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試合日記・練習日記5  

11月30日(土)・12月1日(日)

初めて思った

先週の惜敗から1週間。先週は真っ暗になるまで練習した。まだ可能性がある限り最後まで優勝の狙いたい。11月に入って連戦。今年の人数と戦力では厳しいが、泣いても笑っても残り1ヶ月。来年まで勝ち進んでも1ヶ月半。骨折した巧が治るまでは勝ち進みたい。土曜日、朝6時45分集合。寒い。3連覇をかけて豊山・小牧大会。先週練習したことを成功させたい。初回2点先制。流れは良い。先発波偉斗も順調だったが土曜日の午前は何が起こるかわからない。2つのエラーで同点にされる。送球のミス。ミスはつきものだが、あまり送球ミスのない二人だけに私も意気消沈しそうだった。それを救ったのが1番打者ハル。すべて出塁してくれた。終わったみたらミスによる2失点はあったが、7対2。快勝。

即移動してラストリーグ予選。先発楓真。簡単に先制したが、連続四球で満塁にしてしまう。走者一掃の3塁打を打たれ逆転される。これには流れがあった。その前の回、このゲーム先発した駿太。1アウト3塁から見事な叩きで先制。そして初盗塁。3塁まで進んだ。私も駿太の活躍に心から喜んだ。しかし・・・・相手バッテリーがワイルドピッチしてもホームに返ってこない。2点目をくれると言うのに、消極的走塁がその裏の流れになる。攻撃でのミスは次の回の細心の注意が必要。3失点は痛かった。その後、この日絶好調のハルが出て即同点。波偉斗のタイムリーと迅の好走塁もあり逆転。楓真は1イニングだけランナーを背負っただけで、6イニングはパーフェクト。、皆に執念が出てきた。、ここに来て、巧の怪我が痛い。あえて下位打線を打っていたが、守備、打撃ともに一人のケガがこれほど痛いとは思わなかった。4年生の翔太も頑張ってくれているが、足とパワーが違う。翔太にとっては本当に良い経験だろう。この経験を5年生や6年生に時に生かしてほしい。2試合見て間違いなく成長した。プレーでなく「チーム力」が成長している。それが嬉しい。

日曜日、桶狭間大会2回戦。8年前ぐらいに対戦した覚えがあるチーム。どこかの会場で試合を少し見たがパワフルなチームという印象。朝集合して、いつものメニューをやってからこの日は外野守備の練習を何故だかやった。深く守って大きめの打球を練習した。内野は送球と、ベースカバー。ある意味、それが出来れば無失点に抑えれる自信もあった。試合開始。初回の守備。1番打者に痛打される。この打者は、3打席見たが、タイミングの取り方や目とバットの距離が近く、すごい打者だと思った。初回の大ピンチも無失点に抑える。攻撃はテンポの良い投手に緩急で、うちの打線では厳しい。ワンチャンスに賭ける。執念深い内安打で二人ランナーを出し、1アウトからでも送った。2アウト2塁3塁。3番迅に期待。しかし内野ゴロ。得点ならず。守備では、レフト森道が何度もスーパープレーを見せてくれる。終わってみれば、先発波偉斗、とてつもなく調子が悪い中、緩急だけで8奪三振の無失点に抑えた。しかし、相手打線が大飛球ではなく、食らいついて進塁打を打たれていたら大敗だったかもしれない。抽選へ。抽選は嫌いでない。うちの子供たちの顔が見える。皆、目をつぶっていた。相手の子達は、個の能力の高いチーム。両チームとも頑張ったがチームカラーが違った。結果抽選負け。悔しい・・・・・と皆、泣いていた。私は負けて泣く子供たちにはいつも声をかけないが、今年初めて声をかけた。「冷めた子供たちが熱く戦ってくれていることを誇りに思った。」抽選でも勝ったチームが強い。1点も取れなかった事が敗因。私は初めて負けた子供たちを褒めた。プレーでなく、気持ちの部分を褒めてあげたい。

試合後、大会の審判の方々は暖かい。2回戦で必死に戦って、泣いてくれる子供たちがいて嬉しいと言ってくれた。私に持論はその時その時を必死に戦う。誰が出ても、負けていい試合はない。超前向きに考え、今週末も3大会ある。野球の神様が「無理をするな」と私に教えてくれたのかもしれない。初めて思った。傷の残らない負けがあるとは思わなかった。想いは1つ。最後まで元気よく野球をしてほしい。
11月23日(土)・24日(日)

泣いて泣いて泣いた後は前を向けばいい

今日は25日月曜日。ノックすらしない私が土曜日の午後と日曜日、動きすぎて筋肉痛。投げすぎて腕があがらない。周りのスタッフはBチーム・Cチームの試合で私を見ていないだろうが、村田コーチと平手コーチ君に見せたかった。普段どれだけ動いていないかよくわかった。土曜日、待ちに待った市民大会。すべてをかける。と言っても毎試合すべてを戦っている。舟津スカイヤーズさん。私はある方に試合前から言っていた。一番怖い存在。試合は先攻で始まり、いきなり1番2番凡フライ。負の連鎖が始まった。しかし先制のチャンス。1アウト3塁もここ数試合、振ればヒットになる波偉斗。負の連鎖。凡フライ。この試合の全てだった。その裏、野球とは恐ろしいもの。流れが相手に。2アウト3塁から先制タイムリーを打たれる。打たなければならない場面で打てるのはすばらしい。個の能力など変わらない。ピンチにもチャンスにも強い男こそ上に行ける。最終回も二人四球でランナーを出した。7番翔太。先週まで巧が打っていた打順。野球の神様のいたずらなのか最後は三振でゲームセット。モチベーションをMAXにしていただけに、泣き崩れる子供達。ここまで泣き崩れたのは今シーズン初めてかもしれない。掛ける言葉はない。「よく頑張った・・・」。口が裂けても言わない。負け犬にはなりたくない。また死に物狂いで練習すれば笑顔に変わると信じた。敗因は監督の私。気合の入った監督と、緊張感のない私。監督の差。策でも、相手捕手を見抜けなかった。投球練習後のセカンド送球練習でセカンドベース上に行ったのは1度のみ。しかし、6回大事なランナーを刺されたのは私の責任。ハルのシーズン2度目のスチールアウトがここで来るのは痛かった。逆をつかれてのスタートなので、私も、ハルも焦っていたのかもしれない。しかし私は今後も盗塁させる。試合後、4年生以下が試合のため5年生と6年生で走りに走った。盗塁の練習も死ぬほどやった。負けて悔しがり泣いた後が一番大事。何もしないのは負け犬。うちの子供たちは負け犬ではない。考えてみたら、春先、舟津さんに抽選まけしたから這い上がった。2つのビッグ大会をもぎとった。練習試合も入れずに修正練習をした。この負けを無駄にしない。けが人は痛いが、負けた瞬間の子供たちの姿は強くなるための涙。もう大丈夫。あと少しだけ、私についてきてほしい。

日曜日、Bチーム中日スポーツ旗準決勝。その前に土曜日Cチーム初試合。大会にエントリー出来る練習などまったくしていないが、諸事情により試合をした。捕手はその日が初めて防具をつける。相手には恐らく失礼だったと思うが、この状態は毎年のこと。たくさん練習してAチームになったら勝ってほしい。(Cチームの子供達。まったく見てなくてごめんよ)。話は戻ってBチーム。相手は毎年強いチーム。しかも毎年絶対数が違うチーム。Bチームはまだ10試合目。今から這い上がるチーム。バッテリーだけはAチーム練習時に作ってある。試合は0対3完敗。点差以上の点差ではないかと予想。聞いた話では皆実、盗塁阻止2つ。恐らく10試合で6割以上の阻止率だろう。これが試合になったと思う。二人での野球から、声だけでも全員野球になってほしい。6年生は私と猛練習。2日間、真っ暗になるまで頑張った。負けて知ること。それは悔しかったら負けないように努力すればいい。残念ながら私は諦めが悪い。うちの子供たちも、どうやら諦めが悪そう子供達。ならば、最後の最後までお付き合いしますよ
11月16日(土)・17日(日)

複雑な気分

とうとう連戦の時期がやってきた。勿論、負けたら終わりのトーナメントだが、この週はAチーム3試合、Bチーム1試合。土曜日、既に記憶が薄くなっているが6時集合。私はいつもの神社に手を合わせに行く。とにかく子供たちに怪我がないように。ミズノワイズ杯5回戦。初回からチャンスをつかむも4番楓真の左中間の安打で2塁ランナーを返させなっかた。先発投手の楓真も今シーズンワースト3に入る調子の悪さ。いきなり四球。先頭の四球は点になる。しかし踏ん張る。次の回も次の回も先頭打者を出す。もし、送られていたらコールド負けだっただろう。この試合、5回の表に、ホームに憤死した巧が泣いて戻ってきた。捕手の落球に気を取られていたが、ベンチが気になって見てみたら巧の手がパンパン。2回の攻撃の時から痛めていたらしい。結果は後で知ったが右手骨折。しかし、骨折した手でサードゴロ2つ捌いていた。しかも、5回にはレフト線にヒットも打つ。さすがの私も手の腫れ方が異常だったので気になった。試合結果より私が一番怖かった、この時期の怪我。午後1時市長杯1回戦。小牧に戻り、巧の骨折を皆に言った。森道を始め、泣いていた。5年間頑張った子を、この日最終戦にさせない。勝ち抜いて、1月には試合に出してあげたいという気持ちに全部員がなっていた。巧の代わりは4年生の翔太。市長杯は、初回攻撃、緩いボールに苦戦。しかし2回に爆発。波偉斗の本塁打もあり13得点。先発波偉斗は完璧。9人で終わらせる。16日土曜日は、9年間で初めての大怪我を目の当たりにした日でもあり、「怪我しているこのためにも」という心が1つになった日でもあった複雑な1日になった。

日曜日、Bチーム。まだ即席のチームだが、一所懸命戦っている。私はいつも通り6年生と桶狭間大会に備えて練習。怪我した巧ももちろん来ている。ギブスはまだしていないので激しいことは出来ないが声は出る。Bチームは大差で2連敗している相手。しかも先週8対0負けていて雨天中止。99%負けの気配。しかし、1%の可能性があれば十分戦える。後でスコアだけ見たが、徹汰の投球は経験のなさから立ち上がりのみ心配。初回と2回を切り抜ければ尻上がりに良くなる。制球のなさを村田コーチが修正。捕手皆実は不器用だが捕ってから速い。内容はさっぱりわからないが勝ったと朗報。さぞかし喜んだだろう。同じ相手に3回連続で負けないこと。恐らく、ポイントになる四球か、ミスがあったのだろう。お見事。しかしBチームは来週の大会は棄権。複雑な気分。背伸びしてもしょうがない。今の実力、今の人数に合った運営にしなければ怪我をする。Bチームの大逆転勝ちは褒めてあげたい。その後、間髪いれずに遠征。桶狭間大会。とにかく審判さんの腰の低さと謙虚さは頭が下がる思い。試合は先発波偉斗はスピードこそなかったが緩急を使って打ち取った。セフティやバントなど使う、私の苦手なチーム。最大のピンチは1度。1アウト3塁。スクイズも視野にいれ最悪、歩かす覚悟もあった。しかし内野ゴロ2アウト。しかも3塁ランナーも飛び出し、最高のゲッツー。攻撃は2度チャンス。初回1アウト1塁3塁から、前進守備をとって内野陣ではあったが痛恨のバントミス。6回も1アウト3塁から波偉斗が左中間のあたりも、相手のセンターの子がスーパープレー。敵味方関係なく、拍手を送った。初回の攻撃ミスから相当遠い1点になってしまった。うちの守備ではなんと言っても徹汰。三遊間など守備範囲が広い。結果、7回0対0抽選へ。一所懸命祈る子供達。抽選の時から泣いている姿が本当に可愛かった。抽選勝ち。この勝ちは巧のため。来週はギブスをしているから、ランナーコーチでも手を回せるかな!?。また私にも目標が出来た。数少ない6年生が揃う日まで勝ち進む何となく複雑な気分ではあったが、きっと強くなるきっかけを作ってくれたさあ来週。13名で戦おう。
11月9日(土)・10日(日)

ここに来て

男は仕事!と言いながら毎週週末には少年野球。私には週末会う子がいるので幸せかもしれない。もう雨で中止だけは避けたい土曜日。先週、逆転勝ちした勢いそのままで試合に挑む。初めて対戦する相手。知らぬ間に4回戦。先発は波偉斗。左腕に託す。1回表、相当良い投手と思われる子から、先制ができた。ハルはミスで塁に出て、徹汰の進塁打で1アウト3塁。迅、快心のタイムリー。繋いで満塁。絶対に制球が良いと思われる投手から押し出し。2点先制。1回裏、波偉斗まで制球を乱す。四球を出すも捕手が阻止。また出しても捕手が阻止。これがすべてだったかもしれない。そうなると2回表には追加点が入る。が2回の裏、相手打線が襲いかかる。3連打。波偉斗の投球ではなく、まったく緩急をつかわない事に腹が立った。まったく流れがつかめないゲーム。相手が強いので接戦だけでも嬉しいが、勝ちたい。捕手迅が緩急を使いだしてからゴロの山。守備も万全だった。次の1点がうちに。5回表、迅左中間へツーベース。4番楓真。打たせたいが次の1点にこだわった。1アウト3塁。打者波偉斗、おつりが出るほどのライトゴロで次の1点がうちに。やはり野球はつなぐ事が一番大事。その裏3人で終わってゲームセット。強いチームに勝てたことが嬉しい。ここに来て、投手中心の守り勝つ野球から、打って勝つ野球も見せてくれる。ポイントは波偉斗の制球力と、2番徹汰の進塁打2本。後ろへ後ろへバトンを渡すようにしっかりとつないでくれた。お約束通り、皆で笑ってハイタッチ。ここに来て皆で野球をしている事が出来ている。また5回戦も強い強い相手に挑みたい。

日曜日、雨だが強行でBチームの大会。日程が厳しいので致し方ないが、結局中止。私は、自宅で想いだけ伝えようと待機していたが、止まない雨でもやっているのかと思うと、寝られなくて南スポーツセンターへ。Bチームにとっては救われたと思うが、問題はボロボロだったらしい。もう一つ問題が。午後のAチームも中止。厳しい日程が待っている。ここに来ての中止は痛い。子供達が全員揃ってミーティング。Aチームはハイタッチの練習などして雰囲気を作った。Bチームもミーティングはやった、私が1年目.2年目だったら間違いなく負けたあとは練習。雨でも雪でも。負けたら反省して練習。当然のこと。そこまで私も鬼になれなかったが、室内練習ではAチームは素振りなど出来た。さぁ、来週から調整も大変になる。平手事務局長、最善の調整を頼みますよ。
11月4日(振)

