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試合日記・練習日記11   

1月12日・13日・14日

今を輝かせれば過去はさらに輝く

まずは平成22年度組みの皆さん。成人式おめでとうございます。顔を見せてくれて嬉しかったです。今輝いているので安心しました

思い起こせば年度初め、このチームは勝てるだろうか。最後は笑って終われるだろうか。と思えるほど経験もなければ、元気もスキルもなかった。諸事情により3ヶ月強、野球に参加出来ず、復帰した際に無責任ではあるが驚いた。失礼になるが、春先と変わっていない。淡々と練習と試合をやらされているチーム。ツーアウト3塁で打つしかない場面でも子供たちはサイン待ち。打てというサインを待っているのか。走塁は消極的。試合後にはスタッフに喜ばされる。とにかく一所懸命な自軍のスタッフの方々は必死に子供達を引っ張ろうとしたあまり残り2ヶ月でも同じだった。声の掛合いをするため、積極的になるために自主性を重んじたい。それが絶対に最後は楽しい野球になると15年目の経験が少ない私が勉強したことで、監督にはお願いした。事務局のスタッフにも言った。2ヶ月あれば必ず良いチームになると。最後の仕上げは楽しんで野球をすること。まさに、3連休はそんな3試合になった。12日土曜日、3年連続決勝まで進めた非常に相性の良い大会。そして大好きになってしまった大会。決勝は春日井の強豪チーム。決勝まで春日井のチームとばかり戦わせて頂いた。すべてをかける試合。勝負は試合前のアップからモチベーションを上げること。試合は初回から動く。三者凡退に抑えたあと、緩い球を上手に投げる投手から四球絡みで2得点。2点目の飛翔のタイムリーは大きかった。先発投手桜埜は制球が良く、無四球だが強打者揃いの相手に何度もピンチを迎える。守備の見せ場はノーアウト満塁を5-2-5という捕手蒼志のナイス判断で無失点に抑える。追加点は自軍。緩い球でショートバウンドが多い投手。常にランナー3塁時はホームを狙った。ほんの少しのワイルドピッチを逃さず2得点。超積極的走塁だった。勝因は元気という雰囲気と無四球に抑えたこと。そして自主的に守備位置など指示していた6年生はお見事だった。終了後は、本当にいい顔していた。少し離れた場所から見ていても泣いている子、笑顔の子と十人十色だが勝ち切ったことで楽しさを思い出したと感じた。昨年決勝などで勝ちきれなかった過去さえ輝く日になった。負けたからこそ練習して強くなろうとした。何故負けたのか。何故楽しそうでないのか考え修正した結果だった。久々の祝賀会も盛り上がり、優勝したものだけが味わえる会になった。

翌日、8時半集合。昼からフレンドリーカップ準決勝。勢いそのままにと思ったが、アップはダラダラ。また同じ繰り返しなのか。本当に強い対戦相手なので、せめて元気と声の掛け合いだけは負けたくない。開始後、その声と元気は圧倒した.。先発投手の桜埜は絶好調。この日は良かった。強い相手に2失点以上は厳しいと思ったが、子供たちは私の想像をはるかに超えた。確かに相手外野の守備で目測を誤る場面もあったが記録は長短打で3点先制。その裏、捕手蒼志が相手の足を止める。流れが当然来る。追加点は自軍。4回、5年生佑真の安打から四死球を絡め泰征のタイムリーなどで2点追加。その際、1アウト3塁で打者は8番4年生の聡吾。四球と同時にワイルドピッチでホームに突っ込んで来たランナーは得点になったが、更に打者走者は、1塁で止まらずガラ空きの2塁ベースを目掛けて突っ込む。四球をツーベースにしようとした4年生。センターがカバーに入りアウトになったが、次の塁を狙う攻撃的で点差も考え自主的に走った4年生を褒めてあげたい。更に5回、その聡吾がセンターへタイムリー。6回は宋稔、桜埜を6年生が奮起して合計9得点。これだけ打てたのは今シーズン初めてだろう。この時期に野球の神様は子供たちに勇気と結果を与えてくれた。強豪チーム相手に快勝。正直、次対戦したら逆になる可能性が高いが、やはり元気という武器は流れを渡さなかった。

三連休の最後は、尾張旭主催のリーグだが、順位決定戦の相手は小牧のチーム。全勝でこの日を迎えた。6年生が揃うチームで昨年から強いと聞いていた。元気はないものの、パワフルなチームという印象。先発投手桜埜は疲れがあるのか絶不調。残りの試合は桜埜に託すというより、桜埜がマウンドを譲らない。村田コーチの投げた後のメンテナンスにより、ここまで来た。この日は悪いなりに桜埜が抑えたが、センターの宋稔の守備はお見事だった。ゴロが飛べばセンターゴロに出来る肩を持っている。スチールの刺し合いで試合が始まったが、監督が悩んでいた1アウト3塁などビッグチャンスを必ず点にするというテーマが出来た。采配も成功して得点を積み重ねた。ここに来て、監督と子供たちの気持ちがつながったと感じた。相当、打たれたものの要所で三振が取れたので1死球の完封。打線はリードオフマン蒼志の3安打など含め、長短打9本で、前日の続き「らしくない」勝ち方だった。しかし本当に楽しそうに野球をやっている。そして小牧市で試合をするのは最終戦だったのでOBなども含め、相当な応援も後押ししてくれた。結果、これ以上ない結果。ゲームセット後は自然と歓喜の輪が出来ていた。泣いても笑っても残り1試合。この気持ちを忘れずに、あと1試合思い残すことがないように戦ってほしい。

今年度、本当に痛感した。他球団の経験の長い方も言われるが学童野球が低レベル化している。確かに少子化で人も少ないが、バットを振り回すだけの野球で、決勝や準決勝でも押し出し四球などストライクを取るのが精一杯になっている。ひと昔前までは、決勝や準決勝は1点とるのが難しかった。正直、ストライクが取れる投手がいるチームが勝つ仕組みになっている。この3試合がまさに証明した。決して強くない自軍だが、与えた四死球は3試合で1つ。あと私の感じたことは、スキルばかりで元気や声の掛け合うチームは相当減っている。挨拶さえもしないチームもある。「礼儀」など綺麗ごとにように、根本からズレたような気がしてきた。私の願いはパワーがなくても、足が遅くても、元気の良いチームであってほしい。
1月5日・6日

最後の仕上げ

皆様におかれては良い新年を迎えられたと思います。小牧原ジュニアーズは3日から有志練習。私は持病の孫に会いたい病で不参加。正月3日から練習するのは自軍くらいだろう。4日はジュニアーズコンペ。新年早々ゴルフ。どんどん増えるOBスタッフ。14年前一人で2年生から5年生まで一人で見ていたのが嘘のように、今は本当に協力して頂ける。コンペは恐るべし低レベルなスコアではあったが、天気も良く、本当に楽しめた。野球は土曜日健康祈願で神社に。その後練習。6日の大会が流動的なので練習内容が難しかったが私は持病で帰宅。結果的に大会が延びたため昔から親交の深い球団に頼んで練習試合をやって頂いた。恐らく練習初日で試合などやりたくなかったはず。それにも関わらずお付き合いして頂き感謝するばかり。この試合には目的が沢山あった。残り4試合の大会を締めくくるには仕上げが必要。プレーは桜埜中心に3名が無失点に抑えるも攻撃面で1アウト1塁3塁など練習通りにはいかなかった。サインミスなど決勝では命取り。宋稔、桜埜などのタイムリーで大量得点になったが最大の課題が残った。やはりこの時期はギンギンにモチベーションも高いが、まだ熱くなっていない。最後の仕上げは笑顔。あと4試合の課題は笑顔という結果を出すこと。12日からの3連休は決勝2つと準決勝。舞台は想像以上に整った。最善の3連休に。

新しい年が始まった。春には時代が変わる。とにかく怪我や大きな病気がなくジュニアーズに携わるスタッフや子供たちが健康であることだけは願う。良い一年になりますように。
12月22日・23日・24日

登り切れ

早いもので今年もあとわずか。私にとって激動過ぎる1年が終わる。自軍の子供たちは大きな病気などもなく今年最後の試合が出来た。土曜日は終日練習。Aチームは日曜日、月曜日と今年負けているチームと対戦するため対策練習 。牽制、緩い球をアジャストする練習。簡単に打てるほどバッティングは安易ではないため少しばかりの工夫をした。日曜日、春秋と連敗しているチーム。先発投手は桜埜。この日の調子は良かった。結果無四球、被安打1。それ以上に、珍しく打線が良かった。この日1番の蒼志が先頭エンタイトルツーベースを含み2安打。走塁でもリードを大きくとった。8安打で3得点は寂しいが、練習の成果が出た。雰囲気も良くなってきている。月曜日は高蔵寺大会準決勝。3年前から参加させて頂いている。この日は前日と違い桜埜不調。スピードが制球も悪いが、悪いなりに宋稔の好守備もあり無失点に抑える。打線はいつものように戻ってしまった。宋稔の安打と相手ミスから2得点。何とか逃げ切った。これで1月は決勝2大会と準決勝を残し舞台は揃った。春以降優勝はない。目指すは全勝。最高の締めくくりをするために、チームが子供たちが自主的に野球をしなくてはならない。ママさんが撮ってくれる写真も笑顔が出てきた。あと4試合。思い残すことがないようにしてほしい。そして、あと1つの坂道を登り切れ。

今年一年、小牧原ジュニアーズを支えてくださった皆様、応援してくださった皆様、そして対戦して頂いたチームの皆様には本当に感謝致します。来年も皆様が心身ともに健康であるように願います。良いお年をお迎えください。
10月15日・16日

出来ないことを出来るようにすることが一番大事なこと

少しだけ冬らしくなってきた。残り4大会。雪が溶けるほど熱く戦わなければならない時期だが何かが違う雰囲気。先週の日曜日のようなモチベーションではない。土曜日はラストリーグ。ミスで2点献上して追いかける展開。追いつき追い越したのは4回から。すべて四死球絡み。ピリッとしないメンバー達。何とか勝敗では勝ちがついたが、どっぷり試合ばかりでている子供たちに危機感はない。試合後はノックの嵐。監督も必死に打ってくれた。捕れない打球を必ず捕る。今まで不可能だったことを可能に出来るようにする気持ちが大事だった。日曜日はビッグ大会のブロック決勝。相手チームは強豪。昨年のチームは好勝負出来たが今年度はゲームになるか心配だった。昊真が病気で休み。その子の為にも勝ち進みたい。相手も主力選手を欠くなか試合開始。初回の失点以外はゲームになっていたが、やはり考える野球をやる相手チームとは1点だけでも重かった。正確なバント。ランナーがいれば軽打でセンター持っていく。0対3の完敗。最終回もほとんどの子が諦めている雰囲気に憤りを感じた。強いチームに怯むのは許せない。点差以上の点差だった。試合後は私に時間をもらってボールを持たない練習をした。負けた後の練習が大事。まだまだ大会がある限り全ての大会で優勝を狙いたい。500回の素振りも30分でできる。打てなければ打てるように考え努力すればいい。ポジション争いのない自軍。ならばスタッフも考えなければならないと思った。来週は少しでもモチベーションが上がっていることを期待する。

2週間前から2名、4年生をAチームに入れた。親の熱意なのか・・・・急成長。巷陽と晴琉。ボール回しも出来なかった夏前から、恐らく今後は戦力になると思った。あとは2年生のはると。ひたすらボールを追っかける姿は、最近の子供では珍しい。小牧原ジュニアーズは今年度だけでない。6年生には熱き魂を伝えて卒団して欲しい。
12月8日・9日

約3ヶ月ほど参加していない時期があったが、やはり野球に行くと週末は充実する。復帰後に気がついたのは、監督が頑張りすぎて指示待ち状態になっていた。この時期は自主性を重んじたい。とにかく今は楽しむこと。当然試合で負けて楽しいはずはないが、それでも1つのアウトをとったり、自軍に安打が出たら笑って欲しい。土曜日はラストリーグ3戦目。桜埜絶不調。悪いながらに投げることが出来るようになった。宋稔のつなぎで大量得点につながった。試合後、監督が熱くなれる練習をしたいと相談された。熱い監督なのでこの日の試合も納得していないのだろう。ノックを工夫した。「これだけ人のことが応援できるのか?」思うほど 声が出た。6年生5名も頼もしく思えた。

日曜日はフレンドリーカップトーナメント。1月につなげるためには負けられない。今年何度目の対戦だろう。私は、なかなかスチールが難しくなる時期なのでポイントはバントかエンドランだと思った。先制は自軍。1アウトから泰征安打。その後ワイルドピッチ。これが大きかった。更に捕手のセカンド送球がそれて1アウト3塁。ビッグチャンス。宋稔が歩いて、3番は1打席目にレフトオーバーを打っている蒼志。見事なまでのバントヒット。先発投手桜埜は朝の調整が良かったのか絶好調。村田コーチも太鼓判。次の1点も自軍へ。桜埜のツーベースから1点をもぎ取る。7回、突き放したのは9番聡吾四球後、これもワイルドピッチ。バントが内安打に最後はまたまた蒼志のレフトオーバーで4対0。結果、無四球完封。相手好投手から8安打はお見事だった。1年間、Bチームも含め何度も対戦していただき、勝ったり負けたりした対戦相手にはお礼を言いたい。この日は少し気持ちのこもった試合で安心。春先に小牧支部の大会で優勝してその後、勝ちきれていない。焦りもあったと思うが、もともと今年度勝てるチームではないと思っていた。春先のようにチャレンジャーで1試合を大切に戦えば結果はついてくる。本当にあと1ヶ月強。今からが勝負です。笑顔で戦え。
8月・9月・10月・11月

今年も1ヶ月を切った。何が起きても時間だけは進む。もがき苦しんでも朝は来る。私的な話だが、8月から10月までの3ヶ月間、本当に仕事で苦しんだ。15年目の学童野球で初めて自分のことで精一杯になり、ほとんど参加できなかった。8月4日のキャンプを最後に。会社では役員会に臨時総会など激動の日々。すべてが嫌になった3ヶ月間ではあったが、手を差し伸べてくれる方がいたので50歳にもう一度這い上がろうと決意した。今度は自分自身で閉ざされた道を切り拓く。子供たちに言い続けた言葉を自分に言い聞かせた。嫌なこともあればおめでたいこともある。家内と過ごす時間も増えた。25年ぶりの二人だけの旅行や買い物は新鮮さを感じた。更には孫誕生!待望の女の子。カッコイイおじいちゃんになるために 、頑張らなくてはならない。

8月・9月・10月はほとんど観ていないが、まさか・・・・という負けと、よく頑張ったという勝ちの繰り返しだった。春先の勢いは停滞してたが4年生・5年生を含めた10名ギリギリでの戦い考えれば本当によく頑張ってくれた。あとは冬に咲く花が欲しい。残り4大会。4年生からAチームで活躍した選手もいる。冬には厳しい走り込みで退団を考えた子もいる。苦しく険しい日々を越えたあとは笑顔で戦って欲しい。残り1ヶ月半。とにかく、笑った顔が見たい。共に戦った友達と声を掛け合って有終の美を。
7月21日・22日

優しさはチームを救う

現在、海外出張中。日本より南の位置にいるが間違いなく日本より朝晩は涼しい。西日本大豪雨の被害に続き、この猛暑も相当な被害者が出ており間違いなく天災。私達の学童野球も例外ではなく、毎年以上に水分補給と休憩は長めに取らなければならない。土曜日は終日練習。金曜日宿泊だったので午後から参加。監督も頑張ってチーム作りをしている。限界を決めずに、暑さに負けずに頑張っている子は、そうそうダウンしない。しかし休憩中に遊んで気分が悪くなるのは許されないため、休憩は休憩として体を休めることに専念。日曜日は昨年優勝したJA杯とナイターというイベントがある。早めに切り上げた。

日曜日、山本監督の息子が中学最終戦で私が指揮を執る。昔からお世話になっている球団との対戦。とにかく守備は短くすることだけを考える。初回の攻撃から動きが出た。泰征の内安打などでノーアウト2塁3塁も3番蒼志が、凡打。大きな誤算。らしくないバッティングに悔いが残る。しかし4番・5番で先制して、6番飛翔の2点タイムリーで4点先制。次の1点が入りそうで入らない。絶好調でない投手桜埜だったが中盤まで無失点。初めての 四球を出し次の打者に制球重視で投げた球を完璧に弾き返された。大きな選手に大きな本塁打で2失点。四球が余分だった。しかし、相手投手が変わり3得点を積み重ね、結果7対2。当然、この暑さなので1イニングでも少ない方が良い。ノーアウト1塁2塁の攻撃中にゲームセット。この試合のポイントも初回の相手攻撃で粘りに粘って出た好打者を、完璧に盗塁阻止した蒼志。打撃でなく守備で流れをつかんだ。あとは足。宋稔など思い切りのある走塁が流れを作った。

お昼を食べて即、解散。ナイター祭り。ナイターだけは好きなようにやる。まずはナイターに毎年お付き合いして頂ける岩倉北さんには感謝します。また、西日本大豪雨の募金活動にも参加して頂き本当に嬉しく思います。試合内容より、OBがたくさん応援に来てくれたことや、相手のOBまで挨拶に来てくれた。何故だか、昨年、フレンドリーカップの決勝で対戦して、相手の胴上げに参加した私なので懐かしさもあった。この試合はBチーム所属の3年生以上を含めて全員がグランドに立つこと。特に休まないBチームの子供は優先した。何も分からない後輩の面倒を見る6年生。試合開始から、サードランナーコーチボックスで、3年生と手をつなぎ、教えながらランナーコーチをしている泰征。きっとその3年生も6年生になった時、緊張している後輩や困っている後輩がいたら、助けてあげるだろう。3回から、大会で投げることのない泰征をマウンドに。1イニングの予定を2イニング。4人の投手で一番良かったかしれない。しかも、自身初の本塁打付き。その優しさは自分自身の大活躍と信頼を得ることが出来た。Bチームでは、休まない左紘。パワーはないが、初ヒット。ライトの樹吹も3年生ながらすごく勇気のあるプレーをしてくれた。優勝したかのように他の選手も喜んでくれた。OBも応援に来てくれた割には遊んでいたので最終回に集めて後輩を応援させた。人を応援できる者は、自分が応援される。途中、サンシャインの昨年まで監督と思えない応援もあったが、終始、笑顔に包まれた試合になった。本当にお付き合いして頂いた相手球団と、まったく笑いの取れない衣装を用意する代表兼事務局の方には感謝します。また、審判をやって頂いたOBスタッフ。応援に来てくれたOB父兄。事前準備して頂いた現父兄には、子供たちを喜ばして頂いて感謝します。

5日間の募金活動が終わり、相当なOBやOB父兄が来た。金額もたくさん集まったが、賛同して頂いた他球団の方も含め、ジュニアーズ軍団の気持ちが伝わる5日間でもあった。自分の為、自分の子供の為なら、何でも出来るが、自分の事で精一杯の時代に、少しでも力になれればと言う気持ちが被災地に届いてほしい後日、責任を持って小牧市役所に持参します。ありがとうございました。
7月14日・15日

いつまで続く殺人的猛暑

記録的猛暑。各地で熱中症の犠牲者になっているニュースを見る。20年前以上は水分を取るのが悪とされ、今では水分を取らないと悪とされる。確かに暑さの質が違う。気温は35度以上は昔からあったとしても、私の住んでいる街を見ても田んぼや空き地は減りマンションなどが出来てる。暑さが好きな私でも限界の暑さ。その中で2試合頑張ってくれた。土曜日は残念ながら参戦できなかったが、先発投手桜埜の快投乱麻。7イニング79球、11奪三振。村田コーチも太鼓判。1球速報のように私の来る情報も安心できた。名門チーム相手なので嬉しい勝ちになった。打線は貧打ではあったが、8番4年生奏来の存在。3打席1安打、1四球、1犠打。9番の4年生聡吾も楽に上位につなげる。怪我がだけが心配ではあるが、4年生二人の頑張りが今のチームを支えている。結果2対0で良い勝ち方をした。

15日はデポ杯1回戦。相手して頂いたチームの同じ地区にある監督さんから西日本大豪雨義援金に賛同いただき協力して頂いた。その監督さんは今回だけでなく、何か困っている方がいると手を差し延べようとする監督さんで、間違いなく年下の方ではあるが尊敬している。野球をやる前に人としての言動を重んじる方なので、また今年会えることを楽しみにしています。試合は5年生佑真が先発投手。簡単に先制するも四球から失点。悪い癖だが守ってあげられる守備力がほしかった。しかし、相手の好投手から、まずは蒼志がタイムリー。本塁寸前でアウトになるも、そこで終わらず4番と5番宋稔で大きな追加点。最終かもレフトの後逸でノーアウト3塁で同点覚悟ではあったが、踏ん張った。4回、5回で3失点覚悟も踏ん張ってくれた。

将来的に真夏にスポーツが出来るか不安になるような猛暑。猛暑の為、試合時間が早朝になったり、延期になるスポーツもあると聞いた。人命が一番大事だが、ぬるま湯のような教育から、将来的に更に温暖化になる時代に向けて、その知識と身体作りも必要になると感じる。今週末も暑い。まずは健康。
6月30日・7月1日・7日・8日

記録的な大豪雨でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。また被災され、生活が困難な方々が1日でも早い復旧、復興を心から願います。明日は我が身。ジュニアーズの子供たちが、勝った負けたなど野球が出来る環境だけでもありがたい。私が伝えられることは助け合うこと。私の知り合いも被災地にいる。少しだけ話ができたが、今はシャワーを浴びたいと言っていた。これから暑さとの闘いもある。ただただ被災された方々の復旧だけを願う。

先週、私自身が珍しく体調を崩し更新が遅れた。30日はイチロー杯2回戦。相当ランナーを出すも残塁9。反省点は残るも辛勝。1日は記念すべきBチーム初試合。自軍を相手して頂いたチームに感謝。相手チームも人数が少なくよく似たチーム。とにかく四球でもエラーでも何でも良いのでランナーに出ることを目的とした。ランナーだけは経験。そしてサインプレーというチームプレーを成功させたかった。Aチームに帯同している選手以外では休まない巷陽、左紘がきっちりと活躍してくれた。7日は大会雨天延期。8日は練習試合。色々と試すことが出来たことと、宋稔のバッティングが開花。梅雨明けもして夏本番。普通に生活できる事に感謝したい。
6月23日・24日

他力本願

他力本願。字のごとく、人任せ、他人依存という仏教の用語。悪い印象の言語に思えるが、会社など人任せなところも多々ある。経営でも人に任せる。一人では何も出来ない。勿論、生活の中で自力で這い上がることが最重要ではあるが気がつかぬうちに他人依存になっていることも多々ある。スポーツの勝敗に関しては他力本願では勝てないと言うより面白くない。今週はWカップ1色の日本列島。予選の最終戦、決勝トーナメントをかけた一戦が話題になった。何度も言うが私はサッカーは分からないが日の丸を背負う代表戦だけは興味がある。0対1で負けている状況の中、同グループの試合動向を良い意味で考え、攻めないサッカー。正に他力本願で決勝トーナメントの切符を得る。賛否両論だが、私個人的には、ウンザリ!夢にまで見たワールドカップに出場した選手が攻めることなく、イチかバチか他力を信じるのみ。勝つことを諦めた。もし行けなかったら、どれだけ後悔したか。私の持論だが、イエローカードをもらってでも同点にしてこいと言ってしまうだろう。もし仮に普通通り点を取りに行って2点目を失うのであればトーナメントに行く資格が無いほど弱いということ。眠い目をこすりながら見た子供もいるだろう。スポーツだけは他力本願ではなく本当の意味でフェアで戦って欲しい。トーナメントでは、もう一度最後まで諦めない試合を観たい。学童野球に話は戻り、土曜日は雨で大会延期。小牧市では1年で多い年では6回ほど戦うためサインを2種類にした。結果として、翌日の試合で仇となってしまった。日曜日、東海団地。昨年イチロー杯ブロック決勝で大接戦で負けた相手。6年生が少なくても、チームを作ってくる。監督さんも厳しく指導され、その執念が子供たちにも浸透している印象。今年は勝負にならないほど、レベルの差があるが、ピンチでも乗り切る勇気と声で無失点に抑えた。盗塁阻止や1-6-3のゲッツー。我慢してノーアウト満塁のチャンス。撃沈。7回裏、1アウト2塁のサヨナラの場面も攻めきれなかった。遠すぎる1点。タイブレーク。昨年同様になってしまう。1点を取られたものの、4番桜埜から。そこでサインミスが出てしまった。決まっていたら最善の策。しかしサインミスで点が入るほど甘くない。前向きの考え、ベンチワークやチームワークが出来ていない状況を考えれば、この時期で良かった。恐らく、今の状態であればサインミスがなくとも同じ結果だっただろう。後は夏以降に向けて、自力で勝ち切るのみ。対戦して頂いたチームに勝ちたいと思った。
6月16日・17日

能力は負けていても意識することは勝てる。

ワールドカップが始まった。日本の下馬評は低い。サッカーは分からないが、日本サッカーはパスばかりしている印象。万一、1点でもリードしたら1点を取りに行かずに守り、必ず点を取られる印象。次の1点で点差を広げるのは、どんなスポーツでも同じだと思う。フィジカルは海外に負けていても何があるか分からないスポーツなので優勝してほしい。土曜日は学校公開日で昼から練習。意識改革。とにかく仲間に声をかける。ミスしたら声をかけ、良いプレーは褒める。想いを伝える事を意識した練習に徹した。あとは毎試合ミスの連鎖があるため、キャッチボールとノックのみ。しかも正確性を意識した。日曜日、小牧市の大会決勝。前回、コールド負けした相手。ここ5,6年は多少勝負になっているものの、今年度は力の差がありすぎる。相手は好投手に守備も上手い。全員が振り切れる打線で小技もできる。とにかく、練習を重ねた声の掛け合いとアウトを取った選手にナイスプレーと皆で言うことを意識した。この大会、1回戦からすべて1点差で運もあった。初回から相手打線が襲いかかる。先頭に安打。送る雰囲気がなければ初球か2球目に動く。捕手蒼志が救った。3番打者の3塁打を打たれるも無失点。当然流れがある。2回表、4番桜埜がセンター前。少しだけ癖のあるバッテリー。走って5番宋稔がつなぐ。監督が攻めるも相手に見抜かれるが、ミスを誘い先制。1点で勝てるはずがない。3回表、5年生佑真がスリーベース。3番蒼志がサードへ。強い打球ではあったが、ラッキーな追加点。しかし、また強力打線が自軍を襲う。3番打者を2球で追い込み捕手飛球。しかしボールを見失う。絶対にやばい・・・・と思った次の投球を完璧に運ばれた。1点差。4番打者も痛烈な安打。ノーアウト1塁。ここで送りバントでもされたら浮き足立ったと思うが、三振にセカンドゴロ2つで大ピンチを脱した。追加点が取れず6回、安打と、我慢した守備にほころびが出た。2アウトから逆転される。相手の底力がすごい。最終回、ベンチは涙ながらに応援している。相当、意識が変わってきている。先頭四球。送りバントをきっちり決めたのがポイントだった。同点は足が止まっていた内野の横を抜けた。ベンチも絶叫!。意識が変われば行動も変わってきた。タイブレーク。継続打順。自軍5番打者から。相手は3番打者から。誰もが思っただろう・・・・。5番宋稔ライト飛球。6番5年生玲央。またまたランダウンプレーでランナーが残る。記録に残らないミスの後は3回に打たれた本塁打と同じで点になる。ワイルドピッチ。好投手に上手な捕手ではあるが流れなのか。その後、浅いセンターとはいえ玲央が涙のタイムリーツーベース。その裏は前進守備を取らなくてもよい点差。パワーある3番から5番打者を1つずつアウトに取りゲームセット。決勝で前回の試合のように点差が開き過ぎたら、相手にも申し訳ないと思った時期もある。コールド負けから4週間。スキルがめちゃくちゃ伸びることもない。変わったのは意識と仲間を想う気持ち。試合後の歓喜の輪には涙と笑顔があった。試合後は、少し遊んで次の大会に向けてサインプレーを変えた。大会とはいえ対戦して頂くチームには感謝します。

能力の高い者は時として固定観念が邪魔をする場合がある。特に指揮を執るものは、能力ばかりに頼ると「団」も崩れる。まだまだ自軍は「団」をになっていない。恐らく、今後どんなチームと対戦しても大敗することもあるだろう。そんな時こそ基本に戻り、固定観念を捨てて人の意見が聞けるように私自身もなりたい。次の大会も当然チャレンジャーで挑みたい。
6月9日・10日

