て。私なりのvictoryload。市民大会は2名の6年生が出られない。その子のためにも勝たなければならない。

前日、運動会後集まり日曜日の朝、東本監督を連れて、私がいつも行く神社へ。「勝たせてください」ではなく、「勝ってきます」。試合会場につくと、既に1試合終えた相手がいた。恥ずかしいほど正反対。この1戦にかける自軍と、どれだけでも試合が出来る相手との差。強豪はダブルでも勝つ。しかし、絶対に負けたくなかった。JA杯の覇者で私が監督時代も常に接戦だった。試合開始。相手先発は想定していた投手。四球と盗塁で1アウト2塁。3番蓮が追い込まれてから、センター前。この試合のポイントだった。1塁3塁。4番凛斗。まずは先制と思ったが、相手守備位置がはっきりしていない。前進でもなく後ろでもない。肩の良い捕手がフォーメーション崩れで暴投。2点先制。先発投手は柊登。初回から制球が良い。知らぬ間に相手打線が振り回す野球に変わっていた。相手3番打者が投手フライに倒れて、次の1点を取ったほうが勝てると思った。3回表、次の1点がうちにきた。蓮の小技と相手ミス。更に、4番凛斗が初球振り抜いた。2点本塁打。柊登は快刀乱麻。相手下位打線は小さく構え執念さえ感じるが動じない。ボール先行でもすぐに追い込む。確信はしていないが、勝てると思ったプレーがあった。1アウト1塁。中盤。点差があるので単独スチールはない。6-6-3のゲッツー。5年生伶真の冷静なプレー。更に相手投手が代わって5回表に2点追加。本来ならコールド。しかし決勝。最後は翔太が気持ちで打つタイムリー3塁打。私の隣で、試合に出られない6年生が声を枯らす。ベンチにすら入れない愛虎、丈維。自分のことのように応援している。一緒に戦ってくれた。7回裏、安打を打たれたものの最後は投手ゴロ。8対0。ゲームセット。

もがき苦しんだ9月。東本監督、山本コーチも子供達と共に苦しんだ。試合後はやり終えた達成感で一杯だっただろう。私も監督時代より緊張した。8点差の決勝は初めてだが、自分が何もできないので最後まで不安だった。今年すべて接戦で抽選を含め3度負けていたチーム。個の能力の高いチームに勝てたことを自信にしてほしい。祝賀会でも皆の開放感が伝わる。スタッフも本当に嬉しそうだった。次のステージは全員で戦える喜びを噛み締めて戦ってほしい。9月は2勝6敗。しかし、その1勝が大きすぎる1勝になった。残り、私たちスタッフが考えることは卒団までの逆算。笑顔で卒団できるようにスタッフが考えなければならない。
9月19日・20日・21日・22日・23日

沈んだ夢が過去に変わり良い思い出になるまで・・・・

激動の5日間。Aチーム大会5試合。Bチーム2試合。大会調整も上手くいかず予想していた悪夢。1試合ごと振り返るには辛すぎる。Aチームは大会3連敗。しかも大差。敗因は勝てない雰囲気とベンチと選手の距離。個の力は劣っても8月まで戦ったのは事実。秋になり他球団も力をつけてきたのは事実だが私も経験がないほどの失点率に驚いた。練習最終日に春日井の強豪チームと試合が出来て雰囲気が良くなったのが救い。練習試合をしていただいた相手には感謝したい。その中でも、主将で捕手、蓮が再三にわたり盗塁を阻止した。あとは記憶から消したい。3つの大会が簡単に終わってしまい、せめて感動のある試合がしたかった。試合後、負けても収穫のない試合に土曜日も日曜日もスコアブックを子供たちの目の前で破り捨てた。10年前と思えば大人しいが、負けたら悔しい事を伝えたかった。Aチームシルバーウィークが、良い思い出に変わるには次勝たなければならない。次週は決勝。勝てば過去も良い思い出に変わる。

Bチームは新人戦と教育リーグ。人数の揃っていないチームに強く、強豪に弱いここまでの試合結果。その通りだった。しかし、2試合を通じて春先より成長している。キャッチボールもまともに出来なかったBチーム。少しずつ形になっている。弘清の守備。入団5ヶ月の4年生創太。守備に打撃。教育リーグでは善勇も完璧な本塁打を打ってくれた。大敗もあったが平手コーチと共に激しい野球をしてほしい。

連休中、東日本大豪雨募金を実施した。野球をやる前に、助け合う精神を覚えてほしい。希望と共に家も流された被災者の方もいる。試合に勝ったとか負けたなど言えるだけでも幸せ。被災地の1日も早い復旧、復興を願う。小牧原ジュニアーズも協調性を持って、辛い練習、辛い敗戦を乗り越え、その思い出が輝くようになるまで夢を持って戦いたい。常に積極的に、前向きに戦ってほしい。
9月12日(土)・13日(日)

上り坂・下り坂・まさか

台風18号の影響もあり東日本大豪雨で現在も苦しまれている方がたくさんいる。心より1日も早い復興を願います。恐らく被災された方の大多数は「まさか」と思っただろう。普通に生活するのが当たり前の時代。そんな時代に家がなくなる現実。私たちが普通に野球をする前に出来ることは、少しでもお役に立つこと。東日本大震災・広島大豪雨に続き小牧原ジュニアーズとして募金活動をすることにした。人は助け合って生きる動物。困っている人がいたら出来る範囲で手を差し伸べる。それが出来る人になって欲しいという想いを込めて子供たちにも、今の生活に感謝することを伝えたい。

12日と13日でAチーム3試合。Bチーム1試合。合計4試合。2年前までは当たり前だったが今年度は初めて。2日間を通じて、流れに乗らないと勝てない。接戦に弱い。8月の急上昇から真っ逆さまに落ちたAチーム。あれだけ執念深く戦った7月8月だったが、面影さえない。子供たちに勝ちたいという想いが伝わらず、日程が厳しいことが伝わったのだろう。勝てば良いプレーも目立つが、負ければ「タラレバ」。良い当たりなのに・・・・ミスがなかったら・・・・。こうしていたら・・・・・。傷の舐め合いはうんざり。上り坂から、更に登らなければならない時期。頂上などない。監督はじめベンチスタッフとの信頼関係が絶対に必要だと感じた。成長を感じたのは、投手としての柊登。制球力はあるが、まだまだ抑えなければならない時に弱い部分があるが、6か月前にはここまで出来るとは想像しなかった。Bチームでは、4年生の晃大とソウタ。晃大は既に信頼はあるがソウタは守備も打撃も4年生とは思えないプレー。Bチームは週末今年度非常に強いと言われるチームと対戦予定。気持ちだけは負けないように。

人生はすべて良い方向に行くわけではない。何をやっても上手く行かない時もある。そんなどん底の時こそ人としての真価が問われる。今のAチームも勝てないという試練。今のスタッフなら這い上がれると思う。今年度スタッフは冷静な方が多いが、非常に協調性があり、まとまりもある。恐らく今の状態が最悪。今週末は大型連休。試合が出来ること、野球が出来ることに感謝して良い連休にしたい。
9月5日(土)・6日(日)

驚き

日曜日は市民大会の決勝を予定していたが、Bチーム新人戦後、無情の雨。日程を考えるとやりたかった。ここを標準にしてきたのでまたモチベーションアップを維持したい。ミーティングも15時に終わり、久々に日曜日自宅で夕方からテレビを見た。大学ソフトボールの日本一を目指すチームがクローズアップされていた。女性監督が厳しく指導して「1球の重み」を選手達に指導していた。非常に共感が持てる。私の現役時代も、監督時代も1球で泣いた事はある。昨年は、市民大会決勝戦。サドンデス。のびのびやったつもりが、たった1球で負けて泣いた。その後は、U-18世界大会を観戦。圧倒的強さで日本は決勝。驚いたのは打つだけだと思っていた、アメリカがバントを序盤から多用している(初回は失敗)。終わったからいうのではなく、日本は負けるのでは・・・・初回から思った。得点は日本の送球ミスから2失点。(結果、1球で負けた)。この試合自責点は「0」。攻撃でも驚いた。あれだけ解説者が初球がからどんどん振れと言っていたが、四球で出た選手を称える。結局、結果だけだと痛感。その後、四球で出たランナーを送るために日本のお家芸。しかしスリーバント失敗。野球は不思議、その後、ツーベース。バントが成功していたら・・・・・・。本塁憤死もあったが、4安打1四球で得点「1」。犠打から2得点のアメリカ。スリーバント失敗と、序盤振り回して負けた決勝だと感じた。勝ったチームは見ていないが、恐らくノビノビ楽しんだだろう。しかし、日本の投手陣は二人しか見ていないが素晴らしいと感じた。なんという制球力に度胸の良さ。いつか、うちのチームからも日の丸を背負う選手が出てくれることも夢の1つ。

学童野球の話に戻り、土曜日はデポ杯。小牧市の決勝に向けてサインをすべて変えた。負けていい試合はないが、とにかく塁に出てランナーを動かすことだけを目的にした。監督も走る場面でなくても走らせた。相手は、本当にしっかりと打つチーム。途中、5点差ぐらいで負けていると勘違いするほど打つ。しかし、先発柊登は先頭打者に本塁打を打たれた1失点。相当勝ち抜ける相手チームだと感じた。試合後、監督さんとお話したが2年前に対戦していた。記憶になくて申し訳なかったが、7年間で人員からすべての組織を作った球団なので見習わなければならない。私の学童野球の原点は地域密着。しかし、その時代も終わりかも知れない。

日曜日は朝一の新人戦だけ出来た。恐るべし試合。3イニングで1時間45分。ラグビーかバスケットのような試合。Bチームは初トーナメント。初回、四球と相手ミスで3点先制。その裏ライトのミスから同点に追いつかれる。捕手勇杜も前回の試合より退化したのではないかと思うほど動きが鈍い。もっと驚いたのは、2番手投手伶真。どれだけ四死球を出すのか?6失点。3回表で既に90分。11年間監督をしたり、ベンチ外から見ていたが初めて。3回表。6点差。99%負けるのでないか!?レベルの低い戦いだったが、一番執念を見せたのは、子供ではなくBチームの指揮官だった。教育リーグで大勝して負けられない想いがあったのだろう。三振と投手ゴロ以外ならと何とかなる思っていたが、どれだけ点を取っても追いつかない。しかし、指揮官の気持ちが一部の子供たちに通じたのか、四球、内野ゴロ、セフティーなど駆使して無安打で9得点。終わってみたら12対9で大逆転。後味の悪い試合も初めて。1000試合以上見てきて、これ以上の泥仕合はない。誰もが驚く試合になった。収穫はBチームスタッフと子供たちの温度差を感じた事。強引に勝ちにもっていった指揮官。その想いを伝えるのは本当に難しいが、まずは試合に入る前のやる気と元気。せめて活躍したときくらい笑ってくれよ。
8月29日(土)・30日(日)

ひと雨ごとに夏が終わっていくこの時期。雨で試合が延期になると厳しい日程になるが、これも3大会勝ち進んでいるからこその苦労。今年度に入り私が経験する中で団員が減るという今までにないシーズン。今一度、野球の良さをアピールしるために6年生父兄が団結してくれている。自分が卒団しても球団が継続できるために、ポスティングなど頑張って頂いていることに感謝。OBのになった子供たちが遊びに来れる環境だけは作っておきたい。土曜日は朝から雨でAチーム大会延期。Bチームのリーグだけ試合が出来た。試合前から期待していた弘清が怪我。その代わりに経験の少なすぎるナオが出場。レフト飛球の好捕に犠打に、更にはスクイズ。超ラッキーボーイになった。次戦は代わりではなく本当の実力で先発してほしい。結果は7対1勝てたが、先発伶真が大乱調。浮き沈みの激しい投手なので今は不安だがやはり投手は安定感。来週から負けられないトーナメント。今は我武者羅に戦ってほしい。大人しいBチーム。もっとヤンチャになれ。

日曜日も午前から雨。午前中ミーティングでサイン等の確認。次週の大事な大会に向けて士気をを高めた。早く終われるかと思ったが、雨が止む。ならば練習。周りが休みの時は必ず練習すれば力になる。雰囲気も良かったので、私の思いつきでジュニアーズ運動会までやった。今シーズンの山場が9月にやってくる。相当な大会数。負ければそれで終わり。春先から気持ちの成長をテーマにここまでやってきた。9月はジュニアーズにとって最高の月になるだろう。

8月は本当にたくさんのOB達がグランドに来てくれた。私にとっては野球を続けていても、野球を辞めていてもどちらでもいい。小牧原ジュニアーズで良かったと思ってくれる子が居てくれるだけでも嬉しい。今の6年生も卒団して遊びに来れる環境だけは作っておきたい。
8月22日(土)・23日(日)

人の真価は仲間が本当に困ったときに助ける事が出来る人

夏の甲子園が終わると、毎年夏の終わりを感じる。しかし学童野球はまだまだ先が長い。春先、私が思い描いたように子供たちも成長している。8月は抽選負けの1敗のみで接戦にも強かった。土曜日はデポ杯1回戦。序盤から大量得点。相手も万全の人数ではなかったと思うが、恐らく練習量が違うと感じた。3回コールード。何より9名の打者を一人も出さなかったことを褒めたい。試合後は、大勝の後は気が緩むので、それだけが気になった。

土曜日の夜は平成21年度会。全員が来てくれた。非常に個性の強いチーム。父兄の事は気にしない私でも、この年の父兄は個性が強かった。思い出は市民体育大会決勝戦。ナガイ杯準々決勝。ポップアスリート大会など数々ある。今でも高校が違っても仲がよく遊んでいる子もいるらしい。正直、平成21年度は私が一番ベンチで暴れた年度だったと思う。物を壊したのもこの年だったと記憶している。今年の父兄がこの時代の私を見たら、皆、退団していたと思う。全員が健康であったこと。そして、全員で焼肉を食べられたこと。これも良い思い出になりました。今度は成人のお祝いでご馳走します。

日曜日、市民大会準決勝。午前中の練習で嫌な予感。走塁練習もバラバラ。試合会場に行く前に目の前の1戦に必死になることを伝えた。ましてや6年生2名が出られない大会。その二人も一緒にベンチの外で応援してくれる。その子のためにも勝たなければならない。しかし相手は昨年の5年生時、手も足も出なかった相手。10回やっても勝てないのではないかと思うほど力の差はあった。今年に入り1回勝っているものの野球は何があるかわからない。試合開始。相手投手は制球は良いもののナチュラルでスライドしているのは、バッターのよけ方でわかった。前回は相手送球ミスで大差になったが、先制も送球ミスだった。牽制5球目。カバーも遅れて1点先制。追加点は伶真の足と蓮のタイムリー。ポイントは盗塁阻止2つ。エラーで出したノーアウトのランナーも蓮が盗塁阻止。仲間を助けるプレー。翔太が四球を出してランナーを溜めても、遊撃手伶真の三遊間ビッグプレーが出る。この試合、まったく打線は機能しなかったが、守備面でミスを助けるプレーが出た。よく振る打線相手なので完封はお見事。ポイントは守備。盗塁阻止が出来たうちと、許した相手。暴投を予想してカバーしたチームとカバーしきれなかった相手。やはり助け合うプレーが収穫になった。私が思い描いた今年度のチーム。市民大会の時期に秋の花が咲き、必ずもう一度冬の花も咲くことを描いた。秋の花まであとひとつ。

