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試合日記・練習日記8   

1月31日(土)・2月1日(日)

土曜日、先週でAチーム全日程が終わり、新チーム出発日。午前中は学校公開日で午後からの集合にした。午前中、私は犬山の成田山に行った。その時、ユニフォームを着ていた集団がいたので声をかけた。犬山の球団で以前対戦したことのあるチームだった。その監督さんに言われた。「小牧原ジュニアーズは元気が良い」。考えていみたら毎年、元気とチームワークだけは褒められていた。今年度はバッテリーが6年生で他は下級生だったせいか、あまり「元気」という印象がなかったかもしれない。集合後、27年度は、「元気」と「チーム力」を取り戻すことを子供たちと監督に伝えた。Bチームはあと1つ大会が残っているが冬の練習メニュー。たった2時間ほどボールを使わないメニューでも体力の差が出ていた。しかし、何となく良い感触。致し方なく休みの子もいたが戦う姿勢は出来ている。6年生も後輩たちの面倒をみてくれていたし半日ではあったがしっかりと練習できた。

日曜日、Bチームは今年度最後の大会。ポジションも決まっていない状況ではあるが何とか勝ちたいという気持ちだけ持って出発。私は6年生がいるのでお留守番。6年生が3年生のコーチをしてくれた。練習メニューも6年生が考え、ノックも6年生がやってくれた。遠くで見ていたが面白かった。Bチームの試合は父兄から1球速報のようにメールが来た。勝負強いチーム相手なので点差に関係なく、どんどん攻めるとBチームの監督が言っていたので楽しみだった。5対6。失点が多いのが気になるが、メールで想像すると流れが安定しない試合。死球で出たノーアウトのランナーが遊撃手の好プレーで3塁アウトになった。それが点にならない次の回は失点の可能性が高い。予想通りの失点で負けた。しかし湧輝がヒットを打ったり、柊登もレフトオーバーを打ったと聞いた。1点差は悔しいが鍛えて年度が変わったら勝ちたい。27年度のチームカラーは面白いかも知れない。もっと感情を表に出せるようになってほしいが、1年というスパン考えたら非常に楽しみ。2月22日から始まる大会。まずは、やるべきことは練習しよう。全員が出来ることは元気と仲間意識。ここから始めよう。

日曜日はたくさんのOB父兄が卒団式の差し入れを持ってきてくれた。先週の試合もたくさんのOB父兄の応援。なかなかお礼が言えないので、このホームページで申し訳ないですが本当にありがとうございます。OB父兄が来てきてくれるだけでも嬉しいのに差し入れまで頂き感謝です。これからも小牧原ジュニアーズが存続できるように頑張ります。
1月24日(土)・25日(日)

つながり

いよいよ6年生にとっては最終戦。この日のためにと言っても過言ではない。冒頭で伝えたいのは、私の今の気持ち。すべてをオープンにして想いを書きたい。昨年1月に今のAチームが発足。新監督も初めての父兄。25年度には、2度も県大会に連れて行ってくれたメンバーも残っている。26年度は4名しかいない6年生だがチーム作りはやり易いと思ったが、発足初日、なんでもない雪で練習中止。これがスタートだった。すべて正直に話すと、徹汰と皆実が卒団するまでは・・・・・という想いが強かった。贔屓でもなんでもない。人間だから当たり前。必死についてきてくれた子は可愛がる。嫌いな子供はいなくても大好きな子はいる。必死について来てくれた子供。泣きながらでも努力したくれた子は目に入れても痛くない。1年生からいる二人。しかも徹汰は4年生からAチーム。思い入れは強い。しかし、私の想いとはかけ離れ、今年度は運営も何もかもが支離滅裂状態だった。「心のない野球」。簡単に言うと「事務的野球」になっていた。救いは団員を増やすことに力を注いでくれたスタッフがいてくれた事。これが、今年度のスタートだった。

最終戦の前日土曜日、私は土曜日の朝、会社の立場上出ることにしたが、村田コーチが終日仕事と聞き、早めに行くため高速などあらゆる手段を使って10時半にはグランドについた。しかし村田コーチが会社を休んでくれていた。冒頭でも言ったが素直に言おう。これが執念と魂。上辺だけの薄い言葉で子供たちに接するのではなく態度で示す。村田コーチがいるなら、焦らなくても良かった。土曜日は東本監督も気を遣いながらモチベーションをあげてくれた。

さあ、日曜日。子供たちは万全!と言いたいが何度も経験した最終戦とは何かが違う。バラバラ来るスタッフ。その度に挨拶しなければならない子供達。6年生最終戦だ〜と叫びたい。父兄も毎年と違う。日曜日朝、たった1日、父兄をまとめられない事に嫌な予感がした。私はOBスタッフに言った。「負ける・・・・・・負けるべくして負ける」と。例年と違う何かに、出してはならない言葉を出した。野球は1点差、2点差など気持ちで埋まる。力の差がない相手チームには、相手より何かが勝っていたら勝機はある。オールジュニアーズを思い描いたが、例年とはかけ離れすぎた「団」だった。試合内容はポイント2つ。2アウト3塁からの外野守備。1アウト2・3塁からの三振。野球は不思議同じ選手。ミスしたら取り返すチャンスをくれる野球の神様。現役時代から何度も経験した1球の重み試合には流れがある。川が流れるように、上から下に流れは行く。チャンスを逃せば必ず下に向かう。必要なのはその流れを止めるのではなく、違う流れを作ること。それは「つながり」。後ろへつなぐ意識。仲間を思う意識。それが流れを変える。流れを変えることは出来なかったが5年生以下にとっては良い経験にだろう。

25日の徹汰は最悪の制球。それでもいい。私にとってどうでも良かった。苦しまないようにと願うだけ。投手でない投手が1年間投げてくれた。皆実も本当に3年生から5年生の面倒を見てくれた。私は言いたい。今まで対戦いて頂いたたくさんの相手チームにも、ジュニアーズを応援してくれる方にも。6年生二人は常に考え、立ち向かった。逃げることなく支え合い、後ろで守る4年生、5年生をどれだけミスしても常にかばった。本当に熱くて優しかった。思い描いたバッテリー。非常に複雑な1日。色々な事情で二人しか試合には出ていないが4名揃って卒団できること、それが最終目標。本当はもっと良い思いをさせてあげたかった。凱生も貴之も、どれだけ途中で辞めたかっただろう。二人共一人っ子なので、それを考えながら接した。とてつもなく甘えた二人だったが、最後までやり通したこと。何より支えあった事。特に凱生は本当に気が付く子。裏方をやらせれば抜群だが、もっともっと前面に出て野球でも野球以外でも目立ってほしい。

そして最終戦を終えて。冒頭で書いたようにオブラートにつつまず日記にするが、今年度の事務局安藤コーチ。1年間腹が立った。ライター爆破事件もあったし、無駄な動きも多い。しかし、今までの事務局の中で一番一所懸命だったかもしれない。しかも感情豊か。そんな、安藤コーチが来年度OBスタッフと残りたいと言ってくれた。勿論、答えは「yes」。本当に言葉だけでも嬉しい。人はつながり。本当に困ったときに手を差し伸べてくれるのは「人」。今までのスタッフとのつながり。そして2月に卒団する6年生とも、いつまでも「つながっていたい」。
1月18日(日)

最後の手段

18日は午前中振興会行事。色々な意味があり全団員参加。私は、平手コーチと喫茶店にサボリに行ったわけでなく、来年度の背番号など、たたき台を作った。店員も可愛いし有意義な午前中。午後から練習。1年というスパンで考え、起承転結の「結」。例年なら6年生を叱ることはない。自信に満ち溢れ、あれだけ嫌だった練習も楽しく、残り数日に寂しさを感じる時期。今年度は大きく違うが、6年生4名と5年生以下を同じ想いにさせるのは1年目の監督には荷が重い。しかし、私の思いは伝わらない。恐らく怪我などでラストゲームも出場する事が出来ないかも凱生と貴之。すごく甘えん坊の二人ではあるが、ラストゲームに向けてメンバーに想い伝えることにした。私も今までやった事はないが、二人の6年生が全メンバーに沢山の想いが詰まった手紙を書いて渡す。最終戦だけでもいい。心が1つになる方法は想いを伝えること。5年生以下は準備万端。凱生と貴之6年生の為に戦う。よくある「野球の美学」あるが、最終戦は美学にこだわりたい。インフルエンザに注意して万全な体制で最終戦に挑みたい。4名の6年生が最高の笑顔で終われますように。
1月17日(土)

温度差

ここ最近、私の学生時代に聞いていた歌を聴くとその時代を懐かしく思い出す。私の学生時代は朝練に行く時はウォークマンに小倉&ネオを食べながら登校。恥ずかしくて言えないがその時の曲を聴いたら走馬灯のように思い出す。大学時代は車に乗るとカーラジ。テープが擦り切れて絡まったこともあった。特にお付き合いしたお友達の事を思い出してしまうのは私だけだろうか。その時代には戻りたくはないが、悪いことも今では良い思い出になっている。ジュニアーズの子供たちも何かをきっかけに学童時代をたまには思い出して欲しい。

土曜日、小学校学校公開日。小牧原小の子供以外の子で午前中練習。ものすごく感じたことがあった。学校公開日の子供たちでユニフォームを私服の下に着て、昼食も取らずに直行して合流する子。のんびり来る子の温度差。市外なら別だが、同じ学校区なのに意識の差は歴然。そこはやはり主将皆実ちゃん。まさに地位は人格を作る。皆実が主将で良かった。私が今まで主将に選ぶ子も、背番号も試合の選手起用もプレーではない。しかし、その意識の差が必ずプレーに出て人間を成長させる。6年生4名も今年度は二通り。モチベーションを上げさせられなかった二人には申し訳ない気持ちもある。初めての体験なので戸惑いもあるが無事に卒団してもらうばかり。しかも道具。あれだけ大切にしろと言っても激しすぎる温度差。今日も、グローブに入ってから落球する子が多発。当たり前。普通はボールが中に入れば自然とグローブは閉じる。5年生以下はこれから。6年生は残り4回集まるだけ。今までは思い描いたものとは多少違うが、フィニッシュだけは足並み揃えて終わりたい。
1月10日(土)・11日(日)・12日(祝)

仲間・・・・・絆を感じた3日間

どんなに願っても叶うことのない夢もある。どんなに頑張っても思い通りにならないこともある。そんな事は百も承知だが、少しだけ夢が叶った3日間になった。

土曜日は終日練習。残り1つの大会に向けて汗を流した。A・B合同ではなくAチームだけの練習。1月3日から練習していたが徹汰、皆実6年生二人がグレードアップしていた。課題は相当あるが、前々から気がついていたが、よくエラーをする子はグローブの型が悪い。しかも、大事にしている様子なし。時代は変わっても道具を大切にする気持ち。グローブとお友達になっていないので、それだけは残念だった。やはりグローブやユニフォームの着こなしは大事なこと。道具を大事にしてください。

日曜日。ここ数年、一番重んじている大会になったかもしれない。何故なら最終の大会になっている。ブロックで総当りではあるが、1位をかけて挑んだ。これに勝てばブロック決勝もある。相手していただいたのは、今年は6年生が少なく3チームの合同チーム。相手の代表の方にはいつもお世話になり、今回も場所と審判を用意していただいた。試合は、いきなり痛烈なライトゴロから始まったので相当パワフルなバッティングを予想。徹汰の緩急に期待。終わってみたら3塁を踏ませない完封劇。しかし、そこには恐るべし捕手皆実の肩があった。死球で出したランナーもすべて阻止。打たれても盗塁阻止。投手が苦しんだ時も捕手が助ける。ダイアモンドに立つ、たった二人の6年生。絆さえ感じた守備陣も4年生伶真、陽輝。5年生蓮、翔太の内野陣が6年生を盛り上げる。攻撃では2回に先制。3回には1アウトから徹汰。ツーボールになった時点で徹汰の頭は塁に出ることしか考えなかったと思う。結果四球。そして4番皆実。打った瞬間それとわかる当りが左中間へ。大きいツーラン。その後は4年生も5年生も後ろへつなぐ仲間意識。8対0。大好きな大会で勝てたこと。東本監督も夢が少し叶った瞬間だった。学校に帰り苦労をかけたスタッフを胴上げした。私も「ホッと」した。まだ、このメンバーで試合が出来る喜びを感じたい。  この日は成人式。私の自慢の申し子たちが揃って挨拶に来てくれた。今でも仲が良いと聞いた。初々しいスーツ姿。七五三のようではあったが、8年経って、学校も違う。働いている子もいる。そんな成人した子が、今でも仲間意識が強いことが最高に嬉しい。私の夢も叶いました。成人おめでとう。

12日は、私はナガイ杯運営手伝い。11日の雰囲気からダラダラになるのを予想していた。朝、顔を出してスタッフにお願いしておいた。11日の夜は大騒ぎした私。特に2次会。早瀬コーチを始め平手、安藤、八幡、岸川。ここ数年で一番笑ったので腹筋が痛かった。安藤、八幡コーチの足軽のような動き。最高のスタッフです。 話を戻し、ナガイ杯を見て他球団なのでコメントはないが、個人的に今年度最後の指揮をとる小牧JBCの監督を見たかった。私は今までこのホームページで他球団の監督の名前を出したことは一度もない。保坂監督。私はプライドが高いので憧れはないが知らぬ間に意識していたのは事実。10年前に初めて戦った。どうしても勝てなかったのが悔しくて学童野球ならではの戦術を見て学んだ。初めて勝ったときは優勝以上の喜び。学年に関係なく、その年の環境に合わすチーム作り。確率と、ただ単に走るだけではなく、あの手この手を使い相手より1点多く取る。そんな名将から閉会式後写真撮ろうと誘われた。今まで色々な監督さんと写真を撮ったが、本当に思い出の1枚になりました。また、ナガイ杯4チームすべての監督さんが今年度で子供と一緒に卒団と聞きました。勝敗を背負う指揮官。私が言うのも失礼ですがお疲れ様でした。
1月3日(土)・4日(日)

今年も良い年になりますように

あけましておめでとうございます。皆様におかれては良い新年をお過ごしになった思います。3日は有志練習。3日から集まらないだろうと思ったが、ほとんど参加した。有志練習なので、サッカーなど交えて遊びを入れた。午後はあまり時間をかけないフリーバッティング練習。OBの子も暇なのか沢山集まってくれた。誰もやらない時に練習をやる。それが一番成長する、

日曜日は、私がお墓参りで必勝祈願に行けなかったが、とにかく大きな病気と怪我だけしないように願う。4日は全員揃っていた。守備に成長を感じたが、やはりキャッチボールが出来ていない。バッティングも、投げ方も戻っている。今年度のメンバーはやはりやはり家での練習が足りない。努力していても、漠然とやっているだけで、考えていない印象。パワーが無くても空振りを繰り返したりしないのがこの時期。試合は1時間半から2時間。土日の練習は助け合ったり、チーム力を高める試合のための練習。大事なのは練習のための練習。月曜日から金曜日までどのように過ごすかで相当な差が出てくる。悪い癖を直そうとする努力が必要。スイングが良くなったと感じた子は、司、晃大。意識していると感じた子が翔太、柊登、琳大朗。皆実と徹汰はとにかく振り込むだけ。やはり、失点の少ないチーム作りを目指しているが、打ちまくる姿も見てみたい。さあ、Aチームは残り3週間が勝負。有終の美を飾るとともに、子供たち全員が健康で元気の出る1年になりますように。
12月27日(土)


今年、練習納め。今年もあとわずか。今年1年を漢字一文字で例えるなら、小牧原ジュニアーズは「波」。波乱、継続する事が出来ず波のあるモチベーション。そんなイメージ。しかも今年最後の練習も、6年生2名が怪我と早退。今年を象徴するようだった。気分的には、来季に向けて5年生以下で練習をしたい気分ではあったが2名残っている6年生が大事。合同で練習。午前中は走り込みとキャッチボールのみ。午後は来期構想を考えながら練習。6年生の徹汰はバッティング、ピッチングともに万全。今すぐにでも試合がしたいだろう。皆実も問題なし。成長を感じたのは翔太の制球、愛虎の守備と体力。あとは湧輝の投球に凜斗の肩は魅力的だが、何かが足りない。考える力が絶対的に必要。練習を続けるしかない。全部員揃って終われなかった、「波」の1年は今年で終わり。来年は飛躍の年にしたい。まったく休まず練習をやり通した子供たちもいる。来年も大きな怪我、病気がなく笑顔の多い一年でありますように。皆様・・・・・良いお年をお迎えください。

今年最後、そして取扱説明書最終回の選手は皆実。出会ったのは5年前の1年生の時。3兄弟の末っ子。少しぽっちゃりして、ユニフォームの着こなしが印象的。ベルトは腹の下。ズボンは伸ばして着ている。ふてぶてしい態度。まさに中小企業の社長。木の枝を振り回し、私もよく枝で叩かれた。1年生の皆実は取扱注意だった。現在、卒団アルバム作成中だがその姿が残っていて、横隔膜がよじれる程笑った。そんな皆実が6年生。昨年からAチーム。気が小さくて守備範囲も狭すぎた昨年。性格を考えると捕手。10年間で10名の捕手と捕手が出来る子多数見たが、セカンド送球はNO.1。打撃も期待した春先だが、安打が出ない。東本監督も我慢して4番で起用していたが夏以降は、振れば安打という時期があった。練習を積み重ね、メンタル面も強くなりチームの大黒柱になってくれたこと。少し大人になった皆実。寂しさもあるが、自信を持った男は強くなる。中学でも相当活躍するだろう。強さとは優しさ。来年の残り試合は皆実が必ず勝利に導く。信じています。怪我だけ注意してください。
12月23日(祝)

中1日でまた野球。今年も残りわずか。冬の練習をやりながら、Aチーム・Bチーム合同練習。30名弱を一緒に動かすのは難しい。しかも効率が悪い。練習法など考えながら守備中心の練習。投げ方など意識して練習している子供と、考えずそのまま練習している子の差が出てきた。守備で変化してきた子は、啓太、琳大朗など。意識して練習している子は他にも相当いる。基本練習の繰り返しで上達してきた。久々にフリーバッティングもした。度肝を抜かれたのは2年生の子だった。無駄のないテイクバックにインパウトが強い。6歳か7歳。2年生から、守備では光るものを持っている子は今まで見てきた。現在、6年生の徹汰もその一人。徹汰は4年生からAチームに入れた。しかしバッティングセンスがある子を見たのは初めてかも知れない。大きくなったらフォローをしっかりとって、素振りを続ければ必ず記録と記憶に残る子になる。来年度の課題は山ほどあるが、まずは今年度のAチームがしっかりと着地すること。それにはケガと風邪に注意すること。終日練習も大事な1日になった。

明日はクリスマスイブ。私は忘年会で宿泊。私にはサンタは来ないが子供たちには楽しいクリスマスを過ごして欲しい。平手コーチがイヴが誕生日。イヴと誕生日でWの悲劇になるだろうと予想したので、無理やり誕生日会をやった。喜んでもらえて良かった。皆様・・・良いXmasをお過ごし下さい。
12月20日(土)・21日(金)

どうしても伝えたい、どうしてもやっておきたい事もある。

今年度、本当にたくさんの新入団の子供たちが入団してくれた。担当の岸川、八幡コーチ始め携わったスタッフにお礼と敬意を表したい。今年度あと2名4年生以下をお願いします。必ずお礼しますよ。継続は力。まさにスタッフも団になってきた。 土曜日は、どうしてもやらなければならない事があった。今年度、極端に試合数が少ないが、それ以上にもっと大事なこと。6年生4名が揃ってグランドに立つこと。しかもフル出場。諸事情により最近は2名の六年生と5年生以下の合同。勝ちのこだわる半面、血も涙もない私ではあるが、せめて私のできることは試合をお願いする事。雨が心配されたが、ある程度強引にグランド整備をしてもらった。相手チームにもご無理を聞いて頂いた。毎年親交を深めて頂いた相手球団ではあるが、今年が最後になるだろう。3番に凱生。4番に貴之。忘年会で主将にメンバーを決めさせた。徹汰は残りすべて投げると言ってくれている。私はこれだけは伝えたかった。学童野球といえども実力の世界。努力したものが良い思いをする。しかし残りわずかな6年生の為に5年生以下は戦い、6年生は必死に頑張ってくれる5年生以下を思いやる。これがどうしても伝えたかった本当に、協力していただいた相手の監督さん始めスタッフには感謝します。

日曜日、残り試合が少ない中の大事な1試合。そんな中、H23年度組の「私の申し子たち」が来てくれた。7名ぐらいかな。全員は来ていないが、身長も伸び本当に懐かしかった。ある子供が思い出話をしてくれた。一番嫌だったのはノック。エラーをするたび走らされて辛かったと言っていた。しかしそのお陰で彼は中学で陸上部。しかもマラソンが得意と言って笑わせてくれた。受験生なので皆が、進路が決まったら、私からお祝いで同窓会を開くことにした。Lineのグループに入れてもらって、なんだか若返った気分。H18年度、H24年度もLineのグループに入っているが、返信がなくて寂しいぞ。彼たちが、ジュニアーズのメンバーだけで学校や部活が違っても、未だに集まっていることが、たまらなく嬉しい。お金はかかるけど毎年卒団するOB子供たちに焼肉食べ放題に連れて行くことが楽しみです。

日曜日。試合前は振興会の草取り。急遽、私の独断で全団員参加。時間があるなら草取りをやる。そうしなければ野球の神に見放される。寒い中、ママさん方やスタッフも草取り頑張ってくれた。来年度も頼もしいスタッフ、父兄が揃っている。試合は、残り3試合なので代表として私もベンチ入り。テーマは選球眼とバントのみ。5年生以下はこれが出来ないと来年、つなぐ野球が出来ない。相手はエースの選手が怪我をしていたらしく、たまたま選球眼とバントのテーマがはまった。打線は5年生の蓮、翔太がつなぎ、6年生の徹汰、皆実のひと振り。特に皆実の初回レフト前は緩い球を打つお手本。一番、気に入ったのは1アウト満塁からの陽輝。スクイズのサインでも相手はボール球を投げられない3ボール2ストライク。しっかりと選球眼よく見逃し押し出し。エンドランやスクイズは何でも手が出てしまうがお見事だった。攻撃は東本監督のやりたいことが出来ただろう。守備は、投手徹汰は真心投球。雑になることなく安心して見ていられる。捕手皆実は声をかけ続けることは出来ていないが20日・21日、盗塁阻止率100%。今年度、あと2試合。しっかりと目に焼き付けたい。今私の伝えたいことは6年生達は、もう一度このメンバーやりたいと思っても無理。ならば残り2試合を1球1球心を込めて、しかも1秒でも長く笑っていてほしい。

今週は子供の事を止めてどうしても聞いて欲しいことがある。我慢出来ずに一部のスタッフには言ってしまったが先週4日間台湾出張。たくさんの初体験があった。台湾は治安も良いと聞いているし日本人もWelcome状態。そんな中、ちょうどお土産を買っている時に「スリ」に合った。スリに合う話を聞くが、そんな無防備なアホではダメと言っていた私。人ごみで何度も接近してくる女性。不思議に思ったがお土産に夢中。結果、カバンのチャックを開けられて盗まれた。被害総額300円。小物入れにリップクリーム。大事なリップなのに。 こんなこともあった。全館禁煙のホテル。夜、ジャージに着替え外でタバコを吸っていたら、日本人風の男性がいきなり「Please lend me a lighter」。ライターを忘れたらしく、すぐにライターを貸した。その後、その方は電話していたので会話を聞くと日本語。しかも関西弁。気まずい。すごく嫌な気分。完全に現地人と間違えられている。韓国でも中国人に間違えられた経験がある。  更には、台湾、中国のホテル近くは飲食店かマッサージが多い。日本でも必ず日曜日の夜はマッサージ行くほど肩がこる。というより、その時間寝たい。当然、台湾式マッサージを楽しみにしていた。治安も良いので安心して店へ。安い。しかし・・・・・いきなりポリス乱入。メチャクチャビックリ。勿論、普通のマッサージで何も悪いことはしていない。それなのに何故だか「帰国できない」と思った。ほぼ産まれたままの姿で立たされて質問された。治安が良すぎる。是非、スタッフにも危機感を感じてほしいと思った。野球と関係ないが、誰かに話したかったので、大変失礼。また海外出張があるので子供たちにお土産買ってきますよ。
12月13日(土)・14日(日)