流れは喜怒哀楽の表現で変わる。

今週のニュースは米朝首脳会談ばかり。日本では考えられない事件。自分の子供に食事を与えない若い親。産まなければいいのに。と言うよりその言動が理解不能。それ同様に「むしゃくしゃしていたから」人を刺す。誰でも腹が立つことや、イライラすることもある。私の場合はそんな時は寝る。しかも楽しいことしか考えない。スポーツで鍛えられた忍耐がある。恐ろしい世の中になった。学童野球は、土曜日イチロー杯。私が監督時代も接戦で負けていた記憶がある。午前中は私が応援すら行けなかった。恐らく6年生もたくさんいて相当な力の差のあるチームと予想。しかし、勝ち切ったと報告があった。スコアを見たが、常に相手に流れが行った次のイニングに得点をしていた。山本監督の得点への執念で流れを変えなかった。そして結果、四死球とエラーの数の差が得点差。強いチームに勝ってくれた。日曜日は小牧市の大会。既に今年三度目。私は遠くから観戦。遠くから見ていると相手チームの方が、声が出ていて団になっている。互いに4番投手という、あまり作りたくない構成だがチーム事情なので致し方ない。また4年生も出ないと試合が出来ないという点も同じ。先々週の地獄の試合から、ハイタッチや常に声をかける意識を持たせた。投手はアウトを取ればその選手に声を掛け空気ハイタッチ。ノーアウト3塁の大ピンチもスクイズを警戒しながら、とにかくキャッチボールで鍛えた送球でダブルプレー。互いにバントミスで流れが行ったり来たりしていたが、結果、桜埜の一撃で辛勝。完全に負けゲームも1つのアウトを取るたびに声が出ていた。前日もこの日も忘れてならないのは昊真の存在。けが人が出て昊真がライトを守る。先月までは違うけが人でレフトを守る。不器用で決して上手ではないかもしれないが、とてつもなくチームの力になってくれている。先週から少しだけ感情が出るようになってきた。喜怒哀楽を仲間に表現できるようになってほしい。試合後、相手チームが一列になってエールを贈ってくれた。本当に監督さんには感謝したい。スポーツマンらしく嬉しかった。何故だか、学童野球の監督やスタッフは礼儀正しくしなさい、と言うわりには試合前や試合後に挨拶をしない。説得力のないチームがある中、勝っても負けても挨拶を大人同士がする。また、必ず対戦するチーム。好投手に内野も鍛えられている。互いに精進してまた好ゲームをしたい。
6月2日・3日

笑わない子供

ここ数年、すごく考えることがある。毎週土日祝、年間110日間以上も学童野球をやっていて何が楽しみで13年以上やっているのだろう。やり始めた頃は弱小チームを強くしたい一心だった。ヒットを打つだけで喜ぶ子供。勝ったら大騒ぎ。負けたらグランドに水溜りが出来るほど泣いた時もあった。勝ちたいと思うから必死に練習して、褒められると満面の笑みを浮かべていた時代もあった。完全ボランティアの私たちは、何を求めて頑張っているのか。自分がホームラン打つわけでもない。子供たちが活躍して、喜ぶ姿が楽しみで頑張れる。ここ最近、昔の子供たちの写真を見てモチベーションを上げている。この週末は監督不在。土曜日は練習試合。遠くないが14年目にして初めて対戦させて頂く。初回2本のエンタイトルツーベースで2点先制。しかし、先発投手桜埜が超乱調。春先の投球は既にない。2番手宋稔も簡単に2アウトを取るも、セカンドのエラーから乱れる。5イニングを通じて被安打2。与四死球8。エラー4。勝てる要素のない試合になった。打撃の良い相手チームに四死球だらけで申し訳なかった。当然チームに笑顔はない。主将蒼志のモチベーションだけが救い。試合後は、異例では志願の投げ込み。そしてアウトを取った後のハイタッチの練習。この日は試合後の練習だけが良かった。日曜日。この日は考えずに先発投手桜埜。初回の相手攻撃からエラー連発。牽制死、盗塁死、走塁死とアウト3つは走塁だった。初回から投手が守っている選手に声をかけている。今までとは違う。2点先制。攻撃は、1アウト3塁からレフト飛球でチャンスを潰す。初回同様、逆に相手に流れが行く。先頭を四球。四球は失点になる。1点返され、7回表先頭にツーベース。送りバントかと思ったが強攻策。三振。ここで進塁されていたら相当な確率で同点だったと思う。なんとか2アウト3塁までとり、最後の打者に対して、春先のスピードを見た。置きに行く投球からデッドボールを怖がらない攻めの投球。運も味方に付け、勝ちきってくれた。毎年、相手チームは人数が多く戦力も充実している。そんな相手チーム勝てたことを子供たちが喜んでくれればそれでいい。笑顔のない野球ならやらないほうが良い。仲間と喜び合い、笑うために野球をしていることを忘れてはならない。
5月19日・20日・26日・27日

ホームページの更新が初めて週マタギになってしまった。愚息の結婚式に総会などバタバタでした。既に先々週になるが、大会があった。ある意味、実力発揮の試合になった。自軍投手が制球難。1イニング1/3を5四球では当然、失点になる。 四球のランナーはすべて失点。グダグダに試合になってしまった。これも実力だろう。先週は、終日練習。小さな怪我でも、今の子供たちは我慢することなくリタイアする。おだてないと動かない、褒めないとやる気をなくす。これもまた現代スポーツなのかもしれない。私自身、野球に対してモチベーションが下がるのではなく、やりにくい環境にモチベーションが下がる。非営利団体の学童野球で生活している訳でもなく、私自身が野球にお世話になり、少しでも恩返しをという気持ちがなくなる環境になったのか?勝ちたい・・・・という気持ちが薄れた。また負けても悔しさがないのは何故か、自問自答してしまう。

しかし、そんな気持ちの中、愚息の結婚式があった。小学校からの付き合いの野球仲間や高校野球の仲間など、私が携わった者が多く、本当に面白かった。やはり派手目の余興に久々に会った子供たちとも思い出を語った。愚息も言っていたが、スポーツをやっていて良かったと思った。

ここ最近は、アメフトの話題ばかり。ちょっとうんざりする。私は常々思う事がある。必死にその組織に入ると善悪がつかずに、洗脳されたかのように、その組織の方針、中心人物に従ってしまう。高校野球も同じ。朝から晩まで、水を飲むことは悪と教えられたのは私だけではないと思う。それに従い、自分の体をイジメ抜く事がすべて自分の為になるとマインドコントロールされてきた。中学も高校も厳しかったが、最終戦を終え普通の学生に戻り、登下校する時間帯が大きく変わった時にマインドコントロールから解放され、2年半ほどの過酷な生活を不思議に思ったこともある。アメフト問題も、恐らく善悪がつかないほどの精神状態であったと私の持論ではあるが、そう思った。フィジカルの弱い日本人が今まで強くなったのは精神力なのは間違いない。ゆとりの時代から働き方改革、そして根性論など死語になり、行く末は必ず恐ろしい時代になると感じる。信じられるものはお金のみ??楽してたくさんお金がある方が良い世の中。間違いなく近隣の国のように格差が広がるような気がする。せめて野球に携わる者だけは、苦楽を共にした仲間を大事にして困っている者がいたら出来る範囲で手を差し伸べられるようになってほしい。厳しさがなければ本当の楽しさ、嬉しさ、達成感はないと私自身は思う。
5月12日・13日

この時期、個人的に珍しく忙しい。飲食会の連続。ここ最近のニュースではパワハラにセクハラばかり。驚いたのは高校野球でのNEWS。「集中しないとボールが頭に当たって死ぬぞ」という高校野球の監督発言で謹慎。選手も選手なら訴える親も親だと思った。危険なスポーツをやらなければ良いのにと思ってしまうのは私だけ!??。時代は違うが、私の前歯は硬式ボールが直撃して差し歯。落ちた歯を血だらけで探していたら、ど叱られ、そのままノックを受けたことは忘れない。私の愚息も、イレギュラーで歯茎ごとえぐられるほどの大怪我。手術中に何度も先生方は私に謝る。怪我させて申し訳ないの繰り返し。いやいや、いつも面倒を見ていただいて、しかも病院にまで3名の先生が付き添って頂き、こちらこそ申し訳ないですと言ったら、先生が言った。安心しました。叱られるのではないか・・・・・。子どもの教育と言いながら、親の顔色を見ながら無難に指導する。クラブ活動で強くする夢より、無難な休みが問題が起きないと私の知り合いの教師が言っていた。恐ろしい時代が来る。ニュースでもっと驚いたのは世間を騒がし過ぎのアメフト。日本一にまで強くした監督だが名前すら知らなかったが、悪いことは有名になってしまう。私が10年以上言い続けた言葉がある。スライディングをしない等怠慢プレーで相手に怪我をさせるなら、自分が怪我をすればいい。相手を絶対に怪我をさせてはならない。私は小学生時代、相手がスライディングをせずに足首を踏まれて骨折している。アメフトの話題は陰険すぎてスポーツとは思えないと個人的に思った。話は変わり学童野球は、日曜日雨で延期。恵みの雨なのか!?現在9名。けが人が戻って10名。競い合うことのないレギュラー争いでは練習方法など例年より考えなけれればならない。とにかく今年はメンタルの弱いメンバーが揃った。その中でも唯一主将の蒼志は強くなってきた。6年生5名がチームを引っ張ってくれれば面白チームになる。まずは、絶対に怪我をしないようにしたい。
5月3日・4日・5日・6日

ゴールデンウィーク後半。エントリーした大会も少ないが4連休大会なし。毎週末はスパガーラでマッサージとアカスリを楽しみにしていたが、閉館で楽しみなし。肩は凝るし垢だらけにならないか心配。3日は、雨上がりで終日練習。守備のフォーメーションなど今年度初めて試した。4日は練習試合を頂く。本当に腰の低い監督さんで恐縮してしまう。Bチーム時代に相手チームを見たが、とにかく打つイメージだった。自軍監督が不在で私がベンチへ。1試合目は投手を我慢して育てる。今頃?思うかもしれないが、自軍はそのレベルのチーム。期待の左腕を5イニング我慢した。けが人で外野守備も不安だが我慢。結果的に点の取り合い。この試合は主将蒼志の3安打4打点。最終回2点ビハインドから2番佑真のライトゴロで1点差。更に2塁3塁から、3番蒼志。打った瞬間超えるとわかった打球がレフトオーバーのサヨナラ打。その後、昼食をして2試合やって頂く。ダブルヘッダーを勝ちきるという目標を持つ。先発投手は桜埜。かつぎ投げのようになっておりスピードが出ない。初回から連打と課題のレフトのエラーで失点。打線は四球で満塁にして4年生奏来のセンター前で逆転。5回から桜埜のエンジンがかかる。おだてないと動かない部分もあるが、この日は終盤別人だった。1試合目と違い、7イニングが早く終わった。本当に良いグランドで2試合もやって頂き感謝するばかり。恐らく、どこかで対戦させて頂くと思うが、この2試合は流れが良かっただけで力の差は相手が上。守備の強化が最大の鍵になる。

5日こどもの日。大人の日はないのか?考えたら毎週がこどもの日に思える。この日は父兄が流しそうめんなど振舞ってくれた。新入団の子供も増え楽しそうで良かった。事前準備と片付けなどして頂いた父兄及びスタッフには感謝したい。4連休最終日。結局4日間野球。大人の日はないが、子供たちが試合で喜怒哀楽を表に出し、子供たちの喜んでいる姿を見て癒されるのが大人の日かも知れない。
4月28日・29日・30日

実力以上のなにか

ゴールデンウィークに入った。地元の大会は準決勝、決勝がダブルヘッダーのため、日程に余裕が出来るが、4年生から6年生の9名の戦士たちには、まったく余裕すらない。28日は準決勝。相手監督さんとは仲良くさせて頂いている。先発投手は桜埜。春先のスピードはない。どうしたのだろう!?と思っていたが、制球で4イニング7奪三振で頑張ってくれた。その後は、公式戦初登板の宋稔。苦しんだが3イニングを投げてくれた。打線は4年生の聡吾が引っ張ってくれた。4対0から100球を超えた投手から大量点を取り、けが人もなく、決勝へ。実力以上の結果に驚きもある。決勝。昨年は2度。一昨年は1度対戦させて頂いたが10年前は手の届かない相手だった記憶。先制は2アウトから蒼志のツーベースと桜埜のツーランで先制。乱れた試合の幕開け。その裏、ダブルヘッダーの配慮なのか、相当高めに広いストライクゾーンでは、、初先発投手、宋稔が苦しむ。心の乱れが、制球の乱れになる。押し出し四球はここ数年与えたことのない失点。互の守備の乱れから得点の取り合いになり最終回。満塁に、、最後は怪我でチャンスが訪れた経験の少ない選手に回る。ショートゴロ。ゲームセット。決勝らしくない守備の乱れが出た試合だったが、接戦に出来る力があっただけでも実力以上。ダブルヘッダーを戦える力をまずはけが人が早く戻って10名で戦いたい。日曜日は中日少年野球大会。これも激戦に翌日でモチベーションの上がらない中、よく戦ってくれた。20試合が終わって、1回戦突破できるかというチームだったが、常にチャレンジ精神で戦った結果だったが、少し欲も出てきてしまった。監督とも話したが初心に戻り、実力以上の気持ちが全面に出せるように再度、声を掛け合って戦いたい。

30日、人数不足だが、Bチームと合わせて初めての紅白戦。3年生、4年生は上手くなっているが試合が出来るようになるには夢のまた夢。前向きに考えると、上手くなるしかないため練習しかない。しかし、巷陽始めBチームの子は、とにかく一所懸命。魅了されるものが多々ある。低学年の子も数名入団して昨年並みの人数になった。Bチーム、Cチームスタッフにも本当に感謝するばかり。こどもの日は全団員で遊ばせてあげたい。
4月21日・22日

春・・・・というより汗ばむほどの週末。土曜日は監督の意向により練習試合をやって頂く。けが人が出て試合経験を積ますこと。そして投手にしても新しい投手に経験を積ませたいという目的なのだろう。先発の佑真はここ最近制球難で苦しむ。牽制死や盗塁死などで失点こそ少なかったが課題が残る投球。久々の左腕宋稔は想像以上に良かった。度胸と自信がつけば、良い投手になれると確信。打線は6年生4名しか出ていないが4名が結果を出してくれた。泰征は守備に課題があるが今年度のキーパーソン。パワーも足も速い。自信が持てるまで練習して欲しい。練習試合をして頂いた相手には感謝したい。

日曜日9時45分集合。15時からの試合と誰もが思っていた。事件発生。10時前から走ってアップの最中に事務局のママさんから電話。事務局は海外出張。監督は携帯を家に忘れるなど状況は最悪。私の耳に入ったのは10時11分。間髪入れずに大号令。「すぐ車に乗れ!」私もとりあえず4名乗せて試合会場に。Bチームの父兄も手伝ってくれて10時22分にキャッチボール開始。相手監督さんに挨拶に行ったが、次の試合があるようで、10時半試合開始は変わらない。何もしないままプレーボール。10時29分、1分前にプレーボール。私に情報が入って18分後のことだった。奇跡が起きない限り勝てる要素はない。しかし、何故だか先攻。願ったり叶ったり。ゆっくり攻撃できれば投球練習が出来る。大きなポイントだった。不思議と初回だけは互いに静かな立ち上がり。2回裏、やはり自軍に送球ミスが出る。ノーアウト1塁。浮き足立つ場面で単独スチールを完全に蒼志がアウトにしてくれた。これが試合の全てだったかもしれない。非常に厳しく指導されている相手チームだが、ポジショニングなど私の理論にはないものだったのでチャンスには策など必要なく、内野ゴロでどんどん点が入った。先制は1アウト満塁から4年生聡吾。左中間に2点タイムリー。5回にも追加点。7回には相手守備陣形を考えた攻撃で大量得点が入った。投手桜埜は当然、制球重視。スピードはなかったが、7回77球。被安打1。エラーが3つありながら我慢強く投げてくれた。この日は後輩たちも頑張った。佑真、聡吾、玲央。終わってみたら快勝。怪我なく終われたことが一番良かった。8年ほど前にに逆のパターンがあった。相手強豪チームが遅れ、5分遅れでプレーボール。初回に3連続四死球があり3点取って、2回からは一方的な試合になったが3対2逃げ切った。たった18分でも色々出来ると感じた。何より、子供達に棄権など迷惑掛けなくて良かった。今週末は準決勝、決勝。自軍のようなチームが準決勝など夢のようだが、一昨年優勝した縁起の良い大会。まずは準決勝にすべてをかける。次はゆっくりアップして最善のパフォーマンスで戦いたい。
4月14日・15日

なんとか毎週9名で戦っている。この日はエントリーすら考えた大会。私は審判の関係で不参加だったが父兄の方から1球速報のような情報が届いた。やはりミスから失点するという負けのパターン。悪いシーンを見なくてよかった。その後、尾張東部大会。私も合流。午前と同じ地区。温存していたわけではないが投手は桜埜。右打者にライト線へ痛打され1失点するも、その1点。打線は珍しく、桜埜のスリーランを始め、宋稔、5年生では佑真2本に玲央。4年生の5番打者聡吾も安打が出た。終わってみたら4イニングで9得点は上出来。2試合目で体が動いていたのかもしれない。一昨年この大会で優勝した。どんな大会でも1試合でも多く戦いたい。日曜日は練習日。Bチームも気になる。新三年生と新四年生2名。キャッチボールもまともでない状態だが。少しずつ声が出てきた。晴琉が盛り上げてくれるのが嬉しい。もっともっと練習が必要。休まないだけでも進歩している。そして少しばかり緊張感を持って一所懸命練習している姿は6年生に忘れてはならない。夏には必ずBチームが練習試合でも出来るようにしたい。
4月7日・8日

毎週火曜日にはホームページを更新しようと思うが睡魔に襲われて今週も遅れた。土曜日は毎年、仲良くして頂いているチームと練習試合。女の子がたくさん所属するチームで環境もいいのだろう。試合は一人が怪我で交代要員もいない中、先制されるも特徴を生かした攻撃で逆転出来た。しかし、先発投手の佑真。今は打ちごろの球速。5年生で制球は抜群と思っていたが、心の乱れは制球の乱れ。四球を出して打たれたことでメンタルが強くなってほしい。宋稔も初登板出来たし、昊真、奏来の4年生・5年生の初ヒットが見れた。試合後は7月にナイターでの親善試合を約束した。内藤君とアンジェリーナさん・・・・7月頼みます。

日曜日は、東海団地3回戦。結果は大敗。正直、レベルの差は歴然。負ける要素がないとほどのほどの対戦相手だった。初回、2回と1点ずつとられコールド負けすら覚悟した。しかし1点返し、さらに次の回1アウト3塁のチャンス。しかしスクイズを外される。最後は自軍のエラーで点差を広げられジ・エンド。ベンチも勉強になっただろう。スタッフが滅茶苦茶多くも子供の人数も多い。球団としての努力があってこその人数の多さ。自軍は骨折している者がいるため交代要員なしで最後まで戦えたことだけが収穫。強いチームと戦うことのほうが楽な時もある。常にチャレンジャー。少しでも近づけるように猛練習をしたい。
3月31日・4月1日

エイプリルフールであってほしい

年度末と新年度で珍しくバタバタな毎日。3月決算の企業は区切り。今年は桜が早めに満開になり花見イベント。この日はほぼ全員が集まるという日になったが、父兄なども参加していただき楽しそうなので良かった。しかし、花見後の練習で衝撃が走る。 Bチームを見ていた私であったが、何故だかAチームの練習を見に行った。飛翔が突き指したと言って見学していたが、氷を当てていない姿に異変を感じて手を見た。長年の経験なのか、いつもは気にしないが明らかに指に異変。即、病院に行くように指示。骨折。激しい練習をしていても大きな怪我がなかったのが自慢だったが、バッティング練習のボール拾いで大きなケガとは・・・東春杯で決勝のタイムリーを打った飛翔。本人も痛いがチームもイタすぎる。嘘であった欲しいと思った。日曜日から新年度。飛翔は恐らく2ヶ月は厳しい。9名で戦わなければならない。Bチームから補充と言う意見もあるが、まだその時期ではない。サインもわからない、キャッチボールも出来ない。ボール回しなど一人いるだけで、その子ばかりに目が行く。和が乱れる経験から、まだまだBチームの底上げが必要。「優勝」が早かったが、懸念していた9名での試合も早かった。嘘でもいいから2週間ぐらいで治ってほしいが、まずは飛翔が戻ってくるまでは更に強固な和で戦い抜きたい。
3月21日・24日・25日

色々と重なり更新が遅れた。既に1週間が経ってしまったが21日祝日。雨が降ったが室内練習とミーティング。何もやらないより何かやったほうが良い。特に雨の日も雪の日も練習したという思い出になればそれでいい。昨今の中学部活動は公務員の働き方改善なのか、練習日より休みが多いと聞く。ゆとりがありすぎて、ゆとり世代から超超ゆとり世代になるのだろうか。と思ってしまう。土曜日は東海団地大会2回戦。監督がギリギリになると聞き、私が代行。昨年も2度ほどユニフォームに袖を通したが、この日は、いざという時に作っていた真新しいユニフォームを着た。初回、先制して2回から監督登場。小刻みだが1点ずつを積み重ねた。流れを渡したら相手強力打線が牙をむく可能性があったが、桜埜が踏ん張ってくれた。打線のポイントは確実にバントを含め進塁させれたこと。そして次の1点が取れたことが終始流れをつかめた。守備では打開策を見出すためのセフティーなども好フィールディング阻止できた。試合後に相手監督さんとお話したが戦い終わった後でも勝ち負けに関係なく会話できたことは私も勉強になった。3回戦に進めるとは・・・・。日曜日は終日練習。ゆとりのありすぎる中学生を含めOB達が来てくれた。Bチームも忘れてはならない。何かあれば、すぐ休んでいた子も、休まなくなっている。継続は力。楽しみな子供たちばかりなので、試合が出来ないレベルではあるが新人戦までには、試合が出来るように間に合わせたい。
3月17日・18日

surprise

この世の中には驚きがある。良い驚きもあれば悪い驚きもある。この週末が最高のsurpriseになった。土曜日、今年からスポンサーがついた大会。メダルも持ち回りのカップもある。東春信用金庫杯兼例年の連盟杯が始まる。まずはAチーム10名集まったことにホッとする。開会式には行っていないが小牧市の球団でも団員が少ない。周りに聞くと、父兄の当番制など廃止している。自軍もそのようにしたい。父兄の環境にも合わせなければならない時代。まずは1回戦。たまに練習グランドが同じになる対戦相手。先発投手は桜埜だが先頭打者に、悪い癖が出る。四球とミスで先制される。しかしこの日はよく打ってくれた。桜埜の特大本塁打を含み9安打。この大会ではスピードガンで球速がわかる。野手あがりの投手陣ではあるが、この日は捕手のリードで球速を抑えて投げてくれた。

日曜日は準決勝。と言っても2回戦。5年前までは小牧だけでも4回勝たなければ優勝はなかったがチーム数が相当減った。人数は違うものの学年などよく似たチームと対戦。先発投手は5年生佑真に託す。ブルペンでは超超制球が良いが、スポーツはメンタル。試合になれば別人に変わることもある。確かにストライクゾーンも厳しかったが、6イニングで5与四死球。これだけ四球があれば点も取られる。先制は相手。四球絡みでピンチを作り1被安打で2失点。その裏先頭の蒼志がレフト前でノーアウトランナー一塁。同点のチャンスも新監督が珍しく2点を取りに行ってしまった。4回表なので1点で流れは来る。しかし、このイニング無得点。5回、外野ミスとバッテリエラーで同点。たった一つのワイルドピッチで2塁ランナー宋稔がホームイン。投手の落球もあったがアメージングな走塁。6回表には山本監督が当然考える。まずは先頭4番桜埜。現在は振ればヒットになるのでは思うほど当たっている。桜埜が塁に出たら必ず勝てると本人に伝えた。珍しく、息を大きく吐いて打席へ。2球で追い込まれたが3球目レフト前へ。山本監督は当然攻める。逆転後、相手好投手が少し疲れたのか荒れ球になった。すごく粘り強く投げていたが100球を超えて高めに浮き出し満塁から記録はレフトゴロで4点目。6回裏、残り3分だったので7イニングまでは行きたくない。初めての三者凡退が最終回だけだった。結果4対2。今シーズン不安だらけのチームが決勝へ。とても2試合出来るチームではないが立ち向かうのみ。先発投手桜埜は快調に投げる。しかし先頭をエラーで出し1アウト2塁・3塁の大大ピンチ。相手攻撃のミスに助けられる。4回表、攻撃前に全員ベンチにいれ「ゲキを飛ばす」。声と執念を持つこと。1アウトから桜埜安打。ツーアウト3塁から、苦労してきた飛翔。しがみつくようなバッティングは左中間へ。先制。久々に感動した。塁上で飛翔を抱きしめたかった。練習についてこれず、いつも泣いている印象。本人以上に周りが感動しただろう。たかが適時打1本でも、飛翔にとってもチームにとっても大きかった。投手が代わってからも追加点。追加点の前のイニングでは、捕手蒼志が足を止める。守備でピンチを抜けるとやはりチャンスは来る。既に悲鳴にも聞こえる声、声、声。数年前の自軍に戻っている。2対0。最終回。監督は祈るように下を向く。ダメなんですよ。何があっても子供たちを見続けることが共に戦うこと。この日2本目の安打を打たれたが、最後は内野飛球。最高の天気。最高の場所で金メダルがとれた。緊張しまくった4年生。6年生でも試合経験が少なく、笑顔すら見ることが少なかったが、試合後は開放感から初めて見る光景だった。本当にsurprise。

このチームを受けてくれた監督を、胴上げしたいと思ってスタートした。外野に飛べば目を瞑りたくなるほどのチームだがこの日ばかりは10人の子供と監督、コーチ達が束になっていた。そしてスタッフ不足でも助けてくれるOBや卒団生を忘れてはならない。これからもチャレンジャーとして立ち向かうのみ。

この日はsurpriseだらけ。祝賀会など予定しておらず私用を入れていた。今年結婚する愚息に子供が・・・・。という事はおじいちゃん!?その話と結婚式の打ち合わせがあったが、私には優先順位がある。祝賀会に当然参加。祝賀会も盛り上がったので楽しかった。50歳になる頃におじいちゃんは早くない?歌って踊って、走りまくれるおじいちゃんを目指す。
3月10日・11日

負の連鎖

東日本大震災から7年。未だに復興されていない地区が多い中、普通に生活が出来ること、そして野球が出来ることに感謝しなければならない。土曜日は終日練習。昨年までAチームで試合の連続だった子供たちのモチベーションが上がらないのか、まったく覇気すら感じない。逆にBチームやAチームの4年生の方が必死にやっている印象。伸び代があるはずだが、恐らく平日の努力がないと思えるほど1ヶ月間変わらなかった。川は下へ流れる。チームも士気が上がらなければ当然、下に流れる。ネガティブな考え方、笑顔のない6年生たちを強引にでも変えたいと思った。たいして努力もしていないのに勝つことなど夢のまた夢。29年度の終わりが悪かったのか?特に6年生は初心を忘れてはならないと思った1日になった。日曜日、練習試合をして頂いた。羨ましいほどの6年生の人数。球団努力がすごいのだろう。先発投手は新5年生佑真。たった1イニングだけつかまり、5失点。というよりサード2つの大暴投。流れを止めなければならない時に、声は出ない、捕手は座っているだけ、当然負の連鎖は起きる。流れを止める時は、何か行動に移さなければならない。そこで生きるのが昨年まで激戦を戦った経験のある子供だが、後輩を守りきることができなかった。この春先に大量失点は良い事。特に捕手蒼志は鍛えがいのある選手。毎年、捕手だけは自信を持って育てられる。攻撃は、大量失点もあったが1点を積み重ねた。5回の牽制アウトと最終回の一塁牽制アウトはすべての流れを止めた。そこから2塁、3塁まで粘れたのは収穫だろう。もともと勝つことに飢えながら練習しなければならないが、やはり練習をもっと大事にしなければならない。負の連鎖を止めるには、仲間を思いやる気持ちと行動。それが出来るまで叫び続けなければならない。
3月3日・4日