日曜日は大学の体育会OB集まり。最初は後輩私一人。とても楽しいと言えない気分。何歳まで先輩後輩の関係が続くのか?楽しみと言えない気持ちではあるが、やはり先輩方に会いたくなる。私がどん底の時も支えてくださった方々。この歳になって痛感する。上辺だけの付き合いはよくあるが、自分が心底困ったときに手を差し伸べてくれる仲間が本当の仲間。今現在、私が生活出来ることも支えがあってこそ。人はつながり。学童野球を通じて助け合い、本当の仲間をたくさん作ってほしい。
8月15日(土)・16日(日)

明暗 たったワンプレーで変わる。いや1球で変わる

お盆休みが長く体調不良になった。私の体は不思議と野球になると良くなるが土曜日は休もうと思った。しかし、お盆の中、次に日の大会の為に頑張っている子供や父兄もいるので奮い立った。お盆休みなのでOB子供達も多い。私が監督出来ない理由の1つに、やはりOBの子供たちが遊びに来てくれる。現場に集中出来ないので本当にスタッフに助けられている。早めに終わったが、皆が練習しない日に練習する事が勝利への近道だと信じる。

日曜日、体調不良も続き現場直行。既にプレーボールの瞬間だった。相手は春日井で強豪チーム。粘り強さと、失点の少ないチームという印象。相手総監督を始め、毎年組織がしっかりとしているので見習うべき点が多々ある。試合開始直前、2アウトからチャンスをつかむも4番打者凡退。非常に制球、球威、緩急が素晴らしい。球威のある投手には強いのではないかと思っていたが、凡打の山だった。初回の守備では2アウトランナーなし。投手翔太も安心したのか、いきなり初球に死球。地獄が始まる。スローボールを駆使しながら投げる投手で、ランナーは中軸の前に出来るだけ背負いたくない。たった1球の死球から、本塁打2本を含み4失点。痛すぎる。悔やんでも悔やみきれない1球になった。1回の攻防を見た方なら9割以上の方が思っただろう。力の差が違うと・・・・。その後は、同じ打者でも、ランナーさえいなければ翔太らしいピッチングをしてくれた。2回から6回まで無失点。攻撃は4点が重い。終盤、これも2アウトから1番伶真が四球。そこからドラマが始まった。とにかく速い球に強い登生。一振りで流れを変えた。2点本塁打。この時、私が思ったのは、好投手に対して小さくなり当てよう、転がそうという意識が強く感じた。ならば、打ち上げよ!テイクバックを小さくして、あとは打ち上げればいいと思った。しかし2アウトランナーなし。2点差。3番連、4番凛斗がつなぐ。続く柊登・・・・・逆転の3点本塁打。合計5連打。相当振り遅れていた子供たちが別人になった。私が11年間経験しても完璧な5連打はない。たった1つの四球から5得点お見事。しかしその裏、またまた先頭死球。しかし・・・・盗塁で完全セーフと思ったが、相手ランナーがすべり込まないプレー。後から写真で見ても立ったままタッチされていた。このワンプレーは大きいと心で思った。3人で終わる。最終回、投手が変わり見た瞬間攻略出来る気がした。慌てない事。愛虎の執念もあり2点追加。最終回、やはり強豪、執念がすごい。大振りで助かっていたが、バント攻撃など多彩な攻撃。1点差まで詰め寄られる。2アウト1塁。最後は、120%成功しなければならない盗塁アウトで激戦に勝った。私の経験ではいつも勝つときは2対1や3対2など我慢して接戦を勝つ。今年度は違う。反省点もあるが、素晴らしい相手に勝てた事が自信になるだろう。結果、1球で泣きそうな試合はワンプレーで流れを変えて明暗を分けた。お互い必死に戦ったが、言うまでもなく、投手始め打者も相手の力は上。1球、ワンプレーで明暗が分かれた試合になった。

この日、3安打の登生。昨年までフライすら捕れない。本塁打など夢のまた夢。それが努力とチームを想う優しさで、超中心選手になった。逆転スリーランの柊登も気が小さく緊張ばかりしていた春先。隔週で怪我をしていたが、痛いのを恐らく我慢した時もあるだろう。私は知っていても知らないふりをする。その気持ちがメンタルも技術も成長させてくれる。努力は嘘をつかないし、自分を捨て人の為に頑張れる子供は成長が著しいと痛感した。間違いなくチーム力がついてきた。あとは願いを叶えるだけ。子供達、スタッフも願いは1つ。
8月8日(土)・9日(日)

70年前の8月に広島、長崎に原爆が落とされ終戦を迎えた。戦争を知らない私たちの年代。NEWSやテレビの特集で戦争の写真や映像を見るだけで今現在、普通に生活していることだけでも幸せに感じる。二度と悲劇が怒らないことを願う。土曜日はBチームのリーグ戦。半年間のBチームの試合では、四球がすべてポイントになっている。相手投手が無四球であれば恐らく、このような成績でないだろう。試合はやはり四球がポイントになった。先発伶真は、3イニング途中で6四球。当然、攻撃の流れもつかめないが、最少失点で切り抜けた。捕手勇杜の盗塁阻止2つ。試合は接戦になったが、最終回にミスと押し出し死球などで勝ち越し、そのままゲームセット。試合になっているのは、勇杜の盗塁阻止と途中から投げた晃大の制球力。9月には小牧市で新人戦がある。進化と真価はそこで分かる。ただ、必死になって戦うようになった事は大きな成長。

日曜日は小牧市民大会。昨年の決勝惜敗を胸に頂点を目指す。小牧市在住の団員しか出られないルールなので、ジュニアーズも二人6年生が試合には出られない。普通なら、この大会にエントリーをしなくても良いのではと考えたが、ジュニアーズのメンバーは違う。その二人は自分の役割を理解して、しかも練習から既に一緒に戦っている。ベンチには入れなくても共に戦うことは出来る。予想通り、声をかけまくり一緒に戦ってくれた。試合途中もチェンジの時は、自分のポジションからベンチに入る前にハイタッチに来てくれる。本塁打や得点になれば、互いにハイタッチをして1つになっていた。ベンチ内と応援席。厚い扉はあるが、うちのメンバーには簡単に開けられる扉になっていた。試合は、先発投手翔太も久々で乗り切れなかったが最少失点で抑え、攻撃面も小技、大技で4回コールドゲームになった。出たくても出られない二人のために戦うことも大事なこと。前向きに考え、心の扉が開き1つになれる大会になると感じた。ベンチの外しかわからないドラマもあった。

試合とは関係ないが、私の誕生月は8月。40歳を過ぎから自分の誕生日には親にプレゼントを渡すことにしている。小さい時はプレゼントされるのが当然だったが、近くに住んでいても年に数回しか会わないため、唯一感謝の気持ちを言葉に出来ないので、形にした。決してお金持ちでない家庭に育ち、無理にでも大学に行かせてくれ、現在の地位や生活がある。10年後にお礼が言いたくても言えないかもしれない。私が学童野球に携わる子供たちに伝えられること。やはり、支えてくれた方に感謝する事だと痛感している。また、このホームページをお借りして、OBの子供たちが、私ごときの誕生日を覚えていてくれたり、顔を見せてくれて最高に嬉しいです。ありがとう。倍返しします。
8月1日(土)・8月2日(日)

お金で買えない宝もの

もうこんな時期!?恒例のキャンプが土曜日あった。実を言うと、私も11回目になるが今年は行かないでおこうと思った。が、何故だか昼からバーベキューなどに参加。ユニフォームを脱いだ子供たちの姿は違った印象。水遊びは私も大好き。行く気もなかったのに先頭に立って遊んでしまう私の性格が嫌になる。バーベキューは、なんちゃって飛騨牛!。子供たちが喜んでくれればそれで私たちも嬉しい。夜は、宴会。OBスタッフへのサプライズは本当にうれしかったです。企画して頂いたスタッフには、心より感謝します。また、毎年、8月生まれの私に誕生日会をやって頂き言葉になりません。頂いたものは、心のこもったもの。お金では買えない価値のあるプレゼントは一生の宝物です。この場をお借りして、二日間、企画、運営して頂いたご父兄やスタッフの皆様には心より感謝致します。ありがとうございました。

日曜日は5時半起床。私は直接試合会場に。JA杯準決勝。Bチーム時代は惨敗でもAチームになって惜敗が2回。しかし、個の能力はやはり相手が上。私が監督をやっていた時は、優勝争いするチームだけは自分の采配をメモに取る。何球目に単独スチールしたか? 何球目にスクイズしたか? 1年間を通じて上に行けば3回以上対戦するため、すべてデータに残して試合前に見直した。相手の采配も頭に入れていた。特に動くカウント。動く打順。私が相手采配に「やられた〜」と思うのは、強弱がついて、戦うたびに動きが違うこと。日曜日の試合は、采配もポイントだった。試合は何故だか接戦になる。先制され、逆転した次の回、スクイズ2連発。同点までは良いと考えなければならない場面で、1つのアウトも取れずにスクイズを許したのがポイント。2点差で最終回の攻撃。先週同様、執念を見せる。代打愛虎レフト前から、つないで2得点。4番凜斗も右中間へ抜けるかという当たりもライトのポジショニングに阻まれる。本当に執念深くなったと感心した。同点で抽選へ。抽選で思い出すのは平成25年度の中日少年野球と県学童大会。2大会連続で県大会に行けたが、4回抽選勝ち。しかしこの日は願うだけしか出来ない。無情にも抽選負け。春先からコツコツ頑張ってここまで頑張ってきたが勝利の女神は微笑んでくれなかった。試合では負けていないが、勝負で負けた。私が後悔したのは、相手も前日同じキャンプ。しかし応援するスタンドには相手チームはユニフォームでBチームなどが応援していた。自軍は、私がBチーム以下を解散にしてしまった。団という点負けていた。しかし、ここ最近の執念。そしてこの日も初めて皆が負けて心から悔しがっていた。お金では解決できない何かをつかんだ。この日はキャンプ、試合後でも、次は笑顔が見えるように練習をした。お盆も練習する予定。負けて悔しかったら勝つしかない。強いチーム勝つには相手が休んでいる時に練習する。2日間で私自身も子供たちから、お金に変えられないプレゼントをもらった。子供たちも、この試合で何かを感じた。残り半分。スタッフと子供たちの決して切れない「絆」が出来た時、必ず勝利が見える。折り返し地点。最後まで執念深く戦え。
7月25日(土)・26日(日)

真夏に咲く花・・・・150秒の奇跡

ここに来て、チームも運営も流れが良くなってきている。立っているだけで暑い時期。個人的には野球日和だが、熱中症だけは気をつけなければならない。Bチームのフレッシュリーグと、4年生以下Tボール大会を土曜日に実施した。フレッシュリーグでは、あまり負けていない相手チームで激戦区と聞いていたので、うちの戦力で戦えるか心配だった。しかし、先発伶真がリズム、制球がよく、点を取られても最少失点で切り抜ける。守備も流れを止めたのは捕手勇杜。2回盗塁阻止。正直、5月まで、どこに投げるか分からないほどだった。成長著しい。攻撃も、それぞれの個性を生かして、何としても塁に出てかき回す事を考えている子。しっかりバントを決めようと思い必死になる子。それが12得点。相手の4年生打者の飛距離には驚いたが、これだけの点差も想定していなかった。Bチーム指揮官にとっては4失点は反省したいところだが、収穫もたくさんあっただろう。私から見て課題はベンチの選手。「俺も試合に出て活躍する」という気持ちを持ってほしい。

昼からはTボール大会。初めての試み。私は何度もやってほしいと思った。3年生以下に目標がないので、3ヶ月越しで願いが叶った。相手監督さんに挨拶して失礼させて頂いたが、写真で見る限り相当な笑顔。楽しかったのだろう。ママさんも参加していて、これもまた学童野球。1試合の予定が2試合に。写真でしか見れなかったが、花より美しい笑顔だった。

日曜日はJA杯3回戦。小牧市の強豪。昨年度、見るも無残な惨敗。今年も2敗。私は強いチームだからこそ立ち向かう事を期待した。投手は翔太の予定だったが、ブルペンで私の心は柊登と思っていた。私はライト側の遠いところで、小牧市のチームを第三者的に観戦。2回まで勝負になっていたがミスから3失点。当たり前。滑り込むこともせずに、勝てるはずがない。完全な負けパターン。私はベンチ横に戻り、せめてポジションにつくまで全力で走ることと、貪欲になることだけを指示。相手より勝るものはそれしかない。しかし、どんどん流れが来る。必死になりかけたその瞬間から点差が縮まる。しかし、相手攻撃で2アウト3塁からサード強襲。精一杯の翔太のプレー。捕らなければならないファーストが捕れない。痛すぎる次の1点。2対4。5回裏相手攻撃、盗塁死でチェンジ。6回表無得点。せめて打順を上位まで回したかった。残り時間わずか。一人か二人ランナーを出したら相手攻撃中に終わる。しかし、そこは強豪チーム。時間に関係なく初球から振ってくる。ん!?と思ったがランナーを出してしまう。残り時間わずか。私なら卑怯と言われても次の1点を取るために作戦タイムを取る。3アウト目は三盗塁。確かにノーマークだったが、それを阻止してチェンジ。残り150秒なかった。7回表。私は捨て身の攻撃をお願いした。守備のことを考えず、同点にしなければならない。代打愛虎凡退。9番4年生晃大。簡単に1ボール2ストライク。そこから必死に粘る。3球ファールを挟み、短くバットを持ってしがみつく。執念すら感じた。四球。ドラマのスタート。先に言ってはダメだが、間違いなくMVP。1番伶真がつなぎ、2番登生がレフト前タイムリー。登生急成長。2番手の速球派投手に負けていなかった。更に蓮がつなぎ満塁。4番凜斗はどん詰まりだがライトへ。最後はワイルドピッチで逆転。今年度初めての大逆転勝ち。最終回の守りも代打、代走で限られた人数。それでも先発柊登は、緩い球でも心こもった球で3人で打ち取る。ゲームセット・・・・。残り150秒からの逆転劇に私も久々に興奮した。ゲーム終了後、大粒の涙と満開の笑顔があった。練習、練習、練習で少しでも追いつこうと努力したメンバー。そこには真夏に咲く笑顔という花があった。優勝したわけではないが、思い出に残る試合になった。まさに「一人はみんなの為に」。という言葉が合うほどチーム一丸に1歩進んだ。勿論、指揮官東本監督も喜んでいた。決して私同様、名監督ではない。正直、小牧で一番下手な采配かもしれないが、私が胸を張って言えること。小牧で一番一所懸命で、一番ジュニアーズを愛してくれる。東本監督始め山本コーチと子供達の絆が出来た時、個の力がなくても頂点を目指せるチームになる。

激動の二日間も最後は4年生以上でナイター。随分前から約束していた岩倉のチームに相手をしていただく。私が全員を出場させる宿題を持ちノーサインだが指揮をとる。やはり相手さんはすごい打者が多い。1年間で唯一、勝敗を無視した戦い。積極的に打ちに行き、積極的に走ることだけを指示した。結果、平手コーチのお陰もあって4年生以上22名出場。それ以上に相手のチームの子供達と仲良くさせてもらえたことが思い出になるだろう。子供は不思議。150秒で仲良くなれる。まずは、差し入れや、遅くまでお付き合いしていただいた相手チームに感謝します。この親交が来年も続くよう願います。出来れば対戦したくない相手だが、総監督さんに会いたいので、どこかの大会で会いましょう。

