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試合日記・練習日記4  

12月22日(土)・23日(祝)・24日(振)

サンタからのプレゼントは・・・

22日土曜日は先週に続き雨。大会中止で年越し。来年も大会があることで大きな目標が出来た。午後からは天気も回復して、練習。卒団まで1ヶ月の子供たち。雰囲気も良かった。23日は市長杯2回戦。初回のワンチャンスを生かして2対0勝てた。相手チームは今年最終戦と聞いた。色々な意味で、何故だか私まで寂しさを感じてしまった。私が少年野球に携わった時、雲の上の存在だった球団だったが、目標にして対等に戦えるようになった。相手の最終戦に対戦させて頂き光栄に思う。その夜はジュニアーズの忘年会。新しい父兄もたくさん増え、2次会に関してはコメント出来ないほどの酔っ払いが新たに加わった。

24日クリスマスイヴ。私にサンタが来た。ラストリーグ4戦目。負ければ来年の決勝大会はない。どんな大会でも、どんな試合でもすべて勝つ事が喜びに変わる。初回、先頭打者四球。とにかく攻めるのみ。匠汰のラッキーなタイムリーで先制。あとは、回の先頭打者が何とか塁に出ようと粘り、そして何とか進めようと犠牲になり、そして何とかホームへ返そうという気持ちのこもった攻撃が出来た。守備でも尚斗のスーパープレーも出て流れが変わることなく快勝。この試合で思った。子供たちは既に自分たちで考え、励ましあい、時には注意をしたり自分たちで野球をしている。春先のロボット状態がチームという「輪」になっていた。そして、心のこもったプレーにもなっていた。私にとっては最高のプレゼント。今年は最後の試合。しかし来年、まだこのメンバーで戦えることが嬉しい。

クリスマス。本来なら、ウキウキするイベントではあるが、私にとっては毎年、子供たちが卒団する日までのカウントダウンが始まる時でもある。寂しさと、たくましくなったと言う喜びが交錯する時期。今年一年、大きな病気や怪我もなく1年すごせた事に感謝するとともに、来年は更なる飛躍が出来るように頑張りたい。小牧原ジュニアーズをご支援下さったスタッフ、ご父兄。今年一年ありがとうございました。そして子供たち。良いお年をお迎えください。
12月17日(土)・18日(日)

今こそ初心に戻れ

17日、小牧豊山大会準決勝予定も雨で流れる。12月に入り毎週大会が出来ることに感謝するが、正直、恵みの雨になった。いつもながら、室内練習をさせて頂き感謝です。日曜日、第1回から参加しているフレンドリーカップ。思い出の多い大会。予選を苦しみながら突破して、トーナメントへ。初回、いきなり2連続死球でビッグチャンス。勿論先制するには送りバント。失敗。結果、これがすべてだった。四死球が拾える投手は逆に打ちにくい。ノーヒットでは勝てないと方もいるが、やはり犠牲バントの恐ろしさを知った。守備もミスから1点。合計4つのエラーが出たが、何故だかゲームになった。少しは粘り強くなったのだろう。5年生の楓真が調子もよく頑張ってくれたが今こそ6年生に頑張ってほしかった。一番残念だったのは初めてこの大会で冷めた終わり方だった。12時半から小牧市の大会があり悔しがる暇もなく移動。本のページをめくるように、淡々とこなすだけだった。大好きな大会だけに残念。午後からの試合も勝ったものの送りバントが出来ない。点が入ったのはバントが決まった時。先発波偉斗も絶不調。普通なら1勝1敗で良いかもしれないが、糸が切れた凧のように、勝手気ままなプレーばかり。2試合終わってある子供が言った。「勘違いしていた。」強くもないのに、少し優勝や準優勝しただけで、打って勝てるほど甘くない。そしてノビノビと雑は違う。そんな時こそ初心に戻る。うちらしく、もう一度、声をかけ合うことから始め、塁に出ようと思う気持ち、仲間を進塁させようとする気持ち、仲間をホームへかえそうとする気持ちを持つ。そして、一番大事なのは打つことより守ることより、仲間の気持ちになってあげられれば、きっと良いプレーが出来る。残り3大会。合言葉は、1月まで勝ち残る。最後だからこそ初心に戻る。
12月9日(日)

逆の発想

9日も6時半集合。鶏より早く起きる。愛犬もビックリ。桶狭間大会3回戦。子供たちも過酷な日程にも関わらず頑張っている。練習試合が懐かしい。8日の決勝惜敗からモチベーションを保つのが大変。これは経験したスタッフしかわからない。9時プレーボール。やはり覇気がない。波偉斗も打たれまくり、普通に攻撃されていたらコールド負け。うちは2安打。すべて内安打。ランナーさえ出ればあとは何とか出来ると思ったが塁にさえ出られない。しかし結果は1対2。惜敗に見えるが内容が8日の2試合と違いすぎた。原因は、谷口コーチと永井コーチが悪い!嘘(*^_^*)!すべて監督の私が悪かった。8日、準優勝したにも関わらず修正練習して褒めてあげることをしなかった。皆、めっちゃ頑張ったのに逆の事をしてしまった。ならばと思い、私の独断で、9日負けたにも関わらず、グランドで準優勝を祝った。責任を取って勿論自腹。負けたのにジュースで乾杯。見る見るうちに子供たちの表情が変わった。村田コーチを始めスタッフも振り回したが、良い雰囲気が作れただけでも、やって良かった。来週も2日連続で超過酷な集合時間。あと少し踏ん張れ。そして大きな怪我や病気だけしないように。それだけを願う。2位以下はみんな一緒と言っている私だが、準優勝おめでとう。うちの小僧共とあと1ヶ月あるかないかのシーズン私も戦う。
12月8日(土)

貴重な勝ちと大切な負け

8日も先週に続き、6時15分集合。調教馬より早く起きる。集合前に、いつも行く神社に寄るが暗くて怖い。怖いものがない私でも、人の気配がしてダッシュで神社をあとにした。最高のアップになった。この寒い中、8時30分プレーボール。先週、フレンドリーカップで1対3と惨敗した相手。1週間で個々の能力は変わらないが、何か考えなければならない。先週、1試合だけ戦って少しだけヒントを見つけた。勿論、子供がプレーする事だが、子供たちにアドバイスを送ったり、策は考えられる。小牧市民大会準決勝だが、決勝は考えない。そんな余裕はない。先発は波偉斗。1回の攻撃、1・2番は凡打だったが、柊二のセンター横の安打と、匠汰のタイムリーで先制。1点では足りない。やはりその裏、先頭打者が出るが、匠汰が盗塁を刺す。120%流れが来た。攻撃は4回を除く毎回得点で8点をもぎとった。先週のヒントは内野手の動き。リベンジが出来た事は本当に子供たちの力とやる気。決して足の速い選手はいないが、攻めの姿勢が良かった。2失点はミス絡み。市民大会もイニング制限があると勘違いして、同じ5年生に継投。目的は1つ。村田コーチと話したが、7点差からの登板で、1イニングでも投げられれば、決勝は少し気分も楽になると思った。この勝ちは子供達にとって同じ相手に負けたくないという思いが詰まった貴重な勝利だった。

決勝の相手は、今年5回目かな!全日本準決勝。連盟杯決勝。中日少年野球1回戦。県学童準決勝。そして市民大会決勝。先発は楓真。イニング制限に関係なく楓真が先発していた。先制はうちに来た。0対0から、流れが変わっても致し方ないという策だったが、相手ミスで先制。このまま終わらないのがいつもの事。予定通り、波偉斗にスイッチ。先頭をエラーで出し、私が一番警戒している4番打者に進塁打を打たれる。すばらしいの一言。1アウト3塁。5番打者。打ってくると誰もが思ったが、追い込まれたらスクイズありと思った。2球連続外す勇気がなかった。同点。そして7回裏、夢でもない状況が出来た。2アウト満塁。1打サヨナラ。しかも決勝。打者4番主将匠汰。匠汰が言った。「楽しんできます」。間違いなく打てると信じた。相手投手もスピードボールではあるが、この日何イニング目かわからないが球威は落ちている。しかも四球さえ許されない状況。執念の投球。第三者になってこの勝負楽しんでしまった。打球はレフトへ。勝ったと思った。しかし地面に落ちることなくレフトライナー。どれだけ良い当たりでもアウトはアウト。サドンデスは打つほうが勝つ。結果、サドンデスで負け。互角に戦える相手でないのは百も承知。5大会で、サドンデス2回。抽選1回と常に接戦にしていることを褒めてあげたい。本当にこの試合で思った。進塁打とバントの大切さ。そして、初めて、学年の差も感じた。追い込まれてからでもバント、スクイズが出来るスピード。当てるのが精一杯のスピードを持つ投手との違い。打つのは緩い球も難しいが当てることは出来る。試合後、泣きじゃくる子供たち。本当の意味で一つになれた瞬間だったかもしれない。この想いを大切にしてほしい。そしてこの負けを大切な負けとして、いつまでも負けない気持ちを持ってほしい。

相手のご父兄にコメントを残すと約束したので、背番号6の子もいい味出していますね。うちの子の守備妨害も、ランナーに当たりにいったのならば超ファインプレーですね。またスポーツ店で。背番号1の子も投げる事もすごいですが、打がすごいですね。やたら振り回すのではなく、状況に応じたバッティングが羨ましいです。正直、もう対戦したくないですが、対戦出来るように、あと2つのトーナメントを勝ち進みたいです。
12月1日(土)・2日(日)

本当の力は負けている時に発揮する

12月に入り本当に朝晩は冷える。この時期に、相当大会が残っていることが幸せ。その反面、目標を失わないように、私が出来ることはモチベーションの維持。打ち方や投げ方など今はどうでもいい。やる気があるものは自分で考える。子供たちで大事なことは、絶対に怪我や病気しないこと。土曜日は、昨年優勝した豊山小牧大会2回戦。昨年と同じ相手。執念深さと守備力のあるチーム。今年初めて対戦する。データなどない。どんな投手かどんな攻めをしてくるか楽しみな部分と怖さもあった。昨年と同じグランドでベンチも3塁側。縁起がいい。先発波偉斗。先週の制球の悪さから、修正してこの日は安定していた。打線は、ワンチャンスをものにする良い形が出来た。2点先制後、茉路・波偉斗のタイムリーで流れをつかんだ。ベンチの雰囲気もいい。ナイスゲームだった。2日日曜日、5時半起床。まだ真っ暗。メチャクチャ眠い。土曜日、マッサージに行ったのはいいが、2分で爆睡。本当に1時間以上たったのかと思うほど週末は疲れる。6時半に集合して、いざ試合会場へ。この日は、ダブルヘッダー。ここ最近調子の良い、楓真先発。打線は初回、1点先制して、匠汰のドデカイ一発。これがスリーランで、すべての流れをつかんだ。打った瞬間、それとわかる当たりだった。次の1点もうちに来た。終わってもたら、二人の投手相手に16得点。出来すぎ君。守っては捕手匠汰を中心に尚斗も安定した守備。3回戦に進めた。メチャクチャ狭いストライクソーンを無四球完封に抑えた楓真を褒めたい。午後はフレンドリー予選。波偉斗で勝負。相手は、今年初めて対戦する。データもないが、小牧市で優勝したり、大きな投手がいる事だけ知っていた。1回の表裏終了して0対0だが、ものすごく個の能力があるチーム。しかし、うちらしく野球をするだけと思った矢先、ノーアウト2塁の先制機にバントミスが出る。ゲッツーになり、野球は不思議。そのあと、ヒットが出る。すべての流れを失う。次の1点にこだわったが、相手の左腕も制球がいい。四球すら拾えない。午前中とは違い、広いストライクゾーンとはいえ、塁にでられない。波偉斗も広いストライクゾーンに助けられながらも我慢したが、1つのタッチプレーのミスから地獄が始まる。驚異の2失点。1つのミスでアウトが取れない事は、私の現役時代も、少年野球の監督でもうんざりするほど経験した。その流れを止められるのは一つ。仲間意識。ミスした子を守ってやろうとする気持ち。0点に抑えればミスした子は救われる。夏前なら、とっくに交代させていたが、あと1ヶ月半で卒団の6年生。村田コーチのアドバイスもあり、4年生や5年生を出すより、6年生で負けたほうが良いと思った。しかし、相手の打線もすごいし、投手も1四球。ミスもない。数多くのチームと戦ったが、本当に強いチームだと思った。何回も優勝出来るほどの戦力。羨ましいが、来週また対戦出来るチャンスがある。少しだけ、相手がわかった。家に帰り、来週の対策を寝ずに考えようと思ったが、ユニフォームのままソファーで寝た。風呂に入って、9時半には爆睡。反省しなければ次勝てないが、ここまで来たら、あとは気持ちだけ。反省する点は1つだけ。勝っている時に元気や声が出るのは当然。しかも楽しい。しかし、本当に真価が問われるのは負けているとき。負けている時こそ、うちらしく、元気と仲間意識で逆転しようとする気持ち。男なら、負けている時こそ這い上がれ。
11月23日(祝)・24日(土)・25日(日)

点と線

ジュニアーズにとって勝負の3連休。まずは3連休初日。私の思いれの強い大会。フレンドリーカップ。第一回大会、私の先輩でもあり尊敬する仲間でもある方と、一緒に企画した大会の予選。どうしても勝たなければならない。対戦相手は、親交の深い舟津さん。今年は大会で1回戦っている。2回目の対戦。先発波偉斗。ブルペンから絶不調。ストライクが入らない。村田コーチも首をかしげるほどだったが、信頼した。舟津さんは沢山の好投手がいるので、先制は許されないと思った矢先、連打と犠打、連携ミスとタイムリーで2点先制される。打たれるのはいつもの事とはいえ、重すぎる2点。この試合負けたら予選落ちまで考えてしまったが、次の1点をとれば流れが変わると信じた。2点取られる前は、うちの牽制アウト。2点先制されたが、大ピンチを盗塁阻止で切り抜けたのでチャンスはある。予想通り、9番裕人四球。得意な流れ。打者が一番になる。タイムリーは寛太の1本しかないが、一気に6点。とにかく満塁から攻めと待ちを繰り返した。打者が自分で考え、もぎとった四球を褒めたい。波偉斗もピリッとしない中、ここ最近では最多の3四球を修正して次に挑んでほしい。後日、他チームの予選結果を聞いて、1試合を残し予選は通過。しかし、当然1位通過しか考えない。なんとか、うちなりに精一杯戦い約束を果たしたい。決勝で・・・・

24日は、市民大会2回戦。今年3回目の対戦。先発は絶好調の楓真。初回から快調なピッチングに私も楽しい。流れが終始うちにあったので、何とか勝てた。守備でミスは出たが、皆で完封に抑えた事が収穫。3年前に取った優勝旗を再度持ち帰りたい。決戦は8日。25日、初めて参加する桶狭間大会。先発も少し悩んだが波偉斗。あまり変えない打順もこの日は変えた。相変わらず波偉斗の調子が上がらないが、本当にたくさん打たれながら、5イニングを1失点(自責点0)で抑えた。攻撃はビックリ。4イニングで15得点。相手ミスもあったが、柊二2安打。匠汰2安打。潤也1安打。翼2安打。波偉斗1安打。裕人2安打。ランナーを溜めてからの潤也の長打が印象的だった。こんな日があってもいい。来週も再来週も、本当にたくさんの大会が残っている事は、子供たちの力。強くはないが、きっと今のメンバーと1日でも多く試合がしたいという気持ちが強いのだろう。3日間疲れたと思うがこれからが勝負。3日目には、連盟の方や審判の方に、元気と行動を褒められ、なにより嬉しかった。よく打つね〜と言われるより、嬉しい。3連勝出来たのは、勿論皆がヒーロー。そこの中でも4年生の徹汰。試合には出ていないが、小さな体に大きなプロテクターやレガースをつけ、体が見えないほど道具が大きいのに走りまくっている。出られなくても本当にチームのために頑張っている姿は感動する。

3日間通じて感じたこと。恐らくこれだけ点差があっても、対戦した相手チームとは、安打数など変わらないか相手が多い。しかし、「点」の攻撃ではなく、何としてでも塁に出て、何としてでも進塁をさせ、何としてでもランナーをホームへという思いが、後ろへ後ろへつなぐ「線」になっていた。そして、2月には切れない線となり、離ればなれの中学でも切れることのない絆で結ばれていてほしい。
11月17日(土)・18日(日)

野球の神様は「願いを叶える」より、とてつもなく「必要なもの」を与えてくれた

今日の日記は少し長くなるかも・・・と思うほど18日は記憶に残る1日になった。まずは17日土曜日。またまた雨。室内練習で基本練習。室内練習が出来る環境に感謝。場所をとって頂いた父兄の方ありがとうございます。

18日日曜日。さぁ大会。晴天。しかし試合が重なり昨年準優勝したミズノ大口大会を棄権。谷口コーチも苦渋の決断だったと思うが、背伸びするほどのチームでないので、最善の調整。まずは18日午前中の試合。小牧市の歴史ある大会。先発は、土曜日制球の定まらなかった5年生楓真。村田コーチが修正して制球重視で先発させた。もともと不器用な子なので、少しフォームが崩れると球が抜ける。結果は3イニングだが、一人も塁に出さない投球をしてくれた。打線は、間隔が1週空いたので、丁寧な野球を心がけた。バント、送球。見事にほぼ成功してくれた。打っては、お待たせ、晃良が初ヒット。おつりが出るほどのツーベースを打ってくれた。2回戦もこの調子でいきたい。

午後は、ミズノコロナ杯。谷口コーチも調整が大変だったかと思うが、午後3回戦が出来る。相手して頂いたチームは、すごく元気と礼儀正しいチーム。直接の対戦はしていないが、どこかで見て印象に残っていた。先発は波偉斗。立ち上がりから制球はいいものの、単調な投球に痛打される場面もあった。相手投手も波偉斗によく似た左腕だが、スピードと緩急をつけた投球に、パーフェクトされるのではないかと思った。2回の守備ではノーアウトから右中間に持って行かれたものの、ライト裕人―セカンド茉路―ショート尚斗と、バトンをつなぎ、2塁でアウトにする。ノーアウト2塁と1アウトランナーなしでは天と地。見事な中継だった。しかし先制は相手。安打、送りバント、タイムリーと絵に書いたような攻撃で先制される。その後、うちのバッテリーも緩急をつけ、6回を1失点で我慢した。7回表、最後の攻撃。ツーアウト2塁。打者8番の波偉斗。勿論勝負。皆を出してあげたいという気持ちでなく、投手を変えてでも、点を取らなければ負ける。代打は琉偉。ここまで、1安打に封じ込まれていた打線。腹はくくった。しかし、琉偉が追い込まれてから左中間に起死回生のタイムリー。ここまで底力がうちにあったのか!?本当に嬉しくて私も飛び跳ねた。勝ってもいないのに寛太の涙が印象だった。その裏、波偉斗に代打なので1試合目投げた楓真。見事に抑えた。サドンデス。もう、代打も控えもいない。捨て身。頼むから怪我するなと思った。サドンデスの表。柊二がライトフライに倒れるものの、匠汰が左中間に・・・・初めて勝ち越した。流れがうちにあった。しかしその裏、犠牲フライで1点返される。ホームベース上もクロスプレーだが紙一重でセーフ。そして4番打者。ライトへ。4年生のライトではあったが、若さが出て少し判断ミスをした。ボールは遥か遠くへ。同点にされ、更にバッターランナーがホームへ。センター柊二が遠くから茉路へ、そして尚斗、最後は捕手匠汰へ。寸前でタッチアウト。漫画でもない幕切れ。両軍が最後取り囲み見えないほど激しかった。2回の中継も最終回の中継も、一人でも送球が乱れたら成り立たない中継プレー。鳥肌が立った。うちの子にこんな底力があったことが嬉しい。抽選へ。残念ながら勝利の女神は微笑まなかった。抽選は勝ちたいという気持ちが強いチームが勝つ。それに、元気だけが取り柄のチームだが、相手のチームは、私が思った以上に熱いチームでした。負けて悔しくない試合はないが、今日は、叱る要素が見当たらない。野球の神様は、勝利というご褒美は与えてもらえなかったが、勝負の厳しさを教えてくれた。もし、野球の神様がうちの子達にご褒美を与えてくれるのであれば、共に悔しがった仲間と笑って卒団してほしい。そのために、皆で3回目の勲章狙うぞ。

小学校からの帰り道、たまたま渋滞していたので、いつもの帰り道から右折した。たまたま通った道に主将の匠汰が一人で歩いて帰っていた。車から降り、声をかけた。「悔しいから一人で歩いて帰っている」と言っていた。こんな子がいるチームの監督で良かった。野球の神様は、彼に必要な強い心を与えてくれている。匠汰・・・・もう大丈夫。10ヶ月も頼られたから、最後ぐらい皆に頼ってみたらいい。そしたら、更にチームはまとまるよ。何でも相談してくれよ。特に女性のことは。またな。
11月10日(土)・11日(日)

今年ほど雨で延期や再試合が多い年はない。10日は晴天にも関わらずAチームは大会入らず。もったいないが、5年生と混合チームなので5年生のナガイ杯予選をやった。報告を聞いたが、楓真がピリッとしない中、ミス絡みの1失点なので、よく踏ん張ったでしょう。まずは予選突破のために勝ち進んでほしい。Aチームは練習。こんな日に大会が入らなかったが、良い雰囲気にするためには、練習日も必要。泣いても笑ってもシーズン残り約2ヶ月になった。11日は桶狭間大会。午前中は雨が降っていなかったが、午後は雨。3試合目なので、中止。今年ほど雨で苦しんだ年はない。18日は3試合重なる予定。1つの大会は棄権覚悟。今こそ、スタッフの力を破棄しなければならない。それは調整ではなく、子供たちのモチベーションを維持しなければならない。試合ばかりだと、勝っても負けても忙しいから喜びも悔しさもなくなる。ある意味消化試合になってしまう。そして気がつけば大会がなくなり、練習試合をする。こうならないように、11日の練習のように、良い雰囲気を保って大会に挑みたい。あと2ヶ月。有終の美が飾れるように残り大会を大切に戦う。
11月4日(日)