Seize the last chance

土曜日から、走り込みを中心に練習した。特に5年生以下は来年度に向けて夏に出来ないことをやらなければならない。私もこのチームの扉を叩いてから丸十年。今年度はベンチから外れた。私生活でも色々有り、チームも存続をかけて今年度新体制を作った。団員は担当コーチの力もあり34名になった。ベンチから外れた環境から自軍を見たとき色々な事が見えてくる。団員も増えればスタッフ、父兄も増える。昨年まであまり考えたことのないご父兄の言動。今年度は何かが違う事を感じた。毎年、ご父兄の協力が日を追うごとに強烈になって行くが何かが違う気がした。今年度の運営と成績が反映されたような雰囲気。私はいつも人に言うことがある。「価値観や志が同じだと、あの方は良い人。価値観も何もかも違うと、あの人は変わった方。」しかし皆、自分の考えは普通だと思っている。組織とはその集まり。非営利団体だと自分に不利になると愚痴になり、意見が合う方と徒党を組む。私自身も自分の言っていることは正しいとは思っていない。色々な方の意見や本などを読んで自分自身の言葉に変えている。組織は中心人物の方針で物事が動き、周りの意見で改善する。流れの悪い今年度ではあったが、全スタッフ、父兄、子供たち全員の忘年会を私のわがままで企画。事務局と6年生ママさんが頑張ってくれたお陰で80名以上集まった。恐らく初めてだろう。私が伝えたかったのは2つ。「ラストチャンスを掴み取ること」と「4名の6年生のために全スタッフ、全父兄、団員が応援すること」。それを共通の目的にしたかった。今、一番大事なことは、長年頑張った6年生を笑顔で卒団させること。多少、強引な忘年会だったが楽しかったし必ず良い方向に行くと信じる。

日曜日、Bチームのナガイ杯予選。チームは全く出来上がっていないが何とか予選突破。正直、私が携わって負けたことが記憶にない相手。(ごめんなさい)。しかし、何かチームカラーが変わったかのような相手チームだった。しかも、小牧市も合併などで強くしたチームも多い。しかし相手チームは単独でその中で少人数ながら非常にまとまっている。そうなんです。今は、Bチームの人数が多すぎて、まったくチームにいない状況に外から見て気がついた。収穫はないが唯一、新しく入団した柊登が目立った。前向きに考え、毎年Bチーム時代は勝てない。勝つと勘違いする。最大の収穫は真っ暗になり車のライトで雨の中練習したこと。負けたら勝つために練習。Bチーム指揮官が相当燃えていてくれたのが、懐かしくさえ思えた。私も負けると大暴れ。今だから言える。過去にはデジカメ2台、トンボ2本。ノックバット3本。その他椅子など器物破損罪で捕まりそなほど大暴れしていた。悔しがらない子供たちに演技で暴れたこともあった。この気持ちはやったものしかわからない。しかしAチームは残り試合を悔しがらずに笑顔で終わって欲しい。あとは自分たちでラストチャンスをつかんでほしい。

今週は徹汰の取り扱い説明書。目に入れても痛くないと思い、実際に目に入れたら痛かった。恐らく、4年生からAチームなので彼が一番優勝経験があるのではないかと思う。4年生の時は控えではあったが、守備で助けてくれた、5年生の時は全試合遊撃手。県大会2回出場も経験した。6年生になり、取り扱いに困った。見下した感のある言動にキレまくった私。徹汰は優しくしすぎると成長が止まる。徹汰を叱れないスタッフが多いが私は関係ない。小さな体で必死にボールを追っかけ、自己犠牲出来る選手。私は、新入団の子供や、後輩の面倒は徹汰に任せる。めちゃっくちゃ優しい。カッコつけることもなく、スタッフが見ていない時でもみんなに優しい。ここ最近では、勝敗を背負い必死に投げる姿に感動する。あとは背伸びをしないこと。これから先、何もかも嫌な時期もある。そんな時は今の気持ちを思い出しなさい。本来、内野を守らせたら自信を持って言える。持ち前のハンドリングは今年度対戦した相手チームの中でトップクラス。そんな徹汰の学童野球として一緒にいる時間も残りわずか。私の出来ることは、彼の「背番号1」を残り試合目に焼き付けること。彼には私も良い思いをさせてもらった。そんな彼を精一杯応援するよ。
12月6日(土)・7日(日)

ラストチャンスへの登竜門

急激に冷え込んだ気候に忘年会で多少疲れ気味。卒団式まであと2ヶ月。今年度は学年の差なのか勝ち上がる事が出来ない。勝つことがすべてでない。野球は喜ぶためにやる。負けて泣くこともあるだろう。毎年、私は子供たちに言う。負けずに終わる大会は眺めがいい。今年度痛感した。毎年地区の優勝や、200チーム以上が参加するベスト4やベスト8など勝ち続けることの難しさ。もう今年度はそんな大きな大会はないが、あと1つだけ大会が残っている。それにかける。

土曜日・日曜日はよく似た展開。1イニングで大量失点。4失点は大きすぎる。しかし前半3つ盗塁を刺しながら、相手の策にやられた。走れなかったらこうしなさい。弱い部分に弱い打球。流石だと思ってしまった。徹汰も奮闘したが切れた凧の糸は元には戻らなかった。日曜日も同じ展開。1イニングで3失点だが前日と違いミス2個からなので悔いが残る。ミスした子は3年生。骨折した子の代わりの子。責めることは絶対にできない。本来ならDチーム。しかし6年生になった時、ミスして負けた悔しさを思い出してほしい。2試合で12イニング。失点したイニング数は2度だけなのに。攻撃は東本監督始めベンチが珍しく消極的だった。0対0の序盤は攻めまくるのが私のやり方。それで流れをつかむ。監督も悔いが残っただろう。私が大事にしていたナガイ杯があっけなく終わった事と初めてドラマのないナガイ杯を見てしまったのが残念。しかし子供たちも本当に感情が表に出るようになったが悔し涙ばかり。ここに来て負けて心から悔しいと思う子が出てきた。喜ぶための涙。1週大会は空くがラストチャンスはまだある。その前に、オールジュニアーズで忘年会でもやって6年生を応援してあげたい。

日曜日の午前中は、私の次男が在籍する高校の父兄会。ソフトボール大会。長男の時も含め初めて父兄会というものに参加した。コメントは控えるが父兄参加型高校野球にまったく携われず、申し訳ないという気持ちと陰ながら応援したいと言う気持ちがある。高校生になれば自分たちで出来る事が多い。嬉しかったのは少年野球時代戦った相手の選手が私を覚えてくれていたこと。初めての参加で楽しませてもらった。

毎週、Aチームの子供たちを一人ずつコメントしている。今週は6年生の貴之。春先、各スタッフが悩んだだろう。私自身も初めてのタイプ。初めて会話しても会話が成り立たなかった記憶がある。人の話は聞かない。闘争心はなく協調性もない。正直、今でも悩んでいるが、それでも大事な子。春先と思えば集中力も出てきたし、輪の中に入っている。何より我慢強い。しかし今シーズン2試合しか出ていない。フルイニング出場もない。これでは思い出は苦しいことばかり。今、私に出来ること。彼にフルイニング出場出来る環境を作ること。今シーズンの目標でもある4名の6年生が揃って先発出場して喜ぶこと。そんな貴之の姿を見てみたい。
11月29日(土)・30日(日)

協調性

土曜日は午前中から雨。午後からグランド状況の悪い中練習。Aチームも残り少ない大会。5年生以下の人数がある程度充実したものの入団したばかりの子が多い。とにかく今はAチーム4名の為。Bチームの大会もあるが、何年も頑張ってきた6年生のために後輩たちも頑張ってくれている。私が重んじてきたのは「チームプレー」。協調性のあるプレーを重んじてきた。東本監督も引き継いでくれている。勿論、個の能力で勝つ事は指揮官は一番楽。私もホームランも見たいし、何個も三振を取る投手を見たい。しかし、犠牲バントやエンドラン、守備でも皆が理解しているサインプレーが成功すると本当に嬉しい。この日、合同練習を見ていて痛感した。頭が良い悪いではなく「考えてプレーする子」。「まったく理解できずに、ただ単にフォーメンションなどやっている子」。「理解しようとしない子」。理解出来ないのは何とかなるし、昨年度まで何とかしてきた。理解しようとしない子は成長度も低く、何と言ってもスポーツに一番大事な「協調性」に欠ける。どんな社会でも組織は協調性が大事。大人も当然同じ。合う合わないは当然人間だからある。言いたいことも多々ある。しかし残念ながら組織に入った以上、合わせる事も大事なこと。OBのパパさんやママさんが平成〇〇度会など未だにやっている学年があると聞く。うちの家内も年間に何度も行くがやはり嬉しい。土曜日の練習を見ていて感じた。

日曜日は桶狭間大会。話を聞いたが合同チーム。合同でなくても十分やっていけるチームに思えたが、初回、いきなり本塁打とミスで先制される。この日は投手徹汰は本当に立ち向かっていた印象。捕手皆実は悪送球2つで2点献上したが今までチームを支えてきた男。1年生から知っているが気の小さい選手ではあったが、ここまでチームを牽引してくれたことが嬉しい。見応えがあったのは盗塁の刺し合い。スピード感がすごかった。5年生遊撃手の翔太が飛ぶくらいの勢いあるスピード。それを阻止するバッテリー。結果はミスでの2点得点。この試合は試合前からスパイクを忘れたり、けが人が出たり、やる前から忙しかった。しかし、6年生が後輩たちを守ってきれた印象。残り2大会を1球1球大事にして欲しい。  Aチームの大会後、ナガイ杯で春日井へ。Bチーム今年度最後の大会。相手監督さんとは、私が監督時代から仲良くしていただいている監督さん。失礼ながら私の父親に近い年齢。尊敬出来る。試合は、色々見つけた試合にもなった。やはりAチームにいる4年生・5年生が大きく見えた。特に蓮は右へ左へ扇打法。初めてだと思うがショート陽輝もポジショニングさえ間違わなければ十分やっていける。琳大朗のファーストも良かった。いきなり初出場の柊登は緊張しただろう。人数が多くても内野を守れる子が少ないので最大の課題。先発の翔太は50点。まだ満足していないし成長出来る。少し後ろが大きくなってきたのが心配。ただ牽制が上手になっていた。この大会、決勝トーナメントへ行ける。来年を見据えながら次は予選1位をかけて14日戦う。

今週は4年生陽輝。まだ1年間ぐらいの経験だと記憶しているが、最初は嫌になって投げ出しそうな時期もあった。接するのに安易ではない子供かな!?と思った時もあったが、真面目で協調性抜群なので入団早々にAチームでも常時試合に出ている。彼が6年生になる時は、きっと面倒見の良い選手になっているだろう。あとは怪我に強く、体が丈夫で強い子になってほしい。出会った頃と違い、今ではチームの和を重んじるのでスタッフも接しやすいだろう。あとは努力。信頼される選手になってほしい。
11月24日(振)

絶体絶命の時こそ勇気を持て

三連休最終日。アップから参加した。雰囲気も良いし何となく気分もいい。この日は三連覇しているラストリーグ。この大会の運営されている代表さんのお陰で今年も参加させて頂く。毎年この大会は来年を見据えて選手起用したり、出来るだけ沢山の子供たちを出すことを、私の監督時代にはやっていたが、今年度はそんな余裕がない。徹汰先発でスタート。制球の良い投手に守備も非常に丁寧な相手選手。しかも捕手の肩というよりセカンドまでのコントロール抜群。東本監督も攻めに攻めたが3つ刺された。試合は初回から、微妙な判定。アウト、セーフ関係なく少し嫌な気分になった。この日は結構微妙な判定が多かった。私も昨年まで400試合以上指揮を執った。監督をやれば判定に対して「言いたいこともある。納得できないこともある。」我慢の連続だったが、ある監督さんからアドバイスを受けた。抗議をするのではなく、「確認をする」。そうすれば話し合ってくれる。実際に判定が変わった事もある。そして両軍から審判を出し合う場合は正装を指示する。昨日は支部の審判の方に頼んだのも事実。話は逸れたが、うちも相手チームも真剣だった証拠。 試合はピンチの連続。唯一の皆実スリーベースヒットも点が取れない。相手チームの戦績は分からないが相当勝ち進めるチームではないかと予想されるほど個の能力が高い。しかし、うちも1アウト1塁3塁。1アウト2塁・3塁で4番打者。大ピンチばかり。野球は不思議、ミスはサードとセカンドの4年生だが、それを救ったのも4年生琳大朗。東本監督もフォーメーションに力を入れていた。その練習の成果が2つ成功。このサインプレーは6名が絡むプレー。大ピンチには勇気を持ってやってみる。ミスした子がいたら、その子のミスを帳消しにしてあげようとする勇気。パワーがなければ頭を使えばいい。お見事だった。うちの監督も攻め抜いたがバッテリーと特に遊撃手の選手にすべて止められた。タッチが上手い。結果引き分けだが、コールド負けしても不思議でない展開だった。印象だったのはピンチを切り抜けてベンチに戻って来るときに泣いている子がいる。ベンチに戻ってくる時は全力で戻ってくる練習をしたが、この時ばかりは許せるほど喜びながらベンチに戻って来た。私はそれを見て嬉しかった。いろいろな意味で記憶に残る試合になった。

今週は琳大朗4年生。正直、昨年までAチームばかり見ていたのでまったく印象にない。初めて琳大朗とまともに会話したのは焼肉屋。それしか記憶にないほど大人しいが何故だか可愛い。それは、全てに対して一所懸命。必死になりすぎてすぐに泣いてしまう。数週間前、タイムリーヒットを打って、塁上で泣いている姿は恐らく忘れられない瞬間だった。本来ならCチームではあるがチーム事情でAチームの大きな子相手に頑張っている。良い経験。彼にはケアが必要。いつも緊張感の中にいる子なのでリラックスさせてあげられる言葉も必要。まだ4年生。今のまま何もかもに一所懸命であってほしいです。
11月22日(土)・23日(祝)

今、一番大事なことを忘れている

師走前に衆議院解散や為替の変動、目まぐるしく変化する環境。更には長野県北部の大地震。現在も余震が続いている。普通に生活出来るだけでも感謝しなければならない。土曜日はナガイ杯予選。まったく元気がない印象だったが、私は主審なのでチーム状況など二の次。試合は、両投手制球が良く、主審もやりやすかったが4回に突然相手投手が崩れた。投手徹汰は最後まで球威、制球が安定していた。ロースコアに予想した序盤だが、最後は送球ミスの連発で大差になった。第三者的に両軍を見たが、元気と団結が特徴のうちのチームだが、その一番大事なことが出来ていない。大丈夫なのだろうか?練習後、私は試合に出ていない子が一番大事な役割をする事を伝えた。勝つことよりホームラン打つことよりも大事なこと。日曜日も同じような事を子供たちに伝えた。

豊山大会。第1回から2連覇して昨年もファイナルまで残った。私は遠くで観戦しようと思った。大会でこの時期に初先発の皆実。捕手も当然大会初。3連休で2名しか出ていない6年生に無理させて怪我をさせられないので徹汰の3連投を避けた。皆実はよく投げた。サード4年生の伶真守備も安定していた。 前日に一番大事なことは出来ているだろうか?ベンチで応援する子も同じ気持ちでいるだろうか? そんな時、ファールボールを何球もレフトに拾いに行く控えの子供がいた。サード線に5球ほどファールを打っていたが「もっと粘れ」、「ナイスファール」大人たちの声が飛ぶ。その度に、ボールを必死に取りに行く子供の気持ちを考えたことがあるだろうか?勿論、私もファールで粘る子は大好きだが、それ以上にボールを拾いに行ったり、バットを引いてくれたりする選手を大事にしなければならない。その子供達がいなければ、試合が出来ない事を伝えたい。今では4年生・5年生がどっぷりレギュラーになり安心している。グランドに立つ子供たちが応援してくれるベンチの子供たちに感謝しない限り、「1つ」にはなれないだろう。試合後、私が練習を仕切った。メチャクチャ元気。やれば出来る。今、一番大事なことは試合に出られない子に感謝する事。そしてベンチで応援する子は、一緒に喜んで上げること。ファインプレーなどしなくていい。そんな気持ちが最高のプレーだと私は思う。

土曜日の夜、H17年度卒団のご父兄に呼ばれ21歳になるOBと会った。彼の人生も色々あり、もがき苦しみ家族も犠牲に時期があった。4ヶ月ぶりに見てびっくり。もともと素直で純粋な子。背伸びした時期もあったが今は必死に働いているらしい。私は少し酔っ払っていたが、彼が「もう一度やり直したい」という言葉が胸に突き刺さった。残念ながらリセットは出来ないが、今から這い上がることは彼なら十分出来る。いつも応援しています。常に前向きで。
11月15日(土)・16日(日)

ギュッと

土曜日、平手コーチが仕事だったので、私はAチームの試合同行をせずにBチームと練習。勿論Aチームと共に戦いたいが、東本監督、安藤コーチ他スタッフが思う存分戦うためにはちょうど良い機会。目に入れたら痛いがそれくらい愛着のある6年生。出発前には、先発予定の徹汰を「ギュッと抱きしめた。今日は大丈夫。1失点で終わる」抱きしめながら私のパワーを与えた。と言っても、私にそんなパワーはないので、おまじない。Bチームと練習をしながら途中経過を聞いた。途中大差で勝っていると聞き気分もいい。結果をBチームの子供たちに伝えたら、ガッツポーズをして喜んでくれている。正直、同じ学年の4年生・5年生がAチームにいるが、自分のことのように喜んでくれた。まさにオールジュニアーズ。志は同じ。いつもAチームの子供中心で買い物に行ったりするので、この日はBチームの5年生を連れてお菓子を買いに行った。10年前5年生以下全員を見ていた私ではあるが、なんとなく懐かしかった。

日曜日、朝起きて先週雨で流れた大会。強いチーム相手なので同行しようと思ったが、15日、東本監督始め皆が笑顔で帰ってきたので今の流れを大切にしようと思った。負けは腹をくくって思う存分戦って来てと東本監督と安藤コーチにメールをした。負けたら、私がモチベーションを上げる事が出来る自信がある。正直、相手の代表さんに会うのも楽しみではあった。グランドには6年生二人。接戦になればと勝機はあると思って、Bチーム・Cチームの練習に参加しようと出発前に気がついた。。「忘れてた!子供たちに前日約束したギュッを忘れていた」。子供との約束は破れず、急いで着替えて行った。出発前にはこの日は主将皆実もギュッと抱きしめた。デカイが子供。私のフルパワーを贈った。徹汰には一人で苦しまないようにと思いながらギュッと抱きしめた。顔がよけていた。見送った後、この日新しく入団した柊登を含め練習した。平手コーチもAチームが気になっているのかラインを気にする。祈る気持ち。内容は分からないが後で聞けばいい。接戦を勝ち切った。子供たちの喜び顔が目に浮かぶ。喜びすぎて審判に注意されていないか!心配するほど喜んだだろう。見たかった。帰ってくるのが楽しみだったが、グランド確保関係で体育協会に行くためすれ違い。私は、グランドに帰り皆の顔が見たかったが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めて味わう屈辱感。スタッフに対しても1年間というスパンで計画を立てていたが、何も変わらず厳しくすれば気を遣う。優しくすれば無視。周りの支え、環境があって野球が出来ている事を忘れないでほしい。

嫌なこともあれば良いこともある。Bチーム。技術は二の次として、何といってもメンタルが強くなっている。勿論、技術もレベルアップ。少しレベルの差がありすぎるのが気になったが、既に「和」なっていた。平手コーチの色なのだろう。あとは頭を使う事をすれば試合になるのではないかと思うほどだった。Bチームはまだまだ大会はあるが、今、我慢するとき。苦しい練習を乗り切れば必ず楽しくなる。計画性を立てて練習さえすれば本当に楽しみな子供たちが多い。精神的に強くなったBチームを見て嬉しかった。Bチームスタッフには感謝です。

今週の特集はBチームの子供たち。取り扱いは平手コーチ、岸川コーチだが、私から見て登生は引っ張る力抜群。知らぬ間に投げ方も良くなっている。本当に辞めたがっていた時期が不思議なほど。司は本当に優しい。完全に自分を捨てている。愛虎は不器用なところがあるが2ヶ月と思えないほどリーダーシップを発揮している。新入団の柊登は即戦力。なにより溶け込む力を持っている。晃大も着々を成長しているし、3年生ながら善勇や彼方も上手にいる。全員書けないが、他の子も我慢強くなっている。助け合って、声掛け合って、強くて優しい子になってほしい。そして来年、必ず「優勝」して喜び合いなさい。期待しています。
11月8日(土)・9日(日)

継続は力。継続こそが一番難しい。

11月に入り今シーズン初めてのグランドコート。新チームになって2度目の冬がやってきた。市長杯前に相手代表の方とお話をしたが来年は試合が出来ない環境らしい。サッカーの人気もあるし子供の絶対数も減っている。私は監督を退き、とにかく「球団の継続」考えるようになった。子供と卒団することは簡単でも、よそ様の子供を預かり卒団させる事は会社経営より厄介かもしれない。非営利団体。仕事同様、生活をかけて球団を存続をさせようと思う父兄はいない。来年度小牧市は7チームで大会を行う。父兄だけで運営しているチームは1チームのみ。やはり残った6球団は組織力のある球団だった。この時代、本当に存続させることの難しさを痛感。来年度6年生が卒団しても30名以上いる環境に感謝しなければならない。体験担当のスタッフやBチーム、Cチームを指導してくれるスタッフには感謝です。 試合は、2イニングしか観戦していないが、徹汰の先頭打者への四球が失点にシーンを見た。それしか記憶にない。H24年度、私と苦楽を共にした主将が観戦に来てくれていたので1時間以上話した。硬式に進み色々話した。思春期なので悩みもある。思い通りにならないこともある。人間は楽したい動物。周りに理解者がいなかったら反抗したくなる。本当の友達を大切にして、背伸びせずに今の環境に感謝してほしい。そしていつも大きな目標を持って。いつもで遊びに来てください。話ぐらい聞いてやるよ。試合は大事な試合なのにコメント出来るほど見てなくてゴメンよ。

日曜日は遠征で朝早くから大会。開会式後、アップをしている途中で雨天中止。せっかく行ったのでやりたかったが雨には勝てない。相手の代表の方ともお話した。社交的で長年球団を支えた尊敬できる方。やはり、とにかく球団の存続を一番に考えていた。ホームページを見返したが昨年も一昨年も対戦していた。一昨年は同じ大会。恐らく来週対戦させて頂く。強豪チームでも立ち向かってほしい。

小牧に戻り3時間のミーティング。ただ単に野球をしている子と決め事や野球のセオリーを理解している子の差は大きすぎる。4年生ながら伶真は賢い。3年生でも晃大も理解している。5年生の翔太も大丈夫。やはり皆実、徹汰は考える野球をしている。よく「無心」でプレーしなさいと聞くが私には「無心」でプレーは出来なかった。私個人の考えは、感情を表に出して表情豊かに戦ってほしい。
11月3日(祝)

初めての

三連休三日目。2日の勢いですべてをかけるナガイ杯予選。その前に中学野球の試合を観戦。昨年まで活躍してくれていた子が頑張ってくれていたので嬉しいが、相手チームや次の試合の選手は、すごく挨拶が出来ているのにジュニアーズのOBが所属する選手たちはダラダラ。環境が変わればではなく、既に小学校時代からなど忘れて、野球が出来ることが当たり前になっている証拠。私は、卒団生が中学野球だろうと、硬式野球だろうとどちらでも構わないが、いつも大会終了など挨拶に来てくれるのは硬式野球の子供達。3日も二人の硬式野球の子供たちが挨拶に来てくれた。挨拶も忘れた子供達にはもう一度、初心に戻ってほしい。

中学観戦から戻りアップを見た。予想通り。口先だけの元気。この日1回目キレる。いつもいつもモチベーションが維持できない、確かにこれだけの個性的な子供たちは初めてではあるが、一番大事なのは試合ではなく練習。何とかやる気にさせて試合に挑む。相手は昨年、いろいろな大会を総なめにした強豪チーム。しかも総監督さんのお人柄が素晴らしい方。同じ総監督の私と正反対・・・ってコラ!相手の総監督さんが主審で試合開始。3日もバッテリー以外は4年生と5年生。こんな年も初めて。初回先制したものの、その裏ピンチ。徹汰の調子が・・・・・・悪すぎるが、いつも通り捕手皆実が助ける。2点目がほしいが送りバントさえ出来ない。徹底した指示がなかった。送れなかったが、相手の投手は制球も良く好投手ではあるが、とにかくモーションが大きい。ある程度スタートきれれば3塁までいけると見た。ズバリだった。徹汰は尻上がりにと期待したが、抜け球が多い。徹汰が抜け球を投げるたびに、私の毛も抜けそうになるほど、辛抱しろと思う。ピンチもバッティングはメチャクチャな凜斗がライトゴロを冷静に2つ捌く。東本監督の期待にしっかり応えた。結果3対1。大きなポイントがあった。それはバント処理。相手の素晴らしすぎるセフティーを投手徹汰が間一髪アウトにする。ファースト蓮も体制を崩しながら捕球。逆に翔太のセフティーがたまたま相手の送球ミスを誘い2塁ランナーがホームイン。この1点がだったかもしれない。とにかく、パワーのあるチームに勝てたことが嬉しかった。守りきったという印象。しかし、やはり6年生全員が怪我でもないのに出ていないのが、見ていて私も辛い。元気だけでもいい。二人の6年生に奮起を期待する。予選まず1勝。来週と再来週が大勝負。