また、ナイターの設営、弁当の手配など、私の自慢のご父兄が気配りしていただいたこと。本当にありがとうございました。週末もキャンプですが、すべては子供たちのためにお願いします。
7月18日(土)・19日(日)・20日(祝)

人のことで泣いてくれる友がいる。

いよいよ真夏がやってきた。座っているだけでも暑かった3連休。土曜日は雨のため午後から練習。色々な練習をやりながら「声の掛け合い」をテーマに練習した。とにかく昨年度から元気がない。やはり原点に戻り声を出すことを徹底した。日曜日と祝日は大会。共に2回戦。日曜日は試合前、春日井の強豪チーム監督が、試合が終わってからも私を待っていてくれた。35年間も学童野球に携わり、教え子のがコーチでその子供が在籍していることに羨ましさを感じた。今年度で監督を退くと聞いた。うちも対戦出来るまでの力を持ちたい。この日の試合は初回、何となく2番を思いついた登生が活躍してくれた。初回5得点。先発柊登も味方のミスで2失点したものの7イニングを投げてくれた。結果6対2。

次の日も同じ展開。初回に柊登の2点タイムリーで先制。しかし3対0から動かない。どれだけチャンスがあっても潰してしまう。逆に相当打たれたが何故だか無失点に抑える力もあった。守備のポイントは、初回の盗塁阻止。課題は2試合とも次の1点。2か月前から投手3名体制を作ってきたが、ここに来て成長してくれた。二日間で、登生と柊登の打撃が目立った。

しかし、本来、勝ったあとはお祭り騒ぎの私でも、何故だか喜べない。日曜日は勝ってせっかく褒めようと思ってもミーティングで寝そうな子がいる。しかもその子は試合に出ていない。その瞬間すべてが冷める。祝日の試合では最後の打者の時、投手がファーストに心無いランニングスロー。何が悪い?と思うかもしれないが、私にはとてつもなく苦い経験がある。H24年度。試合会場は名古屋ドーム。2アウト3塁から投手ゴロ。一塁に走りながらランニングスローして大暴投。負けた。思い出の場所を台無しにした怠慢プレー。私はベンチ裏で気が狂うほど怒鳴った。5年生投手だったが、その後、その投手は一度たりとも気を抜くプレーをせずにチームのために投げまくった。24年度・25年度とエースとして、地域では何度も優勝に導いてくれた投手になった。そんな経験があるからこそ、最後のプレーは許せなかったし、喜ぶことも出来なかった。私が見たいのは必死な姿。

試合後、練習をやらなかった。やる気のないものは練習しても意味がない。しかし、いつも通り練習をやらせてほしいと泣きついてくる。ならば、ミーティングで寝そうな子と怠慢プレーをした子以外で練習することを許可。勿論、私には考えがある。戻ってくる答えすら想像出来る。やはり他の11名は2名を見捨てなかった。人のことで泣いてくれる友がそこにはいた。柊登、蓮、丈維、愛虎、登生に凜斗の言葉が印象的だった。プレーではないが二人を救う言葉に、まとまりさえ感じた。「その感動的な言葉は・・・・・」 私の胸に閉まっておこう。間違いなく、1つのアウトをとることに必死になってくれる。その後の練習も人が変わったように心のこもったプレーもあった。泣いたり笑ったり、本当に激動な3日間になった。今週末ははAチームからCチームまでイベントもある。7月最後の週。前半戦笑って終わってほしい。
7月11日(土)・12日(日)

本当の姿

梅雨合間の猛暑。土日も本当に暑かった。土曜日は本当に私の時代から勝ち進んだことのない相性の悪い大会。小牧市のチームと対戦。5年生時はまったく試合にならないほど実力の差がある相手だったが、前回の対戦から試合になっている。この日も初回の相手攻撃でスチールをアウトにして形にできた。何度も何度もチャンスはあった。叩きつけるような投球ろする相手投手だったので進塁がしやすいと思ったが、この日の相手捕手は何度ショートバウンド、ハーフバウンドを止めていた。1点を追う最終回の攻撃も丈維ツーベース。ノーアウト2塁から100%送り、同点を狙うが、この日は監督が少し焦ってしまった。結果、また1点差負けの勝負弱さが出たが、この半年でゲームにしているのは成長した証。しかし勝負事は勝たなければ意味がない。接戦の時こそ、子供達のメンタルもベンチ采配も本当の姿が出る。気楽なときには何でも出来るが、負けられない時こそ真の強さを見せてほしい。

日曜日は、JA杯。ミスさえなければ、うちの野球で勝てると思った。しかし本当に制球に良い相手投手。しかも暑い中、最後まで制球が良かった。この日は7安打打ちながら3得点は寂しいが、無失点は久々だった。先発の翔太は連戦の疲れからか最終回バテていた。この日も5年生伶真が目立った。四球を選ぶ能力もあれば長打もある。あとは、まだ捕手らしく指示は出していないが、土曜日から相手の足を止めて投手を助ける捕手蓮。この日の勝利は大きい。しかし試合では4年生5年生の活躍が目立つ。6年生がグイグイ引っ張ってほしい。

試合後、グランドは一つしかなかったのでA・B・CでTボールをやった。低学年も試合はないが楽しんでもらいたい。自然と出る笑顔と声。2年生から6年生まで全員で遊んだが、見ていると、心から優しい子。本当は目立ちたがり屋な子。えっと思うほど自分勝手な子。見る角度が違うと本当の姿が見える。しかし、うちの6年生は本当に後輩を大切にしてくれる。3連休も最低2大会ある。試合ではジュニアーズらしい姿で1戦ずつ勝ち進んでほしい。
7月4日(土)・5日(日)

このメンバーで良かった

女子サッカーワールドカップが終わった。何度も言うが私はサッカーには興味はない。しかし何故だか、なでしこJAPANだけは興味がある。決勝まで完全フィジカルは負けているものの、常に1点だけ相手より多く取るサッカーで決勝に勝ち進んだ。残念ながら負けた。何故、世界2位で残念ながらと言うのかを考えた。男子で2位なら大騒ぎだろう。なでしこJAPANの場合は、プレー以外で魅了する、なにかがあると感じた。フィジカルで負けても頭脳とチーム力で勝ち進む姿に私は魅了された。敗戦後のコメントを新聞で読んだ。ほとんどの選手が「最高のメンバーと戦えた事が幸せだった」とコメントしていた。決勝もテレビ観戦は出来なかったが、NEWSで見た印象的なことは、4年前のワールドカップMVPの選手がサブにまわり、走り回る11名に水を渡したりタオルを渡してサポートしていた姿。当たり前かもしれないが、そんな行動にチーム力を感じた。野球も同じ。試合に出ていない子の声やサポートがチームを強くする。そして、サポートしている子は、その気持ちがあれば必ず活躍出来ると私は思う。今年度、卒団式まで7ヶ月あるが、終わる時には「このメンバーで良かった」思ってほしい。

試合はまず教育リーグ。記憶がないほど点がとれた。四球に長短打。相手ミスもあったが24得点。やはり「ボーっと」している子もいるが皆が活躍してくれた。投手の伶真も打って走って投げる。捕手勇杜も盗塁阻止もあった。善勇も2安打。道志も初ヒット。ソウタは4年生ながらパワーもありきっちり役割を果たす。この日は弘清も攻守で活躍。琳大朗は最後、マウンド初登板だったが、投手の気持ちがわかっただろう。3与四球は反省だが経験出来た。新人戦にならばガチの勝負もある。その時、チーム力の真価が問われる。

Aチームは春日井のチームと対戦。正直、良い印象はなかったが、まるで別のチームになっているほど、元気で礼儀正しかった。Aチームの反省は9長短打、3四球がありながら3得点。本塁と3塁でアウトになること6回。判断力と的確な声が必要。しかしこの日は、先発柊登が良かった。あまり投手の経験はないが、厳しいストライクゾーンの中、お見事な投球で私が驚いた。守備も単純なミスも出たが、サード翔太。ショート伶真を中心に外野に至るまでナイスプレーも出た。3番4番が大当たりしているのが得点源。6年生が少しずつ、ダイアモンド内に増えていく。試合は勝ったが、礼儀の部分で負けていた。スポーツは挨拶が大事といいながら、私が軽視していたのかもしれない。再度グランドに戻って整列から挨拶の練習。雨で大会も流れているが、恐らく連戦になる。このメンバー全員で乗り切ってほしい。
6月27日(土)・28日(日)

勝負強さ

毎週、週中になると今週末は体を休めよう。今週末こそ欲しいものを思いっきり買いに行こう・・・・・と思うが結局グランドにいる。そんな事を思いながら11年目。結局、子供たちと過ごす週末が一番充実している。土曜日は、本当に親交を深めて頂いたチームと練習試合を申し込んで頂いた。フレッシュリーグが前日の雨でグランド不良だったが、事務局をはじめスタッフが必死にグランド作りをしてくれて試合を実施。そのお陰でたくさんの選手が活躍してくれた。司の初安打。伶真の本塁打を含む7打席連続出塁。柊登復活弾。走塁ミスもあったが本当に「人のプレーで喜べるチーム」になってきた。この日は相手チームは全員揃っておらず、次回はまた、ベストな状態で試合をしていただきたい。

日曜日はA・Bともに練習試合をしていただいた。勝ち進んでいる大会が1つだけなので練習でやったことを試したい。私が記憶では毎年必ず対戦する相手。小学校に到着して平成21年度を思い出した。ライトが非常に狭く、逆転スリーランが出た縁起の良い小学校。Aチームは制球の良い投手に序盤苦しんだが、凜斗の本塁打を含む2安打5打点で点差が開いた。この日は、捕手を試したかった事と、投手柊登の制球力を見たかった。柊登はナイスピッチングだった。立ち上がり苦しんだがバントミスで無失点。何とかストライクが安定してとれる投手が6年生で3名になった。ここ2試合、ランナーが溜まると勝負強いバッティングをしてくれる。しかし、4年生晃大や5年生琳大朗が四死球などでつなぎ上位打線に回る良い展開。自分の役割を理解してきた。反省は最終回、ミスによる4失点。1イニング4失点は反省。しかし東本監督率いるAチームに得点力が増したことは収穫。勝ち進めば最少失点の戦いになる。勝負強いチームになってほしい。Bチームは、私の印象は良くも悪くも伶真の独り舞台という印象。指揮官が一番投手にしているので先頭打者本塁打。ピンチもダイビングキャッチ。最終回は急にストライクが入らず4年生晃大にバトンタッチ。今、Bチームの子供たちは、ごくわずかな人数以外、何をやっているかわかっていない。学年の差はあるが、まずは子供たち自身がベンチから声と指示。声と指示を出せば状況はわかる。成長を感じたのは、捕手勇杜。捕ってからのスピードはないがセカンド送球が安定してきた。形になってきたが、やはり私が求めるのは「ガムシャラさ」。そして喜怒哀楽を表に出せる子になってほしい。結果、引き分けたが最終回、同点にされた事が反省。収穫だらけの試合。練習のポイントはスタッフから子供たちへの声かけ。まずは一緒に喜んであげられるようになってほしい。

今、スポーツの話題は女子サッカーワールドカップ。サッカーに興味はないが2011年に世界一になってファンになった。フィジカルは負けていても勝負強い。日曜日も、朝から観戦した。何といってもプレッシャーはあると思うが楽しそうな雰囲気。うちのチームも見た目は弱そうでも、楽しい雰囲気と勝負強いチームになってほしい。
6月20日・21日(日)

梅雨に入り日曜日初めて大会が延期になった。Aチームも私が見る限りチームになってきている。今年度のチーム特徴は絶対的存在の選手がいないため、それが良いのかもしれない。二日間を見て、すごく良い雰囲気で練習している。たまにふざける時もあるがその時は気を引き締めるための練習もする。試合になると萎縮するのが不思議。Aチームは結果にこだわりたい。どれだけ練習しても勝たなければ面白くない。それが勝負事。うちの息子が活躍したから負けても・・・・・と思うかもしれないが、負けた試合は反省点しか記憶に残らない。逆に、勝った試合はミスを忘れてしまい活躍した子が目立つ。私たちは本来、子供たちを褒めるために野球をしている。10回叱られても、1回褒められた事が印象に残る。特にプレーではなくチームや仲間の事を優先する子供を褒めてあげたい。今年度のAチームは、それが出来るようになった。全員ではないので、これからも楽しみなチーム。日曜日はA・B課題克服のため、合同練習。確実にAチームとBチームの差が開いてきた印象。春先さほど差はなかったが、声のかけ方に差が出ていた。「とにかく声をかけなさい。」「間違ってもいいから指示を出しなさい。」「ミスした子には特に声をかけなさい。」「ヒット打ったり、守備でアウトを取ったら褒めてあげなさい。」 これだけ出来れば雰囲気も良くなる。Bチームでも光るものを持っている子は多い。鍛えられた心はあるが、あとは元気。今週末も天気が心配だが、どんどん勝って、まとまりのあるチームになってほしい。
6月13日(土)・14日(日)

微笑みに変わった日

出張が多く日記更新が遅れた。土曜日、日曜日はいろいろな意味で記憶に残る試合になった。土曜日、ここ数年本当に親交を深めて頂いたチームとA・Bともに試合をして頂いた。Bチームはフレッシュリーグに今年度から参加させていただき5戦目。Bチーム指揮官不在のため、私がベンチに入る事にした。金曜日は泊まりだったので、試合開始直前から参戦。私自身がユニフォームに袖を通すのが久々だったので少しだけ嬉しかった。攻撃は非常に制球が良く牽制の上手な相手左腕に手こずった。途中まで接戦になったのはバントが出来ない。ランナーが出ても飛球で進まない。しかし、ここでも伶真が足でかき回してくれた。勇杜に3年生オウヤの安打。最後は伶真の右中間への本塁打。きっちりとバントで送る野球は出来なかったが11得点は見事。先発4年生晃大。自信がついたのか、毎試合制球が良くなる。私のことを「パパ」呼ぶと調子がいい。無理やり呼ばせている。守備でも途中出場の一生。捕って当たり前だがライトフライを二つ捕るだけでも盛り上がった。本人も自信になっただろう。来年、必ず上積みが期待できるチームだと確信した。

午後はAチームの練習試合。先発は、初めて捕手の蓮をマウンドにあげた。予想通り制球は良い。問題は捕手。しかし凜斗も経験不足ながら持ち前の肩の強さで盗塁阻止。フォーメーションを変えたが、なんとなく当てはまっていた。攻撃は、4名ほど相手投手が出てきたが、すべて制球が良い。しかも盗塁も3つ刺された。練習試合とはいえテンポも早く、しかも接戦。7回表最後の攻撃。なかなか試合に出る機会がなかった湧輝に1アウト3塁で打席が回った。その前の回から守備についてナイス送球をしていたので期待していた。トンチンカンな所もあるが必死についてきた湧輝。1アウト3塁から食らいついた。たかが内野ゴロだが貴重な打点。私も感動した。もがき苦しんだ子供が喜んでいる姿を見たい。打ったことより、その後、飛びながら喜んでベンチに戻ってくる姿は、ただただ感動した。3名の継投に普段あまり出場機会の少ない子が出られて活躍してくれた事が収穫。2試合もやっていただき感謝するのみ。ありがとうございました。