残り32秒の奇跡! 勝因は元気と執念だけ

三連休最終日。天候が心配だったが予定通り大会を実施。ここに来て楽しそうに野球をしている事が嬉しい。春先から想いを仲間に伝え元気と助け合うことを徹底した。それが出来れば喜べる。4日まさにそんな試合になった。ミズノワイズ杯3回戦。2年前に5回戦で対戦している。相手の代表さんともお話出来た。2年前の日記を読んだ。その頃は私の子供も高校生と中学生で大会真っ盛りで自分の子供の試合を初めて見た日だった。内容は記憶にない。2年前と今年のチームとでは違う。相手チームのバッテリーもパワーボールを投げる投手と強肩の捕手。内野もスキがない。初回攻撃、先頭ハルが四球。足で先制。(記録はFC)。その後、ミスにミスが重なり同点にされる。更に中盤に逆転された。とにかく振る相手打線なので、ミスショットを願うだけ。というよりミスショットさせなければならないが先発楓真がバラバラ。それでも抑えて帰ってくるので成長したのだろう。途中守備では4年生ではあるがライト蓮のビッグプレーも出る。5回裏、安打と死球で楓真が苦しんだ。死球の際、相手打者がうちの投手に向かって何か言った。この試合初めて憤りを感じたが、審判が即注意してくれて助かった。私は、相手チームでも良いプレーをした選手には拍手をおくる。今日の相手のサードの選手には何度と拍手をおくるプレーがあった。死球で満塁になり残り1分30秒。その死球で私の気持ちも変化。楓真、満塁を切り抜ける。なんと残り32秒。1回でも作戦タイムを取られていたら、1対2負け。野球の神はいる。5回の表に盗塁死で1番から始まる。5回表のスタートはギャンブルスタート。成功すれば1番打者でチャンス拡大。失敗しても次の回1番打者から。誰でも使う策。しかし期待の1番ハルが凡退。2番打者は5年生徹汰。6年生のための3塁打。塁上で泣いていた。相手がタイムをとっていたので私も指示しようと思ったが、徹汰も、次の打者迅も泣いている。負けたくない涙。ファーストストライクを打て!サードにライナー。ラインドライブがかかっていて、グラブの土手に当たる。チャンス拡大。4番楓真。打て・・・・・と思ったが内野守備位置を見て変更。1点もらえるなら頂く。まずは同点にするのは当然。タイムリー内安打。スキのない相手チームだったが、1つだけ盲点を見つけた。5番波偉斗。右中間へ逆転タイムリー。こんな打って逆転するのは初めて。まさに執念だった。6番5年生皆実。その盲点をついた。2点差。更に相手バッテリーのミスで3点差。四球なしの4得点はあっぱれ!しかし相手打線はワンチャンスで逆転出来る力を持っている。皆、必死だった。5対3。正直、試合前はうちが勝てるのは元気だけだと思っていたが、執念も良かった。そして、たった残り32秒がチームを1つにしてくれた。終わってみたら最高に思い出に残る試合になった。こんな気持ちで戦っている子供たちがいる事が嬉しかった。今はパワーがなく、なかなか遠くへ飛ばしたり、スピードボールが投げられないかもしれない。それでもいい。一緒に悔しがり一緒に喜び合える仲間がいることが宝物。徹汰も小さい体で芯に当たれば外野の頭越すことも実践してくれた。逆転されることはあっても、最終回逆転することはなかった今シーズン。個の能力の高いチームに勝てたことは自信になる。1試合でも多くこの子達と戦いたいと改めて思った1日だった。
11月2日(土)・3日(日)

野球は「心」

という気持ちになった。今年の日本シリーズは見応えがあった。どうでも良いチーム同士ではあるが、何故だか東北を応援してしまう。2011年3月11日に大震災があり、小牧原ジュニアーズで出来ることは野球ではなく、まず募金活動をした。子供たちには、困っている人がいたら出来る範囲で手を差し伸べる事を伝えたかった。そんな事もあり東北を応援してしまうのかもしれない。日本シリーズの感想は、素人発想だが、24連勝した「エースのためのエースによるシリーズ」と言う印象。プレーではスピード感(動きのない)がなく、打つか、ミスするかの印象。見応えがあったのは捕手の配球と選手起用。絶対的エース160球投げきる魂の投球と、絶対にありえないと思った連投。まさにエースの「心」が指揮官を動かした。まるで漫画のようで面白い。しかしシーズン8回・9回と抑えてきた投手はシリーズ出てきた?少し見たような気がするが、1年間戦った抑え投手たちの「心・気持ち」考えると相当なケアが必要ではないかと感じた。しかし、両軍の中二日で投げた中継ぎの投手も気持ちで投げただろう。うちの子供達も気持ちだけは「俺がチームのために何とかする」と思ってほしい。

土曜日は学校公開日。公開日でない子は午前から練習。学校公開日の子は午後から練習。学校公開日の子が揃ってから全体練習をしようと思っていた矢先に、12時前に急いでくる子がいた。主将波偉斗。本当に成長した証。きっと試合で結果を出すと確信した。

日曜日Bチーム中日スポーツ旗。私はAチームでまったく見ていないが7対0。Aチームでも活躍する徹汰が3試合連続完封。味方のミスもきっちり自分で取り返す試合だったようで、バッテリーが急成長したことが嬉しい。また、3日に新入団2名。スタッフの熱意で4年生以下が少し充実してきた。3日からCチーム発足。Aチームはラストリーグ予選。三連覇を目指す。楽しくプレーする為に流れにのって良いプレーをして笑うこと。先発は悩んだが波偉斗。誰が投げても制球だけは自信がある。相手は昨年か一昨年一度対戦させて頂いたチーム。相手の練習を見てすぐ策を見つけた。初回1アウトから徹汰四球。迅がつばぎ、5番波偉斗先制2点タイムリー。見事。投げては恐らく当たれば相当な打球が飛ぶ打線を相手に、3塁を踏ませない投球。ファーストストライクの取り方が見事だった。守備も良かった。ここ最近送球ミスはしない。キャッチボールが一番大事と言う私の考えで、内野陣も捕ってしまえばアウトにできる。打線は波偉斗が3安打。迅2安打。5年生皆実も徹汰も快心な安打。終わったみたら12得点。完封。皆の必死なエンドランや、バントそして走塁を見たとき野球は「心」で変わると痛感した。特に捕手、迅は心でプレーしている。巧も守備は丁寧にという気持ちと、バッティングは豪快さはないが食らいついて結果を出している。最後は気持ちだよ。やる気になれば全力で走るし、素振りもする。今、野球が出来ることに感謝して、卒団まで今の気持ちでやりきってほしい。
10月27日(土)・28日(日)

土曜日、台風の影響で大会中止。正直やりたかった。午後からは練習。めっきり寒くなったが、ついこの間まで半袖だったのが嘘のよう。10月、雨の影響で大会も延期が多いがモチベーションを保ち、更に上げることを考えて練習。練習が一番大事。仲間意識も持てる。考え、負けた反省を練習で修正して試合で成功する。それが楽しい。正直、個の能力他球団に比べてもない。だからこそチーム力にこだわる。

日曜日、A・B共にナガイ杯予選。Aチームは小牧市のチームと対戦。守備は先発波偉斗も自慢の制球力で4回パーフェクト。大ぶりしてくれれば助かる。出合い頭意外、打たれない自信はあったと思う。攻撃面は初回からボール球に手を出し散々な結果。振らない方が点になる。確かに絞れないので打ちにくいがあまりにボール球を振る。作戦変更。本当はバンバン打って欲しいが、一人がヒット打っても勝てない。流れを掴むまで小技と待ての繰り返し。四球が多いので策も難しいがその中でも、4番楓真がタイムリーを打ってくれた。センターのハルも執念深いダイビングキャッチ。私の気分も変わる。何をやっても上手くいかない森道も最後に打って泣き笑いしてくれた。4回だけではあるが、投手波偉斗と守備が良かったので次につながるだろう。午後はBチーム。Aチームにいる6名も試合。私はいつも通り6年生とお留守番。Bチームの試合は見ていないが徹汰が投手らしくなって来た。村田コーチも嬉しいだろう。投手徹汰も、捕手皆実もAチームでは内野手。試合経験は少ない。しかし練習では必ず捕手の練習はする。来年のため。私の出来ることは、せめてセンターラインを作っておくこと。あとはBチームの練習のやり方で強くなると信じる。来週から11月。勝負の月。たかが少年野球という人もいるだろう。うちの子供達は違う。今を必死に戦っている。そんなうちの子供達に幸あれ!

今年の日本シリーズ。個人的に面白い。別にファンではないが、何故だか東北のチームを応援してしまう。面白いのは捕手の配球。初球の入り方とランナー3塁にいるときの配球が実に見応えがある。1点を守るため、投手優先の配球と、落ちる球はワイルドピッチの可能性があるので真っ直ぐ中心の配球。プロ選手の世界はまったく分からないが、すごく見応えはあった。打ち合う野球も面白いが、ピンチに強い守りの野球も魅力あると思った。
10月19日(土)・20日(日)

いい感じ

さあ、終盤の戦い。今はいい雰囲気を作って楽しく野球をするために「笑うことを」最大のテーマにしている。アップも笑顔。夏まで苦しい練習をした分、たくさん笑ってほしい。ナガイ杯予選。12月、1月を熱い冬にするためには勝たなければならない。先発は久々波偉斗。万全。見事な緩急で見逃し三振4つが印象だった。打線は、練習でも素振りを練習メニューに入れた効果アリ。先頭ハルがセンター前。1塁3塁から4番楓真タイムリー。そして初回の見せ場はツーアウトから皆実レフト線へタイムリーで3点先制。打って取った点数は本当に嬉しい。守備ではショート徹汰中心にナイスプレー。投手のリズムが良い証。終わってみたら11安打。本当にいい感じ。3番迅も、しっかりチャンスメークしてくれた。反省は走塁と笑顔がもっとほしかった。私も6対0で勝っている時に唯一のピンチで、中途半端な守備の指示をしてしまった。完封にこだわる気持ちと、1点取られても勝つこと優先の気持ちが中途半端になってしまった。こんな監督でゴメンネ。しかし、ハルのプレーで1アウト3塁を無失点に。反省点はあるが、打ってくれたので本当に嬉しかった。

日曜日は雨で予定していたBチームの試合中止。室内練習。何度も言うが室内練習出来る環境を作ってくれた方に感謝です。室内練習でもしっかりと声を出し、前日に続き良い雰囲気。迅がしっかりと雰囲気を作ってくれる頼もしい男の子にくれたくれた。雨で日程も厳しくなってがダブルヘッダー戦えるスタミナはある。あとは怪我だけしないように願いたい。11月、12月もう一度、頂点から最高の景色を眺めたい。
10月12日(土)・13日(日)・14日(月)

誰でも出来る事が出来れば自然と笑顔に変わる

また3連休。少し秋を感じるがやっぱり真夏がいい。土曜日は久々に練習試合をお願いした。試したい事、必死に練習している子に打席に立ってほしいのでテーマを持って試合に挑んだ。近隣のチームで初めて対戦させて頂く。初回から失点をして、打線もいつも通り工夫がなく涙が出そうだった。しかも攻撃的守備をしたいのに動かない足。投手が打ち取った打球をアウトにするのが野手の役目。たとえミスがあったとしても、ミスを取り返そうとする気持ちがあれば十分。序盤最悪な展開だったが、終盤迅のタイムリーや巧のタイムリースリーベースで単純な私は心から喜んだ。相当振りこんだので結果が出ると子供たちも嬉しいだろう。手がマメでボロボロの分、得点と笑顔になった。結果10対2。9安打は見事。

日曜日は終日練習。とにかく、この時期はモチベーションを上げるのが私の役目。しかし主将波偉斗がベース上で足を怪我。ここ数年、野球で肩、肘など大きなケガがないのがうちの自慢。スペシャルコーチもいるので安心。私は投手などにスピードボールを求めない。体に合った投球でいい背伸びすれば怪我をする。スピードがなければ、速く見せる工夫をそれで戦える。しかし今回は足の怪我で14日の出場が心配だった。しかも先発投手の予定。午後4時頃だったので練習を打ち切ろうと思ったが、この雰囲気で終わりたくないと言うのが子供たちの意見。何故だかチームが1つに。まさに怪我の功名。すごく責任感の強い子がいた事が嬉しかった。

体育の日。大会2回戦。とにかく誰でも出来る全力プレーと声をかけ合う事が出来れば勝てると思った。先発は精神的に強くなった楓真。しかし1回表、死球。立ち上がりは失点になりやすい。攻撃も考えた投球をする相手投手だったので、うちの打線ではと思った。初回攻撃もミスでランナーを出すものの足を止められ120%流れが相手に。しかし、3回に迅が相手の足を止めて流れが来た。その裏、同点。尻上がりに調子が良くなる楓真。走り込んだスタミナはある。うちの子達はスタミナだけは自信がある。逆に制球を乱しだした相手投手を中盤、ハルのタイムリーで逆転。6回裏には、この日ラッキーボーイの蓮4年生がタイムリー。しっかりと子供たちの声とプレーで勝った試合。大人たちがガタガタ言わなくても逆転してくれた。打てなかったが5年生ショートストップ徹汰の守備。巧の守備。守備の要、迅。バッテリーが我慢して野手が打った試合が嬉しく、何より皆の笑った顔が最高だった。3日間の疲れが飛ぶ笑顔。この日、Bチームも大会。まだ7試合目で大会初勝利を目指した。私は、遠くから6年生と猛練習??をしながら観戦。目に入れたら痛いが、相当気になるAチームの子もいる。徹汰の投球、何より捕手皆実の見たことのない動きに感動。逆に私から見て4名しか目立っていなかったのが寂しいが、動き始めたばかり。これからが楽しみ。元気だけはあったので安心した。

改めて痛感した。負けて悔しい思いをして這い上がる練習を繰り返し、誰でも出来る全力疾走と、とにかく協調性を重んじる事に徹した結果、子供たちは笑顔に変わっている。緊張感の中、試合が終わった後のアイスクリームは最高に美味しい。真冬でも皆と笑いながらアイスクリームを食べることにした。本当に笑顔に変わるその日まで・・・・あと少し。
10月5日(土)・6日(日)

私だけが知っている

10月に入り6年生のシーズンも残り3ヶ月強。そんなに沢山の大会には出ていないので大会1つ負けるごとに命さえ削られる思いになる。同時にチームも熱い気持ちになってくるが・・・・・今年はどうも・・・・・。しかし毎週、皆が出してくる日記には熱い気持ちが書いてある。日記も何年続いただろう。一人一人の想いが書いてある。出したい子だけ出せばい良いと言ってあるが、ほぼ全員が出してくる。読みにくい字の子。自分をアピールする子。これでもかと思うほど自分の気持ちを書く子。私だけが知っている子供たちの気持ち・・・・。それではダメ。私だけが知っているのではなく仲間たちに自分の気持ちを伝える。悔しい、嬉しい、勝ちたいを言い続けてこそチームがどんどん熱くなって戦う。私個人的には冷めた野球だけは避けたい。人間だから感情はある。時に審判に叱られるが、嬉しいものは嬉しい。今年は子供達同士しが伝えきれていないがまだまだこれから。熱い気持ちになれば嫌でも努力する。土曜日はミズノワイズ杯1回戦。どん底状態から脱出したい。初めて対戦させて頂くチームだが、いつも通りの試合なら負けてしまうので、結果にこだわった。攻撃は相変わらずだったが、先発楓真は順調な立ち上がり。打線も4番楓真のひと振りで先制。このグランドは本塁打が出やすい。その後、満塁でもう1点にこだわりたいが、先週に続き残塁の山。せっかく、もらったチャンスも潰しまくる。2対0から、相手攻撃で先頭を切りたい場面で先頭打者が右中間に。4年生蓮のダイビングキャッチ。捕ったことよりも、しっかりとグローブを上げて「俺、アウトもぎ取ったよ」と言わんばかりにアピールした姿が嬉しかった。相手投手も80球を超え制球を乱す。四球で2アウト満塁。この日3番に入れた主将波偉斗。2点タイムリー。今のうちには上出来。四球やミスをタイムリーで返すのは流れに乗る。最終回初めてミスが出るも、ただ単に捕るだけの捕手が先週から少し変わった。最後は三振でゲームセット。久々に勝った気持ちになった。