こんな話はどうでも良いが、帰宅後、家内に頼まれて初めて一人で買い物に行かされた。鶏もも肉と卵、牛乳など。牛乳や卵はこだわりがあるらしく、初めてのおつかいのようにメモを渡された。カゴを持っていざ買い物へ。場所がわからない。鶏もも肉って鍋用とか書いてあるのでわからない。卵の殻の色を指定されてもさっぱりわからない。白以外って何色がある?牛乳で何故こんなに金額が違うか意味不明。牛のエサが違うのか!?4品買うのに店員に3回聞いて、家内に2回電話した。今後、夕食がお茶漬けでも文句は言わないと決めた。

今週は文也。彼とは今年初めから一緒に練習したが、3日初めて文也にキレたかもしれない。彼は素直なので付き合うにはやり易いタイプではあるが、得意分野や好きなこと以外興味を示さない為根気よく接しなければならない。集中力を高めれば必ず上手になれる。一生懸命応援してくれる親がいる。文也が試合に出ないと分かっていても応援に来てくれる。そんな両親を喜ばせてあげてほしい。強くなりなさい。素直さは文也の最大の武器。チームという和を大事にする心があれば大丈夫。辛いことでも立ち向かう勇気を持って欲しい。
11月2日(日)

達成感を味わうには目標を決める。たとえどんな環境でも

雨が心配された日曜日。すっかり、Bチーム単独(Aチーム4年生5年生の9名以外)で構成されたメンバーで練習試合することを私自身。忘れていた。土曜日に事前準備しなくてごめんね。しかし何とか試合になったようで良かった。試合に出られない子もたくさんいるので良い企画だったと思います。相手して頂いた球団には感謝です。  私は遅刻した。どうしても皆に言いたくて、原因はシューズの中にカタツムリが入っていて踏み潰してしまった。言えないほど高額なアップシューズの中に、カタツムリの殻。七不思議だったので和ます為にみんなに言ったがドン引き。   Aチームは勝負の11月。アップを見たがモチベーションが上がりきっていない。試合前から翔太や琳大朗が泣きまくる。翔太は4年生の時の方がハンドリングが良かった。琳大朗はミス連発。そんな状況で試合会場へ。試合前、他球団の応援席で観戦。来年度、減っていく球団の話題。やはり父兄監督のみで運営しているチームは、自分の子供の代で終了している。本日も、AチームBチーム単体で試合できたことは担当スタッフの力。いつかは淘汰されるかもしれないが、OB達が遊びに来てくれる環境だけは残しておきたい。

さぁ試合開始。相手して頂いた球団は複数のチームが1つになったチーム。恐らく個のチームから秋には団になると思っていた。予想通りパワフルなチーム。初回のうちの攻撃で単独スチール失敗。完全愚策。ランナーの特徴と相手バッテリーの特徴をつかんでいなかった。その裏が怖いが、同じ形で、単独スチールを皆実が刺す。8月以降7割を越える阻止率。私が10年で見た捕手の中でセカンド送球のコントロールはNO.1。過去に強肩はいたが、コントロールが良いのは刺せる。先制はうちに来た。1回の攻防で流れが止まったが、4番皆実レフト前。シングルヒットでは物足りないが確実に芯を捉えている。5年生蓮が四球でつなぐ。最大のポイントだった。丈維は送る。7番4年生琳大朗、先制タイムリー。お見事だった。先発は徹汰。調子は良くないし笑顔もない。心配はしていない。彼は課題を持ってマウンドに立っている。守備でも遊撃手翔太やセンター琳大朗。守備は全員4年生と5年生。背番号「1」を必死に守っている姿が良かった。投手徹汰は3塁を踏ませないピッチング。守備のポイントは1アウト1塁からエンドランのサインを見破り、足を止める。その後2連打されるも無失点。もし、・・・・・・されていたら、同点覚悟だった。最終回も最後の打者は痛烈なサードライナー。4年生伶真ジャンプイチバン。ゲームセット。練習前に泣いていた4年生琳大朗。そして翔太が練習で泣いて試合で笑ってくれた。 投手徹汰に歩み寄った。何もかも背負った投手の目から私にとっては宝石以上の涙。自分とチームの目標を達成した安堵感の涙。たった1勝。それでもいい。今年度新組織の中で苦しだ監督始めスタッフも、今、達成感を味わう時期。それが6年生が少なくても打てなくても例え負けたとしても何かを拾って次の目標に向かう。今日は少しだけの感動をいただきました。

私が学生の頃、こんな事を教えてもらった。毎日素振りをするなら、まずは何回素振りするか決めなさい。1000回振ると決めたら1000回以上振りなさい。999回では1回も振ったことにならない。学童野球に携わって理解できた。「手が痛くても腕が疲れてもやりきった達成感が成長させる。」もうダメと思ってからもう1回。もう嫌だと思ったらもう一度。今シーズンはあと2ヶ月強。やりきった達成感を味わって次の代にバトンを渡して欲しい。
11月1日(土)

タマタマ

土曜日は残念ながら雨。午後からの練習で、タマタマ午前中買い物にいったら衝動買いでいろいろ買ってしまった。室内練習後、家内が飲み会でいないので休みは絶対に行かないパチンコにタマタマ行って大負け。野球が負けるのよりはいいかもしれないが、休みに野球以外で時間があるとお金を使うことを痛感。

日本シリーズをタマタマ最終戦だけ見た。しかも5回裏ぐらいから。どちらも応援しているわけではないが野球を見るのが好きなので観戦。今でも話題になっている最終回の守備妨害。1アウト満塁。ホームゲッツーを防ぐためにある程度覚悟して背中に当たれと言わんばかりに走る。紙一重なので当然。そんな事は私は興味なし。9回表、抑えの切り札が1点差で出てきた。抑え投手の名前は知らない。2番打者に初球フォークボール。180%四球と思った。逃げまくる捕手。逃げて逃げて逃げた結果四球3つ。プロなの!?と思うほど失礼ながら技術でなく度胸がない。1アウト満塁。3ボール1ストライク。このイニング、ストライクは3球に1球しか入っていない。3ボール1ストライクから200%真っ直ぐ。それを打って史上初の終わり方であったが、見逃す度胸もない。3ボール2ストライクでも99%真っ直ぐ。空振りしてもゲッツーより良い。ボール球投げれば同点。すべてプロの正解は結果論。逃げたら怖いものがもっと襲ってくる。満塁にた四球3つは学童野球でもあまり見かけない。タマタマ見た試合に学童野球の子供たちには、あまり見せたくない9回裏のシーンでした。

本題の室内練習。八幡、岸川コーチの熱意で本当に人数も増えた。5年生も充実しているが、4年生以下の子も非常に楽しみ。Aチームにいる4年生・5年生は勿論期待しているが、Bチームでは、登生や愛虎など大柄の子に期待。体験の子で名前は出せないが非常にセンスを持った子がいる。将来的にも晃大、善勇など3年生も控えている。室内練習は士気が上がる。明日から大会。タマタマでも何でもいいから勝利して喜べ。この時期は結果がほしい。
10月25日(土)・26日(日)

先導変われば野球が変わる。

私にとって、とてつもなく移動回数の多い出張が終わった。中国と大阪。上海に着くないなや、子供たちのお土産を買いに行く。海外出張では私の習慣。この日記を会社の人が見たら怒るだろう。少し土曜日はゆっくりしたかったが、子供たちはゆっくりしていないので私自身も頑張れる。ラストリーグ初戦。何故だか毎年どこかの大会で対戦する相手。毎年伸び伸びしているチーム。初回、先制するもその裏、バント処理が乱れ逆転を許す。この日はダイアモンドには2名の6年生しかいない。負けていたが4球で相手攻撃が終わった後、当然流れが来る。同点。2回以降、投手徹汰は快投。守備では5年生丈維が良かった。4年生伶真の足で逆転。最終回は三者三振締め。毎年指揮官が変わるチームは、チームカラーまで変わっていた。立ち上がりは不安定だったが、うちの打線で3得点は勝たなければならない点数。初戦を取れたのは良かった。

土曜日、何故だか中学の大会主審。まったくやる気もなかったが、両チームにジュニアーズOBが沢山いるので逆にやってみたかった。両軍の主将はジュニアーズ出身。少しだけ誇らしい。硬式に行ったOBもいるが私にとっては、硬式でも軟式でも元気に精一杯頑張ってくれていたら、それだけで嬉しい。しかし、その中学校の方針なので口出せないが、非常に雑な野球に変わっていた。3ボールからでも簡単に凡打。1球くらい待ってもいいのに相手を助けてしまう。どれだけでも走れるバッテリーでも動きがない。比較的ロースコアの原因は守備が良いわけでもなく投手が良いわけでもない。ボール球振り過ぎ。フルスイングしろと指揮官が叫んでいたがフルスイング出来るバッティングフォームの選手が少なかった。しかしジュニアーズOB子がたくさん出場して活躍してくれたので楽しかった。何もかも必死に、環境が変わっても声を出して全力疾走でプレーしてほしい。その後、練習試合に向かう。平手コーチの知り合いということで、やっていただいた。新しいチームなのでAチーム対戦は初めて。バッテリーは、先発では2試合目かな!?皆実の制球と徹汰の捕手はお見事だった。まったく練習していないブロックも完璧に決まっていた。蓮のバットコントロールも良かった。中継もつないで本塁寸前でアウトに出来た。4年生琳大朗から5年生翔太へ。最後は6年生徹汰へのバトンを渡すかのような中継プレーは見応えがあった。試合前は大敗も予想されたがゲームを作れるようになった。しかし、相手の10番の選手は投手としては、マウンドさばきとリズムが見事だった。打っても、右へ左へ扇打法。素晴らしく個のスキルが高いと感じた。 11月3連休は3連戦。皆実が投手として目処が立ったのが収穫。

今週は凜斗5年生。私が昨年まで監督をいたがいたが、4年生の凜斗は記憶にない、ごめんよ。春先少し見ただけで相当時間のかかる子だと思った。正直、今でもプレーはメチャクチャ。しかし彼には「元気」という武器と、「素直」な心を持っている。自分の事しか考えなかった凜斗が少しずつ仲間意識を持ってきたのは事実。あまり考えない子なので、ミスしたり必死さがなくなったときは、言い方は悪いが罰を与える。チームという輪に入れない。何が悪かったのか理解するまで話す。それでも食らいついてくるので、今ではチームのムードメーカーになりつつある。既に、チームには欠かせない存在になっている。プレーのレベルも上げて欲しいが、今以上に試合や練習では盛り上げほしい。きっと来年は中心選手になれると思いますよ。
10月18日(土)・19日(日)

ピンチをチャンスに変えれるチームになれ。

野球には流れがある。悪い流れを止めることが出来ない時もあれば、良い流れが1球で変わる時もある。野球経験者なら、試合の流れを重視する。力の差がある相手でも流れを自軍に持ってくる事で勝利に近づける事も出来る。それは、元気だったり時としてギャンブル的な奇策も必要。しかし、やはり声が一番大事。何故なら声は誰でも出せる。

土曜日は春日井のチームと練習試合。ご無理を言ってAチーム2試合。Bチーム1試合。さらにはCチームTボール大会。本当にお世話になりました。試合は、Aチームには最大の目的があった。今年度、ありえない初めてのダブルヘッダー。毎年出来る限りダブルは避けたいが致し方なく、大会が重なりダブルヘッダーになる。確かに6年生の人数は少ないが経験させてあげたかった。そして6年生のタカユキも出さなければならない。私自身も前回の試合を見ていないので1ヶ月ぶりにAチームを見た。間違いなく成長していた。走塁にバントお見事でした。気にしていたのは徹汰の投球だった。崩れかけた時でも投手を支えるのは、その子の特徴、性格をつかんだ声かけ。どれだけ良い投手でも心乱れれば制球も乱れる。2試合とも、まだまだ熱い東本監督の後ろで自分なりに実践してみた。攻撃の時にサインを出すのは当たり前。その攻撃でも点の取り方を工夫する事と何よりピンチの時に守ってあげられるのはベンチ。2試合ともバッテリーが機能した。バッテリー入れ替えでも息のあった投球をしてくれた。目立った子は陽輝の守備。4年生ではあるが4-4-3のゲッツーは見事だった。流れがすべてくるプレー。あとはテーマのバントが決まったことがすべてだった。一番大事な自己犠牲。これが連勝出来た要因。Bチームは、先発伶真だがやはり制球が課題。2番手は晃大。3年生と思えない制球力だった。打線は、一番印象なのは登生。練習で結果を出していたが鋭い打球が飛ぶ。Bチームも愛虎初め、やはりバントが決まっていた。3試合もやって頂いた相手チームには感謝です。うちの父兄も協力してくれたので助かりました。

日曜日、Bチーム大会。私は6年生のモチベーションのためにも残った。今年はすごく気を遣う。残り4ヶ月弱を絶対に楽しませなければと思う気持ちが私にはあった。猛練習後!?6年生を連れてBチームの試合観戦。試合慣れしている印象の強いチームと、まだ経験の少ない自軍とのゲームという印象だった。序盤から流れがつかめない。それはすべて先頭打者を出塁させていた。それを止めるには捕手の声と、足を止めること。3イニングで4失点は大きすぎる。先発翔太がリズムつかんだ途端に4回から7イニングまで無失点に抑えた。翔太は急成長。最終回の攻撃。ノーアウトランナー一塁。非常に難しい策だがある意味捨て身の攻撃と、今までにない執念を見せた。ここでも入団して間もない登生のタイムリー。しかしあと一歩。収穫の負けと思える試合だった。ポイントは1つ。初回の攻撃。立ち上がり1アウト1塁2塁。ツーボール。制球に苦しむ立ち上がり。ボール球に手を出した。ノースリーとツーボールワンストライク。天と地。そこから相手投手はすべてストライク。恐ろしい1球になった。勝負事は時として1球で決まる。悪い流れでも「団」なればチャンスになる。ピンチに強い子になってほしい。そしてチャンスを楽しんでほしい。Aチームも残り5大会。6年生にとって最高の流れになれ。

今週は4年生伶真。この子はに取扱説明書はいらない。負けず嫌いで4年生ながら練習でも食らいつく。確かに送球ミスや三振もある。弱い部分や雑な時もある。しかし常に前を向いている伶真。すごく良い意味で4年生で初めてのタイプ。絶対に逃げない。決して器用ではないが、私にとっては魅力を感じる。彼が6年生の秋になったとき、この日記を読み返したい。記憶に残る子になるであろう。
10月13日(祝)

雨降って地固らせる

連休三日目。大会予定だが台風の接近で中止が予想された。当然やるはずがないとも思った。危険回避は運営側の義務。朝一番に私から待機指示を出したつもりが伝わらなかった。致し方なく7時集合。来ている子と来ていない子。一部の父兄に連絡が行きバラバラ状態に現状のチーム状態だと感じてしまったのは私だけだろうか。必死に運営して頂いているスタッフも、ミスしたり上手くいかない時もある。私の99%予想通り大会中止。すぐに前を向いた。屋外で練習中に雨。即、室内練習だが、祝日は体育館が空いている事に気がつき、許可を頂き体育館へ移動。うちのスタッフは指示を出せば本当に動きが早い。室内練習も充実していた。7時過ぎから12時までの練習。正直、スタッフに憤りを感じたが恵みの雨だったかもしれない。主要スタッフとも話し合い、とにかくネガティブな考えを捨てて「前へ前へ」進む。6年生と過ごす時間もひと雨ごとに減っていく。1試合でも多く勝ってほしい。大会は11月まで延期。13日は気分的に大きな台風にが小牧原ジュニアーズを横断したが、この雨と風は必ず地が固まり、フォローの風になると信じる。毎年スタッフ間も仲が良いのがうちの特徴。皆が苦労して知恵を絞り、子供たちを卒団させる。監督、事務局など主要スタッフが奮い立つ時。子供達の戦闘準備は出来ている。ジュニアーズにとって、8月から長い雨が降った。無理矢理でも地固ませる。そんな気持ちでお願いします。

本日は蓮特集。5年生。昨年、4年生でもAチームとして私とともに戦った戦士。トンチンカンだった4年生。なかなか仲間の輪に入ろうとしても入りきれなかった昨年。叱られるとイジケて被害妄想の塊。親の許可を取り今年度も蓮だけは私に任せてもらった。いい加減だった日記も5年生になると別人かと思うほど心ある文字が並ぶ。プレーは持ち前のハンドリングとバットコントロールがあり、しっかりと5年生らしいプレーをしてくれる。彼の場合は、見えないファインプレーが多い。ファーストでもハーフバウンドを捕ったり、空振りも少ないため進塁打も打てる。そんな所を褒めてあげる。すごく喜んでくれる。かわいい。叱るポイントはイジケた時。イジたら無視する。知らぬ間に、私にとっては思い入れの強い子になっている。たくさん蓮に笑ってほしい。強く、そしてチームを引っ張ってほしい存在になっている。まだ5年生だが、きっと来年は相当後輩の面倒も見てくれると思う。多少トンチンカンでも、叱られても上を向いてプレーしてほしい。あと3ヶ月は蓮の大好きな6年生のために必死に頑張りなさい。期待しています。
10月11日(土)・12日(日)

抜け毛があっても抜け目はない

土曜日Aチームは久々の試合。私は金曜日に仕事上、ありえないクレーム対応に追われた。仲間(部下)のミスも私の責任と思い、コメツキバッタ以上に頭を下げた。週明けが不安だが、追い詰められたら攻める。土曜日午前中はその対策で試合観戦出来なかった。正直、無理すれば試合会場に行けたが、今は監督やスタッフも私の目を気にすることなく伸び伸び試合が出来るだろうと思ったのが本音。途中までメールで内容は来ていたが、最後の7回で糸が切れた凧のように大量失点。試合後、徹汰だけが報告に来てくれた。これも村田コーチの配慮だというのはすぐに分かった。徹汰は苦しんだだろうか?皆実は笑っていただろうか?凱生は・・・・・6年生が気になる。やはり四球とミスは失点になる。本塁打を打たれても1点。但し、ミスや四球が絡めば大量失点になる事を証明してくれるスコアブックだった。試合後、11日から私自身がノックをするようにした。先週までの練習が出来ない。プレーする者以外の子が見ているだけ。あれだけ声と応援する練習をしたのに・・・・しかし、最後は日曜日の大会のために仕上げた。抜け毛は多いが練習では抜け目はないと自負している。

日曜日、集合時間を間違えた。いきなり抜け目があった。Bチームの大会。しかしながらこの日も体験3名。5年生、4年生、2年生。すべて経験者。入団担当の父兄コーチの熱意がここに来て最高の結果になっている。すごく野球を楽しむ3名なので気に入ってくれたら入団してほしい。Bチームのナガイスポーツ杯予選。普段6年生はお留守番練習の予定だが、6年生の意見を尊重した。Bチームの試合を観戦したい者。Cチームの面倒を見たい者。2名を連れて行った。相手監督さんは自分の子供が在籍していないのに頑張っている好感の持てる方。先発は翔太。腕の使い方を変えてから制球が良い。何よりリズムが良かった。元気もいいし、久々にジュニアーズ野球を見た。常に攻めの姿勢。走塁も攻めれた。守備も蓮中心にミスらしいミスは1つ。それも翔太が救った。試合開始直前すぐに思った。この日のポイントは伶真。先頭打者で淡白だったが、守備でも攻撃でも伶真次第と思ったが、攻撃だけはやはり伶真だった。先制も最後のコールドレフト前も伶真。その前の本塁突入の足も。しかしこの日は一人でなかった。予想通り蓮。丈維、琳大朗、リントも輝き始めた。翔太が安定すれば試合になる。1被安打。1四球。この日はお見事。あとは練習で苦しんでいる5年生、トウイ、司、湧輝、愛虎の輝きを早く見たい。平手コーチのもと鍛え上がられた子供たちが来年必ず笑顔に変わるようにしてほしい。

それより私は6年生主体で考えるので、残り少ない大会を安藤事務局が毛が抜けてでも抜け目ない運営をしてほしい。まだまだAチームも夢の続きです。
10月5日(日)

いつまでも続け!

ここ最近寝るのが楽しみ。涼しいのでタオルケットを掛けて寝る。朝方になると家では唯一相手にしてくれる愛犬が入ってくる。ここ1年ほど2階の寝室で寝たことがなく、ソファーかマッサージチェアが私の寝場所。野球のグランドでは守備範囲は広いが家では相当狭い。寝るのも楽しみだが日曜日、野球も楽しみだった。残念ながら雨でBチーム大会延期になったが、午前中の練習から、今まで見たことがないほど雰囲気がいい。活気があって行動も早い。土曜日の思いつき練習が継続されていた。1年間を起承転結で例えるなら、今は「転」。終結する為に一転させる。あまり口出しできないが思い切ってやってみた成果が出てきた。誰が元気とかではなく皆が元気な印象。プレーまで良かった。雨が降ってきたので室内練習。やはり活気のある練習は嬉しい。来週につながるポイントの週になった。いつまでも続いて欲しい。今の気持ちを継続すれば道は拓ける。

取扱説明書三人目は、気分が良いので、たまにはコーチ編。Hコーチ。このコーチは取り扱いに困る。キレるのが早いし、感動してよく泣く。昨年も感動してよく私の横で泣いていた。Hコーチには取扱説明書よりデメリット表示が必要。「機嫌が悪い時は近寄ると危険」という文言が合うだろう。取り扱うには「心を開くこと」。平手君は単純なので、真っ直ぐに付き合うのが一番。何もかも素直に話す事。今後、ジュニアーズを支えてくれるHコーチ。私の服を簡単に着こなす腹立たしい所もありますが、これからもOBコーチとして欠かせない存在であることは間違いなし。たまには一杯やりますか!
10月4日(土)

なんで野球してるの!?