悔しさがなければ強くなれない

あまり見ていない日本シリーズも終わり、シーズン終了の時期と言いたいところだが、少年野球はまだ熱い戦いがある。4日はラストリーグ3試合目。雰囲気もいいので、いつも通りの野球を思っていた。初回、安打を許し、即盗塁阻止。、いつも通り。盗塁さしたら3人で終わる予定がなんでもないライトゴロを1塁手が落球。相当嫌な予感。その後、本塁打で2点先制される。野球は不思議。単純なミスのあとは、点になる。3者凡退と2点本塁打。天と地。、、いつも通り打てないが、四球に足を絡めて逆転出来た。2点とられたら3点取ればいい。初回、ミスした潤也がタイムリーを含む2安打で挽回してくれた事がうれしい。しかし、投手波偉斗は制球は抜群でしかも打ちごろの球。とにかく打たれまくった。ミスもなしで1イニング3失点。相手チームはうちと違い、投手も打者もパワフル。こんな打線だったらいいのに・・・と思ってしまうほど、良いバッターがいる。考えてみたら、今うちのチームで今年の成績は不思議なくらい。二人の投手も5年生で乗り切ってきた。もし、投手が、同じバッターに打たれて悔しいと思ったら成長するだろう。打たれたくないと思わなければ投手でない。野手も、打たれた投手を助けてあげられなかった事を悔しがらなければ強くなれない。うちのチームは、3日の相手や4日の相手のように強くない。しかしそこに勝つにはチームが1つになるしかない。今日の負けを収穫にするなら、もう一度声の掛け合いから始めよう。負けて知ること。勝たなければ面白くない事がわかれば強くなれる。そして、ミスした子やチャンスで打てなかった子の気持ちになってあげられれば収穫。あと2ヶ月強。負ければ年内で終わる。私も子供たちと共に、1試合でも多く戦えるように再度、ガムシャラになると決めた。

匠汰がホームページを読んでいると聞いて、匠汰宛に書くと約束したので・・・。匠汰へ。 是不是好?棒球努力(^O^)。謝謝。
11月3日(祝)

執念は、チームを救う。

11月に入り本当に寒くなってきた。Bチームの大会も落ち着きAチームは今シーズン、ラストスパート。ミズノコロナ杯2回戦。私事だが、18年から指揮を取り3回だけ指揮を取れなかった試合がある。1回はH21年仕事のため。2回はH22年度、Bチーム大会での指揮官のため。そしてH18年度、体調不良で行けなかった試合が、今日の相手。その時は、後から聞いた話では、最終回満塁策をとり、サヨナラ押し出しで負けたと聞いた。もう6年以上前の話だが、今日の試合で思い出した。1回表の相手攻撃。先発は投手は学校公開日でも終わって30分で急いで来た5年生の波偉斗。いきなり粘られて四球。その後、2安打打たれたが何故だか無得点に抑えた。流れがくるかと思ったその裏、流れが来ない。2回表、長打でノーアウト2塁。ここも無得点で抑える。正直、4点は覚悟しなければならない立ち上がりだった。先制はうちに来た。ランナー3塁からミスで先制。その裏、1アウト2塁・3塁から4番打者に同点タイムリー。初回も打たれている好打者なので敬遠!?まったく考えない。5年生が好打者に立ち向かう事に少年野球の意義があると思う。これは、私個人の考え。勿論、スクイズを警戒して、結果四球はある。それに、必死に素振りしている打者にも失礼。その後の1アウト2塁・3塁を切り抜けたのも大きい。1対1。6回裏最終回。1アウト後、四球、盗塁、ボークで1アウト3塁。さあ4番匠汰。期待できるバッター。1ボール、2ストライク。追い込まれが、敬遠??4番匠汰2回目の敬遠。しかし、うちには5番打者がいる。寛太。前打席で見逃し三振して泣いていた。初球ボール。敬遠??満塁策??私の策はエンドラン。愚策。とてつもなく愚策。しかし結果、投手ゴロでサヨナラ。見逃し三振した寛太が、喜びの涙に変わっていた。その愚策は、考えたら、スクイズ警戒の外すスピードボールでない。アウトコースに外す緩い球。愚策が奇策になった。食らいつけば、当てやすい球だが、寛太がゴロを打ってくれた。正直、勝てる相手でないのは私もわかる。安打数もまったく相手が上。しかし、勝ったのはうち。今日だけは言える。あくまで、私個人の意見。逃げたら負ける。そして執念は、なにより、綺麗なヒット。どうなるかと思った立ち上がりを、執念深く守り、点も執念深く取った。11月、たくさんの大会があるが、スタッフを困らすくらい1戦を大事に執念深く戦ってほしい。
10月27日(土)・28日(日)

やり場のない怒りと少しの感動

10月最終の週末。Bチーム、中日スポーツ旗3回戦。谷口コーチ代行で私も参戦。中日旗犬山大会決勝の相手と同じだが今回は5年生以下のチーム。私はBチームの事はあまり把握してないが、結果から見て大人対子供の戦いのように見えた。先発楓真も驚く程の制球難。強いチームは四球とミスは必ず点にしてくる。しかも、次の1点を色々な策で積み上げていく。個の能力、戦略、チーム力すべてが揃っていたような印象。うちのBチームで残念なのは、完敗した事ではなく強いものに立ち向かう気持ちもなく、唯一、勝てそうな元気もなし。モチベーションの低さと闘争心のなさに、たまに試合しか見ていない私にとってはやり場のない怒りだった。Bチームスタッフも必死に頑張ってもらっているにも関わらず、人の話すら聞けない集中力では、チーム一丸など綺麗ごと。3年生〜5年生は見るのも大変だが、まずは、挨拶と必死なプレーから始めよう。収穫は目標が出来た事。

午後はAチームのラストリーグ。モチベーションが高い事に安心。いつも子供たちに言うが、野球は助け合うスポーツ。春先戦った相手と戦う。移動して、相手投手を見たがブルペンでの制球、スピードは十分ある投手だった。春先とは違うと感じた。初回の攻撃でいきなり2三振。ヤバイと思った。しかし、2回匠汰のセンター前から、投手ががらりと変わった。投手の心理状態が変われば攻略しやすい。足の攻撃と茉路の見事なバント。柊二のタイムリーもあり5点先制。流れを変えないためにも次の1点にこだわる。とにかく人を進めて、最後は打つ。それが出来たゲームだった。結果10対0。大味なゲームではあったが私はお気に入りの試合になった。試合途中、投手波偉斗がバント失敗。普通、投手にはあまり激怒しないが、私は違う。5年生ではあるが、夏前まで淡々と投げるだけの投手。しかし、夏以降、チームの為に投げるようになって緊張で泣きそうになった事もあった。この日はバントミスで泣きながら投げていた。2者連続死球。しかも3球で。投手は、心理状態で投球も変わる。でもうちのAチームは大丈夫と信じた。投手波偉斗が落ち込んでも、周りが支える。何度も何度も何度も捕手匠汰が投手に声をかける。サードからもショートからも、セカンドからも、少し離れた外野からも投手に声をかける。「一人ではない」といわんばかりに、泣いている投手を助けようとした姿にプチ感動してしまった。考えてみたら、私が発端なのに、下手なドラマより良かった。ミスした子に即、声をかけてあげる。いいプレーした子と一緒に喜んであげる。それが出来れば、勝てると信じる。27日に限ってはよくつないで、よく打ってくれた。何よりよく仲間を守ってくれた。来週も今の気持ちで。

28日は室内練習。少し団員も増え、室内が賑わっていた。室内をとって頂き、雨でも練習出来る環境に感謝します。
10月21日(日)

21日、5年生以下の大会。今週は2回戦。私は6年生とお留守番。先週、初めて5年生以下のの指揮をとってなんとか形になっている。試合数は10試合強の経験ではあるが1戦1戦を大事にするので勝つ喜びもあるだろう。私も観戦したかったが、スタッフがコーチ1名と私で6年生と練習。しかもコーチはPDとMKで途中で抜けられるため、私は一人ぼっち。電話で結果を聞いた。1点差で勝てたので良かった。勝てば次できるから、Bチームの子も必死だろう。スコアを見たが、ほとんどエラーの失点と得点。流れが分からないが、追いつかれての勝ちなので収穫ありだと思う。Bチームが帰ってきてからは恐ろしい程のスタッフ。私もKMで抜けようと思ったが、夜行けばいので止めた。今年は、相当大会進行も遅れている。調整も難しいが、5年生、6年生混合チームで、モチベーションの維持も大変。残り3ヶ月。すべてが短期決戦。負ければ終わり。最低もう一度、子供達と騒ぎたい。

短期決戦と言えば、クライマックスfinal。メチャクチャ予想的中。最終戦は見ていないが、2位チームが勝つには4連勝のみ公言していた。何故なら覇者に勝つには流れと勢いしかない。競馬でもやろうかと思うほど、予想してしまった。22日は見ていないが、21日日曜日のサヨナラゲームには少し疑問を感じた。最終回、球界をを代表する鉄腕守護神の左腕が、1アウト満塁のピンチ。交替!?今年頑張った守護神へ。二人の守護神を傷つける交代劇にビックリ。二人の守護神はバントのアウト1つだけでジ・エンド。短期決戦の采配だと思うが、個人的に不思議に思った。采配にも人情は必要だと私は思う。私が言うのも生意気だが、野球ファンとして、面白い野球が見たい。それより、ジュニアーズの子供たちが楽しい野球をくれればそれ以上の事はない。
10月20日(土)

思い込み

現在は日付変わって21日の夜中。セントラルリーグのクライマックスシリーズを見て暇なのでHP更新。セントラルリーグ覇者が日本シリーズに勝つものと思い込み地元チームに興味なし。昨年までは何度もドームに足を運んだが、一ファンとして面白くない野球に変わり今年は一度のみ。久々に最初から最後まで見たが、ブルブル振り回す野球にウンザリ。11安打1得点で惨敗。普通のファンとして、得点圏にランナーを進めたり、相手投手が、もがき苦しんでいる時に、ノースリーから簡単に相手を助けるバッティングに嫌気がさした。1ストライク3ボールまで待てないのがプロ野球なのかと思ってしまった。投高打低の時代に四球を選ぶ技術や、打つだけでない策を見てみたいと思うのは私だけだろうか?流れが変わらなければいいが・・・

20日は市民まつりの関係でラストリーグ1試合目をやって頂いた。午前中グランドを貸していただき、本当に感謝。春先、練習試合をやって頂いていたが春とは当然違う。昨年のチームは元気の塊りだった印象。アップ前に、ダラダラしている、うちの子供たちを見て腹が立った。子供たちは不思議と大人たちの雰囲気を見て動く。この時期にこれではダメ。自分たちで気持ちを高め出来るはず。何があっても全勝を目指すのと、この大会はたくさんのメンバーを打席に立たせる事が私の目標。練習試合は予定にない。練習試合するなら、試合での反省点を修正する。先発は波偉斗。制球はいつも通り。試合前、点差によっては久々に寛太を投げさしたいと村田コーチが無理を言うので、まず点を取ることに集中した。なかなか絞りにくい投手なのでバタバタしない。ポイントは1つだけ。先頭打者、尚斗が追い込まれてから2球ファールを打っての四球。それがすべて。初回内安打1本で7得点。最終回、と言っても4回表、久々に背番号「1」がマウンドへ。私の印象は、ボール球が多く、牽制も多い。一人でやっている思い込みがあった。キャッチボールや野手として送球出来ないものに投手は出来ないと判断して夏場は登板なし。ところが、マウンドに立つと制球が良すぎて打たれ1失点。成長ぶりが本当に嬉しかった。そして期待に変わった。11点差から盗塁はないという思い込みも私の反省。捕手匠汰も、肩、絶不調だったが試合後、練習で修正。多少、大味なゲームになったが、打ちたい気持ちを抑え、チームの為に得点を重ねてくれた事が嬉しい。昨年から春先まで、もがき苦しんだ子供達よ。残り3ヶ月。仲間のためにプレーするのも、いいんじゃないかな〜!

思い込みと言えば思い出す。私が、野球仲間の店にお邪魔してビールを飲みながら、つまみ食べていた。サラミみたいなものと、クッキーみたいなものを食べながら野球談義。「つまみ」を完食して、無くなったので仲間が「つまみ」をメンドくさいから袋ごと出した。その袋には、「ミニチュアダックスフント」の写真。えっ!犬のエサ!?(;゚Д゚)! 全員、食べるの止めた。少し味が薄い、いや相当薄いと思っていたが、「つまみ」と思い込み美味しく食べていた。犬の写真を見て、手が止まった事を思い出す。例えが悪すぎるが、思い込みや固定観念はダメですね〜。私も広い視野で子供達と接しよう。
10月13日(土)・14日(日)

得点は人

野球をやっていれば、必ず恩師や監督から教えられる事がある。野球とソフトボールにしかないもの。サッカーやバスケットは、ボールが得点になる。テニスもバレーも。野球はボールがたとえホームベースを触っても得点にならない。1塁・2塁・3塁を全部通らないと得点にはならない。人が得点。そのために犠牲になる選手もいる。2塁や3塁に進めるための犠牲バント。盗塁を助けるためにストライクを見逃す。テニスもバスケもバレーもアウトはよくないが、野球は時として自らアウトにならなければならない。それはチームが勝つため。私が一番子供たちに伝えているのは、犠牲バントしてくれた子のためにも、次の選手が何とかしようと気持ちを持つこと。決して正論ではないが、それがない限り勝てないことに気がついた。13日土曜日、負けられない試合。結果6対0快勝に見えるが、ノーアウト1塁2塁でも犠牲バントが出来ない。流れが変わりそうだったが、守備は良かった。寛太の上達ぶりが嬉しい。もっと点がほしかったが無失点を褒めてあげたい。あとは得点がどれだけ開いても、もっともっと元気よく戦ってほしい。

14日は、本来Aチームと練習だが、谷口コーチが仕事のため、初ベンチ入り。ちゃんとサインはわかるのだろうか?不安と期待。Bチームは11試合目。昨年優勝した大会でもあるので、うちにしか出来ない2連覇を狙う。初回、メチャクチャ打たれ、どれだけ点が取られるかと思ったが、バックホームでアウトもあり無得点で切り抜ける。相手して頂いた投手も二人共速球派だと思ったが、ランナーを溜めてののタイムリーが効果的だった。波偉斗や迅、ハルのタイムリー。Aチームより打つ?かも。1年生か2年生の時、私がつけたあだ名「中小企業の社長」も4年生になりスクイズを決めてくれた事に成長を感じた。守備では、入って1年も経っていない?蓮が外野で光った。スーパープレーを見せてくれて私も興奮した。結果コールド勝ちだが次、戦ったら分からないのがBチーム。初めて指揮をとって思った。致し方ないがまったく元気がなくうちらしさが消えていた。攻守交替もダラダラAチームもBチームも基本は元気。そして全力疾走。まだ4年生などは難しい時期ではあるが、今からやらないと6年生では出来ない。それと、やはりバント。ノーアウト1塁・2塁。13日のAチーム同じ状況。この日もバントが出来ない。失敗が怖いのか、ボールが怖いのか分からないが、一番怖いのは塁を進めることが出来ず得点できないこと。まだまだこれからのBチームではあるが、まずは声の掛け合いから始めよう。しかし勝てたのはBチームスタッフの普段からの熱き指導のお陰。次も頼みます。

試合後、H18年度組のOB合計5名来た。今は受験生。腹立つほど頭の良い大学を目指している。勉強を教えた甲斐ががあった・・・嘘。受験終わったら食事に行こう。大学に行ったら合コンの設定頼むぞ。またね( ´ ▽ ` )ノ
10月6日(土)・7日(日)・8日(祝)

人は「心」、野球もまた「心」

激戦から1週間がたち、また新たな目標に向かって立ち向かう3連休。6日土曜日は午前中、Bチーム教育リーグ。4年生徹汰が好投したが、負けてしまったようで、相当課題が残ると聞いた。初ヒット打った子はおめでとう。私はいつも通り、午後からの4回戦に向けて6年生とお留守番。先週の流れでと思い終始笑顔で練習した。試合会場につき、やはり気が抜けた試合。先制するも、ミスが重なり同点。ボークもあり逆転された。相手して頂いたチームは守備が上手く、投手の守備が抜群に良く、結果1点差の惜敗に見えたが気持ちに大きな変化があった。それは、子供たちではなく、私自身。負けても悔しくない、負けても反省しない自分がいた。子供たちよ・・・ごめんよ。俺が悪い。まったく心のない午前中のアップ。強くもないのに優勝した翌週、勝つ気がなかったのは私かもしれない。監督のやらなければならないことは、打ち方を教えることや、投げ方を教えることでなく、チーム全員が同じ目標に向かって必死になるようにレールを引くことだと痛感した。4回戦。強豪チームに接戦出来たのは子供たちの力。負けたのは私の責任。もう、すべて勝ちたい気持ちを全面に出します。更に暴れますよ。

7日日曜日、新人戦準決勝。見ていないが、抽選負けと聞いた。見たくてたまらなかったが、電話で情報だけ入ってきた。勝ちきらないとダメだが、勝ちきれなかった事が課題。また練習して強くなってほしい。夜は、先週台風で流れた祝賀会。子供たちの違う一面が見れるので楽しい。私も、先週の大会で5名が個人賞をもらい残りの子が何もない事が相当気になっていた。全員が優秀選手なのに5名しか選べないある意味残酷な選択。しかし、祝賀会で残りの子に渡せたので正直ホッとした。酒が弱い私が飲みすぎて、会の後半と2次会の記憶がない。ついでに靴下も無くなった。どうやって帰宅したかも覚えていないほどだったので、OB父兄の方や参加された方に挨拶も出来ず、すみません。もう飲みません・・・なんてね。

3連休最終日。Aチームは気合を入れて練習。Bチームは教育リーグ。お留守番と思ったが、OBコーチが来てくれたので途中から10試合目にして初めての観戦。3年生から5年生までの混合チーム。ちょっと大味なゲームではあったが、谷口コーチのもと、バントという課題はクリアしていた。しかし元気が限りなくないことが残念。最終回、波偉斗が用意。Aチームで投げまくる子なので、谷口コーチも登板過多を配慮してBチームで投げさせていない。登板過多で肘や肩を壊すわけにはいかない。この日は1イニング限定。私も村田コーチも谷口コーチも予想しただろう。先頭打者の四球。1試合で1つ出すか出さないかの投手だが、力でねじ伏せようとして予想通り。波偉斗の良いところは制球。「心」の乱れがそのまま出た。どれだけコントロールが良くても、気持ちひとつで、心も球も乱れる。いつも攻めの気持ちと、背伸びせずに自分のプレーを心がけてほしい。そして、まずは元気よく

私はBチームを出来るだけ見に行かない。ひょっとしたら今年度が最後かもしれない。見れば、心まで奪われる。毎年毎年、自分の子でもないのに自分の子供のように可愛くなってしまう。野球は辞めれても、少年野球は辞められなかった。心奪われる前に・・・
9月29日(土)運動会・30日(日)

野球は悔しさと喜びを仲間と分かち合うもの・・・・それが出来れば人生のレギュラーになれる

土を耕し、種を植え、水をやり花が咲く。花は咲くだけでなく、同じ歩幅で、同じ方向を見て笑って咲く。30日、春先から私の罵声に耐え抜いた子供たちが、同じ方向を見て笑顔に変わった。29日夜、谷口ヘッドコーチと焼肉を食べながら作戦タイム。の予定が飲んで食べて終わり。朝、眠い目をこすり6時半集合。台風17号接近。雨が心配だがアップして、いざ大会会場へ。準決勝は小牧市のチーム。ここまで、大口町、春日井、一宮の強豪と戦った。試合前から、すごくいい投手と聞いていたので対戦が楽しみだった。ブルペンで見たとき、私なりの攻略を見つけた。成功するしないかは別。それ以上に、何があってもボール球は振らない。振ったら負ける。初回ビッグチャンスも絶対に慌ててはいけない場面で走塁ミスが出る。好投手を調子に乗せたら手も足も出ない。2回の攻撃で、3点先制出来た。あとは流れと塁をためてのタイムリーなどで10得点。流れ次第では、0対10負けていたかもしれない。しかし流れを渡さない元気があった。初回の走塁ミスを消した仲間達に、その子も救われただろう。準決勝のプレーで嬉しかったのは、捕手匠汰の判断。1アウト1塁でショートバンド空振り三振の選手が、振り逃げもないのに1塁へ走る。2アウト以外、塁が埋まっていたら振り逃げはない。押し出された1塁走者。捕手匠汰は2塁へ投げ、尚斗もタッチして三振ゲッツー。振り逃げでランナーが走るとどうしても1塁に投げたがるがナイスプレーだった。波偉斗も初タイムリーだったし、尚斗の守備も良かった。さあ決勝。決勝に進むのはうちでいいのかと思うほどのチームではあるが、絶対に気持ちだけは切らさないようにした。1回から3回まで得点は1点ずつの積み重ね。3対0。茉路を7番にしてから打線がつながった。本当にいい味を出してくれる。特にセフティースクイズは見事だった。先発投手は、5年生の楓真。準決勝も5年生だが後ろには、私自慢の6年生守備陣がいる。本当にその通り、サード寛太。そしてライト裕人。センター柊二。セカンド茉路のプレーでアウトを重ねた。強いチームにミスは許されない。強いチームはミスを点にする。本当に攻撃的守備にあっぱれ。失点は先発楓真が先頭を四球で出し、それが失点に。楓真の悔しがり方を見たとき、すごく嬉しかった。初めて見た。5回からは継投。準決勝50球で終わった波偉斗。7回表、2アウトランナーなし。あと1つ。強いチームは終わらせてくれない。追い込んでからレフト前に打たれ、続くバッターに四球。タイムを取りマウンドへ。泣き出しそうな投手波偉斗。あと1つアウトを取る難しさは百も承知。緊張している内野陣と投手。それだけでも収穫。こんな経験を繰り返し強くなっていく。開き直り2ストライクと追い込み、最後は捕手飛球。歓喜の輪。貧素なチームが、大きく見えた。緊張から解き放された喜びが伝わった。大会を通じて、私は子供たちに想いを伝えた。ミスしたら皆で取り返す気持ちを持つ。仲間がアウトを取ったり、ヒットを打ったら共に喜ぶ。それが出来れば勝てると言った。春先、冷めた子供たちが熱く戦ってくれた事を誇りに思う。願いが叶うなら、5名しかもらえなかった個人賞を全員にあげたい。私の罵声に耐え優勝したこと。忘れないでほしい。

優勝という言葉は、優れたものが勝つだけでなく、優しいものが勝つという意味もあると思いたい。まだ、子供たちも人生では種を植えたばかり。強くたくましく、仲間と助け合って大人になったら満開になってほしい。今日は少しだけの祝賀会だったけど、来週、食いまくってくれよ。それまで腹すかせておけ。
9月22日(土)・23日(日)