やっと気温も上昇。今年度から支部の大会がダブルヘッダーという日程になったため日程的にも余裕があるが、人数不足の自軍には厳しい環境。土曜日は以前から練習試合を約束していた相手。春日井のチームでも忘年会など一緒にやっていただける親交の深い相手。対戦相手の監督の話はいつも野球と子供の話ばかりで愛情を感じる。昨年は何故だか対戦していない。自軍監督はチャレンジャーで強いチームに立ち向かって修正する監督。アップを見たときに体の大きさは勿論、既に団になっている。試合は意外な展開に。最近までCチームでTボールをやっていたような新4年生のひと振りで先制。人生初ヒット、初本塁打。聡吾お見事。投手は新5年生。佑真が淡々と投げる。タイミングが合わず無失点に抑えた。6回に桜埜にチェンジしたがいきなりのエラー。昨年までと違う。同点までならと思ったが、このイニング1被安打で3失点は弱さを見せつけてしまった。点が取れなくても我慢しなければならない守備が崩壊した。今の打線で昨年Aチームでやっていたもの以外は、恐らく芯を捉えても外野の頭は超えないヘッドスピード。思い切り振れと言っても手首を痛めてしまうほど形も出来ていない。しかし新4年生の二人は何とかしようと食らいついてくれる。周りから見て弱々しいかもしれないが私には格好良く見えた。結果は1点差ではあるがやはり練習不足。途中、初登板させる投手を予定していたが勝負にこだわってしまった。しかしながら、育て甲斐のあるチームだと思った。自軍のようなチームを相手して頂いたチームに感謝したい。

日曜日は東海団地大会。未知の世界。大きな子もいた。まずは10名揃って試合が出来ることでホッとしたが、1年間続くと思うとゾッとする。先発投手は桜埜。土曜日は何だったのだろうと思うほど制球、特にスピードが良かった。まだ捕手の蒼志が経験不足で投手の調子など掴むことが出来ず、時として投手をいじり過ぎてしまうが、投手を想う気持ちがあれば良い捕手に。。2回から得点を重ねた。桜埜のレフトオーバー本塁打を含み4回までに6得点。しかしコールドゲームになる7点目。痛恨の走塁ミスというよりアウトカウントを間違えて得点ならず。結果、その後は不思議と失点につながる。最善の試合が課題を残した試合になった。しかし守備ではポイントとなる三遊間の二人がこの日は安定していた。

新チームになって1か月。Bチームの練習など面倒を見てくれる卒団生が二人いる。朝から晩まで団員のように手伝ってくれる。今、私がA・Bチーム両方見られるのはこの2人のお陰。困っている時に助けてくれる友がいるのは本当に助かる。それもあと少し。時間の許される限り顔を見せて欲しい。
2月24日・25日

点の取られ方

冬季オリンピックも終わりNEWSなども通常に戻りつつある。興味があってよく観たのがカーリング。すごく頭の使うスポーツだと思った。点の取り合いがスポーツと思っていたが、カーリングは最少失点に抑えるためのスポーツ。時として点を与える。3投先、4投先まで予想する。絶対的に後攻が有利なスポーツと言われていたが、素人ながらそうでもないような気がした。1点しかとれなかったら逆に不利になるということになる。結果最終イニングで1点差以内で後攻めであれば有利になるのだろう。なんとなく、失点を最少失点にして傷口を広げないことは野球に似ていると感じた。土曜日、衝撃が走った。Aチーム10名の内、2名が休み。インフルエンザもまだ流行っているようだ。懸念していたことだが今年度は10名でスタートすると父兄と話し合ったので最善を尽くした。私はこの日は野球以外で忙しかったため、午前中のみ。Bチームだけは揃っていた。

棄権を視野に入れながら日曜日を迎えた。10名揃っていたことにホッとした。対戦相手に迷惑をかけなくて済む。準決勝と言っても2回戦。学年別の絶対数や個々のスキルが違いすぎる対戦相手。ここ数年は勝負になっていた対戦相手でも今年度は厳しい。更には試合経験の少なすぎる新4年生が大事なポジションを守っている。投手は桜埜。体が大きくなったのと同時に体が硬くなり躍動感を失っている。初回、四球のランナーをスクイズで失点。まだ制球の定まらない立ち上がりなので外すなど考えなかった。最少失点だが何点取られるのかと思った。打線は手も足も出ない。ワンチャンスを生かさなければ追いつけないと思っていたが、守備練習中心なので好投手から打てない。唯一のチャンスも相手好守備に阻まれる。桜埜は悪いながらに、バントヒットの被安打1。初回の最少失点が遠すぎた。惜敗に思えるが力の差が出た試合になった。昼食をはさんで3位決定戦。ミーティングで各個人で目標を決めてから雰囲気も変わった。この大会はGWごろに上の大会があるため勝ちたい。水を得た魚のように声も出始め、バットも振れる。泰征の先頭打者本塁打で勢いづく。4点先制。その裏、5年生投手佑真。制球が自慢だが緊張感から四球。スクイズで1点返されたが、ランナーを溜められるより1失点の方がこの日は良かった。2回からは相手投手の四球が多く、ランナーを溜めてタイムリーが出た。珍しい展開になったが2試合を通じて大きな収穫だった。自軍監督は1年目。相当厳しい監督ではあるが、寝ずに野球に来る日もある。その熱意と、ついてくる子供達が何とか尾張東部大会の切符を手に出来た。数少ない6年生も活躍してくれた。準決勝で負けはしたが次につながる試合になった。しかしながらここ数年、学童野球が退化している印象。少子化なども要因かもしれないが、決勝や準決勝などで大量失点はあまりなかった。ダブルヘッダーが厳しい環境。打高投低でもない。自軍も相当厳しい環境ではあるが、来年の1月には感動できるチームでありたい。今年度は何故だか面白くなりそうな気配。
2月17日・18日

ここ最近のテレビやニュースはオリンピックばかり。女子スピードスケートだけは感動しまくった。金メダルが当たり前というプレッシャーと戦い、レース後もリスペクトしあう姿に感動してしまった。抱き合う二人りの姿が本来のスポーツの良さだと思ったのは私だけではないと思う。涙の出ない私でも何度も何度も見てしまった。オリンピックの選手は一部を除き資金との戦いもある。人生をかけたアスリートには、数百万など誤魔化しの賞金ではなく年金制度など考えて欲しいものだと思ってしまう。早いもので18日から大会が始まった。昨年と違い、チームなど出来上がるどころか一人でも欠けたら試合が出来ない状況。その前に土曜日。山本監督不在でA・B両方見る。久々にやりがいもあるが疲れる。週明け、声が出ずに会議では迷惑をかけるので拡声機に頼る。投手二人の安定感が欠ける。今年度は点が取れないので守備を鍛えたいが、どうしても外野の安定感が昨年とは真逆。しかしスキルとは別に何となく温かみのあるチームのような気がする。Bチームは9名揃っていないが、嫌々ながらに頑張っている。個性の強さを感じる。人数が少ない分、ボールを触る回数や、打つ回数など他球団より多いと前向きに考えるようになった。日曜日に休まないことだけ願った。18日、全員風邪もひかずに揃った。相手は主力を欠いての試合なので相当厳しいと聞いていた。先発投手は背番号1桜埜。まだ投手の経験値は少ないが広いストライクゾーンに助けられた。逆に攻撃では広すぎるストライクゾーンで苦しんだ。何度も何度も得点チャンスはあったが初回の1点止まり。5回に相手投手が崩れて点差が広がった。最終回は新5年生佑真。制球の良さが魅力だが、緊張から2四球を出し1失点。結果点差が開いたものの、実力の差はない。ただ1つだけ違ったのは、捕手蒼志の3回中、3度の盗塁阻止。しかも桜埜のクイックが速いので完全に足を止めたのが最大の勝因。恐らく何度も戦う相手だと思うが、次はもっと考えないと勝てないと思った。今年度勝てるかな!?という印象だったので正直ホッとした。

新チームになりBチームと日記をやっている。新4年生と新3年生。日記は性格が出る。しかし低学年の日記は面白すぎる。「もうやめたい」「「練習疲れた」など素直すぎる日記。夜中、一人で笑った。今はネガティブな言葉が並んでいるが、いつか、その子の日記を超前向きにしたいと思った。オリンピック選手の言葉を借りるなら、辛かった分、やりきった時の充実感、達成感、喜びは大きい。今年度は子供の人数もスタッフも少ないが出来る範囲で頑張ろうと思った。勝敗と違う何かを探すために良いスタートに。。
2月10日・11日・12日

愛着

平成30年度の幕があいた。同時にオリンピックも開催したが政治絡みのオリンピックという印象しかない。その中でも4年間いや8年間、たった数日間のために、全てをかけて猛練習したアスリート達。メダルを獲った後の涙は何よりも美しい。込み上げる涙は努力した証。改めてスポーツは感動する。10日から30年度の新体制。面白くない練習が始まる。1時間走る。遊びからBチームなった子供たちもハードな練習になる。苦しい練習をしなければ達成感もない。何より体力をつけて損はない。私はスタッフ不足でBチームを見ながらAチームでも当然やらなければならないことは多々ある。いきなり声がかれたが久々にやりがいのあるチームだと感じた。その夜は決起会。良いスタッフにも恵まれた印象。日曜日、Aチーム初試合。昨年、まともに試合をしていない。練習試合を受けていただいたチームには感謝したい。試合は立ち上がりから見るも無残なランダウンプレーでアウトに出来ないプレーが出る。更にはベンチと捕手で外すサインも出来ていない状況。2失点。打撃はバッティング練習をしていないので予想通り。ただ秋以降、盗塁すら出来ない時期は来るためバントだけは決めたい。投手は桜埜。野手上がりで癖のあるフォームだが、これだけ制球の悪い桜埜は初めて見る。ただ修正能力のある子なので練習でフォーム固めをしたい。2番手の新5年生佑真は上出来。今年度主将の捕手蒼志は2度盗塁阻止。3度目は遊撃手の落球で刺せなかったが恐らく、もっと力を出せると感じさせるプレーだった。遊撃手のタッチプレーも課題になった。結果は2対2だが、あきらかに力と経験の差を感じた。山本監督初陣は引き分けだったが何か監督の執念を感じる引き分けだった。イケイケの采配ではBチーム時代は成功する。夏以降のAチームの試合では采配で流れが変わる。6年生5名。存在感を出さなかった、泰征と飛翔が今年度のキーパーソンになる。そして、今は試合後の練習を大事にしたい。三連休最終日。Bチームはやっと全員揃った。既に愛着はある。この子達を喜ばせてあげたい。苦労して泣いた分良い思いをさせてあげたいと思った。卒団生も5名来てくれる。特に卓ちゃんはを本当にBチームの面倒を見てくれる頼もしい卒団生。Bチームは休まなければ必ず良いチームになると確信している。Aチームは練習試合での課題もあるがバッテリー作り。新4年生を入れなければ試合は出来ないが、必死さはものすごく伝わる。記憶に残る年度にしたい。

毎年卒団式が終わっても何名かは手伝いに来てくれる。記憶に新しいのは27年度の卒団生。中学野球の本入部が始まるまで来てくれていた。今年も朝からしっかりと来てくれている。卒団したにも関わらず愛着もさらに増す。そんな卒団生が1週間しか経っていないが、今が一番楽しい・・・・と言っていた。緊張やプレッシャーから解き放され、少しの間だけ達成感を味わい、次への目標に向かうまでは本当に楽しいのではないかと私も思う。硬式でも軟式でも他のスポーツでもいい。人生のレギュラーになる為に、その環境で精一杯頑張って欲しい。
2月3日・4日

again

もう一度、このメンバーとこのスタッフで野球をしたいと思っても最終日になった。2月4日卒団式。その前日、新Aチーム始動。新Bチームは6名だが、正直Bチームと言っても新3年生からの6名。何とか10名のAチームの中に1名か2名は入れるため頑張りたい。毎年恒例の練習をした。球遊びのCチームから1時間走る練習。しかも足をそろえるので自分のペースでははしれない。しかし人は環境のよって意識まで変わる。3年生、4年生が頑張っていた。30年度のチームも良いチームになると感じた。感動的なフィナーレが迎えられるように、苦しい事も乗り越えてほしい。

2月4日卒段式。試練は、乗り越えられる者しか与えられないが、今年度は練習量とうより試合数、移動という試練があった。自軍にとっては多すぎる試合数だった。ファイナルまで残った大会13度。試合数も当然増える。増える。私も卒団アルバムを3枚作った。たくさん写真を撮って頂いたお礼の意味を込めて。卒団生は持ち切れないほどのプレゼント。頑張った証。100試合弱の試合の中でも、私が印象に残ったのは3試合。イチロー杯ブロック決勝。春日井市民球場。雨でドロドロの中、1時間近い中断後、追いついたゲーム。彼方の激走にサードでの執念のダイブは忘れられない。結果、タイブレークの末負けはしたが、記憶に残る試合だった。今年に入り、フレンドリーカップ準決勝。6回まで一人のランナーも出せなかった自軍が執念のみで4点をもぎ取りサヨナラ勝ちしたのは記憶に新しい。試合としては全尾張大会準決勝が良い試合ではあったが、一番の記憶に残る試合はJBLA中日スポーツ杯ブロック決勝だろう。蒼志が入院中、急遽ユニフォームをベンチのかけ共に戦った。タイブレークでベンチの子供たちが絶叫して応援している姿は忘れられない。そして蒼志の代わりにライトを守った泰成がタイブレークの大事な時にホーム寸前でアウトにしてくれたプレーはもう一度同じことをやれと言っても無理だろう。この3試合は記憶に残った。昔のように涙、涙の卒団式ではなかったが今年度は今年度で最善だっただろう。毎年、音響をやって頂く、私の友でもある瀧下コーチ、そして事前準備していただいた5年生以下のご父兄の方々には感謝致します。私と村田コーチだけは終わりなき旅人。次の年度に向けてスタート。この気持ちは絶対に誰にもわからない。もし願いが叶うなら新しいスタッフの中から一人でも生涯の友と終わりなき旅に出たい。区切りのない人生。もう一度、何度でも感動的なチーム作りをしたい。6年生の皆様・・・・・何か困ったことがあればいつでもグランドに来てください。
1月27日・28日

雪がとけたら

極寒の日が続いた。平成29年度卒団式を2月4日に控え最終週。28日の最終戦に向けて雪が溶けグランド整備されたグランドで練習。私は大会の審判で自軍を離れた。自軍の試合でもないのにグランド設営をしてくれた最強スタッフ。これもジュニアーズ。まさしくロウソクは身を減らして人を照らす。その精神は最後には自分を照らすことになると私は思う。日曜日、泣いても笑っても今年度最終戦。試合会場に向かい1時間後の試合に向けてアップしようと思ったが、雪が溶け沼のようになっていた。最終戦、少しでも良い環境でやらせてあげたいと思い、対戦相手の許可を取り、グランド整備。小牧からもBチーム、Cチームの最強スタッフ軍団が集結。別名、最強に我慢強いスタッフとも言われている。グランド整備は阪神園芸か水谷かと言われるほど上手いと自負している。普段はやらないが・・・・。30分遅れで試合が出来た。毎年お世話になっている球団との最終戦。グランドにはほとんどのスタッフとBチームなど残ってくれた。先発投手は彼方。3イニングか4イニングと決めていた。3イニングをしっかりと抑えてくれた。打線は先制後、桜埜のツーベースで点差を広げ、更には4番創太。レフト線へ。狭いレフトではあったが飛距離は十分。左に切れた。私なら間違いなく押し込んでいるが・・・・・。中学に行ってから本当の本塁打を打って欲しい。4回からは6年生全員がグランドへ。思い描いたような活躍をしてほしいが、良い結果は今までの努力の積み重ね。6回、時間が90分を超えて最終回の守り。空から紙吹雪のような雪が降ってきた。6年生を送り出すかのようなエンディング。2年間投げ続けた晃大。1年間二人の投手と他のメンバーを守り続けた主将の創太。最後の最後まで不器用ではあったがやり通した善勇が最後ファーストを守った。サードには取扱説明書やデメリット表示が必要な彼方。不器用で超真面目。憎めない道志がセカンド。ムードメーカーの卓矢が今シーズン笑顔にさせてくれた。そして、ベンチでいつも支援してくれていた一生がライトを守ってくれていた。この日、インフルエンザで宋稔不在が寂しかったが最終打者を三振に打ち取り、今シーズンの大会日程終了。毎年のような寂しさの涙などないが達成感を味わってくれればそれでいい。たくさんのスタッフや後輩たの前で終われたことは思い出になる。6年生たちが忘れてはならないことは、約100試合出来たことは周りの支えがあってこそ。お陰様で大会全日程終了できたことは、自軍最強スタッフ始め大会運営などして頂いた方々に感謝したい。

雪がとけても春はまだ遠いが、最後まで大きな怪我もなく終われたことが最高の着地。思い描いたようなチーム作りではなかったが今年度は今年度。熱き魂でどんな雪もとかしてくれる。桜が咲く時期にはステージの違う場所で更に大きな目標を持って努力して欲しい。
1月20日・21日

理路整然よりも

この二日間は比較的暖かかった。ここ最近、仕事と同じくらい朝が早い。この日も7時集合。毎日、愛犬と一緒に寝ているが女房どころか犬までも寒くて起きない。出張以外は毎日、犬と寝る習慣になってしまった。犬しか知らない私の寝言。逆に犬も夢を見るのか、寝ながら足が動いている。散歩している夢でも見ているのか。私は昔、動物が嫌いだった。家族がどうしてもペットが欲しいと言い続け致し方なく家族の一員になったが、何故だか寝るのは私。人は好き嫌いも変わる。どうでも良かったことでも何よりも大事な存在になる。人は考え方、環境ひとつで生活まで変わる。その考え方、環境で変わる試合が週末にあった。土曜日、フレンドリーカップ準決勝。10年以上で初めて対戦させて頂く。周りから相当な力を持つチームと聞いていた。お人柄の良いベンチスタッフとお話しをさせて頂きプレーボール。いきなりレフトへ大飛球。ここ最近、打ち込まれすぎの先発投手晃大。この日も何かリズムは相手に合うのか?何点取られるのだろうと感じた立ち上がり。先制され、レフトのトンネルもあり3失点。自慢の守備も崩壊。3回から即、投手を彼方に代えて、相手の目線を変えた。自軍は一人の投手だけで試合する訳ではない。チーム力で戦う。何とか3失点で抑えたものの、相手好投手からのパワーボールに手も足も出ず。ただ、アーム式に投げ下ろす投手なのでセットになれば球威が落ちるのでは・・・・と思っていた。しかし6回までパーフェクト。良い当たりは2本ほど。7回裏、最後の攻撃。重すぎる3点差。勿論打順は1番。少しだけ守備に難があるのではと試合前のアップで思っていた。エラーで1塁。やっと塁に出た。セットになり2球ショートバウンドが続きノーアウト3塁。2番晃大四球。とにかく本塁打などいらない。勝つなら後ろへつなぐのみ。更にミスが続き、4番創大がライトへ。1点差。勢いは自軍。孤軍奮闘する相手投手。ノーアウト1.2塁からきっちり送り、この日2三振の善勇。打席に入る前から泣いている。流れだけなのか。打球は三遊間へ。ボールが転々とする間に大逆転。理屈などいらない。執念のみ。私も1000試合以上参戦したがパーフェクトに抑えられ最終回4点とってのサヨナラは初めて。色々な事に気が付いた。3点あれば十分と相手が思ったかもしれないが、2点目のノーアウト1塁2塁で捕手飛球。1塁フォースアウト。1塁ランナーをアウトにする間に2点目を失うが最少失点に抑えた。万一、打者走者が走っていたら捕らずにファールにしていたかもしれない。今まで強豪と言われるチームと対戦してきたが、一番、個の能力が高いチームだと思った。翌日、対戦相手の3位決定戦を見た。綺麗な言葉や、豪快なスイングよりも、投手が野手に声を掛けていた。考え方ひとつでこれだけ変わるとは・・・・・。何故だか嬉しかった。

その後、高蔵寺大会決勝。対戦相手は今年、2度対戦。村田コーチは何度も何度も晃大を先発させる。打たれても途中交代しても2年間マウンドを守った晃大に信頼を置く。私も同じ。しかし、痛恨のミスで先制され、初回、ノーアウト3塁の走塁ミスから始まり牽制死など5度の走塁ミス。これでは勝てる要素がない。最後、満塁のチャンスをつかむも相手の執念に完敗。もともと強くない自軍が、チーム力と相手に勝る執念で勝ってきたが、最終戦であった相手チームが、2度の対戦とは別格に違うモチベーションだった気がする。本来、自軍がそうでなければならない。非常に甘さの出た試合になった。最終戦で翌週卒団式という最高の形が作れた対戦相手チームは、スタッフと子供たちの気持ちがひとつになっていたのだろう。学校に帰って、遅くまで練習出来た事だけが収穫。午前中と午後では天と地。ここまで戦えたのが幸せなのかもしれない。
日曜日、フレンドリー決勝。私はアップを見る事なく3位決定戦へ。この大会Bリーグ担当だった為、Aリーグは初めて観る。前日に戦った相手と、小牧で何度も対戦した相手。午後から決勝。対戦相手は、親善試合を含めて今年も色々と思い出を作らせて頂いた。昨年同時期の同大会Bリーグ予選で戦う。本当に良い投手がいると感じた。今年の入り、別人のようにひとり相撲をしていた。しかし、非常に怖いチームだというのは、この大会が始まる前に予想していた。私は自軍スタッフに一番怖いチームだと豪語した。個の力だけなら良いが、それが団になると怖い。威力のある真っ直ぐ高めとクロスがストライクになると手も足も出ない。この日も先発投手は晃大。何度でも晃大を信じる。初回、2アウトからミスが出る。守れない今年を象徴した。これだけエラーが多いチームが100試合近く出来るのは、今年度の学童野球低レベルかがわかる。一丸になって戦っている相手。その差は大きかった。結果、惨敗。これだけ試合の連続で、この1試合に全てを賭けるという意識が足りなかった。この大会だけはと思っていたが前日もダブルヘッダー。すべての勝敗は私の責任。子供たちはこれ以上頑張れないほど、朝から晩までかじかんだ手に息を吹きかけ頑張っている。試合後は、残り1試合に全てを賭けようという気持ちで練習をした。
今週3試合と1試合を観戦して痛感した。意識を変えればプレーが変わる。スーパースターは時として邪魔になるかもしれない。自軍にはスーパースターはいないが対戦した相手には個の能力が高い選手が多い。選手たちがチームの為に戦った時には恐ろしい程力を発揮する。私の描いたストーリーとは違うが、理路整然より必死な姿の方が美しい。ビッグ大会での上位も経験した。尾張地区では優勝経験もした。そんな実績よりも1戦を大切に戦う姿勢が自軍には一番似合う。残り1試合。このメンバーと戦えるのは約90分。1年分の声の掛け合いをして欲しい。
1月13日・14日

今は勝つことにこだわれ

新年が始まりこの時期に大会が残っていることが嬉しいが極寒。金曜日新年会もあったため、仮病を使ってでも遅刻しようと思ったが選ばれしチームが参加する大会なので当然朝から参加。子供たちの体は動いている。熱田球場。懐かしい。何故だか小さく感じた。この大会は、6年生7名を先発させると監督と約束していた。野球が上手、下手など関係なく試合経験がなくとも良き思い出を作ってほしいことと結果を出して自信をつけてほしい。だからこそ、子供たちが価値にこだわらなければならない。勝つことがすべてでないが、どんなチームでも立ち向かう。先発投手は彼方。立ち上がりがこの日は良かった。彼方は立ち上がりで流れをつかめば良い投球が出来る。打線は初回から2安打するも無失点。相手の好投手も緩急をつけるがタイミングと言うより、リズムが自軍打線と合っていた。ノーアウト1塁2塁の大チャンスで一生。送る場面。たかがバントされどバント。失敗。経験の無さではなく、練習でプレッシャーを感じながら練習したか。周りの子供たちは戦闘モード。強いチームに勝ちたいと言う気持ちが私に伝わる。その裏、流れが変わるかと思ったが三者凡退。3回、先頭の5年生蒼志がレフトへ快心の安打。左腕キラーになっている。2アウトから4番創太。左中間へタイムリーツーベース。先制。しかし結果的に最終回になった6回表、不慣れではあるがライトが目測を誤る。同点。抽選へ。なかなか戦うことの出来ない相手に、この日は互角以上の戦いができたことが自信になる。抽選は苦手。しかし野球の神は、バントが出来なかった一生や、最後捕って欲しかったライト善勇を救ってくれた。成功者は必ずつまづいたり、失敗をしている。成功する為には失敗を忘れてはならない。本当に強豪と言われるチームと戦えたことを誇りに思う。

日曜日、私は別の大会で審判がある為、ダブルヘッダーの1試合目が参戦出来ない。朝早く集合だった為、アップだけでも見に行こうと思ったが、持病の仮病が悪化して、そのまま別の大会の審判に行った。相手は今年7回目の対戦。1試合を除き6試合が辛勝。3点勝負と見ていた。速報がラインで来る。文字だけだとノーガードの試合になっていた。スコアブックを見たら、勝負どころで打っていた。今年度ほどバッティング練習を年はないが守備に課題が残っていた。乱戦を制したこと。結果、この試合は決勝に残るために勝ちだけを考える試合。私はグランド不良により1時間試合開始が遅れ、2試合目も参戦出来ず。内容は分からないが、やはり初回の守乱と彼方の立ち上がりで勝負ありのような惨敗だった。この時期に5つのエラーはありえない。1試合目の安堵感と恐らく引き締まらない立ち上がりだったと予想。前向きに考え、残り3大会を戦うのに良い試合になった。ダブルヘッダー後でも猛練習。私はBチームも見ながらではあるが、練習に対する緊張感はBチームが上。どうせ試合のバントなどで緊張するなら練習で緊張したほうがいい。そして試合で活躍して達成感を味わってほしい。残りいよいよ4試合。勝つことにこだわって、ここまで来た。あとは好きなようにやってくれればいい。とにかく熱くなってほしい。
1月3日・6日・7日・8日

平成30年の始まり。3日からAチームは練習。少し風邪気味の子がいたが初練習が出来た。何もしないよりやったほうがいい。しかし3日からよく集まってくれた。6日から全団員が練習はじめ。まずは全員で健康祈願と必勝祈願。戻ってからはOBと共に練習。とにかくバッテリー中心に中味のある練習が出来た。Aチームは残り4週間。今更、投手のスピードを上げろと言っても難しい。打者にパワーをつけろと言っても急激には変わらない。ならば自信をつける練習をするのみ。Bチームは3名をCチームから上げた。緊張した面持ちの3名。遊びから練習に変わり涙する子が印象的だった。7日日曜日は8日に備えて練習試合。その前に成人式に出る卒団生9名が来てくれた。その年度のことを思い出す。今では考えられない暴れ方をしていた私なので思い入れも強い。来てくれるOBが一人でもいる限り、私も頑張らなくてはならない。昼からは練習試合をやって頂いた。この時期にやって頂いて感謝するばかり。女の子が2名も活躍するチームで、その一人は投手。ただでさえ打てない打線もスローボールに引っ掛けまくり。自軍は6年生7名が先発出場。どうしても活躍して欲しい。結果は出なかったものの良い当たりを飛ばしてくれていた。まだ6年生が揃って出場できる試合もある次は塁上を賑わせてほしい。投手3名は課題を持って登板。この日は良かった。印象に残ったプレーは選手交代でサード晃大、ファースト宋稔が守ると声を掛け合うプレーになる。投手がボール球先行になると即、マウンド付近に行って声をかける。昔見た懐かしい光景が出来ていた。これが私の目指す野球。本当に寒い中練習試合をやって頂いたことに感謝したい。8日は残念ながら雨で延期。この時期に週末から過酷になる。室内練習は楽しみながら練習が出来た。雨は痛いが調整は万全。最後は目指す野球やってほしい。そして今年も大きな怪我や病気がないことを願いたい。
12月23日・24日

年末、挨拶回りで珍しく忙しい。今年もあと数日。野球は激動の一年だった。Aチームは試合数が多くなり大会エントリーも取りやめ。トリプルヘッダーや各大会で勝ち進んだ年でもあった。Bチームは逆に試合が出来ないのではないかと思うほど人がいない。親が嫌なら退団する時代。24日の1名退団を含め今年2名は痛恨の極み。しかし3年生以下がスタッフのお陰で頑張っているので背伸びをせずに来年も頑張ろうと思った。そんな中、土曜日は教育リーグ。今年11試合しかやっていないのに3回目の対戦。大人対子供のようなゲームになった。大敗の原因はすべて送球ミス。過去2戦は四球、ミスがなかった為、形になっただけ。再度、キャッチボールを徹底したい。日曜日はラストリーグ。年内に終われた。試合は今年大きな大会の準決勝で対戦させて頂いた強豪チーム。球審だった為、第三者的に観て印象に残ったのは、対戦相手打者のバッティング手袋が破れている。そこまで素振りしたのだろう。そして、10名で1年間戦ったようだが、この日は1名怪我をしていたらしい。球審をやっていて対戦相手ベンチからウロウロしているのが私の視野に入る。コーチだと思って前に出すぎと注意しようと思ったが、怪我をしている子が指示を出すなど試合に入り込んでいる。そんな姿は個人的に大好き。もっと前に出てもいいと思った。怪我をしていても十分戦力になっている。まさに全員野球。試合は6回まで同点。小刻みに投手継投する相手。タイミングが合う前に変える。7回表に同点の2アウト2塁から振り回していた対戦相手がタイミングを合わせ軽打で連続タイムリー。修正能力なのか?底力なのか?今年、素晴らしい相手と2試合も対戦できたことは本当に収穫だった。結果、負けたが投手の交代もポイントになった。