日曜日は終日練習。5年生以下の新入団の子や、体験の子供で人数が増えて嬉しかった。私はなにもしていないが、今年の担当コーチの熱意が部員を増やしている。人は宝。入ったばかりの子が6年生の卒団の時に、頑張って良かったと思ってくれるチームになってほしい。
9月28日(土)・29日(日)

あと少し・・・・あと1つ

たった10分だが私の野球人生でも本当に勉強させて頂いた週になった。土曜日、運動会のため私は何日ぶりだろうか!?何も予定のない日になった。雨の日、室内練習で半日というのはあるが、丸一日は、年末年始ぐらいだろう。しかし、買い物したいだとか風呂屋に行きたいだとかすごく考えたが、お金を使うだけで1日が終わった。自分の子供たちも遊んでくれないし、野球がないと、こんなのんびりした日なんだと改めて思った。

日曜日、6時半集合。移動してからアップ。覇気がない。尾張学童4回戦。運だけでここまできた。なかなか的が絞りにくい投手なので、ランナーを3塁に進めることを最優先した。高めに速い球やショートバウンドもある。先制したあと順調に5対0。その後の1アウト満塁もノーアウト満塁も、凡フライと三振。少しいや相当嫌な予感。あと2点で終わっていたのに終われないのが今年のチーム。しかし先発波偉斗は緩急自在の投球で最終回2アウトまでは完璧。あと1つ。しかし・・・・・今年何度も見る光景。投手でなく冷静に考えると捕手にも変化があった。昨年まで大黒柱に守られてきた波偉斗。肝心な時にエラーも出て、あと1つが同点に。抽選。初めて思った。「負けたい」今年は抽選で勝ち進み確かに勢いには乗れたが、相手より1点多く取る。相手より1点失点が少ない野球が出来ず、抽選で勝って喜んでいた。この日、万一勝っていたら、また同じ繰り返しだっただろう。もし執念があったら5対4でも勝っていた。相手の方が執念も上。私自身も長くやっていればこんな試合は経験あるが、負けた悔しさより、VTRでも見るかのような同じ繰り返しに憤りを感じた。当然学校に帰れば大暴れ。本当に辛かった。こんな辛い思いをするなら、野球をやらなければ良かったとも思った。大大大好きな野球が嫌いになった。しかし「逃げ出す」という言葉は私の辞書にはない。H18年のとんでもない負けや、H23年の思い出したくない負け。二日間寝られない日を思えば、前向きに考えられる。試合後は新人戦。Aチームから6名の5年生以下が試合。試合がすぐに子供たちはリセットボタンを押し、その前の試合の悔しさを忘れる。6年生は、勝手に練習していたが、途中で止めた。ボール持つ必要はない。走らせた。7名の6年生でボールを持たず冬の練習をした。少しずつ少しずつ表情も変わり、知らぬ間に7本の矢になっていた。砂まみれのユニフォーム。あと少しの学童野球だが、最後は絶対に笑顔になるために皆が苦しんだ。ある子が仲間に言った。「苦しいのはお前だけでない。」その言葉が私の奮い立たせた。負けて辛そうな思いをしているのは投手やエラーした子だけでなく、試合に出ずにバット引きをやっている6年生も辛い。いや投手やエラーしたこよりも悔しいかもしれない。新人戦が終わり13名が揃った。同じ練習をしようと試みたが、さっきの雰囲気はない。その時に感じた。6年生には「ありがとう」という気持ちがない。試合でも、当たり前のように試合に出て打ったり投げたりしているが、ファールボール拾いに行く子。捕手でもないのにいつも防具をして準備している子。バットを引く子。試合に出たいのに出られない子もいる。後輩を守ってやろうという気持ちと感謝がないことがわかった。身を挺して守ってやる。口先だけでなく、ベンチで声をからしてくれる仲間のために必死にならなければ同じ繰り返しだと思った。29日は本当に悔しい思いをして良かった。もっと強くなりたい、もっと優しくなりたいと思うようになれた。悔しいのは皆同じ。あと少しの6年生。あと1つのアウトはベンチで声をからす仲間のために必死になってほしい。そして、誰かがバット引きなどの役目になったときは必死になってチームを支えてほしい。一番大事な事は、支えてくれる人に「感謝」。皆が悔しい。皆が嬉しいと思ってくれるチームになってほしい。

徹汰・・・・Thank you・・・心配ご無用。残念ながら、めっちゃ食って、爆睡。またな。
9月21日(土)・22日(日)・23日(祝)

執念は運を味方につける

今週も3連休。私に休みという文字はない。土曜日、前年優勝した大会。朝6時は肌寒い。連敗続きでまったく「らしさ」のないここ最近。先週気持ちの部分だけ立て直した。先発波偉斗。昨年から彼の投球を何度も見たが、とんでもない立ち上がり。2連続四球。いきなり2点先制される。今年が逆転勝ちがない。しかもこの日はハルが怪我。ここ数年けが人がいない事が自慢だったが平日の怪我は私たちには何も出来ない。選手層の薄いうちにとっては痛い。中盤、迅がタイムリーで追いつき、終盤波偉斗のタイムリーで逆転。駿太の初ヒットも出た。森道、蓮の守備も良かった。

日曜日は少し遅い集合時間。6時半。尾張学童3回戦。試合前の相手練習を見てもスキのない素晴らしいチームだと思った。先発は楓真。立ち上がりは上々。攻撃陣も良い当たりはするがライトゴロやセンターゴロになり相手の好守に阻まれた。中盤、3四球をもらって1点先制したものの、楓真が初四球を出しタイムリーで追いつかれる。うちが勝てる相手ではないが、せめて相手に勝てるのは必死になることだと伝えた。打つことより守ることより大事な事を忘れている。精一杯の声。全力で走る。それだけでも相手に勝ちたかった。相手に行きかけた流れを止めたのは波偉斗。5回を3人で終わらせた。同点のまま最終回の守備、ツーベースを打たれる。残り5分。3番打者。1アウト3塁は覚悟した。しかし、自信があったのだろう打ってくれてショートゴロ。徹汰の良いプレーもありまず1つ。4番打者。サードゴロ。ノーアウト2塁がツーアウトに。最後はセカンドフライでゲームセット。抽選へ。抽選は4連勝中。相手の抽選くじをもらう間に、自軍の子供たちの表情が見れた。必死な顔をしている。ごめんなさい。勝ったと思った。決して強いチームではないが、執念を感じる姿に勝たせてやりたかった。野球の神が微笑んだ。相手チームもすばらしいチームだったが、ほんの少しだけ運があった。最終回の大ピンチを抑えた守備陣の執念は見事。この試合は1年の中でもポイントになると思う。

23日に7時半集合。勝てばダブルヘッダーと思っていたが、試合開始時間の情報が間違えて事務局に入り、試合が出来なかった。9年も学童野球に携われば何度も経験はある。相手が遅れて来たこと。ダブルヘッダーでうちが遅れたこと。初めて試合が出来なかったが相手があってのこと。相手がNOと言えば出来ないのがルール。うちが悪い。しかしながら、担当主審の方の暖かい言葉には感謝したい。「せっかく子供たちがいるのにすみません」という言葉は、もったいない言葉。悪いのは私たちで申し訳気持ちで一杯です。すべて前向きに考えた。初めてのけが人。そして22日の疲れ。当日のアップ内容。あのまま試合をやらせて頂いてもボロボロだっただろう。超超前向きに考え良い日になった。これは運があったと思う事にした。来週は、運動会があるらしく、私は休み。今から楽しみ。子供達は運動会も全力で頑張れ。
9月14日(土)・15日(日)・16日(祝)

追い込まれてから強い男になれ。

4月、大会で連敗して立て直そうと練習した。特に連盟杯2回戦で抽選負けしてから、個の能力のないチームにモチベーションを上げようとボールも持たずに走り込んだ。匍匐前進もした。目的は体を鍛えることでなく、当たり前のように試合をして、ロボットのように試合をこなすメンバーの気持ちを変えたかった。5月に這い上がり、小牧市では2つの大会タイトルをとった。抽選に弱いうちのチームも勝ちたい気持ちで勝ち続けた。県大会も2つ経験して実りの秋へ。しかし・・・・・とてつもなく、逆戻りしたメンバー。パワーも技術も他球団は成長ている。そんな中。毎年負け続ける東海団地大会。夏も1回戦負け。組織力のあるチームと対戦。見る限り勝てる相手ではないと思ったが、そんな相手と戦ってきた。完敗。収穫は努力しないうちの打線で2点も取れたこと。せめて、気持ちのこもったプレーをしてほしかった。キレイなスイングで打って欲しい。スマートな守備でアウトを取って欲しい。それは誰もが思う。しかし出来なければ貪欲に、ベンチもの子も声をからしてでも必死になってほしかった。収穫はピンチに弱い事が再認識出来た。勝ってしまえば消えてしまう事も負ければ反省して練習する。

日曜日、実を言うと今年、開会式が楽しみだった中日旗犬山大会。昨年を激戦を制して優勝した。優勝旗を持って、全員で行進出来るのを楽しみにしていたが中止。中止で良かった。ついでに16日も中止。すぐに強くなれないが、気持ちを高めることは出来る。2日間室内練習。勿論走り込み、ダッシュ、そして素手捕り。16日は素振り。努力しているはずの子供たちの手が皮はめくれマメだらけ。これが現実。たった400回の早振りとイメージ素振りをしただけなのに手はボロボロ。努力なくして勝てない。「俺はこれだけ努力した」」と自信を持って言えるようになってほしい。大会日程は厳しくなるが、室内練習2日目。久々に良い練習出来た。皆実の気持ちを変わってきた。ハルも必死になってきた。それだけでも嬉しい。厳しい事、辛い事を乗り越えてこそ本当の楽しさがある。これから先、野球以外でもピンチはある。そんな時こそ立ち向かえる子になってほしい。台風で中止になった2日間。来週は台風一過のような雲一つない良い試合をしてほしい。
9月7日(土)・8日(日)

自責点0敗者

学童野球ではミスがつきもの。打たれていないのに負けることは多々あるがそれを無くそうと、私が学童野球に携わってとにかく攻撃的守備で守り勝つ野球を目指した。しかし、打たないと勝てないのも事実。ここ最近、バッティング中心の練習にしてみたが、やはり平日の努力がないので簡単には変わらない。土曜日デポ杯。数年前にイチロー杯4回戦で対戦とたと相手の監督さんから聞き思い出した。初回の攻撃、1アウトから死球、迅のツーベース、波偉斗のタイムリーで先制。先発投手は、諸事情により楓真。初回から連打を浴び、これは力の差がありすぎると思った。しかし、2アウトまでこぎつけ、無失点で終わると思った矢先に、2塁3塁からミスが出る。最大のポイントだった。結局、二安打で抑えた楓真はあっぱれ。相手追加点も、既に足の動かない子が、エラーして2アウトからタイムリーエラー。1試合3個。同じポジションは私も経験がない。残念ながら、控えの子は4年生で悩んだがこれも経験。サードを変えるには投手を変えなければならないチーム事情。負けの原因は、ミスでもなく、打てないことでもなく、試合前からエースが弱気な発言。主将らしからぬ言動がすべてだった。しかし楓真が無四球被安打2のナイスピッチングをしただけに勝ちたかったが、この負けを無駄にしない。今年の6年生は勝ちたいと気持ちが薄っぺらい。試合後、再度叩き直した。冬にやる練習。再度守備と、走る。守れないものは打てない。更にチームを守れない者は喜びもない。勘違いしているメンバー。今までの戦いは、我慢して1対0や2対1勝ってきた。1つのミスで負けるということが分かれば成長する。試合後、相手監督さんとお話させて頂いた。6年生の人数はうちの約3倍。私とは違う苦労がある。確かに18名を見るのは私も経験がない。しかも、全員を満足させるのは想像がつかないほど大変だろう。うちは選手層が薄く4年生から試合に出て活躍しなければならないが、その4年生・5年生が6年生になった時に今の経験を生かしてくれれば嬉しい。7日の負けを収穫の負けにしたい。

日曜日は雨。大会中止。ミーティングと室内練習。室内練習では4年生も投げ込んだ。十分イケル。あとはBチームの練習方法だけ。Aチームの子は休まない。それだけは最低でも見習ってほしい。
8月31日(土)・9月1日(日)

どうやって勝った!?

と思うほどこの2日間。終わってみたら勝っている試合が今年は多い。土曜日尾張学童。初めて対戦するチームでパワフルなイメージのチーム。初回からうちらしくない!?小刻みな毎回得点。1回裏、1アウト満塁。期待の5番打者が、内野フライ。2アウト満塁。巧が救った。左中間に2点タイムリー。本当に嬉しかった。先発の波偉斗も、踊る投球を見せてくれた。安打数は少ないが、ランナーが溜まったところでタイムリーが出たのは本当に嬉しい。

日曜日も7時代の集合。子供たちも夏休み最後。市民大会は勝ちたい大会。昨年度、決勝でのサドンデス負けを思い出してしまう。相手は小牧市でも初めて戦う相手。初回の攻撃で嫌な予感はした。打てない上に、折角ランナーが出ても進めれない。小技を使ってもホームでアウトになる始末。負けの流れ。嫌な予感は当たる。6回表、エラーと四球でノーアウト1塁・2塁。送られるのが一番嫌だったが三振。先発楓真が吠えた。ダブルスチールも迅が差し、その後、牽制でも刺す。結局3人で攻撃を終わらせた。これがすべて。その裏、絶対に流れが来る。その通り。1アウト2塁3塁から、ハルが食らいついた。2点タイムリー。やっとの思いで取った点。その後は粘り強く投げていた相手投手も、荒れまくって最後はコールド。攻撃でのミスというより、工夫のないバッティングに腹が立っていた。緩い球にも、凡フライとサードゴロの連発。勝ったのが不思議だった。終わってみたら楓真のピッチングとハルのセンター前タイムリーしか記憶にないほどの試合。しかしこの日は、もう1試合。「雨よ降ってくれ〜」思うほど汗と雨でベタベタ。しかもクタクタ。3時からデポ杯2回戦。親交を深めて頂いている相手チーム。イチロー杯もブロック決勝まで勝ち進んでいるようで、陰ながら応援している。しかし、対戦すれば勝たなければならない。体の大きな子ばかりで打線も怖いが、それ以上に速球派の投手がいる。とてもうちの打線では打てない。しかも、この日は高めのストライクゾーンが広く低めが厳しい。先発投手は、土曜日投げた波偉斗。初回から波偉斗らしいピッチング。先制点は4番楓真のラッキーなタイムリーで先制。次の1点も、もぎとった。4回、波偉斗に異変。私も村田コーチも波偉斗の異変は経験済み。満塁になり、朝投げた楓真にスイッチ。初球をスクイズで1点返されたが、この流れは正直助かった。1つアウトをもらえた。思い出したくもないJA杯。楓真もいきなりのマウンドではあったが、結局、1点で抑えた。攻撃中に村田コーチに見てもらい、5回から、波偉斗を戻す。2対1。逃げ切った。