10月に入りAチームも卒団式まで4ヶ月をきった。ここまで35試合。試合数が目標でないので構わないが例年50試合から60試合は戦っているので寂しさも感じる。4日少し遅れて土曜日の練習へ向かう。考えてみたら10年通った、たった5分もかからない小学校までの道も区画整理や新しい店など変化している。私自身も今年度、気持ちの部分で中途半端だったことを反省している。土曜日の練習も、「活気がない」「笑顔がない」「喜びもない」「仲間を褒めることもない」。こんなチームではないと感じながら試合形式の練習を止めた。「子供たちは、なぜ野球をしているのだろう」と思った瞬間、監督やスタッフにも申し訳なく思った。何故なら今年度は、練習法も指揮もお任せするはずなのに口を出してしまう。あと6年生は4ヶ月なのに・・・・。子供たちに聞いても、辛い、厳しいの言葉が並ぶ。恐らくOBスタッフ以外のスタッフが感じていることが子供たちにも伝わっている。私は前向きすぎるかもしれないが、ネガティブな環境、性格は社会に出ても損をすると確信している。試合形式練習を止めて、モチベーションアップと最終的には「仲間と通じ合う気持ち」の練習に切り替え。思いつきで動く私でも、その日の着地は予想して決める。土曜日は少しだけでも活気が出て、演技でもいいから笑顔で終わろうと決めた

私が一番練習で見たいのは、プレーしている子以外の姿。プレー以外で性格が出る。「自分の事は後回しにして仲間を優先する子」「自分のことで精一杯の子」「大人が見ていないと意地悪な子」「とてつもなく優しい子」。色々なこがいて当然だがやはり助け合う精神と人のことを応援できるようにチームとしてまとめていきたい。練習を止めて3時間以上走らそうと思ったが、顔つきに変化があった。6年生が3年生を励まし一緒に走る姿。チームを引っ張ろうとして声を出しながら先頭を走る子。ならば、もっと活気があり喜ぶ練習をしようと、「拍手の練習」「喜ぶ練習」してみた。思いつきだが私にはこの日の着地はわかる。予想通り「やれば出来る」。皆が仲間を応援し、良いプレーをしたら「合図をおくる」。勝つことより私が重んじていたこと。毎年結果は後からついてきた。卒団式に「なぜ野球をしたの?」再度聞いてみたい。きっと「楽しいから」と言ってもらいたい。まともな練習は午前中だけだったが、4ヶ月で1年分の思い出を作ってやろうと思う。こんな日があっても良いかも。

子供の取扱説明書二人目は、6年生凱生。昨年、同じベンチで戦った。プレー以外は素直で本当にやり易い子供らしい子供。不器用だけど一所懸命。しかし、相当気が小さい。ミスを恐れて輪を掛けてミスをする子。恐らく、叱られた回数は彼が間違いなくNO.1だろう。それもついてくる素晴らしい根性。沈む時が多い子だけど、そんな時はほんの少しでも良いプレーを見つけて褒めてあげる。90%叱られてばかりの子が、最高の顔になる瞬間。凱生は一人っ子。凱生が力を発揮してくれる言葉がある。「後輩の面倒を頼むな!」。その言葉で必死になって教えようとしたり、優しい言葉をかける。90%嫌な思いをしたのなら、残り10%笑いなさい。   残り4ヶ月。「チームの面倒頼むよ!」
9月27日(土)・28日(日)

子供たちの取扱説明書

27日は、全部員が運動会。誰ひとり怪我もなく安心。28日は、Aチームは大会なし。厳しい現実から最後まで諦めない気持ちを持って練習してほしい。Bチームはナガイ杯予選。先週からBチーム先発投手の翔太が成長している。淡々と投げられるようになった。淡々と投げるのは好きではないが、一人相撲のピッチングからは見応えがある。初回と2回、外野の判断ミスもあり2点取られるが、四球やエラーでないため合格点。3イニングで無四球。打線は速い投手に慣れている子が多いので四球を選ぶことも出来るし、バントも決まっていた。現在売り出し中の丈維、4番蓮もしっかり打ってくれた。3イニングしか出来なかったが課題は、ベンチで声援する子供たちのモチベーション。一番難しいが、一番やらなければならないこと。Aチームでもベンチで支える子供が同じ気持ちで戦えれば笑顔に変わる。

今日から新しく、毎週一人にコメントを残そうと思います。十人十色の取扱説明書。どうしても同じ子の名前が出てしまうので出来るだけ多くの子供にコメントを残したいと思って今回より実施。記念すべき1回目は5年生翔太。出会いは4年生だったかな!?1年間同じベンチで戦った翔太。甘えん坊で頑固なところもある。翔太用の取扱説明書が必要だが、私には彼の良さが十分わかる。時におだてないと気分が乗らないが、仲間を気遣う気持ちは4年生から持っている。以外に度胸もいい。いい加減になったり、ミスしてキレかけたら、それ以上にキレてやる。プレーは翔太は何でも出来る。気持ちの問題だけ。翔太の一番良い部分は、ガムシャラになれるところ。そのガムシャラさを活かして今年も来年も中心選手としてチームを引っ張ってほしい。
9月23日(祝)

ただただ笑う顔が見たいだけ

23日は既にAチーム残り少ない大会の1つを戦った。試合前には春日井地区の長年頑張ってチームを支えている監督さんや代表の方々と会話ができた。ここ最近少子化とサッカーなどの人気により人数不足が言われる中、長年頑張られている代表、監督がいるチームはやはり充実している。教え子がコーチをして、そのコーチの息子が活躍しているという話を聞くと、野球を通じた絆を感じる。2年前に戦った監督と話せた事。そしてその試合の内容も覚えていてくれたことを嬉しく思えた。

試合は、JA杯優勝チームなので立ち向かうだけ。東本監督からの指示は何かあったと思うが、私からは捕手は投手を気遣い、チェンジの時には笑ってベンチに戻って来ることだけを伝えた。試合展開よりも、苦しんでいるエースがいた。無失点で抑えても泣いているのが印象で、そればかり気になっていた。試合は先制したものの、タイムリー2本で逆転され、相手ミスで同点に追いつく。守備では成長を見せてくれた。4年生トリオ。サード伶真、セカンド陽輝がしっかりと6年生を助ける守備。センター琳大朗はミスはしたものの、感情が伝わるプレーをしてくれる。昨日初先発のジョウイ。入団して間もない5年生も頑張ってくれている。サドンデスに入る。3点取られたが3番は6年生徹汰からここは支えてくれる後輩のためにも打ってほしかった。前進守備でないので2点取って終了。サドンデスは打ったほうが勝つかミスしたら負ける

試合後、徹汰を叱った。打てないことでもなく、四球を出したことでも、負けたことでもない。「守ってくれる仲間」に笑顔を見せなかった事。約束したのに・・・・・。4年生と5年生の時は私が監督で何度も彼を抱きしめた。小さな体でファールボールを拾いに行っていた4年生時代。昨年はショートで6年生を支え、たくさんの笑顔を見た。練習後、真っ暗の中二人で話した。ずっと泣きながら言っていた・・・・・・・。内容は私の胸に。ただ一つ。四球を怖がらなくていい。四球を出してもいい。打たれたくない、一人ではない、勝ちたいとう気持ちがあればそれでいい。もう一度、躍動感溢れる投球が見たい。そして笑ってベンチに戻ってくる姿を見たい。ここ数試合接戦で負けている。私がベンチに入らなくなってから、何故だか勝ち負けにこだわっていないのかもしれない。それが惜敗と彼らを泣かせていると感じた。うちの練習は厳しいかもしれない。その分勝ちにこだわらなければ子供達に失礼だと感じた。今はもう勝って笑顔になってほしい。ただそれだけを願う。
9月20日(土)・21日(日)

攻める勇気と守る優しさ

アジア大会真っ盛り。まったく経験のないスポーツでも常に攻めの姿勢の選手やチームは見ていて気持ちがいい。柔道でも、正直分からないがポイントが負けていても、攻めないのか攻められないのか。捨て身で勝負に出ればいいのに思うのは私だけだろうか?土曜日はまさにそんな試合になった。私は、監督、コーチがやりにくいと思い遠くから観戦。村田コーチが休みなので試合前投手だけ作った。まさに泥仕合。四球が点になるだけ。お互いタイムリーは1本?。2点先制され更にミスで4点差。皆実のひと振りで2点差になるも次の回突き放される。2球後のスクイズ、エンドランなどのノーサインは遠くからでもわかるのに次の1点にこだわった相手が上回った。残り1分で次の回に入った。恐らく、エースを使いたかったのだろう。勝敗に関係なく春先見ていた左腕だったので楽しみだった。しかし、3点差あるにも関わらず3連続四球。1点返して更にノーアウト満塁。言うまでもなく2塁ランナーが同点のランナー。頂いたチャンス。ここだけは攻める勇気がなかった。恐らく指揮官も頭が真っ白になったのだろう。最終戦でなくて良かった。また、試合後、相手の代表さんと会話したが、来年人数不足と聞いた。私たちスタッフは父兄だろうとOBスタッフだろうと、チーム存続に全力を尽くす。子供と卒団するのは簡単。来年も再来年も戦える喜びは入団担当スタッフに感謝したい。

その来年、必ず花を咲かせようとするBチーム新人戦準決勝。相手は教育リーグで惨敗したチーム。私は知らなかったがBチーム監督が朝6時から自主練習をしたらしい。スコアラーは教育リーグの惨敗を研究したと後から聞いた。試合は翔太が淡々と投げるも得点を重ねられる。3点差で6回裏。綺麗なヒットはないが、まさに執念だった。3点差追いつく。面白い。入団したばかりの子もたくさんいるが活躍してくれる。ジョウイの初安打も嬉しかった。7回表、痛恨のバッテリーミス。最終回、諦めていない姿を見た。指揮官もしっかり勝負に出ていた。最後はホーム寸前でタッチアウト。ゲームセット。Aチーム、Bチーム共1点差負け。 感じたことは2つ。攻める勇気と強弱の攻撃は面白いし、万一、ホーム寸前でアウトになっても次につながる。そして、何より守ろうとしてやる優しさ。Aチームでは投手徹汰。守備にはたくさんの後輩が守ってくれている。もし誰かがミスしても何とかしてやろうとする気持ちが大事。投手徹汰が苦しんでいたら声枯れるまで捕手かが声をかける優しさ。そんな姿を見たい。Bチームもミスは絶対にある。それを帳消しにしてあげようとする優しさがほしい。絶対今のメンバーなら出来る。このメンバーで野球できるのもあと数ヶ月。常に攻めの姿勢と相手を想う気持ちを忘れずに。
9月14日(日)・15日(祝)

秋なのに・・・・

本当に朝が寒くなってきた。14日、勝ち進んでいたデポ杯。相手は3年前に一度対戦したチーム。立ち上がり、制球重視の徹汰がつかまる。先制され、更にパスボールで2失点。パスボールが悔やまれるが、問題は次の1点。しかし、相手投手は淡々と投げ込む。走攻守揃った選手だった。初回の振り遅れながらの右中間。2打席目はしっかりとタイミングを合わせレフト前。そんな良い選手から点をとりたい。1アウト2塁・3塁のチャンスも最悪のサインミス。これがすべてだったかもしれない。今までワンチャンスを生かしてきたが、どうしても納得の出来ないサインミスと、注意しないベンチ。投手徹汰は、踏ん張った。相手はうちの打線とは体格も違う。私はベンチの外からだが叫んだ。「とにかく攻める。」懐に飛び込む球でないと打たれる。辛抱したが次の1点が相手に。徹汰は淡々と投げる投手ではないが、気持ちのこもった投球をしてくれた。

15日、教育リーグ最終戦。指揮官の意向なのだろう。とにかくバントが決まった。積極的な走塁もあった。存在感を発揮したのは蓮。バントにタイムリーツーベース。Aチームで活躍するだけのことはある。司も良かった。陽輝の守備も復活。投げては、3回から翔太のリズムが良かった。5イニング。アウト15個に対して19得点は記憶に残るだろう。

季節は秋。本来なら感情が表に出て一喜一憂する時期。実りの秋。しかし今年のAチームは何となく物足りなさを感じている。私はスタッフに言った。春先からミスした子や、サインミスなどした子に対して、真正面からぶつかっていないので、どことなく冷めた印象。考えたら、叱ったり、走らせたりいつも怒鳴ってばかりいるのは私だった。本当は口を出さず見守りたい。1年というスパンで考えたら夏までにやらなければならないことは多々あった。私も最初の3ヶ月は代表としてベンチに入り、その後は観戦。そして最後は褒めまくろうと決めていた。少し私の予定は狂ったが、監督始めスタッフが心を鬼にして子供たちと戦ってくれると言ってくれた。ミスしたり、怠慢な子を注意しないのは卑怯者。今まではそうだったが来週からは違う。私の想い。いつか子供たちのフォローをさせてほしい。さぁ今から。4年生5年生主体ではあるが少ない6年生のためスタッフも子供達も一丸になりたい。
9月13日(土)

本日は、私もわがままを言わせて頂き高校野球の観戦。親として、また卒団生の活躍も見てみたい。長男の試合は2試合しか観戦出来なかったので尾張学童大会に同行しなかった。もう9月なのに気持ちの乗らない試合前のアップが気になっていた。高校野球は何とも言えないほど熱意に欠けていた感想。攻めることは打つことのみ。ほとんど変わらない戦力でも、やはり策が多い方が得点を重ねていた。いつも驚くのは父兄の多さ。県立対県立でも「パパとママ」が応援や移送してくれないと試合が出来ないのかと思うほど堂々と観戦。良いとか悪いではなく、学童野球からの流れと癖なのだろう。こっそり親が陰で応援という時代は終わっている。しかし、たまには自分の子供も見てみたいと思うのは親として私にもある。それでもやっぱり、ジュニアーズが気になっていた。

試合はスコアブックで見たが流れの来ない攻撃と徹汰の投球。試合はまったく見ていないが手に取るように分かった。試合後にも関わらず徹汰に投げさせた。打席は恐らく先週から苦戦した左打者なので私が打席に立った。どうせアウトコースにしか投げられないと思っていた。俺を打ち取るまでと思っていたが、どんどんスピードが上がっていく。どんどんインコースを攻めてくる。四球を怖がることなく徹汰の目が変わってきた。正直、驚いた。恐らく先週の押し出し死球の影響が13日の試合で出たのだろう。4イニングで6四球。何度も言うが四球の少ない投手。負けたことを収穫にするなら、その日の反省点を時間があればその日に潰す。まだ、チームとしてやり残しは沢山ある。スコアブックを見る限り惨敗。でも大丈夫。負けて勝ちを知ることも大事。三連休初日で出足は悪いが3日間で必ず変わる。Bチームも本当に良い練習をしていた。月曜日は教育リーグ。まったく不透明なBチームではあるが今の練習を繰り返せば強くなれる。Aチーム大勝負は冬にある。
9月6日(土)・7日(日)

執念、優しさ、チームの為という気持ちは、勝利を呼び込む

朝晩涼しくなってきた。今年は本当に夏がなかった。雨、雨の8月だった。今話題はテニスの全米オープン。日本人初の快挙。テニスの関してあまり興味のない私でも応援してしまう。昨今のスポーツ界では世界で活躍するアスリートが多くなってきた。体の大きさパワーは劣っても何かでカバーしている。それは執念や考える力で能力の違いをカバー出来ると私は思う。

6日は大会も入らず終日練習。既に野球経験のある子が体験に来てくれた。本当に各球団が野球をやる子供が少なく困っている状況。小牧市でも3年前は13球団で戦っていたが来年は恐らく7球団か8球団。その中で来年も試合が出来る環境にある事が嬉しい。担当スタッフの執念と力だろう。練習を見ると何故勝つ時があるのだろう・・・・というほどキャッチボールが出来ていないし緊張感もなかった。新人戦と6年生の大会があるにも関わらずモチベーションが上がっていなかったが、後半少し練習内容に緊張感を与えるため内容を切り替えた。少しだけ執念と気持ちの伝わる練習内容に変化。7日に期待。

日曜日、まずは新人戦。攻撃的な策で1回、2回で9点。まだ入団して1年も経っていないジョウイが活躍してくれた。本来、守備ではAチームで活躍する子ばかりなので打たれない限り完封したいが、Bチームになると萎縮してしまう子がいる。怖がりなんだろう。そんな時は自信が持てるまで練習。更に互いにテンポが悪く1時間半で3回裏。相手の攻撃で、先発翔太が自分自身に負けていた。点差があったのでどれだけ四球を出しても我慢しようと思ったが、いきなり自分勝手な投球。投げやりで捕手や野手のことも考えない。満塁でショートバウンド2回。投手交代をお願いした。私の一番嫌いなプレーだった。必死に投げての四球。考えての四球なら次はある。翔太自身は、相手に勝つよりまずは自分に勝たなければ投手どころか団体競技は難しい。優しく、負けず嫌いでチームの事も考えられる子なので、次は同じ繰り返しをしないことを期待しています。

Aチームは西愛知大会。前回雷雨の心配で中止になった。初回から村田コーチも私も目を疑いたくなるほど徹汰乱調。と言うより、審判さんが平等にしっかりとしたストライクゾーンだったので互いの投手が四球が多かった。何とか立ち上がり無失点。その裏、先頭四球で2アウト3塁まで何とかこぎつける。4番皆実。先制タイムリー。引っ掛けた打球でも抜けるようになってきた。その後、蓮がグランドを味方につけた本塁打で3点。打って取った3点はお見事。2回表、まったく徹汰は立ち直る気配すらない。しかし、その度に女房役の捕手皆実がダブルスチールも3m手前で刺し、ノーアウト1塁も完全に刺した。盗塁阻止率は抜群。それにも関わらず徹汰は四球を出す。1試合に1個あるかないかの投手なのに2ストライクからの四死球が許せなく村田コーチに交代させてほしいと言ってみた。村田コーチも代えないだろう、いや代える投手がいないのが事実だったが、思いつきの私の言動と違い村田コーチは交代させた。ミスもあり4失点で逆転される。これが実力だからと思っていた。チャンスも犠牲飛球を阻止する相手の中継プレーと捕手のブロック。見事の一言。投手は初登板の皆実。捕手も経験のない徹汰。しかし皆実が抑えてくるが、うちの攻撃は単調。段々腹が立ってきた。先週まで積み上げてきたものが四球とミスだけで逆転され、何より逆転する意欲のないベンチに私は言った。「この試合負けたら、今シーズンは良い思いはできない」。執念を感じないスタッフに言った。2イニングを初心者バッテリーが抑え、1時間半手前で最終回。8番打者淋太郎。4年生が8番・9番・1番と続く。普通なら絶体絶命。ここから執念が始まる。淋太郎は四球。何といっても陽輝。新人戦ではミスばかりだったが汚名返上。ノーアウト1塁2塁。きっちり伶真が送る。4年生3名で作ったビッグチャンス。最後は翔太が食らいついた。逆転サヨナラ。正直、外野まで飛んでいない。東本監督の勝たなければ、勝たせてあげなければという気持ちが伝わったのだろう。

試合後、私が一番言いたかったのは、誰も投手を責めることは出来ない。今まで徹汰一人で投げ抜いてきた。後輩に優しく夏以降、徹汰らしさも出てきた。徹汰が乱調でも助け合う。そんな試合だった。村田コーチの決断。東本監督の執念が最終回逆転を呼んだ。本当に収穫のある試合になった。相手チームも考える野球をするチーム。四死球が勝敗の分かれ目だったが。土曜日体験の子を1日面倒見てくれた徹汰の優しさで勝てたと私は思う。3連休も試合が出来る。この気持ちで頑張れ。
8月30日(土)・31日(日)

小さな力でもまとまれば大きな力になる。激動の二日間。

何から書けばいいのか分からないほど色々な出来事があり、色々なOBの子供達やOB父兄に会った。土曜日から「広島市8.20土砂災害」募金活動を呼びかけ、現ジュニアーズの子供達がお小遣いから10円握り締めて募金してくれた。現ご父兄も、被災地に想いが届けと言わんばかりに皆さんが募金してくれた。私の呼びかけといえども動いてくれたのは、岸川コーチ始めスタッフの皆様。続々とOBの子供たちも来てくれた。こんな球団で良かった。優しい卒団生がいる球団を誇りに思った。勿論、募金に来たくても、野球の練習や試合などで来れなかったOBからも連絡はもらっている。その気持ちが嬉しい。募金を通じて、私が子供たちに伝えられるのは、野球が出来る喜び。普通に生活が出来る喜び。しかし困っている人がいたら出来る範囲で助けようとする気持ちを持つことだけは伝えたい。皆さんの気持ちは必ず届くと思います。本当に一人の小さな力でも「団」なった時、大きな力に変わる。こんな心優しい小牧原ジュニアーズの子供達や、OB諸君に幸あれ!岸川コーチが広島市役所に皆様の想いを届けます。

土曜日は忘れかけたが、Bチーム久々の試合。1ヶ月ぶり。相手チームはスタッフの努力もあるのでしょう。人数が揃っている球団。Bチームの事はわからないが毎年強いので主審をやらせて頂いた。やはり個の能力は、全く違う。投手の球威。打者のパワー。毎年のことだが、Bチーム時代は大敗する。途中まで互角だったがやはり、投手翔太の自滅。まだまだ練習をたくさんして強いチームに勝って笑ってほしい。

日曜日、少し眠たかった。前日楽しみにしていたH18年度卒団生の二十歳の会。しゃべりすぎて顎が筋肉痛だった。まずはAチーム。段々と這い上がって来て「らしさ」が出てきた。とにかく4年生・5年生主体なので、体の大きさが負けていても声の大きさなら勝てる。と思い2年前に対戦した相手と3回戦を戦う。投手徹汰の最初の投球練習を見て思った。「イケル」。村田コーチも太鼓判。しかし、先頭に安打を許したものの、ライトフライがゲッツーになり無失点。4年生のライトコウセイも喜んでいた。その裏は流れが来る。相手と違い、東本監督は背伸びしない采配で1点を先制。ノーヒットでお見事。2点目はやはりこの男。チャンスに弱い男から強い男に変身。皆実タイムリー。徹汰は緩急をつけてしっかりと打ち取る。先頭に一二塁間を抜かれそうな当たりも、これまた4年生陽輝のダイビング。相手も相当力のある投手にパワフルな子供達。2点では足りないと思ったが、私はベンチ外から観戦していて、相手ベンチを見たら、子供たちが必死に頑張っているのに、腕と足を組んでふんずり返っている大人。ルール違反ではないが、このチームに負けたくないと思った。大ピンチもバントがライナーになりゲッツー。スリーバントエンドラン!?助けられた。2回戦も恐らく相当力のあるチームだったし、今回も個の能力は高い。しかし小さな体でも大きなプレーをしてくれる。素晴らしい子供達がいるチームに快勝出来たのは自信になるだろう。また来週も試合が出来る喜びを噛み締めて戦いたい。

午後Bチーム教育リーグ。子供達に明暗が出た。目立ったのは4年生伶真。投球はイマイチだったが攻撃力は抜群。これまた4年生コウセイもヒットが出て良かった。あとは司は不器用でも何とかしたいという気持ちが伝わる。陽輝の守備も多少思い切りが出ていた。リントはプレー以外の声は万全。蓮は当然やってくれるが捕手としては練習あるのみ。翔太はチームバッティングに徹してくれた。新人戦。しっかり頑張れ。

8月30日、私の申し子達が二十歳。当時私とタッグを組んでいた瀧下コーチが声をかけてくれて、同窓会的なものを開いてくれた。夢叶う日まで頑張ろうと学童野球を続けた甲斐があった。優勝も大事だが、今までの子供たちが本当にたくさんの勲章をとってくれたので、私の夢は3つ。卒団生と一緒にお酒を飲むこと。そして卒団生に子供が出来て、その子供が小牧原ジュニアーズに入ってくれること。あと一つは・・・・・・・マル秘。一つ夢が叶った。思い出話は面白い。その頃は私も36歳。相当やんちゃな私についてきてくれた皆に感謝。そんな子供たちが集まって来てくれたこと。野球を続けて良かった。また、俺を友達だと思って遊んでな。
8月24日(日)

試合時間は短い。大事なのはその前後。

夏の甲子園が終わった。私にとって夏の終わりをイメージさせる甲子園決勝。正直あまり見ていないが全体的な得点を見ると打高投低の印象。また入部したばかりの1年生がたくさん出場していたのも印象。高校までいくと学年の差はあまり気にならないが、やはり学童野球が4年生と6年生では、スピード感や肩、パワーが違う。 日曜日は試合が終わって相手コーチから少し聞いたが6年生ばかり。しかも県大会や、大きな大会で上位に食い込んでいるチームだと聞いた。昨年もろうきん杯4回戦で対戦していた。 

試合前のキャッチボールを見たが、しっかり声を出している。土曜日とは雰囲気も違う。相手チームに勝てそうなものは、元気と自分の守備位置まで全力疾走すること。試合は1回裏から動いた。というより、強いチームと戦うには、立ち上がりがチャンスでもある。1アウト2塁・3塁から皆実のひと振り。グランド次第ではスリーランだっただろう。その後は投手徹汰も安定していた。守備では4年生のサード伶真が確実にアウトを積み重ねた。しかしそう簡単には勝たせてくれない。次の1点は押し出しで来たが、レベルの違う6年生投手に対して工夫がない。逆に、相手打者は初球バントの構えなど揺さぶってくる。徹汰が23日同様、メンタル面で潰れかけた。制球はものすごく良いのに、突然異変が起きる。ストライクが入らない。3連続四球で1点返される。村田コーチも、交代するか悩んでいて私に聞いてくれた。監督でないのであまり言えないが、続投だと思った。四球が23日は外、外の四球で、この日はインの四球だった。また、変えたら同じ繰り返しで徹汰の成長がないと思い村田コーチに話した。正直、相手攻撃に助けられたが、1つアウトカウントを増やしたら別人に変わった。本当によく踏ん張ってくれた。試合が終わっていないのに押し出しの1失点で終わった安堵感で泣きながらベンチに戻って来た。時間があと少しになり5回表ピンチ。しかし何故だか流れはうちにある。それは、5回まで守備につくときは皆が全力だった。特に5年生リント。正直、プレーは目を覆いたくなるが、とにかく全力で声を出し、全力で走ってくれる。野球は不思議。ウイニングボールはセンターのリントへ。3対2。お見事。あとは、今の気持ちを大事にして継続する。試合は1時間半。しかしその1時間半のために何時間もかけて準備をして、試合後は修正練習をする。時として声が出てなければ。声だしの修正練習もする。守備位置まで全力で、守備位置まで全力で走る修正練習もする。それが出来たからこそ勝てたと思った。今週末も同大会がある。試合以上に大事なことを全力でやれば必ず楽しめる。さあ・・・秋のステージへ。
8月23日(土)

交換日記

まずは、広島土砂災害でお亡くなりになられた方々にご冥福をお祈りいたします。私たちが普通に生活して野球が出来る事を子供達に伝え、今球団として出来ることを実施したいと思います。8月30日(土)31日(日)募金活動。小牧原小学校にて募金箱設置。小牧市役所を通じて広島市役所に募金致します。

本日、監督不在にて私がベンチ入り。村田コーチが朝から必死にアップをしてくれる。立ち直りたい。そんな一心だった。このホームページの日記を読んで思い出すことが多々ある。本日の対戦相手は忘れられない相手。H24年3回も戦った相手。予想すると失点の少ないチームだと戦う前から思っていた。やはり子供も少なく4年生から6年生で戦っていたが4年生でも非常に上手い。試合は初回のチャンスを決めきれず嫌な予感。2回先頭に四球を出す。当然のごとく逃げたら失点になる。2アウトまでこぎつけて、2点タイムリーエラー。その後徹汰もミスしてピンチが広がる。あれだけ制球の良い投手でも「心」が乱れると球も乱れる。私は子供たちに言う事がある。高校野球でもプロ選手でも、控え選手や2軍には素晴らしい選手はゴロゴロいる。レギュラーより球の速い投手。パワーのある打者。しかし活躍出来る選手と表に出ない選手の違いはメンタル。ブルペンでは恐ろしい程制球が良い投手でも、いざマウンドに立つと別人に変わる。学童野球でも良くある。まさしく今日の徹汰は当てはまった。打撃でランナーがいると小さくなる。いないと打てる。方法はある自信が持てるまで努力する。徹汰には良い経験になっただろう。必ず次チャンスを生かせ。  4回裏、あと30分で終了なのに「ゴロゴロ」と空から音が鳴る。雷。今年は8月に入って異常気象。近隣の高校生が落雷の被害に遭い敏感になっている。日程的にも終わらせたい気持ちがあったが、安全を考えた。相手があってのことで、うちが負けていたので私には決められない。中止か続行か。相手監督さんも安全を優先させて頂き中止になった。また、同じ良いチームと戦えるので、せめて今日のような試合内容は避けたい。試合で目立ったのはリントのみ。最後まで守備位置まで全力で走ってくれた。