24日はAチーム監督の誕生日。毎年、家族に無視されクリスマスイヴも誕生日もないW悲劇なので、せめてチームでと思いお祝いした。試合に負けてトリプルの悲劇にならなくて良かった。その後は、近隣だが引越しで退団する子の1年早い卒団試合。通える範囲ではあるが、私が出来るのは土日、一緒に野球をやるだけ。親代わりは出来ない。不器用だけど一所懸命だった。Bチーム監督に鍛えられた精神力で頑張って欲しい。少しだけ距離はあるが十分通える範囲だったので来年の約束をしていた。しかし果たせないまま終わった。あまり携わっていない私でも寂しい。とにかく、ジュニアーズ魂を持って頑張ってほしい。

まずは団員が大きな怪我や病気がなく良い一年でした。来年のこの時期も同じでいい。とにかく子供たちが健康であることが一番。そして強くて助け合う事の出来る子になって卒団して欲しい。良いお年を!
12月16日・17日

勝たなければならない試合がある。

13年前の12月に小牧原ジュニアーズの扉を叩き学童野球生活が始まる。現6年生は12歳。生まれる前から毎週同じ場所に足を運んだ。諸先輩には失礼になるが、本当に弱かった。勝敗は勿論メンタル面に関しても、他球団が羨ましかった10年以上前。練習で楽しみ、試合で負けて叱られている印象だった。愚痴を言うなら自分自身で変えることを決意。指揮官と事務局を兼任して2年目に初めてAチーム父兄コーチとして戦った。方針は今と全くぶれていない。プレースタイルや策は変えたものの、元気と一所懸命。助け合うことなどは貫いている。陰で文句を言うのはアホでも言える。実際に現場で子供達と毎週、毎週接して、目標に向かうことは本当に困難だったが6年生を送り出した後の達成感のみでここまで来た。12年前に私の力不足で良い思いをさせてあげられなかったので16日に行われたフレンドリーカップを6チームながら12年前に企画した。私の人生の先輩でもあり、現小牧原Jrsのコーチでもある方のお力で立ち上げ今年で12回目。今では16チームで優勝を争う。予選を1位通過してトーナメントへ。卒団式まで目標を持つためには絶対に勝たなければならない試合。負けて良い試合はないが、1年間でも一番大事な試合だと思っていた。今のメンバーと最後まで戦いたい。その想いが通じたような試合になった。今年6度目の対戦。1度は大差だったが、先週も犬山大会も1対0という試合。流れや策でどちらが勝つかわからない。序盤からチャンスがあるも、センターゴロなどで無得点が続く。投手晃大は3塁を踏ませない投球。監督の采配も上手く行かなかったが6回裏に均衡を破った。桜埜の安打からチャンスを作り彼方が食らいつき先制。更に相手ミスで2点目。監督が上手くいかなくても、子供たちが監督を救う良いゲームになった。どんどんチームの絆が深まって欲しい。1月末まで目標が出来た。

日曜日は何ヶ月ぶりかの高蔵寺大会3回戦。私は別の大会の審判で同行できず。スコアを見たが、恐らく先発投手彼方が我慢強く投げてくれたと思う。写真も見たが捕手の創太もマウンドで話している姿があったのでチームが1つになって強いチームに勝てたのであろう。あと1週で今年も終わり。土曜日に勝たなければならない試合が勝てた。しかし、まだ6年生に対して私たちがやらなければならないことがある。私はやると決めたら必ずやってみる。正味1ヶ月のシーズンを7名の6年生の為に戦いたい。
12月9日・10日

穏やかな日々は成長を止める

年末の挨拶回りの合間にサッカーを観た。東アジアの大会。近隣国でありながら歴史問題などでいがみ合う国同士ではあるがスポーツだけは関係なしで観戦したい。どんなスポーツでも試合が終わると敬意を表して握手をする。サッカーでも卓球でもバレーでも・・・・。しかし、何故、学童野球は試合終了後、会話がないのか不思議でたまらない。私は野球人。必ず相手監督には試合をしていただいたお礼を言う。何故なら、子供達に礼儀正しくしなさいと言っている以上、私が率先している。土曜日は終日練習。日曜日の準決勝、決勝に備える。準決勝を勝てば決勝。同じ大会のダブルヘッダーは2勝2敗。出来れば避けたいが日程上致し方ない。9月24日以来、7イニングで負けていない。抽選、TB負けはあるが、本当に下り坂のないシーズン。それが一番怖かった。日曜日準決勝。今年何度も対戦させて頂く。予想通り投手戦。最後は後輩達の活躍でサヨナラ勝ち。しかし、相手の子供達はモチベーションが高い。まるで数年前の自軍のように1つのプレーに対して喜怒哀楽を出している。大人がプレーしているのではなく子供達自身で野球をやっていた。決勝も同じ。今年、何度も対戦させて頂いたが、負の連鎖が出てしまったのは自軍。合計ありえない5つのエラー。声の掛け合いができていなかった。逆に大差で相手が勝っているにも関わらず、最終回、四球。そして2ボールで捕手が自主的にタイムをとりマウンドへ。感動した。決勝で大敗だったが、10月・11月とJA杯、全尾張、小牧市民と優勝をしたものの、振り返った時に勝つ貪欲さを失っていた。残りわずか。3大会とプラスα。前向きに考え日曜日は相当練習が出来た。ラストスパートに向けて勝つ貪欲さを持ってほしい。
12月3日・4日

「笑顔」の先に勝利あり

練習は厳しく、そして試合で笑う。理想的ではあるが今年は丸一日練習日が少なかった。練習試合など遠い過去のようになっている。土曜日は久々に晴れた日に練習。合言葉は「ドンマイ」。子供の性格も時代ともに変化しているような気がする。キレる、イジケル、褒めないと真剣にならない等、昨今の子供達の特徴を雑誌で見たことがある。私がこの球団に携わって丸13年。とにかく助け合うことと子どもたち同士のコミュニケーション能力を高めるために「和」重んじた。スーパースターは必要ない。必要なものは優しさ。嬉しい時は、志が同じであれば嫌でも喜びあえる。仲間がミスした時など声すらかけずに、そのままプレーすることは避けたい。明るく「ドンマイ」と声をかける。それを徹底した。土曜日は何となく生き生きと練習していた印象。

日曜日、支部最後の大会。今年度はA・Bチーム両方で5大会昨年より大会エントリーを止めた。最後の支部大会なので大切にしたい。連続優勝をかけて2回戦から。相手はフレンドリー予選など今年3回目の対戦。前回は泥仕合の13対7だったが感動するような接戦の望む。チームカラーはまったく違うが個々のスキルは差がない。序盤から相手捕手の肩に足を止められる。ならば作戦変更。相手ミスからチャンスを掴み更には送球ミスで先制。3回には、2四球から5年生桜埜が左中間へ。更に更に、4回これまた5年生宋稔の安打から蒼志がタイムリー。晃大がつないで2打席連続で桜埜のタイムリー。最後も送球ミスで10点差が開きコールドゲーム。守備もキッチリ。最近調子の上がらない先発投手、彼方も正確性重視の投球。ミスでランナーは出したものの次につながる投球だった。土曜日の練習のまま楽しそうだった。その後は教育リーグトーナメント。投手桜埜が投げるたびに成長している。固すぎる体を村田コーチが支え、ここ最近では桜埜自身の考え方が変わったのか間違いなく勝負強くなっている。5年生1名欠席して10名で挑んだ。3年生2名。4年生3名。5年生5名。3年生の子供が外野飛球を捕るだけで盛り上がる。それくらい今年のBチームは不安定だがAチームで激戦を戦っている5年生は心強い。それ以上に、6年生がベンチ裏で応援に参戦。常に後輩に笑顔でアドバイスを送る。その笑顔と優しさが勝利をもたらせてくれたのかもしれない。

あと2ヶ月弱とはいえ4大会ある。もう子供たちのモチベーションは変わらない。後は私たちスタッフで花道を作ってあげたい。残りわずかな時間を笑顔で。しかも上手くいかない仲間が「「ドンマイ」と声をかけて続けてほしい。
11月23日・25日・26日

今一番大事なのは、勝利ではなく「笑顔」

この1戦にかける・・・・と言う気持ちになれないほど試合が多かった夏と秋。数大会、エントリーを止めて1試合ずつ戦いたい。しかし土曜日は三連覇をかけた試合の後には別の大会がある。あまり組みたくない日程になった。まずは23日。フレンドリーカップ予選。既に予選は通過しているが、1位通過を目指した。この日の先発投手晃大は制球力抜群だった。インコースにアウトコース。スローボールと今シーズン私が見る限り一番良い制球をしていた。打線は相変わらず貧打ではあったが、とにかく足を使えた。相手投手のスローボールがくせ球だったのでタイミングが合わなかったが、それがゴロになり珍しく相手が何個かミスをして得点になった。毎年、このチームは決勝までくるチーム。また対戦するには勝ち抜くしかない。

土曜日、何ヶ月流れたか分からないが市民大会決勝。既に代表戦は終わっている。4回目の対戦。決勝は2回目。相手も調整に苦労してバタバタで試合開始。初回からチャンスをつかむも、サインミスで流れを渡しそうだったが、先発投手この日は彼方が正確な投球。2回からは四死球の連続で流れをつかみ、6回にはタイムリー2本で突き放した。ドキドキするような展開ではなかったが、正確性がすべてだった。小牧市の大会で三連覇はなかなか難しい。喜ぶ間もなく即、遠征。初めて対戦するが本当に制球の良い投手と対戦できた。打たなければ勝てない。今年は色々な強豪と言われるチームと対戦したが、気迫と言うより徹底した正確な投球は見かけなかった。しかし、先制は5年生蒼志のツーベースから。2対0から追いつかれた。終盤で1点を守りすぎたのかもしれない。私の判断ミス。サドンデスでは、ベンチと呼吸が合わず点を与える。その裏、同点に追いつくもチャンスで6年生が覇気のない打撃。結果抽選負け。今年は抽選に弱い。数年前は抽選しか勝てなかったが、気持ちが足りないのだろう。この日は笑顔なき優勝に涙なき敗戦になった

日曜日は審判講習などもありバタバタしたがBチームの試合。途中から見たがよく踏ん張った。勝つのは目標だが、揃って練習をすることがなかった今シーズンなので接戦になったのは明るい材料。山本監督も最終回、左中間ヒットの桜埜を初球は走らせる采配に勝負をかけていると思った。しかし相手は県大会まで行っているチーム。遠い1点と言う印象だった。午後はAチームのリーグ戦。私は審判講習で行けなかったが、写真で見る限り、楽しそうな表情ではなかった。初めて保存する写真がなかった。

この週で残り4大会になった。もうすぐ仲間と共に戦うことが出来なくなる寂しさと戦う時期。不甲斐ない6年生もいる。不甲斐なさは技術ではなく、笑うことすら出来ない事。ならば2週間で変えてみせよう。幸い最高の仲間想いのメンバーが揃っている。今こそ楽しむ姿が見たい。残り4大会。4試合で終わる可能性もある。まだ先にドラマはある。
11月18日・19日

今シーズン初めて週末ユニフォームを着なかった。会社で特別休暇を設け3日間慰安旅行。とにかく食べた印象。九州地方雨の予報も外れ天候に恵まれた。土曜日は東海地方雨で室内練習。内容は分からない。日曜日、ラストリーグ3戦目。勝ったか負けたか分からなかったので電話して聞いた。せめてメールくらいしろ!と言いたかったが、今は人のことを気にする時代ではないのかもしれない。結果はスコアを見たが四死球を生かしての得点で3対1。先発投手の晃大が先週から立ち直ったか心配だったが何となく想像はつく。心温まる報告もあった。相手して頂いたチームからカイロを戴いたらしい。即、相手の代表にお礼の電話をした。互いに勝敗など関係なく、子供たちが少しでも寒さが防げるようにという気配りに感動してしまった。私たちも必ず、トイレには、使わせて頂く感謝の気持ちを込めてトイレットペーパーを置く。時代遅れと言われても、勝敗に関係のない人と人のつながりを大事にしたい。

プロ野球シーズン終わり、テレビでアジア3チームで戦う大会を2試合ほど観戦。打高投低の時代ではあるがやはり投手力というより、投手の制球力の差が勝敗を分けた気がする。テレビで見た1戦目も最終回四球の連続で同点の追いつくなど、決勝でも制球力で相当な差が出ていた。決勝で四球8個では勝負にならないと感じた。シーズンオフのない学童野球。1年間戦うには制球の良い投手が3名は必要になる。寒い時期になってきた。とにかく大きな怪我をしないように戦ってほしい。
11月11日・12日

右肩上がり

試合会場の球団旗や応援幕は、右肩上がりで張っているのをよく見かける。会社での行事なども社旗は、本当に分からない程度に右肩上がりにしてある。長い人生、下がる時もあるが基本的には上へ上へあがりたい。私の家の屋根も右肩上がりになっているほど私はこだわる。学童野球でもやはり寒い春先より秋以降、どんどん右肩上がりになってほしいと思い毎年、年度初めには青写真を描く。今年度はBチーム時代に相当な戦績を残したため勝って当たり前のような前評判だったので監督もプレッシャーがあったと思う。そんなに強いチームではないが、戦績だけは満足ではないにしても現状の戦力からしてよく頑張ってくれている。今から上がるのは勝ち負けではなく、最後までやり切る達成感を味わうため、まだまだ足りないものがある。残り2か月半。最終コーナーの坂道を駆け上がる為にも今週は大事な週になった。

土曜日はAチーム晴天にも関わらず久々の試合なし。Bチーム教育リーグ。1名休み。教育リーグと言えども棄権の状態。しかし私はついている。この日はAチーム・Bチーム同じ集合時間だったので、少し辛くてグランドに足が向かない子と話す時間があった。色々な家庭環境もあり、私の出来る事はすべてやる。自分の事で精一杯という人間に信頼はないと言う恩師の言葉から出来る範囲で行動する。無事教育リーグが出来た。あまり観ていないが、久々の4年生佑真が先発投手。まずはストライク中心の投球だったので合格点。Aチームに在籍している5年生は、勘違いして振り回す。Bチームだからと言って振り回していたら当たらない。その中でも桜埜、泰征など結果を出してくれた。何より、4年生レオ。気が小さいが綺麗なタイムリーなどもあり自信をつけてくれればと思う。初出場の子供も当然いる。ベースを踏まないなど相変わらずではあるが、初試合なので出られた事に今回は意義がある。私から見て3名〜4名で試合をしている印象だが守備だけ鍛えることが出来れば接戦になる。まずはBチームの5年生以下の子が休まないように。そして今は上がるだけなので常に向上心を持って練習してほしい。

日曜日、早いものでフレンドリーカップ決勝トーナメントをかけての予選。小牧市のチームでひと昔はいつも練習試合などして切磋琢磨していたチーム。今は大会以外では対戦しないが、今年3回目。立ち上がり四球から1点を先制。更に高低、左右と絞りにくい投手であったが合計3点。更に2回、2アウトから晃大、桜埜の連打。つないでワイルドピッチなどで点差がついた。しかし、先発投手の晃大がつかまる。初めての四球から連打をされて3失点。更には最終回、守備の乱れもあったが4失点。特に相手の下位打線には振り回さず逆方向に相当打たれた。振り回す打者は簡単に打ち取れても、喰らいつかれると、やはり打たれる。私の見解は村田コーチに話したが、投げ急いでリズムが同じ。タイミングを打者に合わせている。悪い時の投手だった。2投手から13得点は見事だが、7失点は反省。やはり、この試合は声の掛け合いも少なかった。即、修正出来ると感じた。予選通過に一歩近づいたので予選の最後も勝ちきりたい。午後からはラストリーグ。制球が良い好投手。初回、2アウトから4番創太のタイムリーで先制。先発投手は彼方。我慢しながら投げてくれた。中盤、次の1点が勝負の分かれ目。1アウト2塁3塁から卓矢が左中間へタイムリー。2試合目は派手な試合ではないが投打が噛み合った試合になった。1月の最終章に向けて大事な2試合を勝てたこと。登ってきた道を下がることなく最後まで上戦いたい。
11月3日・4日・5日

意思のない所に道は拓けない

雨の連続だった10月から一転、3連休秋晴れ。試合日程の込み合う中、祝日は2大会行った。1試合目は昨年優勝した大会の2回戦。久々のマウンドだった投手も何とか制球重視で完封してくれた。打線は相変わらずだったがミスを点にしたため大差がついた。その後、即移動。これも2回戦。先発投手は彼方。初回、見るも無残な四死球の連続。相手にも申し訳なかった。「心の乱れは制球も乱れる」。メンタルが成長をしていないのか?5年生桜埜が継投して2回裏ピンチながら無失点が大きかった。私自身も苛立ちはあったが逆手に取り追いつく事を目標にする事と、監督や私が騒ぐのではなく子供たちが声を掛け続ける事によって何かのきっかけになればと思った。初回の3点を返せる力は自軍にはない。と弱気な部分もあるが2回に2アウトからタイムリーで1点返す。。先発投手彼方をこのままつぶす事も出来ず、仲間の声を聞いて抑える事を言い聞かせ再度、マウンドへ。別人だった。2回から6回まで無安打無失点。打線は3番桜埜が先頭に出ると点になり1点ずつ返す。時間のなくなった6回表。2アウトから初回四死球を出し続けた彼方。右中間へ。逆転・・・・と思ったがホームでアウト。タイミングはセーフだと思ったが相手攻守に阻まれた。結果、抽選負け。しかし、しっかりとその試合の目標を持ち、追いつき追い越そうとしたメンバーに少しの成長を感じた。負けたが必ず次の日につながると信じた。意思のあるところには道が拓ける。不可能な事も可能に出来るかもしれないという証だった。しかし、相手の1番打者は打撃センス抜群でした。逆に、戦闘モードに入らず、チャンスに見逃し三振などした自軍の選手は、やはり意思が弱いのであろう。強い意志を持って戦ってほしかった。

土曜日、三週流れた犬山大会決勝。小牧市同士。今年前半は負けていたが後半は二連勝中。相手はやはりエースが出てきた。攻撃も、投手のコース、緩急も考えなければ勝てない。この相手投手は、パワーボールではあるが、振り切るよりボールにバットをぶつける感覚で打つ。2アウト3塁から晃大、先制のセンター前。軽打での得点だった。その後、ファーストの捕球ミスで1失点するも初回に続きけん制で刺す。スクイズを外すか?1点勝負になっていた。中盤、桜埜の安打から攻撃的な策でチャンスを作る。監督も勝負で2塁からエンドラン。ミスを誘って勝ち越し。監督、選手も勝ちたいと言う意思の伝わる攻撃だった。5年ぶりの歓喜。前日、崩れかけた「和」。しかし、それをきっかけに「1つ」になっていた。勝敗を分けたのは互いに少ないチャンスを点に出来たか。そして、ボールが汚れたら雨以外は自分たちで拭く。硬式ボールはショートバウンドでボールに傷つくが、軟式は汚れるだけ。内野ゴロでも汚れたら自分たちの手で拭いて投手が投げやすいようにしてあげることを徹底してきている。その気持ちが勝たせてくれたのかもしれない。今年、ビッグ大会で準優勝3度経験してから、全尾張、JA杯など含め4冠目。すべて全力で戦ったことで良い結果になった。この勝ちは大きい。その後、尾張旭に移動してリーグ。朝の流れから攻撃陣も良かった。久々の先発出場の子供に活躍してほしいが、消極的は部分は反省。しかし応援が楽しそうだった。

日曜日は5年生以下の大会。不安だらけ。まずは人数が揃うか?何とか10名でスタート。投げたくてしかたがない桜埜先発。制球を乱す事なく投げるごとに成長している。魅力だったのは捕手の創志。まともに経験のない捕手だが捕ってからのスピードがある。結果は大勝だが本当の力ではないのは見てわかる。これから成長するだけのチームなので楽しみもある。B監督も攻撃的で流れをつかんでいた。サインミスがなかったのが収穫だろう。午後は前回大敗した相手チーム。その試合は観ていなかったが全国大会に行っているチーム。先制は創志の先頭安打から先制も守備の乱れで同点にされる。接戦になっている。2番手の投手は、腕の振りが同じで緩急をつける投手で攻略が難しい。同点のまま最終回へ。7回裏。卓矢の安打でノーアウト1塁。サヨナラのビッグチャンス。この試合、初回も走って得点にしている。初球か2球目か?1点差で負けていたら難しい下位打線の場面でも同点なので、失敗を恐れず攻めると思ったが、本当に珍しく監督が慎重になっていた。私なら120%攻める。サヨナラしか頭になかった。1アウト後、盗塁成功しても時すでにおそし。結果はタイブレーク負け。しかし、今まで勝たせてくれた監督に対して、子供たちは未だに意思のない打撃をする。私が監督時代も采配ミスだらけ。しかし子供たちに救われた試合もある。今の時代、少人数になって昔のような剛速球投手が少ない。ここまで頑張った監督、スタッフの為にも子供たちが奮起することも大事だと痛感した。攻める意思が無ければ得点という道はない。そんな試合だったが、収穫だらけの試合だった。監督と子供たちの絆が出来れば勝ち切れる。

3日間で6試合。2敗はしたが、7イニングでは負けていない。抽選とタイブレーク。この抽選とタイブレークを勝ちきってこそ良いチームになれる。残り6大会。1戦1戦戦う。声を全力でかける。心のこもった声。意思がある者には必ず道は拓ける。そう信じる。
10月28日・29日

2週連続で台風接近。2日間延期。3週前のグランド不良時に強引に試合を入れて良かった。今年度は大事な大会の4つ減らした。新人戦にフレンドリーBリーグ。そして2大会連続で決勝まで進んだ東海団地秋。何より豊山大会。調整が厳しくなる予感ではなく、次から次に大会を始めることがチーム力を弱めると感じた。試合がしたければ勝ち進む。春、夏、そして春の立ち上がりは試合ばかりだったので、じっくりとミーティングや室内練習が出来たことは、野球の神様が少し休みなさいと言っているのだろう。週末3連休は6試合予定。モチベーションが保てていたら良い結果になるだろう。色々あった平成29年度も残り少なくなてきた。この2週で室内練習やミーティングで積極的になっている5年生もいる。今週末も決勝戦がある。共に喜べる週になって欲しい。
10月21日・22日

雨・雨・雨。うんざりするほど10月は雨及びグランド不良で延期が多い。プロ野球でも雨の影響もあったのだろう。日本シリーズをかけた戦いが雨で流れを変えていたような気がする。シーズンでは14.5ゲーム差あったが、短期決戦では戦い方が違うのだろう。土曜日はミーティング。残り少なくなったシーズンに向けて全員が集まった。心から感動できる試合をしたい。せっかく出会った仲間たちとの思い出を作くるために11月・12月は子供たち自身で積極的に頑張ってほしい。日曜日は今シーズン初めて終日休み。台風の影響と今後、試合が立て込むため休暇にした。個人的にはやることはない。買い物にスパガーラでのんびり。選挙の投票に行ってNEWSを見て、また寝る。野球で忙しくて嫌になる時もあるが毎週末、行く場所があることが幸せなのかもしれないと感じた。週末2日間で5試合予定。1試合ずつを大切に戦うのみ。
10月14日・15日

カレンダーに印をつけた日

人にはそれぞれ記念日や思い出の日がある。誕生日や結婚記念日。子供が産声を上げた日など沢山ある。忘れかけた感謝の気持ちを表す日なのかもしれない。土曜日、犬山大会の決勝がグランド不良で延期になったものの、午前中に先週同様、急遽、試合を入れた。1試合でもやっておきたい。消化するのではなく、記憶に残るような試合がしたい。私は突発的に判断して事務局にわがままを言う。6時半に犬山大会中止と聞いた瞬間から動く。それに対応してもらった事務局には感謝する。Bチーム教育リーグ。今シーズン6試合目。1ヶ月以上Bチームは試合をしていない。相手して頂いたのは小牧市の毎年強いチーム。正直、私が13年学童野球に携われたのは、このチームがあったからかもしれない。10年前、いや5年前は勝つことがなかった。悔しくて悔しくて・・・・。ずらりと揃った強豪チームに毎年少人数ながら立ち向かい続けた結果、少しだけ近づいたかもしれない。14日の教育リーグも3年生を含めギリギリで戦った。教育リーグは、10年前に若葉教育リーグを脱退して、小牧市で立ち上げたリーグ。初代事務局は私。その本人が教育リーグ進行を遅らせてしまっている現状で他球団には迷惑を掛けており、今回は新人戦を断念。現Aチームがこの時期で70試合を超えているためAチームの5年生以下の負担を減らしたかったのが本音。その新人戦を優勝したチームなので6試合目の自軍は大丈夫だろうか?やはりBチーム監督も困ったと思う。スクイズを外すサインもない。つい最近まで辛くて辞めたがっていた子供の面倒を山本塾で鍛え上げられ、何とか試合になった。先発投手は投げたくてたまらない桜埜。味方のミスで2失点したものの、村田塾で鍛えてもらい制球は良かった。捕手と内野を鍛えるのは私がいる。自信がある。マスクをかぶった蒼志6試合目。しかしこの日も完璧に盗塁阻止をしてくれた。ボールを握れなてないので、必ず来年度には毎年の捕手のようになってほしい。やはり個のレベルは違いすぎた。その中でも3年生の奏来。何故だか感動してしまう。初めて捕ったセンターフライ。短くバットを持って食らいつき、全力で走る。今の野球は格好ばかり優先して貪欲さはなくなっている。大人も同じ。野球を知らなくてもサングラスを帽子の上に乗せ、子供より目立つ。そんな嫌なことを忘れさせてくれるような3年生に、ただただ魅了した。結果は安打数だけ勝ったが勝負で完敗。今はキャッチボールとバントを徹底して時期になったら組織プレーの練習をしたい。収穫は試合が出来て試合経験の少ない子供たちが緊張しながらプレーしたこと。負けて良い試合はないが、今の自軍のレベルで勝って勘違いするより負けて反省して練習したほうが必ず成長する。

午後からはいよいよフレンドリーカップ予選が始まる。今年度のゴールを目指して戦う大会。1月の決勝を目指して、まずは予選突破を狙う。初戦の相手は、自軍同様6年生だけでは戦えない混合チーム。試合は大味な試合になったが、初回から四死球で点を重ねる。その後、道志の人生初本塁打がグランドスラム。快心のライト線突破だった試合途中には一生が出ていないことに気がつき、監督にお願いして代打。大会初のツーベース。兄弟揃って良い活躍をしてくれた。絶対に忘れないでほしい。試合は大差になってしまったが点差に関係なく必死に頑張ってくれた。最終章へ一歩進んだ。

日曜日も雨。ミーティングで終わったが先週出来なかった、全尾張大会優勝祝賀会をして頂いた。喜びの反面、土曜日村中グランドには2球団が練習しており自軍よりはるかに子供の人数も多い。土曜日対戦した相手も当然絶対数が違う。球団を続けられるだろうか?私には、ここまでは頑張ろうという区切りがない。必死に団員を集めてくれるスタッフ。少人数でもついてきてくれる子供達がいるなら、試合が出来なくなる環境になるまでは頑張ろうと思った日でもあった。ひと回り歳の違う村田コーチと共に、人生に幅を決めずに人数が少なくとも子供達と向き合おうと思った。私には知らぬ間に助けてくれるOBスタッフがいる。来期も見据えながら、まずは今シーズンの最終コーナーをラストスパートしたい。
10月7日・8日・9日

「勝つ為」ではなく「強くなる為」の戦略

海外出張で更新が遅れた。三連休で7試合。出張を1泊少なくするほど疲れたが、心地よい疲れになったのは間違いない。7日土曜日はグランド不良で2試合中止。急遽、別の大会を入れた。8日日曜日は全尾張学童大会準決勝、決勝。そしてナイターで大会を実施するなどトリプルヘッダー。祝日は1回戦を2大会。結果的に3日間で6連勝なので嬉しいが、何よりスタッフが揃って共に戦ってくれて事と、モチベーションが上がらない子供が、すごく良い表情をしていた。秋以降に向けて、きっかけになる週になったのは間違いない。

土曜日、雨で2試合が延期。。練習だけでは日程が厳しい。急遽、西愛知大会を入れた。対応して頂いた相手チームには感謝するばかり。前回も接戦で今回も接戦が予想される。予想通り。初回の相手投手の立ち上がり1アウト満塁をいつも通り点に出来ず、ズルズルと。中盤で安打と盗塁。そしてこの日のポイント道志の小技が上手かった。1対0。6回勝ちは確信していないが、私は別の大会で立ち合いがあった為観ることが出来なかったが、そのままゲームセット。相変わらず得点力はないが、強い相手チームに勝てたことが次の日につながった。

