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試合日記・練習日記13   

令和2年度最終

涙の表彰式

今年度は本当に特別の年になった。数年前いや1年前に自粛や人と人に距離を取るなど想像しただろうか。環境の変化は実に恐ろしい。想像もなかったことが襲い掛かる。当たり前のように生活していたことも普通でなくなってしまう。当たり前のようにハイタッチや握手をしていた日々が悪のようになっている現実。いつになれば普通になるのだろうか。これが普通になってしまうのか。人と人のつながりさえ遮るようなこのご時世にうんざりしている。学童野球でも、見せかけだけのソーシャルディスタンスは必要ない。連盟によってはベンチ前で整列しないが、ベンチは完全に密になっている。それならば最善を尽くしてハイタッチでも握手でもすればよいと思った。本来の野球はプレーだけではない。人と人のつながりを深めることが大事。比較的、5名の6年生がいるため今年度は少しばかり期待した。期待通りの自粛空けから一転、勝ったり負けたり。原因を試行錯誤。子供たちは完全にロボット化されている。感情を表に出すこともなくレールにひかれた練習をして試合をこなす。絶対に違う。人間らしく、悔しくなければ強くなれない。嬉しさを相手に伝えなければチームではないと十年以上前から思っていた。12月に入り崖っぷち。負けられない試合は年間、最低3試合ある。それは決勝でもなく、大きな大会でもない。逆算して目標にしていた時期。対戦相手。その3試合をすべて負けてしまった。今年度は最少失点でおさまらず。奇跡が起きない限り逆転は不可能だった。流れを止める力をつけることが出来なかったことが非常に悔しい。しかし、12月中旬のフレンドーカップ準々決勝の抽選。そして12月末の高蔵寺大会準決勝。すべて惜敗。悔やんでも悔やみきれない点差ばかり。こんな風になると思っていたから私はスタッフにも厳しいことを言った。打って勝てるなら私もやっておいる。個の能力だけで勝てるなら私もやっている。最後の二戦だけは子供達の心の中身が見れたように思えた。こんな気持ちが10月にあったら・・・と思うがリセットは出来ない。ただ、負けはしたが私は少し嬉しかった。1年前まで、まったく私の目を見て話せなかった晴琉が堂々と投げ、野球経験1年の大晴も当たり前のように試合に出てくれていた。緊張、緊張の巷陽も立派に4番打者をやり切り、自己中心だった聡吾が完全にチームの為にという姿に変わっていた。主将奏来も不器用で物事を人に伝える事が下手。しかも不器用だったが怪我など乗り越え本当に我慢強くやりきってきれた。自分のことで精一杯だった6年生5名が仲間のために喜び、仲間の為に泣いていた姿を見られただけで十分。年内で終わることも初めて。この戦績も初めて。しかしそれはプレーだけの結果。もう少し一緒にやりたかったというだけ。令和2年度を精一杯に戦ったことの結果や喜怒哀楽を表に出せるようになった結果の方が大事。私の考えは、その場、その環境で最善の花を咲かすこと。中学に行って軟式野球でもいい。硬式野球でもいい。野球でなくてもいい。その環境で花を咲かすこと。アホみたいに子供のやりたいことをやらせてあげたいと言っても、12歳の子供には「本当にやりたいこと」など難しい。どうせ親がレールを引く。ただ、もしレールを引くのであれば人のために頑張れる環境を勧めてあげてほしい。間違いなく言える。5名の6年生は自分を犠牲に出来る子だと。残り卒団式まで1か月。最後の最後までジュニアーズの団員をして試合はなくても活躍してほしい

11月28日29日

必ず笑顔に変わる日が来る

11月も最終週。残り3大会。負ければ終わりのトーナメント。練習内容を変えれば試合内容も変わる。少しだけ描いた姿になっている。助け合い。声の掛け合い。最終週には練習試合をして頂き、私は球審をした。本当に6年生の声が出ている。春先、声すら掛けられなかった晴琉。巷陽の声。聡吾も勿論主将奏来も声を掛け合う。5年生では、なかなか考える野球が苦手な捕手澪央。今シーズンは彼なしでは考えられなかったシーズン。体力やモチベーションはすごいものがある。助け合いを言えば吹樹。彼の姿はだれも見えないところで本当の優しさがある。プレーではなく人間的に思い描いた姿になっていた。試合をみれば、まだまだ練習しなければならないが、気の弱いエース晴琉がさらに大きく見えた。数週間前の晴琉ではない。勝てる投手になっている。聡吾もいじけ易いが、今はチームのためにと考え方を変えている。練習でやったこと以上は出来ない。ならば練習の内容ではなく練習の質を変えるだけで試合では良いパフォーマンスが出来る。いよいよ来週末が勝負の週。練習で苦しんだ顔が笑顔に変わると信じる。いや変えてみせる。
11月21日・22日・23日

「ありがとう」「大丈夫」「頼む」「ごめん」

今年は新型コロナウィルス一色の年になった。気が付けば今年も残り1か月強。この世の中が激動で不透明すぎる時代になっている。まったく先の読めない時代。しかし、11月まで学童野球が出来ることだけでも嬉しい。個人的には仕事も比較的忙しい。中途半端な時もあったが、学童野球最終章に向けてラストスパート。5名の6年生が残り3大会にすべてをかけている。21日、私なりの経験でとにかくモチベーションだけを上げた。声はよく出ている。とにかく今年度の特徴は得点力に関しては私が経験した中でも上位。しかし失点は恐らく経験のないほどの経験。本当に小さな油断、小さなミスから大量失点。とても追いつき追い越せないほどの1イニング大量失点で苦しんだ年。学童野球、いやすべての野球は失点を防ぐ事で勝ちが見える。今年の日本シリーズが良い例。逆算して5月から練習したつもりでも子供達いやスタッフに伝わっていなかった。野球は勝たなければ楽しめないと。その勝つための方法がバッテリーと守備。そして考える野球。しかし今更、技術などいきなり成長しない。ならば4つの言葉を伝えた。「ありがとう」「ごめん」「大丈夫」「頼むよ」。この4つの言葉が飛び交えば勝てると伝えた。私を信じろと。17年目に突入する唯一の経験から、答えはこれしかない。もがき疲れたたら、声をかけろ。21日、良い声が飛び交った。