こんな日記でゴメン

土曜日、諸事情により、少し遅刻。今週末が山場。尾張学童3回戦。雨で2回も流れて、まだ3回戦で申し訳ない。負ければ終わりのトーナメントだが、全大会勝ちたい。試合は練習試合もして頂いた相手。大きな1発で先制されるが、2四球を得点に出来た。接戦を勝てたのは収穫だが、この時期にピリッとしないゲーム展開と、少し元気がなかった。翼の足だけは健在だった。もっともっと、カァーっと熱くなる元気がほしい。4回戦も頑張るゾ〜。 日曜日は犬山大会準決勝(5回戦)の予定がまたまた雨。延期になる。子供といえども、先週3連休の6試合は疲れたと思うので良い休養にだろう。室内練習も3時間ほどではあるが調整出来たので来週に期待。匠汰はチームをまとめ勝負強さを見せ、潤也、裕人は仲間に声をかけ続ける。尚斗は仲間に指示を出し、柊二はプレーでチームを引っ張る。翼は必死にボールに食らいつき、茉路は勝ちたいという気持ちを皆に伝える。琉偉は声かれるまで叫び続け、晃良は仲間を助ける。寛太は笑顔の大切さを伝え、波偉斗、楓真、徹汰は上級生の為に必死にプレーする。それだけで満足。こんなチームでいてほしい。来週土曜日は運動会のようだが怪我せずに何事も頑張ってほしい。

折角の週末、個人的につまらなかったので、なぞなぞ。知らない方は考えて見てください。【親が、子供に、ソーセージを買ってきて欲しいとお願いする。子供は嫌々ソーセージを買いに行ったが売り切れで、よく似たハムを購入。親はソーセージでもハムでもどちらでも良かったが、大激怒】(?_?)ナゼ??? 答え
9月17日(祝)

体調不良・・・・薬は勝利と子供たちの笑顔。

三連休最終日。目覚ましで無理やり起きる。今日戦う相手は、春日井のチームで接戦に強いチーム。朝、子供たちを見て安心した。なんて元気なんだ・・・・。今日は打ち方も投げ方もヘッタクリもない。勝ちたいと思った方が勝つ。試合は簡単に先制されたが、同点に追いつく。中盤エンドランで逆転される。外すタイミングを間違えたがまだ最少失点。1番と2番の出塁が悪く得点は遠いが、終盤に1アウト3塁のチャンス。ここで3番柊二、4番匠汰、5番潤也の3連打で逆転。嬉しかった。ピンチもあったが、守備陣も踏ん張る。子供たちの力はすごいと思った。サインミスや凡走もあったが、すべて帳消しにする試合になった。笑顔が弾ける。まだ心から笑えない子がいるので、顔の筋肉をほぐすストレッチを取り入れ、叱られても、仲間に励まされ笑顔に変えれるようにしてほしい。今日の相手は良い意味で戦いたくないチーム。よく似た、「団」のチームだと感じた。昼食をとり、4回戦へ。食事が喉を通らない。1試合目、静かにしていようと思ったが、私には出来なかった。頭は痛いし、めまいもする。鎮痛剤、降圧剤を飲みながら監督する人も珍しいかもしれないが、子供たちは、三連休で6試合目。戦うのみ。相手は名前をよく聞くチーム。当然、4回戦になれば接戦になる。先発は昨日、公式戦2勝目をあげたばかりの5年生楓真。小細工できないが、どんどんストライクを投げ込む。初回、四球から、潤也のタイムリーで2点先制。しかし本当によく打つ相手打線。バンバン打たれたが結果7回2失点。どれだけ飛ばされても、打たれても2失点に抑えた子供たちを褒めてあげたい。サード寛太の成長が嬉しすぎる。打線は同点から、とにかくランナーを出すことに集中。過度にランナーを気にするあまり四球も拾える。策は慌てないこと。そこからは小技を絡ませ、最後はタイムリー。3点差。終盤、ランナーを溜められる事が嫌だが、盗塁を阻止した事ですべての流れが来た。結果5対2。試合途中、何度も薬を飲んだが、一番効いた薬は、子供たちの必死なプレーと笑顔。これに勝る薬はなかった。今の雰囲気でいい。もう怖いものはない。怪我せずに、助け合って勲章を皆でつかみたい。見た目は弱そうだが、勝ちたい気持ちは強いチームでいてほしい。
9月15日(土)・16日(日)

初めて記念日

三連休に入りいよいよ秋の陣が始まる。まだ17日も3回戦を残しているが、印象に残る2日間になった。15日土曜日は東海団地大会。朝一番で緑区まで遠征。いきなりの雨で待機。30分ほどでアップして試合開始。先発は、今ではエースになった波偉斗。初回ピンチをむかえるも無失点で切り抜ける。その裏の攻撃、うちの子達にはないスピードを持つ投手。今まで、ものすごくパワーボールを投げる投手はたくさん見てきたが、終盤疲れたり、四死球を出したりして必ず点が取れてきたが、この日の相手投手は制球、スピードが抜群。2球で追い込まれる。しかもバントしても球威に押される。うちの打線ではパーフェクトも・・・・と思ってしまった。しかし2回裏に潤也が右中間突破の3塁打。ビッグチャンス。しかし走塁ミスで無得点。先発波偉斗は5年生ながら、大きな体の選手に挑む。結果、無四球完封負けだが、同じ1アウト3塁から、内野ゴロで1点取れた相手と、1アウト3塁から三振したうちの攻撃の違い。その差は執念のみ。正直、大差で負けている試合かもしれないが、鍛えた守備陣が守ってくれた。打たないと勝てない好投手。想像するに相当勝ち進めるチームではないかと感じた。その後は尾張旭に移動。私は相手は考えない。うちの野球をするのみ。試合開始直後、1試合目に苦しんだ打線爆発。初回7得点。初めての体験。2回も追加点。9対0リードのまま4回に入るがいきなりの雷と雨。あと1イニングなのに・・・9対0ノーゲーム。16日にスライド。試合会場に行っての雨や、始まってすぐのノーゲームは経験があるがあと1イニングのノーゲーム。しかも大差は初めての出来事だった。しかし5年生投手楓真にとってはナイスピッチングだったので4イニングだが大収穫。試合後、雨で濡れたユニフォームを代え、小学校に戻ると、21年度組のOB4名の仲間が来てくれた。正直、ボーイズで今まで来られなくて初めて顔を出してくれた子もいる。悪いことばかりでない。帰り近くのコンビニで3年前の思い出話。既にその時のエラーが笑い話になっていた。また会おうな。

16日は犬山大会が始まる。2回戦からで大口のチームと戦う。初回ミスで大ピンチになったが、無失点に抑えあとは、流れ。よく打つイメージだが、小技がなかったので助かった。昨日の疲れもあったが快勝。午後は即、15日ノーゲームになった再試合に。着いてすぐに試合。1回裏、小技やタイムリーで4点先制。守備も鍛えただけのことはあるプレーがたくさん出た。雨も降らず5回コールド勝ち。2試合、4年生から6年生全員がプレーして、全員が勝ちたいと思った結果がすごく良い雰囲気を作った。17日も2試合戦って、記念すべき週にしたい。うちの野球は、仲間のプレーを心から喜び、13名が笑ってくれればそれでいい。そして、今年は特にベンチスタッフも助け合っている。私の右に谷口コーチ。左に永井スコアラー。いつものポジショニング。そして少し離れて村田コーチが見守る。ベンチの雰囲気は子供たちにも伝わる。ベンチも含め心から笑いたい。
9月8日(土)・9日(日)

嬉しい時は笑う、悲しい時は悲しむ、楽しめる時は楽しむ・・・

雨が降るたびに秋になっていくが、雨のたびに試合日程が厳しくなる。8日は遠征で開会式に参加。先週に続き雨が降って来て、また濡れただけだった。午後は雨も上がり練習出来たので良かったが、Aチームの試合間隔がキャンプや雨で空き過ぎた。実践感覚の練習を取り入れモチベーションだけ上げる事だけを考えた。6年生と5年生以下混合チームだけに5年生以下の大会が入ったら厳しい状況。9日(日)は、5年生以下の新人戦2回戦と先週雨で流れたAチーム尾張学童1回戦。新人戦はまたまた見ていないが、2塁を踏ませない完封勝ちと聞いた。スコアブックを見たが、楓真の無四球は練習通りで5年生ながらあっぱれ。試合に飢えたBチーム。大会と教育リーグしか予定していない。今年のAチームも昨年のBチーム時代、試合数は少ない。練習では苦しいが、試合で活躍して沢山笑ってほしい。午後からはAチームの大会。春日井のチームと対戦。毎年たくさんいる6年生も今年は少ないらしい。うちも例外でなく下級生は少ない。サッカー人気と野球不人気が如実に出ている。試合は、相手投手をブルペンで見た時、我慢強く攻撃すれば5点は入るかな〜と思ったが、とんでもなかった。適度な荒れ具合と粘り強い投球は、うちの打線には厳しかった。初回の攻防は先発、波偉斗は3人で終わらせる。相手の小技も守備で封じた。その裏、とにかく攻撃的走塁で1点先制。2点目は攻撃的走塁しすぎてホームでアウト。中盤2アウトから翼が執念で塁に出る。2アウト3塁。柊二は食らいついたセンターへのタイムリー。この攻撃はお気に入り。守備は5回までパーフェクト。6回初四球を出したがけん制アウト。次の打者に初安打。しかし捕手匠汰の肩が2塁を踏ませない。結果2対0だが、もっと点は取れた。ホームでアウトになりすぎたが、私の責任。積極的走塁をテーマにした結果。超消極的な翼が超攻撃的走塁をしただけでも超嬉しい。守備ではサード寛太やライト裕人。捕手匠汰のバント処理もGOOD。攻撃では尚斗、翼の走塁に柊二の2打点。2試合とも完封だし2塁を踏ませない試合なので、たくさん喜んでほしい。野球は苦しむためにやるのではない。苦しい事があるから、楽しむ野球が出来る。6年生諸君。アウト1つ取るだけでも、皆で喜びなさい。ヒット1本だけでも皆で喜びなさい。私はいつもベンチで怒ったり喜んだりしている自分自身が不思議な時がある。別に私が打ったわけでもなく私が守ったわけでもない。しかし、子供達が活躍すると本当に嬉しい。自分でも不思議なくらい。長打打ったらその子と一緒に走りたいくらい喜んでしまう。冷静な監督が羨ましいが、私には無理と分かったので、あとは子供達と一緒に戦うことにした。綺麗な野球でなくてもいい。人間らしく、泣いたり笑ったりしてほしい。あとはそれだけを望む。
9月1日(土)・2日(日)

9月になっても残暑が厳しい。食欲の秋、スポーツの秋と言うが、私にとっては1年間食欲があり、1年間がシーズン。6年生は、残り4か月強。少年野球と言えども、最高の思い出を作ってほしい。誰でも苦しい時期はあったはず。練習で泣いた分、試合で笑ってほしい。土曜日は、先週キャンプだったので、終日練習。午後からは新人戦に向けて合同練習。目を覆いたくなるプレーもあるが、入ったばかりの子もいるので今から練習。まずは元気を出す練習をしなければならない。日曜日は午前中は小牧市の新人戦と尾張学童。Aチームの4年生と5年生は大変だが、しっかり体力をつけているので大丈夫。新人戦はまたまた6年生とお留守番させて頂いた。完封勝ち出来たと聞いた。Bチームは人も少なく、Aチームにも3名入っているため、教育リーグと大会3つを大事に戦いたい。勝ち進めば試合数も増える。まだ6試合目だが、村田コーチや谷口コーチに聞いたら、投手楓真も無四球だし、安打数は分からないが、塁上を賑わせたので勉強になったと思う。走塁だけは試合でしか学べない事もあるので16得点は収穫だろう。Bチーム試合終了後、即、遠征。準備万端でいざ整列と思ったが大雨。どうてもやりたかったが、雨には逆らえない。濡れるための遠征になった。子供達が風邪を引かないようにと思い、地元グランドについてパンツを13枚購入。すぐに着替えさせた。お揃いのパンツは笑えた。雨降ってつまらない1日だったが最後に思い出になる日にもなった。来週も過酷日程が予想されるが、1戦1戦が大切にしたい。
8月25日(土)・26日(日)

甲子園が終わると、夏の終わりを感じる。ジュニアーズは、7月末に予定していたキャンプも試合日程上延期になり、25日と26日に実施。まずは、差し入れや参加して頂いたOB父兄の皆様、そして、たくさんの企画運営をして頂いた現スタッフとご父兄の方には深く感謝いたします。ありがとうございました。楽しすぎました。初日は美濃加茂の、公園みたいなところでバーベキュー。ママさん方が準備して頂いている間に、子供達とパターゴルフ。パターゴルフと言っても、砂利や階段ばかりでアイアンが必要だった。ましてや、子供達はボールをなくなり、どこに打つか分からないし、腹が立った。無理矢理笑ってすごした。その後はバーベキューとスイカ割り。子供達は楽しそうだったので良かった。宿泊は、小牧市の勤労センター。冷暖房完備にテニスコートもある。しかも低料金と聞いた。こんな近くに、こんな環境があるなら毎日でも行きたい。家出するならここに決めたと思うほど良かった。夜は持ち込みで食事会。相当な事前準備や後片付けをして頂いたのだろう。肉も柔らかくておいしかった。子供達の出しものも、楽しませてもらった。今年は新たな芸があったり、楽しませて頂きました。物まねも面白かったし、匠汰の演技も面白かった(コノヤロー<(`^´)>)。芸は身を助けるという言葉通り、何故だか、昔からスポーツ系のクラブは、何かをやりたがる。今年の甲子園でも伝令の選手が良くも悪くも話題になった。ピンチの時にマウンドに行く伝令。間を取る為、作戦を伝える為、リラックスさせるため。わざと転んでリラックスさせようと思った選手も審判に注意されたが私個人的には、それもあり。私もピンチの時、スキップで行きたいが、監督の私がやったら退場だろう。話はそれたが、25日のキャンプを運営して頂いたスタッフ、ご父兄の皆様、そして26日体験会を実施して頂いたスタッフの方。ありがとうございました。6年生は今シーズン残り4か月強。子供達が思い残すことのないようにご支援ください。
8月18日(土)・19日(日)

思いの強さがチームと自分を変える

野球をやっていれば、恐らく1度や2度は経験するだろう。最終回、同点でサヨナラのランナーがいる場面の守備。「飛んでくるな」と思う子と「飛んで来い」思う子では大きな違いがある。攻撃でも、最終回、打たなければ負けると言う場面も「絶対に何とかする」という気持ちと「見逃し三振だけはやめよう」という気持ちでは、相当な違いがある。

18日土曜日は岐阜県のチームの方と変則ダブルヘッダーを実施。良いグランドを提供して頂いた相手チームさんに感謝します。また土曜日は父兄の参加率が低く、OB父兄の方に審判、スコアラーをやって頂き助かりました。試合は、私自身もテーマを持った。5年生以下の大会がせまっているため、5年生以下でのフォーメーションも試したかった。1試合目は好投手の前に沈黙。四球もない、しかも外の球が相当遠くに見えたのか三振の山だった。先発は恐らく、新人戦で投げる楓真。制球はいいが、どうしても独り相撲にしまう。けん制球の暴投で相手に先制点。悲しい気分になってしまった。相当成長はしているが、投げるだけでは投手は出来ない事を痛感。結果は最終回、死球で出たランナーを生かした。波偉斗のサヨナラヒットで、何とか勝ったが反省点が多すぎた。2試合目も、内容が悪すぎ。投手尚斗も四球出し、そのランナーを捕手匠汰が盗塁阻止してまた四球。8対4勝ったが、最終回もエラーのオンパレード。そんな中、2試合を通じて最高に喜ばせてくれたのは、ユウトのヒット。外野まで飛んだヒットは初めてのようだが、塁上で喜ぶ姿は私も忘れられない瞬間だった。たかがヒットだが、思い出に残るヒットになるだろう。そして、捕手匠汰。2試合で、何個盗塁を刺しただろう。守備が良ければ、バッティングもタイミングが合ってきた。最大の収穫は、試合後、地元に戻り大雨の中、守備練習を事。過保護野球ではなく、先週のように雨でも試合が出来るように泥んこになって練習した事。雨にも負けず、怪我にも負けず強くなってほしい。うちの特徴は大きな怪我はしない。それだけは続けてほしい。

19日は開会式と練習。午後からは新人戦に向けて練習。6年生が5年生以下の子に教える姿は少し頼もしい。来年も何とかなるだろう。と言うよりスタッフで何とかしなければならない。何故だか、ミスする子は同じミスをする。特に今年の6年生は多い。私はその子達に言う。薄っぺらい仲間意識と、ここまでしか出来ないと自分で幅を決めてしまう子。時に傷つく言葉かもしれないが、本当に前向きで強くなってほしい。ピンチには「俺が救ってやる」という強い気持ちは必ず自分を変えると私は思う。そして、良いプレーや、たくさんのヒットを打って喜んでほしい。あと4か月強。怪我とピンチに強いチームにしたい。
8月11日(土)・12日(日)

‘なでしこ‘のように

夏真っ盛り。夏の甲子園も始まった。私は、12日から年2回の旅行。盆と正月。息子も中学野球と高校野球が終わり久々に、旅行先のプールで遊んだ。日焼けで体が痛い。色黒になった自分自身の体を鏡で見て冷や汗が出た。オリンピックで水泳の選手等、トップアスリートの体をテレビで見ていただけに、自分の体形と違いすぎる。はじけそうな海パンに、紐は短い。通販で腹筋が割れる器具を買うことにした。11日は、イチロー杯3回戦。初めて対戦させて頂く相手。毎年、まったく勝てない時期はあるが、今がその時。良い試合を勝ちきれない。11日はまさにそんな試合になった。初回の守備では、コールド負けするのではないかと思うほど力の差を感じたが、打たれるのはいつもの事。最少失点に抑えれば、執念深いうちの攻撃で追いつき追い越せると信じた。しかし、相手は打順に関係なく小技と大技があり、なにより、攻守交代の時など、素早く帽子をとってグランドに頭を下げる。礼儀正しく試合慣れもしている。2点を追う終盤、左腕の子から背番号1に変わった。その子にとっては立ち上がり。ノーアウトのランナーが出ればと思った矢先に尚斗出塁。3塁まで行き、匠汰がタイムリー。タイムリーと言っても決して快心ななヒットではないが、ライト前に落ちる執念のヒット。初安打。ミスもあり終盤追いつく。大事なのは次の回。先発波偉斗が、しきりに雨で濡れたボールを気にする。初四球。折角追いついた次の回に2失点。まったく雨を気にしない相手と、雨でボールが滑りまくるうちのバッテリーの差が出た。私は、軟式でも硬式でも雨は気にしない。気になるのは、帽子からポタポタ落ちる雨が邪魔くさかっただけで、雨が降ったら涼しくて嬉しかった。考えてみたら、雨の日に練習をしていない。結果2対4。

勝ちきれない状態と、個の能力の差があったが、その差はチーム力で埋まる。今年も、昨年もその前も私はチーム力と元気で戦ってきた。どれだけ夢見ても、頑張っても叶わない事はある。しかし、それに向かって行くからこそチーム力は高まる試合後のミーティングでは私はいつも、こう攻めたらいいだとか、技術的な事を言おうと思っても、ミーティングになると、技術的な事はほとんど忘れている。ミスした子に声をかけなさい。感謝の気持ちを持ちなさい。良いプレーしたら喜びなさい。人のプレーで喜べる子になりなさい。困っている子がいたら助けてあげてください。そんな事ばかり言っている自分自身が嫌になっていた。子供達も耳にタコかホタテが出来るほど聞かされていると思う。そんな自分に嫌気がさしてしたが、オリンピックを見て思った。試合後の敗戦の弁や、勝利の後の言葉は、「支え」「感謝」「仲間」そんな言葉だった。私が印象だったのは、女子サッカー「なでしこJapan」のコメント。金メダルを逃した悔し涙から、この仲間で戦えない寂しさの涙に変わったという言葉。まさしく、少年野球といえども、このメンバーで戦える喜びを今、感じてほしい。フィジカルの差や技術の差があってもいい。一緒に悔しがり、一緒に喜べるチームになってほしい。そして最後は、仲間と共に戦った事を最高の思い出にしてくれればそれでいい。
8月4日(土)・5日(日)

あと一つ

今年はオリンピックイヤー。このホームページを更新しながらテレビ観戦。今は体操女子の決勝を行っている。とても人間技とは思えないほど、鉄棒でクルクル回っている。宙で何回、回ったのかも分からないほど素晴らしい。私はラジオ体操は得意だが、生まれ変わっても縁のないスポーツだと感じた。個人的にオリンピックを見て感じたのは、日本は「団」に強い印象。水泳も卓球も、フェンシング、アーチェリーなど、組織で戦う団体は上位に行っている印象。「「誰かの為に」「チームの為に」という気持ちが強いのか力を発揮して結局、自分の為になっていると思った。オリンピック観戦で寝不足ではあるが、今は毎日は楽しみ。そんな寝不足の中、4日土曜日は教育リーグ。私は6年生といつも通りお留守番。そして、いつも通り教育リーグに5年生以下が出ていくと、6年生とアイスクリームを食べに行くのが楽しみ。毎週、教育リーグをしてほしい。なんてね(^_^)v!教育リーグの結果は引き分けと聞いた。スコアブックを見たが、Aチームでも投げる楓真が無四球だったので、良かった。4年生が活躍しているのも楽しみ。人数も厳しい状況ではあるが、しっかりと練習して勝ちにつながるようにしてほしい。

