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試合日記・練習日記12   

1月3日・4日・5日・11日・12日・13日

2020年が始まった。世界情勢も国内も良くないNEWSが多い中、今年はオリンピックイヤー。しかも国内オリンピックなので非常に楽しみな年。やはりスポーツは観ていて楽しい。どんどん野球人口が減る中、自軍も2020年がスタート。3日は有志練習。4日・5日も練習。練習した分しか強くなれない。苦労した分しか楽しめない。そんな思いで練習をした。11日、6年生最終戦。最初から6年生を出す予定はなかった。負けたら終わりの世界を教えたかったので12月時点で終了予定だったが、6年生のモチベーション維持で6年生3名をフル出場させた。試合内容は途中まで自軍らしい展開。先制しても大量得点で逆転される。1イニングに4失点など昨年まではほとんどない。しかし今年度のチームは負の連鎖が続く。下を向く選手が多い。しかし、それをはねのける最終戦になった。昊真のスリーベースを足掛かりに逆転。最終回の守りも先発佑真、捕手玲央が泣きながら守っていた。最終戦、涙もあったが、やりきってくれただけで良いと思った。春先、1勝出来ないかもと思ったチームだったが、ここまでこられた事が幸せなのかもしれない。まだ卒団式まで少しある。あとは何年間も一緒にいた後輩などの感謝の気持ちを示す時。正直、3名の6年生でよく頑張った印象でした。

12日は私自身フレンドリーの審判。しかも5年生以下の大会とはいえ決勝。準決勝も感動したが、決勝も感動してしまった。球審で感動してはならないが人間なので致し方ない。5年生以下の試合ではないと感じた。技術が高いのではなく「和」を感じるチームだった。自軍と戦っても手の届かない場所にこの2チームはいるが、1年間かけてでもいい。追いつき追い越したい。

13日、新チームの練習試合。親交の深いチームとやらせて頂く。先発投手、晴琉の制球には驚いた。試合数も少ない中、まずは投手と言う観点ではなくバントや守備などが出来なければ投手など夢のまた夢と言い聞かせ昨年我慢させた。不思議と打撃も変わる。大化けの可能性あり。あとは4年生怜央。ヘッドコーチの毎週のノックで相当上手くなっている。これだけ変われるのか?と思ってしまう。4年生では吹樹。この日5年生2名がインフルエンザと怪我で出場出来ず、投手として初登板。びっくり。大化けをするだろう。捕手の聡吾も私の目に狂いはない。必ず良い捕手になる。リーダーシップがあり、やんちゃな子。イジケル事もあるが、それを直せばよい選手になる。我慢することを覚えたら今までにない捕手になるだろう。3年生は元気なかったが、試合になったのは、投手の制球と守備。最後に相手監督さんは点差に関係なく、目的を持って動いてくれたため、修正箇所も見つかる。70球制限など野球が変わる可能性がある。ならばそれに対応できるチーム作りが必要になる。

2020年も変わらず、怪我や大きな病気がない事と、努力が少しでも報われるように願いたい。
12月28日

今年最後の練習日。今年度は、今のところ毎年のような気持ちで卒団式を迎える事が出来ない。それだけ甘い甘い練習だったのかもしれない。練習で苦しければ試合では楽しさが出る。練習で楽しければ、試合では楽しめない。達成感もない。やはりプラスマイナス「0」。勉強も同じ。苦労して寝る時間を割いて勉強した者は成果が出る。人の為に動いたものは信頼に変わる。何もしないのにお金がないだとか、相手を羨ましがること自体が間違っていると個人的に思う。何かを犠牲にしている者は妬みなどない。野球も同じ。卒団式で達成感を味わうにはそれなりの苦労もいる。当然楽しさも必要。残り少ない練習日。3名の6年生が達成感を味わうために出来ることをやるだけ。マイナスが多かった今年度。プラスマイナス「0」にするために残りの学童野球活動日を有効的に使いたい。

今年一年、毎年ではあるが団員の大きなけがや特に病気がないことだけでも感謝したい。来年は飛躍できる年にしたい。その為には今が大事。
12月21日・22日

衝撃

本来なら、最後の大会が残っているはずだが今年度は練習のみ。体力づくりを中心に基本練習。楽しい練習はないが、試合に勝って喜ぶことがすべて。ずっと楽しいこと等なかなかない。この二日間は衝撃な出来事があった。土曜日はフレンドリーカップ審判。私が担当した試合は一方的な試合。戻ってからは、あるご父兄が来て、旦那さん(コーチ)の転勤。在団している兄弟が1月で卒団してしまう。衝撃。2年生、3年生の二人とはいえ、泣きながらでも頑張っていたので私自身もショックだった。しかし、家族があってのこと。お別れは寂しいが1月に二人の数年早い卒団式をやりたい。厳しいことしか経験していない二人。盛大に皆で送りだしてあげたい。

10年前は大昔と私はこのホームページでも書いた。生活環境と同時に子供の性格、考え方も相当変化した。しかも親の考え方も変化。ニュースでは大人のイジメなどクローズアップされている。私も16年目。すごく変化を感じる。自己犠牲の精神、協調性の精神から自己中心的な考え方になっている。昔も恐らくたくさん自己中心的な考えの方はいたと思うが堂々とそれを表に出すことはあまりなかった。自軍の方針は犠牲になる精神を教える事もひとつ。野球には犠牲バントなどたくさん自分を犠牲にするプレーもある。1日500回の素振りをしても試合では犠牲バントが多いかもしれない。スタッフは仕事や家庭、そして自分の趣味など差し置いて土日を野球に費やす。洗脳されたが如く土日は学童野球になっている。私自身も当然15年間で環境も変わった。息子が結婚して孫も出来た。仕事では野球をやりながらでも起業などした。「ありがとうございます」が言えないこの時代。「お願いします」が言えない大人たち。せめて必死に頑張っている子供達には最低限の人としての礼儀だけは身に着けてほしい。今年も残り活動日は1日。最後は、1年間使わせて頂いたグランドや道具など綺麗にして新しい年を迎えたい
12月14日・15日

すべてが自分の為以外に

朝晩が冬らしくなったものの昼間は上着が脱げるほど暖かい日もある。残り2大会。と言っても1つはリーグ。1年間、私自身もスタッフに任せっぱなしで申し訳ない1年になった。今年1年を漢字一文字にするなら、ジュニアーズは「忍」だろう。本当に忍耐の年になった。1つの勲章とビッグ大会ベスト8以外はあまり記録に残っていない。準優勝などあまり記憶にも残らない。14日、フレンドリー準々決勝はそのような試合になった。2年前に対戦させて頂いた対戦相手さん。とにかく大きい子が多い印象。2年前は、バッテリーの子二人が大きくてパワフルだった。3対0で、最終回、2塁ベースも踏んでいない状態から7回裏に1つのミスをきっかけにサヨナラ勝ちしたのは記憶に残っている。それと同じような相手投手。しかし、先発佑真は、最悪の出来。緩急どころか、ストライクを取るのが精一杯だった。ミスもあったが7失点。戦前、私はスタッフに言った。点も取られるが、点も取れると。予想通りだったが、6年生最終戦に相応しくない試合になってしまった。タイブレークでサヨナラ負け。これで6年生は終わり・・・・。悔いを残して中学で頑張ってほしい。悔いが泣ければ成長はしない。切り替えの早いこの時代に、悔やんで反省し強くなる。収穫は4年生の吹樹。タイムリーなど果敢に攻めてくれた。あとは5年生巷陽。6年生3名のために5年生以下の試合を無くしてでも、6年生中心で戦った。最終戦は、自軍らしくないモチベーションで終わった。この日だけ、後輩の為に戦いさないと言っても1日間では無理。一夜城は崩壊する。1年間かけて言い続けなければならなかった。新監督も頭が真っ白だっただろう。野球は犠牲になるスポーツ。野球だけではない。ラグビーもサッカーも同じかもしれない。仲間のためにと思うえる力がなかった。自分のミスで泣くのではなく、人の為に一緒に泣いてあげられる子になってほしい。

15日は、私はフレンドリー準決勝2試合の審判。自軍はラストリーグ。当然、6年生は出ない。6年生のためのリーグなので、出ないことが6年生のためと思った。試合がいつも出来る環境。エントリーしてお金払えば出られる。そのくせ、試合数が多いと嘆くスタッフが他球団にいる。意味不明。エントリーしなければ良い。このリーグでは6年生に課題を持たせた。試合に出ることなく戦う事。ボール拾いもバット引きも戦力。欠かせない戦力。今まで後輩がやってくれた分、一緒に戦ってくれれば良い。そう思って送り出した。監督、コーチから聞いたが、惨敗。まさしく「忍」。6年生を出さないことが6年生のため。私は、2試合審判をやったが、ただただ感動した。1試合目は普通だったが2試合目。春日井のチームと一宮のチーム。グランド入りする時も2列でまとまって入る春日井のチーム。見習いうべき点。試合は6回まで0対0。これがBチームなのか?と言うほどレベルも高いと思った。私も球審で誤審がないように超集中。その中で春日井のチーム捕手の子供が、投手や野手に声をかけ続ける。ミスした子に「笑え」。とにかく投手の子や野手の子の名前を呼ぶので、私まで名前を覚えてしまうほどだった。結果は春日井のチームが勝ったが、勝ち負けより、礼儀正しい春日井のチーム。そして自主性があることを私自身学んだ。監督さんも失礼ながら人間性が出る。選手交代でも、「代打背番号〇〇お願いします」という監督。「代打・・・・」何も言わない、プロかぶれの監督。子供が可哀そうなほど不愛想。球審をやると良くわかる。この試合は、私自身本当に勉強になった。

本来、この時期のホームページは熱いコメントをかける。しかし、今年度は私の責任で、熱く戦うことが出来なかったかもしれない。来年1月にもう1試合ある。忍耐の後は「楽」。楽しむことが出来るだろう。
12月7日・8日

「素直」

昨今の子供達と10年前の子供達の性格、考え方が変わってきていることに気が付く。それは「素直」さ。恐らく他の監督なども感じたこともあるだろう。素直さは人に信頼され、しかも吸収出来る。キレる、イジケルの時代になったのか、叱られることに慣れない時代なのか。逆に私の考えが違うのか。しかし素直に勝る美しいものはないと個人的に思う。

土曜日は年末の挨拶回りで仕事。忘年会だけ参加。試合は見ていないが聞いた。雰囲気はわからないが、スコアブックを見る限り、ミスばかり。監督もショックを受けていた。日曜日は市長杯決勝。先週も戦った相手。チーム方針が違うが、やはりお互いに勝ちたいという気道のこもった試合になった。試合は、2点差だが一方的だった。完敗。良かったのではないかと感じた。まだ残りの大会がある。努力なしで、自分中心の考え方が多いチームでは勝つことが出来ない。ましてや4年生と6年生では、足の速さやパワーなども違う。先週優勝して勘違いしないためにも素直に受け止める事が大事。努力なしで負けて悔しがることは野球に失礼。やるだけやって悔しがるなら理解出来る。残り試合が少ないが、少ない期間でも努力は出来る。次週はそれに期待する。
11月30日・12月1日