日曜日、全尾張大会準決勝。同じ大会のダブルは嬉しい。ナイターの1戦は考えず1戦ずつ大切に戦う事。試合はミスも絡み先制される。追いかける展開は慣れていない。前向きに考え、今までにない勝ち方をしたい。中盤に一人ランナーを置いて桜埜。追い込まれて投手交代。なるほど・・・一塁が空いていて最悪ボールが続いても安心。1球で仕留められる状況を作られた。しかしこの日3番に入った5年生桜埜がチームを救うタイムリーツーベース。交代後1球で同点。4番創太も流れに乗る。タイムリースリーベースで逆転。同点打の桜埜が2塁ベース上でガッツポーズしている姿が印象だった。終盤、またまたミス絡みで同点にされるも、これまた2アウト2塁から、今度は7番彼方が勝ち越しのタイムリーツーベース。これまた、彼方の表情も印象的で嬉しかった。結果1点だけ勝ち越せた。ポイントは、戦術ではなくランナーを置いて良く打ってくれた。久々に個の力を感じた。結果3対2で辛勝。いよいよ22市町村の決勝へ。何となく皆が楽しそう。初めて対戦させて頂くが1試合の間隔が空いたことと相手の打者を見れたので少しだけアドバンテージだったかもしれない。しかし、相手投手のスローボールに、またまた苦しむ。初回の相手攻撃でポイントがあった。1アウト2塁3塁を無失点。逆に先制は自軍だが、1アウト満塁から5年生宋稔が食らいついた。初回の相手攻撃と自軍は同じ作戦。ただ違うのは、追い込まれたカウントで仕掛けた相手と余裕のあるカウントから仕掛けた自軍の違いだけだった。7回裏、相手攻撃。リズムよく投げた彼方も尻上がりに良くなってきた。1つのアウトを取るたびに盛り上がるメンバー。三人で抑えゲームセット。久々の喜び。私は勝ったことよりも、間違いなく子供たちの表情が変わった事が嬉しい。父兄スタッフ不足で苦しんでいる今シーズン。この日はフルメンバーで共に戦った。今大会、抽選勝ちもあり、すべてが1点差以内。勝つことより「自分自身が強くなること」で結果勝ち切った大会になった。この日はこれで終わらない。ヘーベルハウス大会1回戦。この日もナイターで調整して頂いた主催者。そして何より相手チームには感謝するばかり。先発投手は桜埜。2試合目の先発。今の桜埜なら大丈夫だと思った。この試合は点を積み重ねた。桜埜も相手強力打線に2点取られたものの、この日、トリプルを三連勝出来た。この日ばかりは、本当に子供たちにも感謝をしたい。やりきってくれたことや、3試合とも全力だったこと。私達、大人も見習うべき姿だった。

月曜日、3日連続の6時すぎに集合。一つの大会が終わったと思った次の日に2大会始まる。エントリーしすぎ!?。例年より少ないエントリー。祝日、試合経験の少ない選手が出場。1試合目は一生が走塁で魅せてくれた。疲れている投手陣も二人の継投で快勝。午後からは春先練習試合もやって頂いたことのあるチーム。大会日程よりも遅くなり迷惑をおかけしていた。正直、エントリーをしない予定ではあったが、昨年優勝した大会。連覇を狙えるのは自軍だけなのでエントリーさせて頂いた。しかし、試合前にダラダラしている。また後戻りか?遊びとの切り替えが出来ていなかった試合前、異例で走らせた。自軍の戦略は元気と全力疾走。行動を早くすること。試合に入り相手打者が投手ゴロを全力で走った。結果は間一髪でアウトになったが素晴らしい走塁で、当たり前だが全力で走る事がどれだけ大事か再確認した。その後、「私は全力で走れ」 のみ声を出した。結果1点ずつの積み重ねで1回戦を突破。三連休を6連勝で終われたのは選手層の厚さというより、子供たちの熱さがあったのだろう。

私は勝つことがすべてでないと思っている。勝つことは目標。負けて学ぶことも多々ある。その時、勝つ為に考え、練習する。そして強くなるために、全力で戦う。本当の強さは仲間にやさしい事。そして喜びも悔しさもすべて全力。残り少なくなったシーズン。今年度のチームが、その残り少なくなったシーズンを本当の強さで戦ってほしい。
9月30日・10月1日

バッテリー

野球はバッテリーで5割、いや7割、8割勝敗を決める。車でも同じ。どれだけ良いエンジンを積んでいても、バッテリーがあがっていたらエンジンはかからない。週末の2試合はまさにそんな試合になってしまった。土曜日は運動会。あれもしたい、これもしたいと思っているうちに1日が終わった。昼寝は確かに疲れがとれる。日曜日、全尾張3回戦。小牧市の代表なので、どんな大会より優先しなければならない。この試合はタイブレーク後の抽選にもつれたが、両チームとも流れで大差になる試合を攻撃のリズムが悪くもつれた。ほんの少しだけ考えた野球をすれば「うちらしい」試合になっていた。今シーズン初の抽選勝ち。エンジンがかからないまま終わった。試合終了後、試合会場を変えて即、犬山大会準決勝。先週打ち込まれた晃大が先発。初回攻撃四球とワンヒットワンエラーで先制。その後は超スローボールの術中にはまる。エンジンが掛からないまま1点差で最終回。この日の先発投手晃大は良かった。イン、外、緩急と7イニング7奪三振。3塁を踏ませないピッチング。2試合で2得点は猛省。チャンスにチャンスを重ねてホームが踏めない。野球は人が得点。気持ちがなければ1アウト3塁などチャンスでない。どうしても点が欲しいのではなく、どうしても3塁ランナーの仲間をホームに還したいと言う気持ちが足りないのかもしれない。しかし、いずれにしても勝負強くはなている。勝ち方がどこのチームとやっても大勝ちは出来ない。この2試合はバッテリーで勝ったが、今週末、最低6試合予定。犬山大会決勝、全尾張準決勝、勝てば決勝。市民大会決勝もある。バッテリーが少しでも楽になれるようにエンジン全開で戦いたい。今こそ、子供達はもちろんスタッフ、父兄も一丸になる時。1日は午前中に大会で別会場2試合という初めての経験。今週末は土日で3つの勲章という初めての経験をしたい。

今シーズンは大会のエントリーを減らしたものの、子供たちの力で試合数も増えている。1試合を大切に戦うと言う熱い気持ちから、やらされていると言う気持ちもあるのかもしれない。今年の春先まで、先発投手のリストバンドを握り締めて私も戦っていた。強くなくてもいい。策はスタッフに任せ、一人一人が空回りするほど必死にボールを追っかけエンジン全開で戦ってくれることだけを期待する。
9月23日・24日

ホームページアドレスの変更に伴い更新が遅れた。ここ最近では、政界は激動になっており自己顕示欲の強すぎる議員を見ると日本全体を考えているのか?疑問に感じる。議員ファーストの考え方に憤りを感じるのは私だけではないと思う。23日・24日の試合は記憶から遠ざかったが、23日の1試合目は昨年Bチーム時代に戦った相手で正直、大味なゲームで勝った記憶があるが1年でバッテリー中心になっており接戦になった。ここでもあと1本が出ず苦戦したが、初登板桜埜が淡々と投げてくれた。ダブルの2試合目は犬山大会。小牧市同士。序盤と中盤で作戦を変えてこの試合は長短打が出た。捕手創太中心に無失点に抑え、特にライト道志は芝で難しいゴロも難なくアウトにしてくれた。日曜日は少し想うこともあったし、来期の話し合いもあったので参戦出来ず。大敗したと聞いた。内容はわからないが力の差だろう。私はBチーム・Cチームと一緒にいたがOBコーチの指導のもと、とにかく緊張しながらも必死な姿が印象的だった。Aチームもどんどん前に進むためには初心だけは忘れてはならない。初めてチームに入ったときの気持ち。初めて試合に出た時の気持ち。初めて打席に立ったときの気持ち。初めてヒット打った時の気持ち。嫌でも緊張するときはある。それを乗り越えて喜びもある。今、忘れかけているものは初心。前に前に進むためには時には振り返るのも良いと思う。
9月16日・17日・18日

試合が出来るまでには

3連休。台風の影響で2日間延期。土曜日は体育館で軽く練習。バッティングのヒントをつかむ練習を思いついた。日曜日は台風の予想から延期。しかし雨は降らず。予定外の1日練習。色々と守備位置も試せたので恵みの延期になったかもしれない。三連休最終日、試合が出来た。調整に調整を重ね1試合だけだったが主催者も自軍事務局も大変な調整だったと思う。試合は久々に楽しそうにプレーしていた。驚異的なスローボールの相手投手に苦戦する予想。そのボールに合わせては打てない。頭と足を使えば攻略は出来る。表の攻撃で1番2番が外野飛球で簡単にツーアウト。卓矢四球で4番創太がサード線に強い打球で先制。投手が変わっても1イニングで善勇がタイムリーを含む2安打。終わってみたら想像以上の点が入った。打つだけではなく送る場面ではしっかりと犠牲に道志や宋稔。四球などもしっかりと拾い室内練習の成果が出た結果になった。守備でも初サードの蒼志は無難に2つさばく。捕ってしまえば送球だけは練習してある。ベンチも創太、卓矢中心に子供たちが元気だった。相性の良い大会なので3回戦も突破したい。

私たちは何気なく試合をしている。そこに行き着くまでに相当な人の力が必要になる。抽選会に出る人。主催者の方々。審判にグランド確保。そして設営。試合会場までの移送もあれば片付けもある。たった1試合やるだけで相当な人の支援があるという事を子供たちに伝えなければ子供たちは必死にならない。自分が上手くいかないと「キレる」「イジケル」時代。試合も控え選手がいないと成り立たない。いつも試合に出ている子供は時としてバット引きや、ファールボール拾いなど支えの選手の気持ちを忘れる。自軍は、子供たちもスタッフも試合が出来ることに感謝出来る組織であってほしい。今シーズン4ヶ月強。大会もそれほど多くない。心あるチームであってほしい。
9月9日・10日

雨は一人には降らない

8月が終わり来年の事も考えなければならない時期。5年生以下は人数不足でギリギリ。ただ試合が出来るだけでも有難いと思わなければならない。土曜日は大会があったが、私は前日、高校時代の友達と20年以上ぶりに会って宿泊だったため朝一の試合は観戦できなかった。思い出がたくさんありすぎて息苦しいほど笑った。今だから言える話もあった。昔から私は無茶苦茶な人間だったと痛感した。試合は観ていないので分からないが完封勝ちなので安心。午後からは本当に久々のBチーム教育リーグ。けが人が3年生2名が出なければならない状況。新人戦エントリーしていないが、教育リーグ1戦を大事にしたい。勝負出来るか心配だった。しかしAチームで活躍している子供は予想通りの活躍。。特に走塁が良かった。特に捕手の蒼志はマスクをかぶる経験などないが、セカンド送球が本当に良かった。結果も満足だが、それ以上に山本塾で育った3年生2名。綺麗なヒットは出なかったが、一所懸命さは感動した。技術の理論やスピード、パワーがなくても、ひたむきな姿は忘れかけているものを思い出させてくれた。

日曜日は犬山大会。Bチームとは違い、何かを失いかけたAチーム。本当に目指すものは勝ち負けではない。勝つことは目標であり、助け合うこと、褒め合うこと、人を応援することが試合ごとに崩れかけている気がした。善勇、佑真のタイムリーなどもあり、得点を重ね、試合には勝ったが、チームはバラバラ状態。昨年のような、ひたむきな姿を見たい。野球だけでなくチームや組織は一人の言動で崩れる。自分だけよければ良いという考えはバラバラにする。雨は一人だけに降らない。全員に降りかかる雨。今シーズンは色々あるが、そんな時は全員で傘をさして歩こう。
9月2日・3日

残るものは何もない

朝晩、秋らしくなり夏の終わりを感じる。サッカー日本代表は日本国民が興味を示す。私も例外ではなく誰だか分からない選手を応援してしまう。野球主流の時代からスポーツも多様化してきた。土曜日は尾張学童2回戦。8月の激戦で完全に試合ばかりしているのでチーム精神状態も良くない。淡々と試合をしている現状。監督が不在で私が指揮を執る。久々だったが「面白くない」というのが感想。7対0で勝って褒めてあげたいが、褒めても反応は薄い。褒め甲斐のないがない印象。活躍した子を何度も何度も抱きしめた数年前とは時代が違うのか?。折角活躍した子がたくさんいるのに、何かが足りないような試合だった。ただ彼方の全力疾走や創大が必死にチームをまとめようとする姿だけは本当にうれしい。試合後は久々の練習。勝てば良いというチームから、1試合ごとに「団」になるチームにしたい。午後の練習時間を大事にした。

日曜日、デポ杯。試合内容は、いつもこんな感じだが、7月の勢いは既にない。「勝ちたい、勝たなければ」という事でなく、やはり何気に終わっていく感覚。負けて学ぶ事は必ずあるが残るものはなかった。この試合は、試合後主催の審判さん方から、お声をかけてもらったが、抽選時の相手さんの振る舞いに衝撃を感じた。これがリスペクトしながらやるスポーツなのか?。抽選のルールを知らないのか?。試合は引き分け。抽選の結果・・・・・・・という説明があるのが通常だが・・・・・・。抽選結果を見ている途中で勝敗が分かる馬鹿げた抽選。13年目の衝撃だった。負けて悔しがることも出来なかった。この試合で残ったのは抽選の印象のみだった。

試合後はいつも練習を出来るだけ監督に任せる。今回も同様だが、この負け込んだ時に強くなれるヒントがある。7月・8月と春先勝ちきれず、這いつくばってこのメンバーで戦った。どんどん時間が過ぎそうなので、ひらめいた練習を実施。真っ暗になるまで練習した。まだまだ先はある。試合で勝つ事より、人として大事なことがある。諦めたら終わりと自分自身に言い聞かせ、鬼になるしかない。本来は勝って嬉しいという心。負けて悔しいという気持ち。試合では残るものはなかったが、試合後の練習で残ったものは、折れたノックバットと「もう一度」という「心」。真っ暗で素振りを見たときに、そう感じた。まだ目は死んでない。転んだら何かを拾う。チームとして拾ったものは大きいと信じる。
8月26日・27日

嬉しいような悲しいような、ただ気分はいい

子供たちは夏休みが終わる前の週末。8月が合計で12試合。大会だけだが身の丈に合っていない試合の多さ。しかし1回戦から始まることはなくすべて勝ち進んだ結果。今週末も先週の二日間に続き朝6時集合。大きい大会の準決勝がある。対戦して頂いたのは、名古屋の強豪チーム。常に立ち向かうのみ。ご父兄の応援がすごく目立ち飲み込まれそうになるが、自軍は子供たちが精一杯声を出した。先制されるものの、1アウト2塁3塁から内野ゴロの間に同点。更には暴走してくる2塁ランナー。「止まれ!!」と思ったが送球が逸れ逆転。ナイスラン!先発投手晃大は、打たれながらも制球力と緩急で何とか最終回に。チャンスもバントミスで流れが悪くなっていたが7回2アウトまでこぎつけた。ランナー2塁で代打。あと一人。スローボールが低めに行ったが完全にすくわれライトオーバーで同点。正直、次が9番なので歩かせてもいいのでインコースを攻めたかったが敬遠などする自軍のレベルではない。勝負して追いつかれた。7回裏、タイブレークは先週の嫌な思いがあるので避けたい。最終回、下位打線。1アウトから四球で出た選手をつないで1アウト2塁3塁。最後は「らしい」勝ち方だった。組織力のあるチームに勝てた事は嬉しかったが、次は決勝。先週同様、このメンバーでよくやっていると感心した。

決勝も名古屋市の強豪。色々なところから集まって出来ていると聞いた。ファイナルは今年7回目。小牧市以外では4回目。ダブルヘッダーを戦えるほどの戦力がないことは先週の東海団地大会準決勝、決勝で痛感していたが、決め事なので致し方ない。出来れば1回戦、2回戦などダブルでも良いが決勝だけは個人的にすべてをかける1戦にしたい。6年生投手は2名。あとは5年生と4年生。本来、BリーグやCリーグに出る子も自軍ではAチームにいる。先発投手は彼方。初回簡単に2アウトをとり、3番者に四球。強いチームは襲い掛かってくる。いきなりの3失点。その裏、非常にストライクゾーンが厳しく四球を拾い得点にする。自軍はインロー、アウトローに投げ分けるが低目が厳しく、ストライクを取りに行くとすべて打たれた印象。途中、内野の乱れを逃さないのは強い証。やはりダブルヘッダーを勝てるレベルではない。非常に厳しいストライクゾーンを利用して2点返したものの大敗。途中、せっかくの大舞台も諦めかけている子供たちを見ると悲しい気持ちになるが、最後まで声だけは出してくれた。表彰式では、準優勝では必ず言われる言葉がある。「惜しくも準優勝の」、「残念ながら準優勝の」という言葉は東海団地大会2回含め3度目。6回も勝ち進んでも最後に負けると残念になる。やはり頂点の「おめでとう」で終わりたい。しかし、組織力のあるチームに個の能力もある素晴らしい2チームと戦えたことは非常に嬉しく思えた。私は2位以下はすべて一緒と子供たちに言っている。しかし、この日だけはよく戦ったと褒めてあげたい。

日曜日も朝早い。子供たちも間違いなく疲れはある。試合、練習後にはしっかりとクールダウンをして怪我がないように最善を尽くしているが、投手と捕手だけは特に心配。村田コーチが子供たちにマッサージをする姿は「怪我だけするなよ」という気持ちでやって頂いている。激戦が続く中、この日は1試合のみ。前日投げた彼方を先発投手に。正直、1イニングでも早く終わりたいと思った。監督も恐らく、いつも通りの采配だったと思うが伸び伸びと子供の力を引き出していた。結果は7対0で5回コールドゲーム。非常に心配した試合だったがダラダラせずに頑張ってくれました。

学校に帰り、久々の練習。8月の試合で「こうなっていたら、こうしていれば」のタラレバを修正した。犠牲バントで3時間。どれだけバントが決まっていたら試合の流れも変わったか?と思わないように徹底した。村田コーチには200球ほど投げてもらい、更には私が400球??ほど投げた気がする。打たなければ勝てないのは分かっていても、そんな簡単に連打は出ない。1点ずつの積み重ね。

8月の試合を振り返って痛感した。東海団地大会の準決勝、決勝や、JBLAの準決勝、決勝を見て、所謂、強いと言われるチームはスタッフ、父兄を含め自主的な組織が出来ている。アップになればスタッフが散らばり、ノックと投球練習に分かれスタッフがしっかりとカバーしている。雨が降ったあとのグランド整備も同じ。子供たちを最大限サポートしている組織力は自軍に無いもの。子供べったりのスタッフ、父兄は個人的に好きでないが、サポートしようという意識は私の目指すもの。いずれにしても、8月よく戦ったと思う。とても敵う事のない相手でも執念深く戦えば試合になる事を証明してくれた。4年生から6年生12名がAチーム。8月の戦いぶりは、簡単なようで難しい「団」の試合が多少出来ていた。8月優勝1回。準優勝2回。すべてダブルヘッダーだったが、真夏の陣で自信になったであろう。やはり、「準」が無い方が良い。秋以降にもこれ以上の試合が出来るように、ダブルを戦える力をつける事、そして体のケアとモチベーションを上げて戦うのみ。
8月19日・20日

26時間の激闘

夏の甲子園も終わった。あまり観る機会がなかったがNEWS等で見ると、完全に打高投低になっている。投手も一人で投げ抜く時代も終わっている。甲子園球児も激戦であったと思うが、19日・20日は自軍にとっても記憶に残り、まさに精根尽きた週になった。19日6時集合なので5時に起きる。東海団地準決勝。試合会場にはベスト4チームが揃っていた。各チームのアップを見ると、強さを感じる。準決勝の相手は名古屋の強豪チーム。土曜日の先発投手晃大は良かった。強打者相手に打たせて取る投球が出来た。打線はさっぱりではあったが、四死球のチャンスを確実の得点にして守りきったという試合。本当の強さを持つ相手チームと接戦できたことが嬉しい。決勝、同じ名古屋市のチーム。猛暑で球審が変わるアクシデントもあるほど暑い。決勝は勝負弱さが出た。初回から2つのミスで先制される。決勝で3つもミスが出ると必ず負ける。先発投手彼方は乱調。ストライクを取るのが精一杯でそこを痛打される。相手ミスで2点取って逆転したが、5回から相手投手が変わり流れまでも変わった。準決勝タイブレークを含め8イニングを投げた女子の投手。スピードがなくても制球、リズム、何と言ってもこの日11イニング投げた体力に脱帽。2点ビハインドの最終回。蒼志のツーベースで粘りを見せるも2大会連続であと1歩だった。試合後やミーティングでは悔しさを感じられない子供達。今までのチームとは違う。確かに試合できるのが当たり前になっており、淡々と試合をこなしている印象だった。夕方、学校に戻り、異例の投手投げ込みなど疲れている体ではあるが練習をした。悔しさがなければ必ずもう一歩で負ける。しかし強いチーム相手にダブルヘッダーを戦い抜いたこと、2大会ファイナル進出は自信になる。

日曜日も6時集合。土曜日夜いつものマッサージも記憶にないほど爆睡。朝5時に目覚ましだが、あっという間に朝が来た。9時から県学童大会1回戦プレーボール。先発投手は彼方。疲れがある中、打たれたものの前日よりは制球が良い。初めて対戦する相手だが積極的で、今まで対戦した中でも強いと感じた。この日も相手投手がが変わってから流れが相手に行った。雑なプレーもあったが完全に力負け。私は、とにかく午後3時半から始まる大会の為にモチベーションを上げるようにミーティングを重ねた。1戦1戦を大事に戦うことを忘れかけている。子供たちも2日間協力してくれた父兄も疲れは当然ある。今年はお盆休みもない。救いは子供たちが夏休みということだけ。15時半にプレーボール。先発投手晃大。いきなり四球。制球、スピードがない。鍛え上げられて相手チームに2点先制される。出塁するとしっかりと犠牲バントを決め、ランナーを打って返すというスタンダードではあるが、その難しい攻撃を実践している。3回途中、雨が降り中断。時間的に中止になるか!?良い球場でやっているだけにやらせてあげたい。中断している時に、とにかく子供たちの気持ちを切らさないように鼓舞させる。40分以上中断して再開。既に17時。その直後、4年生佑真の安打。1番に戻り5年生桜埜がツーベース。後輩たちがチャンスメーク。同点にしたかったが1点どまり。その裏、ライト前に落ちるアンラッキーな安打で追加点が相手に。しかし、この日は食らいついた。創太の本塁へ激走と彼方のボテボテのサードゴロを一塁へ激走。えび反りになるほど1塁ベースに突っ込んだ。綺麗なタイムリーも嬉しいが最後まで諦めず激走する姿も美しかった。その後大ピンチがくるもサード彼方のサード線、執念のダイビングでゲッツーなど制球の定まらない先発投手晃大を支えた。タイブレーク。今シーズン負けはない。しかし、自軍は8番から。ここでベンチでの意思の疎通ができていなかった。勝負強さを発揮するには試合に集中している選手を出す。それでダメなら悔いはない。守備も鍛え上げられている相手チーム。自軍無得点。その裏、同じショートゴロではあったが打球の速さが違いサヨナラ負け。一方的な試合になりそうな初回の攻防から、本当によく追いついた試合。しかし負けは負け。激動の週末に幕が閉じた。

19日6時から18時。20日6時から20時。4試合。すべてのチームが強く鍛え上げられているため本当に勉強になった。采配では投手交代が流れを変え、ここまで来ると打たなければ勝てないことも痛感した。日曜日は連敗ではあったが、子供たちの気持ちにも変化はあった。負けて悔しいと思ってくれればそれでいい。次は勝ちたいと思ってくれれば26時間は無駄でない。土曜日と日曜日は別のチームが戦っているような感じだった。プレーではなく「心」に変化があったと信じる。最後の試合は中断も長く、負けても記憶に残る試合になった。12名が1つになれるその日まで諦めずに戦いたい。まだまだ熱い戦いは続く。
8月11日・12日・13日

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ

1年間というスパンで考えた場合、後半戦のスタート。過酷な3日間になった。強くないチームが「団」で戦い11日西愛知大会3回戦。12日東海団地4回戦。13日JA杯準決勝、勝てばダブルを予定していた。1回戦で負けていたらこの3連休は練習だった。子供たちで勝ち進んだ大会。11日は西愛知大会3回戦。東海団地春の決勝で対戦させて頂いた。その試合同様、立ち上がりのチャンスを逃すと一方的な試合になった。ノーアウト1塁2塁。まずは先制点と思いたいが犠牲になるバントすら出来ない。不思議とその後4番創太レフト前。1アウト満塁も潰す。そうなると次の回は許してくれないのが強豪。あっさり2点をとられる。4対0から4回裏ノーアウト2塁・3塁。2点差まで食らいつきたい場面も無得点。個、団、策、すべてにおいて完敗。選手の能力を見極めて強弱の攻撃で0対5大差負け。負けている時こそ積極的にならなければならないが、元気も攻撃も守備も消極的だった。6月4日同じ相手かに負けて以来。悔しさすら感じていない子供たちに悔しさを感じた。レベルが違う相手でも負けたら学ばななければならない。試合後は即練習。打つ走るではなく、仲間の気持ちを考える練習に徹した。

12日は東海団地大会4回戦。私も13年目になるが、あまり考えたくない出来事を目の当たりにする。試合は緩い球に苦戦してワンチャンスを活かせなかったが、野球の神様は当然味方する。タイブレーク、1点取られたものの最後は当たりに当たっている善勇のひと振り。ラインドライブがかかっていてライト線になったが文句なしのサヨナラ。しかし、相手選手も非常に元気がよく声も出ていて良いチームではあったが、審判の出し合いでこれほどの不快感は初めてだった。どんな事にも負けずよく頑張ってくれました。

13日、普通なら休みにしてあげたいがJA杯準決勝。勝てば決勝。毎年1回は対戦させて頂く春日井のチーム。県の代表とも聞いた。初回、2回とビッグチャンスを潰し嫌な雰囲気。とにかくボール球を振らないこと。チャンスを潰しながらも4回先頭4番創太、初球を振り抜く。上がりすぎたと思った打球がレフトオーバー2塁打。彼方がきっちり送り、内野ゴロで先制。6回裏、またまたチャンスを潰すと最終回、痛恨のミスが出る。そこで走らせずに真っ直ぐに絞って打たせる策で同点にされる。最終回の攻撃。強いチームに勝ちたい。痛恨のミスをした4年生佑真から。お見事なセンター前。既に佑真泣いていた。自分のミスを取り返す安打。その後、単純な送りバントを2度目の送球ミスでビッグチャンス。ノーアウト満塁。打者3番。球威は既にない。叩きつける投球も捕手が何度も何度も止めていたが、最後はワイルドピッチ。ミスを全員でカバーした試合になった。20分後決勝。相手は小牧市のチーム。今年5回目。相手投手は春先、1点取るのがやっとの投手。初回の守備でピンチも無失点。その裏、先頭桜埜がセンター前に弾き返す。ん!?速さを感じていないのか!?。この日は相当荒れていた。内野陣のミスもあり3点先制。非常に大きい。捕手が2度目のタイムをかけたので投手交代だと私は思ったが続投!??。やはり1イニングのタイム回数は決まっていたようで投手交代。その初球、左中間へ。善勇またまた大当たり。3点本塁打。まだノーアウト。投手が戻り、さらに攻撃。四球を絡めて1アウト3塁。打者1巡。7点目・・・・・・。痛恨のサインミスと聞いた。その後の盗塁がアウトになり、6点とっても最悪のイニング終わり方。この試合は必ずもつれると私は豪語した。流れが行ったり来たり。落ち着くイニングはない。途中2点差まで追い詰められたが5回裏、6回裏と1点ずつ追加。あれだけ春先三振の山だった打線が振り負けていない。相手投手も調子が悪かったのだろう。しかしまだ3点差。最終回の相手攻撃。3点差あればとは思えない展開。しかも相手はランナーを溜めることは上手いチーム。先頭にいきなり死球。最悪!先発投手彼方も疲れはある。「頑張れ」と願うのみ。次の打者の初球意表を突くスチール。創太が刺す。結果2球で1つのアウトをもらった。99.9%勝ちを確信出来た瞬間だった。最後は内野ゴロでゲームセット。疲れて言葉も出ない。試合後、何度も何度も抱き合ったが、真夏のダブルヘッダー。間隔は20分。14イニング。ただただよく頑張ったと言いたい。11日からマスクをかぶりチームを引っ張った創太。晃大、彼方の両投手。打ちまくった善勇。プレーで目立たなかったが声で引っ張った卓矢。道志も声をからし、一生も5年生、4年生も頑張った。まさに全員野球になった3日間。やはり頂上の景色は美しかった。