5日は県学童準決勝。暑い中、今年4大会目の小牧市の大会で、4回対戦することになった相手。1回表裏で30分以上使った立ち上がり。強いチームを相手するときは、立ち上がりの守備と攻撃は集中したい。うちの攻撃、先頭打者、四球から1点先制。ノーアウトで出たランナーは、絶対に得点にしたい。その裏、やはり5年生波偉斗の立ち上がり、いきなり四球。結果7イニングをその1つの四球のみだがノーアウト1塁2塁の大大ピンチ。送られると、最悪、1点は覚悟の場面。しかし、踏ん張ってくれた。先週より少しだけピンチに強くなった。そのまま試合は流れた。お互いにミスもなく、最終回。6月頃までよく打っていた打線も、夏バテ。7回裏の守備、2アウト2塁までこぎつけた。あと一つ。あと一人。しかし大きな打者が立ちふさがる。1塁は空いているが、敬遠!?私の辞書に「敬遠」という文字はない。敬遠しなくても、ストライクが入らず四球を出す子も多い。波偉斗は制球が良いので敬遠策もあるが、あえてサヨナラのランナーを出すバカな指揮官もいない。それに、1回目か2回目の対戦時、確かホームランを打たれた好打者と記憶している。チーム全員で抑えてこそ価値がある。しかし、ライト前に運ばれ、2アウト1塁3塁と覚悟した瞬間、ライトにミスが出た。少しボールをそらしてしまった。ほんの少しだけミスしただけなのに、チームの為に体で止めにいったのに、ボールと勝ちを取り損ねた。あと1つのアウトを取れずに負けた事や、1つのミスから5点も6点も取られた事は、現役時代からものすごく経験してきた。8年間、私が子供達に言い続けてきた言葉。1つのアウトを取るために、何千回も何万回もノックを受ける。1試合で飛んでこなくても、アウトを取るために練習する。1対1で、試合は引き分けでも勝負に負けた。抽選は強いチームが勝つ。今回は、指揮官の私が勝たせてあげられなかった。ヒットは2安打、四死球もあって塁に出られたのに1得点。正直、子供達はよく頑張った。一つのアウトを取る難しさと、あと一つのアウトが取れない難しさ。抽選でも負けたら終わりとう事が勉強になればそれでいい。そして、ミスした子に声をかけてあげられたら収穫は大きい。皆で声かけ合って、助け合って練習や試合をしてほしい。あと少し・・・・・・・
7月28日(土)・29日(日)

笑顔の伝染、元気の伝染

暑い!暑すぎる週末。しかし、28日土曜日子供達は2試合頑張った。1試合目は朝8時半プレーボール。県学童2回戦。昨年、Bチーム時代に大差で負けた相手。先発は久々の楓真。5年生ではあるが、すごく安定感があった。ノーヒットノーランまであと1イニングだったが、疲れが見え始めた7回に四球と初安打で波偉斗に継投。3点差あったので、前進守備もとらずに、1点献上したが、昨年のリベンジは出来た。午後からはず〜と待ち時間になった。溶けそうなくらい暑い中休憩を取りながら、2試合目を待った。2試合目は、先週も戦わせて頂いた相手。朝6時集合の子供達にとっては過酷な2試合目になったが、負けたくない。しかし、またまたピンチの連続。2桁安打を許したが、打たれるのはいつもの事。ピンチの時に、必死に声をだし、ファイティングポーズを取る事を期待していた。しかし、点を取られると下を向き、負けていると大人しくなることに腹が立った。勝っていると時に楽しく、元気なのは誰でも出来る。ピンチに強い子になってほしい。負けている時こそ、声かれるまで仲間に叫んでほしい。久々に腹が立った。ろうきん杯の名古屋ドーム以来、子供達にキレまくり。ゲームセットの前に諦める事は許さない。この負けから必ず、皆で這い上がりたい。

29日は、皆が楽しみにしていたナイター。昼過ぎの集合。しかし、私がグランドに行く前に午前中から自主練をしていた。昨日、皆で話し合ったらしい。29日は、絶対に楽しませてやろうと思い、笑顔で接した。本当にうちの子達は単純なのか、私が笑うと皆も笑う。怒鳴ると、シュンとなる。まるで赤ちゃんと同じ!?。親が赤ちゃんを抱っこして笑うと赤ちゃんも笑う。親が叱ると泣く。本当にかわゆい13名だがそれではダメ。私が怒鳴ろうと、コーチに叱られようと、仲間達と励まし合って、上を向かなければならない。それをいつも期待している。関係ないが、私がグランドでコーヒーやお茶を飲むときのコップは3年ほど前に子供が持ってきた「ケロケロケロッピー」のコップ。そのコップは、試合で負けて、私に投げられても、蹴飛ばされても、3年間、頑張っている。しかもケロケロケッロッピーは満面の笑みでいる。間違いなく全国レベルの忍耐を持つコップ。コップを投げたりすること自体反省しなければならないが来週からは大事にしよう。話は戻り、ナイター前練習。すごく雰囲気がいい。あだ名で呼びあったり、真剣な顔と笑顔のハーモニーだった。小牧市民球場に着き、毎年一緒にイベントなどやって頂く舟津スカイヤーズさんと練習試合ではなく親善試合。ゲーム前に一緒に弁当を頂いて子供達の親交も深めグランドに入った。とにかく、子供達を楽しませてやりたかった。普段、苦しい想いを分、この日だけは、全員が打席に立ち、守備位置にもつかせることを私の課題にした。普段、10種類以上のサインで動く子供達も、29日は勿論ノーサイン。どんどん打つ。正直、好きな球でも打てる確率は低いが、29日だけは1年の折り返し地点として、半年分のご褒美。名審判さんの多少の調整もあり滞りなく終了。子供達も終始元気よく私にとってはカッコよく見えた。一人が笑えば、もう一人笑う。二人笑えば、半分が笑う。半分笑えば全員が笑顔になる。そんなチームでいたい。舟津さんの子供達もすごくいい顔していた。設定して頂いたスタッフの方。舟津スカイヤーズの代表始めスタッフ、ご父兄の皆様。良い思い出になりました。ありがとうございました。合言葉は・・・・「次は決勝で・・・・会いましょう」
7月21日(土)・22日(日)

「大丈夫!気にするな」

私の楽しみは、試合でも練習でも子供達がめっちゃ喜ぶ姿を見たり、慰めあったりすること。何だか最近、私自身も楽しくない。それが、子供達に伝わっているのかも。私の今の楽しみは、夜、熱い時、冷房と扇風機をかけて寝る事。特に扇風機の風が、足元から頭にかけてゆっくりと来るのが楽しみなのは、私だけ!?そんな楽しみよりも、夏の大会を終えた、高校3年生と中学3年生が挨拶に来てくれる。まったく中学校や高校も違うのに、一緒に来てくれるジュニアーズの仲間達。今でも仲のいい、ジュニアーズ魂がある事が本当に嬉しい。よし!最後の夏が終わった諸君。飯に行こう。それが楽しみ。

21日は、天候不良により、県学童が中止に。朝早くから、会場に行って頂いた、OBコーチの中平コーチに谷口コーチ。雨の中ありがとうございます。また、室内練習場を、即、とって頂いたママさんありがとうございます。室内練習でもやらないより、やったほうが勿論良い。22日はJA杯。2回戦から。今年、3回目ぐらいの対戦になる小牧市のチーム。相手投手は間違いなく、球威は増していた。粘り強く攻撃するしかないと思った矢先に、潤也の1発が出た。先制。投手波偉斗も制球は抜群だが、フワフワ球から球威も上がり、今、打ちごろのスピード。打たれるのは覚悟の上。しかし、2回にわたり匠汰が2盗を刺した。結果3対0。3回戦へ。相手して頂いたのは、春日井のチーム。数年前は、練習試合をして頂いたり、親交を深めたチーム。組織もしっかりして、接戦に強いイメージがある。先発は尚斗。うちは選手層が少し薄いので、投手経験はあまりないが、尚斗にかけた。先制はしたものの、1アウト3塁とノーアウト3塁のチャンスを潰してしまい、ヤバい雰囲気。予想通りその次の回、バント処理ミスも絡み逆転される。相手打者は長打を打った子が、小技で揺さぶったり、本当に強弱の攻撃がすばらしかった。相手投手も球威もあり粘り強く投げていた。その後はピンチの連続。1試合目に60球で完投した、エース格の波偉斗をマウンドに送って、絶対に諦めない姿を見せた。結果は1対2惜敗だが、2度あったチャンスをものに出来なかった、私の責任。逆に、再三のピンチをしのいだ、子供達はすごいと思った。しかし今年は、最大のピンチをしのいでも、皆で喜びあってベンチに戻ってこない。何かが違う!?と自問自答していた。試合後、グランドに戻り練習をした時に気が付いた。中学3年生のOB子達が混じって、練習を手伝ってくれたが、声のかけ方が上手い。ミスした子に、「大丈夫、気にするな!俺もミスする」と励ます。思い出した!!来週から合言葉は「大丈夫、気にするな!」にしよう。私が怒鳴っても、コーチに怒鳴られても「大丈夫!気にするな!」と声を掛け合ってくれよ!
7月16日(祝)

すべてはチームの為に

16日は練習試合。前々から試合を頂く予定が雨で流れていた。15日は、負けてしまったが、16日は誰が投手でも誰が出場しても2試合を助け合って勝つことを目的とした。すべてはチームの為に全力で走り、チームの為に声を出す。1試合目の先発は尚斗。なかなかリズム良く投げられない子ではあるが、ここ最近は自分勝手な投球はなくなった。本塁打2本浴びたが、その2失点。打たれるのはいつもの事なので、次は少しでも打たれないように工夫してほしい。打線は四球を出さない好投手に苦戦。しかし、4年生ではあるが徹汰の遊撃手の守備からリズムをつかみ、7得点出来た。安打数は相手の半分ぐらいかな。野球は不思議なもので、やはりミスがないほうが試合に勝てる。打ち勝つことは、今のうちの打線では苦しいが、しっかりと考えた攻撃が出来た。2試合目、私にとっては嬉しい勝ちになった。15日に続き、サードのミスで逆転され、6回で3点差負けている。6年生寛太から4年生徹汰に交代。寛太の気持ちを考えると辛かっただろ。しかし、6回裏、仲間はミスした子を見捨てない。私も勝ちにこだわった。2日連続でサードのエラーで負けたくない。負けていたら打てばいい。打てなければ塁に出ようとする気持ちを持てばいい。尚斗のレフト前から始まり、最後は茉路で逆転。2日間、よく泣いた寛太。うちのチームは大会も練習試合も同じ。すべて全力。足が動かない壁を越えられれば、強くなれる。仲間は寛太を見捨てなかった。それが嬉しい。次は、寛太がミスした子を助けて、寛太で勝ちたい。それが一丸。主将の匠汰も守備、バッティングは絶不調。ビックリするほど打撃が差し込まれ、捕手としてのセカンド送球は無茶苦茶。鍛えぬいた選手だけに腹が立っていたが、彼はすべてチームの為にプレーしている。16日も結局、2試合で本塁打を含む3安打。盗塁阻止は1つ。肩は不調だったが、絶不調でもしっかり結果を残す事が出来た。なにより交代させられた、寛太の背中をたたいて、励ましていた。それが彼のファインプレー。子供達をプレー以外で違う方向から見るとその子の性格がよく分かる。ジュニアーズ諸君よ!多少、不器用でもミスしても構わない。助け合ってプレーしてほしい。
7月14日(土)・15日(日)

やっていて良かった

もうすぐ梅雨明け。何故だか大会が入らなかった為、土曜日は教育リーグ。私は午前中、次男の中学野球を観戦。前日、選手宣誓をする息子が、風呂の中でデカイ声で練習していた。カミまくり。少し自慢話になるが、私も学生時代2回選手宣誓をやった。1回は野球の大会。もう一回は、学校行事の体育大会。何を言ったか記憶にない。特に体育大会は、やるべき体育委員長の子がやりたくないとダダをこね、何故だか給食委員長の私がやった。その言葉も記憶にない。その時代と今では内容が違う。土曜日朝、開会式を見に行き、本番のみ成功した選手宣誓に少しホッとした。試合も午前中だけ観戦。序盤は見ていたが、中盤から後半は、次々に来るジュニアーズOBの中学生と話し込んで見ていなかった。内容はともかく、勝てたので次につながって良かった。少年野球に戻る為、駐車場に行く途中、なんと、私の中学時代の恩師に会った。息子の対戦相手校の校長先生。28年ほど前にお世話になった先生がしっかり名前まで覚えてくれていた。野球をやって良かったな〜と思った。さあ、グランドに戻り、6年生と練習。Aチームの5年生は教育リーグへ。見ていないので分からないが、負けてしまった。負けていい試合はないが、負けて覚える教育リーグ。負けた要因を練習で修正してほしい。

15日は、7月最初の大会。息子の準決勝もあったが、勿論、私はジュニアーズの監督。大会会場に行った。ものすごく、嫌な思い出ばかりのグランド。H18年・H22年と2戦2敗のグランド。何とか、良い思い出に変えたいと思ったが、更に嫌な思い出になった。審判の方や、裏で監視されている方に、何回注意されただろう!?投手はリズムが大事だが、再三の注意。うちの子達が悪いのだろう。試合途中も、メガネや、スコアラーの事まで、注意の嵐。8年以上少年野球と中学野球に携わり、指揮を執ったが、初めての体験。確かに私たちが悪いのだろうが、疲れすぎた。試合も、振り逃げなど含む5つもミスが出れば、5失点は当然。打たれるのは慣れている。得点も2アウトから、相手ミスもあったが、3得点で勝たなければならない。私を含め、試合に集中して、子供達が目立つような試合をしなければならない。私は、負けた試合は絶対に切り替えないが、この試合は忘れよう。試合後はしっかり練習出来たので、15日はそれが収穫。そして、練習終了後には、負けてしまった中学生達が報告に来てくれた。嫌な事もあれば、良い事もある。朝も来てくれたOBもいたし、夕方も来てくれた。それだけで、野球をやっていて良かったと思った。中学や高校3年生で既に夏が終わってしまった子も、どんな野球であれ、やり通したことはすごい事。まだ、戦い続けるOBの選手たちもいる。健闘を祈ってます。
7月7日(土)・8日(日)

永遠に全力であれ!

いよいよ高校野球、最後の夏が始まった。うちは3大会勝ち進んではあいるが待ちの状態。恐らく、7月後半にものすごく大会が重なりそうで怖い。1戦1戦大事に戦わなければならない大会。イチロー杯、東海団地、県学童が待ちの状態。どれも上を目指して戦う。負けていい試合はない事を、子供達に伝えたい。

7日(土)・8日(日)は少し遅刻させてもらい高校野球観戦。7日は、ジュニーアーズOBの子が出ていたので観戦。小学5年生と6年生の2年間一緒に戦った子供達。そのままのバッテリーなので感動した。投げている姿やそれを捕っている姿が嬉しかった。試合内容は、四球にエラーが絡んで点の取りあいだったが、応援した高校が勝った。しかし、私たちの時代とはスキルが違う。華麗な守備に、打者もボールを遠くまで飛ばす。野球が進化した反面、ガムシャラさや、貪欲さはなくなっていたような気がした。私たちの時代は、追い込まれたら食らいつけと教えられ、簡単に三振はしなかった。時として初球バントの構えで相手シフトを見たり、揺さぶったりしたものだが、とにかく打つ野球になっていた。私も、打つ野球に切り替える事も必要かと思ったが、やはり私には無理。私の目には内安打1本だが一番打者の子がずば抜けていたように見えた。ジュニアーズOBの高校生達よ。負けたら終わりのトーナメント。だからこそ、大きな声で、必死にそして、全力疾走で戦え。終わってからでは、出来ない事もある。

日曜日は、息子がお世話になっている高校を観戦。息子は骨折しているが応援に行った。骨折していなくても出られないレベルかもしれないが、息子の友達がよく泊まりに来てくれるのでバックネット裏で応援。しかし、息子はもちろん、3年生はほとんど出ていない。この試合も四球にエラーが絡む失点で息子がお世話になった高校もコールド寸前で最終回まで出来た。私の楽しみは、3年生の代打。9回表、2アウト。0対6。よく泊まりに来る子が代打に出た。息子も、その子も本当に野球部を辞めたくて悩んでいた。息子が私に野球部辞めると言ってきたときは、スーパー驚いた。しかし否定もせず、好きにさせたが、初めて先生にお願いに行った。「補欠でもいい。草取りでもいい。殴ってもいい。3年間続けさせてほしい」と。なにもしない親が先生に口出すほど恥ずかしい事はない。9回代打で出た子も、どんどんボーイズ出の子にレギュラーを取られて出場機会が少なくなって悩んでいた。代打で出た時、その子の言葉を思い出した。夕飯中「2試合目でもいいから試合に出たい」。ものすごく深い言葉。だからこそ、代打で出た時、思い残すことのないように振れと思った。最後は内野ゴロ。必死に走り1塁ベースへ、ヘッドスライディング。絵に描いたような最後だった。高校野球での私の願いは、言い方は失礼だが、甲子園に行けるレベルでないのであれば、3年生には、最後の花道を飾ってほしい。そして、時代は変わっても、1年生は1年生の役割。2年生は2年生の役割。そんな、高校野球であってほしい。そして、華麗なプレーもいいが、いつまでも全力プレーをしてほしい。
6月30日(土)・7月1日(日)

柔よく剛を制す

新チームになって5か月以上が経過。真夏の戦いが始まる。まだ振り返る時期ではないが、よく頑張っている印象。年度初め構想はあったが、見た瞬間は貧祖な印象だった。それならば、それなりの試合運びが出来るようになればいいと思った。一年かけて見た目は貧祖でも精神的に強く、たくましくなってくれればいいと思った。30日イチロー杯2回戦。初めて対戦させて頂く相手。強い気持ちで勝ちたいと思うだけ。先発は信頼度高い波偉斗。1回表の守備、いきなり2与四球。波偉斗の連続四球は、本当に珍しくいきなり大ピンチ。相手の大きい投手の事を思えば失点は2点が限界だと思った。、4番打者のタイムリーで1点だけでしのぎ、スリーアウト目も盗塁を刺して攻撃に移れた。その裏点が取れれば流れがくると思った。戦う前から、相手投手を見て攻略法は考えていた。しかし、1回裏、簡単にツーアウト。3番柊二が四球。その後走ってツーアウト2塁。4番匠汰が追い込まれてから右中間へタイムリー。鍛えに鍛えた匠汰が流れをつかんでくれた。攻略はランナーが出れば出来る。「弱」の攻撃。剛で来る投手には時として弱の攻撃も必要。勝つために徹底した。2回以降の守備は、投手波偉斗は不調ながら、無失点に抑えてくれた。結果は、11対1。皆の声もあり点差がついた。転がしたい場所にバント出来た事や終盤、じっくり四死球を取った事。それを褒めてあげたい。私の経験上、守備で守っているとき、速い打球は楽だった。考える時間も少なく、打球が速い分、打者走者を見ながら送球出来る。しかし、緩い打球(弱い打球)は、ボールまで走り、送球しなければならない。しかも、打者走者は進んでいる。私が難しいと思う打球は緩いゴロを捌くこと。しかし、強い打球が打てるように努力してほしい。

1日は地獄の雨。珍しく3大会勝ち進んでいる為、雨は日程が厳しくなる。他チームほど大会はエントリーしていないが、雨だと調整が厳しくなる。しかし、室内練習では新入団の子2名参加して、ほぼ全員揃って練習。たった3時間だが室内しか出来ない事もある。しっかり振りこめたので良かった。やはり私の思いは強い打球に速い球。それが出来るように練習したい。
6月23日(土)・24日(日)

「ひとつ」になること

23日土曜日は、久々の教育リーグ。私は6年生と県学童大会に向けて練習の為、お留守番。試合は見ていないが、初めて戦うチームなので報告を楽しみにしていた。初回に先制されたが逆転して勝ったと聞きました。内容が分からないが、スコアブックを見る限り以前より前進したと感じた。部員も少し増え、しっかり練習してほしい。

24日日曜日は県学童大会1回戦。小牧市だが、初めて対戦するチーム。23日の練習から「ひとつ」になることを言い続けた。まずは、バッターボックスに立っている選手を全員で応援したり声をかける。それだけでも「ひとつ」なっている。守備でも、サードフライなら、全員でサードと叫ぶ。簡単そうで難しいプレー。しかし24日はそれをテーマにした。先発投手は練習試合で結果を出した尚斗。1つフルカウントから四球を出したが、捕手も匠汰が盗塁で刺す。その裏、先頭の柊二がレフトへヒット。四球は1つだけで7得点。2回裏にも寛太のタイムリーなどで、4点。計11点。しっかりと、つないで取った得点を褒めてあげたい。もちろん、ミスや四球が絡まなければ大量得点は難しいが、後ろへ後ろへつなぐ気持ちが良かった。最後は波偉斗。教育リーグでも、24日も投げる予定ではなかったが、準備万端だったので3回表に投げさせた。すべて3球以内勝負を指示。ボール球なしの投球で見事だった。やはり「ひとつ」なるのは難しいが、Aチームも前進している。簡単に【チーム一丸】や【全員野球】というが、一番難しいプレーかもしれない。24日は、匠汰の守備と声、尚斗のバントも良かった。翼の小技。琉偉の久々の笑顔。裕人、潤也の元気も良かった。晃良も茉路も必死で良かった。柊二はこの試合最大のポイント。初回。追い込まれてからの安打が7得点になる活躍。そして寛太は練習で苦しんだ分、右へ左へのタイムリー。「ひとつ」なる事は難しいかもしれないが、誰が何と言おうと私はそれを目指す。
6月16日(土)・17日(日)

「男ならここで打て」

16日は、学校公開日と雨が重なり久々の全休。本当に久々に昼まで寝て、午後は違う球戯。休みはお金がかかる。運を使わなくて良かった。17日は、東海団地大会の2回戦。雨が心配だったが、ご父兄スタッフのグランド設営により、大会が出来た。相手して頂いたのは、同大会春の優勝チーム。それを知って武者震い。地元にはたくさん強いチームもあるが、どうせ戦うなら勲章を持ったチームがいい。うちは、見た目も実力も決して強いチームではないが、戦う気持ちだけは強い。しかし試合前に相手チームが来て、何故だか見入ってしまううちの子供達。まずはそれに腹が立った。子供達には言い聞かせた。勝ちたい気持ちを出す。いつもの事。相手に勝てるのが元気だったら、それだけでもいい。試合開始、1回表、先頭打者にいきなりセンター前に運ばれる。ん〜???この試合何点取られるだろう・・・・と周りの方は思っただろう。私も思ってしまった。しかし、けん制でランナーを刺し(記録盗塁死)流れが相手に行かなかった。その裏、好投手から簡単に2アウト。3番柊二が追い込まれてから死球。足と相手バッテリーミスで先制。しかし1点ではとても足りない。先発は波偉斗。大事なところで怪我をしていたが、この試合本当に真価が問われる試合になった。決して球は速くないが、リズムがいい。2回から5回までそのまま流れ、次の1点が6回裏に来た。またまた簡単に2アウト。しかし3番柊二ツーベース。4番匠汰。な・なんと敬遠策。確かに初回レフトにいいヒットを打っていた。私個人的には、少年野球時代は敬遠はしない。理由は3つ。良いバッターでも3割から4割の確率。また、点を取られた時の代償が大きい。そして、少年野球時代は打つバッターを抑えてこそ自信がつくと言う持論。しかし、強いチームはよく敬遠策を取り、守り易くするため、私は弱い監督なのだろう!!そんな敬遠を目の前で見た5番打者の潤也に一言だけ。「目の前で敬遠されてどうだ?」「悔しいです・・・・・」「男ならここで打って来い」見事に期待に応えてくれた。タイムリーツーベース。すべて結果論だが、喉から手が出るほどほしかった点が入った。結果4対0。5年生波偉斗7回完封。2塁を踏ませないエコピッチング。試合後始めて言った。【真のエース】。守備でも、サード寛太を中心に尚斗、茉路もいいプレーが出た。外野ではセンター柊二のダイビング。初スタメンの裕人も良かった。私から見てポイントは2つ+α。初回の攻防。そして両投手の投球数。ファールしか打てない、うちの打線だったが執念深く攻めたため、相手の好投手が120球超えていた。あきらかに球威が落ちていて、少し貧祖な打線も振りまけなくなった終盤。プラスαは相手より少しだけ元気だったかな!?本当に嬉しい勝ちだった。まだ2回戦を勝っただけだが、負けたら次はない。もっと勝って喜ぶには、個の力も必要。相手打線はヘッドスピードも速い。たくさん素振りして、たくさん声をかけて、たくさん勝って、たくさん喜んで少年野球という通過点を終えてほしい。
6月9日(土)・10日(日)