「ワンチーム」

この日がやってきた。豊山大会準決勝、決勝。なんと準決勝は不可解な対戦相手の棄権。正直、市長杯の準決勝で戦い2週連続。前回勝っているだけに、相当厳しい試合になると予想していた。しかし棄権。決勝、私は緊張しまくり(嘘)試合に入る。監督は緊張している。一緒に戦おうとしている証拠。接戦になってくれればと思った。接戦には比較的今年度の勝率は高い。相手も6年生が揃っていないチームだが、毎年、チーム力がある。初回、いきなり安打を打たれ先制される。しかし3安打浴びながら最小得点で終わったのが良かった。その裏、無安打で2得点。うちらしい。四球とエラー。当然、足をからます。流れが落ち着いた思った4回表、相手打線につかまると言うか、非常に自軍にとっては嫌な攻撃で逆転される。足とセフティーを絡められる、手も足も出ない攻撃に翻弄された。5回内安打1本で逆転。とにかくランナーが出た時の策は、考えなければ連打などなかなか自軍には望めない。後半、先発投手佑真もストライクを取るのに精一杯だったが、無四球だったのが最大のポイント。相手守備では4年生の樹吹が魅せてくれた。本当に私たちにとって大きなプレーだった。最終回の守備。半信半疑で送り出す。後攻とはいえ同点も避けたい。過去、3度豊山大会を優勝しているが3対2。1対0。1対1のタイブレーク。とすべて1点差以内。準優勝はない。勝ち切った過去。野球はメンタル。必ず守りきってきれると信じた。先頭をアウトにとり、最後の打者は三振。4対3。決勝にしては点数が入った試合になったが1点差。私自身も嬉しいというより、ホットした。一年目の監督。そしてヘッドコーチもOBコーチ。そして何より事務局はジュニアーズ初の女性事務局。6年生は3名。昨年は5名の6年生がいたが不安のままスタートした今年度もヘッドコーチの加入で流れも変わった。夜は今シーズン初めての祝賀会。子供たちも達成感はあっただろう。どんな大会でも負けずに追われるのは良い事。

勝因は、考えても出てこない。戦力は恐らく小牧や豊山地区でも下から1番か2番だろう。しかし、自軍の良さはチーム力。3年生でも4年生でも目標に向かう力。そして私が考えたのは子供達以上にスタッフのモチベーション。この時期に向けて、子供達、ベンチスタッフ、そして事務局と「ワンチーム」にならないと勝てるはずがないと思い、大人にも厳しいことを言った。たかが学童野球と思うスタッフは必要がない。浅く考えるスタッフも必要ない。目指すものは1つ。今年の流行語大賞「ワンチーム」。学年などに関係なく勝てるということを証明してくれた。また、来週、良い景色を見たい。

日曜日はフレンドリー予選。今年度は強い印象の相手チーム。この能力は小牧でNO.1だろう。そんな相手に先発投手5年生晴琉を送る。スピードボールに押され気味だったが、打ち方を変えた瞬間から多少打ち始めた。先制中押ししたものの振り逃げから流れが変わる。その前のイニングで自軍が攻撃ミスをしていた。1アウト満塁。9番打者で初球、センター飛球のゲッツー。じっくり攻めないと流れが変わる場面でとんでもない失態だった。予想通り振り逃げから四球、エラーで同点にされる。7回裏1アウト満塁のチャンスをつかみ結果はサヨナラ勝ち。攻撃のミスによる失点は反省。収穫は晴琉の完投のみ。今週末も決勝戦を含め大会がある。自軍らしく「ワンチーム」で戦ってくれればそれでいい。最終章まであと少し。
11月23日・24日

土曜日は朝から豊山大会。昨年、別の大会で決勝でも対戦した強いチーム。毎年、しっかりと6年生も揃っている。この大会は相性が良い。秋にやるのでチームも熱く戦ってくれた記憶がたくさんある。試合は、強力打線に先発佑真が、この日は絶好調。緩急をつけて1安打に抑える。攻撃は四死球を活かしたことと、終盤4番玲央の勝利を引き寄せる安打で4対0。5年生サード奏来が体調を崩したものの強行出場して守備で魅せてくれた。相手1安打。自軍2安打と貧打線だったが試合の流れが相手に行かなかったことが勝因。強いチームに勝てた。

日曜日は小牧市最後の大会。春先、決勝で2度対戦して惨敗。力の差がありすぎる相手。しかし、毎年戦い方が上手く、色々な大会で上まで勝ち上がる強豪。先発投手は佑真。6年生では佑真しかいない。初回、守備の乱れから失点。当然、四球とミスは失点になる。当たり前だが、それを無くすために練習する。ミスがないチームが強いと私は思う。当然、守備だけでなく攻撃もバントなどミスがなければリズムも良い。初回、2点先制される。しかし、相手の良い左腕の選手が制球に苦しむ。うちの打線では恐らく1安打か2安打で良しとしなければならないほど、良い投手だと思った。先頭四球。自軍は足やバントを絡ませないと勝てない。しかし2アウト3塁。これまた相手もおつきあいでミス。2回も同じ。四球にミスで逆転。しかし、仕掛けたからこそ相手ミスもでる。3回はさらに追加点。なんと4年生左紘がタイムリーヒット。この日2安打。本当に勝ちたかったチームに勝てたのが嬉しい。声も出るようになってきた。感情も出て見ていて面白い。このゲームも相手1安打。自軍2安打と前日に続き、ミス合戦だったかもしれない。昔ほどの無四球、無失策が遠い過去のように思えるほど、ここ最近、自軍もミスが多い。ミスのないチームが強いことは間違いない。硬式になってもミスは良くないが、打たなければ勝てないと私は思う。午後、私はBチームへ。色々とBチームにあったので様子を見に行く。Aチームは高蔵寺大会。先週と同じ相手に先発投手ハルをぶつけた。事前に良くても悪くても代えないでと、各コーチに言っておいた。初回3失点はしたものの2回から1失点。前回は1イニングもたずの試合も、同じ対戦相手もあったので、ハルの成長のためにも良い機会だった。負けたけど、しっかりと投げ切ってくれた。

あと1つで夢にたどり着けるところまで来た。あと1つで、父兄監督が喜んでくれる。あと1つで苦労した事務局の方も安堵してくれる。あと1つで、子供たちが最高の笑顔に変わる。あと1つ
11月16日・17日

守備は最大の攻撃。ミスは最大の相手攻撃。

プレミア12も終わった。野球人気は落ちたが個人的に興味あり。決勝ではが面白かった。四球から始まった試合で3点先制される。世界大会でも先頭の四球は失点になった。しかし、その裏、日本も四球から1点を返す。これがすべてだった。流れが行かなかったことが一番。更には2回から登板した投手陣が流れを作った。サードの外崎選手を中心に素晴らしい守備もあった。7回からの3名の若い投手は度胸満点。140キロや150キロ投げる投手は日本にはゴロゴロいるかもしれないが、見るものを魅了する投手陣だった。やはり本番で強い人間は魅力があると思った。しかし世界一になった野球界が人気低迷とは、何か原因がある。私は学童から、高校、しかも大学まで親と二人三脚の時代に原因があるのではないかと感じる。親がメンドクサイという方には、野球が出来ない環境になる。スポーツは野球がすべてではないのは分かるか、携わった者として衰退してほしくはない。

土曜日、フレンドリーカップ予選。対戦相手は、毎年、対戦させて頂く強豪チーム。5年生以下の同大会で昨年優勝している。想像外のゲームになった。ポイントは守備のみ。ランダウンプレーを2度ミスしたことで勝敗を分けた。とりあえず予選通過。日曜日は、最悪の2試合。桶狭間大会3回戦。いきなりサードエラーから始まる。この日、内野守備で6個のエラー。勝てることはない。守備でリズムをつかまないチームは負ける典型だった。恐らく自責点0ではないかと思うほど負の連鎖だった。2試合目。待ちすぎた東海団地。これだけ待たされるのであれば、この大会も来年度は出られないと感じてしまう。ダブルヘッダー。5年生投手には良い経験。しかし、期待のハルがブルペンとは真逆の投球。心の乱れは制球の乱れといわんばかりに2押し出しを含め初回から失点。ほぼ投球練習していない奏来5年生が抑えてくれた。点差が開いて打つだけ。好きなように打てと言っても簡単に打てない。私の記憶で、14年間で本当に打ち勝ったという試合は片手で余る。8対7や、逆転につぐ逆転など本当に少ない。まずは守備で失点をふさがない限り、打ち勝つこと打ち勝つことも出来ないだろう。結果、日曜日は自滅2試合。相手に勢いを与えただけの試合になった。ただ、12月も充実した目標が出来たことが嬉しい。残り、5大会。負ければ終わりの大会がフレンドリーも含め4大会。最後にひと花咲かすために下は向けない。11月に過酷な日程になったが、まだまだ諦めない
11月2日・3日・4日・9日・10日

笑わない男が笑う

ホームページ更新をさぼってしまった。最近夜が弱くなった。3連休で大忙しの毎年と比べると、試合が少ない。試合数が目標ではないが、相当遅れている大会もある。土曜日は勝ち進んでいる大会が入らず練習。この日は小学校が使えず、いつも場所を工面してくれる父兄には感謝するばかり。ここ最近の試合は、元気が出てきたことが救い。声に上手いも下手もないので、とにかく気持ちを出す声が出始めてきた。日曜日、桶狭間大会。過去、強かったイメージを持つ対戦相手。再三のチャンスも2得点しか取れず、イライラしているうちに同点に追いつかれ最終回。この日は、これしか覚えていないほど。ノーアウトから奏来が執念で出塁。走って晴琉の打席。三振が多いハルだが、ここ最近成長している。ボテボテだが進塁打。芯でとらえたセカンドライナーよりもチームにとってはありがたいゴロアウトになった。1アウト3塁。サヨナラのチャンス。5年生2名でチャンスを作り、8番打者巷陽5年生で決めたい。ミスしては泣き、いつもビクビクしている印象の子供。行ってこいというベンチの気持ち。当たりは決して良くないがセンター前に落ちるサヨナラヒット。前進守備でなかったらアウトだったかもしれない。泣きながら整列している姿が印象だった。笑わない巷陽が笑った。皆でつないだサヨナラにチームも上向きになるだろう。

4日はラストリーグ2戦目。投手晴琉が先発。監督は佑真でと言っていた。相当、勝ちたかったのだろう。その気持ちはわかるが、この試合は5年生に任す。晴琉も負けていないと思った。初回から得点を積み重ね、見せ場は奏来。いつもボールを追っかけて打ってしまう癖がある。三振が怖いのだろう。軸足1本で打て!特大のレフトオーバー。初本塁打だった。笑わない子が笑うと嬉しい。笑ってくれるために私たちも頑張っている。3連休を良い形で終えた。

9日土曜日も試合なし。この先が恐ろしい。小牧市今季最後の大会、市長杯。バントやエンドランなどで得点を重ね、相手外野守備が浅いとか関係なく、昊真、晴琉に本塁打が出た。特に、苦労して打った晴琉は嬉しかっただろう。写真では、笑顔でホームインしていた。ベンチでは聡吾中心に声が出ている。活気もある。次週も、活気だけは出してほしい。

プレミア12を見ていますか。私は野球が好きでプロのリーグは興味が薄いが負けられないトーナメントなどは興味津々。日本は予選を勝ちスーパーラウンドへ。初戦は驚く攻撃で勝った。代走が二盗・三盗。そして2アウトからセフティーバント。まるで学童野球。しかし地面を使った野球で勝利。比較的投手が安定しているので、接戦では進塁打やバントも短期決戦では必要だと感じた。しかし、スーパーラウンド2戦目。1アウト3塁や1アウト2塁3塁のビッグチャンスも内野飛球ばかり。相手が前進守備でなくゴロなら必ず1点という状況でも内野飛球か浅い外野飛球。見ていて面白くないし、勘違いした打者ばかりと感じた。ランナーなしなら否定しないが状況を考えないのか不思議だった。2戦目の捕手もアウトコースばかり投げさせる。外国人は手が長く、外の球が真ん中に近いことを知らないのか。インをつかないと、外の球はド真ん中になることくらい私にもわかる。投手は攻めの姿勢。打者は状況によるバッティングをしない限り厳しい戦いになる。バントや進塁打という日本得意の形でやれば強いと個人的に思う。私は、日本の野球が世界一だと思っている
10月26日・27日