22日市長杯1回戦。今年負け越している対戦相手。崖っぷち。ある大会の審判講習があったが何とか駆け付けた。感情ある試合をしたい。迷い彷徨った子供たちに勝つ喜びを再度伝えたい。勿論先発投手は晴琉に託す。5年生の時から苦しんだ晴琉。エースとして咲きほこってほしい。1回戦でも決勝でも同じ。前回負けている相手に考える投球を立ち上がりからしてくれた。もともと制球は良い。相手先発投手は3回目。何故かパワーボールを投げる投手でもタイミングが合う。ましてや制球が少し良くなってきた前回から打てる気配。先制は自軍。晴琉にライト前と思ったが本塁打に変わる。メチャクチャ浅い外野手。南スポーツセンターで怖いのは一発。その後、毎イニングチャンスを作るが消極的走塁や暴走でチャンスをつぶす。普通は次の回ピンチになるが、今回は相手打線が不調というかメチャクチャ大振り。違うチームに思ったくらい振る。怖い怖い4打者も内野フライ2回。タイミングを外せば問題なかった。追加点は自軍。先頭の大晴の一振りが浅いレフトの頭の上。しかし大暴走。3塁手前でアウト。ヤバい。あれだかナイスバッティングでも考えなければチームにとって逆効果。フリーバッティングやバッティングセンターではない。人の気持ちがこもった試合に、自分の損得で暴走してしまうこと。それを助けないランナーコーチ。これは許されない。ノーアウト2塁が1アウトランナーなし。しかし、大晴にとっては初めての長打。おめでとうという皆の気持ちがあったのか、子供たち走塁ミスを救う執念を見せた。2アウトから連続四球とワイルドピッチ。既に相手投手は80球。球威はない。6年生暴れん坊聡吾。2点タイムリー。2塁ランナー5年生左紘の走塁も魅力だった。大晴やチームを救った。あとは1ずつアウトをとるだけと言いたいが今年度のチームは大量失点がある。しかしこの日の晴琉、いや今後の晴琉は違う。丁寧に慎重にアウトを積み重ねる。6回裏、残り8分。相手投手は100球超えており大丈夫かなと思ってしまう。5年生タクマがレフトに安打。動く必要はない。四球に安打。満塁。これまた5年生吹樹らしい2点タイムリー。時間がすぎて、最後の打者主将奏来がレフト前。結果5イニングと3分の1で7長短打。高めを捨てて、クローズスタンスにする。バットを振ったら打てない。ぶつけに行くスイングで十分飛ぶ。ぶつけに行っても当然振っているので大丈夫。1試合3安打平均の自軍にはおつりが出る試合になった。これもすべて失点がゼロだった。晴琉のガッツポーズして戻って来る姿。巷陽はこの試合打てなかったが十分な守備をしてくれた。大晴は暴走をしたけど輪の中でしっかりと頑張っているので仲間は見捨てなかった。聡吾の頭を使う野球も良かった。主将奏来はいつも気持ちを入れてくれる。5年生も左紘の走塁やバント。間のとりかた。メチャクチャ頭が良い。バッターボックスでの工夫はあまり目立たないが私は見ています。強い体で叱られながらも必死な姿を見せる澪央。吹樹も本当に気持ちが伝わるバッターボックスでの構え。タクマの粘り強さ。4年生では宇一がしっかりと声をだしてくれていた。久々の完封に私も嬉しかった。しかも1アウト満塁で終わる最後。さぁ次。チャンスある限り諦めない。まだ満足するのは早すぎる
11月中旬

今年度は同じ相手と良く対戦する。夏前に勝っていた対戦相手に秋以降負ける。毎年と逆になっている。フレンドリー予選でも、同じ対戦相手というか3回目。前回良い勝ち方したばかりだが、予選とはいえ勝ちたい。序盤から3番4番のタイムリーで5点差をつけて、毎年なら少し余裕で見れるが昨年あたりから固い固いジュニアーズの守備が弱くなっている。しかも相手は、しっかりと人数も揃い強力打線。なんでもないサード邪飛球ミスから安打を許し、1失点。その後は四球を与えないも連打や一番痛いFCなどで軽々逆転される。うちは5点とれば十分。10失点・・・・・。この時期に。200チーム以上ある大会の準決勝や決勝でも経験のないことなので言葉も失う。すごく良いチームなのになぜだろうと考える。答えはあった。自分の事で精一杯なのか、犠牲になる精神が特に今年度はない。すごく良い雰囲気ではあるがピンチをピンチにしてしまう声の無さ。あるコーチが、グループラインで言った。感情に物事を子供たちに伝える。カッコつけて子供たちに伝えても伝わらない。残りも数試合。監督も含め感情を押し殺し勝った時だけ喜ぶのでなく、ピンチや困っている時に感情を出さなければ後悔する。今のところ思い描いたシーズンではないがこの負けが生かせるようにしたい。さぁ勝負の大会が3つ。絶対に負けれらない試合が目の前にある。すべてを出し切って終われ。
10月、11月