当たり前

雨が降ったら傘をさす・・・・・・当たり前。雨が降って、雨をよける人はあまりいない。トイレに行きたくなったらトイレに行く・・・・・・当たり前。我慢にも限界がある。トーナメント戦は、負けたら次戦えない・・・・・・当たり前。ダダをこねても無理。試合で負けたら悔しい・・・・・・当たり前。毎週、仲間達と共に必死に練習している。嫌なことから逃げる・・・・・・当たり前ではない。逃げるから嫌な事が更に嫌になる。先週2日間練習をして9日・10日は勝ちたい気持ちを出す事をテーマにした。当たり前。試合やる前に、負けるつもりなら、私はやらない。9日は1か月ぶりの練習試合を入れてもらった。先発したのは、いつも厳しい状況でしか投げていない5年生楓真。今日は楓真に勝たせてあげたいと思った。嫌なことから逃げてばかりいる子だったが、最近は強くなったと思っていた。しかし、朝からメンタル面で何かが変だったが、関係なしに先発させた。嫌なことから逃げた分、そのままの投球になってしまった。すごく信頼していただけに、内容が悪すぎた。練習試合の収穫は、今年初めて投げた「曲者」尚斗。流れが変わった。逆転して最終回は波偉斗。序盤、再三のピンチも良く切り抜けた。褒めなければいけない。ただ、まだまだ参加しているだけの子がいるのが気になるが、相当モチベーションはアップしている。

10日は、相性の良くない大会。対戦相手は、昨年も練習試合などして頂いたチーム。先発は波偉斗。制球力は抜群。試合前にノックバットが頭に当たって、たんこぶ作って投げただけのことはある。打線は、本当によく打った。匠汰に潤也。1打席目に小さいバッティングをした柊二も修正。何といっても、立ち上がり、先頭の「曲者」尚斗が粘っての四球。3打席目も3球ファールしての四球。ヒット以上の四球だった。結果は12得点に無失点。テーマでもある、本当に「勝ちたい」と思い、声に出した子が、ヒットという最高の答えを出してくれた。「負けたくない」という気持ちを出した子が、守備でも活躍してくれた。誰でも出来る当たり前のプレーは、全力疾走と、勝ちたいと気持ちを持つことだと思う。真価が問われるのは次の試合。決して、うちは強くないが、強い気持ちだけは持ちたい。
6月3日(日)

近頃の子は・・・

すっかりホームページ更新を忘れていた。3日は終日練習。チームのモチベーションアップをしたい。久々に2日間終日練習。少しまとまってきたかな!?と思うほど良い練習が出来た。しかし、近頃の子はゆとり教育で週2回は学校が休み。その休み二日間を家族で過ごす小学生や、一人でゲームばかりやっている子。少年野球のようにスポーツに専念する子。様々だが何が正しいかは分からない。私は、近頃の子は・・・という言葉があまり好きでない。何故なら、私自身も10代の頃は「近頃の子」だったし、近頃の子はという言葉は、大半があまり良い時に使われない。私が少年野球に携わり、その「近頃の子」は、礼儀が出来ていないだとか、後片付けが出来ないだとかよく耳にするが、その「近頃の子」は私たち大人が作っていると痛感した。だからこそ、少年野球の原点は、親に感謝する気持ちや、グランド整備などを通じて後片付けをする事など一番最初にやらなければならない。プレーだけやればいいわけではなく、汚れたユニフォームを自分で洗う。道具運びなど子供達でやる。大人がすべてやってしまうと恐らく大人達は言うだろう・・・・近頃の子供達は・・・・・。だからこそ、私たち大人が愚痴ばかり言ういい加減な「近頃の大人」にならないようにしなければならない。そして過保護すぎる「ゆとりのありすぎる大人」にならないようにしたい。あくまで私個人の考え。
6月2日(土)

リセット

先週3回戦を負けて、勝ち進んでいる大会は1つ。本来なら練習試合でも・・・・と思うが、今やらなければならない事は試合ではなく、負けたら次はないという事を子供達に教える事。野球経験者なら絶対にわかる。練習試合より、どれだけ終日練習が辛いか。私は、子供達によく言うことがある。負けてもリセットするな!昨今の少年野球や中学も、大会や練習試合が多く、負けても次がある。負けたらすぐにリセットボタンを押すかのように、次の週には試合が出来る環境。それならば辛い練習をやるべきと思い、土日は終日練習。約1時間走り込み。ダッシュに短い距離でのキャッチボール。リセットではなく再度初心の戻る。試合がしたいなら勝ち進むのみ。今日は、久々に元気があった。この気持ち続いてほしい。この必死さを続けてほしい。家でのゲームでは負けると悔しいからリセットして最初からやり直すが、残念ながら少年野球と言えども負けたら次はない事だけはしっかりと覚えてほしい。

次がないと言えば、来月から始まる夏の高校野球、最後の大会。ジュニアーズ出身では今年の高校3年生の中に9名ぐらい高校野球を続けている子がいる。私が5年生・6年生の時に2年間指揮を執った子供達。すごく楽しみにしている。強豪校に行った子はいないが、野球を続けてくれるだけでも嬉しい。しかし、わたくし事になるが、高校三年生の息子が試合中に怪我したと聞き、夕方、病院に行った。右手骨折。全治2か月。いきなり、手術しますか?ギブスで固定しますか?というドクターの質問。こんな事で、体にメスを入れる事は避けるのが当然だが、落ち込む家内と痛がる息子。この時期、怪我するものが悪い。それも人生。息子には、怪我しても最後までやり通すことだけは伝えた。転んだら自分で起き上り、更に強くなってほしい。正直、高校でも試合に出られるか出られないか分からないほどの実力。何度も何度も野球を辞めたいと言っていた。私も、子供の実力は少し見れば分かる。自分の子供はすごい等と言うほどバカでない。3年間、やり通す事と辛い事を乗り切ってくれればいいと思った。恐らく、高校生活、今日が息子にとって最終戦。結局。私は3試合ぐらいしか見ていない事だけ、リセットボタンを押したいが、たとえ息子がスタンドで最後の大会応援している姿でもいいから、見に行こうと決めた。それも野球。今日だけは、試合で着ていた息子のユニフォームを枕元に置いて寝よう。
5月26日(土)・27日(日)

転んだら起き上ればいい

26日土曜日、朝6時15分集合。イチロー杯の始まり。まだまだ闘争心が足りないチームではあるが今出来る事をやるのみ。相手チームは、初めて戦うチーム。先発は左腕の波偉斗。制球もよく、5イニングで出したランナーはエラーの一人。そのランナーも盗塁で刺し、危なげない投球に安心感があった。打線は、匠汰、潤也の連打が印象的だった。ただ、試合を見ても何かが足りない気がしていた。勝った時は悪い部分も消えてしまう。そんな事を思いながら試合後、6年生ではあるが家庭の事情で引っ越す誠也の少し早い卒団式。2年生から頑張ってくれた。その地区でも野球をやるらしい。本当に応援しています。ジュニアーズの仲間だけは忘れないでほしい。

日曜日は昨年勝ち上がった大会。勿論、相手が強くても勝ちたい。気合を入れすぎたのか、投手、波偉斗が突き指!「信じられませ〜ん」。5年生ながら、いろいろなチームを抑えてきた左腕。日曜日が真価が問われると思った矢先だった。相手チームがグランドに来た。噂で、相当強豪と聞いて楽しみにいた。噂通り、元気もよくキビキビとした動きに飲み込まれそうだった。うちの良さは元気と声を掛け合うこと。それすらも負けていた。先発は、楓真。制球が良くないと試合にならないので、楓真に期待した。教育リーグ以外、いつも投げる時は決勝戦。連盟杯の決勝と尾張東部大会の決勝。少し可哀想だが、逆に、楓真にとってはチャンス。強豪ばかり相手にしているので来年、少し考えた投球が出来るだろう。何とか我慢して、無失点に抑えていたが、やはりミスが絡んで先制点を与える。しかし、相手打者は考えた打撃をしている。1アウト2塁。左打者は強引に引っ張り進塁打。その執念が、うちのミスになった。驚いたのは、1アウト2塁3塁。相手打者の打球はレフトライナー。3塁ランナーは2次リードから、すぐに帰塁してタッチアップ。レフトから遊撃手、そして捕手へ、ミスなく戻ったが回り込まれて先制点。当たり前の走塁だが私個人的にはスーパープレーに思えた。その前の進塁打も含め感心してしまった。流れは終始、相手チーム。結果、今年初の完封負け。0対4。2人出たランナーも生かせない。攻めて攻めて攻めまくる走塁をしたかったが、足まで止まった。完敗。打つ力がなければ考えた野球をすればいい。考えた野球が出来なければ、闘争心を前面に出して戦えばいい。闘争心がなければせめて、元気と声の掛け合いをしてほしい。めっちゃやる気が出た。収穫は5年生楓真と4年生徹汰。楓真もけん制以外良く投げた。徹汰もパワーはないが芯をとらえていた。試合後、猛練習。絶対に諦めない。強いチームに勝つ。今週末は、試合も何も入れずに練習あるのみ。転んだら起き上ればいい。弱ければ強くなる努力をすればいい。負けて知る事が多々あった。まずは戦うための熱い気持ちを持ちたい。
5月19日(土)・20日(日)

キャッチボール

19日土曜日は中日スポーツ杯2回戦。相手して頂いたのは、昨年、同大会ブロック決勝(6回戦)で戦った相手。ものすごく記憶に残っている試合。H23年真夏。3対0から最終回追いつかれサドンデスへ。サドンデスで打ってくれたのは、今年の主将匠汰。しかし、昨年と今年はまったく違う。正直、今現在は昨年のような熱い戦いは出来ていない。私の願い・・・・それは、少年野球時代は、1つのボールを必死に追いかけ、チームの為に声を掛け合う事。ボールのキャッチボールと声のキャッチボールが出来る事を願う。19日は、ミスもあったが、助け合うプレーもあった。初回、相手のの攻撃、2アウトから連打で簡単に先制されるが、右打者に右中間を抜けれたので、感心するしかなかった。この試合、何点取られるだろう?と思ってしまった。しかし、1回裏、外野まで飛ばずに同点。その後、4番匠汰がレフト前で、茉路がレフトに飛球。逆転出来た。先発は波偉斗。5年生ながら、何とかチームの為に打たせてとるピッチング。勿論、三振を取る姿も見たいが、そこまでスピードがない。波偉斗も間違いなく進化している。ボール球も本当にきわどい。結果、1つの四球は出したが、リズムよく、チームの事を考え投げてくれた。守備も送球ミスもなく、少しだけ声のキャッチボールも出来たかな!攻撃は、私も悩むほどだったが、なかなか、打ちにくい好投手だったので、あわてない事のみ。慌てて振ったら負ける。中盤、2点追加。安打の記憶もないが、なかなか打つのも難しい。それより、流れを変えない事だけを考えた。最終回、先頭打者に集中した。流れが変わるのは、四球かエラーが必ず絡む。結果4対1。勝てば、良い試合に思えるのが不思議。もう少し、いや、もっともっと元気よく熱く戦ってほしい。そして、ピンチの時こそ、声のキャッチボールをしてほしい。

20日は練習。19日の反省点を修正。野球は反省して練習する。そして自信をつける。それの繰り返しだと私は思う。Bチームでは、ここ3か月ほどで3名ほど入団した子が、初々しいユニフォーム姿で頑張っている。体験の子も3名。今は、しっかりとボール遊びでもいいから楽しんでほしい。
5月12日(土)・13日(日)

ワイルドだろ!?〜

12日土曜日は今シーズン8大会目。今年、7大会を振り返ったぜ。3つの大会は決勝まで勝ち進んだんだぜ〜。残りの4大会はほとんど1回戦負けだぜ。ワイルドすぎるぜ〜!しかも、遠征になると、高速代、ガソリン代を考えてしっかり負けてしまうぜ〜。なんてエコな子供達だぜ〜。私自身も月曜日の会議では、頭の中は少し野球。今日の会議では‘声をかけ合えば大丈夫!‘と意味不明発言で周りは黙ったぜ〜。社長まで黙ったぜ〜〜。ワイルドだろ!?そんなワイルドはいらないが、12日は遠征で、絶対に勝たなければならない1戦。午前中から気合を入れ、準備万端で試合会場へ。ワイルドでなくても、多少スモール野球でも勝ちたい。初回の守備は無難に終わり、その裏、スモール野球で流れをつかんだ。相手の選手も調子悪かったのだろう。2イニングで15得点。波偉斗も考えた投球で2回。寛太も1イニングを無失点。次につながった事だけでも良かった。13日はチAチームは練習。Bチームは教育リーグ2戦目。2年生から5年生の超混合チーム。私も、行きたかったが、Aチームの子が離れたくなさそうだったので!?、Aチームと留守番。祝初勝利。10対0.見ておらず、スコアだけ見たが、うちの子は選球眼がいいようだ。先発は楓真と聞きました。元気よく、教育リーグで経験をしてほしい。スコアにはないが、流れをつかんだのは、4年生徹汰のプレーと聞いた。初回の前進守備からの飛球をダイビングキャッチ。ゲッツーだったと聞いた。徹汰はAチームでも必死に声を涸らして声をかけてくれている。想像すると、恐らく、一か八かのダイビングで、頑張っているご褒美なのだろう。必死な子には、野球の神様も味方する。それがチームの為になり自分自身の為にもなる。豪快な試合もいいが接戦を勝ちあがる力を持ちたい。たくさん勝って、超ワイルドな笑顔見せてほしいぜ〜。
5月5日(土)・6日(日)


5月5日は子供の日。試合もなく練習日。子供の為に、ゆっくり家族と過ごす時間も必要と思い昼過ぎに終わる。しかし、子供の為で、実を言うと、大人が疲れていたのかもしれない。28日〜30日の3日連続6時台集合は、さすがに疲れた。そんな子供達に、私から提案。「かしわ餅」を昼、子供達に食べさせたい。予定通り、谷口コーチ式かしわ餅、フルーツゼリーを皆で食べた。また、腹が下りそうだった(嘘)。美味しかったです。6日大事な試合があるにも関わらず、ゆっくり出来るチームではないが、考えてみたら、雨の日も室内練習なので、休養も必要。逆に大人の日になったのかも。

6日、小牧市の大会。相手は3大会目で、なんと3回目の対戦。誰もが羨む、ズラリと揃ったチーム。朝、柊二の体調が悪いと聞いた。私も、前日スパガーラで永井式菖蒲湯に入りすぎて逆にダルイ。9時スタート。先発は波偉斗。勿論勝ちたい。しかし、1回表の守備で乱れた。セカンドけん制のミス。更にカバーがいない。ミス+ミスで絶対に与えたくない先制点を献上。思い出した。3月、同じ相手。初対戦で勝利した時、先制点はまったく同じ形。セカンドけん制で外野手がとれず、うちが先制。まったく逆の展開。しかし、問題は次の1点。なかなか好投手から打てない。特に、南スポーツセンターは大人用ホームベース。すべて先頭打者を抑えられた。その次の1点は相手チーム。5回だったかな!?何安打打たれても我慢してきたが、やはり、左打者のレフト前と右打者の右中間の逆方向の安打にやられた。振り回すチームや、形の出来ていないバスターなら、5年生の緩い球でも通用するが、この2本で次の1点を取られた。正直、初回終わって、大敗を予想してしまった。しかし、我慢強いうちの子の達は8安打打たれながらゲームにした。うちの1点も最終回。初めて潤也が先頭で出た。ランナーを溜めるしかない。これも3月と同じ。5対0でうちが勝っている状況で本塁打を打たれた事を思い出した。1アウト3塁。当然スクイズなどないが、相手守備は前進守備。勝ちにこだわるのはなく完封にこだわる王者の意地なのだろう。しかし内野ゴロで1点返すがゲームセット。この試合は、点差こそ違うが、3月とまったく逆の展開と流れだった。遠い遠い2点差負け。収穫は、やはり匠汰の肩。投手も捕手も冷静でないとまったく刺せないが、最後の最後に足を止めた。試合後のミーティングでは、やはり負けている時、ピンチの時にまったく声が出ない。それが反省。良いことばかりでない。そんな時こそ声を出す。ミーティングはそれだけ。GW、大会6試合。練習試合2試合。本当にいい経験をした。4年生の徹汰が、声が出ないくらい必死になっている。腹から声出さないと喉痛いぞ〜。6日は負けたけど、また強い相手と試合して、皆で勝とう。
5月3日・5月4日(祝)

変わる事の大事さと変わらない事の大切さ

私は、子供達にいつも言う事がある。体調管理も野球。高校も中学でも最後の大会で怪我や病気をしては台無し。だからこそ普段から体調管理や体のケアをする事を言い続けたが、実際に、胃腸風邪になった事は皆さんありますか?子供達が胃腸風邪で休むと、すぐ治ると勘違いしていた私。実際に、3日(祝)、私自身、お友達はトイレだった。上からも下からもヒドイ。どのようにして2日(水)仕事に行こうか、そのあと、連休も待っているが野球もある。子供達に体調管理をと豪語した以上、這いつくばっても行くことにした。策は、大人のオムツ。モコモコにならないように、スパッツまで履いて行った。しかし思った。別に私がいなくても、しっかりとしたスタッフがいるので休む勇気も必要。私自身が変わる勇気が必要かも。3日は、チーム教育リーグ。Bチーム初試合。2年生から5年生。今回は遠くから観戦。Aチームにいる4年生・5年生が頑張ってくれると信じていたが、その子達がチームの足を引っ張ったと聞いた。1点差負けだが、Aチームにいる子供達が、メンバーが変わってもプレースタイルは変わってほしくない。しかし、俺たちがチームを引っ張っていくと言いう気持ちに変わってほしい。負けていい試合はないが今後につなげてほしい。谷口コーチからは、巧がすごく良かったと聞きました。次は勝ちにつながるようにチームは良い方向に変わってほしい。また、たくさんのOBが来てくれた。硬式組の子も、ボールに関係なく、一緒にノックを受けたり、バッティングをした事。本当に嬉しい。変わらない笑顔。そのままでいてほしい。仲間を大事にする気持ちは絶対に中学でも変わらないでほしい。龍・拓斗・昇吾・ジャイ・他球団ではあるが仲間の一人の子。またおいで。

4日は練習試合。Aチームの子供達は元気よく揃っている。試合会場に着き、まずトイレの場所確認。OK。非常に風が強いが、2試合やって頂いた。村田コーチと何とか背番号「1」育てたいと思い先発。制球は、数段良くなっている。経験は昨年からある。スピードはないが、自分勝手な投球さえしなければ、絶対に変わると信じる。2試合目は、5年生楓真先発。制球は問題なし。まだ、投げるだけになっているが自分自身で変わる事の大事さを分からない限り、成長はしない。2試合で3名投げたが、「点を取られたくない」という気持ちを持つことと、マウンドは孤独だが一人でない事を自覚してほしい。打線は2試合で17得点。うちの打線では上等。潤也に尚斗に匠汰。特に匠汰の3長短打は、バレンティンかミズタニか匠汰かというバッティング。守備では、特に尚斗。最後の三遊間のハンドリングは、宮本か水谷か井端か尚斗かというほど、柔らかい守備。嬉しかったのは裕人。本当に賢い子なので、この子の良いところを引き出す事だけを考えた。ズバリ。小技が得意な子。記念ボールを渡せて‘ほっと‘出来た。先はまだ長い。どんどん良い方向に変わってほしい。変わらないでほしいのは、仲間を想う気持ちと感謝の気持ち。
4月30日(祝)

壁・・・・高ければ高いほど、大きければ大きいほど越えたくなるもの

6時台集合。30日で3日連続。子供達も疲れているだろうが、それは勝ったものしか味わえない精神的に強くなる道。とても弱いチームだが自分たちで勝ちあがったから苦労と楽しさがある。3日連続のコーチやご父兄も疲れているが、子供達の勝った時の笑顔で癒される。私も、勝った時のジンクスでユニフォームは洗わないし髭もそらない。パンツも3日間変えない・・・というのは嘘だが、洗って勝った時の勝負パンツにはき替える。髭も3日間剃らないと、熊の状態。そこまでしても勝ちたい気持ちを子供達に伝えたい。勝つことがすべてない事は百も承知。しかし子供達は勝つために必死に頑張っている。だからこそ私も必死になれるかもしれない。そんな事を思いながら、30日、尾張東部大会8支部が集まる大会の準決勝。先発は波偉斗。5年生。村田コーチが子供達の体のケアをしてくれるため、3日連続先発。この試合はドラマがあった。初回、いきなり長打2本で先制されるが、その裏、即、柊二の大きいツーベースで追いつく。良く飛ぶボールと聞いていたが、本当に今大会は良く飛ぶ。しかし内野の記録に残らないミスで逆転され、相手好投手左腕を攻略するには、大きいミスだった。左腕攻略を試みるも、相当、鍛えあがられた内野陣のフォーメーションやけん制などで、足が止まった。後ろから前に出てくるすばらしい守備。ただ終盤に入ってまだ1点差。6回裏、先頭打者が出る。一か八か走らせた。本来、120%盗塁成功しない限り負けていて終盤に盗塁はない。何故ならそれまでに、巧みな左腕のけん制にアウトになっていたからだ。盗塁成功した後、バントで送る。1アウト3塁。バッター匠汰。信頼出来るバッター。しかし死球。逆転のランナーが出る。打者潤也。本当に執念深い投手ゴロで同点。ナイスバッティングだった。2アウト3塁。同点に追いつくだけでも大変だったが、茉路がやってくれました。快心のレフト前タイムリー。一塁ベース上で喜ぶ茉路。嬉しかったのだろう。私も、一緒に走ったぐらい嬉しかった。最終回、7回表ツーアウトまで取ったが、安打で2アウト1塁。ポイントはここ。代打と代走。代打の子はドデカイライトオーバー・・・・・同点は覚悟。本塁打だけは避けたいと思い、中継の子達に必死に声をかけた。その時、まだ1塁ランナーが2塁ベースを回ったばかり。ライト4年生徹汰からセカンド、ショートと中継してホーム寸前で1塁ランナーをアウトにした。少しでもそれたら同点は間違いない。中継も少しでも落としたら絶対にアウトに出来ない。皆でつないだ勝利へのバトン。見事だった。茉路の逆転タイムリーとこの中継プレーは私の野球人生の1ページになった。それと、すばらしい相手チームに勝てた事は自信になるだろう。