とうとう10月最終週。朝晩冷える時があるが、学童野球にシーズンオフはない。逆にこれからが本番。土曜日は、唯一勝ち登った大会。イチロー杯のブロック大会。間違いなくベスト8で6年生3名。しかも4年生まで何名か出ているチームなどない。ゲームになるか心配ではあったが、捨てるものなどない。2回まで無失点に抑えたものの、3回、何でもないファーストフライのミスから先制される。自軍は食らいついて打たない限り、レベルの違う投手。足を使いたいが牽制も上手い。5回、2アウトから4連打で2点追加される。限度を超えた点差。しかし、その裏チャンス。四球から、ランエンドヒットが結果的にスチールになり、1アウト3塁から、内野ゴロで1点返す。3点差にも関わらずフィルダースチョイスで打者ランナーも残る。更に連打で1アウト満塁。もう1点は・・・と思いミスした晴琉に超期待をしたが・・・・スクイズ失敗。ゲッツー。当然、その裏、相手の上手い攻撃で追加点。最終回、四球と安打で粘りを見せるも、力の差が出た。今年度の力ではここまでかもしれない。バントが出来なければ勝てる要素もない。翌日も悪い流れなのかラストリーグ予選で負けた。今は1試合でも多く、しかも1日でも3名の6年生に目標を持たせて試合をさせてあげたい。試合後、少しだけ私の練習方法をやらせて頂いた。「闘争心」をテーマにした練習。昔、よくやっていた。緊張感のないノックやバッティング、バントなどやっても試合では成功しない。積極的に、チームのために1試合でも多く大会を戦ってほしい
10月19日・20日・21日

スポーツの秋と言われる通り、野球では日本シリーズ、ラグビーワールドカップにバレーボールとテレビをつければスポーツ中継が多かった。しかし、そんな中で台風による被害で被災されている方々もたくさんいる事を忘れてはならない。小さい子供や小学生なども普通の生活を送れていないと思うだけで心が痛む。通常の生活に戻ってほしい。少しでも笑ってほしいと思い、小牧原ジュニアーズとして出来る事は募金活動。OBの子供や、OB父兄を含めたくさん募金の来てくれた。29日まで募金活動を行い、小牧市役所を通して被災地に想いを届けたい。

3日間で試合はフレンドリー予選の1試合。19日。22日とまたまた雨で大会も延期。20日に試合が出来た。相手はナイターなどやって頂ける親交の深い試合。球審をやらせて頂いた。というより人もおらず、ガチンコ勝負なので面白かった。球審に夢中で流れなどはわからないが、両投手とも制球もよく、エラーか打つかの勝負だと感じた。結果はやはりラッキーな安打など出た方が勝った。今年ほど、チーム力や個々の能力がない年度は珍しいが、ゲームになるのが不思議なほど。練習でも、漠然と打つ走る守るだけをやっている。試合で通用するはずがない。今どきの「自分中心」の考え方の子供が多く、上手くいかなとイジケル。投げやりになる子供が多い。私は許さない。すべて上手く行くこと等ない。上手くいかないから、上手くいくように考えて努力する。イジケル暇はない。私自身は「素直な子」は伸びると確信している。ミスした時こそ上を向き声を出す。考え方を変えればチーム力はつく。6年生3名。5年生4名。あとは4年生のメンバーだがここまで戦ったのは事実。10月、11月は試合が多い。自己中心から自己犠牲に考え方を変えて戦う。試合が出来る事に感謝しながら
10月12日・13日・14日

頑張れニッポン

ここ近年、地球温暖化が原因のひとつなのか、自然の猛威が人間を苦しめる。安らげる場所さえ奪う。台風15号、19号で大きな災害が東日本中心に出た。お亡くなりになられた方にはご冥福をお祈りするばかり。また、安らげる家なども失い、普通に生活出来ない方々には1日も早い復旧、復興を心から願います。「頑張って」という言葉さえむなしく、無責任に思えてしまう。10月22日・26日・27日で行動に移し、少しでもお役に立てるように募金活動を行うことにした。子供達と共に。野球が出来る環境、生活できることに感謝の気持ちを込めて募金をしたいと思います。そして、他人事ではなく、強い日本であるように少しでも応援したい。この悲しみが笑顔に変わる日まで風化してはないないと思う。

三連休。台風の影響で土曜日は休み。日曜日は5年生以下の大会。まったくと言って良いほど、チームとしての練習はしていない。それでも何とか食らいつきたいと思ったが、「団」としての力がまったくなく、自己中心的なプレーで大敗。本当に台風の通り過ぎた後、苦しんでいる方がいる中で試合が出来たことには幸せを感じなければならない。

テレビをつけると、台風による被害のニュースとラグビーの情報が多い。ラグビーは日本全体に勇気を与えてくれる。ミスしたら相手攻撃になる。ミスをさせたらチャンスになる。その為に身を犠牲にして体当たりする。フィジカルの差があっても立ち向かう姿に私も魅了された。「ワンチーム」というチーム方針を掲げ、その通りのチームだからこそ、そして結果が良いからこそ注目を浴びる。今こそ、日本が「ワンチーム」になって被災された方に支援するべきだと思うのは私だけではない。自分に余裕がないからこそ手を差し伸べる力を持ちたい。今はこれしか言えない。「がんばれニッポン」。
10月5日・6日

今はラグビーブーム。ニュースを見ればラグビーのニュースが多い。確かに、にわかファンでもある私だが興味深い。あれだけ体がぶつかり合って怪我しないのが不思議。サッカーは足をかけられると痛いふりをするが、ラグビーは痛くても次のプレーをしないと仲間を助けられない。昨今では運動会、体育祭などで組体操や棒倒しなど、怪我が怖いので実施しない学校が多くなったと聞いた。騎馬戦など、とんでもないとも聞いた。スマホ世代と言われる時代の子供たちが逆に可哀想に思えるのは私だけではないだろう。ちょっとしたことで大きな怪我になってしまうほど体が弱くなっていくのだろう。中学生でも、玉入れが主流になる時代が来るのか?またはスマホで操作して競争する時代がくるのかもしれない。余談はさておき、土曜日はAチーム監督の先輩が、監督をやっている岐阜県のチームと練習試合。Aチーム、Bチーム2試合やって頂いた。私は人手不足で球審。しかし相手バッテリーを真後ろから見られたので勉強させて頂いた。非常に制球の良い投手。しかも声をかけまくる捕手。セカンドへのスローイングもコンパクトで肩も良い。キャッチングに、投手を想う気持ちが出ていた捕手。今シーズン、いろいろ見た中でNO.1だった。球審なので、判定に集中していたので自軍がどうだったかは分からないが、完封負け。しかし、相手打線を見ると、どこで点を取りたいのか明確にわかった。ただただ礼儀正しい相手チームで好感しかない。2試合目はBチームの試合。当然、私はゆっくり観戦と思ったが、誰も代わりますか?と言ってくれず、2試合目も球審。少しばかり大味なゲームになったが、試合なれしている自軍の5年生、4年生の走塁が積極的だった。3名の5年生投手が投げられたことはBチームにとっては収穫だっただろう。また、やって頂きたいと思った。

日曜日は東海団地2回戦。相手が大事な戦力が欠席や怪我なのか大味な試合になった。今月にはイチロー杯ブロック大会がある。正直、自軍がベスト8で戦うのも失礼かもしれないが、その舞台で試合が出来るのは勝ち残ったからこそのご褒美。ならば、「団」でぶつかって戦いたい。まずは次週の3連休の試合を大事に戦うのみ
9月21日・22日・23日・28日・29日

大会繁忙期に試合が少ない。通常なら投手を使いすぎてはならないと考えるが週に1度の試合なのであまり悩まなくてよい。三連休を含め5日間で2試合。トホホ・・・。試合数が目標ではないため、練習で鍛えたことを実践して勝つのみ高蔵寺大会1回戦。大好きでもあるし、相性の良い大会。相手は春日井のチームだが、いきなり先発投手佑真の制球が定まらない。3四死球。その後、1本打たれて3点先制される。学童野球は、ストライクが入らない四球は失点になる典型だった。その後は、少しずつ点を返して流れを持ってくる。ピリッとしないゲームではあったが、久々に勝てたことだけが嬉しい。

29日は東海団地大会1回戦。大きな選手もある相手。立ち上がりの守備が不安だったので先攻をとった。1アウトから自軍らしくない素晴らしい攻撃。1アウト1塁から佑真ツーベース。2塁3塁から玲央タイムリー。昊真も続いて6年生3名しかいないが、その3名で3点。4番玲央はこの日3安打の猛打賞。しかし、ピンチの連続。先頭を歩かせる悪い癖。失点になる典型な流れ。追いつかれ、更には逆転される。この日エラーも3つ。勝てる要素はない。しかし5回にノーアウト2塁3塁から内野ゴロで同点。更には2塁ランナー聡吾激走。逆転。その後も四球から同点にされ、タイブレーク。1アウト満塁から。4番この日3安打の玲央。捕手飛球。そして5番巷陽も凡退で絶体絶命。その裏、相手も4番打者から。好打者ではあるが、この日は振り回していたので、少しの期待。インフィールドフライ。不思議と満塁からは無失点。2イニング目。6番昊真。何とか食らいつき、内野ゴロで1点。その裏、1点では足りないと思ったが、投手フライにサードゴロ。接戦をうちらしく勝った。どこの相手でも接戦になるが勝ち切った。終わってみて、タイブレークも含め、四球を与えなければ失点は防げる。そして、残念ながら、ゴロが得点になるという傾向だった。長打力など関係なく昔ながらに飛球は点にならず、内野ゴロでも得点になる試合だった。本当に良く勝てたと思ってしまう。

15年ほど学童野球に携わると審判の方や相手チームの監督さんなどとも親交が深まる。自分の子供が野球をやるのでチームスタッフになったが、自分の子供どころか孫までいる環境になった。指揮官になって初めての優勝は本当に嬉しかった。学童野球に慣れるまでに大変だったが、とにかく強いチームに勝ちたいと思った15年。優勝など夢のまた夢から何とかここまで来た。今はOBの子供たちが成人して遊びに来てくれることや、いつかOBの子供が自軍で活躍してくれる日を夢見て頑張るしかないと思うこのごろ。体型と共に言動まで丸くなったしまったが「継続することが力」と言い聞かせ頑張りたい
9月7日・8日・14日・15日

スポーツの秋。バレーボールにラグビーのワールドカップ。ルールがわからなくても観てしまう。来年はオリンピックイヤーなので非常に楽しみ。ジュニアーズにとっても実りの秋になるはずが「負の連鎖」。もともと力はないが接戦になれば勝っていた4年生から6年生までが必死に戦って勝ち切った真夏までとは逆になってしまった。そんな時期もある。力がないなら、ないなりに戦ってきた。しかし、やはり負けるのは悔しい。子供たちが練習して負けたことで悔しいと思ってくれれば強くなれる。大会4連敗。技術ではなく、どうせ必死にやるなら勝ちたいという気持ちをもって練習してほしい。