この3試合、攻撃のミスや、成長のないバッティングに腹が立っていたが、3試合で1失点は褒めてあげたい。確かに秋は打たなければ勝てない時期になるが、どうやって勝ったのかわからないほど、不思議なチーム。私も遠征からの帰りの車で反省して、とにかく子供たちを労う事にした。土日で2試合投げた波偉斗。いつも怪我なくホームを守り肝心な時に盗塁阻止した迅。土曜日のMVP巧。日曜日は大車輪の楓真。積極的走塁が光った徹汰。全部、ライトゴロを捌いた蓮。ハルの執念のバッティング。他にも褒めるべき所はあるが3試合勝ったことは見事。あとは、もっともっと6年生が元気で引っ張り、チームを活性化させてほしい。今の100倍元気出せ!
8月24日(土)・25日(日)

恵みの雨

土曜日、なんだか久々に週末練習する感覚だった。私自身、恐らくこれほどヒドイ風邪はないのではと思うほど、疲れか何かわからないが高熱と鼻水と咳。人生初の高熱に自分自身が驚いた。寒気がするという感覚は経験がなかったが、実際に気温30度超えていても寒い。それでも土曜日は練習に参加した。風邪ぐらいでは休まないのは学生時代からの習慣。時代遅れなのは分かっていてもグランドに行く。予定通り行けば元気になった。せっかく県大会で負けて勉強したのなら、少しでも強いチームとの差を埋めたい。相当、バッティング練習もしたので次に期待したい。すぐには変わらなくても、少しずつ良い報告に変わってほしい。日曜日、今年度初めての雨天大会中止。私にとっても、子供たちにとっても恵みの雨だったかもしれない。記録的猛暑も、ひと雨ごとに涼しくなる。ミーティングでも話したが、1戦1戦、1球1球を大事にして実りある秋にしたい。
8月20日(火)・21日(水)


野球、野球、仕事、野球、野球と、お盆前の中日少年野球県大会から今大会まで子供たちは、まともに仕事をさせてくれない。これも、子供たちが勝ったこらこその苦労。私たち大人も自力で移動出来ない小学生なので助け合って20日マクドナルドカップを迎えた。20日は1回戦。既に記憶から飛んでいる。楓真の完封と森道の2ベースから3点先制。見事だった。追加点も取れて、うちらしい試合が出来た。願わくば走塁ミスなど無くしてもっと点が取れた。まったく得点能力のない4年生〜6年生の打線ではあるが、打球が多少変わってきた。2回戦につながった事は嬉しい。

21日、私は現場直行。会社の打合せ9時からを7時に変更。試合に間に合った。相手は昨年も対戦して頂いたチームで、相当な強豪。うちで相手にならないかもしれないが立ち向かうのみ。珍しく、初回のみ両軍無得点。先制はうちにきた。4番楓真、右中間突破3塁打から先制。しかしその裏、怒涛の攻撃が始まる。相手打者は確実に芯をとらえる。しかも逆方向に強く遠くへ飛ばす。先発、波偉斗が緩急をつけても、確実にセンター中心にすごい打球が飛んでいく。更に驚くのは、代打の子達までもが、粘り強くすごい打球。最後の最後にタイムリーエラーが出たが、すべて打たれた得点。先発波偉斗は、昨年も守山区の強豪チームを5年生ながら完封した投手。三重県の全国レベルのチームにも昨年投げた。昨年まで6年生に守られながら淡々と投げるだけの投手が、力が入りすぎて、引っ掛けたり、思いっきり投げて抜けたり、もがき苦しんだ事が収穫。打たれたくない気持ちがあって当然。成長した証。次考えればいい。捕手と共に外の出し入れだけでなく、反対方向に打てるすばらしい打者なら、胸元を攻める勇気を持てばいい。本当に強いチームと対戦出来たことに感謝。また点差が開いて、あまり策のない打線の中、5年生皆実のタイムリーツーベースも収穫。しかしながら相手と、うちの大きな違いはやはり絶対数。6年生17名と聞いた。恐らく4年生、5年生の時から競い合い切磋琢磨した結果、相当な選手層と思った。今シーズン初の大敗だが、また1から始めよう。背伸びしてもしょうがない。声を掛け合って、元気よくプレーすることから始めよう。そして前を向いて歩こう。お盆前とお盆後の平日、ご支援頂いたスタッフ、ご父兄の方ありがとうございました。

私の持論だが、今まで仲の良いスタッフや会社でも例えで使う言葉がある。将棋の「歩」。野球を始めたばかりの子供達は皆が「歩」から始まる。最初から「金」や「飛車」はいない。しかし、どんな「歩」でも、前へ前へ進めば、裏返り「金」となる。真っ直ぐしか進めなかった「歩」が横にも斜めにも動ける。子供達を将棋の駒に例えるのは失礼だが、感情のある駒を、前に進めるのは私の役目。今は「歩」でもいい。人生において、信頼される「金」ほしい。
8月17日(土)・18日(日)

必死にならなくてはならない者は・・・・

土曜日、キャンプの翌週。予定通り覇気のないアップになっていた。20日から県大会だが戦える戦力ではない。ならば戦える気持ちだけ持ちたい。午後はとにかく打ち込みを実施。色々な方法で打撃中心に切り替えた。すぐには期待出来ないが、普段の素振りの成果も出して欲しい。しかし、普段素振りしているはずが1日でマメだらけ。これが現実。打てないのは当然かなと思った。しかしそれでは勝てない。日曜日も多少バッティング中心にした。午後はBチーム初の大会予選。2月から見ても成長のない5年生以下。ほっといても、足が速くなったり多少キャッチボールが出来るレベルになるが、残念ながら試合にならないと予想した。遠くからたまに見ていたが、小学生対園児。その中で、3年生ながらレイマのサード守備だけは光ってみえた。今、Bチームで必要な事は、必死になること。元気よく、全力で走る。そして、今現在Bチームスタッフは八幡コーチ以外、まだまだ必死に子供達と戦っていない。子供達に指導する立場であれば、勉強して、集合から解散まで頑張ってほしい。これ以上、下がないので上がるだけ。私自身は今年度で丸9年。誰にも負けないくらいこの球団を愛した。残り5ヶ月。最後の最後まで全力でやりきる。
8月10日(土)・11日(日)

忙しい平日の野球に続き、今週末は毎年恒例のキャンプ。全員が揃った。事前準備して頂いた担当の方や、差し入れしていただいた皆様に感謝します。子供たちも水遊びやバーベキューで楽しんだと思います。普段見たことのないような、笑顔を見せる子もいたしママさん方の活躍で美味しい食事も出来ました。何より、個人的な話ではありますが、私へのサプライズ。真夏の男、25回目もとい、45回目の誕生日。今までで一番嬉しい誕生日になりました。プレゼントも一生の宝物にします。あれだけたくさんの方にお祝いしてもらった後、日帰りだった私は家に帰り、さあ〜家族にプレゼントを見せて自慢しようと意気込んで帰宅。しかし・・・・誰もいない。豆電球と犬だけが迎えてくれた。色々とご配慮頂きありがとうございます。

11日は、平手コーチから無事に終わったと聞き一安心。平手コーチを始めお疲れ様でした。私は甲子園をテレビで見た。この日はたまたまかもしればいが、完全に打高投低の印象。とにかくファーストボールを振るが、ほとんどボール球。投手も半分以上が、変化球からの入り方だった。ニュースでは打つシーンがよく映っているが、やはり大量得点は四球とバント処理などのミスが絡んでいた。私も、甲子園に出るようなレベルの打者がいる監督なら、今の考えとは違うだろう。ましてや軟式と硬式は特に打撃が違う。チーム打率も1割は違う。私自身も硬式ボールを初めて打ったとき、勘違いするほどよく飛んだ。願いが叶うなら、私の携わった子供達が大舞台で活躍してほしい。それが叶わなくても、大人になって子供が出来たら、少年野球に携わってほしい。
8月8日(木)・9日(金)

弱いチームが勝つには、努力と執念と頭を使う

県大会3回戦。まずは平日にも関わらず積極的に移送していただいたご父兄には感謝します。自分の子供以外の事を考えれる事は非営利団体のクラブチームにとって助かります。ジュニアーズ関係者以外でご支援頂いた方々にも感謝します。また、私の親愛なるMコーチ・Hコーチにおかれては、本当に感謝します。(仕事上イニシャルで失礼!)

3回戦。初めて対戦する相手。うちが県大会で勝ち進むことが失礼なほどの戦力。少し勝ち慣れたのか、喜ぶ姿が少なくなっているのがきになっていた。試合はある意味予想通り打てない。体が小さいので、パワーに関係ない守備を鍛えてあると自負していた。ある意味その通りの試合になった。波偉斗の見事な投球。考えた投球には私も嬉しかった。先制はノーヒット。そのまま終わるかと思ったが、思わぬ形で7回表1アウト2塁3塁の大ピンチ。1点は覚悟・・・・・。いや覚悟はしない。小技がなければ勝てると思った。三振。2アウト2塁3塁。その後、あまり思い出したくないプレーが起きた。ホームスチール。大怪我にならなくて良かった。結果1対0。私は、小学校5年生の時、ホームでのスライディングが近く骨折した。当時レガーズのない相手捕手も怪我したらしく、骨折している私は泣いているにも関わらず、叱られた。「相手に怪我をさせるな」。全治3ヶ月。最近で思い出すのは、春の甲子園。名門校がホーム上で体当たり。即アウトにされ、厳重注意。大学でも体当たりは禁止。私は子供たちにいつも言う。怠慢プレーやラフプレーで相手を怪我させるなら、自分が怪我をしろと・・・・これが私が教わった事だからこそ、絶対にアップの時には、2塁・3塁・ホームとスライディングの練習をする。絶対に欠かさない。しかし、最後のホームベース上での相手の執念は個人的には大好き。うちにはない。やり方が悪かっただけで同点にしたいと言う執念は見習うべき。きっと、その子は良い選手になるだろうと思う。

4回戦。本当にうちでいいの!?少子化でまともに人数もいない。それならば、今の戦力で戦うスタイルを築き上げるしかない。テーマは食らいついてでも、うちらしい試合にしようと思った。先発に相当悩んだ。8日投げている波偉斗か、日曜日投げた楓真か。1番から6番まで左打ちは8日に見ていた。作った右投げ左打ちだと勘違いした。(試合後相手監督から聞いた純正右投げ左打ち)。足を使うと思い、左の波偉斗先発。序盤、考えた投球で0対0続いた。中盤、三遊間の内安打。周りは雑なプレーに見えるが、ショート徹汰の一か八かの逆シングルプレー。それでいい。その後ライトへ先制タイムリー。1点ならと思ったが、何も考えない打撃。努力もしていないのに振り回す。力がなければ考える。6回裏、ミスが少ない内野からエラーが出る。怒涛の攻撃。大量3失点。完敗。また、1から始めよう。声を掛け合うことから始めよう。人の事を応援できるようにもう一度練習しよう。うちに負けたチームはきっと思っている。1点なのに。その1点は、執念と助け合うことで相手より1点多くとれる。超前向きに考え、秋に向けて、そろそろバッティング練習でもすることにした。打てなければ打てるように努力する。それをやらずに勝ちたいとうのは甘い。しかし、この戦力でベスト8。また皆で上を目指そう。

20日平日から、県学童大会。子供以上に、スタッフ、父兄が努力と執念を見せてほしい。
8月3日(土)・4日(日)

チームの為に犠牲になれる者は、価値(勝ち)ある選手

夏本番。先々週、とてつもない大逆転負けをしてから2週間。弱いチームはとにかく練習しかない。先週2日間走り込みと徹底的なキャッチボール。それだけでいい私のキャッチボールの基本は1つ。優しい子になる。優しい子は、相手が捕り易いところに投げる。投げられなくても優しい子は努力して捕り易いところに投げられるようになるというのが私の持論。うちの子供達は、優しい子が多い。そんな、体力とキャッチボールが出来れば試合になるという週になった。

土曜日、中日少年野球大会県大会。相手チームは戦う前から、強豪チームに勝って勢いとバッテリーが良いという情報があった。うちが戦えるような相手なら良いが・・・と言う不安もあった。普段、相手のバッテリーと練習など見て、先攻か後攻か主将と打合せするが、今回は30分前にメンバー交換。先攻をとった。うちのような貧祖なチームが互角に戦う為には先制すること。立ち上がりが最大のチャンス。噂通りのバッテリーだった。初回、ラッキーな形で1番ハルが塁に出て走って、送る予定が狂う。送れなかったものの。1アウト1塁・3塁。打者4番楓真。簡単に走るとやられる。まずは1点と思ったが、あっという間に追い込まれた。選んだ策は1塁ランナーとのランエンドヒット。紙一重だった。レフト前タイムリー。走らせなかったらショートライナーだっただろう。その後満塁にするも、1点で終わった。その裏、先発投手は村田コーチが決めた波偉斗。初回ピンチになるも本当に考えた配球で4番打者を見逃し三振にとったが、私自身、相手選手の振りを見て、恐ろしさと羨ましさが交錯していた。攻撃は好投手の速球と、少し遅い球に凡打の山。三振も多い。うちの打線では打てないが、とにかく打てないなりに食らいついた。8番蓮は4年生。とても打てるスピードではないが何度もファールを打つ。10球以上。9番森道も格好良くはないが食らいついて9球。ただの三振では終わらない。本当にチームにとって価値がある。再三のピンチも粘り強く守った。打球も早いので、ショート徹汰も弾くが冷静に送球してアウトをとる。サード楓真も足に当てながら冷静にファーストでアウトをとる。皆が1つ1つ声をかけ合いながらアウトを積み重ねた。攻撃も、自分で考えセフティーで出る徹汰5年生。打てなければ何とか塁に出ようとする気持ちが嬉しかった。6回相手投手が100球を超え、そろそろ球が浮き始めると思ったが粘り強い。精神力の強い子なのだろう。しかし、僅差で投げる100球と炎天下。私は投手でなく捕手出身だが、疲れると握力がなくなる。どれだけ精神的に強くても抑えがきかない。6回途中降板したが私は言うのも失礼ながらお見事。結果1対0。ここ数年でも5本の指に入る試合になった。勝因は、グランドの広さ。フェンスがなかったら、相手4番打者に超えられていた。プレーでは、守備が執念深かった。あとは、投手波偉斗復活。捕手迅との絆の投球。次対戦しても勝てる気はしないが、また、あの3番打者にリベンジしたい。タイミングの取り方が抜群だった。次は3回戦。考えていなかった。勝ってから考えればいいと思っていたが、また必死に戦って皆で笑いたい。