試合後、監督の息子だけは私に交換日記を持ってくるので監督不在を思い出し、今日は私が集めようと思った。途中監督が来てくれたが聞いてみた。毎週書いている子はほとんどいない。決勝の前後も・・・・・・・・。交換日記は「監督と子供達との信頼の架橋」。昨年までずっと私に出していた皆実と凱生も出していない。出した子の日記を家で全て読んだ。出したり出さなかったり。勿論、交換日記は昨年も強制ではないが、出さない子はいない。忘れたら私の家まで持ってきた子もいる。日記は面白い。春先、絶対に出さない子もいる。親御さんの意見なのかその子の性格なのか。しかし毎年、本当に不思議。夏以降、出さない子はいない。その日記には、たくさんの想いが詰まっている。試合で良いプレーをしたにも関わらず褒めるのを忘れた時、日記では必ず「ありがとう」言葉を添えて褒める。叱って下向いていた子供には日記でフォロー出来た。金曜日の夜と土曜日の夜は、私の楽しみな時間。バラードを聞きながら子供の日記を読み、腹が立ったプレーの子供は保存してある笑顔の写真を見る。「やり通す」など口先ばかりで実際本当に残念だった。しかし、それは私のやり方。今年は今年。監督、スタッフの信頼が厚ければそれでいい。今からでも大丈夫。違うやり方でもスタッフと子供たちの絆を作ってほしい。それだけでいいですよ。
8月14日・15日・16日(土)・17日(日)

本当に辛くて悔しくて悲しい時は涙も言葉もない。ただ一人になりたいだけ。

大好きな真夏なのに暑くない。小学校の蝉の鳴き声もどこか寂しささえ感じる。17日の決勝にすべてをかけるため、お盆にも関わらず14日・15日と有志練習をした。15日にはAチーム全員揃う。試合調整も万全。グランド設営も万全。本当にすべてをかけた。

私は14日は有志練習に遅れたがH23年度卒団したボーイズの試合を観戦。二人が元気そうで最後までやり通してくれたのでそれだけでも嬉しい。応援していたが試合は負けた。しかし残念と思うが悔しくない。それは第三者であって卒団生が頑張ってくれているだけで満足だから。16日(土)は私は次男の高校野球観戦。今年は甘えさせて頂いている。長男の時、中学野球1回。高校野球1回しか観戦していないことを後悔したのでせめて次男の高校野球、最後の年は少しだけでも見てみたかった。私立との対戦だが、やはり力の差や戦術、個の力、礼儀は県立と私立の差なのか!?しかし昨今の野球は頭脳が必要。パワー野球では頂点まで行けない。息子を見たがミスなくチームに迷惑をかけなかったのが救い。親の私が言うのも変だが守備だけは安心出来る。試合は完敗。しかし、悔しくない。逆に楽しまさせてもらった。昼から小学校に戻ったが有志練習の延長に腹が立った。気持ちを切り替えたかったが無情の雨。17日の午前中からのアップに期待。

17日いよいよ決勝。既にスタッフはグランド整備をしてくれて完璧だった。私は午前中、一切口を出さないことにした。あくまで監督、コーチが中心。ここまできたら技術もへったくりもない。気になっていたのは1つだけ。私の優勝経験は12回。ビッグ大会のブロック優勝を含めて13回。そのすべてが決勝まで行くことが大変で決勝より苦労した。しかし17日は違った。比較的点差の開いた試合だったので、簡単に優勝できるだろうか?という点だけが気になった。試合は雷の中断も3時間ゲームに。血が騒ぐが祈るのみ。7回が終わって0対0。今大会徹汰自責点0。サドンデスへ。勝敗の分かれ目はサドンデスの攻撃のワンプレーだった。相手ミスで2点取り更に1アウト2塁3塁。ありえない2塁ランナーのミス。3点あればその裏、前進守備をしなくて良い。そのたったワンプレーがその裏の守備でミスが出た。野球の神様が雑な走塁を許してくれなかったのだろう。走塁ミスした子の所に飛ぶ。ライナー捕ってベースを踏めば勝てる試合が、勝利とともに逸らしてしまった。言葉が出ないサヨナラ負け。相手勝因は間違いなく監督。ずっと胸につけたお守りを握り締めていた。それしか印象にないほど心がこもっていた。お守りをにぎってもプレーは変わらないが子供達に想いは伝わっただろう。負けた瞬間言葉が出ない。500試合以上指揮を執った私でも、決勝でこのような試合はない。辛く悔しい日になった。私は審判さんや相手チームにも失礼だったが、本当に一人になりたかった。せっかくOBの子や父兄も来てくれたのに挨拶も出来ず申し訳ないと思ったが、私には涙もなく、OBの子を含め、かける言葉も出なかった。

試合が終わり30分後には子供たちの涙同様、空からも大粒の涙。室内でミーティング。正直、父兄の中には「たかが野球で・・・・」と思う方もいつだろう。そうなんです。私も14日のOBの子の試合。16日の息子の試合は悔しくなかったからそういう気持ちもわかります。心底、頑張った子供達とスタッフは本当に辛かったと思います。以前、この日記に書いたことがあります。「勝敗は関係ない」。私が監督時代に言われた事があります。しかし勝敗に関係ないと人間が、ほとんど弱い人。強い人は言わない。負けてこれだけ泣きまくる子供たちに対して「勝敗は関係ない」と口が裂けても言えない。ただ、勝てない時でも仲間と一緒に悔しがれればそれで収穫。勝てなくても次の試合勝とうとすれば、それだけでもいい。私が経験したことは、簡単には勝てない。そして簡単には子供たちはついて来ない。しかし私の願いは父兄監督と事務局はじめ頑張ってくれているスタッフ。頑張ってくれているママさん。そして少ない6年生ではあるが優勝旗を持たせてあげたかった。6年生4名の内3名は昨年私とともに戦った。皆実を優勝した主将にあげたかった。徹汰を優勝投手にあげたかった。昨年、1試合も試合に出られなかった凱生を笑わせてあげたかった。願いが叶うのであれば頑張っている子供達に勝利という喜びをたくさん与えてほしい。そして17日もたくさんOBの子供達が応援に来てくれたが、その子供達のように優しく、人のことを応援出来る子になってほしい。監督を中心にもう一度・・・・・・チャンスはまだある。
8月9日(土)10日(日)

最悪の状況も「団」なれば最高に変わる

まずは、もう今年のキャンプは中止か・・・・と思ったがスタッフとママさんの熱意で実施できたことに感謝します。

9日室内での騎馬戦やスイカ割り。ありえない企画も工夫で子供たちが楽しんでくれた。厳しい練習に耐え抜いた子供たちの笑顔。緊張もなく皆が楽しんでいた。夜も急きょキャンセルが出て速攻で抑えた施設。確かに蒸し暑さや虫に刺される事はないが台風接近に中、最善のイベント。バーベキューではそれ以上に価値のある食事会だった。子供たちの出し物も面白い。コウタも蓮もいい味出していた。子供たちが困った時には葉っぱ隊隊長の八幡コーチ。腹立つ芸でもつなぎには最適。善太コーチも息子と同じような顔で笑わせてくれた。諦めかけたキャンプも知恵を出し合って成功させてくれた。今年度の悪い流れが台風とともに去っていった気がする。もし次集まるときは、「旗」を奪回して集まりたい。本当に6年生ママさんを始めご父兄の方々ありがとうございました。

本日わたくし事ですが誕生日。嬉しくもないし、楽しみでもない。しかし今年も子供たちが祝ってくれた。本当に幸せの一言です。お揃いのTシャツは宝物。また、誕生日でもない平手コーチ君が涙した子供からのプレゼントも宝物。子供たちの想いは嬉しい。妖怪から守ってくれるメダルも良くわからないが持ち歩くことにした。これで妖怪に襲われない。必ず何かの形で倍返しします。私がここ3年間だけど、やっていることを皆さんに伝えます。43歳になってからでは遅かいかもしれないが、自分の誕生日には両親にお祝いを持って行くことにしています。金もないのに大学も行かせてくれた。やりたい事もすべてやらせてくれた。普段、会っても会話はないが自分の誕生日だけは年金暮らしの両親にお祝いとお礼を言うことにした。まったく家族以外プレゼントされた事がない私が、皆さんからお祝いをして頂けるようになった。ジュニアーズの子供たちも、支えてくれる両親に感謝してほしい。今は理解出来ないかもしれないが、私が子供達に伝えられること。それは「感謝の気持ち」
8月2日(土)3日(日)

楽しい野球!? 伸び伸びした野球!?

大好きな真夏なのに今年は台風の影響で少し気温も低い気がする。蝉の鳴き声が暑さを増す時期だが蝉の鳴き声も昨今少なくなった気がする。暑く険しい夏を乗り越えるのも思い出。2日土曜日はデポ杯。チーム全体の空気を変えるため、今週が大勝負。勿論1戦1戦にすべてをかけるのは私にやり方。しかし1年を通してのポイントになる試合がある。2日、仕事前に集合場所に行った。観戦することは出来ないが午後良い報告を待って3日に備えたい。試合はご父兄の方から1球速報がLineで来る。まるで離れていても手にとってどんな相手か、また試合の流れまで分かった。恐らく守備でのポイントは初回の盗塁阻止。その後足を使われる事が本当に楽。攻撃では初回の連続四球を拾ったこと。無失点は見事だが、走塁ミスが多いのは声での指示が足りなかったのではないかと思う。午後戻ってきて子供達の顔を見たが、疲れもなく3日に備えてしっかりと練習してくれた。やはり課題はベンチを含めての声。「ツーアウト!」「追い込まれたよ」など皆で声を出す。だからベンチにいる子の役割は大事。細かい部分は監督、コーチが流れを読んで指示を出す。ピンチの時でも「まず1つアウトとるよ。」攻撃でも打てると思わせるための声を出すバッターボックスの位置も監督が練習で見てその子の合わせたスタンスにしてあげる。そんな声が上手くいったとき笑顔に変わる。土曜日最後はその練習をした。

日曜日、ポイントとなる1戦。今年初めてのファイナルに向けて。5年生のチームらしいが、うちと変わらない。初回。2アウト3塁。4番皆実。ここ1ヶ月球が上がるようになってきた。恐らくこの試合の流れ、いや1年間の流れを持ってくるひと振り。すべての重い空気を弾き飛ばしてくれた。大きすぎるツーラン本塁打。相手左腕の子は制球が良いので作戦は一つしかないが、ラッキーな安打と走塁が良く7得点出来た。左腕でサード守備位置を見たら三盗塁を積極的にしていたら、もっと早く終われたが、今は勝てればいい。蓮の2安打。徹汰も初回以外リズムよく投げた。まだ、チームも真夏の暑さ(熱さ)にはなっていないが重い空気は飛んでいった。来週はキャンプを楽しみ、17日の決勝にすべてをかける。まずは、「あと1つ」

今年度は気性の激しい子供というか、最高潮に熱い子は今はいない。だからこそ練習でも辛そうだし、ビクビクしながら試合に出ている子がいるのも事実。残念ながらそれでいい。私もいつもニコニコして練習したい。でも負けると面白くないし、試合もない。伸び伸び打っても恐らく結果は同じ。では何故野球をするの?私も小学校から中学も、何一つ楽しいと思った事はない。ただ一つ言えることは苦楽を共にした仲間がいる事。そして緊張しまくる試合では、やっている時は楽しいはずがない。しかし終わった後の開放感、やり終えた感はやったものしか分からない。ましてや決勝戦で勝ったとき。「嬉しい・・・・」より「終わった・・・・」という気持ちになる。トップアスリートのインタビューでもこんな言葉をよく耳にする。「まだ実感がない」。そうなんです。楽しい気持ちなる。伸び伸びする。これはやり終わった後に感じること。だからこそ辛い練習も乗り切れる。今のメンバーも味わってほしい。監督もコーチも味わってほしい。「頑張って良かった」。17日決勝。優勝は何度味わっても嬉しいもの。頂上からの景色は最高に美しい。
7月27日(日)

何とか変えたい

今日は7月30日。更新が遅れた。月曜日から疲れがあり未だにダルイ。日曜日は体力のない子供達に気を使いながらアップ。私はこの日だけは雰囲気を良くすることだけを考えた。すべて2日・3日のため。子供たちは市民まつりも行かずに頑張っている。その子供たちを喜ばせてあげたい。まだまともに打ったり守ったり出来ないがポジションを変えながら練習。このメンバーなら大丈夫と確信。監督、コーチが想いを伝えるだけ。練習で目立ったのは皆実。努力が報われているのか打撃絶好調。打てば打つほどオーバースイングになるが声をかければ大丈夫。紅白戦でもバントが良く決まっていた。腹が立つプレーも多々あったが我慢して、とにかく雰囲気を良くした。知らぬ間に皆の顔や返事が最高潮になっていた。今年度に入り魔物がいるかのように重い空気。それを変えるには団になって勝利すること。私の予想。恐らく今週末乗り切って楽しいキャンプになるだろう。そして、このホームページも表紙が変わりメダルをかけたH26年度のチームに変えたい。いや変わるだろう。そしたら日記も何もかもオープンにしたい思う。この重い空気を変えるのは監督はじめスタッフの明るさ。子供たちは既に変化あり。楽しい夏休みになると信じる。
7月26日(土)

崩れた夢。失った希望。それも必ず良い過去になる

今年度、野球の神様の悪戯なのか何故だか大きな壁ばかり。1つ1つ壁を壊して前に進んでいるのに毎週壁が立ちふさがる。何故こんなに苦しめるのか?監督の時代には気がつかなかったのか?良い方向に、良い流れにするために勝ち負けよりまずは運営の部分で頭をフル回転させた。考えてみたら2月から、退団をしたい父兄問題。グランド使用の問題。Aチームが固定できない時期もあった。勿論、こんな状態で優勝など夢のまた夢。しかしそれでも立て直そうと私も必死に動いた。やっとまとまりかけた先週。市民大会に向けてすべてをかける時期なのに土曜日、私が行った時に既に一人がダウン。その後すぐにもう一人。13時から初参戦の大会があるにも関わらず・・・・・嫌な予感はしていた。出発前もう二人。子供たちの健康と試合出来る状況でないことを考え初めての棄権。考えられない。夢も希望も打ち砕かれる日。この大会ではなく何をしてきたのだろう?と思うほど例年に夏に弱い子供達。私たちボランティアスタッフは、子どたちを入団させたら良い思い出を作って卒団させる事が最大の目的。1年を通じて嫌でも暑い夏は襲ってくる。その夏を越えなければ実りの秋、6年生最後の熱い冬もない。昨今では熱中症が騒がれ私たちも細心の注意はしている。正直、これだけ水分補給をするチームもないだろうと思うほど水分は摂らせる。暑さでダウンする子がいれば勿論応急処置もする。それしか私たちには出来ない。月曜日から金曜日まで、寝不足だとか冷房にどっぷりつかっているだとか分からない。暑さに弱ければ暑さに負けない体力をつければいい。初めて味わう人数不足の棄権は今年度を象徴している。必死に1つにしようと思った。必死になって平日でもいいからジュニアーズの流れが良くなるのであれば動いた。崩れかけた夢。しかし、いつも私は前を向く。絶対に諦めない。この大ピンチも乗り切った時に良い思い出として輝く。人生そのもの。今を必死に生きて輝けば過去も輝く。今は、野球の神様がスタッフに「甘い」試練を与えてくれている。状態が悪ければ父兄も愚痴を言う。この壁も必ず越える。私の希望は監督とスタッフが喜んでもらうこと。それは子供たちにつながる。崩壊しそうなチームから半年経過した。これ以下はない。私の想い。2月から7月までの半年を良い過去にする事。非常にやりがいのある状況だが明日、日曜日1日で流れを変えてやる。まずは子供たちが強く暑さに負けないようになってほしい。今は試合に勝つ前に自分に勝つ。月曜日から金曜日まで、たった1時間でいい。いや30分でもいい。努力しなさい。
7月19日(土)・20日(日)・21日(祝)

団結の後には感動がある

比較的ゆったりした3連休。本当は朝から晩まで野球漬けにしたいが今は英気を養う時と野球の神様が言っている。土曜日は大会が雨天中止で終日練習。走塁など技術的な事を中心に練習するが、やはり「ジュニアーズらしさ」がほしい。暑さに負けない元気。行動も全力。先週出来ても1週間経てば元に戻っている今年度の特徴。スタッフに必要なものは「継続は力」。しかしやっとここに来て良い雰囲気になって来たような気がする。

日曜日、市民大会。第53回目!?私の小学校時代からある大会。今年度は市内在住に限定されたため参加チームも少ない。本来の地域密着の大会に戻った。小牧市で勝てない今年度。不安材料はあるが練習量は自信がある。どれだけ緊張感のある練習が出来ているか夏以降真価が問われる。試合は初回からチャンスを迎え相手バッテリーミスで先制するも、指示がなく1点止まり。チャンスの連続も無得点が続くが翔太のタイムリーで追加点。更にしっかり練習したスキあらば次の塁を狙う姿勢で追加点。守備は信頼感のある徹汰が乗り切れない。しかし頼りになったのは、やはり皆実の肩だった。試合は久々に完封で快勝といいたいが、試合後何か物足りない。ミスもなく良い試合なのになぜかスタンドで見ていた私だけでなく、昨年までジュニアーズ知る方は違和感を感じているはず。それは守備で3つ目のアウトを取ってベンチに戻ってくる姿に大きな違いがあった。昨年まで私が目指してきたのは、誰がアウトを取っても皆が喜んでベンチに戻ってくる姿。三振を取ればセカンドもライトもガッツポーズして私の元に戻ってきた。今年は3つ目のアウトを取っても戻ってこない。守備に戻ろうとする子もいる。何故???簡単だった。ストライクカウントやアウトカウントを理解せずに守っている。ベンチが1球1球声をかけることもなく、アウトカウントを回すことも無いことがすべてだった。私は1秒でも早く戻ってきて欲しいのでとにかく1つのアウトを取ると声をかけた。捕手もどれだけ肩が良くてもアウトカウントを回さないようでは失格。快勝にも関わらず練習では、10年間言い続けた「声かけ」練習。本塁打が打てなくても、アウトカウントを仲間に伝えることは出来る。1つのアウトを必死に取り、2つ目も3つ目、相手がアウトをプレゼントしてくれない。すべて自分たちでアウトをもぎ取る。当然、声かけはベンチもやる。それを徹底した。それが出来れば同じ4対0内容ががらりと変わる。次は準決勝。今の元気とアウトカウントを回し仲間に声をかけるだけで絶対に勝てる。この大会にすべてをかけたい。

月曜日は海の日。私たちにとってはナイターの日。まずは、ご父兄の事前準備など完璧にやって頂き感謝するとともに、今年度初めて団結力を感じた。毎年恒例とはいえ昨年もその前も色々とドラマはある。今年度は私の意向を聞いて頂きご父兄もグランドで観戦。有志ではあるがBチームも参加OKにしたら全員来た。ならば私が楽しませようと思った。ご父兄の監督では選手起用の際、出ている子、出ていない子など後から嫌な思いをすると予想した為、村田、平手両コーチと相談しながら18名を起用出来た。勿論勝ちたい。初めて出る子がいてもそれでも当然勝ちに行く。今回はノーサイン。Bチームでは文也やトウイなど打席に立ってヒットは打てなかったものの食らいついてくれた。私を悩ますタカユキも人生初打席だろう。守備ではサード伶真。お見事。 私がすごく嬉しかったのは、OBの子供達やOBスタッフ、OB父兄が本当にたくさん来てくれた。途中、試合内容が分からなくなるほど声をかけて頂いた。私にとっては5万5千人の大観衆以上の嬉しさがあった。感謝感謝です。本当にありがとうございます。試合は予定通り終了したが最高の盛り上がりを企画してくれた安藤コーチ始めスタッフ。そしてママさん方。これから必ず良い流れになると思います。20名以上の子供たちの元気とナイターという経験。そしてスタッフの役割分担。ママさんのお気遣い。まさにチームの「団」。今年度初めて思った。「やっと来た!」あとは苦労している東本監督や安藤コーチに「男」もらうだけ。この雰囲気。最後まで続け。子供達や、私も良い思い出ありがとうございます。
7月12日(土)・13日(日)

ワールドカップが終了した。サッカーに興味はないが世界レベルの試合は見入ってしまう。朝起きたら決勝がやっていた。延長で勝負がついた。どちらの応援もしていないがスポーツで喜んだりする姿は野球と同じ。しかし試合終了後すごく痛感した。たった1点差は天と地。大喜びする優勝チーム。恋人か奥さんまでグランドで喜んでいた。一方、世界2位のチームに笑顔はない。勝負の恐ろしさが画面を通じて感じ取れた。少年野球でも経験した。決勝戦はここ数年何回も経験させて頂いている。優勝は天国。準優勝は・・・・・・。地獄ではないがいつも表彰式では「残念ながら準優勝の・・・・・」というコメントがある。そうなんだよね。1回戦でも決勝でも負けたら残念になってしまう。特に高校野球の甲子園を予選は準優勝では甲子園に行けない厳しさ。だからこそ少年野球といえども優勝という目標に向かうのは当たり前だと私は思う。

土曜日午前中、中学校の試合観戦。私が携わった子供たちがたくさんいる。最後の大会。両チームにいることが少しの自慢。試合内容よりユニフォーム姿で元気に頑張ってくれている事だけで良かった。感じた事は、今の時代練習量が少ないため四球やミスが目立った。致し方ない。私たちの時代とは違う。自信を持って言えるのが守備力と1点を守る執念が違う。パワーは今の時代があると感じたが中学時代でも3失点したら気が狂っていた。県大会、全国大会に行くには絶対に失点を防ぐ力。これは確かに練習量だと感じた。しかし、2年半、野球部でやり通したこと。それは実績。胸を張って遊びにきてほしい。

午後、その現中学3年生が小学生6年生の時代200チーム以上参加した大会でブロック優勝して総合3位になった事のある大会。中日スポーツ杯5回戦。この大会は相性が良いのか接戦も勝ってきた。しかし試合前から風邪、車酔いなどで出られない子がいる。ただでさえ人数が少ないのに試合前から良い雰囲気ではない。試合開始、初回いきなり右中間を突破。徹汰今シーズン初本塁打。先発も久々徹汰。制球だけで勝負。順調に回が進んでも攻撃(走塁ミス)により流れがどんどん相手に行く。3回相手下位打線から要注意と思った矢先3失点。我慢できなかった。徹汰の投球練習3球を見て異変を感じた。打線は4番皆実が振れば安打になる。まだ、どうしても前に突っ込んでしまうので打球に勢いがないがここ最近は確実に芯を捕らえている。2点差なら勝負になると思ったが、またまた下位打線から始まる回に失点。しかし5点目を防いだのは5年生蓮の守備。1アウト2塁・3塁からファーストゴロ。スタートをきっていない3塁ランナーだったのですぐに1塁ベースを踏み、スタートをきった3塁ランナーを寸前でタッチアウトにした。皆実の好ブロックもお見事だった。3点差は大敗だが収穫はあった。とにかく走塁が悪すぎる。正直走塁だけは判断。簡単に言うと頭を使う。残念だが反復練習と理解するまでやるしかない。   その夜、忘れられない出来事があった。「大人の家出」。相当熱いコーチなので理解は出来るが、私もお酒を飲んでいたので平手コーチを呼んで現場へ。理由は書けないが、まるで探偵ナイトスクープ。蚊に刺されるし焦って気持ち悪いし体調は最悪だったが、何故だか最後は親子の絆が良かった。平手コーチは西田敏行以上に泣いていた。「7.12birthdayの乱」は私と平手コーチくんには忘れない日になった。

日曜日、試合は悔しいが負けてない。怪我や今のモチベーションに合わせた試合数に野球の神様がしてくれている。「背伸びするな」言っているのかもしれない。本当に良い練習が出来たが最後の最後に私の悪い癖が出た。OBコーチの村田コーチは子供たちのために何球も投げてくれる。平手コーチは大声で叫びながらノックをする。監督、コーチは見てるだけ。それでもいい。しかし、スタッフ会や決死会、メールのやり取りでは、ものすごくやる気があり、大きな事を言い続ける。残念ながらその場限り。言わなければ何とも思わないが「責任を持ってやる」「絶対に勝つ」などきれい事ばかり言っているのに行動が伴わない口先だけに腹が立った。子供たちは絶対に悪くない。毎週変わるモチベーション。それが今の戦績ズバリ。練習は「熱意、熱意、技術、熱意」。   あと半年なのか、まだ半年あるのかもう一度子供達と向き合うべき。何度も言う。人のプレーで喜び、ミスを助けてあげられるチームになってほしい。すべて前向きに。
7月5日(土)・6日(日)