冒頭で書いたが、現在私はラグビーに興味を持っている。あれだけ身を呈して陣地と仲間を守り、怪我をしない。しかも前に投げられないのに前に前に進もうとする意識。更にはボールが楕円形でどこに行くか正確でもない。タックルにタックルを重ねて仲間を守り得点をあげることが、今更ながら感動する。野球では、勝負事でいがみ合う事は大人以外はないが、ラグビーは「ノーサイド」。試合後は相手を尊重しあうスポーツ。どんなスポーツでも試合終了のホイッスルや、ゲームセットになれば「ノーサイド」の精神をもって戦いたい。
8月23日・24日・31日・9月1日

だから野球は面白い

24日はイチロー杯5回戦。1戦を必死に戦った結果、知らぬ間にブロック決勝。過去、JBLAの大きな大会などでは、決勝やブロック優勝を経験しているものの、イチロー杯のブロック決勝突破は経験にない。相手は平成18年度に対戦させて頂いた記憶がある。とにかく良い選手が多いと聞いた。初回表の相手攻撃でいきない試合を左右するポイントがあった。1番打者に粘られ四球を与える。盗塁される。この時、相手ベンチからは「今日は楽勝に走れる」という掛け声が聞こえた。最近聞かない言葉に驚いたが、気分の良い言葉ではなかったので食らいついてでも勝ちたいと思った。しかし、2番打者にセンターへ。タイムリーかと思われたがホームの結構手前で2塁ランナーを刺す。良いバッターが多いだけにノーアウト1塁3塁だったら、恐らくコールド負けだったと思う。3回表の相手攻撃、8番打者に安打される。2球目、足を止める。8番打者も自軍にこれば超中心打者だが、ランナーを置いて上位打線にならなくて良かった。先制点は、なんと自軍へ。1つの四球や1本の安打を大事にして1回か2回あるチャンスを生かさない限り難しい相手。3回裏、9番打者の死球から、外野手のミスで先制。しかし4回表、相手打線が牙をむく、4連続長短打とセカンドエラーで大量失点かと思ったが、ホームゲッツーなどラッキーもあり2失点で防いだ。ここまで来て、1点差で負けたくない。5回裏、なんとしても塁に出ることだけを考えて打席に立つことを伝えた。キレイな安打でなくてもいい。2アウトから四球。時間制限がないため、5回ならまだ攻める。盗塁に奏来のセカンド横抜ける安打で同点。チームも燃えていた。6回裏、昊真が大会で久々の大きな当たり。確かに相当外野は前だったが、一発以外は良いという守備体系ではなかったため、ホームイン出来た。逆転。最終回、またまた8番打者の選手に痛烈なサードゴロを打たれ、自軍の守備では対応出来ない。最終回で1点勝っている状況。単独スチールはない。カウントが揃わない限り走らないと思った。とにかくランナーを置いての上位打線は驚異。と思った矢先、すぐに単独スチールを、「この日は楽勝」と言われた捕手玲央が、セカンドベースの1m手前で刺す。勝ったと思った。私の野球理論が狂う事がこの大会の4回戦、5回戦でおきた。4回戦は盗塁アウトでゲームセット。盗塁阻止率は良くて4割から5割。半分の確率にかけたギャンブル采配で、走られれば大ピンチ。刺せば勝利を確信にさせる盗塁だった。1番打者は単打OKで外野深めに守らせ、投手ゴロでゲームセット。まさにジャイアントキリング。被安打6。エラー2。与四球2。これで2失点なのは我慢強かった。本当に野球は面白いと思った。感情をむき出しにする子供たちの表情が良かった。

翌日はBチームの新人戦に向けて練習試合をしていただく。晴琉の先発投手を試したかった。成長を見える投球だったが、やはり下級生も出なければならない状況で点を取ることが難しかった。相手はAチームでもビュンビュン投げる好投手。見るのが2回目だが、5年生でスピード、制球ともに安定した投手だった。また試合後はかき氷を頂き、本当にありがとうございました。

1日と9月1日は、試合に行っておらず、内容を聞いていないのでわからないが、A、Bチーム共に接戦を落とすことは何かが足りないと感じた。挨拶など礼儀は学年関係なくやらなくてはならない。試合が出来るのは、グランドで留守番してくれるCチームスタッフや仲間がいることを忘れて、自分たちだけが勝った、負けたで満足しているようでは良いチームとは言えない。打撃は時として嘘をつく。打てそうでも打てないこともある。守備は嘘をつかない。雑にならなければ勝ちに直結する。打つことばかりが先走る昨今の野球。プロ野球は見せる野球なので面白いが、勝ちにこだわるのであれば、まずは守備だろう。守りを怠る昨今の野球であれば、世界大会も勝てないだろう
8月17日・18日

お盆明け、まだ猛暑が続く。ゲリラ豪雨に体温より高い気温。その中でも甲子園は順調に試合を行っている。休養日もある昨今の甲子園ではあるが、星稜の投手は今までにない好投手。あまり私自身詳しくないが、私が今まで見た中でも群を抜いている印象。その時その時でひと花咲かせて次のステップに進む。高校野球で怪我の連続であれば、恐らくその上でも怪我をするだろう。打高投低の中、本当に頑張ってほしい。しかし、悔やまれるのは決勝での連続与四球がすべてだったと私は思う。

土曜日はAチームデポ杯2回戦。完封勝ちは見事。もう少し点が取れればという印象だが、攻撃中に時間のオーバーでゲームセットを考えると良しとしなければならない。しかし4イニングしかできず、その内投手関係で取ったアウトは12個中、10個。三振、投手ごろ、投手フライなど。いかに学童野球は投手の守備力が必要かよくわかる。午後からBチーム。あ〜 帰省だとか、怪我で人がいない。せっかく、5年生がずらりと揃ったチームを練習試合が出来るのに・・・・。この試合は私自身に目的があった。投手。左腕ハルの制球。2試合目捕手のフットワーク。人がいないので、2年生まで入れて試合をして頂いた。先発投手は、春先我慢させて守備やメンタル強化をやってきたハル。ブルペンでは良いものの。あ〜1回もたずに降板。外野は、2年生を含め下級生が守る。経験だけ積ませて頂いた試合になったが、最後の打席で2年生デスパイネレオが、レフトフライを打ってくれた。次の日の新人戦に大きな課題を残しすぎた。

日曜日、新人戦。大久真が怪我で1か月は離脱。怪我をしない為のアップ中に怪我をしてしまった。すごく頑張る子だけに試合に出してあげられないのが残念。まずは人数が揃うか?モチベーションが低いBチームではあるが、試合だけは相手がいるのでやらなければならない。先発投手は奏来。強いと聞いた小牧市のチームだったので、先制点がほしい。2アウトをとられ、ショートのエラーから四死球の山。2回の攻撃、3回の攻撃も同じ。その中で、大会初出場の宇壱が、2打点など良い点もあった。奏来は得点差があってもランナーを気にする悪い癖。10点差あってもリズムが悪い。考えるのは1つ。ランナーをためないこと。万一、得点を与えてもアウトカウントを1つずつ増やすことだけ。しっかりとしたストライクゾーンに苦しんだが、当然、これも経験。2番手の巷陽は良かった。リズムがばっちり。15点差あるので、捕手だけを見て投げれば良い。課題は守備。期待している4年生レオ。壮一郎、左紘など守備が崩壊。足が動かない。練習して上手くなるはずが、後は度胸。1回戦を勝てる戦力ではなかったが、2回戦に進めて緊張感のある試合が出来る事が良い事。とにかく、現代病になりつつある、怪我をしやすい体を、怪我をしにくい体になってほしい。
8月3日・4日

最善と最悪

いよいよ梅雨明け。夏本番。3日・4日と宿泊でキャンプ。10年前までは60名ほどで行っていたが、父兄の参加も少なくなり30名ほどで楽しんだ。キャンプの前にイチロー杯4回戦。少しだけ雰囲気が良くなってきたが、6年生3名、5年生4名、4年生3名の小粒なチームにとって4回戦は過酷な試合が予想された。相手して頂いたのは過去にも何度か対戦させて頂いたチーム。県大会前に4回戦を戦う力のあるチーム。この試合も、守備は「我慢」が目標。攻撃は少ないチャンスを生かすことだけだった。初回、2アウトから安打と盗塁、更に自軍のエラー。同じ選手が緊張しすぎなのかミスが多い。先制される。正直、先制点だけは与えたくなかった。しかし2回表、2連続四球でチャンスをつかむと、ミスした巷陽が挽回してくれた。晴琉の安打もあり2点とって逆転。2回裏も3回裏も厳しいストライクゾーンに苦しんだ佑真が四球を出す。「四球は失点になる」といつも思っていたが、3回裏、先頭で出したランナーを玲央が刺す。玲央キャノンの始まり。同じ回も2回目の盗塁阻止。3回表に四球と安打、そしてエラーで2点追加していたので、3回裏が最大のポイントになった。4回裏も5回裏もピンチの連続。安打にミス。1点ずつ返されたが、すべて最少失点で抑えている。自軍の攻撃も4点から次の1点が遠くなった。走塁ミスで流れが行ってしまった結果4対3で最終回。最終回も代打の相手選手が安打で出る。代打で安打は羨ましい。あと1つのアウトが・・・・。しかし、最後は300%セーフにならなければならないスチールを玲央が刺す。玲央キャノン炸裂。ゲームセット。主将玲央が、3つの後輩のエラーを救ってくれた。佑真も我慢強かった。4対3。真価の問われる試合で接戦が出来たのは監督も自信になるだろう。私は声がガラガラ。気分よくキャンプへ行ける。

翌日、子供たちは眠い目をこすりながら8時半プレーボールに挑んだ。前回対戦時は見ていないが、大敗した相手。相手代表さんと現在Cチームの監督さんとは親交が深い。とにかくやってみないと分からないとはいえ前回はコールド負け。しかも前日の連投を避け先発投手は5年生奏来。不安はあるが経験。予想とは逆に初回四球から2得点。2回も巷陽の安打から相手ミスで大量4得点。合計6得点。見事。しかし・・・2回裏、奏来も制球を乱し2失点。しかしまだ4点差。ベンチの入っていない私でも、2イニングで50分以上経過したのがわかった。残りはイニングではない。時間。40分。4イニングか5イニング勝負。ならば投手を代えるべき。しかし予想していた4回裏の攻撃、佑真が乱れる。1点差にされ更に2アウト満塁。しかし相手打者が初球を打ってくれた。サードゴロ。終わったと思った瞬間、いつものエラーが出る。メンタルが弱ければピンチに弱い。チャンスにも弱い。そんな試合になった。結果抽選負け。キャンプ帰りなど言い訳できない。勿論、即解散予定を変更して練習。負けると良いところが消えてしまう。負け方が最悪だった。前回大敗のチームとゲームになったのが救いだけだった。

3日4日とキャンプの事前準備をやって頂いたご父兄。実施して頂いたご父兄。試合道具を準備してくれたスタッフ、父兄。協賛をして頂いた沢山のOBスタッフやOB父兄の皆様。キャンプは楽しませて頂きました。3日、4日とキャンプの前後に大会は私も初めてだが怪我もなく終われたことに感謝したい。次は勝って勝って皆で遊びたい
7月27日・28日

ジャイアントキリング

高校野球甲子園予選が終わった。小牧市から甲子園に出場する。その際に使われた言葉が「ジャイキリ」。ジャイアントキリングの略と聞いた。番狂わせ? そうでもないような気がするがノーシードからの甲子園出場なので番狂わせという言葉が使われたのか?小牧原ジュニアーズからも以前はOBが活躍していたが、今は1名在籍していると聞いた。野球は下馬評で強いと言われるチームが勝つとは限らないから面白い。