激動の3日間が終わった。3日間を通じて痛感した。試合前は陽気に話す相手チームでも試合後は挨拶もない。負けてから人間性がよく出ると思った。また三連休私に休みがないのは当然だが、8月に入り中国に転勤になっている岸川コーチが毎週帰ってきてくれる。私にベンチに入るなと言わんばかりに帰国して叫びまくっている。自分を犠牲にしてでも何かを達成しようとしてくれているコーチには感謝するばかり。8月後半にもビッグ大会が残っている。今は全力疾走に攻守交替の全力を再度徹底して、送りバントで苦しんだため、再度、身を犠牲にしてでも仲間を想う気持ちで戦いたい。
8月5日・6日

土曜日はキャンプ。激戦続きでこの日だけは試合を入れたくなかった。数日ずれていたら台風で中止だったが、これも野球の神様が味方してくれたのか天気が最高だった。事務局を始めスタッフに方々には事前準備から後片づけまでやって頂きありがとうございました。団員の減少と共に父兄も減る為、負担も大きくなっている。私も平成18年、21年は父兄スタッフとして参加。平成18年度、私は事務局。40名以上の団員に40名以上の父兄を率いてキャンプを実施。やってみないと苦労は分からない。事務局の野田コーチ、岸川コーチ、ありがとうございました。また、帰り道で送ってくださったママさんも山の中と高速を快適に走り、正直、酔いも冷め生きた心地はしなかったですが、ありがとうございました。ずっと足を踏ん張っていたので筋肉痛になりました。

日曜日、朝から試合。子供たちが学校に戻りアップ。いきなり腹立たしい事が起きる。挨拶すらしない子供達。あ〜 心の無いチームと思った。それから話す時間などもあり、アップもろくにやらずに試合会場。今年初めに練習試合をやって頂いたチーム。その時は勝ったが、当然今は違う。やってみないと分からない。結果だけ見ると大差だが、それほど差のない試合。ただ、子供たちがキャンプ後でダラダラの所をよく踏ん張ってくれた印象。

試合後学校に帰り、ミーティングのやり方を変えたかった。一方的ではなく子供の意見。正直、皆、疲れて帰りたいと思ったはず。しかし、子供たちが修正練習を自分たちで考える事によって更に強くなれる。強いチームでないからこそ、練習して考えここまで来た。勝てるはずのないチームに執念深く勝ってきたのも現実。今週末は西愛知大会3回戦、東海団地大会4回戦。JA杯の準決勝がある。月末には大きな大会のブロック決勝や県大会なども予定している。1回戦で負けていたら試合などない状況だった。相当な強豪チームと対戦させていただく。まったくモチベーションが上がっていない私で申し訳ないが、子供たちにモチベーションの維持を保つ方法を教えてもらえるような試合をしてほしい。
7月29日・30日

もう一歩。いつも今が大事。

猛暑が続く。夏が大好きでたまらなかった私ではあるは歳を重ねるごとに辛くなっていく。どれだけ時代や暑さが変わっても、私の学生時代の野球は休憩や水分補給など夢のまた夢。雨水とトイレの水で凌いだのは私だけではないと思う。その反動か、私が学童野球に携わってからは水分補給が多い。多すぎるとも言われる。私が学生時代にいつも思っていたのは、声を出せと言われても1滴の水分もないので声すら出ない。少しでも水が飲めたら元気出してやると思っていたので、今は練習に集中するために水分補給を多くしようと考え方を変えた。そんな暑い中、土曜日に市民大会準決勝。今年初対戦!?土曜日は、何故だか朝からテンションが低い子供達。それが立ち上がりの失点につながる。監督も、そんなダラダラするなら負けてしまえと言うほどヒドイ立ち上がり。攻撃も信じられない走塁ミス連発。300%流れは相手に。激戦続きで、7大会進行中なので負けて楽になりたいと少しは思った。しかし、子供たちが許さなかった。中盤、捕手創大が盗塁阻止をするとエンジンがかかる。ランナーを溜めて、6番善造もとい善勇のひと振りで逆転。勝手に子供たちが動き始める。負けを覚悟した試合が4回裏5点の猛攻を見せ、投手が変わった5回裏には再度、善太もとい善勇のひと振りで引き離す。その後の4年生佑真もつなぎまくる。終わってみたらコールドゲーム。被安打1。自主性が出てきた試合になったが、考えられない走塁ミスだけは猛省。せっかくヒットを打ったのに・・・・という気持ちにならないために集中する。

日曜日は東海団地大会。名古屋市のチームも多い為強豪ぞろい。3回戦は「打」に関して方針がはっきりしたチームだった。初回の相手攻撃は猛攻だった。1つのアウトを取るのが非常に難しい状況ではあったが長打がなかった為、無失点で切り抜けた。ノーアウト1塁2塁だったので進塁打されていたら間違いなく失点だった。攻撃は、ランナーが出るとすごく考えたフォーメーションをとってくる。教え込まれていると感じたが逆手に取る策か打つしか得点出来ない。パワーのない自軍であれば、相手より何か勝らない限り勝てない。強弱の攻撃が出来ていた。練習通りの得点の積み重ね。流れをつかんで先発投手の晃大と捕手創大が考えた投球をしてくれた。内野フライの山で、素晴らしい打線を打ち取っていった。最終回、ものの見事に本塁打を許したが、あのバッティングはお見事で逆にスッキリする。終わってみたら予想をしなかった大差だった。これは、数か月前から徹底している守備位置までの全力と、とにかく楽しそうな応援。やらされている・・・という感覚から自分たちで野球をやっているという意識に変わっている。次、対戦したら勝てるとは思わないが、守備位置までの全力と人を応援することだけは次の試合も出来ると確信した。主将を中心に卓矢、ソウジン、道志、佑真などがすごく雰囲気を作ってくれている。試合で勝ったことも嬉しいがそれ以上に誇らしいメンバーになってきた。

その夜、ナイター。相手のチームに約1名、私同様、変なおじさんがいる。私の大事な友。そのチームとナイターをやらせて頂いた。子供達と何気なく約束をした先発メンバー。すべてノーサイン。子供たちも勝手に盛り上がってくれたので楽しかった。ナイターは別として7月最終日。7月は負けなし。6月4日の東海団地決勝から負けていない。1戦1戦を大事にした結果と自主性が出てきた。お盆明けには大きな大会の準決勝がある。ブロック決勝もある。小牧市の決勝もある。大きな山でも、小さな山でもチームが発足したころに練習した12人13脚のように揃って頂上を目指したい。実力がなくても目指せるところにはいる。もう一歩、もう一歩の繰り返しでここまで来た。すべてが大事な試合と子供たちが言っているかのような戦いぶり。1%でも可能性があるのであれば頂点を目指す。
7月22日・23日

ここ最近ゲリラ豪雨が毎日のようにある。異常気象なのか!?日程が詰まっているので雨での延期や再試合は非常に厳しい。土曜日はイチロー杯4回戦。監督が不在。私も金曜日に遠方から来客があり宿泊した為、試合会場に直行。10時40分スタートなので助かった。睡眠時間は3時間半。それでも子供たちが私を元気にしてくれると思った。試合前連盟の方と会話した。春日井のチーム代表。35年間学童野球に携わっていると聞いた。何故そんなに長く続けられるのか?という単純な質問に責任感という言葉が返ってきた。考えてみたらこの日の私もお酒が抜けきらない時間帯に、朝、無理やり起きて来たのは「来なければならない」という責任感だけかもしれない。アップは10年以上タッグを組んでいる村田コーチにお任せして試合開始。村田コーチも責任感のかたまり。投手彼方を調整していただき万全だった。初回から得点を積み重ねた。捕手創太が相当前向きな発言になりチームをまとめてくれる。エラー絡みで2失点は反省。9得点は出来過ぎかも知れない。結果、足が使えると相当な策があり練習通りやれば得点を積み重ねることが出来る。お盆明けにブロック決勝がある。まだ先は長いがビッグ大会でここまで進んだのは、モチベーションが維持できている事と多少勝負強くなってきた。

日曜日は小牧市民大会。三連覇を目指す。接戦が予想されたが初回から三連打。2点先制で更にノーアウト。この日の監督は小技を使わない。打たせるのみ。得点の積み重ねではないが2回にも追加点で5対0。敵は雨。途中雨が降ってきたが雷では無かったため再開。被安打3無失点で抑えた投手と野手。攻撃はすべて単打で8安打8得点で嬉しい試合になった。しかし2試合を通じて特に日曜日は燃えるような気持ちではなかったため、それが少し気になった。その夜は、子供たちが楽しみにしていたナイター。Bチームからも出場する予定だったし、捕手など変えて試合すると子供たちとも約束していたが中止。相手も家で待機して頂いており申し訳なかったが天候不安定と色々なことが重なってしまった。7月から1ヶ月の間に7大会戦う。蒼志が今週末戻てきて12名で戦えるが、絶対に病気と怪我だけは避けたい。今週末は、土曜日の朝から全開の元気でプレーをしてほしい。

既にNEWSではあまり取り上げられていない九州北部大豪雨。未だに不明者もある。改めて亡くなられた方には哀悼の意を表すと共に被災地の1日も早い復旧、復興を願う。国会ではつまらない事ばかり議論され憤りを感じるが、東北や熊本を含めもっと困っている方に対しての議論を激しくやった方が良いのではないかと思ってしまう。国会は別とて小牧原ジュニアーズとして九州北部大豪雨で被害にあった方に対して少しでも力になれるのであればという考えから募金を実施。その募金を24日小牧市役所に6年生が持参した。私が子供に伝えられることは、打つことでもない。人として一番大事な助け合うこと。それだけは伝えたい。子供たちをまとめて頂いたママさんや、貴重なお時間を頂いた小牧市役所の職員の方に感謝致します。ありがとうございました。
7月15日・16日・17日

心の声が届いた日

15日から17日まで九州北部大豪雨の募金活動を実施した。Aチームは大会が4試合あるので小学校に居る時間が少なかったが沢山のOBそしてOB父兄が来てくれた。勿論在団生も野球が出来る環境に感謝するために、まずは災害で困っている方のために出来ることをやってから試合に挑む。来週には小牧市市役所の6年生と持参して皆様の気持ちを届けに行ってきます。

3連休初日。朝一番で衝撃が走った。12名で構成しているAチーム。その内の1名が熱のため参加出来ない。4年生から6年生の11名で戦わなければならない。イチロー杯3回戦。初めて対戦する相手。相手投手の超スローボールに三振の山だったが、2周り目で先制。その後は危なげない試合運びだったが、嬉しさよりも熱を出して欠席していた蒼志が入院という情報と聞きチームにも衝撃が走った。日曜日はダブルヘッダー。この日から始まるJA杯。数年前までは練習試合などやって頂いていたチームだが久々の対戦。ピリッとしない攻撃に先発投手晃大。本塁打2本打たれ2失点はをするも、その後は制球よく考えた投球をしてくれた。ピリッとしない攻撃ではあったが創太が二人のランナーを置いてひと振りで決めてくれた。7対2。その後、即移動。私もめまいがするほどの蒸し暑さだった。西愛知大会2回戦。ここ最近当たりまくっている卓ちゃんの3安打もあり10得点。本当によく頑張ってくれた。この日は学校に戻り、即ストレッチなどのクールダウン。17日の大一番に備えたい。

3連休最終日。中日スポーツ杯ブロック決勝。チーム数が少なくなり5回戦がブロック決勝になっている。朝、入院している蒼志の顔を見た。というよりまだ熱があった。この日だけは熱で苦しんでいる蒼志の為にも頑張らなければならない。この大会の3回戦も4回戦も蒼志の守備やバッティングで勝ち進んできた。優しい仲間たちは少しずつ奮い立って来ている。蒼志のユニッフォームと帽子とともに戦う。相手して頂いたのは豊田市のチームで初めての対戦。初回からビッグチャンスが来る。ノーアウト満塁。2回も1アウト満塁。完全にベンチのミスで無得点。考える野球と言いながら私自身も反省。その後、再三のピンチも1点勝負と思い、監督もスクイズ警戒しながら無失点に抑える。中盤から後半は防戦一方。ベンチには蒼志のユニフォームが掛けてあり、ピンチになると共に戦っているかのようにベンチも声を枯らした。7回裏も1アウト3塁の絶体絶命。本当にピンチに強くなってきた。初回、2回の攻撃が最後まで尾を引いてしまった。タイブレークへ。まさに満身創痍。1アウト2塁3塁の3番打者から。互いに0対0でも大きく違っていた点は1つだけあった。相手の好投手は7回終わって120球を完全に超えていた。自軍晃大は、省エネではないが77球。と思った矢先に相手投手が変わった。ここに来て投手交代は勇気のいる決断。流れさえも変える場合がある。よほどメンタルが強くないと投げきれない。自軍は既に蒼志のユニフォームを持って応援している。応援というより叫びにさえ聞こえた。卓矢はストレートの四球。恐らく満塁策なのだろうか。その後、内野ゴロと相手の勘違いから2点。何と言っても大きかったのはワイルドピッチで3点目。安打すらなく3点。2点までなら安打がなくてもタイブレークなら可能だが3点は大きい。その裏定位置で守れる。しかし1アウト2塁3塁からライト線に痛打。1点返され、2点目、この日試合経験の少ないタイセイがライトを守っていた。捕って正確に中継へ、中継は4年生佑真。そして捕手へタッチするだけのストライク送球。2点目を防いだ。最後はサードゴロでゲームセット。蒼志の想いがしっかりと仲間に届き、皆も蒼志の為にという言葉を合言葉によく頑張ってくれた。ピンチには自主的に創太がタイムを取り、皆が何とかしたいと言う気持ちになっていた。結果3対1。試合後は今シーズン初めて見るような光景。寒さに凍えながら走りまくった冬。とにかく守備だけは強化するため、至近距離からのノックの嵐。正確な送球を合言葉にキャッチボールを繰り返した春。気温と湿度が上がると同時にモチベーションも上がってきたこの時期。まさに心からの声が出ていた。

今、私が考えることは子供たちの健康。蒼志が1日でも早く回復すること。そして今後続く練習、試合の中で大きな怪我をしないことだけを願う。この日は気持ちだけで勝った試合。やはりAチームは12名で戦いたい。
7月8日・9日

道徳

まずは九州北部大豪雨でお亡くなられた方にご冥福を祈ります。また、余儀なく避難所生活をおくられている被災者の方々には1日も早い復旧、復興を願います。私たちに出来ることは、今、普通に生活できることに感謝すること。そして少しでもお役に立てるように募金活動を通じて子供たちに助け合う精神を伝えたい。

土曜日、東海団地大会2回戦。過去に対戦させて頂いたことのあるチームで監督さんはじめ非常に礼儀正しいチーム。見習わなければならないと感じた。先発投手は寝違いから立ち直った彼方。初回先頭打者に長打を浴びるも無失点。攻撃は卓矢の3打席連続出塁を始め下位打線で点を積み重ねた。しかし、つまらない送球ミスが4つあり2失点。結果は勝てたが正直つまらなかった。試合後は「道徳」練習。自発的に良いとされる自主的な言動。道具を同じ向きで揃える。大きな声で返事をする。褒めてもらったら「ありがとうございます」と言えるようにする。当たり前のことが出来ない時代。しかも厳しく教育出来ない環境にもなっている。試合後はそれを練習。野球ではミスしたら投手に声をかける。投手はミスした子に声をかける。「ごめんな と ドンマイ」の繰り返しが野球。そこからチームの絆も出来る。それが私の目指すもの。これが出来ればピンチに強くなると信じる。試合後はH23年度組が高校3年生で最後の大会もあったので観戦。私学対私学の対戦で印象なのは、統制のとれた試合前のアップが非常に良かった。高校野球でもやはりエラーと四球は点になっていた。2年強頑張った3年生お疲れ様でした。

日曜日知らぬ間に4回戦。中日スポーツ杯。この大会は今の高校3年生が小学校6年生の時に6回戦のブロック決勝を勝って3位になった縁起の良い大会。相手して頂いたのは、個の能力高いチームと聞いていた。私は大事な大会ではあったが、この日は中学3年生のOBから声が掛かったので少しだけ最後の大会を観戦。試合途中だったが学童野球の試合会場へ。3回の裏に着いたが、既に2点とっていた。中盤もピンチはあったものの粘り強く戦っていた。自軍は3塁側。私は途中だったので1塁側の後方で観戦。体の大きさでは負けていたが、自軍を正面から見たとき、メチャクチャ元気だった。これだけでもいい。と思うほどよく声が聞こえた。先発投手晃大。スローボールを駆使して打たせている。捕手も必死の配球。私が見る限り外野守備も蒼志中心に卓矢、宋稔が非常に良かった。ポイントは序盤の相手攻撃。チャンスを潰して自軍に先制点。次の1点は4回裏。4年生佑真が四球。それまで動かなかった監督が単独スチール。次の1点を取りに行く采配。私も攻めるべきと思ったが単独は驚いた。1アウト1塁3塁でも前進守備 ではなかったので内野ゴロで1点追加。貴重すぎる3点目。最終回の相手攻撃も粘り強く安打と四球でノーアウト1塁2塁。4回裏の追加点がきいている。1アウト2塁3塁のピンチも通常のシフトでピンチを乗り切った。この日、ベンチ外の違う角度から見てわかった。私が思っている以上にベンチもランナーコーチも一緒に戦っている。それが今の結果かもしれない。決して力のある自軍ではないが1戦1戦を必死に闘ってくれている。野球がやりたくても出来ない環境の子供たちもいる。大きな声で挨拶ができ、一喜一憂出来ることに感謝して今週末4試合戦いたい。
7月1日・2日

低いレベルでも100%の力と知恵を出せば

7月に入り雨を心配しながら週末を過ごす。この週末は記憶に残る2日間になった。土曜日、雨で中止かと思った朝だったが試合が出来た。イチロー杯2回戦。相手して頂いたのは名古屋市のチーム。試合前から相当強いチームと聞いていた。くじ運が良いか、勝ち抜かないと対戦出来ない為、今回が初対戦。試合前の練習を見ても強さを感じる。初回表攻撃、いきなり試合が動いた。先頭桜埜の打球が遊撃手前で跳ねて塁に出た。相手バッテリーは左腕に強肩の捕手。簡単には走れない。2番晃大が右打ちの進塁打。1アウト2塁。私は試合前に監督に言った。1アウトでも2アウトでも2塁からの攻撃を攻めなければ点は入らないと。3番蒼志が左腕攻略のサード前へ。1アウト1塁3塁。相手守備は盗塁に備えた守備。セカンドカットか、そのまま捕手が投げるかというシフト。ならば走らないのが鉄則。内野ゴロで1点を貰う。先制。しかし、相手は1番打者から9番打者までしっかりと振り切れる打線。何点とられるだろう・・・と思った。先発投手は晃大。初回から内気満々の打者相手に緩急をつける。なんとと4回まで2番好打者の内安打1本に抑える。しかし5回裏、先頭の打者に3塁打を打たれ同点を覚悟した。6番打者。自軍監督は勇気を持って外す。外した後の次の投球は色々な意味で怖い。緩い球は当てられる。外しすぎて逆転のランナーを出すことも出来ない。少し雰囲気が怪しいので牽制で様子を見たかった。それが最大のポイントになった。この回被安打3で無失点に抑えた。6回表はノーアウト1塁を相手レフトの好守備で無得点。7回表、安打と四球でノーアウト1塁2塁。次の1点を取りに行く。1アウト2塁3塁も捕手からの素晴らしい牽制でさされる。最悪の流れ。7回裏、前打席で3塁打の打者。ど真ん中の初球遊撃手飛球。攻撃のリズムが悪く先頭気をつけてと言う前に1アウト。結果、初回の1点を守った。5年生ながら遊撃手で堅実な守備を見せた桜埜。これまた5年生のライト宋稔も好守備を見せた。個々のレベルの差は言うまでもなく相手が上。しかし。ベンチも子供たちも勝ちたいと言う執念とパワフルではないが考えた野球で接戦をものに出来た。しかし相手チームの攻守交替が早い。とにかく守備位置まで全力というのは一番大事なこと。勝ち方が13年やっている私でも記憶に残る試合の1つになった。

真価の問われる日曜日。中日スポーツ杯3回戦。私が監督時代にも対戦させて頂いた記憶がある。朝早い集合。学校に着くと、何やら怪しげな雰囲気。先発投手予定の彼方と監督がシケタ顔をしている。彼方が寝違いで首が回らない!?選手層の薄い自軍。薄いのは頭皮だけで十分。即、4年生佑真と5年生桜埜の先発投手を考えて練習。気分で動く彼方を奮い立たさなければチーム全体が雰囲気も悪くなる。投球内容が良い悪い関係なしでマウンドに送った。初回無得点でその裏、無難な立ち上がり。彼方は痛みを忘れスピードはないものの考えた投球を見せる。野手は投手を盛り上げる。首も回らなのでボークもある。何度かピンチを切り抜けたが中盤、先頭に死球。犠打2つでその後、右中間にタイムリーを打たれる。勝負強い策に先制をされる。更に次の回、自軍に守備の綻びが出る。ノーアウト1塁からサードゴロで1アウトと思った矢先にファーストが後ろへ。ノーアウト.2塁・3塁。絶体絶命。次の1点は致命的。監督も同じ思いでスクイズを警戒していたのか2球連続で外しながら彼方はカウントを整える。ライト線の飛球にヤバイと思ったら、宋稔がそこにいた。それでも1アウト2塁3塁。満塁になったも良いと叫びながら勝負した。捕手創太も相当考えた配球にスクイズ警戒。しかしセンター前に・・・・ヤバイと思ったらセンター卓矢がそこにいた。ゲッツー。内野ゴロでも1点入りそうな場面もすべて地面につかない打球だったので無失点で切り抜けた。6回表、時間が押し迫る。1点ビハインド。8番打者から。7回まで攻撃したい気持ちとこの回、8番打者か9番打者が出塁してくれたらチャンスはあるという気持ちがあった。1アウト後、佑真がセンター前に。1番桜埜がレフト前でつなぐ。1アウトでも3塁にランナーを置けばなにが起きるかわからないという考えは私も監督も同じだった。2アウト2塁3塁。5回までまったく隙のない相手守備だったがバッテリーミスと内野ミスで逆転。結果この日も2対1接戦を制した。とにかく声をかけ合った子供達。そんな子供たちが恐るべし執念を見せてくれた。ポイントはいくつかあるが、プレー内容よりも捕手創太を中心に声を掛け続けたことが嬉しかった。その後、14時から西愛知大会の2回戦があったが、5回攻撃途中で雷のためノーゲーム。しかし2試合目も卓矢、宋稔を中心に元気いっぱいだった。雷でノーゲームになったものの、学校では修正練習が出来たので必ず次戦につながる。

7月に入り、熱く戦ってくれる子供たちが増えてきた。プレーだけではなくベンチからの声を含め少しずつ前に進んでいる。2日間を通じて、確かに見た目では自軍が勝てそうにないチームとの対戦でも、子供たちが練習通りのプレーと元気を100%出してくれれば良い試合が出来る証拠を作ってくれた。それに「考える野球」をプラスすれば良い結果につながる。まさに柔よく剛を制すという2日間になった。負けて良い試合はない。試合が出来ることだけでも嬉しいこと。今週末も2試合は予定されている。1戦1戦を声をを掛け合いながら戦いたい。
6月24日・25日

CH

私は「CH」から始まる英単語を大事にする。と言っていた、ある経営者の話を聞いた。challenge、chance、change。なるほど!普段使っている言葉だが、「CH」を大事にしていると言われれば確かに恰好が良い。しかも前向きな言葉なので聞き入った。野球でも常にchallengeが必要で、固定観念に捉われず新しい事に目を向ける事も必要。良い面は変えなくても、何かを変えなければ上達しないこともある。それがchange。まさに土曜日はそれが必要だと感じた試合になった。初めての教育リーグ。結果は12対1と大勝だが内容は目を覆いたくなるようなプレーの連続。飛球が上がり2アウトでもランナーは止まってしまう。ランナーコーチは相手の暴投と取ってしまう。意識changeが必要。野球を覚える前に集中することから始め、周りに合わせる力を持たなければならない。そんな凡プレーもあれば,4年生佑真の制球は見事だった。捕手ソウシも盗塁阻止出来るほど捕ってからのスピードが増した。初回、2回のチャンスはものに出来なかったが3回からは毎回得点。やはり桜埜などAチーム在籍している選手はchanceをものにする。Bチームは完全二極化している。意識改革が必要。

日曜日は中日スポーツ杯2回戦。初めて対戦させて頂く相手。県学童小牧支部予選優勝後なので少し心配だった。初回の相手攻撃の先頭打者にいきなり3塁打。1番・2番の打者だけスイングが違っていたので怖かった。2アウトをとったもののバッテリーミス。痛恨の1失点。その後はしっかり形を崩さず振り切る相手打者なので、タイミングを崩す事だけ。外野手の好守備もあり、6回被安打3の1失点でおさまった。先発投手彼方が制球を取り戻した。攻撃は3回まで無得点。先頭さえ出れば・・・と声を掛け続けた。4番創大センター前。しっかりと同点にして5回、先頭の桜埜の一振りで逆転。普通ならここで終わるが、2アウト2塁・3塁から卓矢が二遊間へ。暴投もありこの回3点。卓矢は監督孝行になった。このポジションに飛べば何とかなると思ってもそこに飛ばない時が多い。この日もバントの精度を欠いた。もっとchallengeしてほしかったが、5回4得点であれば十分かもしれない。満足していては、成長はないが、まずは4回以降攻撃も守備も別のチームのように引き締まった試合が出来た事が良かった。必ず1試合で最低一度はchanceがあると思う。そのchanceをものにして勝機がある。

今週末は3試合予定している。いずれも勝ち進んでいる大会。負けていたら1試合もない状況の中、3試合出来るのは子供たちの力。常にchallenge精神を持って挑みたい
6月17日・18日

積み木

子供達は色々な性格で生活環境も能力違う。形で言うなら円柱や三角柱など様々。その色々な形を組み合わせてチームを1つにする。積み上げた実績や自信は崩れることのない積み木のように1つになる。18日今シーズン小牧市の大会では3度目。東海団地大会含めると4度目のファイナル。予選とはいえ地区でも頂点に立ちたい。3度の準優勝。決勝後の表彰式では「残念ながら準優勝の・・・・」という言葉をよく聞いた。決勝まで行って周りの印象は残念ということなのだろう。ならば、どれだけ小さな大会でも負けずに終わりたい。その決勝の前に土曜日は学校公開日でもあり、午後からBチームのリーグをやって頂いた。とにかく人数が揃うかどうかが心配。3年生を含め11名が揃った。試合はAチームで中心の桜埜始め5年生が活躍。結果は良かったが収穫は多々ある。外野に飛ぶと目をつぶりたくなるがもっと練習と経験を積んでほしい。

日曜日8時半プレーボールなので6時集合。何故8時半に決勝かと思ったが、これも経験。6時からアップをやり投手も2名調整した。今年初めにナガイ杯決勝で対戦、年度が変わって3度目。ある程度点は取れると思っていたが、逆にパワフルで足も速い選手もいるので点もとられるのではないかと思った。2点以内に抑えることが優勝へ直結すると思っていた。先発投手は晃大。いきなり初回先頭打者に一発を浴びる。これで終わりたかったが2番打者に安打を打たれ初回2点以上は厳しいと思った2球目、完璧に盗塁阻止。その後、内安打が出たので足を止めた捕手創太は見事だった。初回被安打3で1失点は逆に流れも来る。試合が始まる前、私は監督に言った。必ず主将にチャンスが来て、守備でも主将がポイントになると。その裏、相手の内野の乱れから足が使えるので走って送るパターン。1アウト1塁3塁で4番創太。追い込まれながら軽打でセンターへ弾き返す。同点。2回表の守備はライトへ大飛球も宋稔がすべての流れを引き寄せる好守備。その後は3回裏から点を積み重ね、守備でも2回から立ち直った晃大が2回から7回まで被安打1無失点に抑える。調子が悪くボールが浮くが緩急を使って7回被安打4。1失点に抑えた。攻撃は2アウトからタイムリーが出るなど8得点。盗塁も5つと決勝では珍しい展開になった。試合中は元気はなかったものの、声の掛け合いは出来ていたと感じた。捕手は投手を想い、野手はアウトをとった選手を称える合図。攻撃も常に後ろへつなぐ意識。決勝の写真には、たくさんの笑顔が写っていた。また、攻撃の采配は積み木のように組み立て積み上げる。足の速い選手、長打が期待できる選手。バントの上手い選手。選手の長所を活かせば得点に近づける。そんな監督の采配だった。試合後はいつもの儀式を行い学校に戻ってからは遊ばせた。普段、厳しい練習に耐えているチームなので優勝した日ぐらいは遊ばせてあげたい。8月に県大会はあるが、勝ち進んでいる大会もある。積み重ねた自信が失わないように、そして、いつも挑戦者として1試合を感情豊かに戦いたい。