変わってはいけないもの

私も8月で46歳。少年野球に携わったのが36歳。10年の間に色々なものが変わった。体重も10Kg増加。食べ物の好みも、肉、肉、肉から料より質に変わった。テレビも今では報道ステーションのみが楽しみ。色々好みは変わったが、野球と子供たちに対する気持ちを変わっていない。

土曜日は教育リーグ。来年も考えなければならない。Aチームでの経験が多い子はいるが野球はバッテリー。車もバッテリーが正常でないと素晴らしいエンジンも機能しない。試合は大量リードしていたが雨天中止。しかし試合前準備など含め、今のBチームは経験。試合は中止になったが蓮の右へ左へのタイムリーはお見事だった。

日曜日はJA杯1回戦。春先対戦して勝ったチーム。しかも先週はベストゲームを勢いに乗っているはずが・・・・バックネット裏で2イニングの攻防を見たが初回の攻撃ですべての流れを失った。そして初回の守備で試合が決まっていた。最高のエンジンを持っているのにエンジンがかからない状態。守備で我慢できず攻撃もチグハグ。原因は1つ。「声」。私が10年言い続けた事。声で点を取り、声で点を防ぐ。バッターボックスの立ち位置の指示も守備位置もすべて声。アピールも声。子供がやらなければスタッフがやる・・・と言うより自然と勝ちたければ声が出る。毎週、毎週違う野球がつまらなく感じた。村田コーチが言ってくれた。最初は子供たちはロボット状態かもしれない。しかし、反復練習や試合経験によりロボットから自主的なプレーに変わる。1年というスパンで青写真を描き、それに向かって死に物狂いで子供達と向き合う。それが達成してときのやり遂げた感はやったものしかわからない。例えそれが思い出だけだとしても構わない。今のジュニアーズは私が経験してことのない怪我人。そして子供達以外での問題点。空気。そしてこの流れを止めるのはやはり「勝利」して喜び合うこと。まだ半年ある。半年の青写真を描いて邁進してほしい。

人生は「お金」と私が言うと周りの友達や私を知る方は、私の口から「金」?と不思議がります。いつも「心」だとか「仲間」など気持ちの部分を言い続ける私なので、ある方から「ありえない」と言われた。私の持論はお金がなければ野球も出来ない。大会費も勿論必要。働く環境がなければ週末野球三昧になれない。しかしお金で買えないものはたくさんある。10年も経てば今の子供たちも社会人になる。だからこそ今、子供たちに伝えれるのはお金で買えないもの、解決できないものがある事をスポーツを通じて伝えたい。
6月28日(土)・29日(日)

負け戦を勝ち戦にする為には

梅雨なのに雨で中止がない今年度。イチロー杯が始まった。私が指揮を執っていた時代も最高がブロック決勝まで。しかし、土曜日のグランドは相性がいい。ここ3年間で1敗しかしていない。それも決勝で負けただけで特にA面は負けなし。何故なら豊山、小牧大会2連覇して昨年決勝で負けたのみ。朝、仕事をして即会場へ。力の差は感じないが投手徹汰に異変が。ミスの連続で抽選負け。これは、すべてジュニアーズ全体の流れ。練習から緊張感や覇気もない。ついでにスタッフもいるだけ。これでは勝てない。流れを変えるというより、本当に子供達を卒団させて満足させる事の厳しさを知ってもらいたい為、スタッフ会を開いてもらった。どれだけ一人が頑張っても無理。スタッフ間のつながりがほしい。翌日は中日スポーツ杯3回戦がある。最後は少し興奮気味にしゃべってしまったが、ご理解頂いたと信じる。

日曜日は相性の良い大会。最高位は過去3位。しかし相手は今年16名の6年生が強豪チーム。2回戦も強豪撃破したあとなので勝負に不安だった。村田コーチとも話し、先発投手は5年生翔太。2回目の先発。勿論負けるつもりはサラサラない。しかし、久々に試合前のアップをはっきり見たが完全負けモード。逆面のチームや、相手チームの方が元気が良い。「せめて、元気だけでも勝て。元気で勝てれば試合も勝つ」と子供たちに言い聞かせた。安藤コーチ、八幡コーチも一緒に声を出し雰囲気も良くなってきた。試合開始。5年生翔太立ち上がり。捕手皆実を目掛けて投げる。相当球は遅いが制球が良かった。安打を打たれても、捕手皆実が刺す。2回連続の完璧な阻止。これで相手の足が止まった。しかしずらりと揃う打線なので翔太が通用するか不安だったが皆実の必死なリード、徹汰の守備で何とか2失点に抑えた。時間が迫った6回裏。その時がやってきた。2点ビハインド。先頭打者四球でこの日、東本監督が3番に入れた蓮が安打でつなぐ。ノーアウト2塁・3塁。4番皆実。少しこすり気味のバッティングが気になっていた。ワンポイント「胸を張って打て」。途中、ありえない策に出ようとしたがファールに、その後快心の2点タイムリー。蓮、皆実お見事。サドンデス。前日とは違い相手打線が襲いかかる。中途半端な守備位置で100%打つのに前進守備を指示しているのは腹が立ったが想定内の2失点。その裏、同じ1アウト2塁3塁から。な、なんと相手も前進守備。2点差ならスクイズOKなはず。ましてや同点の2塁ランナーは超フリー。しかも2塁ランナーは徹汰。3番蓮お見事。レフト線へ2点タイムリー。背番号11の少し荒れ球の子から背番号1の投手に代わってタイミングがあったのだろう。2塁ランナーもフリーなので当然余裕のホームイン。抽選へ。今日は勝てると信じた。何故ならヒット1本、四球1つで本当に喜んでいる姿。その熱意は間違いなく相手を上回っていた。今シーズンNO1ゲームになった。東本采配もズバリ。投手翔太の打順を下げるように言っておいたが、3番に5年生連を入れた采配も見事だった。まさしく柔よく剛を制す。投手5年生翔太は7イニング1四球。今日は投げなかったが徹汰の守備と走塁、サドンデスでのセンター飛球をしっかりと捕球した4年生淋太郎。心残りは二日間熱で来られなかった4年生陽輝がこの歓喜の輪にいなかったので次への課題。セカンドを守った、これまた4年生コウセイも頑張ってくれた。今年初めて良い試合が出来たと思う。

毎年勝ち進むと思うことがある。相手の練習を見て「ヤバイかも」と何度も感じたことがある。しかしそんな時はベンチも一緒に声を出し戦う。そして誰でも出来る声を出すことと、全力で走る事を徹底する。絶対に下を向かない。接戦になれば特に笑う。負け戦を勝ちに繋げるには、当たり前の事をやる。背伸びすると負ける。ホームランが打てないならバントでつなげばいい。速い球を投げられなければ考えた投球をいい。スタッフが熱くなり責任感も出てきた。それが子供たちに伝わったのは事実。この日というより今年大変身を見せて活躍している5年生蓮。監督の息子。私と約束してから必ず毎週日記も出してくる。昨年までトンチンカン。アホでは野球は出来ん!と昨年罵声を浴びせた事も多々。親が監督として苦労し、その熱意が通じたのだろう。しかし5年生。まだ甘えもある。今年は6年生のために頑張ってほしい。

指揮官はすべてを背負う。勝敗も子供たちの気持ちも背負う。だからこそ、明確な指示を出す。守備位置も攻撃の采配もすべて指揮官が責任を持つ。それが成功すれば子供達の力。失敗したら指揮官の責任。指示を明確にしない限り子供たちのミスになる。日曜日は、バント処理を相手捕手がセカンドへの暴投を見たとき思った。次は4回戦。強いチームに立ち向かえ。
6月21日(土)・22日(日)


ワールドカップで日本中が賑わっている。大会前まで讃えられていた監督も、結果が悪いと叩かれる。勝負事。指揮官の運命。それは少年野球も同じかもしれない。しかし、サッカーが盛り上がるのは何故だろうと思った。それは、まったく経験のないど素人の私だから感じるのかもしれないが、ゴールしたあとのパフォーマンス。爆発した喜び。それが感動してしまう。0対0はあまり面白くないがやはり、点取ったあとの一体感は感動する。土曜日は学校公開日だが、午後から大会が入った。何故だか相性の悪い大会。毎年勝ち進めない。手違いもあり思うようなアップも出来ず、相手チームにも迷惑をしまった。試合はやる前から決まっていた。勿論、力のあるチームではあるがこの日はどこと戦っても同じだっただろう。私は代表者でもベンチに入らない。何故なら、どうしても指示を出してしまう。試合は先週に続き惨敗。まったく良いところなし。力の差が構わない。しかし、1つだけでも相手に勝るものを持ってほしい。元気だけは・・・・。攻守交替だけでも全力疾走・・・・。それだけでもいいから勝ちたかった。私も含めて、スタッフが反省しなければならない。

日曜日は朝7時集合。唯一勝ち進んでいる大会。過去10年で何度も遠征しているが2回目のグランド。絶対に忘れない事件が起きたグランド。当時私は監督。無責任な父兄が移送中、道に迷い、1時間半前に着いて、昼食後調整して試合する予定が試合開始10分前に到着。昼食もとらずに試合したことを記憶している。ナビがあるのに・・・・・この日も同じグランドでしかも同じ相手。とにかく立ち上がり注意。見事なバントが決まり先制。2回もバントを絡めて3点追加。終始うちのペース。バッティングでは目立たなかったが、やはり皆実の盗塁阻止は大きかった。相手に行きかけた流れを止める。追加点のチャンスは沢山あったがもう1点が取れず終盤苦しかったが、時間制限で逃げ切り。昨年からAチームの翔太、蓮の活躍が目立った。陽輝も食らいつき打点をあげた。投手徹汰は、緩急を駆使して凡打の山を築いた。恐らくうちよりは個の力はあると思う。久々に「らしい」勝ち方が出来たような気がする。現監督が、戦力を見て得意なパターンを作らなければならないが、相当ヒントになったのではないかと思う。とにかく頑張っている子供達のため。また運営などで苦労しているスタッフのためにも結果を出したい。

ここ最近、思うことがある。何故、今年度問題が多いのだろう。そんな時、こんな言葉を思い出す。。「気力」「責任」「貪欲」「礼儀」「関心」「情け」等など。良い言葉ばかりだが、その上に「無」つけると最悪な言葉になる。無気力・無責任・無欲・無礼・無関心・無情など。今年度はこの「無」が邪魔をしている。運営する中心スタッフが責任を持って貪欲に勝ちにいく姿。そして子供たちに関心を持ち、礼儀や、やる気を起こさせる。そして一番大事なのは「情」。試合で出られなかった子供達に配慮する。そんなチームでありたい。残り半分。スタッフも子供たちも心あるチームであってほしい。
6月14日(土)・15日(日)

何もしてあげられない

ワールドカップ真っ最中。テレビではサッカー関連のNEWSばかりが目立つ。私も日本人。応援したい。土曜日は何も大会が入らず練習日。とにかくバント練習を。この日は監督不在だったので練習メニューを考えた。やはり攻撃は攻めのバント。守備は確実な送球。もう新チームから5ヶ月経ったが何故なんだろう!?まったくうちらしくない。カァーと熱いものが今年は感じられないのは私だけだろうか。それでも土曜日は平手コーチが何とか次の日のために雰囲気を作ろうとしてくれた。

日曜日、私は出張で前泊予定を変更。直接会場入り。この大会も前年度覇者。無理やりでも見たかった。私自身、ずらりと揃ったチームに勝つことを目標にしてきたので、見てみたかったというのも無理した本音。見たときは既に、0対2で負けていた。絶対に3点目を与えられない場面でも、一向にベンチは動かない。「子供たちはどうするの?」。その前のスチールも、必ず2球目なのに・・・・(スチールのタイミングは駆け引きもあるので日によって違う)。相手打線を1巡見ただけで誰でもわかる。1番打者要注意。2番、3番つなぎ。4番打者中心の打線。5番つなぎで粘り強い。6番振り遅れたらレフトでも打てる。結局、1番打者と4番打者の6安打。何故指示を出さないのか不思議だった。しかし、そこには何もできない私がいる。タイムをとることも出来ない。負けて大暴れすることも出来ない。指示を出して、裏目に出たら指揮官の責任で良いと思う。それが子供達と共に戦う事だと思う。それは采配でなく、子供たちを守ろうとする「心」。子供達と苦楽を共にしようとする「心」。投手に不甲斐なさを感じたら言わなければならない。優しさって褒めること?優しさって慰めること?私は違うと思う。本当の優しさは、その子に対して真正面からぶつかること。嫌われることもあるだろう。嫌われてもいいと思います。一人でも理解してくれる子はいるはず。2イニングしか見ていなかったが、すべてを失った試合だったような気がした。試合後、子供達の練習を兼ねてスタッフの言動をみるため猛練習。普段、冷静な村田コーチまでもが、今年に入り感情的になってしまう部分がある。私は絶対に、村田コーチには冷静になってもらうため時として空気を読んだ事もあった。試合でもバッテリーには気を遣うがどうしても私が腹が立つときはマウンドに村田コーチに言ってもらって、子供達を落ち着かせた。猛練習で暑い中苦しい練習をしてスタッフの本当の気持ちを見たかったが残念ながら・・・・・・。誰ひとり子供たちを守るコーチはいない。むしろ逆だった。腹が立ったが、家に帰りいつものマッサージ。まったく寝られない。考えてみたら、昨年まで小牧原ジュニアーズにすべてをかけた野球どアホの私と、家族と仕事があるスタッフを同じにする私が異常だった事に気がついた。批判でない。家族と仕事は当然。異常なのは私。だからこそ、しっかりと方針を変えて再度立て直してほしい。しかし最後は、6年生を満足させてあげてください。多少の犠牲もあると思います。しかし大人以上に子供たちは何かを犠牲に必死になってくれています。それだけは理解してください。
6月8日(日)

打てなくても点は取れる

日曜日、県学童1回戦。昨年最高の思い出を作った大会。戦力はさほど変わらないにしても、気持ちが弱い今年のチーム。しかし4年生のAチームの子は輝きを増してきた。7日の激戦から1年とスパンを考え、先発は5年生翔太。もう何試合も投げているのでレベルアップを期待したい。1回表攻撃。四死球とバントだけで5点ぐらい先制。その裏、翔太の投球に期待。投球内容よりメチャクチャリズムが悪い。5点も先制したのに悪い癖が出た。結果は3回コールドだが1失点が無駄。集中力のなさが失点に。13得点はは見事。今年は死球をよけるのが上手な子が多すぎる。当たらなくても良いが、チームのことを考えていない証拠。塁に出ようという執念も大事。この日は、本当に午前中練習したバント攻撃が成功した。特に蓮。7日から3本の内安打。淋太郎も決めた。凱生も上手になってきた。7日、今シーズン初めて指揮をとって気がついた。ジュニアーズ特有の得点パターンがない。これは東本監督のやり方でもあるが打てない走れないなら練習法を考える。私が攻撃で一番重んじたバント。しかも攻めたバント。これを死ぬほど練習することに決めた。しかし、ただやるだけではダメですよ。緊張感の中、そして形と気持ちが大事です。練習法で必ず変わります。外野まで飛ばず13得点は良い事。本当はたくさん打ちまくって勝ってほしい。ホームランも見たい。タイムリーも見たい。しかし現実問題、今は無理。ならば打てなくても点を取る方法を考え実践する。これが面白い。今週、絶対に変化の週。期待の5年生の伸びがまったくないが、蓮や翔太は順調。まだまだこれから。4年生は成長著しい子もいる。淋太郎にコウセイ、陽輝、集中すれば相当な戦力の伶真。6年生も凱生が少し自信が出てきた。徹汰は、超中心と言いたいが、やはり雑になっていた。ほとんどミスのない子が守備でミスをする。野球の神様は甘くないですよ。主将皆実は頑張ってくれているし肩は成長。しかし何故結果が出ないか?・・・・昨年度は毎週毎週、ガラガラ声でしたね。徹汰も皆実も、毎週日曜日6年生のために必死に声を出してくれていましたね。遠い過去のようです。後輩に見本を見せなさい。きっと結果はついてきます。声枯れるまで叫んでほしいです。
6月7日(土)

逃げたらアカン!逃げたくなる時は・・・

土曜日、本当に久々ベンチ入り。前日にユニフォームと黒のシューズを用意した。距離感のある子供たちと共に戦う。  相手はやる前から好成績と言われている相手だった。試合後、ホームページを見たが試合前に見なくて良かった。対戦前、前の試合があったのでたくさんの大きな子がいた。「ヤバイ」思わない。このチームに勝てば自信になると思った。  試合開始、子供たちには、しっかりとテーマを持たせた。内野陣はバッテリーの除き4年生2名と5年生2名。外野も6年生1名と4年生。勝負になるのだろうか?私自身もテーマ持った。久々なのでどっしりと構え、喜びも悔しさも表現しない監督にと思ったが、私が一番テーマを守れなかった。とにかく流れをつかむためと、下を向かせない事に徹した。  先攻をとらせすぐに2アウト。徹汰四球をもぎ取り、単独スチール。相手捕手も肩はいい。な、な、なんと初回から敬遠策。初回から逃げた相手を捕まえたい。しかしその戦力がない。ならば頭を使おう。わざと四球を出した相手ベンチ。しかも初回。相手ベンチからは四球狙いと声が聞こえた。ならばご期待に応えて押し出し狙い。四球ももぎとるため、バッターボックスの位置も考えた。ノーヒット先制。しかし相手打線は、1番から9番まで好打者が揃う。いきなり先頭にレフト飛球。平凡だが外野に飛ぶと怖い。徹汰は試合前から腹立つこともあり機嫌とるのに疲れたので、キレまくり。しかしこの日は、魂の投球を見せた。追加点もうちにきた。我慢した守備。3番徹汰、この日初安打のツーベース。えっ!また敬遠!?逃げたら捕まえる。1アウト満塁から、何とか3ボール2ストライクまでこぎつけた。6番凱生。エンドラン多発させたが、最後はボール球を見極めた。あっぱれ!時間との勝負。5回で終わらせたい。そんな逃げた気持ちが大ピンチ。ライトのコウタにとっては本当に酷な打球が飛んだが経験。私はタイムをマウンドへ。驚いた。勝っているのに暗い。思い切って前進守備を止めた。4番打者。2連続スクイズ。助かったかもしれない。5番打者は外すか悩んだが、カウントが悪い中、四球は避けたい。次の回3番からなので、同点までは想定内。最終回どうやって点をとるかだけ悩んだ。相手ミスと、この日2安打目の蓮が小技を決めた。勝ち越しに成功して予定通り5回が最終回。8番から。徹汰も疲れがあったが、気持ちだけで投げていた。私も久々に緊張してしまった。結果3対2。あっぱれ!地区優勝チームに勝てたことを自信にしてほしい。 勝因はいくつかある。敬遠は打たれる確率が高いから低い方を選ぶ。それはまったく否定しないし、私も同感。しかし、私たちは学童野球。果たして投手が必ずストライク取れるだろうか?この日は敬遠2つがすべて点になった。それと投手徹汰は今日は緩急を使わなかったが、真っ向から勝負した。守備も貧素ではあるが大きなミスはない。セカンド飛球を陽輝が何気なく捕球したのを見て成長した。明日も試合がある。この雰囲気を続けてほしい。ちなみに、私の采配はミスばかり。子供たちに助けてもらいました。

私も人生逃げまくりたくなる時もある。越えられないものもある。今現在もやはり仕事は厳しい。方針一つで赤字になってしまう。そんな時はいつもスポーツに例えて考えるときがある。逃げたらアカン。もっと怖いものが襲ってくる。会社は「人、物、金」。スポーツとは関係ないようだが、頭を使うこと、協調性、効率等など。そして何より気持ちの部分で共通点はある。私は、子供たちに必ず言う。練習も試合も逃げない。とにかく立ち向かう事を言い続けている。しかし、時として切羽詰まった時、何ともならない時もある。そんな時は必ず支える仲間や家族がいます。そんな支えがある時は少しだけ甘えてみるのも良いかもしれない。人間そんな強くない。逃げたくなったら苦楽を共にした仲間に頼るのも大事なこと。卒団生でも、もし悩みに悩み、息詰まるときもあると思います。そんな時は必ず来てください。心の絆創膏になりますよ。
5月31日(土)・6月1日(日)

このようになると分かっていたら

正直な気持ち。ここ最近何故だか野球が面白くない。私自身が何を求め、何を目標にしているのかを失っている。各球団の代表や総監督など難しい立場なのかもしれない。今年のメンバーで気がついた事がある。子供たちは、スタッフを信頼していない。もちろん監督でない私も信頼されていない。そんな気がした。強引に子供達を引き連れ、強引にまとめた時代もあったが、今、私にその力はない。これが、何となく子供たちの気持ちやスキル、ゲーム内容になっている気がする。土曜日、接戦で5回戦まで勝ち残った大会。昨年もこの大会5回戦。結果、点差以上の負け。悔しくないのが悔しい。攻撃も守備もすべて徹汰がポイントになった。悔しいが、今は徹汰を助けてあげられる戦力もない。それに助けられる信頼もない。しかし、今のまま投げ続け、そして今のまま本当に優しく仲間に接すれば絶大なる信頼になる。勝ち残っている大会はないまた1歩すつでも勝ち進みたい。

土曜日、夜スタッフの飲み会が。ここ最近自信喪失の東本監督。恐らく私が継続していても誰がやっても同じ結果。自信満々の私とは性格が違い、私は負けた時は「日程が厳しいので負けたった」負け惜しみを言うタイプ。しかし責任感の強い監督なので何とか子供達と一緒に喜んでもらいたい。スタッフの飲み会で目標は監督を胴上げすること。それが叶うまで頑張りたい。日曜日は練習。グランドの関係上Bチームも合同。来たくない病の子もいたが毎年、苦しいことを乗り越える子供達。その子も例外でないと信じる。練習で目立ったのは、コウセイ。守備にバッティングに食らいつく。小さな体と小さな手。そんな姿に練習だが感動してしまった。早くAチームに来て欲しいが、Bチームのお手本にもなるので時期が来るまでその気持ちで頑張ってほしい。近距離のノックでは逃げなくなった淋太郎。ボールを捕りに行くコウタ。入団したばかりの5年生も頑張っていた。しかし組織プレーになると目を覆いたくなる。この時期に、こんな気持ちになるのなら昨年のBチーム練習法やスタッフの配置も考えれば良かったと反省。まったくやる気のなかった今年度。私が口を出すのはと思い何もしなかった。時には我慢出来ずに、大人中心の草野球練習に、子供達にやらせるべき!と言ったことはあるがそれが精一杯。また、恐らく4名しかいない6年生。こんな事になるなら、現6年生スタッフも頑張っただろう。それは無責任だった昨年の私の責任。だからこそ現在、体験会の強化とBチームスタッフの強化をした。反省したら同じ事を繰り返さない。6年生もまだ夏前。とにかく練習をして1試合でも多く戦わせたい。皆実、徹汰は昨年以上に苦しいと思うが、スタッフを信じて頑張ってほしい。
5月25日(日)

男の子らしく這い上がってこい

今年度Bチームが試合が出来るだろうかと思うほどの人数だったが、担当スタッフのお陰でCチームまで出来た。本来、Bチームの試合は二の次だが今年はAチームの試合数が極端に少ない。なので日曜日教育リーグ。相手は、何故だか相当な人数になった3年目ぐらいの小牧市のチーム。驚く程の人数。代表の方の手腕だろう。先発は4回目翔太。制球は良くなったがメンタルが弱い。それがまともに出た試合。まずはそれでいい。打たれて泣いて、四球を出して自分自身に腹を立てマウンドで泣いている。今はそれでいいですよ。内野陣は4年生と3年生。悪い部分ばかり目立ったが、一番悪かったのは絶対にやらなければならない全力疾走、攻守交替がダラダラ。これは修正。大敗はしたが初マウンドの4年生伶真。試合開始3時間前に投球練習を初めてした。たまたまバント練習の時、捕手をしていて、スナップで軽く投げていた。「イケル」思った。ある方に言われたが、今頃見つけても・・・・と言った方がいるがよほど練習を見ていないのだろう。顔が動き担いで投げる癖のある投げ方が、ここ1ヶ月で直り必ず制球も良いはずと村田コーチに頼んだ。来週からは村田コーチに丸投げ。私は見つける役目。昨年の楓真もたまたま室内練習で制球の良さを見つけて村田コーチに丸投げ。伶真4年生、初登板。牽制の練習5球。合格点。唯一、相手に勝てたのは、「元気だけは良かった」大人が盛り上げる相手チーム。うちは子供たちが教育リーグとは泣きながらでも声を出していた。プレーの収穫はあまりないが、次勝てる見通しは必ずある。試合後は猛練習。今年の子供は失礼な言い方になるが、女性的な男の子が多い。自分の気持ちを出さずにとりあえず、ついて行くタイプの男の子。正直、気分が悪くなる時もある。こうなれば無理矢理でも猛練習。新しく入った子は相当苦しかっただろう。ボールも怖かっただろう。いつもいつも逃げまくる湧輝。これだけ逃げまくる子も珍しいがこの日の練習では輝いていた。文也も強くなってきた。淋太郎もボールを体に当てながら食らいついていた。陽輝もいい顔していた。弱いチームは練習する。19時まで練習出来た事が、負けて知ること。負けたら次勝とうとすればいい。2回負けたら3回目勝てばいい。毎年、毎年そうやってチームを強引に作った。スタッフが努力して集まってきた子供達。男らしく、そして優しく。今の時代はわからないが、どうせ死ぬまで男なら、弱々しくてがダメ。仲間やお母さんを守ってあげられる男の子であってほしい。Bチームよ。とにかく這い上がってこい。そして来年、泣いた分、辛かった分笑いさない。また、私にも楽しみが出来た。