土曜日は台風の影響でまたまた雨。試合も流れる。これだけ週末雨だと、人数の少ない自軍にとって、連戦は厳しい。ましてや6年生も少ない。この日は完全な休養日にした。自軍は休みがないことが自慢だったが、最近は室内練習など場所の確保が出来ない現状。本当は少しでも体を動かしたいが・・・・

日曜日、本来秋に開催される桶狭間大会。朝、湿度と暑さで倒れる子供がいないか心配だったが的中。確かに昨今の暑さは昔とは違うとは言うが、もっと違うのは、冷房をかけて寝る。扇風機は必需品のようになっている。私の時代はクーラーがあっても、必ず消して寝ろと監督や先生から言われていた。体を冷やすと次の日倒れるぞ。と言われ宗教のように信じてそれを守った。しかし今は、汗かいて寝る子がいないのではないかと想像する。やはりいきなり走ったり汗をかけば気分も悪くなるだろう。3名ほどダウンして、回復しなければ棄権状態だったが15時プレーボールで救われた。対戦相手は大きい子とたくさんのメンバーがいるチームだった。昔、対戦の記憶がある。対戦前には良く打つ子が数量数名いると聞いた。立ち上がりから防戦一方。初回のノーアウト1塁2塁や2回もノーアウト2塁。打たれるものの投手中心に「我慢」をしてくれた。動いたのは2回表。5番5年生奏来。四球。先頭が出た。ワンチャンスを生かしたい。スタンダードな攻撃で先制。周りはびっくりしただろう。その後もピンチの連続。中盤、先頭を四球で歩かす。「四球は失点になる」と私がいつも言う。打たれるのは無失点で切り抜けられても無駄な四球は許してくれない。1アウト3塁から綺麗なヒットでなく内野ゴロで同点。あれだけ序盤安打されても無失点だったが、結果無安打で失点になった。7回裏、初めて3人で抑えた。1対1。良く戦ったと言いたいが抽選。序盤、万一、送りバントが一つでもあったら、完敗していた試合。インフィールドフライや三振で進めなかったのが、この接戦になった。抽選は「運」ではなく、勝ちたいと思うほうが勝つ。新監督もスコアラーも初めての抽選と聞いた。私が監督時代は抽選勝ちしか記憶にないほど抽選が多かった。5対4の抽選勝ち。1回戦から泣いて喜ぶ子もいた。まさに「ジャイアントキリング」番狂わせだったかもしれない。正直、戦力は自軍より数段上なのは見てわかる。また、11月後半にこの大会の2回戦がある。その時には、もっともっとメンタルも成長して、更に元気が良いチームになって戦いたい
7月20日・21日

今年は非常に雨での延期が多く調整も困る。その中で20日はイチロー杯3回戦。先週の負けた悔しさそのままに戦った。私はOBが出場する高校野球を観戦。試合経過を見ていたが守備で我慢してくれた。接戦を勝利することは大きい。子供たちが練習の成果を発揮する試合で、勝ち進んでくれた。恐らく勝因は我慢の投球と、盗塁阻止だろう。監督の采配に応えてくれた形になっていた。ミスもあったが必死に戦っていれば、仲間がミスも助けてくれる。そんな試合のようだった。日曜日は予定していた大会が、相手の行事で延期。勝ち進んでいる大会が1つしかないにも関わらず連戦になる。また夏は、球団としての行事もある。今年度は流れなのか、行事まで試合が入り過酷になる。ただ、令和元年が思い出になってくれればそれでいい。過酷な日程を全員で乗り切ることを目標としよう
7月13日・14日・15日


三連休、色々と衝撃的な連休だった。高校野球予選は雨で流れたりしており応援に行けない時もあるが、その雨が奇跡を起こしてくれた。小牧市民球場で高校野球の始球式を学童野球の各球団から各1名出られる。自軍は7月15日と1か月以上前から決まっていた。14日にOBの試合が小牧市民と一宮球場であり、それがいずれも中止。15日に」延期を聞いた。しかも1試合目。その1試合目に出場する選手の中にOBがいる。しかも主将で捕手。ん〜?? 後攻をとれば現役6年生の佑真と、6年前の自軍の捕手をやっていた迅とのバッテリーが見えるかも。速攻でOBの迅にライン。ジャンケンを勝て。そして裏を取ってくれと伝えた。当日、電光掲示板には、OBが所属するチームが後攻だった。長年やっている顧問や村田コーチ、私は、恐らく他の方には分からないかもしれないが、ここ最近で一番嬉しい事だった。小学校6年生と高校3年生バッテリー。良い一日になった。180校以上、しかも試合会場もたくさんある。第二試合でも、この奇跡のバッテリーは成り立たない。まさに神様が与えてくれた奇跡になった。試合は、OBのいるチームがシード校に圧勝。また観戦したい。

学童野球に戻り、土曜日は東海団地大会。2年前は春・夏と連続準優勝と相性が良くなった大会。相手して頂いたチームの小学校で対戦させていただくが、田舎者の私には想像外のグランドの狭さだった。最初に目に飛び込んで来たのは、自軍の数倍いるメンバー。球団努力なのだろう。6年生もズラリと揃っていた。ゲームになるのか心配だった。しかし先制したのは自軍。四球と盗塁から玲央がレフト線へ。先制。次の1点も自軍へ。5回を終わって2対0。周りは目を疑っただろう。1点返され、6回裏。相手ミスなどもあり1アウト2塁3塁のビッグチャンス。次の1点を当然取りに行くが、スクイズが上に上がってしまう。打てなくてもバント強化したがメンタルの弱さが出てしまった。当然、次の回は相手にチャンスがいく。0アウト2塁3塁と大ピンチ。エンドランと内野ゴロで逆転される。結果、ボテボテのゴロは進塁につながる。しかし最終回の攻撃、今年初めてと言って良いほど熱く声が出た。ジュニアーズらしく、最後の最後まで諦めずに戦った。最終回4年生左紘の安打があり1点差であれば、勝負に出られるが2点差は、ランナーがもうひとり必要だった。少しばかり熱く戦えたことだけは収穫。雨、雨の連続ではあるが、これだけギリギリの人数で頑張っているので1戦1戦を怪我なく戦ってほしい
7月6日・7日

花を咲かすには

高校野球予選が始まりOBの観戦が非常に楽しみ。連絡があれば必ず観に行きたい。6日はOB二人在籍する予選を観戦。正直、OBが活躍してくれればと勝ち負けは・・・と思ってしまう。試合前のシートノックでは華麗にプレーする選手たち。私たちの時代とはあきらかに違う。人工芝でやっているような軽快なプレー。果たして試合で、しかも土のグランドで対応出来るかという疑問も残った。県立対県立の対戦で、私の予想通り、エラーの連続。あのシートノックでの華麗さはどこに行ったのか?私の応援するチームは劣勢。どれだけ大差でも最後の大会は絶対に諦めることが許されない。6点差からOBの楓真が満塁で打席へ。そこまで2三振。初球振りぬいた打球はレフトスタンドへ。グランドスラム。鳥肌が立った。その時、楓真の祖母と一緒に観ていた。初本塁打が最後の大会でグランドスラムはお見事。もう一人のOBもヒットを打ち活躍してくれた。試合はラグビーのような6対12。四球にエラー合戦というイメージ。しかも、それほど暑くない気温にも関わらず、両軍で4名足がつり交代する選手がいた。信じがたい光景。上辺だけを鍛え、中身がない証拠だった。どれだけ暑さが昔と変わっても気温30度もない球場でバタバタ倒れる姿は見たくなかった。土台が出来ていない。もし環境の変化に対応するのであれば、高校野球を9イニングではなく7イニング以内にしなければならないと感じた。しかし、我がOB二人は、小学生時代から陸上部のように基礎体力で出来ている。最後の大会で足がつって交代は悔いが残る。花を咲かすためには、しっかりとした土台が必要。守備でも、まずは正面で捕る練習をしなければ、いざと言う時エラーする。私にとっては負けたけど、最高の試合だったと思う。

土曜日午後はBチーム初練習試合。相手して頂いたチームにはご無理を聞いて頂く。5年生以下はAチームでの試合経験はあるが、ポジションが違う。しかし鍛え上げられたバントだけは素晴らしかった。プレッシャーの中で練習した成果を見せてくれた。Aチームでも活躍してくれている樹吹など4年生も大きく見えた。あとは、四球とエラーでの失点。永遠の課題ではあるが、勝つ仕組を作るにはどうしても克服しなければならない。5年生以下では、初めてマスクをかぶる聡吾は、捕手向きではないかと感じた。しかし、初めて試合に出る4年生以下の子供たちも良い経験になったと思う。何が何だかわからない事が収穫で、練習で1つずつ覚えれば良い。そして最終学年で花を咲かす為に、しっかりと体力をつけて、バット引き、ボール拾い、ランナーコーチなど土台作りをしなければならない。本当に楽しみになった。

日曜日は逆に練習試合を申し込まれ実施。同じ対戦相手だが、自軍はバッテリーとセンターだけ前日と違う。相手投手は女の子だが、春先とは別人。ゆっくりとしたフォームから投げる球は速く感じて振り遅れる選手もいた。投手も最低二人出す予定が、非常にリズムが良いゲームで最後まで佑真が投げた。打線は打てと言ってもなかなか打てないのは分かっている。しかし、消極的な打撃が気になる。そして何より、攻守交代時にベンチでボールを探したり、グローブを探すなど、今までにない事前準備が出来ていない現実に憤りを感じた。その事前準備と、声かけという土台をしっかり作らなければ喜びもない。精一杯戦わなければ嬉しさも半減する。来週から大会の連続。しっかりと土台作りをして今シーズンの花を咲かせたい。
6月22日・23日

土曜日は、丸一日休んでしまった。家族旅行。孫ちゃんを連れて信州へ。25年ぶりだろうか。恐るべし衰退した避暑地になっていた。お土産屋さんは閉店だらけ。人も少ない。テニスコートは草が生えている。とにかく大学時代は暇さえあればペンションに宿泊していたが、今ではペンションすら見当たらなかった。ホテルもほとんどが外国人。見事に変わってしまった。私は久々に家族と過ごせて少しの幸せを感じた。

日曜日は東海団地大会。数年前に対戦させて頂いた相手。今でも記憶に残っている。人数も自軍とは正反対。ボロボロの4月5月から少しだけ上向きになりかけている。4年生でも出来る全力疾走や、ヒットは打てなくても声をかけることは出来る為、それに徹した。試合は先攻。四球から始まったが足を止められる。ヤンチャな5年生聡吾が我武者羅にならない。しかし2アウトから6年生2名の連打で先制。盗塁を刺された聡吾。そしてベンチを助けてくれた。2回の攻撃も相手投手は、球は速めだが、相当調子が悪かったのか少し荒れていた。四死球を足掛かりに4得点。流れが終始自軍に。更に5回。投手は交代していたが更に4得点。4年生左紘のセフティーバント。大久真の犠牲バントなど、よく決まった。ブルブル振り回してもなかなか打てない小さい子でも、出来る事はある。身の丈に合った攻撃で9得点。守備は、先発佑真が緩急をつけ、制球よく投げてくれた。5回に1失点はあったが我慢強く投げた。この日は全力で走らないという反省点はあるが、強いチームに立ち向かってくれた。勝ちに飢えていた子供たちも安堵していた。更には4年生大久真、吹樹など急遽の守備位置変更も対応してくれたのは練習の成果。強いチームが決して勝つわけではない。自軍の練習は厳しい。その壁を乗り越えた者しか味わえない景色を見せてあげたい。Bチームの下級生も相当我慢強練習している。必ず良い想いをさせてあげたい。
6月15日・16日