日曜日、午前中に西愛知大会があるが、グランド確保したところがソフトボールと重なり、危険回避のため午後教育リーグをやって頂けるチームの代表にグランド頼んだ。10年以上お付き合いしていただいている代表さん。快くグランドを貸していただき感謝いたします。この恩は恩でお返しします。そのグランドを借りてAチームの試合。戦前は昨年、惜敗をしていたチームだったので、どちらが厳しい冬を乗り越えたか。真価が問われる試合。しかし、何となく相手チームの雰囲気が昨年と違う。終わってから聞いたが怪我人や風邪で休んでいるこがいてベストメンバーではなかった。それにしても13得点は見事だった。攻撃では、いきなり先頭の伶真が三塁打。守備でも伶真が再三のショートゴロを捌く。翔太のつなぎが、印象的だが、柊登も復調の兆し。快心の安打。4年生コウちゃんも、タイムリー。蓮も凜斗もきっちり役目を果たしてくれた。この日も、土曜日に続き1アウト3塁から湧輝。今度は前進守備の間を抜いてタイムリー。今、Aチームは非常に楽しそうで私も嬉しい。結果快勝。試合後は、凜斗、愛虎、登生を中心に笑いが出る。6年生が微笑みに変わっている。辛くて辞めたい週末の野球が、今では楽しんでいる印象。まだまだ、これからもっと楽しんでほしい。

午後はグランドを貸してくれたチームと教育リーグ。暴れ馬の伶真を先発させようと思ったが、やはり制球の良い晃大。疲れもあるがよく頑張ってくれた。攻撃は3年生とは思えないほど当てるのが上手なオウヤがタイムリー。出てくる投手は、本当に能力の投手ばかりで羨ましささえ感じた。「こうすれば・・・・」「こう投げれば・・・・」と思ってしまうほど相手選手のレベルが高い。来年は相当良いチームになると感じた。うちは、すべてが線のチーム。決して飛び抜けた選手はいないかもしれないが、この点差はつながりの差と感じた。接戦になるのでは・・・・と思ったが粘り強く守り、執念深く点を取ったので、Bチーム指揮官も収穫はあっただろう。二日間で4試合をフル出場した、伶真と琳大朗の5年生コンビを褒めてあげたい。

結果にこだわらず、伸び伸びとバットを振ったり、思い切り投げることは誰でも出来る。しかし、チームのために犠牲になるバッティングや、相手の捕りやすい球を投げることや捕手の気持ちを考える投球は、優しさがないと出来ない。そして、どんな形でも良い結果が出たときに、とびっきりの笑顔に変わる。二日間、そんな気持ちになれる週になった。次週も更に良い笑顔が見れるように願うだけ。
6月6日(土)・7日(日)

頭を使え

と、月曜日の中日スポーツの見出し書いてあった。学童野球に携わり、あまりプロ野球には興味が薄れたが、11安打で無得点だったことで新聞の見出しになっていたが、私も子供たちによく言う。ルールなどではなく、点差やアウトカウント、状況によって相当動きも違う。考える事は人間を成長させる。そして「情」があれば野球を通じての人間形成も出来る。打つ守るというスキルの前に私たち大人も子供達と共に成長しなければならない。土曜日は大会があったが、今シーズン初めて同行を止めた。Bチームとグランドに残った。試合は負けたようだが、スコアブックを見て流れだけはわかった。初回の先制のチャンスもライト前への打球を全力で走らなかった4番打者。手に取るようにわかる。強いチーム相手には必ず先制をしなければならない。失点は、今年の特徴、1イニングで大量失点。大量失点は攻撃する手段が限られる。先発した柊登は投手経験があまりないだけに、四球の連発でなかったことは収穫だろう。Aチームは大改革が必要。攻守交替も全力疾走も1から出直し。

土曜日は地元の教育リーグ。毎年、練習試合などやって頂けるチームで親交も深かった。しかし、何となくチームカラーが変わってしまったかのような雰囲気だった。うちのチームが試合前からダラダラしていたので、私がノックした。グランドが狭く、しかも相手チームのCチーム?も練習している。既に私の回線は切れていた。初回は慌てない攻撃で、何もせずに6得点。守備面では4年生の晃大が、何とか立ち上がりを踏ん張って4回無安打に抑えた。6得点後、指揮官も打たせたかったと思うが、絞れない。その中で、満塁から3年生のオウヤのセンター前。勇杜や善勇にもタイムリーが出た。17対0。しかし、しっかりとした野球をするにはバントも必要だが決まらなかった。収穫は内野ゴロ7回。内野飛球3回。ミスなくアウトを早く取れた事は収穫。恐らく指揮官の想いと違う野球になってしまったが、塁に出るということは走塁の練習にもなる。良い打者は走塁も上手い。三振ばかりでは走塁ミスもなければ、好走塁もない。まずは塁に出て、アウトカウントや点差などを考えた野球をしてほしい。

土曜日の夜、サプライズをして頂いたスタッフの皆様、ありがとうございました。
5月30日(土)・31日(日)

私にとって5月末から6月初めまで仕事上で激動の週が続く。学童野球どころではない。と言いたいが土日はどうしても足がグランドに向いてしまう。土曜日はAチームの大会。学校公開日の子供もいて15時からプレーボール。すごく良いメンバーではあるが今年度は投手が不安定。ストライクが入る投手がいても、牽制、クイック、バント処理など投手として必要なものはたくさんある。バント処理で何度も崩した記憶がある。先発は5年生の伶真。ブルペンでは驚く程制球が良い。期待が持てるが試合になると別。いきなり四球で、どうしても勝たなければならないと感じたので投手交代を監督に言った。四球さえ出さなければ勝てると思った。攻撃での、点の取り方は緩いゴロと全力疾走。フライを打たなければ点はどれだけでも入ると思った。流れは牽制でアウトにして三者凡退後、4年生の晃大が2点タイムリー。これがすべて。その後は、つないで4番凜斗のグランドスラム。18得点は見事だったが反省点もある。やはり4失点は痛い。成長を感じたのはバント。犠牲バントにセフティーバント。打ったというより本当につないだイメージの試合だった。接戦ではバントは貴重な戦術になる。今は大味なゲームが多いが夏以降には接戦に強いチームになてほしい。

日曜日はBチームのリーグ戦。土曜日も日曜日も、私はそっと観戦するか、見ないでおこうと毎回思うがどうしても口を出してしまう。大人しくしておけと言うのが無理かもしれない。自分の性格が嫌になる。試合内容は忘れかけたが、大量失点をしたものの、粘り強い攻撃が出来た。よく勝てたと関心する試合になった。うちの子供たちは試合経験も少なく緊張してばかり。相手選手とは正反対だが、四球でガッツポーズをしたり新鮮さはあった。初回、投手伶真が投手ゴロを送球ミスで大量失点。しかしそのミスを自分で消すほどの活躍をしてくれた。個のレベルは違いすぎるが、ベンチ内の元気だけは勝っていた。まずはそれでいいと思う。野球は不思議。安打数ではコールド負けでも結果は9対7で勝ち。この日も4年生晃大が目立った。初回先頭打者で出塁。最終回マウンドに上がっても制球力抜群。好打者に本塁打は打たれたが、相手の打者を褒めるべき。4年生の投手は立ち向かえばいい。ほとんどの子供が出られたので経験になっただろう。今週末は、絶対に大人しく監督やコーチにお任せしよう。しかし、うちの子供達は必死になっている。私も仕事が頑張れるのは子供達の姿を見ているから。自分の事を後回しにしてチームを優先する子供達。社会人になっても「誰かのため」というのは一番大事なことかもしれない。
5月23日(土)・24日(日)

違う意味で恵まれた

土曜日はイチロー杯。学校公開日のある子がいながら調整をしなかった事でチームもバラバラに。私が一番嫌う事だが予定通り試合はしなければならない。対戦相手は私が監督時代に過去2回対戦させて頂いている。2試合ともサヨナラ試合。そんな好ゲームにしたかったが、目を覆いたくなる試合だった。私が見た中で3回コールド負けは初めての経験。相手が強いと感じた点がある。大柄な選手が替えられた。恐らくサードベース上で滑り込まなかったからではないかと思う。怠慢プレーを指導するチームはやはり強い。そのような指導法は学ばなければならない。私は小学生時代、アホな子にサードベース上で踏まれて骨折した。私は子供たちに必ず滑り込むように指導する。相手に怪我させるなら自分が怪我をすればいい。なんの収穫もない試合だったが試合終了直前に、平成18年度卒団生が来てくれた。ガラの悪い二人だが私にとっては可愛いOB。その子の車で戻った。腹が減ったというので食事までした。学校に帰ったら気が狂うまで練習しようと思ったが、またまた平成23年度組の子も3名来てくれるし何故だか落ち着く。私は恵まれている。暴れそうになっても、ちゃんと遊んでくれるOBが来てくれるので助かった。日曜日のために練習を手伝ってくれてありがとうと言いたい。

日曜日は県学童。朝起きたら、何故だか今日は試合同行しないほうが良いと野球の神様がささやいた。東本監督中心に頑張ってくれるだろと思って送り出した。Bチームと一緒にいたが、やはり気になり遠くから観戦。相手の代表さんと観戦していた。0対0。惨敗続きだったがよく踏ん張っている・・・・というより相当流れが来ていたが、ノーアウト2塁から進塁打が打てない。すべてフライアウト。先制されるも、ノーアウト1塁3塁の大チャンス。3番打者。確実に同点になると思っていた。そこで事件が・・・・・・。ベース上に二人重なっていたがダブルプレーになって監督が抗議していた。ランナーが重なっていたのでゲッツーはないと思っていた。主審が寄っていった時点でタイムがかかる。相手の代表ですら首をかしげていたが、審判さんも子供同様必死にジャッジしていただいている。近くで見ていなかったので、違う意味で恵まれている。野球の神様の伝言だったかもしれない。間違いなく監督だったら2回目の退場だった。11年間も試合を見ていれば色々な事があるが、このプレーと土曜日は初めての出来事。東本監督も苦しい試合だったがよく我慢して頂いた。この日は柊登が朝から足が痛いと言っていた。私はスタッフに自分が出られないと言うまで甘やかさない事を伝えた。しかし、しっかりと最後までやり通してくれたので私自身も安心した。また1失点で抑えられた事。昨年の惨敗から成長したのだろう。あとは、考えた打撃と心ある声。そして何より主将。今はまだ頼りない主将ではあるが、たくさんの壁を乗り越えて信頼される主将になてほしい。
5月16日(土)・17日(日)

達成感と喜び

スポーツNEWSを見ていたら、フィギアスケート女子の選手が復帰会見をしていたのを偶然見た。1年間の休養からもう一度「達成感と喜びを味わいたい」と感じて復帰を決意。私は、このホームページの日記にも何度も何度も書いた。子供たちに、やりきった達成感と喜びを味わってほしいと。強くないチームでも仲間と苦楽を共にして、試合で緊張してもいい。ミスする時もある。緊張感のある試合が終われば開放感もある。私も現役時代は経験がある。試合前はまったく食事が喉を通らない時もあったが、終わるとアホみたいに食べれた。皆で食べたコンビニのパンでさえも超美味かった。土曜日は練習。モチベーションは上がっているも、なかなかスキルは上がらない。とにかくもう少し先を見て練習。試合では見つけられない事もある。とにかく団にこだわって練習。5年生から野球を始めた子も多いので背伸びしてもしょうがない。出来る事をやる。良い雰囲気のまま土曜日は終了。

日曜日、中日少年野球決勝。一昨年優勝した大会。その時も今年度以上に6年生も少なかったが、すべて接戦を制した記憶。試合は、ひとつ間違えば大差負けもある。各地区から集まっている強豪チームなので接戦になることだけを希望した。接戦しか勝てない。力の差は歴然。柊登は緊張のあまり、まったく体が動かない。先発翔太も相手投手とは違い精一杯投げても緩い球。それでも4回まで無失点。振り回してくれたり、無理して反対方向を狙ってミスショットに助けられたが、やはり3巡目は許してくれなかった。5回ポテンヒット。その後、ポイントになる四球。動きそうで動かない。ランナーをためない事だけがポイントだったが3失点。流れを変える力はない。投手の翔太も80球で無理をさせたくない。その後も追加点をとられ6点差。7回。初めて私が子供たちに伝えた。せめて意地をみせてほいしい。蓮が自分からセフティーをしてミスを誘ったり、ここ5試合で6割近い打率の凜斗もこの日2安打目になるヒットでつないだ。その後またミスで1点返して、なおもノーアウト1塁3塁。完全に流れが来ていたが、何故だか監督が焦ってしまった。200%成功しないとダメなスチールを失敗。というより、2塁3塁にしても同じ。点差を考えない采配。5点差を返すにはとにかくランナーをためること。最終回に2個のエラーと安打で流れをつかんだが、自滅してしまった。私も久々に監督に叫んでしまった。1塁3塁は攻めやすい。万一、2点差なら走らせるかも知れない。しかしシフトがセカンドがベースの横にいて刺しにいくことが分かれば策が変わる。結果は2対6の惨敗だったは、救いは最後に2点取ってくれた。負けは負けだが少しずつ熱く戦ってくれるようになった。試合後は、1週間前から決めていたALLジュニアーズで飲食会を開いた。本当は祝賀会が良かったが、色々な想いがあり子供達全員と父兄も参加して実施。ユニフォームと違う子供達も非常に可愛い。経験が少ない子供が多いので緊張ばかりしている試合なので、この日は何もかも忘れて皆で遊んでほしかった。私も勿論楽しんだ。。試合は負けたが、何かを拾って這い上がってほしい。そして、1年を通じて達成感と喜びを分かち合ってほしい。
5月9日(土)・10日(日)

ほんの少しの成長、大きな団結を感じた

新チーム発足後3ヶ月以上経過した。メンタルの弱さ、団結力の無さ、勿論入団して間もない子もいるので個の力もなかった。しかし、毎週毎週苦しい練習も皆で乗り越えてきた。一人がミスすると皆で走り、試合で負けるとボールも持たず練習をした。ここに来て、何となく1つになりつつあるチームを見た。

土曜日は、初めて対戦させて頂くが練習試合。A・Bチーム両方やっていただく。事務局の手違いでAチーム対Bチーム。Bチーム対Aチームとテレコになってしまった。試合は、また怪我人が出たが今週は大事をとった。週替わりヒーローは出て欲しいが、現在は週替わりの怪我人。大きな怪我でないのが救い。Aチームは、ミスでの失点は痛いが、凜斗のバッティングは心強い。先発投手は伶真。Bチームで投げさす予定が怪我人のためAチームで登板。テンポ良く投げてくれた。Bチームはスタッフの関係で私が主審。相当ストライクゾーンを広くと考えた。四球、四球の練習試合を避けたかった。先発は4年生晃大。立ち上がりは相変わらずだが、持ち前の制球力はあった。Aチーム相手なので恐らくどんどん投げ込んだのだろう。攻撃はバントを多様して良い攻撃ではあったが走塁が雑だった。課題は山積みでも収穫は多い。入団1ヶ月の4年生ソウタも初安打など活躍。足も速い。結果は2試合だったが、差は投手の制球力だけだった。試合後、相手さんが遠くから来ていただいたので子供に声をかけさせて頂いたが、一人の子供が悔しいのか泣いていた。当たり前だよね。負けて笑える訳が無い。練習試合でも子供は一所懸命。そんな負けず嫌いの子供を応援したい。 試合後は時間があったので、平手コーチ提案のAチームBチームCチーム全団員のTボール大会。相当楽しそうで良かった。また、全団員で遊びたい。