お・か・え・り

個人的に、これだけ仕事をしたことがないほど働いた印象。今までどれだけ口だけの仕事だったか反省してしまう。家に着いて玄関で横になったら寝てしまうほど。それに気が付いていて起こさない女房。更には疲れていて風呂で温まっている時に洗濯のため風呂の湯をぬかれ、足湯に変わる。憎悪から殺意に変わる(笑)。しかし仕事が忙しいのは良い事。更に儲けてやろうと思う。この激務により野球も途中から抜けたり行けなかったりした。10月はあまり記憶にないがよく負けた印象。1点差に弱い。しかも勝ったにチーム負けるとは練習で伸びがない証拠。私は自分に甘いがスタッフには厳しい。心ない野球は絶対にやりたくない。試合をこなす。勝ち負け関係ないなど感情のないチームにはしたくない。感情を表に出せる野球を目指す。練習内容に自信がなく、引き出しも少ない他チームの監督は練習試合が大好き。一番楽だから。しかし、勝っても負けても子供たちは試合慣れして淡々としている。うちのチームはそれをやりたくない。試合をやりたければ勝ち進めば良い。選手起用やいつものように1イニング大量失点で負けていた。しかし写真を見るとロボットのような顔から感情を出せるようになっていた。11月に入り私が久々にベンチに入った試合が高蔵寺大会。自軍を含め周りの弱体化もある中、大きな選手が揃うチームと対戦。初回から相手打線が襲い掛かる。先発左腕晴琉がインコースをつけば上手によけて死球になる。これはやばいと思った。案の定、初回死球2つ与えそれが失点に。またまた複数失点。まず1点と思ったが安打は出るものの先頭が出ない。自軍監督のくせは分かっている。攻撃的ですぐ動きたがる傾向だが、状況でまったく動かないのも策。2回表8番打者5年生澪央のタイムリーで1点差。しかし2アウトから四球を出してしまう。何度も言う。無駄な四球は失点になる。相手の左打者に見事なツーランを打たれる。反対方向にあれだけの打球は惚れ惚れする。諦めたくない。とにかく守備で我慢と思ったが、三者凡退がない。とにかく相手5番打者がすごい好打者の印象。しかし、今までと違うジュニアーズがいた。過去に何度も見た風景。6回表。時間的に最終回。相手投手が100球を超えたくらいから明らかに制球、球威が落ちる。三振が多かった自軍も当然三振などない。四球に完全抜けた球で死球。その後に最大のポイント。3点差で単なる送りバントはしない。セフティーがサード側へ。サードへ暴投というより良い球でもセーフ。あそこで1つアウトを散られていたらジエンド。ノーアウト満塁。私も考えようと思ったが、前進守備だったので考えなくて済んだ。ホームゲッツー以外なので打て。またまた5年生澪央ちゃん走者一掃同点タイムリーツーベース。万一、後ろで守っていたら、スクイズで1点。2点差で1アウト2塁3塁から勝負か悩もうと思ったが結果が最善だった。まだ同点。またまた5年生左紘しっかりと送ったバントが相手ミスを誘う。逆転。最終回に4点とってひっくり返すのはメチャクチャ試合をしているが2回目かな。ホームインして戻って来る子が泣いている。おかえり。1回戦も決勝も同じ。1回戦2回戦がなければ決勝もない。まだ勝ったわけではない。最終回の守りがある。突き放すノーアウト1塁3塁を無得点で終わっているので怖い。しかし、相手は点差に関係なくどんどん攻めてくる。すごい姿勢。1アウト2塁からレフトへ。その積極性が裏目に出たのか、ライナーバックを忘れ飛び出していた。ゲッツー。優勝でしたのかという子供たちの喜び方。監督も顎を出して喜んでいた。久々に見る光景に安堵。大きな選手に負ける要素が見当たらない相手チーム。バッテリー、内外野、打線、どれをとっても自軍が敵う相手でないのが分かっていたので嬉しいのだろう。残り、3大会。試合がやりたければ勝てばいい。それを言い続けた。その思いが仁玄らしく戦えたのだろう。久々の景色。おかえりジュニアーズ。

9月中旬

倍返し

ほとんどニュース以外テレビを見ない私だが日曜日の21時からの番組は見てしまう。大袈裟な芝居だが内容が面白い。貸すも優しさ貸さぬも優しさという言葉が、個人的に頭に残った。今シーズン、新型ウィルスの関係で大会も減ったと同時にエントリーチームが減ったのか、同じチームと良く対戦させて頂く。全日本と県学童。尾張学童と尾張東部大会。ゲオ杯とデポ杯。良くあることだが比較的多い。小牧市のチームにはリベンジ成功。尾張東部大会では、何故か流れがつかめなかったのか惨敗。この日は都合が悪く見ていないので詳細は分からない。しかし翌週、また違う大会の1回戦。初回のピンチを防ぐと後は自軍ペース。4番奏来の先制打。途中、相手ミスなどで追加点。その後、巷陽のスリーラン。ダメ押しは聡吾の満塁からの走者一掃タイムリー。12対0。3対8で負けたのは何だったのか?と思ってしまうが、野球はどんな相手でも流れを止められないときもある。声と元気で流れを止めるしか学童ではない。倍返し以上になった。その2回戦も、Bチーム、Cチームがスタッフ不足で私は見られなかったが完敗。ここ2年間の特徴は1イニングで大量失点を取られる。そして負けていても次の1点が相手に行く。力がないのだろう。尾張学童2回戦も完敗だが高蔵寺大会で再対戦出来る。難しい試合なのは覚悟しているが、同じ相手に2度も3度も負けたくない。そんな気持ちでスタッフと子供たちが練習してほしい。デポ杯でも1か月くらい前に負けた相手。倍返し・・・をしなくて良いので、相手より1点だけでも少ない失点にしてほしい。

今年は、中学3年生や高校3年生たちが、いつが最後の大会なのか迷ってしまうほど中止や延期が多かった。9月19日、中学の最終大会とボーイズの最後の大会を観戦した。中学野球ではOBを合計7名見た。ある中学では捕手を除く投手と内野4名が自軍出身。メチャクチャ楽しい。試合に出てくれるだけも嬉しい。野球のレベルなど関係ない。元気よくやってくれればそれでいい。ボーイズでは、やはり硬式なので球も飛ぶ。高校生か中学生かわからないほどの体格の良い子もいた。何となく中学野球の方が楽しそうだった。勿論、硬式野球も楽しいと思うが、どうしても親同伴のボーイズという変な団体になっている。夫婦で息子を支えなければ試合が出来ない環境だろう。今の学童野球のあり方にも問題はあると思う。野球が正しいわけでもないし、野球をやれば良い人間になるわけでもないが、OBが活躍してくれることは本当に嬉しい。来年は、この新型ウィルスに勝って、最後の大会を応援したい。
9月初め