土曜日は雨の予報と、学校公開日によりBチーム初試合が中止。残念の一言。日曜日は終日練習。勝ち進んでいる大会はイチロー杯のみ。この日は終日練習。元気も多少出てきたがまだまだ自軍らしさはない。主将玲央の自覚が少し出てきたかな。月末に2大会あるが弱小チームが強いチームに立ち向かう姿だけでも見たい。

たまたま日曜日、地元のプロ野球球団の試合結果を見て驚いた。7回・8回に1失点ずつ。最終回6失点。大量得点をひっくり返される。投手継投を見ても、勝ちたいの?と思うほど下手な野球だった。それほど私は入れ込んでいないが、点差があっても無駄な四球がすべて点になり、点差がつまれば四球を出せないため打たれる。どんな好投手が出ても流れは止まるわけがない。何故、プロ経験者が分からないのか不思議だった。学童も高校野球も同じ。指揮官が勝ちに行かずに勝てない。この日はOBの子供が2名来た。中学でもボーイズでも高校なら県立でも私立でも、OBの子だけは活躍してほしい。高校野球も始まる。私が毎年2回会うOBがいる。私立に行っているが、当然応援に行きたい。他の子もいるが、OBの子供たちが高校まで野球をやっていて良かったと思えるように頑張ってほしい。

5月25日・26日 6月1日・2日・8日・9日

ホームページ更新をしないと周りから叱られる。もしくは病気なのかと言われる。以前のパソコンから約14年続いた毎週の日記。新しいパソコンになって11年。正直、パソコンの調子が悪いので二台のパソコンを駆使して更新した。ジュニアーズにとって、GW前後から今に至るまでの戦いぶりは過去にないほど苦しんだ。勝ち負けより子供達の声や笑顔、一所懸命さがまったく見受けられないチームになっていた。「闘争心」。戦う気持ちがない。強い気持ちで攻めることもなく負の連鎖とけが人も出た。1年目の監督も苦しんでいる。しかし9日のイチロー杯2回戦から少し変わった。いつものエラーで先制されるも本当に粘り強く、同点、逆転に成功した。久々に見る子供たちの安堵の表情。どうせ試合にエントリーするなら負けるより当然、勝ったほうが良い。人間、負け癖がつくと、それで納得してしまう。6年生3名も、ここ1か月ほどで力もつけた。佑真の制球。捕手玲央の送球。4番打者としての昊真。それを支える5年生。真面目で堅実な奏来。いつか腹から笑ってほしい。聡吾も粘り強くなったがもっとヤンチャでいい。ハルに巷陽。少しずつだが前に進んだ。Bチームも活気づいてきたが、驚くほど上手な2年生、3年生もいる。休まず練習する子は上手くなる。梅雨空を吹き飛ばす元気で頑張ってほしい。

ここ最近気が付いた。ボールに飛びつく事の出来ない子供が多い。飛びつく事が良いわけではない。しかし、いざと言う時怪我をしないように飛びつく練習もしなければならない。子供たちに聞いた。「飛びつくのが怖い」。えっ!食らいつかない子が今年は多いと思っていたが、そうではなく飛びつけない事に気が付いた。ならば怪我をしないように布団を引いてでも練習。捕れないボールを捕れるようにするのが野球。打てないボールを打てるようにするのが努力。不可能を可能のするのが人生であるのであれば、良い機会だと思った。最近、私もノックをしていない。そろそろノックバットを持って頑張りますか!
4月27日・28日・29日・30日・5月2日・3日・4日・5日・6日・11日・12日・18日・19日

1か月前が遠い過去のようになってしまった。10連休は野球漬け。負け癖のついた連休を含めた、ここ1か月になってしまった。確かに数少ない人数ではあるが、負け方が私の経験にないほどひどい。心ある野球が出来ていない。自軍特徴の元気がない。必死さもない。かつ意欲もない。あるのは甘さだけが目立った。立て直しはスタッフの意欲。勘違いした目標ではなく1年というスパンで今は何をしなければならないのか?子供たちと共に成長すべきスタッフがオブザーバーでは、これだけ意識とスキルの低いチームでは勝つことは難しい。さらには怪我が多すぎる今シーズン。弱体化した現代ではあるが、今年度は多すぎる。10連休は負けたら練習を繰り返す。技術がなければ、何か対戦相手より上回らなければ勝てない。ここまで練習したら、勝ちたい。勝たせてあげたい。1か月で強く成長したと思うのは4年生吹樹。虎視眈々と練習をして上を狙っている印象。巷陽の守備や奏来が投手デビュー出来た。あとは変わりない。ただ球団として新入団の子供たちが数名入ってくれて下級生が充実したのは大きい。今は、声を出すことと、厳しさ、喜びを仲間たちと味わうこと。今のままでは下降の一途。そして、素直な気持ちで野球をやる心の野球をしてほしい。スタッフの意識が変わればチームも変わる。県学童大会が始まる。失点しない気持ち。何が何でも得点する気持ち。そして攻守交替を全力で走る。ここから再度始めたい。

あなたは何が一番ほしいですか?と聞かれたら何と答えますか?「車、お金、家、休日、癒し、地位、恋人などなど」がほとんどの回答らしい。一番良くないのは「思いつかない」という回答らしいが、どれも平和な証拠であって、重病の方や、家族に不幸などあれば、その物欲もなくなる。平和であるからこそ欲が出る。考え方ひとつで欲しいものが変わる。お金が欲しければ自分が成長しなければならない。車も家も同じ。休日や癒しがほしければ自分自身でやり易い環境にしなければならない。その為に、一番欲しいものが変わる。「記憶力や話法、統率力、学力、求心力などなど」結果、すべて自分自身に力をつけなければ物欲は満たされない。しかし、普通に生活出来ること自体が幸せであり、自分の健康、家族の健康、そして平和であることがやはり一番欲しいものだと痛感する時も来るかもしれない
4月20日・21日

土曜日、いきなり嫌になる。インフルエンザや怪我などで実質Aチーム8名。今のチーム力だろう。毎年以上に苦労する怪我や病気。弱い証拠だろう。せめて全員揃って試合や練習をやりたい。早いもので日曜日は中日少年野球大会が始まる。OB父兄から中学生も大会をやっていると聞いたので観戦。両軍にOBがいた。硬式野球に行った子供もいるが、中学野球もOBが何名か出ているので面白かった。私の中学時代とは雰囲気も声も何もかも違う。一番違うのは、父兄の応援。私たちの時代は県大会や中部地区大会でも親が応援など来なかった時代。昭和の時代から平成の時代。令和の時代はどんな環境になるのか、本当に不透明すぎると感じた。OBの活躍を見たあとは自軍の試合へ。試合は、相手もなかなか人数が揃わないチームで、似たようなチーム構成だが、先発投手の5年生巷陽が制球よく投げてくれた。熱い戦いはまったく出来ていないが2回戦に進めた。まずは、全員が健康でチーム力をあげることを最優先したい。自分から進んで練習する向上心を持ってゴールデンウィーク10日間を過ごしたい。
4月6日・7日・13日・14日

流れ

先週は更新を忘れてしまった。時の流れは早いもので新チーム発足して3か月が経過しようとしている。平成という時代も残り2週間ほど。令和元年組にとって良い年度にしたい。6日は桜の咲く中、練習試合をやって頂く。目的は5年生投手の経験。学童野球の場合、いや高校野球やプロ野球も同じかもしれないが、四死球がポイントになる試合が多い。投手にとって良い四球など学童野球においてはない。投球数は増え、盗塁されればピンチになる。まさにそんな試合だった。巷陽が先発投手。もちろん経験は少ないが、序盤は制球よく投げてくれた。打たれても得点を与えることなく順調だったが70球を超えたあたりからストライクがまったく入らない。6四死球。4得点も当然追いつかれる。追いつかれるどころか「流れ」まで渡してしまう。公式戦なら交代していたかもしれないが、これは経験と最後まで自分で抑えてベンチに戻ってくることを覚える為、勝ち負けにこだわらなかった。ストライクが入らない投手への声掛けは本当に難しい。しかし、身をもって経験すれば声もかけやすくなる。練習試合をおつきあいして頂いたチームに感謝したい。日曜日は父兄中心に花見をやって頂いた。本来、遊んでいる場合ではないが、Bチームと一緒の遊ぶことも大事。手の指を痛めた奏来がいたので、試合がなかったのはせめてもの救いかもしれない。

13日は出張で試合不参加。朝から速報が届く。せっかく勝ち上がって行った大会もメールを見るだけで嫌になる。先頭打者に四球を与えジエンド。最少失点で抑えることと「流れ」を変えることが出来なければ接戦にならない自軍。どんどん大量得点を与える。監督の役割は、打たれ続けたら流れを変える策を与える。まったく塁に出られなければ、言葉をかける。上手く行かなくてもやってみる。「流れ」は上から下に流れる。上向きにするには、良いプレーや相手の凡ミスなどなければ変えられない。スタッフの出来る事は、グランドに立つことが出来ないため、良い流れを変えない策や声。悪い流れを良い方向にもっていく知恵と経験が必要。確かに力の差があったと思うが、収穫のない惨敗。翌日はろうきん杯3回戦。アップから試合モードでなければ勝てない。モチベーションで内容も変わる。初回の攻撃は三者凡退。しかも、2番聡吾のレフトへの飛球を相手選手が飛びついてとるファインプレー。やはりその裏、得点を与える。守備からリズムをつかみしっかりとした作戦で先制された。しかし2回表、先頭が四球。そして盗塁。当然四球から「流れ」はくる。6番玲央のタイムリー。そして4年生コンビ8番樹吹、9番左紘が、な、な、なんと連打。四球を足掛かりに得点。さらには、これまた四球から得点を積み重ね12対2で勝てた。しかし、土曜日の負の流れなのかエースナンバー佑真が、軽い怪我でリタイアという悪い流れは止められなかった。私の持論は、「元気と声で流れを良くできる」と思っているが、現在は自軍にその力がない。たとえミスしても、元気と声の掛け合いは、どんなプレーよりも流れを良くする。数年前のようにそんな「流れ」が作れる声が欲しい。
3月30日・31日

花より勝利

ひとつの時代があと1ヶ月で終わろうとしている。30年を振り返ると大昔に思える。私は大学生。今のようにパソコンもあまり普及していなければ、携帯電話など夢のような時代だった。バブル時代からバブル崩壊した平成初期。湾岸戦争や、ロシアではなく、ソ連だった時代は大昔。私たちの生活環境も、車にはナビが当たり前のようについている。どんどん日本が小さく思えるほど、移動スピードも早くなってきた。30年後には、30分くらいで東京に行けるのではないかと思うほど文明の利器が進んだ。しかし、変わりゆく時代でも、人間のモラルという点においては変わらないでほしい。

土曜日は、ろうきん杯2回戦。考えてみたら、ボールもJ号に変わって2ヶ月ほど経つ。人間は順応性があるのか、既に慣れてきた。打球が多少飛ぶ印象で、打高投低が更に進む時代だからこそ、守備にこだわって練習をしている。試合は、昨年の対戦はないが、数年前は練習試合をやって頂いていたチーム。初回、2本の安打で先制されるも、四球を与えていないため最少失点でおさまる。初回からランナーを出しまくるが2回表に追いつく。1時間20分しかないため、両投手が店テンポ良く、しかも制球が良くないと7イニングいかない。3回、先頭打者四球から打線がつながり4得点。とにかく芯に当てる練習が少しずつ実っている。2回からの守備は、安打は打たれるも四球を与えないため初回以外、無失点に抑える。この時期は大会エントリーを少なくしているため、大きな勝ちになった。花見も良いが勝って次の目標があった方が嬉しい。日曜日は終日練習。数年前まで、バッティング練習などあまりやらなかった私でも、今は取り入れている。昔と違い子供たちの平日の努力の量が違う。バッティング練習をするために、家で素振りをしてもらいた。どれだけ時代が変わっても、熱意だけは変わらないでほしい。
3月21日・23日・24日