夜、いつものマッサージに行かずに女子サッカーを見た。本当に強さを感じたのは私だけだろうか?まさしく「団」。サッカーはよくわからないが、体を張った守備は素人でも良いプレーとわかる。そしていつも表彰式では仲がいい。手をつないで出てくる姿は微笑ましい。生まれ変わったら、なでしこJAPANの監督になりたい。それは無理そうなので、ジュニアーズがとにかく仲の良いチームであってほしい。それがスポーツ。
5月24日(土)

壊れたのはチームと心

土曜日、1時間半遅れでグランドへ。ここ最近、アップを見られない状況だがグランドに入る前から何か嫌な予感。挨拶の行動は遅いし、毎年駐車場から聞こえる声も聞こえない。この週は海外出張。子供たちにお土産買ってくるのも私の楽しみの一つ。いつも罵声に耐えている子供達が気になるのが本音。キャッチボール。腹が立つ。先週出来ても今週まともに出来ない。まだ我慢。1年間を通しても起承転結を考えて運営するが、終日練習も1日の流れを考えてメニューを組み立てる。私のやり方が正しくない。勿論私でなく監督が考える事ではあるが、今は少しでも階段を登れるように考えてメニューを組む。子供に考えろと言うなら大人がまず頭を使う。当然の事。昼から勝ち残ったAチームの大会と来年の為の教育リーグに向けて作戦的な事を実施。もう滅茶苦茶!!フォースプレーでもタッチするし、2塁ランナーは3塁ランナーを追い越す。「ここまでどアホか」。エンドランでもお構いなく味方を裏切る。これが今まで築き上げたチーム!?。それでも怒鳴り続けた。トンチンカンなプレーに平手コーチ君も必死に叱る。まったく機能しないプレーでも必死に村田コーチが投げてくれる。それなのに・・・・・どアホは監督とスタッフ見て見ぬふり。私の我慢も限界。大暴れではないが小暴れ。皆、卑怯なスタッフ。試合でミスしたり上手くいかないと腹が立って叱るくせに、練習では黙っている姿に我慢の限界。一番卑怯者は嫌われないと思うスタッフ。試合では子供の責任にするくせに、ミスを見て見ぬふりをする大人がいる。だったら負けろ。私は勝ち負けで子供達に「勝つ野球」と言っているが、いつも負けは覚悟している。負けて悔しくて練習する。そして少しでも心が強くなってくれればそれでいい。皆実にもらったコップも壊れた。私の椅子も曲がった。必死になってくれる人がいる事を忘れている。今の冷め切ったチームと成長のないチームはこの練習。どうでもいいと心が折れそうになった。昨年から、草野球の延長でBチームをやってきた罰が今の現状だった。子供たちは悪くない。ここまで罵声に耐えて必死になって食らいつく子供たちはうちのチームの子供達だけ。即スタッフを集めた。「学童野球を舐めてもらったら困る」高校になれば自分で考える。小学生は忠実にコーチの言うことを聞く。だからこそ、コーチの方々・・・お勉強をしてください。子供が必死に考えているのであれば当然です。雰囲気もチームも無茶苦茶。昨年はこの時期、中日少年野球大会と県学童大会を連覇した時期なのに、たった1年でこれだけ壊れるとは思ってもみなかった。優勝しなくてもいい。勝てなくてもいい。スタッフが子供に言った事は自分自身でやってください。私の血圧は恐らく200超えだっただろう。明日は笑いたい。

今シーズン初めて子供とその親で焼肉を食べに行った。毎年何かあるとコミュニケーションをとるために、子供の誕生日や食事を利用する。今年は日記を監督に出してくれているので私と子供達のコミュニケーションが少ない。今日、思ってもみなかった子供と父兄で食事出来て楽しかった。パパの連絡先も、当然ママの連絡先も知らないので来なかったらどうしようかと思った。椅子を投げて肩が痛いし、コップを投げて心が折れていたが、やっぱり他人の子供でも可愛いもの。人には情がある。せめてその子が活躍する姿を見てみたい。 また、その焼肉屋には、私の申し子たちがバイトしていた。恐るべし4名もいるらしい。1名いなかったが、それも嬉しかった。

スタッフの皆さん・・・・これ以上ない暴言を反省していますが、直りません。毎週、毎週静かにしようと思っていますが無理です。こんな総監督でごめんね。骨折れるまで暴れます。
5月17日(土)18日(日)

采配と熱意と学年

土曜日、唯一勝ち進んでいる大会。ろうきん杯3回戦。1回戦も2回戦も接戦。特に2回戦は最終回、2アウトランナーなしから逆転サヨナラした。対戦相手は初めて戦う相手。初回、盗塁阻止をしたあと、無駄な四球と振り遅れている打者にスローボールを打たれて先制される。その裏、バントで同点にしたものの後が続かない。学年が4年生や5年生だから?。違う。執念と努力が大きな違い。追い越したのは1アウト3塁か4年生伶真の快心なタイムリー。2対1。まだ今の守備では不安。しかし、相手に何度も助けてもらった。私は采配など誰がやっても同じ結果だと思っているが、ここ最近は采配でゲームは作れるし、流れをつかむことも出来る。この日は、捕手皆実の盗塁阻止は3つ。終盤、1点差。非常に弱い外野手が消極的守備をしてノーアウト1塁2塁。300%送ってくると思った。4番打者でも、私ならまず同点にするが、振り遅れ気味の打者に打てのサインだろう。伸び伸び打てと相手ベンチから聞こえた。結果見逃し三振。万一、進められていたら、この結果はなかったかもしれない。徹汰も今シーズンNO,1の投球だろう。2アウトをとって、な、な、なんとダブルスチール。3m手前でタッチアウト。この守備がすべてだった。恐らく学年は4年生5年生中心のうちと違い大きい子もいるが、何故だか結果は2対1。大きな違いは、犠牲になるバントと犠牲になるバッティングが点になり、伸び伸びと学校に帰ってアイスクリーム大会出来たのは勝ったチーム。土曜日は間違いなく徹汰の「ピンチになると三振をとる」ピッチングと皆実の肩。東本監督も3回戦突破は自信になるだろう。

日曜日は私は法事。いつも法事に行くことなく野球ばかりしていたが、今年は法事を優先させて頂いた。相手は、H23年。既に3年前。ビッグ大会ブロック決勝で対戦した相手。ブロック決勝(6回戦)では、3点差を追いつかれサドンデスへ。打ち勝った最高の好ゲームが記憶にある。私は行けなかったが情報だけ手に入れた。立ち上がりと、投球数が増えると制球が乱れる投手。事前に頼んでおいたご父兄に随時メールをもらい、目に見えるように流れがわかった。法事が10時半からなので、自宅から指揮をとっていた感じ。とにかく球数をなげさせる事。四死球を必ず点にすれば勝てると信じていた。結果、見ていないが予想通り。同点から負けのなくなった最終回。攻めたほうが勝ちと言いたかったが声は届かない。結果ゲッツー最悪!?攻めたら勝てる。抽選へ。4回戦突破。恐らく現場にいたら腹が立ってしょうがないゲームだったと思うが結果よし。勝因は1つ。この日、東本監督も大事な用があったにも関わらず、責任を持ってベンチで指揮を執った熱意につきる。采配は消極的で、流れを考えない采配が2月3月と続いたが、それを超える熱意でこの日は勝ったのだと思う。野球の神様はいる。昨年も小牧市で2大会連続で優勝したが、4回抽選で全勝。私は抽選でも何でもいいから勝ちに行く。抽選でも負けたら反省と頑張ったねで終わる。勝てば次につながるどころか、昨年は県大会に直結した。 今年度初の5回戦に挑む。練習では、なぜ勝てたのか分からないようなプレーもあるが、それ以上に子供たちに「勝ちたい」という気持ちが出てきたのだろ。この勢いで、やるからには頂点を目指してほしい。周りに笑われてもいい。誰が何と言おうと、やるからには頂点を目指すのが当然。
5月10日(土)11日(日)

試合に出る事がすべて正しいわけではない

土曜日は終日練習。今年も毎年のようにAチームの試合最優先で行きたいが正直大会がない。負けたら終わりのトーナメント。ろうきん杯3回戦はあるがAチームは一番やり易い気候の時に2日連続で練習。日曜日に教育リーグがあるのでサイン確認の意味もこめて合同練習を午後から実施。まったくサイン通り出来ない子と、ここに来て急成長の5年生もいる。チーム発足3ヶ月半以上経過して差が出てきた。嬉しいことではない。同じ志で進まなければならないのに、気持ちの差が出てきたのは残念。6年生は、練習では皆実に相当な当たりが出てきている。今シーズン何本も本塁打が出てもおかしくないと思うが、まだまだ練習時での仲間への思いやりが足りない。その結果、試合では苦しんでいる。上辺だけの優しさだけでは仲間はついてこない。誰もが認める大黒柱。本当の意味で信頼される選手になってほしい。

日曜日、今年初めての教育リーグ。毎年、6年生とお留守番しているが今年は観戦出来る。相手をして頂いたチームは既に監督さんも懐かしかった豊山のチーム。5年ほど前からよく対戦して頂いている。6年生1名。5年生4名と人数不足でビラ3000枚で相当人数も集まったと聞いた。うちによく似ている。試合は、良い部分と悪い部分が出た。平手指揮官のもとテーマを持って選手も動いたが、まったく進塁しようとしない子。スクイズでバットを引く子。特にスクイズやエンドランは一番貴重なプレー。ランナーは打者が何としてでもボールに食らいつき転がしてくれることを信じてホームへ突っ込む。打者は、必ず仲間をホームインさせようと犠牲になるプレー。ボール球を簡単に引く事は仲間を見殺しにすること。私は絶対に許さない。ミスしても打てなくても構わない。仲間を見捨てるプレーだけは絶対に許さない。そんな悪い部分が見えたのは、恐らく教育リーグの中で動かし見つけようとした指揮官の意向。それは収穫。良かった点は、陽輝の安定度抜群の守備。コウセイも食らいついた。伶真の守備と塁に出ようとする意識。そして文也の足に魅力を感じた。写真にはたくさんの笑顔があった。今年度初めてたくさん保存した。思い起こせば今年1月。11日活躍した文也。ホームへのスライディングが出来ずに何度も何度もやらされていた。しかも別メニューでやっていた。足が逆で回り込みのスライディングを怖がっていた文也。その子が信じられない2次リードと足の速さ。自信をつけた子供は恐ろしい程力を発揮する。あと守備を鍛えられれば来年実に楽しみ。 先発は翔太。村田コーチの指導もあり3試合連続無四球。翔太が!?と言いたいが制球は成長している。しかし、私が期待しているのは三振を奪い取ってガッツポーズをしてベンチに戻ってくる姿。まだまだですよ。  新しく入団した、司やジョウイも試合に出られた。写真でもいい顔していた。このBチームの子供たちが数少ない6年生の為に必死に声を出し精一杯プレーしてほしい。

今の6年生も苦労してきた。徹汰は4年生から私のもとAチームにいた。試合ではボール拾いと、捕手が防具をはめている時に受ける捕手。試合に出られなくても4年生の時にはしっかりと6年生の為に活躍してくれた。今年6年生の凱生も昨年はAチームでも1試合も出ていない。70試合以上あったが、絶対に出さないと私自身が心を鬼にした。何故なら今年必ず花が咲く。試合に出ることがすべてでない。昨年はバット引きなどやって、バットを引くのが遅く叱られていた時もあった。今は、凱生が打ったファールを誰かが拾いに行っている。今は徹汰が試合中の投球練習で捕手がレガースをつけているとき、後輩がその投球練習の球を捕っている。徹汰が4年生に経験した事。バット引きやボール拾いの気持ちのわかる子は絶対に人生のレギュラーになれる。自分が誰かの為に尽くしたのなら必ず戻って来る。今はそれがわからない父兄もいるようだが私が少年野球10年間で気がついたこと。それは人の為に尽くした子は、自分が困った時に周りが助けてくれてその子は必ず活躍するという事に気がついた。自分の為!それは誰でも出来る。皆、自分が可愛い。皆、自分の子供が可愛い。それは私も同じ。その中で誰かの為にと思う気持ちが自分自身を成長させる。だからこそ村田コーチも私も続けられると思う。野球は9名だけでは出来ない。応援する子。ボールを拾う子。その子供たちがいてチーム一丸です。
5月6日(振)

ごめんよ。

ゴールデンウィーク最終日。今年は暇な連休になってしまったが唯一勝ち残った大会。ろうきん杯。まずは朝、GWに病気になって1日も来られなかった凱生のお母さんからメールが来た。最初は誰かさっぱりわからなかったが内容を見て、胸に突き刺さる想いになった。凱生の気持ちを考えなかった私。毎年、怪我した子がいたらその子の為に頑張ろうを合言葉にしてきた。確かに情報不足ではあったが、凱生の気持ちを考えなくてごめんよ。来たくても来れない。確かに4日も凱生が試合に出られずチームにとって痛かった。でも今日は早速、凱生の分まで必死になることを合言葉に試合に挑んだ。

今回は、どうしてもベンチ内の雰囲気も見たかったし、なにしろベンチが広い。せめて試合前の雰囲気とやる気だけでもと思いベンチ入り。制球が良くなった徹汰。立ち上がりはいつも通り。その裏、1アウト3塁。セットになると荒れる投手で3番4番に期待したが、後から反省。村田コーチの言われた通り。まずは先制しなければならなかった。守備ではサード4年生伶真が安定してきたが、やはりセカンドのポジショニングが課題。ただ飲み込みの早い陽輝なので必ず修正が出来る。問題は外野陣。あえて深めにしたものの相変わらずお遊び。攻撃はいつでも点が取れると思ったが、何故だか攻めない指揮官に切れてしまいすみません。スコアラーにも八つ当たり。ゴメンなさいね。この試合は70分。ひと振りで先制されたというより、外野の守備位置確認をしなくなった途端に本塁打。私は負けない。絶対に負けない。と言い聞かせた。残り10分で4回裏。7番から。勝負に出た。時間とのかけひき。勿論7番打者から期待はするが、最悪5回の攻撃を上位打線にするために、この時は作戦変更。理解したのは一人。確かに難しいがこればかりは指示通りお願いしたかった。4回裏三者凡退。残り4分ぐらいで相手攻撃へ。試合前、皆実には裏の攻撃を指示。時間が短い時は裏の攻撃を無理矢理でも取る。相手も7番から。三者凡退。最終回1番打者から。ここまでは順調。攻撃前、どうしても我慢できず前に出て子供達に指示を出してしまった。東本監督ゴメンなさい。負ける気がしなかったのです。指示は「執念とバットを立てて打つこと。」前半にほしかった内野ゴロだったが2アウト。徹汰が上手に死球を拾った。普通なら走らない。しかし2アウトでバッターだけ見ている投手を見て当然スチール。3塁まで行けた。4番皆実。一打同点。3ボール1ストライク。サインは打て。しかし歩いた。1塁3塁。これも盗塁。普通ならあまり走れない場面も攻める状況と相手。最後は遊撃手の後ろへ。執念と凱生の気持ちが運んでくれた。サヨナラゲーム。まだ皆でつかんだ勝利とは言えないが、勝ちに飢えているチームにとっては大きな1勝。反省点は多々ある。しかし今シーズン初めて勝った瞬間、監督と握手出来た。失礼ながら負けたくない相手。東本監督や八幡コーチには大変ご迷惑おかけしました。村田コーチは慣れていると思いますが、数々の暴言失礼しました。どうしても勝ちたかったのです。勝たせなければ申し訳ないと思ったので・・・・・もう静かにしています。また来週試合が出来るので救われた。誰かの為に!今、うちにとって一番必要な事かもしれない。
5月3日(土)4日(日)5日(祝)

「心は野球スタイルを変える」 「考える力はスキルを上げる」

4連休初日、Bチーム練習試合。相手は毎年必ず練習試合をする舟津さん。5年生が一人もいないと言っていた。地域密着を守る球団と、そうでない球団でここ2年、子供の人数に差が出てきた。主審をやらせて頂いた。互いにあまり試合をやったことのないチームなので、初ヒットの子供もいるだろうし、恐らく正式なストライクゾーンなら、試合が終わらないと思った。うちは何故だかバッテリー以外4年生が多い。内野はすべて4年生だった。相手には甘く、うちの先発投手翔太には厳しめにやろうと思ったが、予想以上に制球がいい。2回目の先発であれだけファーストストライクが取れれば合格点。しかし2番手湧輝が最悪。「まったく考えていない」。練習でやったサインプレーも無視。いい球を投げるだけにやる気のないプレーに腹が立った。5年生。ただ託児所同然で向上心がないのが、ここのきて5年生の考える力の差が出てきた。しかし、全体的に元気は前回よりあったので安心。最初はカラ元気でいい。 いつか心のこもった声に変わったとき、本当に強いチームになれる。

日曜日、昨年激戦を勝ち抜いた大会。県大会も既に懐かしい。私はベンチに入ると、監督、ヘッドコーチの邪魔になると思い観客席へ。試合は初回のノーアウト1塁2塁(両方四球)を生かせない攻撃がすべてだった。攻めない。攻めようとしない攻撃で試合は決まっていたのかもしれない。バッテリーが互角。いや捕手皆実の肩が復活してから走られない野球が出来ているのに失点が多い。外野の守備位置を変えない。置物と同じ。一番腹が立つのは、土曜日対策を練って、たくさんの練習をしたのに使わない。「ありえない」。上から目線で申し訳ないが、口先ばかりの監督とコーチ。練習でやった事を精一杯やって負けたら、また修正練習をしてはい上げる。心無い言葉が、子供達の責任に変わっている。負けたら監督の責任。昨年度まで私はすべてを背負った。勝てば。子供たちが練習とおりのプレーをいてくれたお陰。何度も外野のトンネルや追いつける当たりでも外野が抜けれる。「あ〜ここまで弱くなったか!」。 弱くなったのは「心」。それが辛かった。これが死に物狂いで築き上げた「小牧原ジュニアーズなのか」。弱くてもいい。負けてもいい。1つだけでも相手に勝るもの。それは攻守交替の全力疾走でもいい。声枯れるまで叫ぶことでもいい。何一つ取り柄のないチームになった事が辛い。今は代表も来ないので、私が存続だけを考え運営しているが、まずは監督始めコーチ陣の役割分担と常に責任を持つという心のトレーニングが必要。監督が攻める気持ちがなければ子供は逃げる。試合はミスだらけで助けるプレーはまったくなかったが、皆実のタイムリーと最後の1点の意地だけが救いだった。


5日こどもの日。ミーティング。わからないことを答えて行く東本監督のやり方。素晴らしいと思う。しかし残念ながら100回言っても、1000回言っても覚えません。何故なら、覚えようとする「気持ち」がないからです。その時スタッフはこのように言うでしょう。「この間言ったのに。」 私が言いたいことは4つ。@アホでは野球は出来ない。「覚えようとする心を持ちなさい。」A必死にボールを追っかけ、必死に走りなさい。B仲間の為に、チームの為にという心を持ちなさい。」チームの為に必死に守れば自分のためにもなります。チームの為に犠牲バントを決めれば自分の為になります。ミスしたこの為に、点を取ってやろうと思えば打てるはず。努力するはず。C「ピンチに強い男であれ!」人生はピンチばかり。それを強い気持ちで乗り切ればチャンスに変わる。  これを9年以上言い続けてチームを作った。そして勝って笑った。もし、負けたとしても「ここまでやって負けたのであれば勉強になる」。ありえないチームになってしまったが、これ以下はない。監督始め、スタッフが明るく、厳しく、時には子供と共に遊び信頼関係を築いてほしい。スタッフも頑張って頂いている。自分自身が喜べるまで頑張ってください。

ミーティング後は、岸川、八幡両コーチが企画したこどもの日イベントだったので、やろうと思ったが雨。そんなときは、私にお任せあれ!アドリブで生きてきた男。遊びは得意分野。思ってもみなかった子が面白かったり、違う一面を見れる時でもある。「文也ダンス」。私も久々に大爆笑出来た。今度こそ勝って皆と遊びたい。
4月29日(祝)

GW真っ盛りと言っても今年は私は暦通りの休みにした。試合も雨で延期。ミーティングと室内練習。気がついたら3ヶ月以上経過。祝日で雨にも関わらず全員が揃うことが最大の成長。そして明るい兆し。子供たちは相当頑張っている。あとは監督始めもっと明るくなってほしいと感じた。ミーティングでは私はあまりやらないような内容だったが、それもミーティング。答えを探そうとする子供達。答えを教えようとする大人たち。セオリーはあっても残念ながら答えはない。答えがあるとしたら必死に点を取るため、そして必死に点を与えないために練習で覚える事。あとはチームの為にと思えば嫌でも覚えられる。午後は室内練習。何度も言うが勝ちたければ周りがやらない時に練習する。私個人的には非常に良い練習だったと思う。

今年度、長年私が指揮をとりカラーを変えたいと思い退いたが、あまり変わっていない気がする。私も野球は個のレベルを上げたいのが本音。何十人も子供と戦ったが結局行き着く所は「団」だった。小学校区でやっているチーム。毎年相手選手が羨ましいと思った事もあった。パワー、足の速さ、投手の球の速さ。しかし毎年、このメンバーで良かったと思う。私も最初の頃は、準決勝くらいから緊張した覚えもあるがここ5年ほどはない。21年度の市民大会と毎年の最終の大会ぐらい。最後の大会は子供たちを目に焼き付けようと思っていただけ。今、私の出来ることはジュニアーズを存続させる事と、練習時のメニューしか出来ない。3月から采配をしていないため。イチかバチかの勝負をしていないので寂しさもあるが、今は熱心に頑張っているスタッフを支援するのみ。また、数年後にはベンチで大騒ぎ出来るように、仕事と家族を優先させたい。皆実、徹汰とは付き合いも長い。皆実は1年生の時、どうなるのか分からない子だったが6年生になってしっかりしてきた。徹汰も4年生からAチーム。人間だから情はある。なんとか6年生が満足して卒団出来るように頑張ってほしい。さあ、5月攻勢してください。
4月26日(土)・27日(土)

自分に自信はありますか?