さあ決勝。相手は昨年、同じ大会で1回戦で当たっている相手。整列した時、まるで中学生と対戦するかのような大きな子がたくさんいた。投手もこの時期、速い球を投げる。秋になれば、どこのチームも相当速い球を投げるが、今のうちの打線では厳しいかも・・・と思ってしまった。勝つには3点以内と思った。先発は楓真。まだ3回目の先発かな!?。練習は死ぬほどやっているが、やはり実践経験はない。制球がいいだけにパワフルな相手打線につかまる。さく越えの本塁打を含め、相当打たれた。楓真が、打たれて悔しいと思ってくれたらそれで収穫。優勝が目の前にある限り何点差でも諦めない。やはり、頼りになるのは3番柊二、4番匠汰だった。2点取るのが精一杯だったが、何とかしようと思う気持ちが伝わってきた。とても、今のうちでは勝てる相手ではないが、こんな強いチームに勝つことが目標。個々の能力は負けていても、元気と必死さだけは負けたくない。2試合を通じて本当に勉強になった。準決勝は、チーム力のある相手で、セカンド、ショートの動きが鍛えあがられており、真似しなければと思うほどのチーム。走塁も、いつも次の塁を狙っている。決勝はパワフルなチーム。しかし、うちはちらしく、今まで戦ってきた。これから、この高い壁を乗り越え、長い長い上り坂をメンバーと共に登りきって、子供達と共に達成感を味わいたい。
4月29日(日)

流れ

今日もまた、6時台に集合。ゴールデンウィークが野球漬けになっている。しかし、それも勝ったチームしか味わえない良い事。メンバーも朝から大変だが、今日も、笑って帰ってくることを目標。昨日に引き続き2回戦。各地区の好成績を残したチームの集まり。簡単には勝てるとは思っていない。今日のテーマは助け合うこと。主将、匠汰が熱で出られないかと思ったが、野球の神が救ってくれた。プレーでなく、精神的な柱。先発は波偉斗。序盤から制球良く、野手を助ける投球をしてくれた。打線は初回、先制してから、精神的柱、匠汰が2戦連発弾。更に茉路のレフトへのツーベース。3点先制。相手投手も途中、速球派に代わり、2回・3回は無得点。ポイントは二つ。安打で出したランナーを捕手匠汰が盗塁阻止。見事。次の1点がどちらにと思った矢先、相手が遊撃手への内安打。ショートストップ尚斗も必死なプレーだが間一髪セーフ。そのあと、外野の間を抜ける安打で1塁ランナーがホームへ。中継を二人はさみ、本塁手前でアウトにする。4月21日、東海団地2回戦の悪夢と同じ展開だった。点差も回も同じ。違うのは、雑な送球ミスによるランナー1塁から外野の間を抜かれ、1点返され流れが相手に行った21日。違いは、必死なプレーと雑なプレーの違いだけだった。2アウトからも同じ。野球は不思議だな〜と思った。守備で我慢して、喉から手が出るほどほしい次の1点がうち来る。好投手に対してタイミングが合ってきた。4回・5回で9得点。計12得点。こんな力のあるチームだっただろうか?すべて守備からの流れだけ。それと、子供達は私との約束、助け合う事も出来た。バッティング練習などやらない。アホみたいな打ちこみなどやらない。状況バッティングはやっても、ほとんど守備。しかし2戦で25得点は流れのみ。これだけ得点があれば、不思議と相手の攻撃も限られるので無得点に抑えられる。終盤、10点差からスクイズをしてくれればラッキーだし、そんな事をやってくるチームはない。すべては、守備でつかんだ流れ。昨日も今日も、うちが勝てる相手でないし、個々の能力も相手の方が上かもしれない。打線は明日になれば分からない。しかし、元気と助け合う気持ちは、明日も必ず出来る。背伸びしてもしょうがない。今出来る事を精一杯やるのみ。明日は準決勝。明日のテーマも助け合って笑って帰って来たい。
4月28日(土)

やっぱり、笑顔がいい。

本日は、全日本学童大会で準優勝して参加出来る大会。先週の悪夢があったが、今は丁寧に元気よく必死にプレーする事だけを心掛けた。初回からビッグイニング。足とバント、そして匠汰のスリーラン。素晴らしい攻撃が出来た。いつもなら、初回の攻撃で終わるが、今日は翼の初本塁打を含む二ケタ安打で13得点出来た。やはり、ヒット打ったりした子の喜んだ顔は、いい顔している。試合前、「ヒットを打て」など言っていない。いつも通り、声を掛け合い必死にプレーすればいいと思った。全力疾走それだけは拘った。守備もノーミス。先週がウソのようだった。投手波偉斗も、とんでもない走塁ミスはあったが、GOODピッチング。必死なプレーで緊張感の中、ヒット打った笑顔や勝った時の笑顔はいい顔している。まだまだ、必死な声掛けを出来る子は少ないが、それが出来るまで大人達も必死にならないと・・・・明日も試合が出来る。主将匠汰が熱が出て心配だが、こんな時こそチーム一丸。明日もいい顔が見たい。

関係ないが、今日テレビで久々にプロ野球を見た。興味はないが東京ドームでの伝統の一戦。初回の攻防のみ観戦。私が言うのも失礼な話だが投手の独り相撲には驚いた。ワイルドピッチで1点。投手ゴロをとんでもない1塁悪送球で更に2点。素人予想だが、初回で勝負ありのような気がした。プロ野球は次があるが、トーナメントに次はない。頑張る子供達には、1球を大事にしてほしい。
4月21日(土)・22日(日)

必死でない者に勝つ道はない。喜ぶ権利もない。

21日土曜日。1か月待った2回戦。毎年、優勝や、大きい大会で好成績を残すと、必ずどん底を見る。昨年も中日スポーツ杯ブロックをと取って、まったく勝てない夏があった。既に、先週の紅白戦で嫌な予感はしていた。優勝して自信をつけるならいいが、雑になっているもの、そして、ミスしてからビクビクするもの・・・・心配が的中した。恐るべしエラー4つ。ミスの連鎖なのか、ノーアウトランナーなしから、たった1球の送球ミスで失点。同点に追いつかれてからは、ノーアウト1・2塁から、送りバントが捕手飛球。これもたった1球。闘争心もない。相手の盗塁、捕手はミットに入ってから妨害気味み振った打者に遠慮して、山なりのセカンド送球。自分でアピールする気配もなし。救いは捕手が怪我しなかった事のみ。なにより、一番、気に入らないのは、全力で走らない。フライでアウトになったら、一塁まで走っていない。野球やる資格なし。既に、勝つ道は閉ざされていた。少年野球。どこのチームも、全員野球や、全力疾走、真っ向勝負などチーム方針があるが、ほとんどキレイ事・・・・・と言われたくないし、少年野球で、たとえ出来なくてもチーム一丸や、仲間を思う気持ち、挨拶など言い続ける。ましてや全力で一塁まで走る事など誰でも出来る。ミスは誰でもする。ヒットなど打たなくてもいい。せめて、一塁まで全力で走ってほしかった。正直、小牧市の強いと言われるチームと戦ってきたが、勝つと、悪い事も消えてしまう。すべて前向きに考え、1年分の雑な守備と、1年分のいい加減な走塁が出てしまった試合と思いたい。お陰で、超超体調不良。土曜日の夜、寝ていても、夢で、送球ミスの夢を何度も見て起きる。何度も何度も夢で叫んでいる。子供達は、勝つ気がなくても、私はどうせやるなら勝つ気持ちで戦う。今年の子供達は、なかなか個性もあって手強いが、この気持ちを伝えきる。監督は、勝ち負けも、子供達が無事に卒団する事もすべて背負う。だからこそ、苦しい事も乗り越え、緊張した試合を勝って喜ぶ事を伝えたい。いい加減に思っている子は勝っても喜ばない。勝つ道は自分自身で開け。
4月14日(土)・15日(日)

格差

数週間しか咲かない花。小学校には、まだ綺麗な桜が残っていた。日曜日は、子供達も喜ぶ花見。新入部員も多少増え、スタッフや父兄の協力でイベントが出来た。14日土曜日は、大会予定も雨で延期。午後から練習。8日に連盟杯を取って、安心しがちだが本当の力はまったくない。再度気を引き締めなくてはと思い走り込みから。予想通りバタバタと倒れていく。夏場を乗り切る体力と怪我をしないためにも走り込みが必要。練習しか分からないが、個々の体力にも相当な格差があった。日曜日は、以前から計画していた通り花見と紅白戦。日曜日はスタッフも、ものすごく多い。ここにも格差があった。土曜日は、私も大変だが日曜日は比較的助かる。父兄の作ってくれたカレーライスを食べて、ゲームもやった。子供達も楽しそうだったので良かった。その後紅白戦。6年生10名と5年生以下。目的は、5年生以下で教育リーグも始まる。その前に少しでもゲーム形式でと思った。私は、第三者という目で試合を観戦。このAチームが、今年10勝以上もしているチームだろうか?と思うほど、他人事のように観戦すると弱々しかった。強いて言うなら、捕手の肩ぐらいがまともな印象。6年生と5年生以下に、さほど格差はない。5年生以下は、形になっているので、何とかなるだろう。何とかしなければならないが、やはり気になるのはAチーム。21日の大会に向けて不安もあるが、今出来る事をやるしかない。GWは、全日本の予選で準優勝したので大会もある。6年生10名でも相当な意識の格差がある。まだ、新チームになって3か月だが、仲間を思う気持ちに格差はつけたくない。しっかり自信をつけて、1つの大会、1つの試合、1つのプレーを大事にしてほしい。

イベントをやって頂いたご父兄。差し入れして頂いたOB父兄。ありがとうございます。そして、たくさんのOBの子供達も来てくれてありがとう。
4月7日(土)・4月8日(日)

桜満開!桜やバラよりもっとキレイなものがあった。

8日日曜日、朝7時10分。いつもの神社に子供達が怪我しないように手を合わせに行った。春の日差しがまぶしく気分も良かった。思い出せば3月25日日曜日、雨や曇りが多い3月の週末であったが、25日、私が手を合わせていたら、急に日がさしてきたのを思い出した。いい予感。私が信じるものは、信頼出来る仲間と自分自身しかないが、さすがに、よそ様の子供を預かっているので怪我だけはしないように神頼み。そんな連盟杯準決勝前に7日に練習試合をして頂いた。目の前の1戦に必死になるのは当然だが、ダブルヘッダーが戦えるようにしたい。3月は雨が多く、練習試合も流れた。5年生ながら左腕波偉斗はある程度目途がつく。7日は4名の投手を使った。ん〜納得は出来ないが、成長はしている。技術以上に、アウトカウントを回したり、アウトを取った子にナイスプレーと言える投手になってほしい。すごい投手でも、勝手な投球はチームに迷惑をかける。それが私の持論。試合は12対1で勝った。5番打者潤也の3安打は見事だった。潤也が5年生の時は、私の顔を見るたびに、気持ち悪くなり、嘔吐していた事は記憶に新しい。なんて失礼な子だと思うほど、私と練習するたびリタイヤしていた。しかし、そんな子が自信をつけて今では守備も打撃もそして、元気も信頼出来るようになった事が嬉しい。

さあ、8日日曜日。連盟杯準決勝。目の前の1戦を勝たないと次はない。今一番信頼できる5年生波偉斗先発。相手も左腕。私は左腕攻略が大好き。しかも波偉斗とは違い速球派の投手。初回の攻撃で左腕攻略方が出来た。一人凡走でアウトになってしまったが、小技と匠汰のセンターオーバーでツーベースで先制。追加点もあり、波偉斗も6回完封。野球は人が得点になる。その人を次の塁に進ませる事が出来れば得点出来るチャンスが広がる。それが出来たし、その進塁を阻止出来た。1時間半。6イニング。この1イニングが最大のポイントになった。

小牧市の大会で2大会連続の決勝進出。えっ!うちのチームが・・・と思う方が大半だろう。5・6年前までベスト4に入る事などそんなになかった。決勝の相手は強豪チーム。最高の相手。少子化やサッカー人気に関係なく、しっかりと揃うメンバー。羨ましさとそのチームに勝ちたいという気持ちだけ。子供達には一つだけ言った。今日のテーマは、「ありがとう」と「ナイスプレー」を子供達で言い合おう。ミスして困っている子には声をかける。それだけでいい。先発投手に悩んだ。私にはシナリオがあったが、その通り行くことはない。村田コーチと谷口コーチに相談して決断した答えは、経験のある6年生より、四球がない5年生楓真をマウンドに送る。試合慣れは時として邪魔をする時もある。練習試合を含め2試合目。公式戦初先発。初登板。アドバイスは、捕手を信じてどんどんストライクを投げ込みなさい!それのみ。策は、初めてジャンケンで勝ったら先攻を取れと指示。少しだけ意味がある。しかし、相手チームの背番号「1」が立ちふさがった。アウトコースに上手に投げる投手。ほとんどバッティング練習をしていないので、これは打てないと正直思った。初回、3者凡退。初先発の楓真も3人で抑えた。動いたのは2回。投手のエラーで先制。2点目はキレイに点が取れた。さすがの楓真も5回・6回は未知の世界。緊張感もあり疲れがある。底力のある相手チームに2点返され、最終回。残り1イニング投げられる波偉斗をマウンドに送った。準決勝6回で終わった事が味方した。楓真はあっぱれ!見事の一言。サドンデス。野球の神は、見捨てなかった。エンドラン失敗の後、4番5番6番の3連打。大きすぎる5点が入った。その裏、定位置で守れる。しかし波偉斗が1球もストライクが入らない。うちの三連続タイムリーも波偉斗の2連続四球も初めて見た。これが野球。タイムをとり子供達に言った事は「相手に技術では勝てないかもしれないが、うちの特徴は元気と声の掛け合い。それをやれば勝てる」2点差まで追い詰められたが最後は内野ゴロでゲームセット。喜怒哀楽を表に出せるようになり、勝って泣く子もいる。試合後、皆いい顔していた。緊張しただろう。花見もいいが、この日ばかりは子供達の最高の笑顔とうれし涙のほうが、今日は数段美しかった。匠汰も寛太も尚斗も柊二も茉路も。琉偉そして潤也も4年生から6年生の13名が輝いていた。私が嬉しかったのは、打つ走る守る前に元気と声は最大の攻撃。礼儀は勝利への近道という持論が否定されない日でもあった。これからが本番。次も、元気よく声を掛け合ってプレーしてほしい。今日だけは喜ぼう。
3月31日(土)・4月1日(日)

声をかけ合い、共に喜びあえるまで

3月最後の休日は、雨で室内練習もなく久々の休み。本当に休みの過ごし方が分からない。ましてや良く考えたら、土日、時間がある時は雨。買い物行けばお金は飛ぶし、知らぬ間に夕方になっていた。毎週、週末は行く場所があるだけでも幸せかもしれない。4月1日。エイプリルフール。ご無理を言って練習試合をして頂く。しかも2試合やって頂いた。相手は毎年、ご父兄監督ながら、本当にお人柄の良い監督さんばかりの相手チーム。1試合目は茉路が先発。初回から苦しんだ。少しでも長いイニングを投げさす事が目的だったので6イニング投げられたのは収穫だが、まだまだ成長しなければならない。結果は6対2で勝敗は勝てたが、すべて初回の攻防。守備ではノーアウト2塁・3塁を無失点で切り抜ける。練習した事がズバリ!その裏、先頭、尚斗ツーベース。送ってから3番柊二レフトオーバー。匠汰が安打でつなぎ、茉路はラッキーなタイムリー。最後は小技で5得点。立ち上がりは、本当に大切だと改めて思う。2試合目は、5年生の楓真。初マウンド。たまたま、室内練習で投げ込みをして私がうけた。教育リーグでどんどん投げさせたいと思っていたが、Aチームで使った。予想通りのピッチングをしてくれた。チームでは少し大人しく、甘えん坊のところもあるが、Aチームに入って少し強くなったと思う。守備では4年生の徹汰が守備で苦しんだ。いい経験。ミスで点を取られた事。しっかり忘れないでほしい。そのミスをカバーしたのがお兄ちゃんの匠太。盗塁阻止、そして、決勝点となるセンターオーバー本塁打。全体的には、まだまだ元気もなく課題はあるが、やりたいことがしっかり出来た2試合でした。恐らく、相手チームとは冬のフレンドリーカップで対戦する可能性がある。好勝負になるようにしっかりと本当の意味のチーム一丸を目指したい。

2試合を見ての感想は、本当に楽しくやっているだろうか?確かにヒット打ったりアウト取ったりすると喜ぶ子も多いが、笑うこともない子が今年は多すぎる。今が一番、メンタル面でも苦しい時だろう。考えてみれば主将の匠太も柊二も、昨年私のもと、本当に野球が嫌になった時期もあっただろう。その壁を乗り越えた時、大人と子供の信頼関係が生まれる。しかも今年に入って、走攻守と大活躍。何よりチームの心の支えになっているそんな信頼関係を築ける子が一人でも多くなってほしい。翼に寛太。晃良に裕人。今、辛いかもしれないが、まずは仲間のプレーで共に喜びなさい。一緒に喜べれば、きっと自分自身もいいプレーが出来て、仲間が一緒に喜んでくれる。そんな日が来ることだけ願う。
3月24日(土)・25日(日)

【たまたま】

24日(土)は雨で昼から練習。20日の名古屋ドームの1戦で、チーム状況が泥沼と言うより、負けて知る事が多すぎた。名古屋ドームで観戦したOBでもある、私の息子が、「たまたま」アドバイスをくれた。それはポジショニングだった。打者の右、左打者は当然だが、打者のスイング、アウトカウント、点差、序盤か中盤か、その時代は、ポジチョニングを徹底したが、あれから何年か経って、伝統的になっているポジショニングであって、子供達が考えた事ではなかった。そんな、子供からアドバイスをもらうのは少し嬉しさもあったが、土曜日の練習は、「声掛け」と間違ってもいいから指示を出す。今はそれしかできない。久々にやった事は、並んでの声だし(声掛け)。バットやグローブを持たずにやる。25日、大会があるにも関わらず、そこから始めた。名古屋ドームでの負けを無駄に出来ない。自信を持って言える事は、決して強くないが、絶対に自分勝手なプレーをする子はいない事。それが、個のレベルアップにつながると信じている。

25日連盟杯2回戦。テーマは、声を掛け合うことのみ。それ以外はなし。朝、卒団生が何名もいた。卒団式から、約2か月。未だにジュニアーズの帽子を被ってくる子供達。空いている場所でも、混じってでもいいから、しっかりトレーニングしてほしい。その卒団生も昨年のこの時期は、本当に辛く厳しい思いをした子もいる。それが今では笑って来てくれることが、嬉しい。さあ試合。練習試合でも、お世話になっている舟津スカイヤーズさん。すごい好投手もいるし、良く打つと聞いていた。序盤、相手のミスで先制。1点ではとても足りない。流れをつかみたい。流れをつかんだのは守備だった。ポジショニングに拘った、谷口コーチがメガホンで叫ぶ。仲間同士でも指示を出していた。左中間へのヒット性の当たりをセンターゴロにする柊二。ライトゴロもあった。送球ミスをカバーしてライト琉偉がセカンドで刺した事も、仲間のミスを帳消しにする、私の大好きなプレー。次の1点が、うちに来た。1アウト後、死球で出たランナーを生かした。たった1本の安打。貴重すぎるタイムリー。2対0。私の勝ちを確信したプレーがある。投手、波偉斗が、サード寛太に向かって言った。「サード頼むね!」淡々と投げるタイプの投手が内野陣に声をかけていた。それは、「たまたま」かもしれないが、練習した事。ポジショニングもセンターの位置など「たまたま」かもしれないが、そこに守っていた事がファインプレー。次、勝てる自信もないし、舟津さんもすばらしいチーム。本当にいい投手。今日は、ベンチワークもよく「たまたま」勝てた。チームのテーマをしっかりと守ってくれた事をしっかり褒めたい。しかし思った。事前準備の大切さ。名古屋ドームで出来なかった事が少し生きた。試合前も村田コーチが、投手に最善の調整をしてくれた。ブルペンでは、最悪の状態。本人も、ストライクが入らないと言っていたほどヤバかった。今日は、「たまたま」が続いたが、この「たまたま」が、「普通」に出来るように、チーム力を上げたい。
3月21日(祝)

守れないから攻めれない

21日、ろうきん杯1回戦。試合開始は17時50分から。場所は名古屋ドーム。恐らく子供達にとっては本当に楽しみだっただろう。それなら、必死になって暴れて来い!と送り出したが、暴れたのは私だった・・・・・ドームルール。時間は60分他、タイムや選手交代など細かいルール。勝つには、流れに乗る事。ミスしての先制点は許されない。と思った矢先に2点先制される。60分でも2点なら何とかなる。次の1点が勝負と思った2回に私の回線が切れた。2アウト2塁。投手ゴロ。何故だかランニングスロー。暴投。とてつもない1点を献上。野球を知る方なら分かる。何もかも失う1球だった。時間は無くなる。イニングやアウトカウントに関係なく終わるルール。結果7回まで出来たとしても、勝つには最低4点は必要。私は、その雑なプレーに激怒した。緊張しての暴投や必死さのあまりミスしてしまうものは、練習で修正できる。自信を持てば変わる。ベンチ裏で切れまくった私。心の中では、次の回、メンバーの誰かがその子に声をかけ助けるだろう、誰かがその5年生を守りきるだろうと思った。うちのチームの特徴は、私が怒鳴っても、必死に仲間がその子を守る。しかし、知らん顔。思わず「何かが違う」とつぶやいてしまった。こんなはずではない。仲間を助けられない者が、打てるはずがない。勝てるはずがない。ましてや、バット引きやボール拾いもバラバラ。私も勝ちにこだわるが、出来れば全員出したいのは当たり前。ベンチに下がった子は、知らん顔。またまた、「何かが違う」。打つ走る事などクソ喰らえ!俺の悪口を言ってでもまとまってくれ!この冷めきったチームはやりがいがある。21日は完敗。勝負も、礼儀も行動も相手チームに相当な差をつけられての完敗だった。救いは、春先から苦労している匠太の一発。野球の神は彼を見捨てない。この負けは1年を通してのポイントになるだろう。昨年など昔と比べるのは、ダメな事だが、仲間意識を持つことに昔も今ない。仲間が、叱られた子を守るまで怒鳴りまくる事にした。