桜が咲くのが待ち遠し時期。現在、チームは蕾のまま。春先は小牧市の大会だけエントリーしていたが唯一、ろうきん杯だけは参加した。1回戦は、対戦の記憶がないので楽しみだった。先発投手は佑真。無安打で先制したものの、立ち上がりから大暴れ。制球を乱したことより、心を乱したことで逆転される。私は監督に投手交代をお願いする。今後の為に、勝ち負け関係なしでキレる心が直らなければ成長しないと判断。2回裏の守備。5年生巷陽がアップアップで投げている。しかし、交代させられた先発投手の佑真が守備から声をかけ続けた。ベンチに戻り「勝ちたいのか?」という問いに「もちろんです」という回答。3回裏から再度マウンドに送った。試合は色々なことがあり、時間がせまった最終回の攻撃、逆転。子供たちが積極的にプレー出来たイニングだった。2回裏、ノーアウト満塁を無失点に抑えたことが最大のポイントだったかもしれない。どんな形であれ、次につながったことだけでも良しとしなければならないと感じた。

土日は大会もなく、練習試合をして頂いた。昔から1年に一度は対戦させていただくチーム。5年生投手2名を使いたい。あとは捕手。攻撃は、相手投手によって打てる時もあるし、四球が多い時もある。不透明なのが打撃。しかし、守備だけは相手など関係なくアウトを取る確率が高い。まずは守備。4年生でもホームランは打てなくてもアウトは取れる。練習試合では、その新4年生のタイムリーなどもあり課題はあるが今は十分。しかし失点が多い。やはり四死球は失点になる。先発投手は聡吾。不安定だったが初先発なので今後に期待。2番手は巷陽。経験を少し積んで、投げるたびに良くなっている。真面目な性格なのか丁寧に投げていた。課題は外野が全力で追わないことや、攻守交替も遅い。見ていて気分の良いチームではない。まずは学童らしい野球をしなければならない。素直さと元気。そして礼儀正しい野球を目指したい。日曜日は終日練習。この日はOBがたくさん来てくれてAチームの子供たちと一緒に練習してくれた。練習で目立ったのは奏来。素直な性格なのだろう。吸収してまずは試してみることが出来る。週末、勝てばダブルヘッダーがある。戦える戦力とは言えないが、元気がよく、行動の早い気分の良いチームでありたい。
3月16日・17日

残念ながら・・・・・しかし

2大会連続の準優勝。必ず表彰式では残念ながら準優勝の・・・・と言われる。決勝まで進んでも残念なのです。二位以下は同じと言いながら正直、今のメンバーでよく頑張っているとしか言えない。ただ、流れによっては勝ち切れる場面も相当あったのは事実。

土曜日、昨年優勝した東春杯の1回戦。互いに人数が厳しい現状ではあるが、この日は相手ミスもあったが良く打った。守備でリズムをつかみ、攻撃に移すというのが私の狙いでもあるが本塁打2本を含み2イニングで14得点はつながった。バスターで大振りではなく的確に芯をとらえてくれた。しかし昊真の打撃には驚いた。日曜日、二日酔いの私。夜中の2時以降記憶がないが、名古屋から家に着いて寝ていた。準決勝。既に今シーズン2度目の対戦。チームで戦力は十分揃っている相手チーム。良く打つし、細かい策もやってくる。自軍の投手は佑真。無駄な先制を許すも、相手のスキを突く走塁などで逆転。最終回のピンチを1失点で防ぎ、またまた決勝へ。小さな小さな子供が2大会連続で決勝へ。声をかけ、ハイタッチすることを目的としたチームだが、それでも勝ち上がった。決勝は、投手がいない。大会初先発の新5年生巷陽に託した。初回、緊張から四球。やはり点になる。昨年と違い、捕手が現在成長中なので簡単に盗塁をされてしまう。練習あるのみ。最少失点で切り抜けた。全日本学童大会の悪夢が蘇ったが、追加点を取られなかったことが次の回につながった。1回裏、相手ミスと四球でチャンスをつかむと、昊真のひと振りで逆転。そして、中盤1アウト満塁とノーアウト満塁の2回のチャンスも1得点。例年なら逃げ切ることも出来るが、現在の実力では10点あっても不安。初先発の巷陽は5回3失点。アップアップだったが、よく投げた。その後、これまた大会初登板の5年生聡吾。逆転される。中盤の攻撃が痛かったが、正直、奇跡に近い戦いだった。勝てる要素がないチームがここまで戦った。この大会、昨年、Aチームにはいたものの、球拾い、ランナーコーチばかりだった昊真が目立った。本当に苦労した昨年。今でも練習で上手くいかず苦しんでいるが、我慢強く弱音を吐かず、頑張ってきた結果、不器用ではあるがチームを牽引する活躍をしてくれている。2大会連続の準優勝で胸を張ることは出来ないが、今、優勝など、このチームでは無理。というより、まずは今の10倍の元気が必要。元気なジュニアーズから普通以下になっている。ホームランは打てなくても、声はかけられる。出来ることからやってみよう。
3月9日・10日

本来の姿

喉から手が出るほど団員がほしい。と初めて思った。6年生だけでAチームを作ってみたいと言うのが本音だが、それもチーム力だろう。平成23年度以来10名以上6年生が揃う年度はないが、毎年よく頑張っている。9日の相手は毎年、必ず人数が揃うチーム。これもチームとしての力。決勝に進むなんて考えてもみなかった。決勝は私も記憶にない決勝戦になってしまった。初回の相手攻撃で7失点。新4年生などがタイムリーヒットなど打つ場面もあったが終始勝てる気配のないゲームになった。これが本来の姿。これが今の実力だと感じた。感動も悔しさもなにもない試合になってしまった。相手チームにも申し訳ない気分。ただ、5年生ではあるが晴琉が、少しずつ度胸がついてきた印象。尾張東部大会に行けるだけ幸せと前向きに思うことにした。日曜日は私がどうしても行けず欠席したが、投手不足で経験のために練習試合をしてもらった。新監督もベンチスタッフも、今後、相当努力して学童野球を覚えなければならない。結果は村田コーチから聞いたが、新5年生が2名投げられたことだけが収穫。あとは、変わらない内容だったようなスコアだった。これまた、今の実力なのだろう。チームは、好き勝手やっていても形にならない。形にするまでには時間がかかる。子供たちは勝つために練習をしている。勝つ近道は走攻守のレベルアップではなく、まずはモチベーションのアップだろう。やる気がなければ練習もしない。集中もしない。上手くなろうとも思わない。今週末から、また大会が始まる。試合に飢える時代でないのは分かっているが、練習でやったことをやってほしい。声を掛け合う練習をしたのなら、まずはそこから始めたい。心からの声の掛け合いに期待する。
3月2日・3日

責任

2日土曜日は、休ませてもらった。1年前まで休みなど考えたことがなかった私でも孫には勝てない。50歳で初孫。最初は抵抗があったが、自分の子供より孫が可愛いという噂通り、実際にその立場になると良くわかる。育てる責任がないのか、気が楽で逢いたくてしかたがない。初節句だったので少しばかり野球を休んでしまった。まだ履くことのない靴を買い、まだ遊ぶことのないおもちゃまで買ってしまうおバカぶりに自分自身が嫌になる。責任がない立場だと確かに気は楽。しかし、学童野球で球団を任されている以上、6年生を卒団させなければならない。非営利団体でも、その責任はある。3日日曜日も孫に会いたかったが、朝イチから全日本学童の準決勝があるため参戦。準決勝と言っても、抽選によっては初戦が準決勝という場合がある。自軍は1回戦をやっているのでアドバンテージではないかと思っていた。6チームの大会。私の監督時代の半分以下。5年前は大昔になってしまった。朝、村田コーチから先発投手予定の佑真の調子を聞いた。大丈夫と太鼓判。昨年、新人戦で負けているチームで、互いに上級生の少ないチーム。合併することもなく自力で頑張っている。試合は後攻め。初回、1番打者を1球で投手ゴロに打ち取り流れにのった。攻撃は、まだ慣れぬ新監督ではあるが、やはり四球を足がかりに、巷陽がつなぎ、佑真が打ってくれた。2点先制後、先頭を出すも我慢強い投球と。華麗ではないが確実にアウトを積み重ねた。大事な次の1点も自軍に。またまた巷陽が打ってくれた。新5年生で経験が少ないものの、振り回すことなく左中間に。その後、これまた佑真。6年生になって責任感も増した。3点目となるタイムリー。あとは四球などでランナーを溜めないこと。6回裏、攻撃途中でゲームセット。な、な、なんと決勝に進出。確かに、ここ10年弱で試合になる仕組み作りはしてきた。打つだけでは試合にならない。点が取れる仕組み。点を与えない仕組みを考え練習をする。新4年生もAチームで活躍しなければならない自軍。まだ考える野球は出来ていないが、最低、尾張東部大会の切符をつかんだのは事実。出来ればその上の大会で戦いたい。
2月16日・17日・23日・24日

新チームが本格的に動き出した。午前中は走り込み中心で子供たちにとっては面白くない練習だろ。試合で面白ければ良いので我慢も必要。野球以外で怪我した子供が一人いるが、あとの子供は必死に頑張っている。毎年人数も少なくなり、今年度はどのように戦うのか。打てない守れない走れないチームではあるが、今できることをやるだけ。16日は終日練習。正直、勝てる要素がないというのが本音。しかし、少人数の6年生達が声を張り上げ頑張ってくれている。17日は親交の深いチームに練習試合をやって頂いた。結果的に勝てたが課題だらけ。打つ前にバント。守備は人の送球が捕れない状況。危機感すら感じた。ただ、緊張しながら試合をしている姿は初々しく、経験を積めば必ず良いチームになるとも感じた。

23日は今シーズン初めての大会前日。新監督が休みであったが、サインの確認など実施。負けない仕組みを毎年作るが、今年度は絶対的な選手もおらず、まさに全員で戦わなければならない。今年度のキーポイントは捕手と新5年生4名だろう。24日は間違いなく二日酔いだった私も酔いが冷めるような展開になった。対戦相手は新6年生がズラリと揃う。自軍は毎年少ないので慣れてしまった。序盤が我慢の連続。安打はされるものの無失点に抑えていたが中盤で先制される。自軍はやっと出たランナーも、新監督が珍しく消極的で、この試合だけは口をださせて頂いた。点が入る気配がない。6回裏もツーアウト。しかし最少失点で抑えている。2番巷陽が四球で歩く。当然、攻めた。走ってチャンスを広げ、3番佑真、4番玲央の2連続ツーベースでなんと逆転。これこそワンチャンスを生かした。守備での不安があるため、ドキドキして二日酔いどころではないが、最終回も抑えてくれた。勝敗は安打数などではなく、本当に相手より1点余分取れば勝てることを痛感した。先発の佑真が我慢強く投げてくれたのが一番の勝因。ファースト、ライトなどエラーはあったが6年生3名が助けてくれた。