新型ウィルスに猛暑、ゲリラ豪雨と大変な時期。気候と同じで自軍も雷雨のような状態。仲間意識はついてきたが結果が出ない。これだけエラーの出るシーズンも珍しい。そしてストライクゾーンが今年度は狭くなったかのようの四死球を与える。何も変わっていないが変わったのは自軍のメンタルかもしれない。新人戦2回戦は、相手投手が非常にテンポや自軍よりも制球がよく完敗。ランダウンプレーが出来ずいきなり2失点から始まるなど考えられない。技術ではないと感じた。惨敗。相手が数段強く感じた。来年度必ずリベンジしたい。70球制限が必ずあるので、まずはストライクをとれる投手。そして打たれない工夫をする投手に育ってもらいたい。Aチームも下降線の一途。試合で実力を発揮できないのは練習方法にあると感じた。今年度だけ出来ない子供達ではない。練習のための練習になっているだけで試合になると別人になる。各大会で1回戦負けが続く。それも良し。苦しんで辛くなったあとは上を向くしかない。事務局の調整を困らせるほど勝ち続けてほしいが、まずは1試合でも多く試合が出来るようにするのみ。

ずっと思うことがある。私の時代もそうだったかもしれないが、大人でさえ「ありがとう」「間違っていました。ごめんなさい」が言えない。投げかけた相談も投げっぱなしで、解決すれば連絡、報告すら出来ない。人を嫌う、人を遠ざけることが出来ても人を好きになる、信頼関係を築く努力をするなどやろうと思っているのはわからない。自分以外のためにという犠牲になる精神が少なくなっているのは現実。コロナ渦で更に人を遠ざけてしまうのか、逆に良い方向に行くのか。環境と考え方で恐ろしい時代は来る。とにかく明るく前向きに皆が仲良く出来るようにしたい
8月後半

暑い暑い夏。しかしいつものような夏ではない。夏の甲子園もない。真夏にマスク。大会などもコロナ対策で整列がない場合がある。しかし、最近よく思う。すべてが中途半端。コロナ対策で整列や握手なしでもベンチ内はギューウギューウ詰め。熱中症対策もありマスクして野球など出来ない。結果、ほぼ大会に関してはパフォーマンスだけで何も変わっていない状況。手洗いと消毒の最低限対策だけは続けたい。8月後半、県大会と新人戦。ここまでは比較的自軍にとっては順調に運営出来た。子供達も成長の兆し。しかし県大会1回戦は強豪相手。なかなか対戦させて頂けない相手。近いところでは、3年前に一昨年の1月に新春選抜で対戦させて頂いた。投手70球制限ルールは、6年生の少ない自軍にとっては厳しいが最低二人で乗り切りたかった。しかし先発投手晴琉が、1年前に戻ったのか制球難。投手はストライクをとらなければ意味がない。1点先制も、即四球から2失点。聡吾に代える。緩急がない聡吾にはつらい。2回1アウトから何でもないサード邪飛球を捕れず、そこから大量失点。チーム力、個の力の無さを痛感した。守備は学年関係ない。試合後、少しだけ6年生を私に任せてもらった。甘い環境で育っている子供達。相手の力が上だと小さくなってしまう。立ち向かう事すら出来ない。今の小牧市は、とてつもなく弱体化した野球をしている。競争して強くなった小牧市の強豪 も人手不足で競争心がなくなれば弱くなる。自軍も甘やかせば甘やかすほど、次第に厳しい環境が襲い掛かってくる。先導の考え方が変わらなければ子供は変わらない。何故なら、いつも試合に出られる環境。試合で大敗したなら切り替えずに練習をするだけ。しかも今までと同じでは成長などない。試合後の練習では原点の誰でも出来る声と集合時など素早く動くことで活気が出ていた。日曜日は新人戦。良く当たる対戦相手。5年生以下の練習などまともにやっていない。Aチームで試合経験はあっても守るポジションが違う。投手は2名。野武士のように這い上がってきた吹樹。そしておぼっちゃまから強くなってきたタクマ。正直、今シーズン始まる前から、この年度は理想形のチームになるのではないかと思い、まず出ることのない教育リーグにもエントリー。ほんの少し自信もあった。しかしAチーム以外の5年生以下の成長がほとんどない。これが最大の課題。試合は後攻め。先頭の左紘が快心の安打。そこからスーパーカーは動く。先制。その裏も左紘のビッグプレーで流れをつかんだ。その後も毎回得点。3年生怜旺のレフト前も嬉しかった。コツコツ努力している子なので応援したくなる。ほとんど試合していないBチームだが大きなミスもなく、投手吹樹、タクマもストライクをしっかりとってくれた。この時期に完封出来たことが大きい。

来年度、投球数70球制限ルールが出来る。小牧市は遅れているのか今年度は実施しない。野球は変わるだろう。ただ、学童野球までも先発完投が出来ない時代になるのかと思うと寂しさもある。逆に絶対的エースだけでは勝ち抜くことも出来ない。その環境に対応したチーム作りになるだろう
8月8日・9日・10日

梅雨明けした途端、猛暑到来。気温35度以上の日が続く。8月三連休。考えてみたら10年前と暑さも違うが子供たちの体力が相当落ちている昨今。熱中症とコロナに気を付けながらという日々が続く。土曜日は練習後ナイター親善試合。年に一度のナイター祭り。OBもたくさん来てくれた。幼稚園も子供から全員出場。しかも次の日は県学童決勝があるため投手起用も少し考える。いつもお世話になっている相手チームで楽しませてもらった。練習試合にナイターなどイベントにお付き合いして頂いた岩倉北さんには感謝します。