日曜日は練習日。次回の決勝に向けて練習。体験の子も二人来てくれた。練習を見ると、目を覆いたくなるプレーがたくさん出るが途中から声を回す練習など入れた。ほんの少しだけ6年生の目つきが変わってきた。感情を表に出す子と出さない子でプレーも変わってきているのは事実。練習終了前に、CチームやBチームの子供達と話した。Cチームの子供は野球を嫌がることなく楽しそうだし、Bチームも必死に頑張っていた。Aチームに戻ると、雰囲気が暗い。「何?」。東本監督と山本コーチに叱られて練習も途中で終わったと聞いた。内容は分からないが、子供たち数名が泣いている。「何があった?」。ある子が言った。「皆、必死に声をかけているのに、何もしない子がいるから悔しい・・・・」。皆の目を見たとき成長を感じた。6年生同士は一つになろうとしても、気持ちの部分で分裂していることが理解している子が悔しがっている。2月から苦楽を共にしてきた仲間たちへの気持ち。2名が3名に。3名が4名に。どんどん増えていく熱い気持ち。嬉しかった。プレーは不器用でもいい。確かに下手くそかもしれないが、小さな団から成長していた。蓮、登生、凜斗、翔太、司。そして何とか食らいついて理解している愛虎、柊登、丈維。そして5年生2名。増えてきたことが嬉しい。これが13名になれば大きな団になる。やはり試合では学べないものが練習では学べる。毎週一緒にいる仲間を大事にする気持ちは本当に嬉しかった。この気持ちいつまでも続け。

今日は母の日。子供たちは帰宅後、「ありがとう」の一言だけでも言えただろうか?親は皆が自分の子供が可愛い。当たり前だが、子供にしてもらった事は心から喜ぶ。私もジュニアーズを支えてくださるスタッフ、ママさんに感謝しなければならないが、私に出来ることは子供たちが強くて優しい気持ちを持って卒団してくれること。それがせめてものご父兄への恩返しだと思っています。
5月4日(祝)・5日(祝)・6日(振)

協調性

GWすべて野球ばかりだった。5連休。毎日ユニフォーム。朝から晩までユニフォームだと、そのまま買い物に行っても違和感がなくなった。日毎に日焼けするし、声もかれてくる。4日は雨。予定していたBチームの試合も延期。室内練習。場所を借りていただいたOB父兄には感謝します。今は、バッテリー強化をしなくてはならない。良いエンジンを持っていてもバッテリーが機能しないとエンジンがかからない。雨でも練習できたことを有り難く思いたい。

5日はBチームのリーグ。Bチームは通算4試合目。相手していただいたのは、毎年強いと言われるチーム。私は11年目で守山区のチームでもほとんど対戦しているが初めて。勝ち上がらないと対戦出来ないチームなので楽しみだった。主審を私からやると言った。毎年強いチームは何かがヒントがある。しかし、それほど速い球を投げる投手でもない。外野オーバーを連発するわけでもない。普通の小学生。と思っていたが、相当なレベルの高いプレーをしていた。守備は常に攻撃的。サードの選手は前へ前へ攻める守備。捕手はしっかりと投手をリードしている。声もかけている。打者は振り回さず、ポップフライが少ない。強いゴロ、ライナーを心がけているのか打球が強い。際どい球は振らないし遅い球を追っかけない。しかも考える野球をしている見事なチームだった。確かに人数の違いはあるが、現段階では相当な力の差を感じた。惨敗だが、最大のポイントは初回の守備。アウトを取れるところで取れない。4年生の投手晃大は思った通り制球は良かった。結果1対9。9失点は相当な努力で埋めなければならない。試合後は、試合では負けたが子供の日で遊ばせた。本当はもっと遊ばせたかったが目標を達成してから思う存分楽しませてあげたい。

6日最終日もBチームのリーグ。今年度よりBチームの試合数を増やした。Aチーム・Bチーム両方に所属している5年生は大変だが良い経験になっているだろう。私も監督を離れBチームの試合を観戦出来る喜びもあるが、6年生も気になる。試合は、勝ったものの私の感想は成長著しい子と、連れてこられて何となくやっている子の違いがあった。小学生と言えども勝ちたいだとか、活躍したいなど感情はある。今、子供たちに伝えたいのは、協調性。協力して助け合ってほしい。自分の事で精一杯かもしれないが、人のプレーで喜んであげられる子であれば、それでいい。人がミスして下を向いていたら声をかけてあげてほしい。私の想いはプロ選手にならなくてもいい。やり通す力と協調性のある子になってくれれば嬉しい。

野球漬けのGWが終わったがすぐに土日。スタッフ、父兄も大変だと思います。本当に子供たちが頑張ってくれている。その子供たちを支えるのは父兄とスタッフ。子供たちと同じ気持ちで助け合ってほしい。すべては子供たちのために。
5月2日(土)・3日(祝)

叩きつけられても這い上がってきた

5月に入って勝ち残り大会は1つのみ。30日から私は珍しく熱が出る。38.8度。38.9度までは休まないと決めている。「8.9」までは野球が出来る。というより会社に出なければならなかった。土曜日は練習。怪我人や風邪など揃わないメンバーが揃ったが、この日もリタイアの子が出る。しかし、その子も病み上がりで午前中だけでもよく頑張った。3日は準決勝。25年度の優勝した旗を再度持ち帰りた。確かにそんな戦力はないが必死に練習した。バッティングより守備。大量失点では反撃する為の策が少なくなる。5月にしては暑い日で病み上がりの子も2名ほどいたが頑張り抜けた。

日曜日準決勝。昨年教育リーグで惨敗した相手。私も何故だか見ていた。新しい小牧のチームで人数も豊富。チーム方針が相当違うと聞いた事はあるが昨年から好成績と聞いた。試合前、軽めのアップにした。先発は調子の良い柊登か。実績の翔太か。村田コーチと監督と相談して翔太に決めた。この日は久々に怪我人もなく全員が揃った。この試合のテーマは、とにかく1点をとりたいという気持ちを全面に出す声。そしてピンチに強くなること。試合は先攻。やはり好投手だったがチャンスは何度でもあった。1アウト1塁3塁も相手を助けてしまう攻撃。無得点。しかし、相手もダブルスチール失敗に、牽制アウトと流れがうちに傾きかける。6番からの攻撃。大変身した丈維。四球。東本監督にお願いしたのは、「焦らない」。相手が焦っていると見た。落ち着いた攻撃。つなぎの野球で良いと思った。セフティーに送りバント。相手の好投手はナチュラル気味に曲がると打者から聞いた。ならば打者スタンス変更。振り回さない。先制後、病み上がりの4番凜斗、走者一掃ツーベース。投手が左腕に変わったが、ランナーを置いていればやり易い。合計7得点。打者一巡はお見事なつなぎだった。コールドが見えた次の回、レフトの痛いミス。しかし、3人目の投手も制球に苦しんで2得点。相手捕手は私好みの捕手。序盤に何球ショートバウンド、ハーフバウンドを止めただろう。2点は捕手で止められた。南スポーツセンターは後ろが広い。しかし5回に糸が切れたようにワイルドピッチで2点追加出来た。結果ミスでの2失点は痛いが9対2。昨年から、小牧市のチームに叩きのめされ、今年の春も勝てる気がしなかった。もう一度と思い、子供達とスタッフが熱く練習した。悔しかったら勝てばいい。監督は超攻撃型が吉と出れば勝てるが、それが焦りとなり裏目に出たケースもあった。ベンチから指示を送る山本コーチも相当熱く戦っている。絶対にこのメンバーで這い上がって見せると心に決め練習した結果。試合後、子供たちが喜ぶ。周りからみたらアホかと思うほど喜んでいる。個の力はないが、これだけ練習したという自信はある。どんな試合でも勝ったら喜べばいい。Aチームの6年生では気持ちの温度差が少しあるが、今日が始まりの日だと思う。また大きな目標が出来た。5月5日はジュニアーズの子供の日。勝ったので少しだけでも野球以外で遊ばせてあげたい。

今日、ある父兄から聞かれた。「どうして監督をやらないのか?」しかも二人に聞かれた。昨年、仕事上で土曜日の午前中が出られなくなり東本監督に無理やりお願いした。今年度は東本監督の熱き意見を優先そして継続。私はジュニアーズ存続の為、組織を作りたかった。仕事もあるが少子化の波に負けず入団してくれた子供を卒団させたい。お陰で土曜日もCチームの子供と買い物に行けた。Bチームの試合も同行出来る。本音は私のメンタル面ばかりのカラーを変えたかったが、行き着くところは「心」だと気がついた。A・B・CチームにはOB父兄がいる。来年度の事は考えていないが、まず今年度の6年生が「苦しかったけどジュニアーズで良かった」と思ってくれる球団にしたい。私は代表でも監督でもコーチでも何でもいい。そんな肩書きは社会に出れば嫌でもついてくる。入団してくれた子供たちが必ずOBになって遊びに来てくれる場所をとっておきたい。ただ、それだけですよ。
4月29日(祝)

思わぬ展開

GW突入。本来なら勝ち進んだ大会があるが中日少年野球以外Aチームはなし。タイミングよく10年以上、毎年親善試合をやって頂ける春日井のチームから申し込みがあった。Bチームのリーグもあったが、相手監督さんは長年学童野球に携わり私自身もお会いしたかったので試合をやって頂いた。また今日も体調不良の5年生は休む。心配だが、今いるメンバーで戦うしかない。試合は思わぬ展開だった。いつも接戦を演じたチームだったが、この日は先発柊登の見事な緩急で抑え、初回から猛攻撃を見せた。経験の少ない6年生も全員出場させてあげたいと思い、東本監督に言った。丈維の1イニング2本塁打を初め、とにかく打ってよく走った。東本監督が座って采配しているのを見るのは初めてかもしれない。Aチームのベンチワークを良くなってきている。終わってみたら大量得点で、3名の投手がランナーを出さない展開に驚きもあった。午前中、体調不良の愛虎も守備で貢献。Aチーム2名インフルエンザなどで欠席の中、勝てたことは収穫。しかし、皆が揃って勝ちたい。

試合後はBチームのリーグへ。な、なんと22名の5年生。羨ましい限り。3年生を含めないとチームが出来ないうちの現状だが、相手チームは相当な競争心が出るのではないかと予想。Bチームは1試合しか経験がなく、更に内野の要、陽輝も不在。関ヶ原の合戦、東軍対西軍のような戦力の違いに見えた。相手投手も大きく、Bチームではパワーボールを投げる。うちの先発は4年生晃大。ストライクはしっかりと入るが緩い球で対照的。しかし先制は、伶真のひと振り。守備も伶真を中心に守った。外野手に飛べば目をつぶりたくなるほどだが、内野陣が踏ん張った。次の1点もうちに来た。相手投手が、高めに浮き始め、2四球。綺麗なヒットではないが、2塁3塁から晃大タイムリー。相手打者は振りも良い。ランナーを背負うとチームが若い為、バタバタしていた。逆転されたが、その次の回、再逆転。手も足も出そうにない相手に何とか試合になった。平手コーチも指揮官としてBチームを背負って采配してくれた。勝ちきれなかったが、あまりに収穫の多い試合だった。攻撃では、食らいつく執念がない。伶真、晃大以外では、善勇が食らいついたくらい。守備は外野に飛べば失点になる。結果2〜3名で試合をやった印象。ベンチワークも試合経験がないとはいえ、コーチのアドバイス、指示はない。バッターボックスの位置やランナーへの指示。ウェイティングサークルで待つ選手に声をかける事もない。コーチの意識改革も必要だと感じた。この日は、本当に思わぬ展開の試合を2試合見た。

一昨年まで子供達と交換日記をやっていた私だが、今は東本監督がやっている。監督に頼んで先週の分を子供たちから預かり私の想いを伝えた。日記は想像通り。とてつもなく雑な子。自分の気持ちを書いている子。プレーそのものだった。少し残念だったのは、出していない子もいるようだが監督と選手の心の架橋なので積極的にやってほしい。とにかく早く全員揃って試合が出来ますように。
4月25日(土)・26日(日)

新チームに発足して3ヶ月経過。感想は強そうで勝負に弱い。まず、まともに人が揃わない。怪我、病気。私が経験する中で初めて。時代の流れで子供たちが弱くなったのか!?今年度の特徴か!?この日も選手まで頼りにしていた4番の凜斗インフルエンザで不在。打撃より外野での守備が痛い。しかし、他のメンバーにはチャンス。東海団地3回戦。対戦したのは3チームほどが一緒になったチーム。その地区は南と北に分かれて、学童野球を残そうと努力されている地区。このやり方は私も大賛成。確かに単独でチームを継続するのは難しい時代なのかもしれない。試合は、先発柊登は、投手慣れしていないものの制球だけは良かった。外野はミスの連続。被安打10。9失点。うちは、1安打6得点。力の違いを見せつけられた。救いは2アウトからの5得点は執念深さを感じた。私は過去の成績を見直した。どうやって失点を防いでいたのか?どんな強いチームが相手でも9失点など年に1回か2回。失点を防がなければ勝ち抜くことは難しい。打ち勝つ試合では上まで行けない。最終回、ケガから復帰の翔太を出したが誤算。しかし、次の日につながると感じた。結果は6対9という大味なゲーム。課題が多すぎたので試合後練習内容を変えた。

小牧市中日少年野球大会。2年前に小牧で優勝して県大会ベスト8まで勝ち残った。平日の県大会は記憶に残っている。相手は前回、12四死球を与え逆転負けをした相手。前回本塁打を打っている凜斗がいないが、制球の良い翔太が投げる。期待と不安。緩い球でも大丈夫。頭を使った投球が出来れば失点もすくないはずと試合前から思っていた。初回、いきなり伶真がレフトオーバーの先頭打者本塁打。勢いに乗り、それで終わりでなく蓮のタイムリーなどで3得点。攻撃は相手がランナーを背負った時の癖を見抜いていた。考えた投球をする相手投手なので慌てない。東本監督も自分で「じっくり」と言い聞かせて采配していた。それがズバリ。先発翔太は安打を許しても四死球だけ気をつけた。ファーストストライクにこだわった。ピンチはあったが守備でも伶真が光った。次の1点はうちにきた。登生のひと振りだった。決して良い当たりではないが飛んだコースが良かった。GWに試合がなくなるかどうかの崖っぷちの試合だった。終わってみたら5対0。無失点が収穫。しかし、相手の投手はよく頑張っている。決して速い球でもないがチームを背負ってなげている印象。今シーズンはよく当たりそうなので、また対戦したい。

試合後は久々に遊んだ。勝つことに執念を燃やしそれを達成すれば子供達に好きなことをさせてあげたい。GWはBチームのリーグ戦も始まる。5年生はAチーム・Bチームと忙しが、それは幸せなこと。早くAチームが全員揃って勝ちたい。
4月18日(土)・19日(日)

これだけ

平日は非常に雨が多かったが土曜日は晴天。いよいよ春本番。先週は弱いチームが少しだけ成長した姿を見せた。今週もと言いたいが今年度はエース無きチームになっている。登板過多など言われる昨今の少年達。チームに3名はストライクがとれる投手が必要になった。土曜日は5年生の伶真。初回から捕まる。普通は立ち上がりえを気をつけるためベンチ前でキャッチボールなど肩慣らしをする。プロ野球でも事前準備はするが、まったくやる気なし。絶対に立ち上がり苦しむと思った矢先、3失点。野球を甘く見ている。相手が強ければせめて勝とうとする意識ぐらいは強く持たなければならない。わざわざ遠くまで遊びに来ているわけではない。相手チームは10年ほど前に対戦して相手代表さんも覚えていてくれた。その地区も人数不足でチーム数が半減していると聞いた。非常にバランスよ良いチーム。センターから右へ追っつけたバッティングをした2番打者の2安打が印象的だった。相手に勝てるのは必死に応援して必死に点を取りに行き、攻守交替など全力だけと思っていたがそれも出来ていない。最終回に安打と四球。そしてタイムリーなどで3点返すのが精一杯。悔しさというより、バカバカしくさえなる冷めたチーム。もう小牧原ジュニアーズの良さはない。と思ったが、戻ってから練習を再開した。私は思いつきで動く。その状況で何もかも言動を変える。父兄は不満もあるだとうが、必ず熱きチームを作りたい。出来るまでやりきる練習をした。勿論、声を出さねければ最初から。何時に終わるのか不安だったが何とか19時に終われた。