今は喉から手が出るほど団員がほしい。どれだけチームを作る自信があってもやはり人材は必要。今年度は本当の意味で、毎試合が決勝のように、1戦1戦を大切に戦うことで少しでも多く試合がしたい。
1月26日・27日 2月2日・3日・9日・10日・11日

ありがとう、すみません

2月10日、平成30年度卒団式。1年の終わりでもあり始まりでもある。その前に1月26日に新チームが産声をあげた。走る練習主体で辛いかもしれない。新6年生3名という究極に少ない人数でのスタートだが、不思議とモチベーションは高い。投手、捕手内野手、外野手とボールも変わりすべてに不安だらけ。経験値もないため、身の丈に合ったことが出来ればそれでいい。まずは、よく頑張っている印象。2月10日卒団式。5名の卒団生が、何個もメダルをぶら下げ入場した姿は誇らしかった。今年度は、途中で辞めようと思った選手が多く、この日を迎えられたのは本当に良かった。卒団生への贈り物は、OBコーチなど色々な方から、相当数のプレゼント。やり通した証。逆に卒団生父兄からも、たくさんの想いのこもった贈り物を頂いた。今年度は卒団生の言葉通り、すべてが1月の試合に集結したような年になった。春先で多少の自信を持ったものの、そこからの自主性を欠いた子供達が、水を得た魚のように12月・1月、自主性を持って戦った結果、想像以上の終わり方が出来た。卒団生の言葉には「ありがとう」がたくさんあった。スタッフにも、親にも、後輩にも。支えがあってやり通した事に感謝出来れば、私はそれが嬉しい。私は思う。これから先、生き抜くには「ありがとう」という感謝の気持ち。そして「すみません」という素直な気持ちさえあれば生き抜ける。今はそれが出来ない時代。自己顕示欲に満たされ、やり通すことの出来ない時代に、何かを犠牲にする力と、嫌なことを乗り切る力。そして支えてくれた方への感謝を再度、子供達が教えてくれた。主将蒼志は、捕手及び主将として十分まとめてくれた。投手桜埜は、最後の最後まで怪我をせずに投げきってくれた。飛翔は、良くやり通してくれた。寂しかった時もあったと思う。彼には感動させられた。宋稔も本当に色々あったが持ち前の野球センスで花を咲かせてくれた。泰征も恐るべき成長。彼が笑えばチームが盛り上がるほど頑張ってくれた。今年度は今年度の個性。どんなスポーツでも、スポーツでなくても、やり通した達成感を常に味わい、その場その場で花を咲かせてほしい。

この卒団式の為に、協賛してくださったジュニアーズ関係者各位。そして設営して頂いた在団生父兄にお礼を言いたい。ありがとうございました。そして小牧原ジュニアーズを支援して頂いた卒団生父兄にもお礼を言いたい。ありがとうございました。

また、シーズンが始まる。正直、私自身いつになったら終わるのだろうか。村田コーチも20年ほど毎週続けているため同じ事を思うだろう。私は、野球どころではないH30年度が終わり、子供たちに教わった立ち向かう気持ちで仕事でも頑張っている。OB父兄が増えて嬉しい半面、役割分担をしていないため、練習はじめの2月11日はスタッフ不足。困った時に助けてくれる仲間であると信じる。オブザーバーはいらない。必要な人材は子供達と向き合ってくれるスタッフ。父兄ではあるが、新監督を受けてくれた森監督。野球経験が時として邪魔になるときもある。しかし最後の卒団式で「小牧原ジュニアーズで良かった」と思ってもらえればそれで良いと思います。最善の年度になるように私たちスタッフも子供たちに負けないように。
1月12日・13日・14日

今を輝かせれば過去はさらに輝く

まずは平成22年度組みの皆さん。成人式おめでとうございます。顔を見せてくれて嬉しかったです。今輝いているので安心しました

思い起こせば年度初め、このチームは勝てるだろうか。最後は笑って終われるだろうか。と思えるほど経験もなければ、元気もスキルもなかった。諸
事情により3ヶ月強、野球に参加出来ず、復帰した際に無責任ではあるが驚いた。失礼になるが、春先と変わっていない。淡々と練習と試合をや
らされているチーム。ツーアウト3塁で打つしかない場面でも子供たちはサイン待ち。打てというサインを待っているのか。走塁は消極的。試合後には
スタッフに喜ばされる。とにかく一所懸命な自軍のスタッフの方々は必死に子供達を引っ張ろうとしたあまり残り2ヶ月でも同じだった。声の掛合いを
するため、積極的になるために自主性を重んじたい。それが絶対に最後は楽しい野球になると15年目の経験が少ない私が勉強したことで、監督に
はお願いした。事務局のスタッフにも言った。2ヶ月あれば必ず良いチームになると。最後の仕上げは楽しんで野球をすること。まさに、3連休はそ
んな3試合になった。12日土曜日、3年連続決勝まで進めた非常に相性の良い大会。そして大好きになってしまった大会。決勝は春日井の強豪
チーム。決勝まで春日井のチームとばかり戦わせて頂いた。すべてをかける試合。勝負は試合前のアップからモチベーションを上げること。試合は初
回から動く。三者凡退に抑えたあと、緩い球を上手に投げる投手から四球絡みで2得点。2点目の飛翔のタイムリーは大きかった。先発投手桜埜
は制球が良く、無四球だが強打者揃いの相手に何度もピンチを迎える。守備の見せ場はノーアウト満塁を5-2-5という捕手蒼志のナイス判断で
無失点に抑える。追加点は自軍。緩い球でショートバウンドが多い投手。常にランナー3塁時はホームを狙った。ほんの少しのワイルドピッチを逃さ
ず2得点。超積極的走塁だった。勝因は元気という雰囲気と無四球に抑えたこと。そして自主的に守備位置など指示していた6年生はお
見事だった。終了後は、本当にいい顔していた。少し離れた場所から見ていても泣いている子、笑顔の子と十人十色だが勝ち切ったこ
とで楽しさを思い出したと感じた。昨年決勝などで勝ちきれなかった過去さえ輝く日になった。負けたからこそ練習して強くなろうとした。
何故負けたのか。何故楽しそうでないのか考え修正した結果だった。
久々の祝賀会も盛り上がり、優勝したものだけが味わえる会になった。

翌日、8時半集合。昼からフレンドリーカップ準決勝。勢いそのままにと思ったが、アップはダラダラ。また同じ繰り返しなのか。本当に強い対戦相手
なので、せめて元気と声の掛け合いだけは負けたくない。開始後、その声と元気は圧倒した.。先発投手の桜埜は絶好調。この日は良かった。強
い相手に2失点以上は厳しいと思ったが、子供たちは私の想像をはるかに超えた。確かに相手外野の守備で目測を誤る場面もあったが記録は長
短打で3点先制。その裏、捕手蒼志が相手の足を止める。流れが当然来る。追加点は自軍。4回、5年生佑真の安打から四死球を絡め泰征
のタイムリーなどで2点追加。その際、1アウト3塁で打者は8番4年生の聡吾。四球と同時にワイルドピッチでホームに突っ込んで来たランナーは得
点になったが、更に打者走者は、1塁で止まらずガラ空きの2塁ベースを目掛けて突っ込む。四球をツーベースにしようとした4年生。センターがカバ
ーに入りアウトになったが、次の塁を狙う攻撃的で点差も考え自主的に走った4年生を褒めてあげたい。更に5回、その聡吾がセンターへタイ
ムリー。6回は宋稔、桜埜を6年生が奮起して合計9得点。これだけ打てたのは今シーズン初めてだろう。この時期に野球の神様は子供たちに
勇気と結果を与えてくれた。強豪チーム相手に快勝。正直、次対戦したら逆になる可能性が高いが、やはり元気という武器は流れを
渡さなかった。

三連休の最後は、尾張旭主催のリーグだが、順位決定戦の相手は小牧のチーム。全勝でこの日を迎えた。6年生が揃うチームで昨年から強いと
聞いていた。元気はないものの、パワフルなチームという印象。先発投手桜埜は疲れがあるのか絶不調。残りの試合は桜埜に託すというより、桜
埜がマウンドを譲らない。村田コーチの投げた後のメンテナンスにより、ここまで来た。この日は悪いなりに桜埜が抑えたが、センターの宋稔の守備は
お見事だった。ゴロが飛べばセンターゴロに出来る肩を持っている。スチールの刺し合いで試合が始まったが、監督が悩んでいた1アウト3塁などビッグ
チャンスを必ず点にするというテーマが出来た。采配も成功して得点を積み重ねた。ここに来て、監督と子供たちの気持ちがつながったと感じ
た。
相当、打たれたものの要所で三振が取れたので1死球の完封。打線はリードオフマン蒼志の3安打など含め、長短打9本で、前日の続き「ら
しくない」勝ち方だった。しかし本当に楽しそうに野球をやっている。そして小牧市で試合をするのは最終戦だったのでOBなども含め、相当な応
援も後押ししてくれた。結果、これ以上ない結果。ゲームセット後は自然と歓喜の輪が出来ていた。泣いても笑っても残り1試合。この気持ちを忘
れずに、あと1試合思い残すことがないように戦ってほしい。

今年度、本当に痛感した。他球団の経験の長い方も言われるが学童野球が低レベル化している。確かに少子化で人も少ないが、バットを振り回
すだけの野球で、決勝や準決勝でも押し出し四球などストライクを取るのが精一杯になっている。ひと昔前までは、決勝や準決勝は1点とるのが難
しかった。正直、ストライクが取れる投手がいるチームが勝つ仕組みになっている。この3試合がまさに証明した。決して強くない自軍だが、与えた四
死球は3試合で1つ。あと私の感じたことは、スキルばかりで元気や声の掛け合うチームは相当減っている。挨拶さえもしないチームもある。「礼儀」
など綺麗ごとにように、根本からズレたような気がしてきた。私の願いはパワーがなくても、足が遅くても、元気の良いチームであってほしい。
1月5日・6日

最後の仕上げ

皆様におかれては良い新年を迎えられたと思います。小牧原ジュニアーズは3日から有志練習。私は持病の孫に会いたい病で不参加。正月3日
から練習するのは自軍くらいだろう。4日はジュニアーズコンペ。新年早々ゴルフ。どんどん増えるOBスタッフ。14年前一人で2年生から5年生まで
一人で見ていたのが嘘のように、今は本当に協力して頂ける。コンペは恐るべし低レベルなスコアではあったが、天気も良く、本当に楽しめた。野球
は土曜日健康祈願で神社に。その後練習。6日の大会が流動的なので練習内容が難しかったが私は持病で帰宅。結果的に大会が延びたため
昔から親交の深い球団に頼んで練習試合をやって頂いた。恐らく練習初日で試合などやりたくなかったはず。それにも関わらずお付き合いして頂き
感謝するばかり。この試合には目的が沢山あった。残り4試合の大会を締めくくるには仕上げが必要。プレーは桜埜中心に3名が無失点に抑
えるも攻撃面で1アウト1塁3塁など練習通りにはいかなかった。サインミスなど決勝では命取り。宋稔、桜埜などのタイムリーで大量得点になったが
最大の課題が残った。やはりこの時期はギンギンにモチベーションも高いが、まだ熱くなっていない。最後の仕上げは笑顔。あと4試合の課題は
笑顔という結果を出すこと。
12日からの3連休は決勝2つと準決勝。舞台は想像以上に整った。最善の3連休に。

新しい年が始まった。春には時代が変わる。とにかく怪我や大きな病気がなくジュニアーズに携わるスタッフや子供たちが健康であることだけは願う。
良い一年になりますように。