日曜日、デポ杯1回戦。中日スポーツ杯でも対戦した。試合前、相手バッテリーの投球練習を見た。捕手がゴロで投手に返している姿を見て、野球人としてがっかり。これが現代少年野球なのか!絶対に負けたくない気持ちになった。初回の守備、先発楓真が乱調気味ではあったが捕手迅が、即盗塁阻止。それで終わった。攻撃は、初回、猛攻撃。ハルの走者一掃3塁打を含め計7点。結果10対0。3回コールド。このゲームにも見所はあった。初回攻撃、1番打者を2塁において2番徹汰。ノーアウト2塁を、自分で考えて1アウト3塁にしたかったと言っていた。追い込まれていたので、打てのサイン。自分を犠牲にして、セカンドゴロを打とうとしたらしい。しかし思いとは逆に完璧なライト前ヒット。チームの為にという想いが自分の為にもなっている。点差が開いても、4年生の翔太がセフティーをやる。私がビックリ。たくさん素振りしているのに、2アウトからでもやっていた。それが見事なライン上で安打になる。見ての通り強いチームでない。しかしチームのためと言う気持ちが強い子が多い。それが勝ちにつながり、最後は自分のためになる。野球だけでなく、何かのために、誰かの為に自分を犠牲に出来れば、それほど価値のある人生はないと思う。野球がすべてではない。正しいわけでもない。しかし野球を通じて、何か掴んでほしい。私に携わった子供達よ・・・・価値ある人生であれ!
7月27日(土)・28日(日)

高校野球愛知大会も大詰め。どこが甲子園に行くか分からないが進学校の活躍がすごく嬉しい。私の時代は愛知4強に2〜3校ほどの私立が強かった。今年春の甲子園も愛知県からの代表はいない。野球王国と言われた時代が懐かしい。昨今の高校野球は、父兄会だとか移送が親だとか、県立高校までもが親同伴と聞いた。我が息子も例外ではないが、せめて近場の遠征などは、親に守られるのではなく、自転車や電車などで移動してもらいたいと思うのは私だけだろうか!?失礼ながら1回戦か2回戦負けの高校までもが少年野球やボーイズの流れで、そうなっているのだろうか?しかし、私の思い出は、遠征は自転車で大きな荷物を持って移動した。先生に書いてもらったメモを持って電車、バスを乗り換えた。自転車で転んだこともある。電車を乗り越したこともある。それが30年近くすぎた今でも、会えば思い出話になっている。会うたびに同じ話。キャッチャー道具やヘルメットは後輩が持つ役目。先輩は恐ろしい存在。何よりも気合の入るジャンケン。荷物持ちを代わったりする助け合いも少なくなっているのかと思うと、個人的に寂しい。これも少年野球の流れかと思うと反省しなければならないのかもしれない。

土曜日。日曜日は大会も入らず、中日少年野球の県大会に向けて練習。猛暑の中、土曜日、日曜日と走り込んだ。とにかく体力をつけたい。どれだけ試合が楽なのかと思ってほしい。今年の子は体力がない。救いは投手波偉斗と捕手迅が走り込みも難なくこなしてくれた。捕手は本当に辛い。防具をつけて真夏に2試合あることもある。捕手が不動だと成績も安定する。土曜日はバットを持たず、走り込みと守備で終わった。日曜日も同様な練習。キャッチボールが終わったのは集合から4時間後。フォーメーション確認とバッティング。心配していた、波偉斗の投球も大丈夫。以前より良くなっている。今週末は県大会とデポ杯。2つ勝ちたい。勝負の8月。中日少年、県学童と平日やる大会で1試合でも多く勝って、スタッフを困らせてほしい。

土曜日夜、昨年私とタッグを組んだ前ヘッドコーチの送別会。8月に転勤。昨年と今年のスタッフが集まった。思い出話もあったが、恐らく10年後に会っても同じ話をするだろう。子供たちと通じて知り合った仲間。即、去って行く父兄やスタッフが多い中、こんな集まりがあっても楽しい。また会える日を楽しみにしています。
7月20日(土)・21日(日)

おもいっきり転んだ時は、何かを掴んで立ち上がれ!

私の野球人生の中でも記憶に残る週になった。優勝した翌週、大体がダラダラした練習や試合になる。土曜日、一昨年ぐらい前から親交を深めて頂いた球団から練習試合の申し込みがあったのでテーマを持って実施。上手に緩急を使う相手投手に二安打ではあったが、楓真が完封してくれた。早く終わったので3イニング限定でもう1試合。ここでも無失点。計10イニング無失点リレーと守備陣を褒めてあげたい。得点も計7点。ただ正直、緊張感のない子供たちの姿が気になっていた。

日曜日はJA杯1回戦と、ナイターで親善試合。そんな沢山の大会に出ていないので、1戦1戦大切に戦うだけ。先発は楓真。土曜日同様5回途中まで無失点に抑える。捕手迅もナイスリード。攻撃では、うちらしく1点ずつの積み重ね。徹汰の本塁打から始まり、セフティーなど5回までに4点取れた。4点なんて上出来。あとはエース波偉斗に託す。5回途中から投げ、しっかり抑えて5回裏。巧の小技で久々の笑顔を見た。しかし・・・・地獄が始まる。5年生からエースの波偉斗。5年生時は捕手をめがけ投げるだけ。1試合の平均四球は1個以下。私もここ数年、投手の四球で困った事はない。6回裏、最終回。4点差。ランナーをためない事だけ考える。しかしまったくストライクが入らない。ありえない姿にベンチどころか恐らく守っている子供たちも驚いただろう。30分の守備。水分補給させてあげたいほど、エース波偉斗がもがき苦しんでいる。1アウトから1つのアウトが取れない。これが野球の流れ。恐らくボテボテでも野手の間をを抜けるだろう。8失点。今シーズン8失点も初めて。ましてや完璧に抑えた5イニング。しかしたった1イニングで8失点は、現役時代でも少年野球に携わってからも初めての出来事。自滅。痛みは肩や肘でなく、「心」。どれだけ速い球投げる子でも、どれだけボールを遠くへ飛ばせる子でも、プレッシャーのかかる場面で出来る子しか上へは行けない。プレッシャーのないバッティングセンターで打てても試合で打てるとは限らない。心でプレーが変わる。私にとっても、主将波偉斗にとっても、そしてAチームの子供たちも忘れてはいけない8失点。悔しさはではなく、情けなさと恐ろしさを痛感。絶対にこの負けを、何かに繋げなければならない。辛い時もある。悲しい時もある。そんな時こそ、何かを掴んで這い上がってほしい。間違いなく掴んだのは、心からエースの事を想って声をかけてくれた仲間だろう。

夜はナイター。まずは色々とお世話していただいた舟津スカイヤーズさんのスタッフ、ご父兄に感謝します。そして、舟津スカイヤーズ前代表の追悼試合でもあり、ご家族の方からお声をかけて頂いた事をありがたく思います。。試合はお互いがノーサインで実施。前回、ノーヒットノーランされた投手だったので、大丈夫かな!?と思っていたが、4安打ぐらい打てたかな!?試合より気になったのは、先発メンバーから主将を外し、どんな気持ちだろうか?そしてほかの子供達は、いつも主将が先発メンバーにいるのに、ランナーコーチをしている姿を見て何と思うか!?そればかり気になっていた。試合途中、波偉斗に聞いた。「投げるか?」。予想を超えた答え。「怖いから投げたくない」。ものすごく気持ちがわかる。表現を上手く伝えられない子ではあるが、しっかり気持ちを伝えてくれた。私は一つだけ言った。四球を出すより怖いものは逃げること。逃げれば怖さは更に襲ってくる。あとは村田コーチにお願いした。午前中1イニングもたなかった投手。内野陣はいつものメンバーに戻した。波偉斗マウンドへ。今シーズン、決勝でも緊張しない私ではあるが、流石に緊張した。迅も徹汰も、そして何気なく巧もマウンドに集まっていた。私の横では、泣き虫ヘッドコーチは泣いている。そしてマウンドへ。孤独ではない。球威、制球、緩急は、まだまだではあったが、堂々とマウンドに立っている姿が、何故か懐かしい。21日は、思い出の日。思いっきりチームは転んでしまったが、舟津さん前代表が与えてくださった親善試合で周の方には絶対にわからない何かを掴んだ。それは・・・・・・・。子供達よ。これから先、野球以外でも転んでしまう事もある。そんな時こそ強い心で這い上がれ。
7月13日(土)・14日(日)・15日(祝)

嬉しい時は喜ぶ、笑えるときは笑う、泣けるときは泣く、遊ぶときは思いっきり遊ぶ。

正直、今年は「優勝」という事に縁がないと思ったシーズン始め。小牧市でも強豪チームや、合併で強化したチームもある。しかし6月、中日少年野球大会で優勝して、14日も県学童の決勝がある。この2大会は神ががり的。抽選4回、4連勝。抽選しか勝てないのか?と言われる方もいるが強豪相手に抽選までいくのが大変。勝てる相手でないのは分かっているが、必死に練習して戦った結果が2大会(小牧支部)連続のファイナル。土曜日は練習。守備中心練習が通常だが、打撃にも時間を割いた。いい雰囲気で決勝に挑みたい。決勝を勝って、戻ってきたらとにかく騒いで遊ぼうと決めていた。しかし土曜日のクールダウンで子供同士が喧嘩。砂の掛け合い!??ブチ切れた。せっかく1日かけて良い雰囲気を作ったのに、気持ちのない子供たちに腹が立ったが最後は、逆にまとまった。本当に良かった。

日曜日、決勝。相手は中日少年野球大会決勝と同じ。ものすごく調子の良い楓真を先発投手にと悩んだが、前日から調整してきた波偉斗に任せた。初回、一番警戒している1番打者に安打を許す。この選手さえ抑えればと、前々から思っていたが、この日も3安打される。初回、ランナーを出したものの無得点で抑え1回裏攻撃。先頭ハル四球。盗塁まで順調だがバントが決まらない。しかし、4番楓真が快心のタイムリー。チームを救う。序盤と中盤に、ノーアウト満塁、1アウト1塁3塁というbigチャンスを潰してしまう。3回ですべて流れをつかめる予定が、相手投手の粘り強い投球と、私の愚策で接戦になった。中押し点は、前大会に続き、3番迅のタイムリー。全体に外野が浅いので、打った瞬間超えたと思った。しかし6回、地獄が始まる。1点返され、2アウト1塁。マークしなければならないランナーを走らせてしまう。そして、遊撃手前でイレギュラーして、それが同点タイムリーに。何故だか、「わぁ〜ヤバイ」と思わなかった。絶対に勝てると思った。それは、2回戦、準決勝ともっともっとヤバかったので捨てるものはない。その裏6番打者から。7回裏のサヨナラ優勝をイメージしたが、6番この日1安打の皆実。死球。本当に暑い中、粘り強く投げていた投手も疲れがあったのか!?1アウト2塁、3塁。9番打者。2回裏に満塁でゲッツーをくらった打者。策を悩んだが、考えてみたら、お互いが攻撃でミスしている。相当、うちも助けられた。ならば、攻めようと思った。森道、執念の勝ち越し。綺麗なヒットではないが、私にとって、チームにとってヒット以上の打点。森道が興奮しすぎて泣いていたのが印象だった。最終回、波偉斗も緊張感の中、3人で終わらせた。優勝・・・・・・・勝って泣く姿は苦労した証し。終わったときのホッとした時の表情は、皆が可愛い。嬉しい時は体全体で喜び、嬉し涙や悔し涙が出るようになっていた。それでいい。スタッフも父兄も、子供たちが喜ぶ顔を見たがっている。夜は祝賀会。何度やってもいい。今週だけは喜んで、来週からチャレンジャーとして1戦1戦大切に戦いたい。

3連休最終日。Bチーム3回目の練習試合。Aチームから6名も参加。6年生は私と猛練習・・・・と思ったが、メチャクチャ遊ばせた。Bチームの子が頑張っているのに、監督の私が行かずに遊んだ。6年生には遊ぶときはトコトン遊ぶと約束していたので、テニス、サッカー、ホームラン競争など、クタクタになるまで遊んだ。これもチーム作り。Bチームの子は負けてしまったけど、勝てる闘争心はない。来年に向けてしっかりまとまってほしい。Aチームは、来週から新しい大会が始まる。また、皆で喜び合えるその日まで必死になって練習して戦いたい。
7月6日(土)・7日(日)

同じ気持ちでいれたら

真夏がやってきた。暑い夏。本当の野球シーズン到来。と言いたいが、昨今は熱中症が騒がれ、気を使う時期でもある。スタッフとも話したが、私たちの時代は、一滴の水も飲めない。体に水分がないのではないかと思うほど、練習中にトイレに行って水を飲んだ。川の水も当然飲んだ。たった水を飲んだだけなのに、ものすごい罪悪感。私たちの世代なら誰もが経験しただろう。しかし今では真逆。とにかく水分を取る。水分を取って元気よくプレーしてくれれば、それでいい。土曜日は、県学童準決勝に向けて練習。5月に対戦している相手で、抽選勝ちをしてそのまま優勝出来たが、2度目は許してくれる相手監督でないと思って必死になった。必死になったのは、勝ちたいという気持ちを全員持つこと。ヒット打った子、ミスした子と同じ気持ちになること。それだけを言い聞かせた。

7日日曜日、七夕。先発は2回戦で先発を譲った主将、波偉斗が投げると言った。日曜日の対戦相手は、小技も出来、足を使うチーム。牽制、コンパクトなモーション、バント処理が出来ないと負ける。試合開始。1回表、いきなり先頭打者に安打を打たれる。この試合はノーアウト1塁が生かせた方が勝ちにつながると思った。波偉斗も踏ん張り無失点で切り抜ける。その裏、緩い球は対策をして練習したが3者凡退。しかし、捕らえていて、すべて外野飛球。今日はイケル・・・・と勘違いした。安打が出ても足を止められる。2塁ベースすら遠い。ほぼ全員が、泳いで引っ掛けていた。剛速球はとても打てないが、ある程度スピードがあったほうが打ちやすい。パワーのない、うちの打線なので、タイムングさえ合えば飛ぶスピードの方が良い。しかも、相手投手は上手にアウトコースに投げる投手。まったく点が取れる気配はないが、守備で踏ん張った。1点勝負!打たれたら、捕手迅が阻止。1ヶ月前と同じような展開。山場は、終盤、9番打者を2アウトから死球でだしてしまう。疲れではなく引っかかった。怖い場面。1番打者。早いカウントに絶対に走る。ギャンブルスタートが必ずある。万一、盗塁がアウトでも、次の回ヒットを打っている1番からの攻撃。成功すればチャンスも広がる。初球がボール。ストライクがほしかった。2球目に走る可能性が高い。3球目、しっかりこの日2つ目の盗塁阻止。あっぱれ!しかし、予定通り、次の回、先頭打者を安打で出してしまう。嫌なのは、ランナーを進められること。1アウト2塁。3番打者。小細工はないと思った。波偉斗も必死に踏ん張り、捕手もしっかりリードする。目に見えない緩急と絆。内野ゴロで2アウト3塁。4番打者。第三者でも見応えがある。2ストライクと追い込んで、渾身のストレート。空を切った。見事!最終回、ゲームでの負けはないが勝ちきりたい。しかし、最後まで引っ掛け。3番迅。長打もある。粘って三遊間。2アウト1塁。なかなかバテない投手。しかし、珍しくワイルドピッチで2アウト2塁。当たれば飛ぶ4番楓真に。と思ったが歩いて、5番波偉斗。また内野ゴロでゲームセット。またまた抽選。流れそして力は相手が上。ここ最近の大会、4戦、サドンデス2回と抽選2回。皆が願った。7日も勝利の女神が微笑んでくれた。本当に嬉しかった。