8月9日は89の日。野球の日に県学童決勝。今年小牧市の大会で初めての決勝戦。全日本学童2回戦で大敗している相手。決勝ともなれば2点勝負と言いたいところだが、とんでもない結果になった。県学童大会は相性が良い。平成28年から30年まで三連覇している。試合は11時から。先発投手は聡吾。調子に乗れば相当な投手でも安定感は初回次第だと思っていた。監督の指名。しかし四死球の連発。そうだよね。四死球は学童野球だけでなく失点に直結してしまう。初回4失点。しかも何故かジャンケンで勝ちながら決勝で先攻をとってしまい1回表裏終了して4点ビハインド。しかし、相手投手も突然乱れる。2回ノーヒットで3点。しかし2回裏に一発を浴びる。一発はOK。相手がすごいだけでミスもない。3回表、投手が代わっても乱れている。これが決勝戦なのかと思うほど荒れた試合。このイニングにポイントがあった。1アウト1塁2塁。9番左紘。送ってでも1番に回したい。2点差ならこの荒れた試合は分からない。犠牲バント。2アウト2塁3塁と思った矢先に三塁に投げてくれた。FC。そうなれば1アウト満塁からイケイケに変わる。相手もバント守備に自信があったのだと思うがもらったチャンスを生かすのが野球。押し出しに4番奏来のタイムリーで5得点。無失点が5得点。しかし交代した晴琉が4回に四球を与える。それは失点になるし流れがこない。2失点。既に90分超え。8対7で5回表。この日のラッキーボーイ左紘がレフト前。スーパーカーは当然走る。その後タイムリーなどで追加点。ワイルドピッチも多々。最後の仕上げは1打者巷陽。レフト戦へグランドスラム。17対7。あと3イニングはランナーをためなければ勝てる。敵は相手4番打者。その裏グランドスラムを返される。良く考えたら本塁打で良かった。17対11。6回裏の三者凡退で戻ってきたとき少しだけ楽になった。6点差は四球連発とミスがなければ大丈夫と言い聞かせた。3時間半の終止符まであと一人。決勝は私の頭の中は1対0か2対1.3点取れればメチャクチャ嬉しい。四球ももらえない。エラーもしない。盗塁も出来ないというのが決勝。結果、ヒットを打った数ではなく、エラーと与四死球が少ない方が勝った。同じ試合をやれと言われても嫌だし出来ない。記憶にしか残らない試合だが、改めて修正練習をしたい。ホームランも素晴らしいが組織プレーはチーム全体を強くする。本当に疲れたが前向きに考え疲れた分、達成感もメチャクチャあった。喜怒哀楽を出せない晴琉が人のプレーで喜び、切り替えの出来ない聡吾は投手を下ろされても上を向いて応援していた。8月9月に今年度標準を合わせ本当に子供たちが結果として頑張ってくれた。祝賀会は残念ながらやってあげられないと思ったが、風通しの良い場所でピザとジュースなどでお祝い。この日は達成感を味わえばいい。県大会も暴れてくださいよ。

祝日は優勝翌日。監督とヘッドコーチの勢いもあり相当、良い雰囲気。このまま続け。そしてもう一度旗と取りに行きたい
7月後半から8月初め

長い長い梅雨も明けいよいよ夏本番と言いたいがコロナ感染第二波が襲い掛かる。非営利な学童野球だけでなく仕事面でも判断するのが困難なほど答えがない。学童野球は試合が出来る環境である限りやろうと思う。恐らく、今年冬以降にはワクチンが出来ない限り、グランド閉鎖など来ると予想している。7月終わりの連休、私は珍しく仕事で行けなかったがゲオ杯2回戦が行われた。スタッフもほとんど休みの中、監督一人で孤軍奮闘。スコアだけ見ると勝っているが、何か最終回にあったのだろう。監督も顎が折れるほど悩んでいた。現場が大変なのは理解できる。負けないように練習スタート。小牧の大会も雨の連続で延期。1回戦だけ終わったが準決勝は8月に。8月1日恒例のキャンプ。いつもは宿泊で大騒ぎだが、今年は判断するのに時間がかかった。父兄の考えも十人十色。まったく考えが違う。キャンプ二日前に宿泊はキャンセルした。さすがに愛知県のコロナウィルス感染者が多くなっている。キャンプでも最善を尽くすのみ。外で食事。事前準備して頂いたご父兄には感謝します。子供達も全員参加。その他兄弟など結構な人数になった。その翌日、小牧市の大会。今年、試合数が少ないが2回目の対戦。前回のようには絶対にならない。接戦になると予想。初回、前回とは違い制球の良い投手に三者凡退。その裏、先頭に長打を浴び、そこから連続三振をとったが痛恨のタイムリーエラー。痛すぎる。5年生のエラーをカバーしてあげたい打線も初球から振っていくも凡打の嵐。しかし3回、4回くらいから球が浮いてきたという方がいるが私の見方はショートバウンドが多くなってきたという印書。浮いた球も抑えようとすると叩きつけてしまう。捕手経験した方ならわかる。攻撃変更。打てなければ頭を使う。予想以上。右打者の高めに死球。左打者の足元に死球。合計四死球11個。その内死球9個は私の野球人生初。互いに良い気分ではない。野球はスピードではなく正確性。大リーグの二刀流選手でもストライクが入らなければ、1つのアウトも取れずに交代させられる。170キロ投げてもストライクが入らなければ同じ。結果ノーヒットで5点。接戦ムードから一転した。間違いなく負けゲーム。どう考えても相手が上だと思う。炎天下で守る時間も長ければミスも出やすい。この試合はミスで1失点したがその後我慢強く、ストライク先行で行った晴琉の制球力とスローボールをド真ん中に投げる勇気。大晴の送りバント2つの正確性で相手ミスを誘う。初回以外大きな守備のミスもなく最少失点が最大の勝因。珍しい試合になったが決勝も自軍らしく戦って良い思いをしたい。