土曜日、久々の大会。私は無理すれば試合観戦出来たが、あえて無理しない。仕事に行って喫茶店で朝食をとってからグランドに向かった。私がいないほうが良い時もある。大会は1回戦。グランドで情報を待った。抽選勝ち。見ていないが嬉しかった。私の自信過剰から勝つことが当たり前と思っていたが、今の子供たちを見て私自身も初心に戻れた。  5月に入る直前に大会2勝目。嬉しさとありえない現実が私の中にあったが勝負はこれから。大事なことは練習。とにかく練習を重ねて、勝った時ぐらい楽しむ。スコアを見たが、紙一重。ただ一番違うのは、安打数でもなく四死球でもない。相手投手と徹汰の投球数。同じイニングで同じ得点で30球も少ないことが最大の勝因だろう。ロースコアのゲームは成長の証。何より雰囲気が良かったと聞いた。もっとアホみたいに騒いでいい。もっとヤンチャでいい。 野球部は遊ぶことにかけては天下一品。理由は一つ。私たちの時代は野球漬けで遊ぶ時がなく、少しの時間を精一杯遊ぶ。今考えたらテスト週間が楽しみだった学生時代。当時は「夕やけニャンニャン」をテスト週間に見るのが楽しみだった。時代は違うが、土日、ゲームもやらず野球を頑張っている子供達。基本は楽しむことですよ。背伸びせずに2勝目。おめでとう。その積み重ねです。

日曜日は終日練習。終わりの時間が決まった為、スタッフが早朝からの練習を考え7時45分集合。確かに素晴らしいことで私も賛同したいが、ちょっと早すぎない??それも運営するコーチの熱意なので従おう。 練習は今週から変えた。私も一緒にやることにした。一緒にハイタッチして一緒に笑うことで皆がやる気になってくれればと思った。お陰で月曜日筋肉痛。しかしながら、3ヶ月経って成長が著しい子と変わらない子の差が相当出てきた。Bチームにいる子のほうが上達している。答えがある。スタッフがレールを引くこと。あとは本人の向上心。薄っぺらい向上心は上達しない。覚えようとしない、上手になろうとしない子は進化どころか退化している。そんな時はスタッフが声を枯らす。子供以上に声をかけること。出来ない子が出来た時、喜びと自信に変わる。自信は時として邪魔になるが、ここまで練習したという自信は持ってほしい。29日も2回戦が待っている。自分自身に自信が持てるまで練習してほしい。それでも心折れそうになった時は、また這い上がる。自信過剰はどん底まで落ちるのは私が経験した。それでもまた頑張って這い上がる。そんなたくましい子になってほしい。  日曜日は私の次男がグランドに来た。何ともならない息子ではあるが、野球を通じてキャッチボールが出来る事だけでも嬉しい。小学校卒業してから放ったらかし。今は二人の息子とも野球と彼女以外の会話はない。あ〜 野球やっていて良かったと思った1日でした。
4月19日(土)・20日(日)

アゲンストとフォロー

土曜日、息子が在籍する高校野球が県大会と聞き地元の球場に応援観戦。私も高校時代は自慢できる成績ではない。1年生からマスクを被った事と、県大会に出るのが精一杯だった。県大会2回戦なので楽しみにしていた。私たちの時代とは違い、応援席には、パパとママの応援。お揃いのTシャツ。野球はスピード感はないが非常にパワフルなスイングと華麗に見える守備が印象だった。私たちの時代と野球の質が違う。あれだけ初球のボール球をフルスイングしても叱られない。大げさな話、3つのアウトが4球か5球で終わっても叱られない。守備も非常に上手く見える。勿論、私たちのレベル以上は間違いないが、いざという時のエラーや塁に出ようという気持ち。内外野の1点を与えない守備位置など、自信を持って言える。私たちの野球の方が考える野球をしていた。大味で完敗だったようだが、打つことに関しては見ごたえがあった。少しだけ相手投手に投げさせてみたり、打者を見て外野が前に来ることをやっていれば勝っていたのかもしれない。これはあくまで私の見解。

土曜日、昼から少年野球参戦。先週の練習試合での反省を生かす練習。土日、二日間で出来る。相変わらずバラバラの練習ではあるが、この日は私が仕切った。どうしてもやりたいことがある。個のレベルは上がるどころか退化している印象だがそれでも構わない。初心に戻り「声の掛け合い」「仲間の名前を呼ぶ」「アウトカウントを回す」など、コミュニケーション重視の練習。当たり前だが出来ていない。その原因を取り除いた土曜日。日曜日、ゴロ捌きの練習から午後はBチームの人数を借りて形式練習。そこで輝いたのが陽輝と蓮。何故だかプレーまでよく見える。6年生で出来て当たり前と思っている子よりも、しっかりと声を掛け続ける選手の方が信頼出来る。私はバッティング練習も、順番に練習する時も、声を出している子から打たせる。順番?私にとって学年や実績は関係ない。その場でやる気のある子が打てばいい。平等?やる気がある子優先が平等。親の目?知らない。親は十人が十人違う意見。そうやって子供達のやる気を出してきた。雨の中の練習でもう少しやりたかったが、いい雰囲気になってきた。26日は私は試合に行けない。せめて良い雰囲気だけ作って終わりたかった。無理やりでもハイタッチや盛り上げようとする子供達がいる。26日、必死に声をかけて勝って戻ってきてほしい。合言葉は2つ。ピンチは「俺がゲッツーとるから」。攻撃は「真ん中はサッと打て」という陽輝の超前向き言葉で盛り上がってください。ピンチでも笑うんだよ。

ここ最近、ジュニアーズはアゲンスト。まさに逆風の中、戦っている。けが人などはどこでもあるが、グランド使用時間が短くなったり、試合間隔が空いたと思ったら連戦になる。それも私たちが考え問題解決しなければならない。人生は逆風は当たり前。フォローの風は時として楽だが、面白みがない。必ず環境の変化がある。ここ5年〜6年の間に急激にサッカー部員が増える。どこのチームも団員が少なくなっている現実。合併する球団も多数ある。そんな中、うちのチームはスタッフが逆風に立ち向かい、月に1名は新入団の仲間が入って来てくれる。今年、試合が出来るだろうか?と思った1年ほど前から、今では6年生以外は充実してきた。このアゲンストに耐えた者こそフォローの風が吹く。今、Bチームもしっかりとチーム作りをしてくれている。必ずAチームもフォローの風が吹くと信じて、今耐えてほしい。
4月13日(日)

気がついた・・・・守るべきものが違う

春の陽気。本来、日曜日は地元の大会と決まっているが今年は負けたので当然大会はない。練習を重ね、練習の成果を出しために練習試合をお願いした。春日井の名門チーム。毎年1試合は対戦する相手で、H17年初めて教育リーグで対戦した時、完全に見下されて(結果引分)、このチームに勝つことを目的にもしてきた。何度と激戦を繰り返した記憶のあるチームだが、監督さんに聞いたら子供が激減。数年前の監督さんや、今の監督さんとは本当に仲良く対戦させて頂いている。今回もご無理を言ってAチーム、Bチーム2試合やって頂いた。よく似たチーム構成。試合は、久々の登板徹汰の調子と練習を重ねた事を見たかった。と言っても私が指揮を執るわけではない。東本監督のもと、選手たちは動くが練習したバントだけは成功していた。知らぬ間に凱生もバットに当たるようになり特点に絡む活躍。伶真、蓮のバントは見事だった。タイムリーも久々。盗塁阻止もあり最高の試合・・・・・のはずが、何故だか素直に喜べない。

その後Bチーム。6年生は帰って練習か遊んだと思う。Bチームはいきなりの4失点。何点取られるの?という展開から逆転。それぞれが役割を果たした。初めの試合。初めての勝利。初打席の子もいたと思う。監督でない私が、相手チームにお願いした。時間がないと聞いてゲームセットになりかけたが、どうしても投げさせたい子がいた。湧輝5年生。チーム一気の小さな男の子。ここ最近、蓮と湧輝には相当厳しくしていた。蓮はこの日2試合で4安打。あとは湧輝に投げさせる事だけを考えていた。初めての登板。ストライクが1球でも入ればいいと思っていた。点差などどうでもいい。平手コーチの指揮の下、せっかく勝っているのに・・・・と思った方もいただろうが、1イニングをしっかりと抑えてくれた。気の小さな子が少し大きく見えた瞬間でもあった。何故だかBチームが勝った時に久々に嬉しかった。気がついた・・・・・

H25年度までのジュニアーズと今のBチームにあって、今年のAチームにないものを見つけた。最終回、初登板の湧輝が投げた時、ツーボールになる。緊張気味の初登板湧輝に4年生のサード陽輝、ショートの伶真、セカンドのコウセイまでもがマウンドに寄って声をかける。時間がないのにと思ったが、ボール球を投げるたびに声をかける。「あっ」と思った。今までのジュニアーズ。一昨年は5年生エースを必死に内外野の子供たちが必死に声をかけチェンジの時には肩まで組んで戻ってくる。チェンジになると捕手が5年生投手を迎えに行く姿は目に焼き付いている。昨年の投手は二人共力でねじ伏せる投手ではないが、内野陣も投手に声をかけチェンジの時には投手がアウトを取った子を褒めて戻って来ていた。H23年度の投手もリーダー的存在だったが、声をかけられる以上に、ミスした後輩や仲間には、必ず優しい声をかけていた。しかし今年の徹汰と皆実のバッテリーは個のレベルは今までにない選手。周りも二人がいれば試合になるのでは・・・・・と思ったに違いない。徹汰は必死に力を入れて投げ込む。ランナーを出したら、捕手は盗塁を刺そうと必死に投げる。怪我の元。点を取られないように必死に守る姿は素晴らしこと。しかし、もっともっと大事なものを守らなければならない。それはミスした後輩に優しい声をかけてあげる。アウトと取ってくれたらナイスプレーと叫んであげる。今、バッテリーが孤立している原因は二人がまったく周りを見ていない事に気がついた。これは私が悪い。昨年まで共に戦った二人。信頼度も違うが、その信頼が違う方向に行ってしまった。今、主将の皆実は捕手として投手とまだ自信のない後輩たち仲間達を守り、徹汰はチェンジの時、アウトを取ってくれた子にありがとうと言ってあげられれば良い結果になる。必ずなる。今は守るべきものは失点ではなくミスした子を守りきってあげる気持ちが大事。相当、収穫の練習試合。ミーティングで平手コーチが言った。Bチームの勝因は「団」。その通り。私が指揮を執って個の力だけで勝った試合など面白くない。皆で勝つ。私も反省しなければならない。今、けが人が多く、ボロボロではあるが、それは優しさのない心がボロボロだから。東本監督のもと、監督やコーチが滅茶苦茶厳しくても、子供たちでしっかりと守りきるチームになってほしい。

徹汰へ・・・・・ごめんよ。俺が悪い。チームのために投げろと言い続け、投げることばかりで、徹汰の本当に良さを殺してしまった。誰にでも優しく、必ず声をかける徹汰。誰よりも熱く戦う徹汰が今年は別人。もう大丈夫。一人で抑えようとしなくてもいい。仲間がミスした時、その子の為にと思えばそれでいい。ミスしてコーチから叱られていたら、「大丈夫」と声をかけてあげてください。泣いている子がいたら「俺がなんとかする」と言ってあげてください。なんともならなくてもいい。たくさんの後輩が徹汰の背中を見て守ってくれている。徹汰が声を掛け続ければ、徹汰が苦しんだ時、必ず自然と皆がマウンドに集まってくる。皆が声を掛けてくれるまで、徹汰が声を掛け続けなさい。それが本当の野球だと思います。それがジュニアーズだと思います。マウンドで苦しい時、たまには振り返って、外野の子や内野の子を見て笑ってあげてください。今週末から、俺は徹汰に厳しいぞ〜。覚悟をしておけよ!!頑張れ!
4月12日(土)

日付変わって13日。暇なので日記。先週は仕事が激務。というより効率の悪い仕事だったかもしれない。とにかく接待や出張もありまた太った。夜、愛犬を連れてダイエット散歩を2日間試みたがギブアップ。土曜日、仕事の関係でまた遅れて練習へ。グランドを見たら、茶髪のクソ坊主がいる。誰!?H18年度卒団の私の仲間。恐らくコンビニや、どこかで会っても誰も近寄らない風貌。しかし私にとっては本当にかわいい子供。もう二十歳!驚き。正直、その子にはあまり良い思いをさせてあげられなかった平成18年度。でも来てくれる。タバコを一緒に吸って彼の思い出を聞いた。懐かしい。私も36歳の小僧で無茶苦茶暴れていた時代。その子の思い出は、優勝した決勝と、見逃し三振をした後に、バットを持たず打席に泣きながら入った事。私も思い出した。その頃は私もどんどん振れというやり方だったので、一度もバットを振らず見逃し三振したその子に、相手監督に頼んで、バットを持たずに打席に入らせた事を思い出した。その子は、私の身長を抜かす時も、中学時、大人の体になる時も報告に来てくれた子の一人。途中、横道にそれて高校野球を辞めて、私の前から姿を消していただけに元気な姿は非常に嬉しかった。電話でその時代のコーチと話した。二十歳を超えている子がたくさんいるので、今度、飲み会を企画する事になった。あ〜 長くやっていて良かった。今は楽だが、その時代は死に物狂いでやって良かった。また元気な姿を見せてほしい。せめて髪の毛普通に戻して来い。

練習は明日の試合に向けて初めて、Bチームの子も見た。今のスタッフの力で本当にメンバーが増えた。だからBチームの試合をやりたかった。目標を持たすため。相変わらず、覇気のないAチームであるが、激を飛ばせば出来る。主将の皆実をど叱り、蓮の捕手を本格的に練習した。翔太の制球に安定性がないので最大の課題。しかし、Bチームの子供たちは着々と成長しているどころか、基本となる、バントやキャッチボールはAチームより上手い。あとは、応用になった時に壁があると思うがこれも練習。ハルキの守備やバントも良くなってきた。リンタロウも静かすぎるが、4年生になって形になってきている。皆実がシート打撃のようなバッティングをしてくれたら相当な4番打者になってくれるだろ。文也も確実に進化している。Bチームでは、ユウトが飛び抜けて目立っていた。あとはコウタも面白い存在になると思う。あとは徹汰、翔太、レイマ、蓮、そして皆実が昨年の力を出してくれれば何とかなる。ゴールデンウィークに大会が出来るように勝たなければならない。東本監督始めAチームに上がってきたコーチ達も勝つこと、喜ぶことに飢えている。子供たちよ。頑張ってAチームの監督やコーチを喜ばせてやってくれよ。小さくても、弱そうでも勝てる。今までそう戦ってきた。明日は練習した事をやってみる。そして、とにかく元気。それがテーマ。楽しい日曜日にしたい。
4月6日(日)

春なのに大会がない。春なのにウキウキしない。春なのに日曜日、叫びすぎたのか首の筋を痛めて首が回らない。メチャ痛い。毎年恒例の花見だが寒い1日になった。今日こそは大人しくしていようと思って2ヶ月。地元の大会も進んでいるだろうと思うが、うちには大会がない。これだけ空くのは初めてかもしれない。前向きに捉え色々な練習が出来る。それに勝てる戦力はあっても勝てるモチベーションではない。まだキャッチボール中心の練習ではあるが、考える子は成長している。4年生の、リンタロウの守備や、ハルキの肩も良くなってきている。言われた事をまずやって見る子の成長は著しい。何となく上達はしているが、フォーメーションやサインプレーになると、「とんちんかん」になってしまう。既に次の大会の対戦相手は決まっている。勝つための練習をしているのに、練習ですら超消極的。恐るべし消極的さに我慢出来なかった。攻めまくってミスするなら良いが今年は消極的でミスをする。打てないなら打たなくても点を取る方法を考える。走れなければ走らなくても塁が進む方法を考える。久々に叫んだので月曜日朝、何故だが筋肉痛。しかしその中でも、数名、光るものがあった。ガンガン攻める走塁をする子。しっかりとバントを決める子。それだけでも楽しくなってしまう。文也やハルキがバントを決め、徹汰の激走。練習で成功しない事は試合で成功するわけがない。勝つために対策と練習を重ね、やることを精一杯やって負けたら次につながる。まだ大会1勝だよ。しかし、ここまで練習して、次勝った時の喜びは優勝以上と信じる。だからこそ、今苦労すればいい。今は凍りついた冬だが、必ずジュニアーズにもウキウキの春が来る。それを信じて今は試合出来ない悔しさを感じながら練習するのみ。

新入団の子も続々と来てくれる。本当に担当スタッフの底力だろう。5年生も7名。4年生も6名。3年生以下で8名ぐらいかな!?双子君も入団。遠くからBチームを見ていても楽しみな子が多い。人は宝。たくさん食べて、たくさん練習して、たくさん笑ってください。その為に苦しい事もあるけど頑張ってほしい。

花見を実施していただいた、6年生のママさん方。ありがとうございました。カレーとても美味しかったです。今度は、良い成績をあげて楽しみましょう。カレーと言えば、ランチでカレーを食べると、夕ご飯は何故かカレーという時ないですか??不思議と、ランチと夕食が重なる時がある。先週も昼、ラーメンと餃子を食べたら、その夜、ラーメンと餃子。本日月曜日昼食、それを思い出しモスバーガーでモスチキンバーガーとナゲット食べた。本当に不思議。本日の夕食、モスチーズバーガーとコーラ。(実話)
4月5日(土)

夢、叶わなくとも常に上を目指せ

まずは、今日OB諸君が中学入学、高校入学の報告に来てくれた事を嬉しく思います。入学おめでとう。正直、ここ最近良いこともなくまったくヤル気の起きない毎日。仕事も新年度に入り新たな目標と事業展開があるが、大きな会社ではないので本当に重圧がかかる。少年野球は、必死に子供たちに想いを伝え無事に卒団させることが目的で、時に結果のでない年もある。しかし会社はすべてが結果。赤字が続けば、従業員が路頭に迷う。赤字を出せば銀行の信頼もなくす。大学を出てサラリーマンになり、「夢は?」と言われると時に言葉を失った時もある。「良いお父さんになる」と言いたいが、必死に働く事が良い父なのか、休みは遊んであげるのが良い父なのか分からない。しかし歳を重ねると「」経営」をしてみたくなる。夢のまた夢。そんな時、常に頑張り続けた野球を思い出した。夢叶わなくとも常に上を目指す。周りの支援や助けもあり、実際に経営層になった時、とてつもないプレッシャーに変わった。これが目指していたもの?会社が嫌だとか、辞めるとかいう次元ではなく走り続けなければ中小企業は即飛んでしまう恐怖感。私の知人の親戚が関西球団のプロ野球の育成選手らしい。子供の頃から目指していたプロ野球選手。夢にまで見たプロ野球。2年経った今は、いつ自由契約になるかという恐怖感と戦っているらしい。野球以外知らない子のようで、夢から現実の厳しさを知ったと言っていたらしい。それを聞いて私は思った。目標を達成したら、また次の目標に邁進して突き進む。すべては、家族のため、そして会社のため。だから人生は面白い。今出来る事を精一杯やる。それを子供たちに伝えたい。やはり「夢を持て」。

話がそれ過ぎたが、現在のチーム状態は悪い流れ。昨年Aチームで熱く戦った子供までもが冷めていくような気がする。でも、私自身が初心に戻れた。まったくフライの捕れない子供が捕れるようになった。まったくボールに当たらない子が当たるようになった。低レベルかもしれないが、何だかそれが嬉しい。結婚式があり、普通なら休みの子供が、終わって即練習参加。たった2時間ぐらいかな?些細な事だけど成長した証。今は相当苦戦するだろうと思う。スタッフのモチベーションも上がってきている。今は試合の時でない。昨年やっていない基本練習。まずは皆、同じ目標を持つこと。監督には、それを子供たちに一番伝えてほしい。
3月29日(土)・30日(日)

サクラ

桜のシーズン。暑い夏を乗り越えて寒い冬にも耐えてこの時期、満開になってまた散る。そして1年かけて準備をして咲く。ジュニアーズにとってもこのようにならなければならない。まだ蕾にもなっていないが、きっと満開になる時期が来るだろうと信じる。

土曜日はまたまた仕事で遅刻。大会だと聞いた。今年は、少し気分的に楽出来るかなと思ったのが甘かった。試合は少年野球対きりん組のような試合になった。正直、昨年のようにプレーをコメント出来るレベルでない。負けて意味がある事もある。しかし、私が気になるのは2月より、悪い空気になっている。勝てそうな気がしない、勝つ気がない。負けてもなんとも思わない。ここ数年で感じた事のない空気。私が指揮を執った昨年度まで、万一土曜日のような試合をしていたら、大暴れ120%。ノックバットもボキボキだろう。5点差で負けることなど年間に3試合あれば十分。それも反省して這い上がる。この空気を変えなければと思った。

日曜日、当然勝ち進んでいる大会はない。日曜日は雨でミーティング。心配していた子が休んでいた。風邪と聞いた瞬間に昨晩、寝る前に気にしていた子の一人だった。家内の体調が悪く、少し遅刻したがある意味予想通り。私はいつも子供たちの言動を気をつけて見ている、見ていないようでそれだけは気にする。何故なら、親御さんの意見が子供たちの言動に現れえる。日曜日休んだ子は、言動ではなく、叱られなれていないので土曜日の表情が今までと違っていた事に気がついた。今年度は私が監督ではなく、あまりやりたい放題出来ないが、フォローできるスタッフがいない。これも今年の空気。変えなければならない。一年を通して、私たちスタッフが、子供達という花を咲かせてあげなければならない。厳しい雨にも風にも耐えて満開にする。そして中学に行ったら、その時も、その花を咲かせる。嫌な事がほとんどかもしれない。しかし咲いた時の花は厳しい環境を忘れるほど美しい。私が代表だろうと総監督だろうと、何でもいいが子供達と接する以上、強引にでも花は咲かせる。

陽輝へ・・・・男の子なら強くたくましくなってほしい。これから先、野球が嫌いになることもたくさんあると思います。総監督も、100回以上は大嫌いになりました。それでも野球が大好きで続けられたのは、たくさんの仲間とめぐり逢い、たくさんの喜びがあったから続けられました。陽輝もこれから先、嫌なことも辛いこともあると思います。それを、自分自身で乗り越えて強い子になってください。もし野球を続けるなら、あなたが活躍して、名前のごとく、太陽のように輝く日を期待しています。野球を続けなくても、その環境で大きな大きな花を咲かせてください。
3月21日(祝)

新チームになって2ヶ月弱になる。まあ、休まずイヤイヤでも来て練習しているだけでも成長。練習内容より、元気の無さが気になるが2月と思えばスイングや投げ方などしっかり良くなっている。少し努力している気配が嬉しい。まだ13名揃っての練習メニューは出来ないが、まずはレベルの差を埋めて本当の意味で試合のための練習をしたい。ユウキ、ハルキ、カイに少しだけ変化があった。始まったばかりとはいえもう2ヶ月経過。何もしなかった昨年の分まで倍以上の練習量と個々の努力が必要。

土曜日、日曜日、私は慰安旅行。何年ぶりだろうか?試合を見られない日。試合を見ない日は4年半ぶり。今日も父兄の方だけだと何故だか心配になる。それは、毎年毎年、信頼出来るスタッフでも子供とともに去っていく姿を見てきた。自分の子供だけと言うのは当たり前だが残るのは自分と村田コーチだけ。ここ数年は、このチームを守ってきたという自負がある。今のスタッフに信頼がないと言うわけではない。私がいなければならない事もない。しかし生活を犠牲にしてまでも守りきったチーム。今週は、今シーズンから決めていた仕事優先。後ろ髪引かれながら楽しんできたい。明日以降はOBスタッフもいるので安心。日曜日、朗報待ってます。
3月16日(日)

これほど1勝が遠いとは・・・・

日曜日。既に今シーズン3大会目。何とか新監督にも初勝利をしてもらいたいし、何といっても子供たちに勝てるという自信を持ってもらいたい。私は、アホだったのか、負けることは考えず、勝つことしか考えない。勝つために、何をどのようにするか相手を見て決めたいた。相手が10安打で、うちが1安打でも勝つ方法を見つけるのが好きだった。緊張???したことない。というのは大げさだが、基本的に一緒に戦うので同じ気持ちになっていたのかもしれない。第三者的に見ていようと思っても、癖なのか、闘争本能が騒ぐ。絶対に負けたくないから必死になってしまう。すごく反省。冷めた野球だけはしたくない。この大会は私にとって相当相性の悪い大会だが、監督が変わった。相手メンバーを見たが、先発投手徹汰次第というより守備次第で勝てると思った。6年生はバッテリーと外野一人。内野は新4年生二人に新5年生二人。Bチームに近い。しかし、それでも勝たなければならない。初回の攻撃は見事だった。四球を点に出来たことは流れにのれる。しかし気がついた。昨年まで2点か3点あればすべて勝負にしてきたが、今年はまだ守備が不安定。何点でも点が欲しい中、打順を少し変えた効果大。3番翔太のタイムリーで突き放す。やはり監督が落ち着くと子供も落ち着く。監督が笑うと子供たちも笑う。新監督にとって大会初勝利。2失点は、点差があり1度も前進守備しない指示なので致し方ないが、1アウト3塁を作った事を反省。と言ってもこの守備レベルなので、まずは勝ったことに喜ぼう。2月、初めて見た時と思えば本当に変わった。聞く力のない子は苦しんでいるが間違いなくこの勝利で進んだ。毎年50勝前後は最低するが、これほど1勝が遠いとは思わなかった。私も、こうしたい・・・と思っても今は出来ない事もある。しかし、少年野球は、負ければ監督が悪い。勝てば子供達のお陰。まずは新監督、新スタッフの大会初勝利おめでとう。

ここ最近で感動したニュースは、レスリング女子でオリンピック三連覇中の選手のお父さんが亡くなった。葬儀の後のインタビューで中学時代に腕を骨折していてボルトが入った状態で試合に出ろと言った父親。考えられないが、これが超トップアスリート。将来の事ばかり考えて無理しない過保護スポーツではなく、その場その場を精一杯戦う。その言葉に感動した。昔は「腕がちぎれるまで投げろ」と言われたが今は、言えない。ちなみに、腕はちぎれない。高校野球でも、親が子供を守る過保護高校野球の時代。それなのに、大人たちは子供達に必ず言う。「今の子供たちは甘い」。「今の子供たちは・・・・・・・・」。ある中学校の先生はこういった。「今の親たちの学校がほしい」。時代は流れ、その環境に合わせなければならないが、子供様には絶対になりたくない。私が少年野球に携わり、子供たちに求めるもの。それは甲子園に行けなくても、プロ野球選手になれなくても、社会人になってから、苦しいことも乗り切って家族を守る力を持ってほしい。ただそれだけです。野球は、助け合うことや、感謝すること、初心に戻ること、挨拶すること、立ち向かうこと、考えること、人の見ていないところで努力すること。すべてが人生において重要な要素が秘められている。だから、いつまで経っても辞められないかも・・・・・