21日、最悪な1日でもいいこともあった。OB父兄のたくさんの応援ありがとうございます。まともに挨拶出来ず、申し訳ございません。それにOBや卒団生の皆。H21年度組の耕実、大智、友宏・・・・H22年度組の真登、達也。H23年度組の遼、悠斗・・・・・・・・沢山の応援ありがとう。次は俺の機嫌のいい時に来てくれ!今度、お礼に、飯、御馳走するよ!約束する。まともに会話出来なくてゴメンよ。また会おうな!
3月17日(土)・18日(日)

人生、何度でも這い上がれる。

17日土曜日は雨。予定していた練習試合も中止。室内練習。狭い場所でもやれる事だけでもありがたい。たった3時間でも十分。普通なら間違いなく練習中止だろう。しかし、練習内容より、皆が一緒に練習出来る事に価値がある。18日の大会に向けて調整。投手の投げ込みでは、出来るだけ沢山の子を投げさせた。今、計算できる子は一人。絶対にもう一人柱になる投手が出てきてほしい。6年生には当然期待しているが、また新五年生でいい球を投げる子を見つけた。普段おとなしく、あまり目立たない子が、すごくいい球を投げていた。18日の練習も試合形式で投手をやったが、すごく楽しみな子を見つけた。あとは、勝ちたい気持ちと、自分をアピールする力があれば、いい選手になると思う。

18日、春日井で大会。先発は、今ではエース格。波偉斗。初回、勿論制球が良く、3者凡退。その裏、荒れに荒れていた、雨上がりのグランドを味方につけた。四球とバントで6点。2回裏と3回裏は、うちらしくない!?攻撃。長打連発。尚斗も翼も、琉偉もツーベース、スリーベースと打ちまくる。何といっても柊二。昨年、私のもと苦しんだ子が、今では走攻守、絶大なる信頼を得た。最後の12点目も柊二の長打でコールド。しかし、打線は、まったくわからない。次打てる保障はない。それより、3イニングだが、ランナーを一人も出さなかった事を褒めてあげたい。18日のスタメンを見た時、昨年、出ていた子が、今では控えになっている子もいる。昨年、中心だった子も埋もれてしまった子もいる。共通して言える事は、低レベルな話ではあるが、サインミスと、何をやっているか理解していない子。たった2か月でものすごく、気持ちの差が出てきた。でも大丈夫!!やる気があれば、何度だって這い上がれる。たとえ、守備や打席に立てなくても、アピールする場所はたくさんある。逆に私の経験上、這い上がった子は強い。まずはチームプレーを大切に。

18日、私にとって初めて新4年生が他球団へ移籍する。一部、新球団に行った子はいるが、このような形は初めて。寂しさと、私自身の情けなさを感じる。しかし、その子にとって、ジュニアーズは人数も少なく、他球団でやり直してくれれば、それでいいと思った。また、試合であったら声をかけたい。逆に、うちに移籍してくる子は、やり直しが出来るようにしてあげたい。せめて最後はジュニアーズで良かったと思えるように、私たちも頑張りたい。20日は名古屋ドームで試合。子供達も喜んでくれるかな!
3月10日(土)・11日(日)

拝啓 10年後のあなたへ

10年前、今の生活を予想出来ただろうか?私は最低でも、少年野球の監督をやっている事など予想もしなかった。10年前は、私の子供も7歳と4歳ぐらい。あまり記憶にない。私もまだ、野球をしていた。まさか、その10年後に自分がプレーするのではなく、少年野球をやっていることなど考えてもいないし、初めて、近代少年野球を見た時、今の私とは考え方が180度違った。7年半前、初めて子供達に言ったのは、打ちまくれ!スクイズよりも、犠牲フライの方が確率が高い。私が一番記憶にあるのは、守備で1塁3塁、相手の1塁ランナーが走ったら、捕手に刺しやすいから、セカンドでアウトにしろ・・・と今では、かけ離れた事を考えていた。現在は練習のほとんどが、守備関係。私が一番重んじるのはサインプレー。サインプレーは、一人では出来ない。攻撃なら打者、ランナー、ランナーコーチに至るまでたくさんの子供達が関係するチームプレー。守備でも、一人でもサインが分からなければ成り立たないプレーもある。昔も今も許せない事は、仲間を見殺しにするプレー。スクイズで見逃す。仲間に声をかけない。10年後、もし少年野球に私が携わっていたら、そのチームの和を重んじる事だけは変わらないと思う。

土曜日は練習日。そのサインプレーの練習。血圧が200は超えた。私の許せない事が多発する。どうして伝わらないのか?どうやったら伝わるのか?結論は理解させてない私が悪い。だから、分かるまで言い続ける事にした。日曜日は、連盟杯1回戦。勝ってしまえばミスも目立たないが、相当課題はある。収穫はやはり匠汰の勝負強さと、サインミスが無かった事。それとキッチリしたバントも決まった。1戦1戦大事にして、1歩1歩進みたい。そして、昨年や今年の卒団生も、今のAチームの子も、10年後、健康であってくれればそれでいい。野球に携わってくれていれば、もっと嬉しい。10年後に子供達と会うのが、今の夢。そんな事を思いながら、また週末も怒鳴りまくろう。

3月11日。2時46分。チーム全員で黙とうした。東日本大震災から1年。震災により亡くなった方に、ジュニアーズ一同、哀悼の意を表します。そして、改めて、少年野球が出来る環境や、普通に生活出来る環境に感謝しなければならない。10年後の子供達にも伝えなければならない義務だろう。

3月3日(土)・4日(日)

アウトの美学

本日(4日日曜日)朝6時半集合。全日本学童の準決勝。月月火水木金金。私にのんびりという言葉はない。朝、体が起きない。寒いし眠い。ここ数年、土日の朝が辛いと思っていたが、冷静に考えると、数年前まで息子が在籍していた時代は、息子も家内も一緒に起きていたが、考えてみたら、今は自力で起きなければならない。少し前までは、愛犬だけは、私が起きると、「嬉しいワン」と吠えてくれたが、今日は、愛犬ですら無視。ユニフォームに着替え、気持ちをスイッチONにした。4日に備え、3日土曜日は、練習試合をして頂いた。まだ、うちは、チーム力のないチーム。練習試合でも結果にこだわる。6年生投手を育てたいのと、出来るだけの子を出場させたかった。先発は茉路。4日に備え、先発。たった1球のボール球で1失点した事を忘れずにいてほしい。相手は、Aチームとはいえ、新5年生ばかりのチーム。ボールが良く飛ぶ。アウトのなり方がすごく羨ましかった。茉路も何とか、踏ん張り、打線は相変わらずではあるが、琉偉のヒットや誠也の守備がすごく嬉しかった。しっかり自信をつけたと思う。自信のない子は、おどおどしている。それは、練習でも結果を出していない。自分自身でヒットを打ったり、バントを成功したり、アウトを取ったりして、自信をつけてほしい。そして仲間から信頼を得てほしい。

4日日曜日、9時に準決勝プレーボール。新5年生ながら、私も村田コーチも信頼する波偉斗先発。制球、けん制とも、信頼がおける。しかし相手は、実績のあるチーム。しかもうちと違い、ズラリと揃ったメンバー。昨年、教育リーグで大敗したと聞いた。しかし昨年は昨年と言い聞かせ試合に挑む。私は、負けず嫌い。もしアウトになるなら、ホームに近い場所でアウトになりたい。私自身も無い知恵をフル回転させた。先制はミスでもらい、4回まで毎回得点。5回まで5対0。波偉斗も頑張ってくれた。琉偉の守備も尚斗の守備も良かった。柊二も2打点に等しいダイビングキャッチ。最終回、ツーラン本塁打を浴びるが、目的は勝つこと。ランナーを溜められるのが怖い。今年一番の理想的な試合だった。準決勝で6回、5得点は、褒めてあげたい。そして決勝。まだ、3試合か4試合しか投げていない、茉路が先発。練習で結果を出していたので、先発させた。というより、まだ、1月からのチーム作りなので、投手不足。先制はしたものの、中盤、制球に苦しんだ。本来は守備が助けなければならないが、外野の大暴投。逆転されたが、私は諦めない。演技でも、ど叱る。何故なら、今は、まだ、どんな状況か分かっていない子が多い。最後のゲームセットと言われるまで、諦めない事を伝えたい。結果は、2対4で決勝を落とした。正直、今の力で準優勝はおつりが出るくらいだが、満足してはダメ。救いは上の大会出場権を取った事。また、来週から連盟杯が始まる。次は、もう一つだけ上を目指す。

私は、持論だが、子供達にアウトのなり方の話をよくする。試合開始直後の攻撃、1番打者。勿論、ヒットやホームランは嬉しい。しかし、たとえ、アウトになるにしても、アウトのなり方を伝える。こうしたらいい。ああしたらいい。犠牲になるアウトもある。バントにスクイズ。進塁打。私は、犠牲になった子は絶対に褒める。何故なら、打ちたいに決まっているのに、自分がアウトになってランナーを進める。今日の準決勝で思った。相手打者は見事に外野まで運ぶ力と技術のある打者。アウトのなり方が次につながる。本塁打打った子も前の打席ではライトへ大飛球でアウト。私の持論だが、アウトの美学があった。しかし、うちも負けていない。ボテボテではあるが、何とか喰らいついて、得点にした内野ゴロ。キレイなヒットの方がもっといいが、ボテボテは、相手にダメージも残る。打者が考えた打撃。自分がアウトになっても得点させる。持論かもしれないが、1試合でも多く大会をするには、アウトの美学も必要。しかし、いつかは、何もしなくても点が取れる打線になってほしい。
2月25日(土)・26日(日)

想像しなさい

私は、子供達にいう言葉がある。野球に関しても、良い想像をしなさいと・・・。自分が剛速球が投げられる事を想像する。逆転サヨナラホームランを想像する。めっちゃ足が速くなる事を想像をする。そんな事を思い浮かべながら走りこむと楽しい。私も現役時代は、1周毎にマネージャーを見るのが楽しみで、走り込みも苦にならなかった。なんちゃって!しかし、こんな選手がいたらいいな〜と思うことがある。手の長さが23mあれば、絶対に盗塁は100%成功。守備も手が長いから、球を渡すだけで暴投はない。でも、想像してください。手が長すぎて、バット振ったら野手に当たるから、使えない。そんな想像はどうでもいい。子供達には、こんな選手になりたいと想像して努力してほしい。

25日(土)は、練習試合の予定が、双方食い違い、痛い中止。会場設営も万全だった為、初めて紅白戦を実施。全部員合わせても人数ギリギリ。狙いは、投手と守備力を見たかった。紅白戦では、茉路のピッチングが良かったが、次の試合で真価が問われる。打線は、いい当たりしているが、やはり、そんなに打てない。多少打球の方向が変わったが、たまには、打ち勝つ野球もしたい。練習試合は出来なかったが、紅白戦で新4年生以上が全員出られた事が良かった。

26日(日)は、全日本学童2回戦。昨年、Bチーム時代に中日旗争奪大会の決勝と同カード。あの日はダブルで、投手も育っておらず、決勝で9対7で辛勝。2時間半以上に疲れ切った事を覚えている。同じ相手ではあるが、恐らく投手が違うと予想。その通り、この時期にしては体格もスピードもある左腕。うちは、新5年生の左腕。見るからに、うちが弱そうだった。試合は接戦になれ・・・と思っていたが、想像通り接戦。前日、私の尊敬する方から、ノーアウトランナー1塁がポイントと言われ、初回からチャンスがあった。結構悩んだが、相手の立ち上がり、まだ制球が定まっていない時だったので、消極的になったが、2回目は、しっかり点に出来た。先制して、更に寛太の貴重なタイムリー。寛太と言えば、公式戦の初戦も、25日の紅白戦もミスの連発で、ここ2週間で1番泣いた子だろう。何をやっても空回り。アドバイスは、【仲間に優しくなりなさい。声をかけなさい。】そんな子が、サードの守備でも6個確実にアウトを取り、バント処理も良かった。おまけに貴重なタイムリー。寛太には笑顔が似合う。内野はミスもなく、外野も2個ほどしか飛んでないがしっかりと捕球。昨年と同じ2点差でも9対7と2対0。成長した証だろう。見た目は相当弱そうなチームだが、今は勝ちたいという強い気持ちだけは負けないでほしい。
2月18日(土)・19日(日)

敵を知るより、まず己を知る

もう大会が始まる時期。何となく、毎年始まるのが早くなるような気がする。18日土曜日は、ゲオ杯1回戦。戦前から、相手チームが強いと聞いていた。今は、相手がどこでも、関係ない。うちの野球をするしかない。試合は聞いていた通り、この時期からまとまった相手チーム。投手の制球も捕手の肩も良かった。初回のピンチは、何とか無失点に抑えた。その裏、4番匠汰が先制タイムリー。よし!と思ったが、自滅。普通の外野フライや、普通の内野ゴロがアウトに出来ない。これだけミスが出て、3失点は、投手の新五年生の波偉斗を褒めてあげたい。正直、采配と言っても、サインは覚えているだろうか?スクイズ出来るだろうか?半信半疑の中で戦った。負けはしたが、収穫は、必死な子が、少しでもいた事だけでも救い。もっと執念深く戦わなければ勝てない。

19日は小牧市の大会。全日本1回戦。今日のテーマは、勝つことだけ。内容はどうでもいい。勝てば内容は良いと信じていた。1月に、チームを見て、まずセンターラインを固め練習した。バッテリーは、18日と同じ。5年生ながら制球力が抜群。この日も1四球。捕手も昨年から鍛えに鍛えた匠汰。ゲームにはなると信じている。序盤から、無失点、無得点が続く。大きなミスもなく、ショート尚斗の好プレーなどで流れはあった。本来、2点勝負と言いたいが、今は、何があるかわからない。10点あっても不安。均衡を破ったのは、満塁からだった。満塁策は、想定内。1アウト満塁で2番打者。絶対に避けたいのは三振。空振りの多い子より当てるのが上手な子がほしい。スタッフの意見は一致。特に谷口コーチは昨年から見ている。代打新4年生徹汰。決して押し出しを狙ったわけではない。相手投手は押し出しする投手ではない。期待通りしっかりバットに当ててくれた。先制。そのつぎの打者は茉路。サインは分かるし、空振りも少ない。一か八かの作戦。私にとっては、どんなタイムリーよりも貴重な内野ゴロだった。高めのボール球。よく喰らいついてくれた。勝ったから言えるが、相当、サインミスもあった。そこだけは、しっかり練習したい。今は相手チームの力量は関係ない。自軍の事を知る事。空振りの多い子。フライが多い子。バントの上手な子。選球眼のいい子。始まったばかりとは言え、18日土曜日は、点差こそ1点だが、相当遠い1点差負け。今から1戦を大事に戦いたい。そして今一番大事なのは練習。練習で信頼を得てほしい。家での練習も忘れずに。
2月11日(土)・12日(日)

感謝することで野球は出来る

スポーツ選手のインタビューで良く聞く言葉。支えてくれた親に感謝。支えてくれた周りの方に感謝。応援してくれた方に感謝。野球に限らず、アスリートは、必ずそうコメントする。個人競技も団体競技も一人では出来ない。支えが必要だという感謝の気持ちが一番大事だと思う。

11日土曜日は終日練習。一人インフルエンザで休んだが、何とか練習に参加。確かに、走り込みなどは、子供達にとってキツイかもしれないが、きっと自分自身の為になる。冬を乗り越えないと、春はない。厳しい冬を乗り切らないと、実りの秋もない。そう信じて頑張ってほしい。12日は、練習試合。本当に礼儀正しい対戦相手だった。私が何百試合見たチームでも、NO.1.見習うべき礼儀でした。試合は、先発投手、初登板、昨年も2イニングしか投げていない茉路。何とか、いい投手になってほしいと思い、練習させていた。ある意味、予想通りの乱調だったが、どうせなら、もっと苦労しても良かった。茉路には、今後投げてもらわなければならない投手。最初から上手くいくはずがない。四球はいいが、課題は、ランナーを背負った時に捕手の事を考えなかった投球が最大の課題。恐らく人生初の完投だろう。ストライクが入らなかった事も、ボークもワイルドピッチも経験。次は、何か1つだけでも修正してもらいたい。2試合目は、諸事情により、記憶にないが、波偉斗の完封。そして、これも人生初かな!?琉偉の初安打に初打点。おめでとう。忘れるなよ。1試合目は負けたが、2試合目は勝てた。今は、サインがしっかり覚えている子中心で試合に出場しているが、まだ、相当低レベルな話。サインだけは覚えてほしい。

試合して頂いた春日井のチームには、学校行事があるにも関わらず2試合やって頂き感謝します。本当に見習うべき点が多々あり勉強になりました。私たち、大人も、感謝の気持ちや、自分を反省する気持ちは必要だと痛感しました。自分の子供が少年野球やるのが当たり前。スタッフが面倒見るのが当たり前。でも、その大人達は子供達にこう教える。ありがとうという感謝の気持ちを持ちなさい。すみませんという素直な気持ちを持ちなさい。しかし、出来ていないのは、私たち大人ではないだろか?大人達は、そのたった5文字を言葉に表せるだろうか?私自身も、今ある環境に感謝したい。
2月5日(日)

必死な者には知恵が出る。怠ける者は言い訳が出る。

5日は新チーム初試合。まずは、場所の提供と設定をして頂いた舟津スカイヤーズさんに感謝します。そして昼には合同で豚汁を作って頂き心温まる企画に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。本当に美味しかったです。次はうちが企画しますので、また練習試合でもやってください。

練習試合は、子供達にテーマを持たせた。打つ事でも守る事でもない。仲間に声をかける事と全力疾走。まともな練習などしていないのでプレーはバントをテーマにした。秋冬には盗塁ができない時期が来る。勝ち抜くためにはバントは不可欠。また、チームのことを考えると犠牲バントやスクイズは仲間を得点させる為に自分がアウトになってもいいプレー。それが出来た子と出来ない子がいた。子供達の、声の掛け合いや元気は限りなくゼロ。最初だから、致し方ないと言う方もいるが、最初だから子供達に言い続ける。今、サインミスや元気がないことを注意しないと、1年続くだろう。1試合目は、新五年生波偉斗先発。球は遅いが制球が良かった。打つ方は個々での努力のなさが、如実に出た。芯に当たっても飛ばない。好き勝手打つと凡フライか三振。しっかり努力してください。少年野球では必ず努力は報われる。高校や大学では努力しても叶わない事もあるが、少年時代の必死な想いと努力は必ず報われると信じる。1試合目は5対4で勝ったが、課題が相当あることが収穫。2試合目は対戦相手も変わったが、先発寛太が粘り強く頑張ってくれた。無四球、無走者、無失点。21人完全試合。結果5対0。褒めてあげたいのは、新主将、匠汰が必死になっていた。守備でも指示を出し、ベンチでも声をかけ、恐らく、頭が真っ白だっただろう。それでいいよ。きっとチームもまとまるし、匠汰も信頼される主将になると思う。また、翼が全打席出塁した。きれいなヒットはないが一塁まで全力疾走。すべて内安打。私にはきれいなヒットに見える。そして新4年生にちびっ子徹汰。最低でも私の3年生時代よりうまい。セカンド、ライトと守ったが、特にベースカバーの速さが良かった。試合後の練習では少しまとまった姿も見た。また1年が始まった。私自身も戦う覚悟をした1日でした。

私が少年野球に携わり、感じたことは、必死に考え努力した者は、相当なレベルアップをする。しかも子供同士はもちろん、大人からも信頼を得る。逆に、いい加減なプレーをする子は言い訳ばかりする。信頼も得られない。ひょっとしたら大人の世界も同じかもしれない。私自身も、もっと必死になれ!・・・と子供達に教わったことかもしれない。
2月4日(土)

強くなるにはたくさんの挫折もある。優しい人間になるにはたくさん自分を犠牲にする。

今日は本当に良かったし強かった・・・・マッサージが。4日卒団式後、初練習。始まったばかりとはいえ、血圧の上がる事が多く、夜は体のケア。まったく料理も出来ない私ではあるが最近は、やるようになった。今日はオムライス。卵と米と調味料のみ。具はなし!少年野球を続けるためには、家族にも何かしなければという思いのみ。そんな事を思いながら、新体制がスタート。卒団生も参加というか手伝ってくれて助かった。午前中は、またまたこの時期にしか出来ない練習。午後もサインプレーの確認練習。バッティング練習などやっていない。明日、初の実戦練習試合だが不安だらけ。しかし、午前中から逃げ出そうとする子もいる。辞めたいと思っている子もいるはず。思ったような送球が出来ず泣く子もいる。逃げる事は簡単。やり通すことは容易くない。今、たくさん苦労して強い子になってほしい。挫折のない人生はない。少年野球を通じて少しでも我慢強い子になるように期待したい。そして、人に優しくなってほしい。困っている子には手を差し伸べ、自分の事で精一杯でもチーム優先が出来る子は、絶対に自分の為になると私は信じる。また、それがベースボールではなく、野球ではないかと私は思う。まだ、まともな練習は出来ていないが、今年もひと花咲かすために、この時期の練習を大事にしたい。
1月28日(土)・29日(日)

ありがとう以上のありがとう

1年で一番大事な日。卒団式。この日のために頑張ったのかな!と思える卒団式でした。28日は、卒団式前日。Aチームは全員で硬式体験。相当楽しかったと聞きました。Bチームは練習。この時期は、水谷アレルギーにより、嘔吐で欠席者も多いが、28日はアレルギーか風邪かわからないが2名の欠席。午前中は今が一番辛いかな!?走る事と基礎体力。皆が通る道。午後からは報道陣shutoutで、サインプレーの練習。と言っても報道陣はいるわけないが、相当なサインプレーで個々の差が出ていた。まだ始まったばかりだから、これから練習を重ねるのみ。Aチームが体験から戻ってきてからは、練習の雰囲気が変わる。やはり頼もしい。Bチームもこれから1年。まずはアレルギーを直してくれよ。

29日は卒団式。午前は卒団試合。正直、行きたかったが、私が楽しむよりご父兄で楽しんでもらいたかった為、遠慮した。と言うより、茶碗洗いをやらないと、野球に行けないので参加出来なかった。5年生以下のご父兄に卒団式の事前準備を頂き卒団式が始まる。たくさんの来賓の方やOB父兄に参加して頂き、ジュニアーズの「絆」改めて痛感した。台の上には今までにないほどのトロフィーや盾。少しだけ誇らしかった。皆勤賞の表彰から始まり、思い出のアルバム。自分で構成しておきながら、卒団生の低学年時の写真には、懐かしさと可愛らしさがあった。それが、たくましさに変わっていた。その後、思い出の作文。皆の作文には仲間への感謝の言葉が多かった。支えてくれてありがとう‘‘大丈夫と言ってくれてありがとう‘そんな作文を聞いて、野球は、「ありがとう」と言った分成長していくのではないかと思った。印象なのは背番号11悠斗。決していい思いさせてあげられなかったけど彼は、移籍後、土日、皆に会うのが楽しみだったと涙ながらに言ってくれた。私にとっては、「ありがとう」と言う感謝の表現以上の言葉がほしいほど嬉しかった。恐らく6年生には最後のコメントになると思うが結団式より増えた人数で卒団出来た事に感謝しますよ。龍介は主将らしくチームを引っ張ってくれたし、遼は守備は小牧で一番だと思っています。航は人に優しくチームの柱に。ジャイもチームで一番熱く戦ってくれました。友宏は、休部から這い上がってくれたし、夢は女の子でもチームで一番根性あったかな。拓斗は努力で信頼をつかみ、T悠斗は本当に責任感が強い男の子。颯哉は、1日も休まずチームを支えて、大登は元気は最大の攻撃を教えてくれました。(初ヒットの記念ボール石屋台戦って間違えてゴメン)。晃司も、本当に声とプレーでチームを支え、O悠斗はランナーコーチでも声を涸らし、たくさん自分を犠牲にくれました。そして、昇吾は、春先辛い事もあったけど、昇吾がいたからこの成績が残せました。そんな13名に最上級のありがとうを贈ります。本当にありがとね!また、遊びに来てください。

卒団式後、ある卒団生のママさんから、急にお礼を言われ握手までさせて頂いた。ビックリした。これからもよろしくお願いします。。。。と言われたのがママさんからだったので、単純な私は喜んだ。また、ホームページ上ではありますが、絶対に見て頂きたく、主賓として来て頂いたフレンドリーカップ事務局長様。ありがとうございます。近藤コーチのお言葉にもたくさんの「ありがとう」があったことは、子供達も忘れないと思います。そして、たくさんのOBコーチ。参加して頂けるだけでもありがたいです。瀧下コーチも最高の演出でした。どうしても来ることが出来ないと聞いていましたが手紙を頂いた川端コーチ。イベント部長の中西コーチにOB会長。お忙しい中、ありがとうございました。5年生以下の準備して頂いたご父兄。1年間Aチームを支えて頂いたご父兄。ありがとうございました。私たち大人も、代表、総監督、村田コーチ始め子供達同様、「絆」で結ばれている卒団式でした。
1月21日(土)・22日(日)

朗報!