今年ほど私生活でも仕事でも判断、決断が難しい年は珍しい。このご時世で業績が右肩下がりになるのを、指をくわえて見ていられない。何もせずに助成金などもらうことは私の頭にはない。ある意味博打的なことをやったが成功したかしないか。答えはまだ先だろう。学童野球もある意味同じ。生活がかかっていないので何もしない方が楽ちん。しかし少しでも頼ってもらっている以上は何かしたいと思ってしまう。判断、決断が間違った方向であれば営利団体でも、非営利団体でも他人から文句は出る。意見は出ないが文句だけは出る時代。自分から率先して信頼をつかもうとしない。私も、学童野球に携わる15年以上前、言いたいこともあった。まったく野球理論も違う。それならばと土日祝、すべてを学童野球に力を使った。長い年月かけて一番学んだことは、子供たちの必死さと、大人も子供も達成感は変わらない事。勝つことは目標であって、負けたことで強くなろうとする気持ちが私は一番大事だと思う。毎年6年生は3名から5名。多い時でも7名いれば多い方。しかし、どんな時も立ち向かう集団になったのは事実。小さな子供が大きな高学年の選手に立ち向かっていく姿を見て私たち大人も奮い立つ。今シーズンは不透明。いつ、練習が出来なくなるか分からない。見えない敵とも戦わなければならない。週末、イベントと小牧市の決勝がある。何か得るもが欲しい
7月前半

既にシーズンも半分経過。何も思い出がない。自粛や自主練習しか記憶に残っていない。練習や試合が出来るようになっても記録的豪雨など他県で被害も出ている。雨だと個人的に孫に会って楽しめるが、野球の子供達の日程は減っていく。複雑。やはり晴れて皆と野球をした方が良い。チーム状況は、正直チームとしてのまとまっていない。塁に出る執念。点を防ぐ執念は相当欠けている。最後はすべて気持ちの問題。多少形が悪くても気持ちがあれば良いプレーも出来る。7月前半で印象なのは、やはり東海団地大会2回戦。小牧同士の対戦。私が学童に携わった15年以上前、このチームを倒さないと地区優勝さえなかった。弱小小牧原ジュニアーズを勝つチームにするために相当な意識改革をした。どうせ土日を野球漬けにするなら勝ったほうが良い。私も学童野球に携わった時は勝ち負けを考える大人は最低と思った。伸び伸び打って、伸び伸び楽しむのが子供の野球と思った。しかし実際にやってみると負けて伸び伸びするバカはいない。負けてヘラヘラ笑うバカは伸びない。負けす嫌いの私の心に火がついた。どうせ試合をするなら勝ちたい。負けない野球を目指した。愛知県でもトップクラスのこのチーム。数年前は対等以上に戦い、いくつもの山を登り切った。この日も楽しみにしていた。初回、ストライクをとるのに苦しむ投手。守備のフォーメーションがグチャグチャな相手に目を疑う。4点先制。しかし、晴琉の怪我で緊急登板の聡吾が連続四球で2点を返される。四球は失点になる。結果、その2四球の2失点のみ。被安打2はあるが失点にはならない。4対2で相手2番手投手から点が取れない。打てないなら打てないなりに考えた野球をすればよい。4回表、晴琉のレフト前安打から、怒涛の6得点。相手ミスも勿論ある。最後は5年生吹樹の2点タイムリー。5年生がつないで5年生で得点出来た。守備は、聡吾が結果として良く投げた。三振をとるとガッツポーズ。派手ではないが自然と出てしまうのだろう。相手チームもバントの構えで追い込まれるまで待ったり、工夫してきた中、我慢の投球が出来た。結果の出ない巷陽、奏来もしっかりと輪の中にいる。また、小牧市の大会で当たる可能性が高い。間違いなくこのような大差にはならない。コロナウィルスを吹き飛ばすような勢いで真夏を乗り越えたい。

6月

新コロナウィルスも落ち着いたのか、政府が落ち着かせたのかわからないが、学校も始まり学童野球も本格始動。6月の大会を見据えて、5月は自主練習を重ねた。後悔したくない。逆算すると日数が足りない。1年生や2年生から自軍で頑張ってくれた子供達が6年生の一番記憶に残る学年で試合がないのは寂しい。6月良いスタートを切りたかった。世の中は自粛ムードが続いているが、結果、経済や学校が始まれば中途半端な活動では後悔する。新コロナウィルスの対応をしながら全力で練習をした。6月第一週に練習試合を入れた。A・Bチーム両方。異例ではあるが、どうしても経験を積ませたい子供がいた。6年生の大晴と5年生捕手澪央。監督やヘッドコーチは5年生の澪央を捕手に指名。ならば育てなければならない。捕手だけは、だれでも出来ない。バッテリーが機能しない限り、大きなエンジンを積んでいるチームでもエンジンはかからない。久々の試合で課題は相当あった。まったくルールもわからないBチームの子供もいた。しかし、自粛中の自主練習などで個のレベルが上がった子供もいた。6年生では投手晴琉。制球力がついた。またやはり野球を知っている聡吾の走塁などは魅力。5年生澪央の捕手は私が太鼓判を押す。良い捕手になれる。初めての試合のマスクで上出来。6月練習試合をA・B合わせて4試合。莞登や3年生怜旺の初ヒットなど出て収穫もあったが、点の取り方がメチャクチャ下手だった。

6月21日、前の週に雨で流れた大会。1回戦。聞いた事がないチームとの対戦。ベンチの大人たちが元気な印象。朝一番の試合。4年生から6年生で大きな選手と戦うが序盤は互角。初回、監督が攻めの姿勢がなくチャンスをつぶす。中盤、巷陽が、珍しく送球ミス。2アウトだがランナーが出る。簡単なミスは許してくれない。1点先制される。尻上がりに良くなる相手投手。しかし、投手交代。もっと良い投手がいるのか?完全に流れが変わった。二人の投手から四死球の雨あられ。4点取って、またまた投手が戻ったが時すでに遅し。99%敗戦覚悟の試合が楽な展開になる。ストライクが入らず1つのアウトも取れずに二人が交代は野球に携わる者として可哀そうだった。事前準備すらしていない相手選手だったので何とも出来ないが、私たちは、また試合が出来る喜びに慕った。5対1。2被安打、1与四球。自責点0.晴琉と捕手澪央が成長した1日だった。反省すべきはベンチ。再三チャンスをくれるも、1イニング以外は執念なし。