私は抽選になると、子供たちと同じ気持ちになろうと思うプレーも同じ。ヒット打ったり、アウトとったら、同じ気持ちになって一緒に喜ぶ。腹立つ事の方が多いが、抽選だけは、子供たちの顔を見ない。同じ相手に2回目の抽選勝ち。確かに勝って決勝へは進めたが、相手の子供たちの表情を見たとき、初めて素直に喜べなかった。冷めたチームが多い中、たった数ヶ月でまとまりのある恐ろしいチームになっていた。勝っても負けても知らん顔しているチームはどうでもいいが、流石に、相手の子供たちに声をかけさせて頂いた。もし、次戦う機会があれば、うちも、もっと練習して今日のように接戦の試合をしたい。中日少年野球に続き、ファイナルへ。相手も同じ。合言葉は目の前の1戦を勝つ。そして、喜び合えるようにしたい。「あと1つ」
6月29日(土)・30日(日)

練習試合こそ、勝敗にこだわる

勝敗は関係ないという人もいる。一所懸命やったら、負けてもしかたないという人もいる。ほとんどが、負けたらいう言葉。私の持論だが、子供たちも私たちも勝って喜ぶために練習する。勿論、勝敗以上に大事なことは多々あるのは百も承知。しかし私はいつも、負けていい試合はない!と言い続ける。一所懸命プレーしている子に失礼だから。今週末は、先週なんとか勝って、大事な大会があるため土曜日は練習、日曜日は3ヶ月ぶりの練習試合。色々なテーマを持った。まずは、サインを変えた。市内で勝ち進むと、ほとんど同じチーム。果たしてしっかり対応出来るかをテーマにした。目標は無失点に抑えることと、今シーズン、ヒットのない子に活躍してもらいたいと気持ちもあった。相手していただいたのは、春日井の名門チーム。しかしながら数年前までたくさんの子供がいたが、少子化には逆らえず、うち同様、4年生以上の混合チーム。先発は楓真。完投させたいが、徹汰にも投げさせたい。守備面では、やはり5年生徹汰の投球が6年生投手との差が出た。また、徹汰が投げると、内野の要も失うので、それが最大の課題になる。攻撃面では、迅の小技や、波偉斗、楓真、徹汰に安打が出たが、速球派投手が出てきてから打っただけでやはり緩い球は課題。なにより、4年生の翔太が人生初ヒット。すごく嬉しそうな顔を見て、私も嬉しかった。初先発でライトを守った駿太も、ヒットは出なかったが、緊張感を持って試合に出られた事は収穫。結果8対3。3失点は反省して修正。来週は、前半に最大の山場。勝ちきりたい。

日曜日、体験会を実施。Bチームスッタフ中心でやっていただいた。ジュニアーズ存続のためにも大人たちが立ち上がらなければならない。八幡コーチ中心にどんどん活性化してほしい。6年生は卒団式までの折り返し地点。まだまだ暑い夏を乗り越えなければならない。しっかりとまとまって暑い夏を熱く戦ってほしい。
6月22日(土)・23日(日)

野球がこんなに辛く、厳しく、そして難しいものとは・・・・

たかが少年野球で寝られない日もあった。たかが少年野球で生活も変わった。まれに優勝するその一瞬の喜びと、毎年子供たちが卒団して行く日のために辛く険しい日を乗り越えなければならない。土曜日、中日スポーツ杯3回戦。相手チームを見たとき、うちの4年生以上全部員合わせても、相手チームの人数にはかなわない。人は力。時としてレギュラーを競い合って成長する。それならば元気だけは負けたくないと思っていたが、朝からアップを全力でやっていないし、2〜3名だけが叫んでいるだけに見えた。試合より大事なことは多々ある。試合は、先制したものの、中盤、2アウト1塁から波偉斗ボーク。たった1個のボークで満塁になり、ファースト後ろにタイムリーを打たれ逆転。ピンチに弱い典型的な点の取られ方。守備も、投手を守ってやれなかった。しかし勝負になっている。9番森道が、初長打の3塁打とボークで同点となる。この大会は、ボークやインターフェアーなど非常に多い大会。緊張している子供たちに更に緊張を加えるある意味、良い大会なのかもしれない。同点のまま、またまたサドンデス。1アウト2塁3塁から。先週の反省を踏まえ、まず1点と思った。スクイズ成功で更にミスで1アウト1塁3塁と思った矢先、バッターアウト。足が出ていた。攻撃はこの1球がすべて。その裏、波偉斗が踏ん張った。一人を三振。2アウト満塁。2ストライクと追い込んだ。しかし・・・・相手の打者は追い込まれてからも強い。レフトオーバー。サヨナラ負け。ただでさえも弱いうちのチームが、考えた野球をしなければ勝てない。打たれたことより先週の悔しさを既に忘れていることに腹が立った。4年生でもAチームはAチーム。同じ土俵で戦わなければならない。戻って練習することもないが、とにかく必死になる練習だけは暗くなるまでやった。

日曜日、小牧市の大会。22日の悔しさが夢にも出てきた。今の状態で戦える相手ではない。今年3度目。正直、最初は強いチームと対戦したい気持ちではあったが、23日だけは避けたい相手だった。先発投手に悩んだ。子供たちに決めさせた。楓真が先発する言ってくれたので信頼した。初回、初めて対戦する投手を攻めた。というより、手が出ないので私の頭をフル回転させた。ノーヒットで先制。楓真は、相手が振り回してくれれば楓真のペースになる。中盤の攻撃、ミスから、楓真のタイムリー内安打で3得点。うちにとっては、とてつもない3得点。あとは継投のタイムングだけ。残り時間、相手打順や相性、そしてうちの打順を考え5回でスイッチ。先発楓真見事。昨日投げた波偉斗ではあるが、5回、6回と期待通り0点に抑えた。波偉斗にとっては、魔の最終回。俺の心臓の毛をあげたい気分。先頭を安打で出す。その後、三振と守備妨害で2アウト1塁。3対0で勝ったと思った。そこが甘かった。続く打者に、また安打され1塁2塁。そして、これまた追い込んでから、多少守備も怠慢だったが、見事なスリーランホームランを打たれる。相手の最後まで諦めない姿は見習わなければならない。私の頭の中も真っ白。村田コーチに言われ、タイムで間を取る。今考えると、広い球場。本塁打だけは避けなければならない状況で、外野手に指示を出さなかった私とベンチが悪い。抽選へ。100%負けの流れ。最後の執念なのか、次につながった。

プレーは心の動きで変わる。暴投が怖いと思ったら暴投になりやすい。飛んでくるなと思った時点でミスしやすくなる。それぐらいメンタル面の強さが必要。今週は、最後に1つのアウトが取れなかった。それが野球。超前向きに考え、この野球の厳しさが少しでも吸収してくれれば収穫。私も苦い経験は多々あるが、今週は疲れきった。しかし、多少貧素なチームではあるが、このメンバーで優勝を目指して、喜び合いたいと思った。とてつもなく険しい道でも、登りきった時の景色は格別。あとは、けが人がいないことと、野球が出来ることに感謝して来週も戦いたい。
6月15日(土)・16日(日)

雨は一人だけに降ることはない

梅雨にも関わらず雨も降らず蒸し暑い。今シーズンはあまり勝ち進めないので試合数も少ない。試合数はどうでもいいが勝ち進んでたくさん試合がしたい。土曜日、1回戦を勝って2回戦。不思議と、土曜日と次の大会でも当たる予定の対戦相手。先発は楓真。夏に連戦があるなら投手は最低でも二人。出来れば三人。人数の少ないうちでも、4年生5年生を含め育てなければならない。序盤は上々の立ち上がり。攻撃は絞りにくい投手ではあったが、立ち上がりから攻めた。守備は、先頭打者を出しても、捕手、迅がすべて刺す。ここまで成長したかと思うほどセカンド送球が安定している。2月3月まで、セカンドまでワンバウンドどころかゴロ送球で目を覆っていたが、練習は嘘つかない。攻撃は、やる気のない走塁ミスもあったが、5年生徹汰のホームランを含め6得点。本来、スッキリ勝ちたかったがバタバタしてしまった。最後は、途中出場のセカンド4年生翔太のファインプレーでスッキリ出来た。近いうちにもう一度対戦する。野球は流れで勝敗も決まる。次も勝ちたい。

日曜日、東海団地1回戦。相性の悪い大会ではあるが、対戦相手が、最初に書くが「これぞ学童野球」という素晴らしいチームだった。8年前か9年前一度対戦させて頂いたが、あまりに多い部員でベンチに入れず、芝生で応援していた事を思い出す。その時は力でねじ伏せられた。私は、試合前必ず対戦相手の練習をチェックする。プレーより、声、礼儀、キビキビした行動が私の目指す野球。試合前、元気だけは負けるな!とゲキをを飛ばした。正直、戦力ではとても勝てる相手でないのは百も承知。見ればわかる。しかし1%でも勝てるチャンスが、勝ちに行く。初回から4回までまったく動かない。初安打を打たれても、またまた捕手迅が助ける。次打たれても、刺す。ヤバイと思ったのは、7回表うちのミスで1塁2塁になり、波偉斗の初球が完全に抜けた時。すぐに間を取った。7回裏0対0。先頭迅。大きいのも打てるがまず塁に出て欲しい。レフト線へ・・・・1mはない。大ファール。しかししっかり安打で出た。策は3つ。好投手なので、うちの打線で連打は考えにくい。0対0凍りついた試合。結果、スチール失敗。完全に私のミス。結果論だが送れば良かったかもしれないが、1%でも勝つチャンスがあるとすれば走るしかない。相手捕手も、うちの捕手も見事にストライク送球を繰り返し引き締まった試合になった。サドンデス。満塁から。300%信頼している波投手偉斗が、波偉斗でない。四球など記憶にないほど制球はいい。3ボール2ストライク。打者4番。まったくタイミングの合っていなかった打者。野球は1球で決まる。一番思ってもいなかった失点。更に5番打者も食らいついて内野ゴロを打たれた。サドンデスで2点。その裏、同じ4番から。何としてもチームと波偉斗を助ける。主将で投手で今まで支えた波偉斗を助けるチャンスでもある。1アウト満塁から4番が打てばチームは助かる。しかし・・・・・・・・自責点0の敗戦投手。すごいチームに立ち向かったが、サドンデスでの1球に泣いた。昨年から必死にマウンドを守り、悔しがる事をしらなかった主将が、1回戦から泣いている。それでいい。いつか一緒に泣いてくれる仲間が出来ると信じて泣けばいい。雨は皆に降り、全員が濡れる。この負けを忘れなければ成長する。切り替えなくていい。これから雨が降ることもあるだろう。そんな時は、皆で大きな1本の傘に入って苦楽を共にしよう。

日曜日対戦して頂いた背番号10番君。勝った時の笑顔、腹立つほどいい顔していた。俺からのウイニングボール捨てないでよ。元気をもらって、ありがとうございました。初心に戻れました。またね。
6月8日(土)・9日(日)

ノビノビ野球!?

って、なんだろう!?おもいっきり打つこと!?おもいっきり投げること!?カウントに関係なくどんどん打つこと!?自分の好きなようにプレーすること!?と思ってしまうような週になった。私も1年目は、とにかく打つ。スクイズなら犠牲フライを打て。四球を選ぶより打つ。しかし結果、勝てないしまったく面白くない。個のプレーは個だけが楽しい。負けて大会がなくても練習試合で誤魔化す学童野球。しかし、私自身の持論だが、やはり勝ちにこだわり、試合が終わった後の開放感や、どんな大会でも優勝した後の子供たちの笑顔は幸せにさせてくれる。強いチームではないが、たくさん練習して、ノビノビと祝賀会をやりたい。

土曜日は練習。Bチームが日曜日、今シーズン2回目の試合。まったく戦う姿勢ではないが、Aチームと混合で練習。印象なプレーはない。しかし嬉しかったのは、5年生が1泊で野外学習。4名が抜けたが、午後3時に野外学習が終わって、すぐに着替えて練習に3名来た。1泊で疲れもあるだろうが、その必死さが嬉しかった。これが戦う姿勢なのだろう。日曜日は、中日スポーツ杯。H23年度勝ち進んで、今でもブロック決勝のサドンデスだけは忘れない。先発は1ヶ月ぶりの楓真。久々なので心配はしていた。楽にするために初回先制したい。相手投手は、速球派の投手で絞りにくい。ボール先行すればストライクを取りに来る。2番5年生徹汰、初本塁打。多少ラッキーもあったが、先制出来た。その裏、先頭をミスで出すが、迅が盗塁阻止。しかし、制球が定まらず、同点。あの簡単な初球スチールを見事に阻止した迅を褒めたい。この日は、2つ阻止。この試合のすべてだったかもしれない。迅、見事。攻撃は、とにかく、すぐに動かない。動けば負ける。ランナーが出ればなんとかなると思っていた。満塁から、これまた5年生の皆実が、食らいついた。細かい内容のコメントは避けるが、反省点は、2つ。1アウト3塁から、牽制でアウトになる。アウトはまだ許される。しかし滑り込まないいい加減さに腹が立った。もっと必死になりなさい。ましてや滑り込まないのは相手の足や、タッチする手を踏む可能性もある。相手を怪我させるなら、自分が怪我したらいい。もう一つは、久々の先発投手に声をかけてやれなかった。結果4対1。何百試合と経験したが、珍しい試合になってしまった。

試合後、Bチームが2回目の練習試合。相手チームにご無理を聞いて頂き3年生〜5年生+αで試合をやって頂いた。私は6年生6名と、グランドに戻り猛練習!?と思ったが、アイスクリームを食べてノビノビと過ごした。勝った時ぐらい遊ばせてあげたかった。Bチームの子ごめんよ。Bチームは初勝利。スコアを見たが、Aチームで活躍している5年生と4年生が活躍。徹汰は11奪三振。皆実も4年生翔太も守備で活躍したと聞きました。相手して頂いたチームも初試合と聞いた。相手して頂いてありがとうございます。Bチームの課題は、たくさんあると思います。まずが、Bチームスタッフが子供以上に必死になり、子供たちと苦楽を共にしてください。
6月1日(土)・2日(日)

野球をすることに意味があるなら・・・

子供たちがヒットを打つと、何故だかメッチャ嬉しい。子供たちが踏ん張ってピンチを切り抜けると、とてつもなく嬉しい。子供たちが、ホームランを打つと一緒に走りたくなる。自分の子供でもない。ましてや現役時代、自分自身が打ってもこれほど喜んだ記憶がない。何故だろう・・・といつも思ってしまう。シーズン始め、5月までと心に決めていた私ではあるが知らぬ間に、子供たちが私を奮い立たせてくれたのかもしれない。