今年度に入りCチームにはスーパーコーチがいるので6名の子供が入団してくれた。心あるCチームコーチは信頼も厚く知らぬ間に3年生以下が多くなってきた。まずは挨拶が出来るようになり、しっかりと目を見て話が聞けるようになってほしい。そして毎年のAチームのように、人に優しい子供であってほしい。
6月10日・11日

積極性と自主性

土曜日、Bチームのリーグ戦。人数も厳しく恥ずかしながら人数が揃わなければ棄権も考えなくてはならない状況。Bチーム監督不在の中リーグ戦は相手に迷惑をかけられない為、今シーズン2度目の試合。先発投手は桜埜。当然初登板。とにかくストライクさえ投げてくれれば守備の練習にもなる。と思っていたが、想像以上に制球も良い。クイックも早い為、盗塁阻止も2度。一度目は微妙だったが2度目は完璧。その盗塁を刺した蒼志もマスクをかぶるのは2度目。私の捕手選びに間違いはないと思っている。野球は捕手で変わる。この試合はバッテリーが機能した為試合になった。しかしサインミスが多発。動かない場面でも練習のためにサインを出しまくった。課題だらけではあるが入団7ヶ月のツバサが初ヒット。巧も守備機会3つをアウトにしてくれた。前向きに考え試合が出来たことだけでも感謝したい。また、相手していただいたチームにも感謝したい。その後、即Aチームの試合の為、春日井へ。西愛知大会。前回も対戦させて頂いた相手。今年度は同じチームとよく対戦する。この時期になると子供たちの自主性や積極性が出てくる。自分たちで考えゲームメイクも出来る時期。また、守備、走塁も積極性がなければ強いチームに立ち向かえない。この日は、先発投手彼方が初回から乱調。いきない四球を出すと2失点。しかし1回裏から珍しく猛攻が始まった。初球からフルスイングが積極性ではない。変化球のない学童野球。投手によっては追い込まれたからでも十分打てる。この日はハーフバッティングで芯に当てれば飛んで行くことを証明してくれた。彼方の本塁打を含めよく打った。やはり初回の卓矢タイイムリースリーベースが流れをよんだ試合だった。

日曜日は小牧市の大会。日曜日だけは小牧市の大会にすべてをかける。今回は打撃が良くなっているため正直安心していた。私はOBが二人来ていたので一緒にいたが、思いとは逆にまったく打てない。守備でミスは出るものの我慢強く守った。5回、この日ラッキーボーイの善勇がセンターへ高い飛球。目測を誤り塁に出る。簡単に走ってはダメな場面で監督はしっかりと3塁まで送って1番桜埜で勝負したのだろう。見事にレフト横に本塁打。あとは四球とミスがなければ勝てると思ったが、7回表、ノーアウト3塁が無得点で流れは最悪。しかも6回から相手投手が変わり超スローボールに翻弄され、4番打者を初め見逃し三振。私のバッティング理論にない消極性が腹がったった。この自主性の無さが今シーズンの勝負弱さだろうと感じた。7回は流れもありサード後ろに落ちる内安打。ノーアウト1塁。しかも唯一安打を許していた4番打者。どんな策が・・・という前に初球で1アウト。1つのアウトを取るのが厳しい場面だっただけに1つのアウトは大きかった。あとはランナー関係なしで攻めることが出来る。2対0。週末には今シーズン4度目のファイナルを迎える。絶対に必要なことは、やらされるのではなく自主性。ピンチには自分から声をかける自主性。攻撃的守備に前向きな考えが必要。空回りした時だけは監督の出番がある。恐らく前半戦の山場が週末になる。4度目の正直にしたい。
6月3日・4日

人生の成功者になれ

この時期は私個人的に、総会も終わり決算報告で忙しくなる時期。会社、家族、学童野球の球団と守るべきものはたくさんあるが、とにかく毎日が充実していることに感謝したい。すっかり先週末の試合が記憶から飛んでいるが土曜日は中日スポーツ杯1回戦。監督が大事な用事で試合開始には間に合わず、今年2試合目の指揮を執った。先発投手は好調維持の晃大。制球の良さと緩急で結果完封に抑えた。この日は走塁ミスもあったが、長短打6本の安打もあり4対0と快勝。試合途中で監督が合流する執念が子供達に伝わった試合だった。鍛え上げた守備。5年生3名。4年生も入っているが守備だけは学年は関係ないため完封で終われた。日曜日は東海団地大会決勝。相手チームは、たまに小牧市のグランドで練習している姿を見る近隣チーム。相当強いチームと聞いた。大きな大会や県大会で大差で勝っている。決勝はローゲームになると予想されるが、相当力のあるチームと思った。しかし、同じ小学生で同じボールを使ってプレーをするのでやってみないと分からない。全国制覇を狙う相手と小牧市で優勝を狙う自軍との対戦。先発投手は、不調ではあったが5月21日以来の先発彼方。初回からポイントになった。相手攻撃を無失点に抑え、自軍攻撃、先頭四球。しかし牽制死。その後連打が出る展開。5年生ながら3番蒼志がこの日も2安打。3回裏も2アウト2塁3塁とチャンスをつかむが、どうしてもホームが遠い。逆に5回表、ノーアウト1塁。必ず足を使った攻撃をしてくると思った矢先にバントエンドラン。何度も阻止する練習はしたが1塁手の送球がそれる。大きすぎるミスになった。相手は強豪。ワンチャンスを必ず生かす。先制され更に2アウト3塁から2点目はがタイムリーは勝負強い。この2点目が大きすぎた。その裏、安打は出るも、相手三遊間の好守備に阻まれる。最後の最後まで戦った・・・・・という印象はなかった。強い相手に必死に全力で走り、攻守交替も全力で、そして声を掛けるのも全力だったかと言うと寂しさはが残る試合だった。何度も言うが自軍は強くないチーム。ならば、せめて相手チームより何か1つだけでも勝ちたかった。しかし課題が見つかったのが収穫。今週末と来週にすべてを掛けて試合をする大会がある。人生と同じ。ピンチに強いチームになってほしい。

昨今、10代の若者が新聞紙上を賑わしている。13歳、16歳の卓球選手が世界を舞台に活躍し、将棋の世界でも14歳の子供が活躍している。このままメンタルもスキルも向上すれば末恐ろしい時代が来る。しかし人間は何かに特化して、それで生活が出来なくなった時、二つの分かれ道が来る。過去の栄光にしがみつきプライドが捨てられない者。試行錯誤しながら新たな道を切り拓く者。野球でもテニスでもサッカーでも、プロとして生活して辞めて後にその道で生活出来る者は本当にごく一部。私が学童野球を通じて伝えたいことは、人生のレギュラーになること。環境の変化に対応できる順応性。そして協調性。すべての事を一生懸命にやって生活出来る事に感謝出来る大人になってほしい。まずは野球が出来ることに感謝して週末の試合を皆で戦いたい。
5月27日・28日

モチベーションを維持するのが厳しい

先日、女子プロゴルファーの引退会見で、引退の理由を語ったのは気持ちの維持だった。15年も同じモチベーションを維持するのは相当な精神力だと思う。私たち学童野球は生活をかかっている訳でもなくモチベーションの維持は本当に難しい。私自身も監督1年目と思うと 正直モチベーションは下がっている。考えてみたら今の6年生が生まれる前から学童野球に携わっている。毎年毎年子供たちが私を奮い立たしてくれる。今年もそんな試合をしてほしい。土曜日は仕事で一番大事な行事があり、試合ギリギリで参戦。スパイクを忘れる子供などモチベーションは下がる。それでも5年生蒼志の2安打などもあり得点を積み重ねた。どんなゲーム展開でも勝てば気分もいい。日曜日、今シーズン、小牧市の大会4回とも対戦させていただく強豪チーム。前日から速い球をスタッフに投げてもらい対策はしたものの、私の予想は投手を変えてくると思った。何故なら自軍もチームで戦うため違う投手で勝負したいと思った。先発投手は、制球力の晃大か、スピードと力の創太か。二人共モチベーションは高いが、特にアップから元気な晃大を先発投手に。根拠は元気があるから先発投手。初回の攻撃、スピードのない投手ではあったが制球は良い。打つしかないが、初回から安打は出るものの無得点。しかし、外野飛球にしても芯をとらえている。3回、相手ミスと二盗塁、三盗塁で1アウト3塁。内野ゴロで先制点。次の回、ピンチを迎えワイルドピッチで同点にされる。更に2アウト3塁から5番打者の三遊間に痛烈な打球。桜埜がダイビング。その後ファーストへストライク送球。お見事。ジータか桜埜か私かというプレー。次の回は必ずチャンスが来る。9番宋稔がライトへ痛烈な安打。2アウト2塁3塁になり4番創太。この試合3度目の正直。レフトへ2点タイムリー。結果、先週と逆の3対1。6安打5盗塁と自軍にしては十分な攻撃。しかしポイントは守備。ミスはしたがサード彼方、ショート桜埜。守備で流れをつかんだ試合になった。試合後の雰囲気や表情を見るとモチベーションも上がる。ベンチの子供でもモチベーションが高い子はいる。私が長年、学童野球に携われるのは、子供達の表情やどんどん成長する姿が見れるからではないかと思う。そして、そんな子供達から学ぶものが多い。週末も2試合大会予定がある。恐らく自軍とレベルが違う強豪が相手。せめてモチベーションを維持するのではなく上げていきたい。
5月20日・21日

その立場しか分からないこと

5月にしては暑い。土曜日、知らぬ間に東海団地の準決勝。4回も勝ったことが遠い過去のようになっている。午前中は軽めの調整。その中でも晃大だけが声を張り上げて頑張っているので勝手に先発投手と考えた。私は崩壊寸前のBチームが心配だった為、学校に残った。Cチームは担当のコーチの頑張りで、毎週のように子供たちが入団してくれる。2ヶ月で5名の光る原石が入団してくれた。Cチームスタッフには頭が下がる思い。初めて対戦する強豪チーム。戦う前から強いと聞いていた。途中経過は、ママさんしか入らない。どんな展開かはスコアも見ていないのでコメント出来ない。しかし勝ったという情報が入り学校でCチームのスタッフやBチームOB父兄と握手を交わした。試合に行く前に先発投手予定の晃大と主将創太に声をかけた。試合後、帰ってくるのを待っていたが、誰も報告はない。アホみたいに喜んでいるだけ。その時、思った。一所懸命やっているスタッフやBチーム、Cチームの子供たちも喜んでいるのに、陰で支えている者の気持ちを考えていない言動。今までとは何かが違う。考えてみたら私が監督時代は、主将にBチームスタッフに報告をさせていた。優勝など夢のまた夢。心のない野球にうんざりして帰宅。速攻でアカスリとマッサージをスパガーラで予約してストレス解消。と思いきや、家まで子供たちを連れて報告に来ている。毎週末、いつも楽しみな時間なのに待ってほしかったが子供たちもいると聞いたので、すべてキャンセルして帰宅。伝わったかどうか分からないが、一人で野球をやっているわけではない。自分たちだけ楽しければ良いわけではない。我が身をつねって人の痛さを知る。それだけは伝えたかった。しかし、決して強くないチームが決勝とは・・・

日曜日、気分を変えて小牧市の決勝。3度目。この日は投手というより捕手の差が出た。本塁打以外、盗塁を許した自軍はそこから2失点。自軍は2度阻止される。1アウト満塁も前々回に反省を生かせず無得点。サインは博打でも成功すれば子供たちの力。失敗は指揮官の責任。燃えていない子供達、そして相手を見て萎縮してしまっている自軍を見て情けなさを感じた。前日、無欲の勝利をしたばかりなのに、せめて相手より活気のある試合をしてほしかった。

その夜、恐らく監督が腹が立っていると思い、寝むい目をこすりながら30分以上メールのやり取りをした。監督は勝敗を背負い、子供たちを喜ばそうと必死に頑張っている。今年度上手くいかないのは勝ちに拘りすぎて大事なものを失っていると感じた。個の能力で勝てないのであれば、毎年の如く「団」にしなければならない。監督の気持ちは痛いほど分かる。私も6・7年前だったと思うが試合に負けて大袈裟ではなく死にたいと思った。負ければ指揮官は、ああしてたら、こだったらと「タラレバ」しか考えない。私自身もBチームで頑張ってくれているOBスタッフ。Cチームで団員を増やしてくれているOBスタッフや父兄スタッフ。その立場にならないと分からないこともある。もう一度1からすべてを子供達とチャレンジャーとしてやり直したい。
5月13日・14日

十人百色

個人的にモチベーションが上がらない中、週末が来た。土曜日は雨だったが体育館で室内練習。2時間程度だが体を動かした。本来5年生以下のBチームも試合をしなければならない時期ではあるが出来る状況ではなくなった。Cチームのスタッフが体験会など熱心にやって頂いて低学年は増えるも来年度は危機的状況。そんな中、少しずつ団員が増えているのが救い。少し前までは子供達だけを見て野球をしていたが、今は親御さんの顔色を見なければならない時代になっているのは現実。まずは来年も試合が出来る環境を作りたい。日曜日は小牧市の大会2回戦。今シーズン初めてかな!?ベンチの外で観戦。初回1アウト3塁も相手の好守でホームアウト。嫌な予感・・・・・。しかし先制は自軍。けが人もいて、この日先発した8番ライト道志。ライトにいい当たり。ミスを誘い先制。この日の道志は2安打にライトのポジショニングも良かった。野球では8番ライトをライパチくんと呼び、あまり上手くない選手といわれるが、学童野球ではライトは大事なポジション。昨今左打者も多く内野も兼任するほど重要。そんな重要なライパチくんが輝いた日でもあった。試合は先制したものの、中盤ピンチ。2ストライクと追い込みながらポテンヒットを打たれその後死球。満塁に。そしてスクイズをホームゲッツーと思ったがミスが出て同点。ゲッツーなら一気に流れがきたが、もつれる。よく似たチーム同士だと個人的に思った。後日、試合の写真を見たがアウトを取るとハイタッチをして、点を取ると皆で喜んでいた。今週末は大事な試合がある。目標は1つ。勝つ為に練習したのであれば、勝つことに徹したい。

子供達、そして私達スタッフも父兄も、それぞれ個性があり考え方も違う。組織は個性があっても同じ志がなければ成り立たない。ましてや営利団体でない学童野球においては協調性が無ければ崩壊する。十人が十人とも様々な考え方でも目指すものが同じであればチームも強くなれる。それは子供達だけでなく、スタッフも父兄も同じ。昨今は十人十色ではなく、一人が沢山の考えがあり、気分によって言動が変わる。一人が様々な時代。時として周りが見えずに自己中心的な考えを正当化することもある。純粋に1年間というスパンで子供達が満足する事が目的。勿論、性格は皆違う。ただ仲間意識など人しての基本的考えが同じであればそれでいい。自軍の子供達は優しい子が多い。目標だけは12人が1色になり全員で達成してほしい。
5月3日・4日・5日・6日・7日

心からのハイタッチ

ゴールデンウィーク。野球が職業でもないのに朝から晩まで毎年ユニフォームを着ている。3日は遠い過去のように思えるがまだ1週間。Bチーム初試合と言っても5名以外は初心者。3年生も含め構成。対戦相手は、強豪チーム。ただ強いだけでなく道具の整理整頓や礼儀なども私が見る限る他球団と違う。また、選手個人は何の練習をしたら良いかを理解しているため、練習と練習の合間がないほど行動が早い。恐らく、先発メンバーもいつもとは違うメンバーだったと思うが、試合は何とか食らいついた。4年生投手佑真。ストライクをとるのが精一杯だが確実に投げてくれた。4名の選手が初試合。当然初打席。試合後、ある選手は頭が真っ白で何をやっているのかわからないと答えていたのが印象だった。結果は2対3で勝負になっていたが、レベルの差は歴然。しかし、失点も得点もスキル以外の部分で埋められる何かがあるのではと感じた。一人でも休むと試合が出来ない状況。まずは一歩踏み出せた。

4日は練習試合。5日はこどもの日。6日は大会があった。試合2試合あって練習試合をやってもらって感謝したい。しかし。現在のAチームは勝っても嬉しくない。負けても悔しくない。私自身も見ていて面白くないチームになっている。ただ単に試合をこなしている印象。うちらしさはない。5日こどもの日はイベントなどもあり野球以外で子供たちを楽しませることも大事。6日試合後に違う形の練習を企画した。その前に監督が、「今年は自転車で来る子供がAチームにいない」と言っていた。「なるほど!」。私の考えは野球をやりたいなら、自分でグランドまで来て、仲間と朝練などをやっていた25年度まで。上級生が後輩を迎えに行き一緒に来る。帰る時も後輩を送って帰ることにより6年生の信頼も増していた。勿論、遠くから通っている子供が出来ないが、今年度はほぼ近隣。親と一緒に来るほど都会でもないし遠くもない。車社会で事故など心配なら交差点に立っていればいい。私の愚息が在籍していたころには、当然愚息を車に乗せる事は雨以外ない。勝手に友達と約束していたので入る余地もない。ユニフォームは当然自分で洗う。風呂で一緒に汚れを擦っていたころが懐かしい。私は今でも自分のユニフォームは自分で汚れを落とす。そのように親に指導されてきた。高校時代から黒土だが自分で洗わないと、親は洗ってくれない。超汚い、超臭いアンダーストッキングを履くのは嫌だった。時代が変わろうと、親がいなくなったら何も出来ない環境にはしたくない。監督の言うとおり仲間意識を持たす練習は私の得意分野。スキルを上げる事は難しいが、久々に声を出す練習などやった。まだまだ仲間思いの子供は少ないが、まずは立て直し練習には最適だった。私自身も「鬼」と呼ばれ、子供達や父兄に嫌がられたのは間違いないが、最近はこれでも甘くなったと反省。私を嫌ってまとまってくれればそれで良い。ただただ、もう一度、秋以降には心からの仲間意識のある言動を見てみたい。

7日、前日の練習の効果が多少あったのか、朝早くから人が集まっている。恐らく監督が指示したのかもしれないが、久々に見る風景。試合は小牧市の大会。先発投手は温存ではないが安定感のある彼方に託した。今までになくモチベーションも高い。けが人もいたが、それも野球。試合は連打が出たがそのイニングは無得点。しかし4回先頭の桜埜がセンター前。投手の疲れが出たのかその後、大きな3得点。次の回に点が取れると思ったが投手の粘り強さで無得点だったが、2回のビッグチャンスのうち1回を生かした。守備も安定しており勝つ事が出来た。前日練習した、声を掛けるプレー、ハイタッチ、人のプレーで喜ぶことが少し出来ていた。練習では厳しく、試合では子供達と一緒に戦う姿勢を持ちたい。そして心の底から子供達とハイタッチしてもらえるようなスタッフでありたい。
4月29日・30日

必死になれる者は心から笑顔になれる。

ゴールデンウィーク。学童野球などやっていない子供達は恐らく家族などで旅行などに行くのだろう。それを止めてでも野球をやっている。一生懸命な子供たちには一生懸命笑ってほしい。土曜日は途中大雨が降ったものの終日練習。途中、室内での練習は素振り。やたら振るのも良いが、しっかりとスイングするには、その子に合ったフォームも必要。良い投手が来たらなかなか打てるものではない。最低半分はミスショット。しかし打たなければ勝てない試合は多々あるので、少しでも芯をとらえられる練習をしたい

日曜日は、東海団地大会4回戦。もう4回戦?という印象。1回戦、2回戦で大接戦だっただけに4回戦も捨て身で試合が出来る。先発投手は、彼方が絶好調だったが、モチベーションの上がらない言動にこの試合を任すことは出来なかった。朝から甲高い声で叫んでいる晃大が先発投手。立ち上がりから攻められる。2安打され、この試合何点とられるのか?先制されたものの、その裏この日3番から1番打者になった卓矢。監督の起用に応える安打。つないで1アウト3塁。内野ゴロで同点。その後は、晃大の考えた投球でスコアボードに「0」を並べる。それは、サード彼方の守備。腐らずにしっかりと自分の役割とチームの為に守ってくれている。遊撃手は5年生桜埜も堅実だった。勝ち越しも卓矢の安打から始まる。4番創太のこの日2本目の安打で3対1。8番善勇も特大のスリーベース。そこから追加点。ポイントはすべて守備からリズムをつかんだこと。良い守備をした時、私たちはスタッフも子供たちもとにかく褒める。ヒット打った時も合図がある。必死に頑張っている者は、塁上での笑顔も素晴らしい。内野ゴロをアウトにして当たり前!?しかしエラーすると腹が立って叱る。ならばアウトにとった時に褒めてあげたい。結果4対1。監督の采配も冷静だった。6年生の攻守にわたる活躍が何より自信になる。後日見た写真では、すごく良い笑顔があった。桜埜、卓矢、ベンチから道志も笑顔をグランドに送っていた。一所懸命がんばらない者は達成感を味わえない。達成感がない者は喜びも半減する。と私は思う。この大会強いチームばかりだが、次戦も食らいつきたい。
4月22日・23日

光陰矢の如し

出張の連続で更新も遅れた。出張先での更新は初めて。時代の流れは早く本当に便利になったもので、いつでもどこでもパソコン通信が出来る。携帯電話も中学生も持つ時代。公衆電話から電話していた時代や、地図で目的地を迷いながらたどり着いた時代が嘘のようになっている。便利になった反面、何かを失っていることもある。しかし、私が検診で病院に行った時、バス停で待っているお婆さんが草取りをやっていた。何の得にもならないことを当たり前のようにやって、バスに乗り込んでいった。出張先では、老夫婦が新幹線の中で泣いている赤ちゃんを一所懸命あやしている。他人の子供でも必死になっている姿は当たり前の事でも感動する。私も何故だか駅を降りる際にベビーカーを持って改札駅まで送り届けた。単身赴任のお父さんに会いに行くためと言っていた。私は老夫婦に影響されたのだが、そんな心ある行動を、どれだけ時代が変わっても大事にしたい。

土日は色々ありすぎた。いきなり初めて親御さんが家庭を優先したいということで退団。子供が嫌でというのが聞いた事はあるが、私も初めての経験で衝撃だった。これも時代の流れなのか・・・・。親が犠牲になるのではなく子供が犠牲になることが寂しかった。それに伴い、父兄の当番制など廃止などしなければならない時代なのかもしれない。私はそれを既に望んでいる。この日は東海団地3回戦。これまた、監督のご親族が亡くなり私が監督代行。本当に、孫が在籍していた時代も、在籍後もすごく応援してくれた方なのですごく悲しい。監督も参加したかったと思うが、私も久々に30番をつけた。もともと私のユニフォームだったが少しキツイ。対戦相手は、昨年も激戦を繰り返した相手。流れをつかむようにだけ気を付けた。先発はエースナンバーの晃太。立ち上がり緊張気味だったが制球よく投げてくれた。相手は野手の要が怪我ということで、本調子ではなかったと思う。ランナーさえでれば強弱の攻撃を繰り返す。長短打で7安打。四死球は少ないものの相手ミスもあり10得点。残塁が少なかったのが良かった。気になったのは、5年生時代まで絶好調だった主将創太。バッティングも盗塁阻止も絶不調。それだけが心配。彼なら必ず、昨年以上の進化をしてくれると信じる。日曜日は小牧市の大会決勝。前回抽選負け。3点以内の接戦になると予想。それだけしか当たらなかった。立ちふさがったのは相手背番号1の剛腕君。試合前、春日井他チームなど多数からエールの電話を頂き敵は一人と聞いた。私は違うと感じていた。強いチームは勝負強い。1対0でも、10対9でも1点余分に取るチームが強い。ちょうど1年前、私の記憶が間違っていなければ違う球団で対戦した投手。32得点。新人戦では7得点。それが今年に入り、自軍では手も足も出ない投手になっている。制球、スピード、スタミナ。試合のポイントは、走塁だった。ノーアウト1塁で、捕手の送球がゴロで盗塁アウトになった自軍。相手は成功。最後はレフトのグラブに入りながらこぼれてしまって2失点。最終回、卓矢が打った瞬間にそれと分かる本塁打で1点差になったものの、これが精一杯。せめてもの意地だった。卓矢がホームインした時、泣きながら戻ってきたことが印象的だった。「ホームランは嬉しいけど負けている」複雑な心境の中ホームインした。その気持ちを忘れないでほしい。私も初めて弱気になった。当面、自軍のレベルでは打てない投手ではないか?私が弱気では強いチームに勝てない。1点差は遠いが、それを埋める何かを考えなければならない。1年前は大昔。どんどん変化する環境と技術。これに対応できる力を持ちたい。「光陰矢の如し」。反省はしても後悔したくない。ならば前に進むべし。
4月15日・16日

何かを得るためには犠牲になることもある。

汗ばむほど気温も上がってきた。雨の連続で延期になった大会もスライド。土曜日。1ヶ月前に違う大会で対戦した相手。好投手なので前回もサドンデスまで無得点。辛くも勝利した相手との再戦。先発投手を悩んだが前回好投した彼方に託した。前回同様ロースコアの試合になっていたが4回、先頭の桜埜が塁に出て走る。2番宋稔が追い込まれながら食らいつき進塁打。卓矢がラッキーな安打で先制。しかし、走塁ミスもあり1点止まり。走塁ミスがあればその裏ピンチがくる。いきなり長打。4番打者の痛烈なライトゴロで同点。しかしポイントがあった。このイニング、三振ゲッツーで切り抜け同点にされたものの流れがきた。6回、当たりに当たっている先頭桜埜がレフトへ。2番宋稔が、またまたつなぐ。ノーアウト1塁3塁。5年生コンビがチャンスメイク。3番卓矢で勝ち越す。しかし、信じられない走塁ミス。ランダウンプレーでベースを離れゲッツー。最悪の状態。その裏、予想通り大ピンチ。1試合1つ四死球を出すか出さないかの彼方が乱調。ノーアウト満塁。絶体絶命。時間からいけば逆転されたら負ける。打者は前打席強烈な打撃をしていた4番打者。三振はとれなくても凡飛球で打ち取れないかと思った2球目に・・・・・・・。フォースプレーで1アウト満塁。5番もスクイズ警戒ではあるが、スクイズでも満塁でアウトに取りやすいと考え勝負。内野飛球。最後はショートゴロでゲームセット。走塁ミス2つで流れが行きかけ、絶体絶命のピンチも守備陣が踏ん張った。ポイントはいくつかあったが、三振ゲッツーと相手最終回の攻撃、そして2番宋稔の犠牲になるバッティングだった。強い相手に勝ち切ったことが嬉しい。

日曜日、小牧市の大会2回戦。相手チームは昨年6年生がおらず、2年越しでチームを作ってきているため相当力はある。この日の先発投手は彼方と決めていた。制球が良いのは晃大。スピードは創太。相手打線を考えると彼方が一番良いと思った。初回三人で抑え、その裏、振ればヒットになる桜埜。センター前に。この日も2番宋稔がつないでくれた。決して良い当たりでも何でもない。ヒットを打ってほしいが自分の役割を知っている。1アウト3塁。策はなく打つだけだが、3番卓矢は浅い外野飛球。しかし創太が先制打。2回、3回と1点ずつをとって3対0。4回も晃大のツーベースでノーアウト2塁。送りバントをしたが相手好守備に阻まれる。サードでアウト。攻撃のリズムが狂った。6回の表、2アウトから初安打を打たれ、その後1点返される。しかし、7回表を無難に抑えゲームセット。久々の試合ではあるが、元気がなく喜怒哀楽を表に出すことが出来ていないチームではあるが、少しだけ勝負強くなった。大勝しなくても接戦を繰り返して相手より1点だけ勝ち越せば勝ち。その1点を勝ち越すためには、犠牲になることも必要。平日、素振りを何回やっても試合ではバントかもしれない。進塁打かもしれない。しかしその気持ちがチームを勝利に導く。球技はたくさんあるが、野球の得点は「人」がホームを踏んで得点になる。勝利を得るためには犠牲になることも必要。私たちスタッフも同じ。子供達と喜びを分かち合うには、家庭を犠牲にすることもある。趣味を犠牲にすることもある。しかしそれ以上に得るものは大きいと私個人的に思う。
4月8日・9日

二日間連続、大会が雨で延期。練習は土曜日午前中と日曜日は終日練習。日曜日には体験会と花見をスタッフにやって頂いた。たくさんの体験の子供たちと花見が出来たことは担当スタッフにも感謝したい。一人でも多くの仲間たちが増えることを願う。