6月に入り、私が子供たちに言い続けたこと。試合でのテーマは、事前準備ととにかく言葉をかける事。笑うために緊張して。笑うために練習をする。試合後は、打者はランナーの為に、ランナーは打者の為にというテーマで練習。不思議と良い結果になり笑顔が出る。なかなか試合で結果の出ない主将奏来が苦しんでいるが、苦しんだ分、必ず笑らえる日は来る。巷陽も苦しんでいたがそれでいい。楽して良い結果は出ない。5年生以下では、やはり澪央の存在が大きかった。吹樹も少しばかり信頼を得ている。タクマもボーとしていたが今は違う。莞登も完全にチームの輪に溶け込んでいる。コロナウィルス第二波の覚悟はしなければならない。ならば、野球をやって良いと言う時に、やれることはやっておきたい。6年生が笑顔で卒団してくれる日まで最善策で運営したい
5月

5月、まだまだコロナショックが続いた。夏の風物詩でもある甲子園も中止。勿論、学童野球の大会は中止。世間は自粛の毎日。野球どころでないことは現実だが子供たちの学力や体力低下なども懸念される。何より経済。外貨で経済が回る日本にとってはバブル崩壊やリーマンショック以上のダメージになると予想される。緊急事態宣言が解除されてから自主練習を開始。自由参加ではあるが9割くらいの子供たちは参加。10分走るだけで、ギブアップの子供が多数出て、いきなり試合や練習など無理だと痛感。少しずつでも体を動かさないと違う病気になってしまう。春のない今年度。いきなり夏からのスタート。救いは、まだ6月から試合が出来る環境にはある。試合が出来る限りチーム作りはしたい。自主練習では着々と上手くなっている子供もいる。新コロナウィルス第2波が来ても不思議でない。ならば、試合も練習も気をつけながら出来る時にやろうと決意。今年度の6年生は可哀そうと言われないように最善を尽くしたい
4月

自粛

襲ってきた目に見えないテロ。野球どころか生活までも通常出ない自粛。仕事、学校、買い物までも自由でない現実。どれだけ今まで幸せだったのか。私自身、少しばかりの運もあり仕事が多忙になる。社員を電車などで通わせることが出来ない為、経理は顧問税理士、そして仕入れ先などに手伝ってもらい現場の入荷や出荷作業などやってみた。本当に大変。3月に社会貢献と思い、マスクを作ってもらって寄付したのをきっかけに、マスクの発注が大量。まさに情けは人の為にあらず。仕事があるだけでも感謝しなければならない。20歳代、30歳代のように我武者羅に現在働き、もっと働きたいと思ってしまうようになった。学童野球は、この状態は初めて。しかし東日本大震災で被災された子供たちは、これ以上の厳しい環境だったと思う。何度も言う。普通に生活出来て、笑ったり腹は立ったり、人と会話でき活動出来る事が幸せ。未来を描くのは私たち人間。必ず通常の生活に戻れる。そして子供達とも野球が出来る日は来る。今できる事だけをやればいい。困った時は助け合い。手を差し伸べた分、必ず困った時に助けてもらえる。ジュニアーズの子供達には、野球を通じてそれを言いたい。今は少しだけ我慢
3月27日・28日

何もしないことが悪と感じた日

今年に入りずっとコロナウィルス関係の事ばかり。国難状態。しかし、すべてが中途半端で仕事も私生活もどうして良いか分からない状態だろう。学童野球も4月から学校が始まる情報があるもののグランドが使えない状況が続く。どうせなら、すべての行動を中止してほしい。このご時世とスタッフの意見を聞き、何もしないことが悪だと思った。正直、何もしない方が楽なのは事実。4月始めに大会があるのは事実で、それも棄権したいほどだが、それが一番の悪と感じた。出来る範囲で活動しようと決断。今できる事だけをやればいいと思った。

わたくし事になるが、先週、仕事中に母から電話があった。仕事中の電話は人生初めて。父が倒れた・・・。救急車で運ばれたと。80歳で覚悟はしているものの現実が近づくと怖さを感じた。病院につくと父の意識ははっきりしていた。数日後、検査結果で緊急手術。父がわがままを言う。メスを入れるなら死んだ方がいい。薬でちらして1年生きれば満足。またまた母から呼ばれ病院へ。ドクターにお願いして手術を内緒にして私が手術前の合意サインをして1時間前に麻酔で眠らす。初めて父の弱い部分を見るが、それが嬉しかった。何故だか覚悟していた私が1日でも長く生きてほしいを思った日でもあった。ガンなどの大病ではないが、持病も持っており4時間以上の手術に耐えられるか心配だったが、持ち前の運と体力で、2時間で終了。病室で寝ていた私のもとに戻ってきた。ワーワー騒いでいたので生きているのはすぐに分かった。そのあと母と家内、私と父4人になったとき、父が私に手を差し伸べた。私の手をギュッとにぎり「親孝行ありがとう」。何年振りだろう。シワシワの手。記憶にないが父と恐らく手をつないだ日もあったと思うが、50歳すぎて父が私の手を離さないことは想像つかなかった。健康でいてくれたことが一番助かるし嬉しい。私が強引に手術を合意したのは、ドクターの言葉を信じた。何もしなければ余命1年ないと。ならば駄目でもやれることはやったほうが良いと判断した。まだどうなるか分からない。ただ、近所でもほとんど会う機会のない親子だが、親が困ったときに子供がいると痛感した。私は声を大にして言いたい。親は必死になって育ててくれた。ならば恩返しは生きているうちにしなければ後悔する。冷たくなった手を握る前に、暖かい手を少しでも握りたい。
3月7日・8日・14日・15日