土曜日、大会が入らず練習。日曜日の決勝に備え、雰囲気を良くするために無理やり笑っていたが、何となく子供たちですでに「優勝」したいという気持ちの伝わる元気があった。正直、この戦力で優勝なんて・・・・と春先思った。技術ではなく、野球を軽く考える子供たち。勝っても、負けても同じ表情。それが5月に入り少しずつ子供たちが変化してきた。日曜日、中日少年野球大会決勝。南スポーツセンターA面。決勝まで奇跡的な勝ち方だった。春先1度対戦して、先週、たまたま準決勝で対戦相手を見た。打ちまくる打線と好投手のクセを見つけて攻略練習をした。1回表の守備、先頭打者、いきなりミスは出る。何とか2アウト3塁を三振で切り抜ける。ミスした子が救われた。その裏、四球で出るも、一番警戒していた牽制に引っかかり、流れが悪くなる。そんなはずはない。2回の表、先頭打者にツーベース打たれる。大ピンチ。この日、先発波偉斗、今シーズンで一番最悪な状態。「どこか痛いの?」と聞いてしまうほど。バランス、制球、スピードまったく波偉斗らしくない。しかし、ピンチになると、相手の攻撃ミスにも助けられたが踏ん張って0点を重ねてくれた。その裏にはチャンスはある。ノーアウト1塁。盗塁。もう大丈夫。初球からでもしかけれるほど練習した。巧のしぶとい打撃で先制。しかし波偉斗の調子が上がらない。そんな時、捕手、迅が盗塁を刺す。流れが安定しない珍しい決勝。そんな乱れた試合に、ひと振りで勢いをつけたのが3番迅。左中間に深いツーランホームラン。次の1点がうちに。点差が開けば、相手攻撃も限られる。相手の好投手も踏ん張っていたが、やはり70球を超えたくらいから球威は落ちてきた。そんな時は、足とバント。5対0。完全にペースはつかんだが、ミスから1点返され最終回。7回表、初めて先頭打者を打ち取る。7イニングで初めて。最後の打者を先制点を叩き出したセカンド巧へ。ゲームセット。一気に緊張感がとれた子供たち。笑顔ではなく涙だった。今日だけは勝たせたい、勝たせなければ申し訳にと思った。相当、ミスもあったが本当にミスを帳消しにする仲間意識があった。仲間がエラをーすれば無失点に抑える投手。投手が死球を出せば、盗塁を刺す捕手。バントミスしたら、次の子がしっかりとつなぐ意識を持っていた。私も、冷静に戦いたいが、無理。我慢出来ない。嬉しいものは嬉しい。子供たちと喜ぶ。それが私のやり方。本当にこの大会、よく頑張ってくれた。まずはおめでとう。またチャレンジャーとして強い相手に立ち向かいたい。

土日、遊びたいのに泣きながら練習する子供たち。楽しいはずがない。でもこの一瞬のためにやってきたのかもしれない。野球を通じて、決勝のように、ミスした子の気持ちになってあげられたらそれでいい。人間ミスは絶対にある。それを取り返そうとする気持ち。野球をすることに意味があるなら、最後は信じ合える友達と、這い上がろうとする強い気持ちだと私は思う。今の気持ち、忘れないでほしい。

平手コーチ・・・・朝の4時から起きて大変でしたね。貴方のお陰で1つ勝ちましたよ。まったく緊張感のない監督でゴメンネ!また、子供たちと一緒に苦楽を共にしましょう。ご父兄の皆様、祝賀会、ありがとうございました。
5月25日(土)・26日(日)


先週、親睦の深い学童野球球団の代表の方が他界されました。生前は、私自身も子供たちもご指導頂いた事に関して深くお礼申し上げます。心よりご冥福をお祈り致します。

5月最終週。記憶に残る二日間になった。土曜日、イチロー杯。午前中の練習で嫌な予感。キャッチボールとバントが出来ない。大事な試合前だが、調整もなにもない。出来るまで練習。試合は、ある意味予想通り。とても勝てる相手ではないが、本塁打で先制されたものの5年生の皆実の内野ゴロと、これまた5年生徹汰のツーベースで逆転。守備でもライト4年生翔太が、見事なプレーを見せてくれた。最終回、エラーから逆転を許す。ランナーが出ると、気のない投球をする波偉斗。いつもながらピンチに弱い投球に虫唾が走った。せめて5年生がミスしたら、守ってやろうと思う気持ちがほしい。気のないボールはしっかりと飛ぶ。その裏、1点差を追う最終回、先頭の蓮は安打。蓮も4年生。4年生と5年生がこれだけ頑張っているのに6年生が足を引っ張る。最後も思い出したくないほど無残な三振。気の小さい野球。気持ちのない野球をして勝てるわけがない。相手の下位打線がうちに来たら超中心打者。敗戦後、次の日の準決勝に備え17時には解散する予定だったが、負の連鎖を止めたい。土曜日の反省点を修正するため、真っ暗になるまで練習した。もちろんバント練習。出来るまでやった。そして一番大事な、声をかける。孤独な投手に声をかけることがなかった今年のチーム。サード、ファーストがおとなしすぎる。ならば声をかける練習を夜までやった。声をかけあえば勝てると思った。気がつけば19時半。日曜日は、声をとにかく掛け合うことが最大のテーマ。そして助け合う。ミスした子の分、それを取り返そうとする気持ちを持つ。

6時半集合。正直、疲れもあるが一年を通して、色々な意味で負けられない試合。、相手は、強豪同士が一緒になった新しいチーム。しかも監督さんは勝つコツを知っていて、私も戦術を見て学んだ。先発は波偉斗。昨日、気のない投球をしていたが期待した。先制は1回表、先頭ハルが安打で出て、ラッキーな形で先制。中盤、牽制や盗塁阻止でピンチはしのいだが、1アウトランナー3塁から絶対に打ってくると思った初球、簡単に同点にされる。波偉斗をベンチで叱った。普通なら、打たせたくない、スクイズすらさせないと言う、心のこもった球を投げるが、勝敗を背負う投球に見えなかった。しかしまだ同点。私もアホかと思われるほど攻めた。盗塁3つ刺されたが(私の愚策)、とにかく攻めの姿勢はくずさない。何故ならそんな簡単に連打が出ない。6回から投手波偉斗が変わった。少し力は入っていたが、いっきにスピードが上がった。別人。もうこれ以上は点取られないと確信した。エラーが出ても、波偉斗の魂の投球で抑えれると思った1対1。抽選。勝てば天国。負ければ地獄。次は決勝。先週、大雨の中練習して土曜日は試合後、真っ暗になるまで練習したから、勝利の女神は味方してくれた。私の持論は抽選でも勝った方が強いといつも言っていたがこの大会、2回目の抽選。まったく勝てる相手ではない。内容は両方共負けている。うちの子たちが勝っているものは、「勝ちたい」気持ちだけかもしれない。今年初めてのファイナル。子供たちの「魂」のこもったプレーに期待したい。

野球は1試合で両軍合わせて150球〜200球ぐらいだろうか。しかし、接戦になると、たったいつの1つのプレーで、いや、たった1球で勝敗が決まる場合がある。日曜日も勝ったうちは、初回のたった1球。打ったわけでもない。土曜日は、最終回の先頭打者のたった1つのプレー(ミス)。これで勝敗が決まった。しかし、それで終わってはいけない。野球は助け合うスポーツ。ミスして点を取られたら、取り返して仲間のミスを帳消しにしてあげようとする気持ちが大事。それが仲間意識。そんな助け合うチームが私自身の理想。26日の気持ちを忘れないでほしい。
5月18日(土)・19日(日)

流れと空気

私が小学校の頃、学校から帰るとすぐに近くの公園で野球の練習をしていたのを今でも覚えている。明けても暮れてもグローブを持って出かけていた。今ではボールがあるのが当たり前だが、当時は1つのボールをものすごく大切にした。田植えの時期にボールが田んぼに入り、靴下を脱いでボールを拾いに行くといつもど叱られていた。稲刈りの後の田んぼはイレギュラーの練習とか、訳わからない遊びをしていたのを鮮明に覚えている。たった30年ほど前だが大昔のような気がする。時代が流れても、友達と練習したり、ボールを大切にする気持ちは変わらないでほしい。

土曜日は練習。先週までの雰囲気は!??私には何となく違って見えた。モチベーションを上げるのに必死。勝ちたい、勝たなければという空気にしなければならない。個の力で勝てる力はない。日曜日、しっかりと午前中練習して試合に挑んだ。先発は波偉斗。今は波偉斗に頼るしかない。2回、4番打者。羨ましいほど豪快に飛ばされ、ノーアウト3塁。あっという間に先制される。その次の回、まったく豪快さはないが同点に追いつき更に1アウト2塁。ノーマークのセカンドランナー。3盗。ラッキーと思った瞬間、セカンドのポジションの場所からアウトのコール。なんと2審制。自軍は3塁側で目の前。審判は神様!?これも野球だが、流れと嫌な空気に変わる。1アウト3塁と2アウトランナーなし。天と地。同点の5回。ノーアウト1塁・2塁。大チャンス。捕手からファーストへ牽制。今度は、ショートの位置にいる塁審が、牽制をアウト。二審制。これもまた野球。うちのチームが下手なだけ。すべての流れが止まった。言うまでもなく、8番・9番でつなぎ上位に回る1番打者。ノーアウト1塁2塁と1アウト2塁では天と地。この試合、流れと空気が一番怖かった。動けば動くほど悪い流れになる。投手波偉斗も、何イニングぶりだろうか!?2四球を出し、それが決勝点になる。相手チームも強いが、流れ1つで変わっていた。先週まで、安打数もなにもかも相手に負けていたが勝負では勝ってきた。流れが悪い中でも、何とかしようと思う選手が出てきてくれたら嬉しい。そこの中でも、4年生の蓮のバッティング。そして結果エラーになってしまったが、5年生徹汰の守備。2アウト2塁3塁から、三遊間を追いつき、大暴投になったがアウトにしようと必死に投げた守備。徹汰にとっては収穫のエラー。一番の収穫は負けたあと雨の中練習したこと。このままでは、登りかけた階段をまた降りてしまいそうな子供達。泥んこになって練習した事。絶対に忘れないでほしい。うちには村田コーチがいる。子供たちは勿論、監督の私も支えてくれるスペシャルコーチ。怪我の子や、心折れそうな子供たちにしっかりケアしてくれる。だからこんな練習も出来る。私の怪我と心もお願いします。雨の中の練習を必ず来週につなげたい。

練習後、トイレの裏に徹汰を呼んだ。監督の本当の気持ちですよ。来年もある徹汰だが、今年は6年生のために頑張ってほしい。泣きながら、しかも雨の中頑張り続けた君を応援するよ。
5月11日(土)・12日(日)

プール開き!?

土曜日は残念ながら雨。軽く室内で汗を流す。野球は不思議なもので、負けるときは何をやっても負けるが、雰囲気が良いと不思議と勝てる。小牧市の大会は3大会目。準決勝も戦ったことがないので、2回戦を突破したい。日曜日はその2回戦。対戦相手は毎年戦うが、よく似たチームではないかと思った。昨年、教育リーグで負けていると聞き1点でも多く取ろうと思った。初回、2点先制したものの、緩い球に、体が突っ込んだまま振り回す。初回に2点先制後、潰せるノーアウト満塁も何故だか振り回して初回2点のみ。2巡目には合うだろうと思っても、泳ぎまくり。泳ぐならプールで泳げと叫んでいた。緩い球は確かに難しい。バッティングはタイミング。どれだけマイスイングしても、タイミングが合わなければ当たらない。緩い球の攻略は、ランナーが出れば、簡単だが、なかなか芯をとらえられない。攻略法は・・・・・・・・。結果、3番迅・4番楓真・5番波偉斗がよくつながった為、毎回得点出来た。5年生徹汰も登板させれたので収穫のある試合に。特に緩い球を打つだけでなく、足も絡めて多少なりとも攻略できたので良かった。

今年、10勝出来るだろうか?1回戦は突破出来るだろうか?という不安から少し、勝つ喜びを覚えた子供達。今まで通り、1戦1戦、目の前の試合を大切に戦うのみ。
5月6日(振)

Bチーム初試合。少し前まで、とても試合出来る人数ではなかったが、初めて練習試合をやった。私は6年生と遠くから観戦。内容は分からないが、相当、相手チームと個のレベルの差がありすぎたような印象。遠くから見ていて思った。監督の私が言うのも失礼だが、勝負にこだわらず観戦出来るのは本当に楽しい。しかも冷静に観戦出来る。2年生から5年生まで試合が出ていたと思うが、レベルの差はあるものの、なんとなく、必死さは伝わってきた。決して上手ではないが、緊張感を持って試合している印象。あとは、4年生以上は、ボール遊びから野球の練習にスタッフがしなければならない。父兄やスタッフは簡単に勝てると勘違いしている。また、ノビノビ野球と言っている以上、学童野球ではただのボール遊び。まともにボールも投げられないのにノビノビも減ったクリもない。Bチームは0からのスタート。1年生から5年生まで学年の差がある練習なので難しいが、子供達以上にスタッフが頭を使って練習してほしい。

Aチームは、貴重なゴールデンウィークになった。気持ちは上がってきている。少し気になる点もあるが、とにかく、大きな病気や怪我がないことを祈る。2大会勝ち進んでいる。試合数が目標ではない。1つの大会を大切に戦ってほしい。
5月5日(祝)

ほんの少しの決意。

正直、4月いっぱいで私自身ユニフォームを脱ぎたかった。自分自身にも夢や守るものがあると強い意思を持っていた。中途半端な気持ち。総監督などに相談して、今シーズンだけは・・・・という事で頑張ろうと少しだけ決意した。それより、3ヶ月経過して、子供たちを卒団するまで見送りたと思ったのが本音かもしれない。昨年のように毎週というわけには出来ないかもしれないが、自分自身で幅を決めずに出来る限りはやろうと決めた。

5日こどもの日。子供たちが喜ぶ日。相手して頂いたチームは、前回サヨナラ負けした相手。大敗だけは避けたいという気持ちから「勝って喜ぶ」決意に変わっていた。今なら大丈夫。立ち上がりは互いに静かな立ち上がり。闘争心のない打線に腹が立ったが、初ヒットは4年生蓮。流れだけ相手に行かないようにした。相手の内野手の送球だけはチェックしていたので、私の頭もフル回転。また、ハルが見事にやってくれた。先制。しかし相手は小牧市の大会で負けのないの相手。1対0で勝とうなんて思っていない。やはり、ミス絡みで同点にされ、中盤、1アウト3塁で、打ち取った当たりがタイムリーになり逆転される。この逆転はやはりうちの攻撃でのリズムが悪かった。チャンスで送りバントが出来ない。たかがバント、されどバント。打てなくて0点ではなく送れなくて0点は、野球経験者なら絶対に嫌な予感はする。しかし、まだ1点。6イニングか7イニングまで出来るかという時間帯になった。終盤、先頭の迅が粘って四球。走るか、送るか・・・・・・・。4番楓真、見事に右中間にヒットで1塁3塁。そして波偉斗で同点。追い越すことは出来なかったが何とかゲームになっている。2対2で7回裏の相手攻撃。先頭が安打。前回の嫌な事を思い出す。再三のピンチを切り抜けたので何としても抽選までいかなければ・・・・。しかし、相手打線も襲ってくる。1アウト2塁3塁。2番打者。3番にはすごい打者が。駆け引きの始まり。腹はくくった。しかし・・・・流れでスクイズが来ると予感した。的中。しっかりとランダウンプレーでアウトにしたがピンチは続く。波偉斗の気持ちのこもった投球で最終回、内安打を含め3本打たれ、奇跡的に無失点。本当に頑張った。あとは野球の神様に祈るのみ。野球の神様は、喜ぶ涙を与えてくれた。1回戦から喜び、泣く子供達。冷静なのは私だけ(嘘)。優勝したの????と馬鹿にする人もいるかもしれない。どうぞ!優勝するには1回戦を勝たなければ優勝はない。連盟杯抽選負けして3週間。私自身の少しの決意と子供たちの強い決意がGW5連勝を与えてくれた。3週間でこれだけ気持ちに変化があるとは思わなかった。とにかく、目の前の試合を大切に、仲間と助け合ってほしい。
5月3日(祝)・4日(祝)