今週のスポーツNEWSは、フィギアスケート女子のアスリートが引退する記事や番組が多かった。私の唯一大好きなアスリート。いつも難易度の高い技にチャレンジして失敗しても何度も何度もチャレンジする。フィギアスケートなど私には無縁で、あまり理解していないが見ていていつも応援していた。もう一度人生をやり直したらスケートはやならいという引退会見。私とレベルが違うが何となくわかる。やり直したくはないが、同じ道を選びたくはない。私もまだまだ人生の目標は達成していない。どれだけ歳を重ねても目標だけは持ち続けたい。
4月1日・2日

5日の夜にたまたまテレビをつけたらプロ野球中継をしていた。地元で私も昔は応援していたが、勝つ野球でないので最近は興味がなく観ていなかった。最終回1点差で勝っていて、抑え投手。先頭打者を1球でアウトにする。あとは本塁打か四球、エラーさえなければという展開で逃げまくるバッテリー。衝撃!これがプロ野球なのか?アウトコース低めに4球も5球も集め2者連続四球。これだけ逃げようとするバッテリーでは勝てる要素がないと思った。これでは野球人口も減る。逃げると怖いものが襲ってくる。当然大ピンチ。学童野球はスキルの問題でストライクが入らない場合もあるが、追い込んでもいないのに振ってくれればという投球と配球に大きな衝撃を受けた。

学童野球に戻り、土曜日は練習。今年度は、私も珍しくバッティング練習に力を入れた。守備もまだまだ練習量が足りないが、バッティングではアウトの内容が悪い。目に見えて変わったのが、桜埜、卓矢、彼方のスイングの軌道が変わっているので期待。日曜日は小牧市の大会。何年振りかに対戦させて頂く。人数が少なく噂で球団がなくなったとも聞いたが、復活劇に私も嬉しかった。試合は先発投手晃大が課題を持って投げてくれる事と打って点を取りたかった。結果、強弱の攻撃も出来て2イニングで12得点取れたが、相手のミスもある。しかし、桜埜の打球やゴロでのアウトなど少し変化も出ていた。昨年までAチームでもBチームでも試合に出続けていた善勇が、ここ最近怪我などもあり苦しんでいたが、代打で鬱憤を晴らす本塁打。苦しんだ分、彼にとっても喜びは倍以上だろう。週末、天候は心配だが、進化と真価の問われる2試合がある。まずは、春の花を咲かすために勝ち進みたい。
3月25日・26日

25日は申し訳なかったが家族旅行。平日と土曜日を使って愚息二人と友達、愚妻と久々に過ごそうと思い大好きな富士山の近くへ。全員が車の免許も持っているので一度も運転することなく富士急ハイランドへ。10時に着くないなや、迷子。乗り物に乗るのに2時間待ち。速攻でタクシーに乗り宿泊するホテルへ。私以外は楽しんでいるが一人もまた良い。ご無理を言ってチェックイン。温泉は一人。平日であった為、電話は多かったが昼寝。翌日は全員で御殿場アウトレット。人生2度目。この時ばかりは皆私についてくる。つくづく思った。土日の昼に家族で過ごすことのない私。常にユニフォームの私が私服で過ごしていることに違和感さえ感じる。まず着ることもない服も買って旅行終了。練習を休んで申し訳ない。日曜日は本当に仲の良い総監督さんのいるチームとの試合。個人的に会うのも楽しみにしていた。昨年度のナガイ杯の予選で最後、奇跡のサヨナラ勝ち、そのまま優勝出来たことは記憶に新しい。相当苦戦すると予想した。平手監督も午前中の練習でモチベーションの上がらない子を先発から外し初先発で内野の子もいた。恐らく2回か3回は対戦すると予想するため接戦にしたいが、投手や捕手を色々試そうと思った。試合は予想外だった。相手先発投手の子が突然崩れ、創太のセンターオーバーもあり9得点。投手交代で待ちに待った左腕くん。昨年手も足も出なかった投手。しかし昨年よりスピードは出ていたが印象が違っていた。その後も走塁ミスやバントミスもあったが2点追加して、予定していた投手晃大と交代の予定だったが、まだランナーを出していない。良い当たりをされるも、センターゴロやサード線も晃大の好守備でアウトにしていた。村田コーチともランナーが出るまでは彼方で行こうと思った。恐らくランナーが出ていたら、こんな試合展開になっていなかったが彼方と捕手創太、そして監督の期待に応えた守備陣を褒めてあげたい。試合後、相手総監督に許可を得て相手左腕くんと話した。野球センスのある子だけに、一人で野球をしている印象だったので私の想いを伝えた。恐らく、また対戦する日もあるかと思う。この試合は偶然勝てたが1ヶ月で子供たちは変わる。また互いに大会で良い試合が出来るように、そして更に進化した姿を見せたい。野球は一人では出来ない。ランナーコーチもバット引きも選手。その選手の気持ちが理解出来ない限り良いチームが出来ない。4月から大会が多数ある。負ければ終わるトーナメント。試合ごとに成長したい。
3月18日・19日・20日

三連休初日、毎年なかなか勝ち進むことの出来ない大会の2回戦。結果的に貧打に苦しんだというより、いつもの事なので気にしていないがこの日は三振に凡フライの山だった。救いは投手彼方と捕手創太のバッテリー。サドンデスになるまで3塁を踏ませない投球に守備陣もミスなくアウトを積み重ねた。ポイントは初回、1アウトからポテンヒットのランナーを1球で盗塁阻止。立ち上がりだっただけに大きなポイントになった。相手好投手も制球が良いため、うちの打線では打てない。サドンデス。1アウト満塁からの攻撃。初球、想像もつかない先制点だった。ワイルドピッチ。その後、彼方の右中間への2点タイムリー。3点は大きい。その裏、定位置で守れる。また初球にインフィールドフライで2アウト。サドンデスを含む8イニングを無失点は褒めてあげたい。試合後と日曜日は、守備中心の練習からバスターやトスなどとにかく芯に当てるバッティング練習を多くした。打つ確率は低くても、アウトの内容が悪い。とにかく守備中心ばかりの毎年の練習から「打」を意識した練習に切り替えた。月曜日、近隣のチームと練習試合をやって頂いた。毎年、必ずどこかで対戦する相手。テーマを持って練習試合をやた。先発投手晃大は初回エラーから失点をする。立ち上がりの攻撃と守備が試合の流れを作るので気をつけていたが最大の反省点。攻撃は相変わらずだが、4番創太に待望の一発が出た。得点も失点も四球かミスから。小技が決まっていたので、それは練習通り。練習試合にお付き合いしていただき感謝です。

WBCの決勝ラウンドがあっけなく終わった。守りやすい日本の人工芝、ドーム球場から、華麗な守備より堅実な守備が必要とされる屋外で天然芝の球場。やはり2つのミスが出て負けた印象。ここまで来たので世界一になって野球に興味を持つ子供が増えてほしかった。自軍も現在団員を大募集してスタッフも動いてくれている。夢や目標が持てるように私たちも出来ることを頑張りたい。
3月11日・12日

WBC予選真っ盛り。私も1次予選は見ていなかったが、2次予選は見ている。印象は、野球選手というよりチンピラのような風貌の選手が多いことが一番の印象。プレーは4番・5番が打って欲しい場面でしっかり打っているので見ていても面白い。普段は違うチームで戦う選手たちの集団がまとまるのは、日の丸を背負ったことで志が同じになって、試合ごとに強くなっているような気がする。学童野球も同じ。志が同じであれば人を応援して、人のプレーで喜んであげられることも出来る。毎年、そんなチームを目指している。土曜日、不思議な出来事が起こった。試合会場に着き子供たちが来ない。バラバラで到着する。昼食も出来ない状況。思い出すのが平成23年度。道に迷ったご父兄の車が来ない。な、なんと試合会場もまったく同じ。試合直前に到着。昼食もとらずにスタート。初回3点とられ2点返すのが精一杯で負けた6年前。嫌な予感。その通りになってしまった。事前準備が出来ず、初回、エラーから3失点。2回から投手を彼方にスイッチしてその後は無得点に抑えたが、創太の三塁打を足掛かりに2対3にするのがやっと。反省点は事前準備。勝つ負ける別にして最善を尽くすために、私もご父兄も同じ志で子供たち同様、事前準備をしなければならない。6年前のことだが、2度あっても3度目は避けたい。

日曜日、練習試合を申し込んで頂いた。本来練習日で猛練習しようと思ったが、相手さんが昨年も大会の決勝で戦わさせて頂いた相手だったので勉強のために是非やりたかった。昨年はダブルヘッダーで、試合の流れで大会を優勝出来た。先発投手は背番号1ながら、現在、苦しんでいる晃大。初回、先制されて更に1アウト3塁。とにかく積極的な走塁なので、本当に対策を練るのに良い練習試合になった。とにかく足を止めなければ一方的な試合になる。この試合は盗塁が刺せなかったが、牽制などで3度アウトにした。打線は緩急を上手に使う投手に翻弄され、バッティングになっていない。ランナーを出して足をからめるしかない状況で、平手監督も考えた采配をしていた。投手も彼方は投げる予定はなかったが、新4年生の佑真まで登板出来、私まで緊張した。結果は本当にやって頂いて良かったと思うような内容だった。相手の走塁死とエンタイトルツーベース2本が広いグランドだったら接戦だったと思う。収穫は投手のリレー。桜埜の守備、バントは出来なかったが2安打の道志。投手から捕手、セカンド、サードと守ってくれた晃大。卓矢も宋稔も頑張ってくれている。2月、3月は少し躓いた試合が多かったが、これからが勝負。まずは今週末の大会を勝ちたい。
3月4日・5日

土曜日、生まれて初めてディズニー映画がテレビでやっていたので観た。最後まで見入ってしまい感動した。その夜はミッキーのぬいぐるみと寝た。日曜日の夜は私の趣味でもあるマッサージをするが、初めて痛いと感じた。絶対に痛いと思わない私対マッサージ師の戦い。試合と同じ90分戦った気分で余計に肩が凝ったような気がする。野球に戻り土曜日は終日練習。今しか出来ない練習を積み重ねる。善勇がインフルエンザで次の日の大会が出られないのでフォーメーションを変えた。まだ大会は2試合しかやっていないが失点が少ないのが救い。攻めの守備と積極的な走塁だけは1年間を通じてやり通したい。日曜日は東海団地大会。何故だか相性が悪い。1回戦から昨年も戦って接戦だった相手との対戦。両軍、浮き足立つ初回の攻防だけで2回以降は無得点。相手の固い守備もあり、なかなか塁に出ることも出来なかったが何とか1点差で逃げ切った。初回の守備では単調な配球に消極的守備で1失点はしたが、その後のポイントはは捕手創太が投手の制球と緩急を使って、好打者を打ち取ってくれた。レフトに新5年生ながら蒼志が固定されてから外野守備が安定してきた。課題は、ここ3試合トーンダウンする元気。イニングごとに元気がなくなる。例え負けていても、大ピンチでも元気と声でピンチをチャンスに変える力を持ってほしい。今週末も大会がある。今はしっかりと課題を持って挑みたい。
2月25日・26日

涙で目を洗ったら次の景色は綺麗に見えるはず

早いもので卒団式が終わったと思った矢先に大会が始まる。土曜日、寝違いで首が痛い。正直、プロ野球選手で寝違いによる欠場と聞いた時に馬鹿にしていたが確かに痛くて動かないのは事実。塗り薬、貼り薬を買い込んで練習に参加。土曜日は遠征。今は喜怒哀楽を出す事が一番重要と思い、通常練習とは違うことをやってきたが、試合はやらなければならない。対戦して頂いたのは岡崎のチーム。初戦先発投手は晃大。制球が心配ではあったが、途中から緩急もつけ無失点。問題は攻撃。どれだけ初回にビッグチャンスがあって5得点後、一方的な攻めも空回り。焦りなのか?打てると勘違いしているのか?テーマが声を掛け合う事だったので、それが出来ていれば良しとしよう。
日曜日は小牧市の大会。昨年、新人戦決勝で対戦したが、その時は流れだけで勝てた。何もなければ接戦だったはず。大会前から周りに言われていたのは、今年は強いね〜とからかわれながら言われたが、正直、強いと思わない。自軍は毎年変わらないが、野球離れなのか少子化なのかわからないが、周りが自軍のレベルになってだけで、元気は最大の武器、そして助け合ってチーム一丸になることは13年間変えていない。何より仲間思いの子供になってほしいと言う事だけで、まったく野球は変わらない。試合は、予想した通りだった。勝つなら大勝。負けるなら接戦。ヘッドコーチも2試合目。ベンチワークも出来ていない。初回先制して、次の1点が、普通に入るところを、監督の焦りなのか・・・・・ノーアウト満塁。1アウト3塁無得点。200%相手の流れになるのは当然。チャンスばかり潰すと必ずこうなる。最終回、先頭エラー。私の言う通り決して自軍は強いチームでない証明。この試合3つのエラーと1つのFCで1失点が不思議なほど。ただ、最終回、私もベンチで追い込んでからのスクイズは120%考えていたが、成功されても同点止まりと思ってしまった事とこの試合、相手チームが2回送りバントを失敗していたので捕手にサインを出しきれなかった。勝ちにこだわっていなかったのは私かもしれない。しかし、そこで決めるメンタルの強い相手チームが抽選をモノにする結果となるのは当然。また、相手采配も送る場面はしっかり送るという流れを変えない試合をする。最終回、相手が盗塁をしかけなかった事が最大のポイントだった。完敗です。

負ければ必ず何かを拾い這い上がる。既に感情をむき出しに出来る子もいる。試合後の決して感情を表に出さない桜埜の表情が印象的だった。私は慣れているのか、何とも思わないどころか学校に帰ってからの子供たちの言動が気になった。この試合、攻撃でも守備でもサインミスが多発。あえて、サインを出した子を責めた。その子は自分が悪いと涙目だった。私は知っている。その子は仲間をかばっていた。しっかりと役目を果たしながらサインを見逃した選手を守っている。強いチームではないが、そんな子供がいることが私は嬉しく思った。修正練習も記憶に残る練習だった。反省は私が悔しさなどないこと。しかし、子供たちは泣いて泣いて泣きまくった涙で強くなるはず。いつか綺麗な目で頂上の景色をしっかりと見て欲しい。
2月18日・19日

普段から努力をしていれば必ずチャンスは来る。

先週から走り込みや基礎体力の練習が多かったが、2月最終週の大会に向けて、1試合だけ練習試合をして頂いた。この時期にお付き合いして頂いたチームに感謝したい。この日は監督不在で私がベンチ入り。私も、子供たちもしっかりと課題を持った。投球練習もしていない投手3名を登板させてスピードボールでなくても制球を最大の課題にした。打撃もバットを持つときはバント練習ばかりだったので、練習したことを徹底した。そして最大の目的は、人のプレーで喜ぶ事。10年以上前に私が作った「俺たちの合図」の徹底。守備でも攻撃でも、活躍した選手と共に喜ぶ事。試合は四球やミスを確実に点に出来たことやサインミスがなかった事は収穫。恐らく相手監督さんも先を見据えた攻撃や投手交代をしていた。結果は、偶然点差が開いたが個の能力の差はない。夏以降になれば接戦になる。この試合は全員打席に立たせようと思った。先週から厳しい練習に耐えた子供たち。家でも努力している子は、必ずチャンスを与えたいと思っていた。そこの中で2番打者にしてみた新5年生蒼志。考えてみたら、昨年の新人戦もその他の大会もあまり出ていない。出れば暴走するか、チンプンカンプンのプレー。しかし、その積極性に魅力は感じていた。積極的な子は決め事を守れば必ず伸びると私は豪語していた。Bチーム時代の山本コーチの猛練習もあり、この日も守備にタイムリーと良い意味で暴れてくれた。投手の晃大、彼方は悪いなりに無失点に抑える。捕手創太も盗塁阻止2つと練習通り。努力したものには必ずチャンスは来る。そのチャンスを強い気持ちで結果が残せれば信頼に変わり、それが本人の自信になる。本当に練習試合をして頂き感謝します。

日曜日、また基礎体力と基本練習。昨年から今年にかけて本当に感じたことがある。たった2ヶ月で努力の差が出てきている。体力も当然だが、素振りでのヘッドスピード、足の速さなど変化が確実にわかる。今週末から大会が始まる。努力をしていれば良い結果が出ると信じる。
2月11日・12日

チグハグな歩幅が一つになったとき

卒団式が終わって初めての週。土日とも午前中はボールを使わないトレーニング。団にするために新Aチーム全員が走り込み、基礎体力作りをした。今現在は、努力の差もモチベーションの差も激しい。新キャプテンの創太を中心に毎年のごとく団で戦わなければ良い一年にならない。恐らく結構厳しい練習内容であると思うが全員が乗り切りことが目的。前年以上の成績よりも前年以上の記憶に残るチームにしたい。今は志も努力の差もチグハグではあるが、それが1つになった時には最高の景色が見えるはず。月末から大会が始まるが1年という道のりを同じ方向を見て進んでほしい。
2月4日・5日

やりきった者しか味わえないものがある

いよいよ6年生が次のステージに旅立つ日が来た。28年度卒団式。その前日は終日練習。シーズンオフのない学童野球にとっては貴重な2月。月末には全日本学童野球大会予選が始まる。しかし慌てない。しっかりと走り込み、「団」を意識する練習に徹する。辛い練習がなければ達成感も勝った喜びも半減する。とにかく暑い夏を乗り切り、1年を通して戦えるように面白くない練習メニューを実施。その中でも、まだ2年生の巧は恐るべし根性を出してくれた。「根性」という言葉が死語になりつつある現代、やはり必死に食らいついてくる子供には目が行ってしまう。新Aチームになるが、Bチーム時代の成績以上のものを残さなければならない。2月は体力と基本の繰り返しに練習が多いが、まずは声の掛け合い練習を徹底したい。

日曜日、6年生の団員としての最後の日。まずは相当時間をかけて設営して頂いた5年生以下のご父兄及びスタッフにお礼を言いたい。ありがとうございます。見事な飾り付けでした。また、OBスタッフが参加して頂いた事や、相当な6年生へのプレゼント。平成27年度スタッフ、ご父兄初めご支援頂いたOBスタッフ、ご父兄には心より感謝申しあげます。そして、毎年毎年、音響で演出して頂ける平成17年、18年と、私と共に戦って頂いた瀧下コーチにおかれては絆さえ感じる長年のお付き合い本当にありがとうございます。卒団式の会場には、チーム全体で勝ち取った沢山の優勝旗、そしてトロフィーに賞状。少し誇らしささえ感じた。28年度は5名の6年生であとは4年生と5年生。学年は関係ないとはいえ想像がつかないスタートになった。しかし、パワーがなければ知恵を使い、とにかく元気だけは負けないようにした春先。ベンチ一体型の野球は、接戦になれば勝てると信じた夏。自主性を重んじ喜怒哀楽が出来てきた秋。そして助け合いチームがまとまった冬。決して楽しい練習ではなかったが、苦しかった分、勝ったときに喜びは何倍にもなった。6年生の思い出の作文には、思い出の試合や出来事など書いてあった。那桜は考え方が変わりチームに欠かせないムードメーカー的存在になってくれた。弘清も自分の役割をしっかりと理解して自己犠牲を重んじてくれた。勇杜は不器用ながらも投手への気遣いをしてプレー以外でも投手を支えてくれた。琳大朗は、4年生から見ているが強ささえ感じる選手になってくれた。伶真は3年生1試合も出られない状況から這い上がり、持ち前の積極性と喜怒哀楽で最後までチームの為に徹してくれた。小牧原ジュニアーズに在籍してやり通して良かったと思ってくれれば私はそれで嬉しい。途中投げ出したい時もあったと思うが、彼らの顔を見ると充実感と達成感に満ち溢れていた。いつもまでもジュニアーズ魂を忘れずに次のステージで活躍してほしい。ジュニアーズに入団してやり通してくれた事に「ありがとう」と言いたい。そして、何と言っても事務局兼ヘッドコーチの森コーチ。一年間本当にありがとうございました。毎週火曜日と木曜日は必ず電話がかかって来るので、それが無くなると寂しさを感じます。周りの助けはあったと思いますがチームの運営や試合調整を一人で遣りきったと思っています。卒団式の森コーチの父兄代表挨拶では泣きすぎて、まったく内容はわかりませんが、気持ちだけは伝わりました。私はスタッフに厳しいと他球団からも言われています。子供達のために、すべて最善を取るために中途半端は許さないと決めています。恐らく森コーチも言いたい事も腹が立った事も多々あったと思います。しかし、それを笑いに変える力。そしてやり切る力に敬意を表します。森コーチの涙も6年生で涙する者もやりきった者は信頼と感謝を得る。感謝される側、感謝する側がいるから感動が生まれる。また、週末から新たな長い旅が始まる。途中逃げ出したくなってもいい。必ず仲間が支えてくれるはず。1歩ずつ階段を登るが如く前に進みたい。28年度の6年生、そして森コーチにご父兄の皆様、ありがとうございました。
1月28日・29日

本当の強さとは

いよいよAチーム・Bチーム共に今年度最終戦。共に決勝戦という最高の舞台が揃った。春先はバラバラでスタートしたチーム。個性が強いと言えば格好が良い。オンリーワンが揃っていると言えば更に聞こえが良いが、それではチームが出来ない。オンリーワンの集団が同じ方向を見てNO.1を目指すのがスポーツ。と私は思う。土曜日Aチーム最終戦。初めて対戦する相手。財団法人と聞き興味津々。インフルエンザなどで主力選手が何名か欠席と聞いたが、それでも平日練習しているため個の能力が高い。遠投でも大人並みの肩の強さ。しかし勝負は別。最終戦、私も平日に子供を集め食事会をした。「団」なれば必ず良い試合ができる。この試合は特に思い残す事がないように、仲間の名前を呼び合うことを最大のテーマにした。守備ではポジショニング。攻めの守備。先週の反省を生かしたい。しかし初回から先発投手5年生晃大がつかまる。3安打集中され先制されるも最少失点でおさまった。最大のポイントがここにあった。その裏、内安打で1点を返し同点。すぐに次の投手を用意したが、2回から晃大が緩急をつけて踏ん張ってくれた。自軍は先頭が出たらとにかく後ろへつなぐ野球に徹して4点をもぎ取った。6回、1アウト3塁のピンチも前進守備をとらず、しかも初回にライトに痛打された左打者に対して監督はライトを前進させた。1点はとられたがライトゴロで2アウト。攻めた守備が6イニング2失点に抑えられた。遊撃手伶真の好プレーもあり結果4対2。有終の美を飾った。相手チームも非常に好感の持てるチームで最終戦、目には光るものがあった。私はいつも思う。本当の強さは球が速いとかパワーがあるとかでなく1年間を通して健康であること。そして休まないことが強さだと個人的に思う。土日祝と1日も休まずやり続ける子供が多かったことは本当に嬉しい。28日で6年生5名、全日程終了。2月4日に卒団式だが中学でも体が強く、やり通す力を持って欲しい。

29日、Bチ-ム最終戦。山本コーチもこのメンバーを指揮するのは最後。5年生以下のAチームはこの試合で100試合目。試合数など目標ではなく、結果。勝ち進まなければ年間20試合程で終わってしまう。この日の先発投手は彼方。初回から試合が動く。1回裏、2アウトランナーなしから遊撃手のミスと創太の安打、善勇の四球で満塁。打者は彼方。浅めの外野手だったが、打球ははるか彼方。レフトオーバー。4点を先制。相手打線は自軍と違い、とにかくスイングが大きく怖さを感じる反面、考えた投球さえすれば芯は外せる。形に拘るあまりタイミングを失っていたので1失点でおさまった。逆に試合前に相手代表さんが90分でなく7イニングをやらせたいという打ち合わせで自軍も6イニング攻撃できた。この日は、つなぎに繋いだ。走塁ミスもあったが、4年生蒼志が3安打の大暴れ。9番に入った道志がライトオーバーを打つなど12得点。蒼志、道志アッパレ!決勝でこれだけ安打がでるのも珍しい。Aチーム以外の5年生以下が山本コーチに鍛え上げられ相当力をつけた証。練習の90%は守備と組織練習。思い切り振るのは誰でも出来るが芯で打つのは振り回していては当たらない。結果、12対1と圧勝に見えるが、来年度になれば、ここまで点は取れない。強くなるには接戦をものにする事。この週末はW優勝になったが。来週からしっかり1年間というスパンを考え冬の練習に徹したい。年度でいうなら1年間、本当に子供たちが頑張ってくれた。9個の勲章は子供たちの足跡。勝ち負けではなく本当の強さは子供たちが優しく、そしてやり通したこと。記録に残る28年度になった。

この日は忙しく、とてつもなく記憶に残る日になった。年末に大学時代の先輩が長年続けた自営業に幕を閉じると聞いた。年始に静岡の先輩から生活に困っているのでは・・・・・と連絡が入り、私の同期、後輩に電話連絡をした。詳細は書けないが、倒産して一人で暮らしていると聞けば想像がつく。スポーツでつながった縦と横のラインは強固だった。日曜日他県からも夜にスパガーラに集まる。その仲間の中には、コンビニ経営者もいるが、淘汰され生活の厳しい者、息子が怪我で車椅子生活になっているにも関わらず、それ以上に困っている仲間がいたら手を差し伸べようとする絆に感動すらした。お金の問題ではないが、こんな状況の時にはお金が必要と思い、相当多額な金額が集まる。大学を卒業して26年。苦楽を共にしたスポーツを通じた仲間たちの絆は強い。私は胸を張って言いたい。素晴らしき先輩と同期を持っている。困っている友達がいたら自分の出来る範囲で手を差し伸べる力こそ本当の強さ。自分のためにお金や体を使うことは誰でも出来る。当然かも知れない。しかし世話になった方や楽しい思いをさせて頂いた方にはどんな形でも恩返しをしたい。衝撃的な事ではあるが改めて人と人のつながりを感じた日になった。子供達にも人を思いやる気持ちだけは伝えたい。
1月21日・22日

ロウソクは身を減らして人を照らす

という諺がある。自分を犠牲にして他人に尽くすというたとえ。野球を通じて学ぶことはこの事かもしれない。犠牲バントにエンドラン。そして叩き付けてゴロを転がしランナーを進める。素振りを何百回やっても、展開によっては1試合すべて犠牲になる事もある。だからこそ私は犠牲になった選手を褒め称える。チームの為、人の為に犠牲になる選手は必ず自分が讃えられることを理解してもらうため全員で褒めることを徹底した。土曜日は学校公開日。昼過ぎから短い時間だけ練習した。2月5日の卒団式まで残り2試合。今更、バッティングが急激に良くなることもない。足が1日で速くなるわけでもない。気持ちの部分とサイン確認のみ。日曜日の決勝に備えた。日曜日、とにかく寒い。私はグランド設営などもあり午前中の練習は不参加。三位決定戦をすべて見た。準決勝で戦った相手と、今年は何故だか対戦していないチーム。まったく野球が自軍とは違うため送りバントなどなくロースコアになっていた。決勝は同じブロックで戦った相手。予選では偶然接戦をものにした。私は第三者的な立場でしか観戦できない。初回の相手攻撃でいきなりポイントがあった。先頭の打者が追い込まれてからライトオーバー。どんどん下がっていく外野陣。アウトを取るところがないほど3名の外野が下がる。初回は無失点で終わったが2回に先制される。安打は内野と外野の間に落ちるポテンヒットが多い。それが深い深い外野陣なのでツーベースになる。ここでも犠牲バントで1アウト3塁。大きな打者でもエンドランで転がしてくる。まさに二人が犠牲になった1点。その裏、創太がツーベース。送って1アウト3塁。ここまでは同じ。決めなければならない試合で決まられない。無失点。これが攻撃の全てだったかもしれない。中盤は最少失点で収まる場面も、1アウトから投手ゴロを弾き、サード前に転がっても消極的なサードが捕らない。内安打からライトへセンターへのポテンヒットで4失点。サードが下がればツーアウトでもセフティーという多彩な攻撃。スリーバントの采配に執念すら感じた。まさに自軍が目指している野球。結果、完敗。救いは最後まで諦めない応援だった。攻撃的守備をしなければ失点は重なるばかり。アウトコースばかりでは打ち取れる打線ではない。強い相手こそ攻める姿勢がほしかった。しかし、まだ1試合ある。昨年のラストゲームと同じ大会。今週末最終戦の前に私のやり残りした事がある。もう平日しかない。出張だろうと何だろうと関係ない。平日に集まってやらなければならないことがある。最後の最後まで諦めない。22日は相当つまずいてしまったが、つまずいた石を踏み石にするために、5名の6年生はチームの為と支えてくれた後輩のために。4年生・5年生は5日に卒団する6年生のためだけに戦ってほしい。野球の神様・・・・最終戦だけは笑顔にください。