日曜日は朝から小雨。微妙な天気。結果、担当の方から中止。グランド状況は悪いが、練習を続けた。1年間というスパンで考えたら今は我慢の時。必ず子供たちで声を掛け合ってプレーしてくれる時期が来ると信じている。しかし、やる気がなければ途中ボールを持たず走る練習にしようと思った。ボールを使う練習ほど楽なものはない。私はぷらぷらとBチーム・Cチームの子供たちを見た。たまなのでCチームで遊んでもらって楽しかった。Aチームは見ていなかったがスタッフが叱ったのか皆が必死に走っていたので途中、食らいつくように走っている子を上位9名呼んでBチームと17時から紅白戦。これも思いつき。真剣に走っていなかった子は残して更に走った。Bチーム単独チームなので、どれだけでも点が入るかと思ったが簡単ではない。入団2日目の子も本当に上手で鍛えれば相当な力を発揮する予感。捕手勇杜も見違えるスローイングをしていた。Aチームの子は食らいつくようなバッティングに食らいつくような守備だったので少しは意識が変わったかもしれない。来週すぐに強くなるわけでもない。しかし、この二日間、本当に子供たちは頑張った。よく我慢強くついて来ると関心した。必ず良い想いをさせてあげたい。これだけ練習をしたのだから勝ったときは喜びも10倍。これだけは言いたい。多少不器用で野球が上手くなくても、うちの子供たちは誰ひとりいい加減な子はいない。自慢できるほど一所懸命。それでいい。熱く戦えるその日まで困っている子がいたら助け合いながらプレーしてほしい。
4月11日(土)・12日(日)

ちょっと待てちょっと待て・・・・

やっと試合が出来る天候になった。勝ち進んでいる大会はないので本当に久々。先発は5年生だが、今は一番信頼がある伶真。立ち上がりは悪いが、いつも捕手蓮が刺して助けてくれる。1回裏攻撃、いきない2四球を拾い早々相手投手が変わる。満塁から凜斗のひと振り。走者一掃。今のうちには何点あっても足りない。この試合凜斗3安打。しかし相手が牽制アウトやダブルスチール失敗で助かった。終始、東本監督も追加点にこだわった。合計9安打はお見事。決して綺麗でない打ち方の琳大朗もしがみつくようにタイムリーを打ってくれた。試合後は、次の日に向けて練習。1試合でも多くやるには勝つしかない。私自身がノックをやり、守備重視を再度徹底したい。完全にモチベーションが二つに分かれているチームだが、同じ気持ちになるように願いたい。

日曜日は、2週流れた大会。試合前に翔太が投げたいと言ってきた。成長痛なのか、肘の具合が悪かったが5年生投手に任せておけなかったのか直談判。答えはYES。投手を見てくれている村田コーチも太鼓判。相手は強豪チーム。昨年は6年生が少ない中、5回戦で戦った。私が監督時代は練習試合もやって頂いたり、大会では抽選までもつれた事もあったチーム。志願した先発翔太。表の攻撃で、盗塁を刺されチャンスを潰したかに見えたが、翔太の犠飛球で先制。その裏、3安打されながら無得点。盗塁阻止が大きなポイント。次の1点が欲しい場面で東本監督には積極的に采配をしてほしいと願った。この大会、代表がベンチに入れないルール。4名しか入れないため私はベンチ裏。バントと足で守備を崩した。翔太は緩急をつけ何とか踏ん張っていた。ポイントは、1アウト2塁のピンチ。流れとカウントで動きがあると私はすぐに思った。牽制で2塁ランナーをアウトにできたことは大きい。恐らく足の速い選手。私の趣味は相手のサインを読むこと。キーなのか?最初か?最後か?足し算か?(学童ではないと思う)、ブロックサイン以外か?人間には必ず癖がある。私は捕手出身なので、相手監督を見るのが癖になっているのかもしれない。3対1。5回裏の相手攻撃を見たとき、鳥肌が立った。あれだけ振っていた子供たちが、小さく構えたり覆いかぶさったりして四球を狙っている。素晴らしい執念だと思う。何とか先頭が出たいという気持ちが伝わった。こんなチームは個人的にはやりにくいが好きなチーム。しかし翔太が踏ん張った。時間的に最終回の守り、翔太に異変。私も10年以上見てきたが今年に入り試合中に2回も痛める投手は初めてなので戸惑いもあった。日記を読み直しても大きな怪我をした子はいないのが、うちの球団の自慢。痛いのに投げさすわけにはいかない。せっかく強いチームに勝っているのに・・・・・・次の投手は、私は制球の良い4年生の晃大か土曜日投げた伶真。東本監督には投手起用は任されている。二人のランナーを背負っているが、どちらかに託そうと思った。投手コーチの村田コーチに言うと、「陽輝でいく」。は・は・は・は・はるき?「ちょと待ってちっと待ってお父さん」。はるきは5年生で、しかもAチーム初登板。私は1分ぐらいで伶真と決めたが、村田コーチは8.6秒で陽輝と決めていた。ノーアウト1塁2塁からなので、120%バント。名門チームはまず同点を狙う。守備のミスで1点返される。更に1アウト3塁。サードゴロ。柊登が冷静にホーム手前でアウトにする。投げるので精一杯の陽輝。気の小さな子供。1年前まで辞めたいと言っていた男の子が大きく見える。2アウト3塁。陽輝ワイルドピッチ。しかし、蓮が即ホームに投げてタッチアウト。ありえない幕切れ。3対2。村田コーチの決断とそれに何とか応えた陽輝にラッスンゴレライ。相手チームは、盗塁アウトやホームアウト2回。積極的走塁が裏目に出ただけで、すべて紙一重。セーフになればナイスランに変わる。やはり私たちより個の能力は高い。試合後、戦い慣れていない子供たちが緊張感から開放された表情が印象だった。私から見て8名は熱き魂で戦っているが、何気なく見ていたら8名が9名になっていた。東本監督初めベンチもしっかりと役割を果たしての勝利。今週末も不安定な戦いになると思うが熱く戦う子供が9名から10名になり、最後は全員になってほしい。
4月4日(土)・5日(日)

勝ってから遊べ・・・・・もう一度初心も戻れ

4月に入り私の周りの環境も変わる。会社では勝負の1年。人生で、これほどプレッシャーを感じた事はない。初めて逃げ出したいと思った瞬間もあるほど考えれば今も手が震える。野球どころではないかもしれないが、子供たちにパワーをもらっているのは確か。土曜日もBチーム初試合にも関わらず午前中から予定が入っている。夜9時からも行かなければ事もあった。午前中、いつも練習試合をやっていただくチームと対戦させて頂いた。初試合。しかし新鮮で、全力疾走や攻守交替を全力でやってくれればそれでいいとも思っていた。2回か3回から見たが、守備が安定していた。平手コーチも守備から入っているチームなので収穫ではないかと思う。相手投手は素晴らしく制球の良い投手。恐らく来年、更に進化すると感じた。打線は3年生のオウヤと4年生の彼方が初ヒットと聞いた。おめでとう。3年生でレフトオーバーはすごい。結果、勝ったが完全にベンチの子供と気持ちの差があった。まだまだこれから。

この日は、花見を企画していた。まったく乗り気でないが、既に買い物をしたと聞き勝手にやってもらった。私は絶対に行かないと決めていた。4連敗で、遊ぶことで楽しさ味わう事しか出来ない子供たち。私は試合で勝ったら、メチャクチャ遊ばせる。サッカーでもなんでもいい。平成21年に、流れが良くなり私が勝手に花見をやった。こどもの日もチームの雰囲気でやる。次の日、大事な大会がある。花見終了後から参加。こんな練習をしたいと考えていたので心を鬼にして練習をした。今は負け犬。練習して強くなりた。もう一度強いジュニアーズでありたい。昨年、正直ではチーム作り成功と言えない。私の責任なので、今からでも私がノックもやる。残念ながら私の辞書に妥協という文字はない。最後までやり通す。任せておけないのではない。東本監督と一緒にやるだけ。スタッフにも言いたい。本当の喜びは緊張感の中でやり終えた開放感と充実感。6年生なら分かる。そして、勝ってから大騒ぎして遊べばいい。仕事でも結果が出ないのにサボるアホはいない。練習では、チームに競争心も持たせた。キャッチボールが安定しない子にはバッティング練習はない。残念ながらDHはない。目立った子はいなかったが、相当努力している子もいる。その努力を私たち大人が無駄にさせてはならない。バッティングでは、凜斗、マナトが目立っていた。合計2時間ほどのノックでは、何とか皆がやり通した。私も初心に戻らなければならない。花見がどうだったか分からないが、何とか執念深い練習が出来た。

日曜日はまた雨。ガラガラの日程で1戦を大切にしたいが延期。何故だか午後からミーティング。自分の考えを押し付ける事が嫌で監督を退いたが、考えが東本監督と同じなので私の言い方で伝えた。人に優しく「優」、強い気持ち「気」。勝つために考え「頭」、すべて前向きに考える積極性「積」。25年度までマインドコントロールするかのように言い続けた。言葉は悪いが、志を同じにする方法は言い続ける事。それが悪い道でなければそれで良いと思った。東本監督も恐らくチームで一番プレッシャーを背負っていると思う。ならば東本監督にも男になってほしい。Aチームの指揮官の気持ちは痛いほど分かる。私も初心に戻り東本監督と共にチームの為に頑張りたい。
3月28日(土)・29日(日)

土曜日は終日練習。春なのに寂しい気がする。試合に向けて練習はあするが、何か目標を失っている気がした。この日から私も2年前のように、子供たちとキャッチボールをしたり、クールダウンを一緒にやろうと決めた。例年、卒団生が3月4月は練習に来るが、今年は風のように去っていった。「情」の部分でなにか足りなかったのだろうと反省した。考えてみたら2年前までは、最初から最後まで子供たちと離れなかった。キャッチボールの時は一緒にやって、痛いところがないか投げ方を見ていた。アップも私が号令をかけていた。Bチームが試合の時は、メチャクチャ6年生と遊んだ。子供たちは素直。どれだけ私たちと接したかによって心からついてくる。6年生が、現状、5年生に負けているモチベーションなので何とかしたい。私から見て、心から練習に取り組んでいる子は2名。柊登、丈維。二名は非常に向上心を持って練習している印象。引っ張ろうと思っている子は、蓮と凜斗。頼りになる子は5年生3名。負けて悔しがる子が1名だけでもいい。それが3名になり、どんどん増えていき同じ志にならなければならない。クールダウンを1年ぶりぐらいに子供たちとやった。監督に任せきりだったので、一緒にやってみた。恐るべき体の硬さ。怪我しても文句が言えないほど硬い。ありえない硬さに笑えなくなった。昨年取り入れなかったストレッチを重視して、まずは怪我しない体作りをしたい。

日曜日は、朝から名古屋ドームで開会式。私はBチームへ。10時間以上寝た。名古屋ドームは2試合やった事があるが、良い記憶がない。開会式終了後、大会があるので準備していたが雨が降ってくる。予報は遅くなればなるほど雨。結局中止になった。ただ単に大会をこなすだけの状況なので恵みの雨になることを願う。渡り廊下でやったストレッチも、人間とは思えないほどの硬い体。柔らかい子は、やはり私から見ても守備が出来る子。今から這い上がるには、月曜日から金曜日までの努力、他球団と開いた個のレベルの差を埋めるために努力してほしい。
3月21日(土)・22日(日)

人望

人望とは、人から信頼をされること。慕われる事。と辞典に書いてある。新聞か雑誌で読んでメモしたのが、人として必要なものは「人気」ではなく「人望」。人は「知」と「情」の存在があり行動する。「何をやるか」「何のためにやるのか」。それは「知的」だけで動かせる。人望とは「情」。「誰のためにやるのか」。これが不可欠と書いてあった。

土曜日は終日練習。午後からはBチームも試合感覚も必要だと思い、試合形式を入れた。しかし、Aチームは泥沼状態。22日の予想がつく。Bチームでは、勇杜5年生。オウヤ3年生。善勇4年生が印象的なプレーをしていた。Aチームの伶真はバッティングはお見事。6年生では唯一、凜斗が良かった。振れば大きい当たりが出るので頼もしい。昨年までのいい加減さや、トンチンカンは何だったのかと思うほど信頼が厚くなった。叱られ耐えて乗り越えたのだろう。Aチームに収穫がほしかったが、Bチームの選手が目立った。

21日は、平成23年度同窓会。私が卒業祝いをしたかった。Lineで結ばれた13名。既に3年以上前になるが、JBLAの大会でも総合3位になったり、結構印象のある年度。しかし、焼肉食べ放題とはいえ滅茶苦茶よく食べる。どんぶり4杯以上食べる子もいた。みんなの思い出の試合は、JBLAのブロック優勝の試合。サドンデスまでもつれた試合。それと豊山、小牧大会の優勝。やはり、どの年代も勝った思い出が一番輝いている。私も彼らから沢山の思い出をもらった。勉強もさせてもらった。子供たちから学ぶものも多い。18年度組から同窓会をやっているが、ほとんど参加してくれる事が嬉しい。今は、子供たちに恩返しするとき。またグランドで野球をしよう。高校でも人望の厚い人になってほしい

22日は連盟杯。21日、諸事情により退団者も出たが、何とか1つになりたい。しかし怪我人もいる。これだけ究極に追い詰められたのも初めて。東本監督も試合前から悩んでいた。試合は、やはり信頼していた凜斗の一発から始まり大勝!?と思ったが大どんでん返し。12四死球。2エラー。経験のない展開。捕手蓮もいきなり盗塁阻止。大ピンチもゲッツーがあったが、12四死球で勝てるはずがない。勝つのも失礼だと思った。6対2の時点で覚悟した。4点差。この展開はあっと言う間。しかし、この試合は初めてずくしだが、小牧市の大会で相手から野次が飛ぶのも親交のあるチームで珍しい。相手選手にも敬意を表して試合をするのが当然だが、「どうせストライク入らんぞ」「この投手も同じ入らんぞ」と大きな声で言う。驚いた。自軍に言うなら別。試合後、相手監督と話してご理解して頂いていたので良かったが、野球人は相手をリスペクトする。野次は大昔。ましてや学童野球。万一、うちの父兄が相手の子供に対して言ったら注意する。私も審判に注意された言葉がある。「小さい子だけど意識せずに投げろ」と投手に言った。悪気はないが、「小さい子」は差別用語と言われた。なるほど。その子は気にしているかもしれないと思った。私は相手監督にも謝った記憶がある。試合は、せっかく最高の点の取り方が出来て素晴らしい試合になりそうではあったが自滅。今欠けているもの。私の人望。そして子供たちを「知」と「情」で動かさなければならない。「誰かの為に」。今は自分のことばかりで動いている。誰かの為にプレーしたとき必ず変われる。怪我している子も同じ。プレーしている子は、ファールボールを拾ってくれる子の気持ち。バットを引いてくれる子の気持ちを考えなければならない。ベンチで応援する子は、もがき苦しんでいる投手やミスした子の気持ちになってあげる。そんなチームであってほしい。試合後も腹が立って、再来週の花見も中止する予定だったが、スタッフに任せた。返事はないが私は不参加。子供たちが自分たちで咲かせた満開の花を、じっくり見させてもらうことにした。
3月14日(土)・15日(日)

やっとやる気出た!