ショック

コロナショックによりスポーツ全般に相当な衝撃が走っている。経済もリーマン級の日経平均株価下落率。万一、オリンピックが中止や延期になったら大変な事態が予想される。企業倒産や失業者、購買意欲がなくなりお金が回らない。インバウンドなどの外貨は期待できない。世界的なショックなだけに円が強くならないのが輸出には救いなのか・・・学童野球においても大会中止どころかグランドも使えない状況が続く。各球団が困っているだろう。高校野球も春の甲子園中止。目標を持って1つのボール追っかけ続けた結果、つかんだ甲子園が、見えない敵に負けてしまう。そんな球児たちに救いの手はないのかと思ってしまう。学童野球再開は3月28日予定だが子供たちが伸び伸びとスポーツ出来る環境が1日も早く来ることを願いたい。ジュニアーズとしては自主練習を繰り返すばかり。組織の練習がしたい。団となれる練習がしたいがこの環境では少しの我慢。我慢した分、大会再開時には元気いっぱいヤンチャに走り回ってほしい。
2月11日・15日・16日・22日・23日・29日・3月1日

世間は新型ウィルスの話題ばかり。確かに広がるのは怖い。私は車で通勤しているが、毎日電車やバスでの通勤は感染が怖いなど言っていられないと思う。日本経済を揺るがすウィルス。オリンピックですら不透明な状況ではないかと思う。またプロのスポーツも無観客試合などと不明な決断。プロ選手はファンの為に戦っているのが大義名分だと思うが結果的に、すべてがオリンピック目前の日本が、どれだけウィルス拡散を防ぐかのパフォーマンスもあるだろう。学校の休校もその一つ。私は電車通勤禁止や、空港閉鎖の方が効果的だと思うが、やはり経済優先なのだろう。そのあおりで学童野球まで中止や延期。東春杯は中止。全日本学童大会も準決勝で敗れたが3位決定戦は延期。しかもグランドが市によって閉鎖状態。国・市の要請を拒否することが出来ない為、そのようにしたら良いか考える。練習をやりたいけど、勿論、健康第一。ならば安全な方法をと思い、現地集合でバッティングセンター貸し切りなど工夫した。全日本学童準決勝、完全な力負け。おまけに経験の差も出た。初回の攻防で明暗。ノーアウト満塁を無得点とすべてを失ったイニングになった。ならば他のチームが練習をしていないときに、自主トレだけでもやりたい。有志が集まった。無責任なことは出来ないが、勝ちたいという気持ちの拡散はしたい。

昨年より成長著しい晴琉の投球。まだメンタルが弱いが、投手として産声を上げ成長過程。巷陽も努力を重ね結果が出始めている。4年生レオ。野球は覚えていないが、守備は上達。吹樹も左紘も新5年生が躍進している。主将の奏来も自覚が出てきた。成長する子は基本的に素直。成長過程において素直に勝るものはないと感じる。新戦力のカント。この子素直で今後が楽しみ。始まったばかりのシーズンだが思い出に残ると思う。1日も早く終息することを願う
1月19日20日・26日27日・2月1日2日・2月8日9日

ホームページ更新をサボってしまうほど忙しい日が続いてしまった。忙しいのはみんな同じだが気も乗らなかったのは事実。世間では新型ウィルスが
流行して世界的問題になっている。私個人的な仕事も輸入が遅れて困っている。為替はあまり変動がないのが救い。野球では新チームが発足
した。まだまだ産声を上げたチーム。土台作りから。焦る必要がないが、一番大事な時。夏を越える為の走り込みや団としての練習。子供たちに
とっては面白くない練習でも通らなければならない冬。ここ最近、少しだけ大きく見えてきた。近隣のチームにも練習試合をやって頂き、早々始ま
る大会に備える。

2月2日は令和になって初めての卒団式。3名の卒団生だが結果的に良く頑張ってくれた。シーズン初めは、優勝など夢のまた夢。そのまた夢くら
いではあったが記憶に残る試合もあった。投手佑真は投手や内野手タイプではないが4年生からAチームで頑張ってくれた。決して速くない球で1
年間良く投げてくれました。キャプテンの怜央も自分本位の性格だったが、最後にはキャプテンらしくチームの中心としてまとめてくれた。考え方が変
わればプレーも変わる。そんな気がした。超不器用だった昊真。不器用だからこそ魅力もあった。彼の打った本塁打は本当に貴重な時に打ってく
れた。次のステージでも常に前向きに頑張ってほしい。

結団式後、初めての試合は春日井のチーム。フレンドリーカップBリーグで好成績を残したチーム。私のお気に入り。既に自主性もあり、個人の能
力より私の目指す団の力が優れているチームだと思った。自軍と練習試合をやってもらえることだけでも光栄だった。試合はその夜、チームとしての
行事があるため、1時間半1試合と3イニング限定の計2試合。相手は3名ほど欠席者がいたようだが、私の見たチームとは少し違っていた。声の
掛け合いはやはり良かったが、練習試合と思ったのかフレンドリーカップの迫力はなかった。初回は、投手の一人相撲。私の好きな相手投手なの
で、絶対にダメ。と言っておきたい。四球からけん制悪送球2つで労せずして先制。先発投手のハル。つい最近まで、すぐに下を向く癖があった
が、この日は堂々としていた。少し自信をつけたのか。自信をつけた者は天狗にならない限り強い。捕手、聡吾に課題は残るが、捕手交代と私が
言っても、もう一度やりたいと言うだけでも成長。見せ場は、巷陽。私と交換日記やっているのは二人。監督の息子である巷陽と、Bチームの子
供。昨年の春に「野球を辞めたい」と日記に書いてあった。エラーするのが怖くて、自分のプレーが出来ず相当つらかっただろう。しかし毎日、毎日
努力してこの日人生初本塁打。彼の辛さを知っているだけに、感動してしまった。まだまだこれからたくさん打ってほしいが、絶対に忘れないでほし
い。しかし、本当に良いチームと対戦させて頂いた。練習試合でも勝ち負けは関係ある。勝つために練習をしている。たとえ初めて投げる投手だと
してもその子のために勝ちたい。このチームとフレンドリーカップの決勝で対戦するのを夢見て練習あるのみ。新6年生5名がジュニアーズで良かった
と思えるようにスタッフも団にならなければならない