21日は学校公開日と雨が重なり、練習を中止した。Aチーム最終戦を終え、新チーム発足日が室内より外で練習した良いと判断。良く寝た。しかも、朝昼晩と食べ過ぎた。22日は、新チーム最初の日。この時期にしか出来ない走り込みやアップを実施。1名だけ脱落したがよく頑張った。2月からはシーズンが始まる。私は見ていないが、相当走りこんだBチームなので夏場乗り越えてくれるだろう。チーム力はこれから頑張って上げなければならないが、4年生ながら森道が必死に頑張っていたり、徹汰のプレーの柔らかさにも驚いた。今年のAチームのように、同じ方向を見て、一緒に卒団出来るように頑張ってほしい。

Aチームは全日程終了して全部員で硬式体験。色々と体験したほうがいい。昼過ぎに戻ってきて練習。そんなAチームに朗報。ラストリーグ7勝無敗1分。失点率で結果待ちだったが、【優勝】という情報が入った。頑張ったご褒美がもらえた。先週、泣きまくった分、野球の神様がプレゼントをくれた。卒団式で表彰式やりますよ。おめでとう。これからも信頼され、やり通す力のある子でいてください。
1月15日(日)

一緒に笑い、一緒に泣き、最後まで共に戦った最高の仲間

Aチーム最終戦。第一回から参加しているフレンドリーカップ。私はいつもこの大会を最後にしている。何故ならこの大会が一番熱く戦える思い入れのある大会。この最終戦と14日のダブルヘッダーを戦うため、私に出来る事は、子供達のモチベーションをMAXにすること。子供達は私の想像以上に熱く熱く戦ってくれた。試合前も、少し緊張気味だが、子供達は、このメンバーでは最後の戦いという実感は湧いていなかったと思う。試合内容は本当に息づまる試合。抽選負け。舟津さんの方が勝ちたいと気持ちが強かったのだろう。泣きまくる、うちの子供達。かける言葉もなかった。しかし、抽選勝ちしていても、泣きまくっていたと思う。15日の涙は確実に違う。私はわかる。悔し涙ではなく、やり遂げた充実感と苦楽を共にした仲間への涙だった。子供同士で抱き合いながら「ありがとう」という言葉が何度も何度も繰り返されていた。この一瞬を精一杯頑張りぬく子供達を誇りに思った。私自身もこのメンバーに恵まれたこと。そして、全員揃って最終戦を終えたこと。また私の自慢が増えました。そんな自慢の子供達に、ついてきてくれて「ありがとう」と言いたい。野球を上手にしてあげられる事は出来なかったかもしれないが、次のステージでは、素晴らしい監督さんや指導者に恵まれる事を祈ります。卒団したら野球仲間と遊びに来てくださいよ。。。

6年生のご父兄の皆様。1年間、移送やイベント運営。そして応援などありがとうございました。いつも試合終了後、御礼を言わない私ですが、このホームページを通じてお礼申し上げます。
1月14日(土)

起承転結

昨年1月15日、新Aチームを結成。まだ寒い冬。とにかく、後半には出来ない練習をやり、子供達を苦しめた。どんどん私を憎んでも構わない。チームがまとまれば、それで良し。春先、試合でも練習でも私の罵声に耐えた。数名はやる気になった春。7月にはBIG大会でブロック優勝も出来た。しかし、まったく勝てなくなった夏。本当に苦しい夏になった。試合数も減らし、再度基本に戻った。仲間意識と声掛け。そして、喜怒哀楽が少しずつ出始めた秋。全員ではないが、自分たちで勝ちたいと思い、子供達で勲章をとった2回目の冬。そして、今週末は、このメンバーで試合する最後の3試合。上を向いて笑顔でやってほしい。新チーム結成から描いたStory。今日はラストリーグ7戦目と最終戦のダブルヘッダー。1試合目はミスで引き分けたが、2試合目は流れをつかんでから、良く打った。4番打者の航はひと休みだが拓斗、悠斗、昇吾。5年生ではあるが、匠汰がグランドスラム。この大会は本当に沢山の子が出られた大会で有意義だった。

いよいよ明日、勝っても負けても最終戦。Cボールで試合がしたいと言っても、このメンバーで試合がしたいと言っても、終わったら前を向いて次のステージに進まなければならない。最後の結びは、共に喜び、共に声を掛け合ってほしい。少年野球と言えども、最高の仲間と最高の思い出を。
1月9日(祝)

流した涙の分、笑顔でいてほしい

9日は久々にゆっくりの集合時間。Aチーム最後の公式練習。14日に2試合。そして、15日、フレンドリーカップがこのメンバーでやる最後の試合。少し怪我人も出たが、8日激戦を戦った証。練習は外野守備練習とサインサインプレー。今更、変わらないかもしれないが、彼達の必死な練習を目に焼き付けておきたかった。しかし、毎年毎年この時期は複雑な気持ちになる。今年の子も、よく泣き、よく笑った。うちの取り柄は一緒に喜び、一緒に悔しがること。1年間流した涙の分、笑顔で残り3試合戦ってほしい。頑張らなくてもいい。うちらしく。ジュニアーズらしく戦ってくれればそれでいい。
1月7日(土)・8日(日)

強いものに立ち向かう・・・・そんな楽しい事はない。

7日、今年正式な初練習。朝も早くからマラソン大会に参加。全部員で必勝祈願に行き即練習。8日は新春選抜大会がある。選抜チームだから本当に楽しみ。普通のトーナメントはくじ運が良ければ強豪に当たるが、勝ち抜かなければ普通対戦出来ないチーム。8日、戦前から好投手がいるチームと聞いていた。しかも、ちびっ子ドラゴンズに選ばれた子がいると聞き楽しみだった。8日朝、7日の新年会の酒が抜けない。鎮痛剤と胃腸薬を倍飲んで、グランドに。全部員が元気なので体調も回復。試合会場に行き、私たちの前には近隣チームでイチロー杯覇者のチームがやっていた。5対0で終盤勝負が決まったかと思われたが、内野手の判断ミスから大逆転され、敗退したのを目の当たりにした。強いチームでも流れを止める事が出来なかったのを見て、少年野球と言えども1球の恐ろしさを改めて知った。さあ試合開始。先発は航。いきなり、先頭打者にツーストライクからの3球目本塁打される。ライトのエラーもあり、大きすぎる初回3失点。うちの貧祖な打線で逆転出来るだろうか!?と思ったが、ものすごい粘りがあった。3回裏、悠斗が出て、盗塁。拓斗が続いた。途中出場の8番打者は相手にアウトをプレゼントしてしまったが、遼の点を取りたい技ありのゴロ。そして3番龍介レフトオーバーの2点タイムリースリーベースで逆転。こんなにうちの子に力があったのか。速い球は打ちやすいのは当然。しかし、好投手から4得点は見事。しかし逆転した次の回、大事な大事な先頭打者を塁に出す。捕手龍介が盗塁阻止で刺し、流れがうちに・・・・と思ったが、またミス。強いチームはミスを得点にする。逆転本塁打を許してしまう。中盤から終盤、大きな体の投手の荒れ球に背筋が凍った。とにかく投げ込むが、頭部死球は硬式だったら命に関わる。逃げようのない速い球。しかし、踏み込まなければならない。負けの要因は、武者震いするほど良く打って、良く守るチームに立ち向かう勇気が足りなかった。相手の背番号1の子は私も大好きな好打者。本塁打の後に小技で揺さぶる。そんな子がいるチームに勝ちたかった。この試合、私は思った。相当三振もあったが、勝ちたい、点を取りたいと思い立ち向かう勇気のある子には、ヒットやタイムリーなどご褒美がある。何とかしようと思わない子には、見逃し三振という苦しさを与える。これだけミスが出れば6失点は当然。残り3試合、今大事なのは、チームの為と思わなければ勝てない。今日は勉強にもなり、また、負けはしたが、場面場面で考えたプレーが出来た子。そして最後まで声を涸らしていたことだけが嬉しい。

試合後、残りわずかなAチームに言った。一番大事なポジションはベンチの子やファールボールを拾って来てくれる子。頭の中が真っ白になった投手に声をかけ、ミスしてベンチに戻ってきた子にも声をかける。ヒットを打った子には、ナイスバッティングと褒めてやる。それが出来る子は出番が来ても、試合に入り込める。そして、皆から感謝される。私は思う。仲間から、【声をかけてくれてありがとう】と言われる子になってほしい。私が監督をやる限り、野球と関係ないかもしれないが、【ありがとう】を言ってもらえる子になってほしい。
1月4日(水)

謹賀新年

平成24年初練習と言っても有志練習。私は挨拶周りが終わって、午後から参加。有志練習にも関わらず、ほとんどの子が参加した。Aチームでは1名、Bチームでも2名ほど不参加だったが、その子達も正月で用事があったのだろう。有志練習は字のごとく、志が有る練習。OBの子も含めて30名以上の元気な姿が見れて良かった。何もしないより、やったほうがいい。今年も大きな怪我や病気がなく、心身ともに健康な一年になりますように。そして、笑顔のある1年でありますように・・・・
12月25日(日)

今年最後の活動日。とにかく寒い日だった。午前中は雪が降る中、ラストリーグ6戦目。たくさんの選手が出場しながら全勝を目指す。今年最後の試合を完封で勝てたのは嬉しい。相手さんもベストメンバーでなかったと聞いたので、また機会があればやって頂きたい。今年一年、大きな怪我や病気がなく全部員が最終日に揃って終われたことが一番嬉しい。6年生にとっては2回目の冬。残り試合もあと出来て数試合。この仲間と一緒にプレーするのも残りわずか。本当に笑顔でラストスパートしてほしい。私も、このメンバーに思い残すことないように精一杯のサインと合図を送りたい。

午後は、恒例のクリスマス会。いろいろとゲームをやって楽しそうだった。と言うより私も楽しかった。よくテレビとかでやる、その場で下向いてクルクル回されて、まっすぐ走るゲーム。正直、テレビや子供達がまっすぐ走れなくて、アホ共と思っていた。実際にやってみたくて、致し方なくやったみた。グルグル回されて、ますぐ走るどころか、気持ち悪くなって嘔吐しそうになった。コマネチか水谷かというくらい平衡感覚に自信があったが、実際に、皆さんやってみてください。子供もスタッフも楽しめたクリスマス会でした。企画して頂いたご父兄、そして差し入れして頂いた方には深くお礼申し上げます。また、今年一年、本当に滞りなく運営出来た事に感謝します。来年も宜しくお願いします。皆様、良いお年をお迎えください。
12月23日(祝)・24日(土)

サンタがくれた、10リットルの涙

何回、涙を流しただろ。何回涙を拭いただろう。23日は、久々の練習日にした。この時期に毎週毎週試合(大会)が出来る事は嬉しいこと。卒団の為の写真撮りと残り少ない大会の為、練習。Bチームは既に冬の走り込みを行っている。来年、怪我をしないためと、苦しい時期を乗り越える為、今しか出来ないことをしっかりやっていた。夏場、走りこめと言っても倒れる。長距離ランニングではハイト、迅、晃良に翼が、目を輝かして走っていた。谷口コーチのもと、しっかり体力つけて一番厳しい冬を乗り越えてほしい。

24日は先週に続き大事な大会がある。午前中は、ラストリーグ5戦目。4連勝中で、勝つことと、出来るだけ多くの子供達を打席や守備で活躍してもらいたい。先発投手は龍介。捕手は最近モチベーションが上がってきたジャイ。少し、いつもと違う野手陣では誰が出ても大丈夫と信じている。晃司も夢も友宏も、派手なプレーはないが確実にアウトを取ってくれた。合計13名の子供達が出場して勝てた事が良かった。午後は即、昼食をとって移動。忙しいが、いよいよフレンドリー準決勝。相手して頂いたチームを見て、元気はないが、すごくまとまりのあるチームだと思った。戦前、良く振るチームと聞いていた。それだったら楽なのに・・・・・と思ったがまったく違う。初回の相手の攻撃も、進塁打を打とうと右打ちしていることに気が付く。ただ単に振っていない。試合は絶対にミスが許されない中、うちに守備の乱れが出た。久々に見る単純な送球ミス。大きな1点を失うが、その前に一番警戒していた1番打者にやられた。初回はセンター前ヒット。このヒットより先制点につながるファーストゴロが一番印象的。1ボール2ストライクからアウトコースを、何度も何度もファールする。ノーアウト2塁。三振かフライアウトがほしい場面。粘って粘ってファーストゴロ。やられた。2点目も1番打者。簡単に叩き付けるバッティング。よく打つチームで、よく考えた野球をするチーム。安打数など変わらない。先発航も今シーズン調子が良いほうではあったが、ミスに泣いた。時間もなく、最終回と思われた最後の攻撃も簡単終わり、残り4分。諦める事なく、たった3分半で3人を抑え、本当のラストチャンス。6年生達が、最後の意地を・・・・・・しかし1対2。試合中から泣いているこもいたが、終了後、どれだけ泣いただろう。喜怒哀楽を出すことが出来ない昨今の子供達。しかしうちの子は違う。嬉しかったら喜べばいい。悔しかったら感情を表に出してもいい。そんな方針で1年この子供達と歩んだ。春先はまるでロボット。嬉しがる悔しがる子は2名ほど、夏には3分の1になり、秋に多数の子供が熱くなってきた。そんな子供達に、今日は「勝ち」というプレゼントをあげたかったが、サンタクロースからは「強くなりなさい」という、10リットルの涙をくれた。龍介、遼、航、悠斗にジャイ。そして昇吾に拓斗。晃司に尚斗・・・・・・1年間流した涙はきっときっとジュニアーズを強くしている。今年は優勝も準優勝もあった。新春選抜にも選ばれた。決して強くないチームだが、イヴにもらった、成長するプレゼント。絶対に忘れないでほしい。

今日相手して頂いた春日井のチーム。生意気ながら礼儀正しく、さわやかなチームでした。本当に小学生らしいチーム。今日は完敗。また機会があれば是非。そして1番ショートの子。産まれた時から知ってますよ。毎年お父さんからの年賀状で顔見ていました。お父さんのように、いい選手なってください。お父さんを越したら、俺を越せ!また会おう。
12月18日(日)

諦めさせてくれない子供達。

今日は、1年でも一番大事な日。優勝翌日。しかも子供達と最後の最後まで戦うため負けられない日。私の思い入れの強い大会でもあるため、皆との合言葉は、勝って来年の決勝につなげること。昨日も子供達は私との約束を守ってくれた。相手して頂いたチームは、いつもこの大会で熱い戦いをして頂けるチーム。事前情報で春日井の大会で優勝したと聞いた。どんなチームだろうと相手のアップを見たが、うちの野球が出来たら勝てると信じた。ところが、初回の攻撃、すばらしい左腕が立ちふさがる。制球、球威、何よりリズムがすばらしい。ヤバい!!私が今年見た左腕の中でNO1。1点勝負と見た。色々揺さぶろうと思ってもランナーに出る事さえ難しい。私の申し子、航でさえ三球三振。初めて見た。よし!守備でリズムつかんで攻撃にと思って先発の航が踏ん張った。ブルペンでは私が見る限り不調。しかし何故だか村田コーチからGOサイン。踏ん張り続けたが、1点も与えられない状況でミスが出た。2アウト3塁になり、センター前タイムリーかと思ったが昇吾が救った。6回もノーアウト2塁。レフト前へ・・・・・ヤバいと思った瞬間に、匠汰がダイビングキャッチ。そのあとも、セカンド悠斗と、チームを救うプレーが出る。私自身、何度も負けを覚悟した試合。しかし、子供達は私に諦めさせてくれない。龍介も航も拓斗も遼もベンチの子も・・・・子供達は【コラー監督・・・しっかり点取りに行け〜】と言っているかのようなプレーと元気があった。7回0対0で我慢した子供達。サドンデスへ。1アウト満塁。攻撃しにくいが、打者は8番打者拓斗。その前までは散々なバッティング。しかし、心こもるレフト前ヒット。つながった。捕手のパスボールで更に1点。捕手が下を向けばチャンスあり。サドンデスで4点得点。その裏は勿論、前進守備をとらなくてもいい。1つのアウトを取ればいいと指示。捕手ゴロで1失点はしたがOK。結果、サドンデス4対1。子供達が自分たちでゲームを作っている。元気と丁寧なプレー。そして諦めない気持ちが、勝たせてくれた。まだ熱い戦いがある。1試合でも多くこのメンバーで戦いたい。

試合後、相手投手の子と話した。陰ながら応援したい。うちは、早速グランドに戻って修正練習。散々だった捕手のスローイング。ステップが逆で自慢の肩が死んでいた。恐らく、次週はやってくれるだろう。バントも修正練習。まだまだ勝つために練習あるのみ。
12月17日(土)

story

歓喜の輪。まさしく、今までの悔し涙が、笑顔とうれし涙になった

準決勝。思い出したくない相手。8月、5年生以下のチームに負けた事。今だから言える。寝れないほど悔しかった。私も指揮官としてH17年Bチームを率いて6年生相手と市民大会を戦ったことがある。不思議と好勝負になる。負けても致し方のない相手に対して、攻めに攻めた結果が好勝負になった。今日の相手も恐らく攻めに攻めてくると思った。思い起こせば、8月の泥沼の時に、JBLAのビッグ大会のメダルを取り上げた。もう一度立て直してチャレンジャーと初心に戻りたかった。1歩ずつ進めばいいと思いこの大会に。嬉しいことに、戦えるチャンスをもらった。先発バッテリーは前回と同じ。序盤から優位に試合進め、危なげなく勝つことが出来た。ここで打ってほしいというときに航が犠牲フライと2本のタイムリー。頼りになる4番打者。野球の神様が与えてくれた、当たる事のない相手に勝てた。

そして決勝。今日の朝、子供達に言った。「2試合勝って笑って帰ってこよう」。決勝の相手も公式戦で1度対戦した相手。2点勝負と見た。昨年のBチーム時代は公式戦2敗している。2試合とも1点差。今年、対戦出来るのも野球の神様のお陰。最後に勝てばいい。先発は航。立ち上がりは上々。相手の先発投手は連投の執念。チャンスは作るが攻撃のリズムが悪い。バントが決まらない。相当ヤバい流れ。押しまくっているのに3回まで0対0。先制点は相手に。ミスから失点。絶対に勝ちたいという気持ちを切らさないことだけは言い続けた。その裏2アウトから匠汰のタイムリーで同点。5回、航の大きな本塁打で勝ち越し。そのままの流れでと思ったが、1アウト3塁。スクイズは防止できたが、ワイルドピッチで同点。こうなれば技術もへったくりもない。6回裏。チャンスをつかみ、ラッキーな形で逆転。もうベンチの中では必死さのあまり、子供達が泣いている。最終回、3人で終わり、苦しかった涙と悔しかった涙が、うれし涙になっていた。歓喜の輪。こんな、思い描いた日が来たことが嬉しかった。本当に、子供達の喜ぶ顔が見れてほっとした。

表彰式後、学校に戻り、今日だけは遊ばせた。明日、大事な試合があるため、祝賀会は小学校でピザとジュースで乾杯。皆、いい顔していた。本当に私と子供達が描いたstory。2試合の対戦相手も野球の神様が与えてくれたチャンス。そのチャンスを逃さなかった子供達を誇りに思う。少し泣き虫が多いが、感情を表に出せる子でいい。今日は【優勝】できた。また、子供達と共に残り少ない月日のstoryを描きたい。まだまだこれから。