先週、仕事で出張だらけ。明日からも海外に出張。その間に野球。帰国したら即、野球。休日はグランドに行くのが当たり前なので予定も組みやすい。土曜日はゲオ杯。対戦前に他球団の成績を気にしない私でも噂で相当力のあるチームと聞きホームページを見た。ん〜強い。そんなチームと対戦出来るだけでもありがたい。試合後だが、相手監督さんが、3年前の対戦を覚えていてくれた。私が監督時代。1回しか戦った事がなかったが、その大会はこのチームに勝って勢いに乗り犬山大会を優勝した。しかし、3年前は大昔。17名の6年生相手に試合になるだろうか?しかも怪我人だらけ。うちの監督は投手を6年生と言ったが、私は5年生伶真と言ってお願いした。経験がないためボークなどもしたが、度胸満点の投球を見せてくれた。最終回1アウトまで、この流れでと思った矢先、ライトが転倒。最後はタイムリーエラー。やはり強いチームが勝つ。この試合は嫌な予感はしていた。守備でも自分から捕りに行かない。相変わらず、すべてに消極的。最後も顔に当ててでも止めなければならない正面の打球を半身で捕りに行き痛恨のミス。ミスは誰にでもある。ミスを責めたくないが、何故だか責めたくなる。何故なら逃げまくるミスに腹が立つ。どうせなら、真っ向から攻めた守備をしてほしい。好プレーをしたセンター琳大朗も5年生。粘りに粘って三遊間にヒットを打ったのも5年生。惜敗ではあるが、強いチームに勝たなければ自信がつかない試合だった。もう一度このチームと対戦出来る機会があるまで勝ち進まなければならない。試合後、負けたことより平然としている事に憤りを感じた。相手が強いから負けて当然??スタッフも熱くない。子供たちも変わらない。悔しくないなら練習しないほうが良いと思った。負けたら、何かを拾って立ち上がる。何本目だろう!?ノックバットを折った。私にやる気が出た証拠かもしれない。日曜日も小牧市のチームで3位決定戦。絶対に落とせない試合。上の大会がある。いきなり投手ゴロを暴投で、そこから3失点。しかし、東本監督も執念を見せて1点ずつ返す。四死球が多く流れがつかめないが、3回の相手攻撃でヒットで出たランナーと盗塁阻止。しかし四球。なんともならない状況で、三盗を刺した。奇策と愚策は紙一重だが、必ず流れが来ると信じた。逆転。4回で4得点。小牧市の強いチーム相手に今まで4得点はあまり記憶にない。しかし、逆転したその裏、先頭を出す。ありえない。単独スチールはない。ここでアウトに出来たら勝てる。初めて勝ち越した回の先頭打者を出したのが最大のポイントだった。印象だったのは、相手の代打の選手。失礼ながらとても当たりそうのない打者だったがファールで粘る。素晴らしい粘り。最後はレフトオーバー。うちにない粘りが羨ましかった。結局完敗。

試合後よく考えた。捕手経験のない蓮も1ヶ月で盗塁を刺せるようになった。どこに投げるかわからない捕手。投げるタイミングと、もう一つのアドバイスでここまで成長した。5年生の伶真も2試合よく投げてくれた。本当に悔しかったが、グランドに戻ると監督、コーチが鬼の形相で練習させていた。いつも私一人で暴れるが、初めて見る光景。悔しいのは私一人でない!?と思った瞬間に私の悔しさが無くなった。答えは、試合で負けたことより、何とも思っていない事に苛立ちを感じていただけで、これだけ次は勝とうと思ってくれていることが逆に嬉しかった。Bチームでは平手が吠えている。ならば、やっと代表らしくなれると思った。即、みんなとハンバーガーを食べようと思ってママさんに頼んだ。子供たちに頑張れという言葉が失礼なほど必死だった。困っている子がいたら声をかけ、泣いている子がいたら助けていた。昨年度は現場を離れて怠けていたかもしれない。やる気が出た。まずは怪我を治して、全部員が心身ともに健康であること。日曜日の負けは大事な何かを拾ったかもしれない。
3月7日(土)・8日(日)

一つだけでも相手に勝るものを持て

土曜日、無理やり練習試合をやって頂いた。Aチームには、入団1年前後の子が多い。1ヶ月で雰囲気だけは出来ている。監督も2年目で手応えがあるはず。プレーでは特徴はないが5年生、6年生とチームの仲間意識だけは強い。試合は、毎年人数も多く私が監督時代、何度も対戦した相手。その相手が人数不足で悩んでいた。確かに小牧市も今年度、Aチームで試合出来るのは7チーム。そのほとんどが6年生単独で出来ていない。もしくは合併した球団。単独で試合が出来るだけでも幸せかもしれない。試合は柊登先発で始まる。柊登4イニング、伶真2イニング。翔太1イニングだが、3名とも素晴らしい制球だった。打線も相手チームが途中から気遣って頂いて制球の良い卒団生を投げさせてくれた。打線は決してパワフルではないが、安打もよく出た。ランナーを動かすことが最大の目的だったので犠牲飛球など含めて良い攻撃も出来た。守備では課題だらけではあるが、何度経験しても自信のないプレーもあった。しかし投手では、この日5年生の伶真が素晴らしかった。また、全員が打席にも守備にもつけたので、それが収穫。

日曜日は全日本。私が監督時代には、絶対に勝たなければならない相手だった。当時はどんな手段でも勝つことを目的とした。手段は1つ。勝つための練習しかなかった。小牧市在住が少ない野球を愛するチームなので、毎年、鳥肌が立つほど対戦を楽しみにしていた。個のレベルや経験は数倍違うのは百も承知。しかし、立ち向かう勇気がほしかった。初回、エンドランが決まり、相手ミスで先制するも、1アウト2塁3塁から4番打者見逃し三振。先制しても諦めたくなる場面だった。先発翔太は急速はないが、制球よく投げていたが、これまたミスで同点。この試合レフトにまわった、凜斗が守備で救う場面もあった。しかし、攻撃が消極的。まったく攻める気持ちがなければ当然、失点につながる。蓮が盗塁を刺す場面もあったが、攻めの姿勢を忘れて防戦一方。勝てる相手でないから攻めるのが基本。24年度も25年度もそのように対戦してきた。途中、翔太の球が浮いていて異変を感じた?疲れ?何故だか次の投手を用意した矢先、翔太に異変。結果、大事に至らなかったが、交代した投手伶真は散々。最終回、あまり見ていなかったが、今まではなんだった?急に萎縮するチーム。何とかしてやろうという心意気のあるものがいない。良い時だけ笑い、負けているときやピンチには突然変異を起こすスポーツはメンタル。1000万回素振りしても打てないと思えば打てない。飛んできたらどうしようと思ったら投げられない。伶真も土曜日のどんどん投げ込む投球と正反対に逆に驚いた。学年など関係ない。試合で負けたことなどどうでも良かった。立ち向かう気持ちがないことが腹が立った。

結団式から1ヶ月。個の能力も、この現状でも伸びてきた。ストライクの入らない投手。セカンド送球はワンバウンドすら投げられない捕手。外野に飛球が飛べば目をつぶるしかない状態。それを思うと1ヶ月で無駄な四球もなく、ここ最近の蓮の盗塁阻止率も素晴らしい。ただ、そんなことより、元気や、攻守交替が素早かったり、何かスキルと違うもので相手に勝ちたい。私も経験あるが二度と試合をしたくない相手もいた。ダラダラの選手に相手選手に敬意のないベンチスタッフ。私の目指すものは、「常に全力」で相手選手にも敬意を表して試合出来るチームになってほしい。まだ始まったばかり。非常にけが人が多く、試合が出来る環境ではないが、怪我を無くすのも努力が必要。6年生が5年生以下の面倒を見てあげられる優しくて強いチームになってほしい。
2月28日(土)・3月1日(日)

視野を広げれば

土曜日は今シーズン2大会目。初めて対戦させて頂く相手。試合経験のないチームでも何とか形にしてきた。今年度の特徴は、飛び抜けた選手もいないしモチベーションの低い選手もいない。6年生をとにかく出場させてあげたいと思ってしまうような雰囲気。試合経験がない分、新鮮さはすごくある。試合は、裏の攻撃だったので守備から始まる。マウンドのあるグランドで翔太は初経験だったのではないかと思う。とにかく打たせて守備が守りきる野球。初回は3人で終わらせ、初回の攻撃は先頭の四球を点に出来なかった。2回には先頭打者を出したが、初球から盗塁を刺して互角の展開。私は監督に伝えた。超中心選手一人が目立っている相手だったので、イニングの先頭打者にこだわってほしい。それはイニングの間に3球投げる投球練習。その姿にヒントがあった。良い投手ではあるが荒れ球。我慢。視野を広げて色々見たときヒントだらけだった。3回、先頭四球。バントだが、走者陽輝がガラ空きの3塁へ。スーパー走塁だった。当たり前!?新5年生でも次の塁を狙う姿勢と3塁があいている視野の広さで好走塁。1アウト3塁。スクイズは失敗したが、絶対にあきらめない走者がホームイン。先制。その後も、四球を拾っての攻撃。試合前の相手キャッチボールを見ていたら、本当にたまたま暴投をよくみかけたのでバントでも点が取れると踏んだ。好投手ではあるが、少し荒れ球なので、うちの打線では打てない。しかし結果5得点。5年生陽輝も1年で間違いなく成長した証。守備では伶真。ショートで5年生だが前に出る力がある。ファーストの琳大朗も、これまた5年生ではあるがしっかりと内野陣の送球を受け止める。途中、バタバタになりかけたが6イニングを完封出来たことは褒めたい。ポイントは2つ。相手も、3塁ランナーがサイン違いをしたのか飛び出したこと2回。すべてアウトにした。うちは、ランダウンプレーで相手がアウトに出来ず2得点。守備は最大の攻撃になった試合。試合前、試合中、色々と監督でない私が視野を広げて見たときに監督にアドバイスが出来る。2年目の東本監督は、攻撃パターンをたくさん持っていて打てなくても得点する戦術もあったが、守備での指示が明確であれば、もっと楽になる。先発翔太も1イニングだけ苦しんだが緩急を使っていた。翔太らしい投球もあった。今年度のチームは11名6年生がいる。一人でも多く出してあげたい。そして代打でも守備でも活躍してくれる事を期待。課題はあるが次につながる試合になった。

日曜日は、室内練習。他球団が練習しない日に練習出来るのは大きい。借りて頂いた方には感謝以外言葉がない。始まって、色々と他球団の監督さんと電話していたのでアップは見ていないが、羽打ちなど出来た。強豪チームに勝つには打たなければならない。どれだけ素振りしても打てないと嘆く親もいる。そんな時は、色々と試してみる。十人十色。基本はあっても皆が同じ打ち方でない。グリップ、タイミングの取り方、スタンス等等まずはやってみたらいい。その練習の中で自分の形を作る。まだまだ伸びるチーム。2大会勝ち進んだので、また試合がある。1戦1戦チームが成長してほしい。
2月21日(土)・22日(日)

4番打者無き打線。エースでないエース。

土曜日、今年初め新年会でお会いして練習試合を約束していたチームと練習試合が出来た。10年前から何故だか仲良くなったチームでナガイ杯で昔はよく対戦した。代表の方とも親しくしていただき、対戦するのが楽しみだった。今年、ナガイ杯で優勝したばかりのチームで相当実力のあるチームだというのは分かっていた。相手グランドに到着して雰囲気の良いチームに団結力のあるスタッフという印象。道具もしっかり揃えてあり見習う点が多々あった。練習試合とはいえ、負けず嫌いの私と子供たち。東本監督も仕事を早退してまでも参戦した。初回の相手攻撃で、いきなり先発翔太乱調。制球ではなく、心の乱調。完全一人でやっている。周りで守る仲間の気持ちも考えず投げている姿に腹が立った。しかし、相手4番打者の背番号2番の選手は非常に芯をとらえるるのが上手で強く遠くへ飛ばせる選手で羨ましさもあった。何点とられるだろう?2点先制され、その裏、これまた新Aチームにしては速球派の相手投手。先頭打者は柊登。簡単にツーストライク。3球目、ひと振り。レフト線にエンタイトルツーベース。広いグランドなら本塁打。流れがわからなくなる。ランナーが出れば、あの手この手。うちには4番打者はいない。とにかく「つなぐ」。同点に追いついた。しかしその裏、なかなか切り替えられない投手の翔太。おだてれば、ある程度気持ちも安定するが今の時期は、おだてない。自分で心の乱れを無くす時期が必ずくるはず。一人でない事を理解しなければ本当のエースになれない。試合は点の取り合い。うちは、3つのミスがすべて失点になった。策は120%出したが、相手は恐らくあまり策も出さなかったので、何か課題を持っていたのだろう。迫力のある打線と足の速い選手が多かったが3名の投手が何とか試合にしてくれた。収穫のありすぎる練習試合。相手のお辞儀の仕方なども勉強になった。公式戦では対戦したくないが、また勉強をさせて頂きたい相手だった。

その夜は、27年度決死会。私と平手以外あまり羽を伸ばせなかったかもしれないが本当に楽しかった。27年度もスタッフが仲が良いと思うのは私だけだろう。個性のあるスタッフ。事務局の八幡コーチは本当に声が小さくて何言っているのかわからないが頑張っている。自慢の父兄スタッフ、ツインタワー。足が長すぎてユニフォームも寸足らず。私の切った裾を付け足してあげたい。OBコーチも充実して私の思い描いた組織が出来ている。BチームとCチームがOBスタッフ中心が大きい。Aチームには村田コーチもいる。相変わらず噛みすぎて何を言いたいのかわからない東本監督。スタッフで欠けているのは東本、八幡の通訳くらい。この最高のスタッフ軍団とオールジュニーアーズで1年間戦う事を誓った。

日曜日、早いもので27年度の大会が始まる。まずは練習とおりの試合をする事。立ち上がり、先発翔太、緊張からか四球。また一人相撲?しかし捕手蓮が盗塁阻止。救われたと思ったがピンチ。最後は打ち取ったが不甲斐ない立ち上がり。相手に救われただけだった。大会だろうと関係ない。私はすぐに投手を呼んで叱った。翔太には笑顔や声の掛け合いがない。自分の四球で盗塁阻止をしてくれたら笑顔で捕手に「ありがとー」と言うだけでいい。必死に守ってアウトを取る選手に「ナイスプレー」と笑顔を見せるだけでいい。マウンドから振り返ればたくさん投手を見て守ってくれる仲間がいる。その選手に笑顔を見せない限り、本当の投手になれない。制球はメンタルも大きい。翔太が自分を捨て守ってくれる選手に感謝出来るようになったとき、「真のエース」になれる。私にとって本当に可愛い翔太。彼が強くなるまで私は言い続ける。ピンチは初回のみ。打線は、とにかく揺さぶりのみ・・・・と思ったが今季第一号、柊登の本塁打を含め、何といっても凜斗。3安打4打点。2度のスリーベース。レフトオーバー2本はお見事。バントに盗塁、すべて東本監督の策が決まった。ベンチも合言葉を決めたのか盛り上がっていた。課題は、東本監督と選手の守備のサイン。攻撃でサインを出すのはどこのチームもある。私が監督の時代は捕手は勿論、内外野にもサインを出していた。防御をすれば良い攻撃が出来る。終わってみたら4回裏途中でコールド。うちには4番目の打者はいても4番打者はいない。、何番打者でも、塁に出る意識と、つなぐ意識。ツーアウト満塁や、打つべき場面で回って来た打者が4番打者。間違っても強くないチームだが、絶対に負けない何かを持つこと。これだけは伝えたい。今年度は、出来るだけ沢山の子供を出したいと思ってしまう。何故なら、それだけ上手でなくても必死になっている。そんな選手が多い。まずは形だけにはなったがこれからが勝負。本当に、子供たちと共に戦おうとする東本監督がいる。グイグイと引っ張って子供たちを笑顔にしてあげてください。
2月14日(土)・15日(日)

のびのびするには・・・

急ピッチで形だけでも作らないと試合が出来ないので、土曜日も朝からメニューを組ませてもらった。昨年度、飛ばしてしまったメニューを再度盛り込んだ。8日に卒団した4名も皆勤賞を狙っているのか毎週来る。「来る者は拒まず」。これが私のスタンス。東本監督の一期生でもある4名なので満足行くまで面倒を見ようと思う。午前中は走り込みにアップで声を出す練習。そして、昨年あまりやらなかった、13人14脚。個の力が多少なくても「1つ」になれば恐ろしい程の力を発揮することは何度も経験した。特に平成18年度と23年度、24年度は相当な団結力があった。今年度は、少し違う角度から見なければならない。新6年生11名いるが、野球経験が1年ぐらいの子供が多い。5年生から入団した子でも、仲間意識だけは持つことが出来る。私が13人14脚をメニューに入れるのは答えがある。同じ歩幅で同じ方向を見て前へ進む。一人でも足が逆なら全員が転ぶ。声を掛け合い、しかも司令塔も必要。転んだら、起き上がり、また皆で進む。そして横一戦でゴールする。毎週良い雰囲気になる気がする。午後はキャッチボールと守備のサインプレー。バッティングはやらないが、土曜日は、せっかく皆が素振りしているのでバッティング練習を長めにやろうとした。しかし、アホのようにブルブル振り回し、空振りばかりで腹が立った。バッティングは十人十色。しかし、ボールに当たらなければ考えなければならない。私は短く持てとか、叩きつけろなど言わない。軸足とグリップ、そしてパワーの壁だけ注意していたが、ボールの見方が違う。当たらない子は顔が動き斜めからボールを見ている。それならば、ノーステップで目線を変えない打ち方と思ってもやはり直そうとしない子は当たらない。当然、強く遠くへ飛ばしてもらいたいのが私の希望。しかしノビノビ振り回すのと振り切るのは全く違う。私のバッティング理論は何度も言うがタイミング。パワーボールの打ち方。緩いボールの打ち方がある。相当、課題の残るバッティング練習になった。バスターで少しずつ変化があったのが救い。土曜日は結局、午前はボールをあまり使わず、午後実践練習で終わった。

日曜日、初試合。2試合も練習試合を受けて頂いた近隣のチーム。10年前に対戦した記憶がある。元気が良い印象。驚いたのは、ご父兄スタッフで組織化されているが、A・B・Cと単独でチームが出来るほど子供たちがいる。組織力のあるチームだと感じた。アップはグランドをお借りして実施。相手は本当に元気なコーチが印象的で、恐らく試合経験も豊富ではないかと予想するような練習だった。試合は、この日のテーマは声を掛け合うこと。プレーは足とバント。先発の翔太は丁寧に投げた。決して速い球ではないが、打ち取って戻ってくる。カウントを悪くしても粘り強く成長を感じた。打線は土曜日キレまくった甲斐があった。バントで攻め、足で攻め、いつも最少失点だが、2アウト3塁からでも翔太、凜斗、伶真がタイムリーを打つニュー打線。盆と正月が一緒に来た感じ。ベンチで声を出すことの温度差はあったが、お見事な攻撃だった。「バント制すもの野球を制す」。そんな1試合目だった。目立ったのは、柊登、文也のバント安打。守備では新5年生陽輝のジャンプ一番。何といっても、これまた新5年生のファースト琳大朗が、逸れた球をよく捕球してくれた。翔太1被安打。無失点は見事でした。

2試合目。先発は新5年生伶真。そして初登板になる柊登。不透明すぎる。しかし。先週から常に投球練習で課題を持たせ、コンパクトにしたいと村田コーチに伝え制球を定めた。ストライクが入らなければ試合にならない。伶真は野手投げではあるが器用に投げてくれた。緩いボールだから、引きつけて打とうする相手の好打者。なかなかポイントを後ろにするのは難しく、遅れてフライアウトが多かった。引っ張られていたら、サンドバック状態だっただろう。1アウト3塁のピンチもセカンドフライでピンチをしのぐ。2試合目は全員が出られた事が収穫。ただ、ホームでアウトになりすぎた。1点勝負になれば3度アウトは痛い。即、修正練習をしなければならない。2試合でピンチは2度。プレッシャーのないときは皆、普通に守備が出来る。しかし、暴投なげたら点になると思ったら体が動かない。2アウト満塁、セカンドゴロ。陽輝なら普通に捌く打球。ファーストまでの距離10mない。それが届かない。2点入る場面をファーストが助ける。いつも緊張感の中で練習しなさい。伸び伸びするのは試合が終わってから、超超伸び伸びしてくれればいい。練習でプレッシャーを感じて試合の方が楽だと思ってほしい。2試合無失点は褒めなければならない。この日は、たまたま2試合勝てた。ここ数週間。苦しんだ子供がたくさん笑ってくれた。来週は真価が問われる試合がある。ピンチでも皆で乗り切り、チャンスでは、全員で声からして応援してほしい。こんな時期に練習試合をして頂いたチーム監督さんには感謝したい。
2月11日(祝)

卒団式が終わって初めての練習日。2週間後には大会がある。チームを安易に考えれば試合は出来る状態だが、経験が少ないため1年間というスパンでチームを作らなければならない。しかし午前中のアップは例年になく雰囲気もいいし、団結も既にある。走り込みなど苦しい時はしっかりと声を掛け合っている。午後からキャッチボールなど守備中心の練習をするが、ボールを握ると雰囲気が一変。ボール回しでは暴投が怖い。練習でも緊張して体が動かない。プレッシャーのない場面では良いプレーは誰でも出来る。しかし、緊張感のあるときこそ本当の真価が問われる。本番に強い人間になってほしい。しかし、昨年より守備面で上積みされているのは、投手としては、まだまだだが翔太の守備。柊登も初めて見たときより守備にスピードが出ている。蓮は雑にならなければ安定していた。5年生でも伶真は思いっきりが良い。あとは、メンタルが問題。あれだけ元気な午前中も実践形式になると力が発揮できない。期待している子は多い。少し自信が持てれば変わりそうなのは、登生、丈維、愛虎、啓太。体の大きな新6年生。自分の長所を生かしたい文也に司。野球を知るという点では、凜斗、湧輝。主将が正式に決まり、初めての練習。決して強いチームではないし、恐らく今は、どこのチームにも負けるかもしれないが、何となく私の勘だが、良いチームになると感じた。大きな柱がいない分、13名が束になりそうな予感。一人の線が細くても13本まとまれば太い線になる。週末再度、基本練習とサイン確認して今年度の初試合に挑みたい。今年度のチームは、元気と度胸。初日にしては良い練習が出来た。27年度の楽しい扉をこじ開けるように1年間、怪我や病気がなく必死に戦いたい。
2月7日(土)・8日(日)

教科書にないもの

長く険しかったH26年度も8日卒団式で幕を閉じ、新たな道が始まる。その前に土曜は6年生にとっても最後の公式練習。5年生以下中心で練習はしたが、勿論6年生もやることは沢山ある。走込み、ダッシュ、匍匐前進などボールを使わない練習。別に、筋肉をつける訳でもない。ただ、嫌な練習をやりきった事を体で覚えさせたい。どれだけボールを使った練習が楽だろう。と毎年冬メニューでは思うはず。まったくついてこれなかった愛虎が土曜日は最後までやり通した。昨年の今頃は、私は腑抜けになっていたので再度チーム力をあげるための練習に徹したい。二人インフルエンザと聞いたが、それ以外の子は最後まで頑張った。ちなみに私はインフルエンザに生まれて感染したことがない。ウィルスまで寄ってこない。午後からは通常の練習にした。センターラインだけはある程度目処をつけたい。まだ、不透明な部分が多過ぎるが楽しみな子が多い。あとは「声」。まだまだ1割。11日(祝)が本当の出発日になる。恐らく試合のない2週間が勝負になるだろう。

日曜日、卒団式。とうとうこの日がやって来た。6年生と区切りの日。26年度は4名しかいなかったが、ここまで来れた事だけでも正直ホッとした。まずは、卒団式を事前準備して頂いたご父兄ならびにスタッフの方にはお礼申し上げます。ありがとうございます。そして、OB父兄の方もご参加頂き感謝します。また、たくさんのプレゼント。お名前を書けないほど、沢山の方から頂きました。本当に6年生は幸せです。ありがとうございます。H17年からお付き合いしていただいている瀧下コーチ。この方なくして卒団式は語れないほど音響で盛り上げて頂ける。毎年ありがとうございます。

卒団式は、例年と少し雰囲気は違ったが、私にとっては楽しかった。司会の安藤コーチは緊張して噛みまくり。来賓の挨拶では、「ケロッと忘れてた」と言われ、更には「小牧ジュニアーズ」と言われる。東本監督は、どこの国の言葉かわからないほど、ろれつが回ってない。私の挨拶の時には、携帯電話が2回も鳴る。しかも安藤家。電源切ってくださいと言った司会者。安藤家の仕返しが私の挨拶の時に・・・・・・。記憶に残る卒団式になりそうだったので、司会者の安藤コーチには、そのスタンスで行こうとお願いした。ちなみに、これも私事だが、私は緊張しないし、言葉も考えた事もない。その場で思いついた事を言う。考えれば、それを言わなければならないと思い言葉に詰まる。私も口下手ではあるが、人の心は教科書には載っていない。そんな時こそ思った事を伝えるのが私のスタンス。小牧山ジュニアーズと東本監督のチャモロ語のような挨拶は笑った。笑いもあれば感動もあるのがジュニアーズ。まずは皆勤賞で8名ほど表彰された。1年間(約110日)の活動日を休まないこと。下級生にいたのが驚き。3年休まなかった徹汰。4年休まなかった皆実。それが今年度の活躍だろう。思い出のアルバムは今年1枚にしようと思った。今年度は例年より写真が少なく困ったが1月最終週で2枚目が出来た。塚本顧問にやり直しをお願いしたこと実に3回。申し訳ないことをしました。思い出のアルバムには皆実の1年生時・2年生時も載せた。何度も見ても笑える。皆実がまさかこんな立派な主将になるて、その時は想像もつかなかった。やはりメインは卒団の作文だった。貴之の想い。絶対に私は泣かないが感動した。もっともっともっと接すれば良かったと後悔した。凱生も辛い思いばかりだったかもしれないが、仲間意識が強いので皆に言葉を贈っていた。徹汰は後輩達に良い思いをさせてあがられなくてごめんね。という言葉は印象的だった。皆実は最後まで主将らしかった。6年生4名の事を一番考えていた皆実。4名全員の思い出の試合は、決勝でもなく、4名が揃って先発フル出場した練習試合だった。それは1試合かし達成していない試合。胸を張って言いたい。自分が出なくても、出られない子が出たときに喜んであげられる子供がいた事。それが教科書にもない私の答えだったのかもしれない。驚いた。貴之を何とかしたい。凱生を・・・・・と思い続け、正直なところ私の思いつきだった。私もどんな事情があっても4名を揃って出場させなければという想いはあった。勝つこと目的なら、皆の願いが叶う時が本当の勝利なのかもしれない。4名が立派に自分の想いを伝えてくれた。また、父兄代表の畑佐ママさんも本当に8年間ありがとうございました。素晴らしい言葉でした。平成26年度はこれで終了。また、このメンバーが大人になってお酒でも飲める日を楽しみにしています。最初に書きましたが、ご父兄の皆様、スタッフの皆様本当に素晴らしい卒団式ありがとうございました。

卒団式後、安藤コーチ始め数名と会話した。子供たち以上に私にとって思い出深いのは安藤事務局。卒団式後はまさに、水を得た魚。サイゼリア事件からライター爆破事件。数々思い出を話してくれた。1年間本当にお疲れ様でした。OBスタッフとして今後ジュニアーズを支えてください。そして大事な時には携帯をマナーモードにしておいてください。1年間ありがとう。
1月31日(土)・2月1日(日)

土曜日、先週でAチーム全日程が終わり、新チーム出発日。午前中は学校公開日で午後からの集合にした。午前中、私は犬山の成田山に行った。その時、ユニフォームを着ていた集団がいたので声をかけた。犬山の球団で以前対戦したことのあるチームだった。その監督さんに言われた。「小牧原ジュニアーズは元気が良い」。考えていみたら毎年、元気とチームワークだけは褒められていた。今年度はバッテリーが6年生で他は下級生だったせいか、あまり「元気」という印象がなかったかもしれない。集合後、27年度は、「元気」と「チーム力」を取り戻すことを子供たちと監督に伝えた。Bチームはあと1つ大会が残っているが冬の練習メニュー。たった2時間ほどボールを使わないメニューでも体力の差が出ていた。しかし、何となく良い感触。致し方なく休みの子もいたが戦う姿勢は出来ている。6年生も後輩たちの面倒をみてくれていたし半日ではあったがしっかりと練習できた。

日曜日、Bチームは今年度最後の大会。ポジションも決まっていない状況ではあるが何とか勝ちたいという気持ちだけ持って出発。私は6年生がいるのでお留守番。6年生が3年生のコーチをしてくれた。練習メニューも6年生が考え、ノックも6年生がやってくれた。遠くで見ていたが面白かった。Bチームの試合は父兄から1球速報のようにメールが来た。勝負強いチーム相手なので点差に関係なく、どんどん攻めるとBチームの監督が言っていたので楽しみだった。5対6。失点が多いのが気になるが、メールで想像すると流れが安定しない試合。死球で出たノーアウトのランナーが遊撃手の好プレーで3塁アウトになった。それが点にならない次の回は失点の可能性が高い。予想通りの失点で負けた。しかし湧輝がヒットを打ったり、柊登もレフトオーバーを打ったと聞いた。1点差は悔しいが鍛えて年度が変わったら勝ちたい。27年度のチームカラーは面白いかも知れない。もっと感情を表に出せるようになってほしいが、1年というスパン考えたら非常に楽しみ。2月22日から始まる大会。まずは、やるべきことは練習しよう。全員が出来ることは元気と仲間意識。ここから始めよう。

日曜日はたくさんのOB父兄が卒団式の差し入れを持ってきてくれた。先週の試合もたくさんのOB父兄の応援。なかなかお礼が言えないので、このホームページで申し訳ないですが本当にありがとうございます。OB父兄が来てきてくれるだけでも嬉しいのに差し入れまで頂き感謝です。これからも小牧原ジュニアーズが存続できるように頑張ります。