今日のハイライからプーさんが春(ハル)を連れてきた。少しときた。

珍しく勝ち進んだ大会。ろうきん杯の3回戦。苦しい戦いが続いているが、4月の連盟杯抽選負けから、必死に這い上がろうと練習した。勝たせてやりたい。勝たなければならないと思いながら、一つの試合を大切に戦う事を皆に言い聞かせた。1回戦だろうが2回戦だろうが決勝だろうが関係ない。目の前の一戦に喜びと悔しさがなければ強くなれないという持論。戦力は、学年ではとても相手にかなわない。3回戦の相手は初めて戦う相手。勝てばダブル。先発は楓真。本調子でないもののしっかり0点に抑えてくれた。打線は、森道の初安打を含め、ここでもハルの技ありがあり、今シーズン初めて大勝できた。勝って即2試合目。4回戦、相当強豪チームと聞いていたチームで噂通り、すごい打線をもったチーム。緩急をつけなければ勝てない。波偉斗が見事なピッチング。守備でも、ハルのファインプレーを始め、捕手の迅が足を止めた。それがすべてだったかもしれない。先制して追加点。1点返されたが、すぐに2点追加。最終回1点返されたが、元気だけで乗り切った。優勝したかのような喜び方に、「アホ」と言われる方もいるかもしれない。いや違う。喜ぶためにやっている。4回戦は攻撃がポイントではなく攻撃的守備がポイントだった。3週間でこれだけ変れた事が嬉しい。試合後、連盟の審判の方にも、これだけ喜んでもらえると、やりがいがあると言われた。それがうちの方針。

喜怒哀楽のない氷の仮面軍団が、少しだけ氷がとけて春が来た。試合と勝ちに飢えたチーム。久々に感動もあった。主将波偉斗のピッチング。捕手迅のリード。切込隊長ハル。守備の要徹汰。匠の技、巧。這い上がった楓真(プーさん)。しがみつく森道、4年生ながら出塁率の高い蓮。そしてどこでも守れる翔太。駿太にカイ。レイマ。まだ、始まって間もない。負ける悔しさを忘れず、勝ち進んでほしい。
4月29日(祝)

ラッキーボーイとアンラッキーボーイ

GW三連休の三日目、何とか勝ち進めたろうきん杯2回戦。今年は、試合のないGWになってしまいそうだったが、27日に勝てたので2回戦。先発投手は、調子が良いと自分で言った波偉斗。立ち上がりから上出来だった。27日ほどの球威はないが制球は抜群。本格的な主審の方がやって頂けると、ストライクゾーンも素人より狭いため、制球の良い投手を持つチームは有利。先制は、1回表うちに来た。徹汰が安打で出たものの、スタートが相当遅れ盗塁アウトになって嫌な雰囲気だったが迅がツーベース。4番楓真が食らいついて先制。効率の悪い先制だったが、問題は次の1点。波偉斗が初ヒットを許し、2アウト3塁から、ショート前にイレギュラー気味に大きく弾んだバウンドを打たれ、アンラッキーな形で同点にされる。しかしこの回のスリーアウト目は盗塁阻止。迅が流れを止める。27日は、5年生徹汰がラッキーボーイ的存在だったが、この日は不運が続いた。しかし、守備だけは安定していた。盗塁阻止の次の回、先頭打者は9番打者。インターフェアで出塁。ここでも3番迅と4番楓真で2点を取り流れを掴んだ。この日は、3番、4番にツキもあった。6回には、ハルの技ありで追加点。ハルがこれほど喜んだりガッツポーズをする子なんて思ってもみなかったが、その顔を見ると私も嬉しくなる。結果4対1でうちにとっては快勝。良いゲームの時にはラッキーボーイは絶対にいる。ここ最近は4年生ながら、蓮がその一人。ラッキーも実力の一つ。9安打とうちにとっては打った方だが、少しずつ強い打球が打てるようになってきた。この日は、ハル、迅、楓真、巧がしっかり打ってくれていた。また波偉斗、蓮も渋い安打。9安打で4得点は残塁が多かったが、勝った時の子供たちを見て、やっぱり勝ったあとの子供たちの顔はいい。全員が、ラッキーボーイになってほしい。
4月27日(土)・28日(日)

えっ!?俺だけ!?

GW突入。勝てないチームなので先週は本当に練習した。学童野球はいつでも試合が出来る環境。試合に飢えることはない。今までの試合は、勝っても負けても監督の私だけが騒いでいる。いつも俺だけ?と思っていた。審判に注意されることも多々。ドライアイスの仮面をとってやりたい。ベンチでも、喜んだり、腹たって暴れたり忙しいのは私だけ?昨年のスタッフによく聞いていた言葉を思い出す。「俺、しゃべりすぎ?」スタッフは「そんな事ないですよ・・・・」と微妙な顔で言ってくれたのを思えている。ろうきん杯1回戦。喜ぶのも悔しがるのも私だけにならないように、良いゲームで勝ちたい。先発は波偉斗。先発を少し悩んだが、バント練習で成功していたのは波偉斗だったので、それだけで先発させた。初回、苦手な立ち上がり。制球重視でいくばかりに、連打を浴びる。1イニングで被安打は3本。外野のエラーもあり先制されたが1失点で初回をしのいだ。何点取られるのだろう?しかし、その裏、先頭打者が出て、3点を返した。相手エラーもあり1安打で3得点。対照的な初回の攻防。4年生、蓮のミスで1失点取られたが、自分自身で3点目のタイムリーを打ってくれた。見事なタイムリーだった。尻上がりに調子が良くなる波偉斗。打たれて嬉しい投手はいない。しっかり振る相手打線には考えなければならない。3回以降は別人。三者連続三振を含め、私も鳥肌が立つほど、制球、スピード、緩急がすごかった。中盤3回裏には追加点。更に点差があったが相手攻撃も勝負をかけた三盗を迅が刺す。5回裏には、1つの四球で追加点。理想的。1点取るたびに、優勝でもしたかのように喜ぶ子供たち。ドライアイスの仮面が少し解けた。終わってみたら、バントと守備だった。特に5年生ながらショートストップの徹汰が頼もしいプレー連発。安打数こそ負けたが、試合は久々の快勝。2回戦もこの雰囲気戦いたい。とても優勝など目指せるチームではないが、1戦1戦大事にしたい。

えっ!?俺だけ!?と言えば、東京出張の時にこんな出来事があった。一部のスタッフには話したが、山手線の電車に乗って移動中、「バーン」という大きな音。斜め前の女性が倒れた。急に倒れたので驚いたが、もっと驚いたのは、それを放置しておく周りの人達。助けるどころか、携帯を触ったりしている。私は知らん顔できないので、起こしに行き、女性の腕を持って起き上がらせる。(下心はない)。扉付近だったので、座っている方に、席を変わってあげてくださいと頼んだら、「なんで」と返答。この世の中狂っていると思った。ドアホの集団と思ったのは私だけだろうか?その横のサラリーマンの方が譲ってくれて女性を座らせた。息苦しそうなので、少しだけ見守ろうと思っていたが(下心はない)、周りの人は、携帯ばかり触っている。人の健康より携帯が大事な時代なった事に呆れたのは私だけだろうか?品川駅で降りなければならなかったので、息苦しそうな女性に声をかけて下車したが(下心はないが悩んだ)、私が異常なのかと思うほどの出来事だった。「触らぬ神に祟りなし」という雰囲気だったが、せめて困っている人がいたら、出来る範囲で助けてあげられる人間でありたい。
4月20日(土)・21日(日)

俺は持っていると思え!

今週は、大会も負け3球団から練習試合を申し込んで頂いたが、試合出来るほどモチベーションは上がっていないので、2日間練習。負けても練習試合をやってしまったら子供達はリセットをして同じ繰り返しをする。まだまだ立ち上がれる。転んだら起き上がればいい。練習メニューなど腐るほどある。昨今、シーズンオフのない学童野球。ならば、超前向きに考えて、今がシーズンオフ。先週、今週と、とにかく走った。ボールを持たない辛さは今の子供たちはあまり知らない。試合?バッティング練習?それほど楽で楽しいものはない。しかし、苦しみながらでも2日半、ギブアップもせずに頑張ってくれた子供たちを褒めてあげたい。バッティング練習も、テニスボールを使った。ラケットでも打った。印象だったのは、数名の手がボロボロだった。素振りしたのだろう。久々に見た血に滲んだ絆創膏。数名ではあったが嬉しかった。あまりバッティング練習はしないが、日曜日は少し打ち込んだ。まったく結果は出ないが、今まで楽した者がそんな簡単に結果は出ない。しかし、努力し始めた子がいるだけでも進歩。日曜日は相当、子供たちが頑張ったので、新3年生以上で紅白戦をやってみた。コメントはしたくない。コメントするとしたら、抽選の練習でもしたい。一昨年まで、抽選のジュニアーズと言われるほど抽選が強かった。21年市民大会優勝時も抽選勝ちがあり勢いに乗る。23年には、1つの大会で2回も抽選勝ちして決勝へ。抽選なら日本一だと思っていた。抽選で負けるのは力がない証拠。今年の子は自信を持っていない。打席が回ってきたら嬉しいと思うし、良いイメージしか持たないが恐らくネガティブな発想なのだろう。私は、たいした人生は送っていないが、持っていると人に自慢する。学生時代も、社会人でも、挫折だらけだが、今が良ければ過去は輝く。だから持っていると言う。何より、ジュニアーズでたくさんの子供たちに感動を与えてもらった事は、持っている人間しか味わえない。子供達よ・・・・今、普通に生活して野球出来る事が既に持っていますよ。やりたくても、やれない子がいる。すべて前向きに考えて、来週、初戦と思って戦いたい。

新入団体験会担当のスタッフが頑張って頂いたお陰で、5名以上来てくれた。どんどん人も増えていく。少し大人も努力すれば結果につながる。早く低学年も充実して、永遠にジュニアーズが続くことを祈る。また、何か企画お願いします。
4月13日・14日

想い

最近、金曜日の夜が何故だか苦痛になっている自分がいる。少年野球に携わり8年5ヶ月。数年前まで、いや昨年まで試合前にはユニフォームを着て寝たこともあった。私の想いは、必ず伝わると信じてすべてをやり通した。8年以上もいれば、父兄からの罵声もある。「厳しすぎる」「「弱すぎる」「もっと早く終わってほしい」「もっと練習してほしい」。十人十色の父兄の声。結果、聞かないことにした。話し合うのは真剣にチームを考えるスタッフの意見だけは常に聞いた。そんな数年前から今では、皆様の協力のもと、スタッフもしっかりと1つになっていると信じている。思い起こせば、8年前、私が30代半ばの頃、長男が体験させて頂いた。たまたま、守山区の強豪チームと試合していた。0対18。惨敗。何故だか子供たちは笑っていた。初めて見た試合にカルチャーショック。言いたい事は多々あったが言えない。文句言うなら自分でやってみようと思い、そこから8年以上。父兄の時は家庭を犠牲にすることはなかったが、やはり、仕事は犠牲に出来ない。私には夢がある。デカイは事は言えないが会社でも這い上がりたい。そんな中途半端な監督が、今指揮をとっているので、その想いはが伝わって勝ちきれないのかもしれない。私は子供達にいつも言う。「夢」持つべき。しかし努力なくして夢はかなわない。昨今、小牧市からプロ野球選手は出ただろうか?よく耳にするのは、ボーイズまで行き、高校で野球をやらない。高校まで野球はやるがそれ以上は無理と決め付けてしまう。どんな環境でも必死になれる人間こそが社会でも通用すると思う。そして、他人の為に尽くせる人こそ、本当の価値があると教えてもらった。だからこそ、私はいつも、仲間を励ましてやる事や、仲間を褒めてあげられるチーム作りに徹した。平成24年度で監督も終わりと決めていた。今は色々な想いがありすぎて伝えきれないが、今年度の子供達が笑顔で卒団出来ることだけを願う。一緒に卒団したいが無理かもしれない。しかし私の想いは一つ。野球は下手でもいい。足が遅くたっていい。思いやりのある子になってほしい。そして、過去何十名という卒団した子供達とまたキャッチボールでも出来たら幸せ。この先、どうなるかさっぱり分かりませんが、また、このホームページで会えればと思います。
4月6日(土)・7日(日)

ミスより怖いものは、何もしないこと。

4月に入った。桜も散り始め暖かい季節。しかしこの日は春の嵐の予想。試合も中止かと思ったが、開始時間を早め試合開始。相手して頂いたのは1回戦・2回戦と派手に勝ち進んできた相手。うちのチームで戦えるのかという怖さと、強いチームとやってみたいという楽しみな部分があった。先発は、ここ最近安定感のある楓真。しかしこの日は、ボール球が先行して楓真の良さがない。先制はうちに来た。四球絡みで1点をもぎ取る。しかし、先頭を四球で出した後、2連続セフティーで満塁にされ、タイムリーを打たれる。1イニングに4失点は、あまり記憶にないほど大量失点になった。相手の足の速さ、そして、うちの守備。あまり学年を気にしないが、この日ばかりは学年の差を感じた。時間がすぎた最終回、1アウトからチャンスを作る。四球絡みで、1点を取り、更に1アウト満塁まで来た。打者は波偉斗。主将の意地を見たいと思った。不思議と小細工なしで、打たなければならないときに主将に打席が回る。結果は内野ゴロ。後続もライトゴロに倒れてゲームセット。収穫は、最後まで諦めない姿を見せた事だけ。内容はメンタル面の弱さが露出。見逃し三振も多く、また内野手も暴投にならないように、恐る恐る投げて内安打にする。アウトをもぎてってやる気持ち。何とかランナーを返してやろうとする気持ち。立ち向かう気持ちがなかった。ミスばかり恐れて、何も出来ない事の方が恐ろしい。唯一、守備でもガンガン攻めた新5年生の徹汰が救いだった。ミスが怖かったら練習するしかない。自信が持てるまでやればいい。追い詰められた時に強い人間になってほしい。

日曜日は、グランド不良で大会中止。午後から花見。まずは用意して頂いたご父兄の皆様ありがとうございます。下級生のご父兄も参加して頂き子供たちは勿論、私たちも楽しめました。企画倒れ!?もありましたが、たくさんの笑顔がありました。こんな子供達の笑顔が秋には見えることを期待します。しかし、スタッフ方々もプレッシャーに弱い(笑)。大人も子供たちも緊張感に強くなりたいです。
3月30日(土)・31日(日)

つまずいた石は踏み石にもなる

という格言をどこかで見た。失敗しても次につながる失敗であればいい。今年はそんな事を思いながら子供達と接している。何故なら、未だにサインミスというより、サインを覚えきれない。土曜日の練習でも泣けてきた。新4年生から新6年生の合同チームで、パワーや足の速さなどは違うが、サインプレーだけは学年差は関係ない。サインプレーに学年差があってはいけない。今は繰り返しの練習しかないと思い、練習日はとにかく繰り返す。日曜日、連盟杯。昨年優勝した大会。勝つ気満々ではあるが、自信がない。せめて接戦になって勝ちきってほしいだけ。先発投手は先週見事な投球を見せた楓真。この日も・・・と思ったが不調。ほとんど四死球のない投手だが、初回から四球を出してしまった。無失点で切り抜け、攻撃へ。先頭打者が出る。チャンス・・・・と思った矢先走塁ミス。攻撃面では、目を覆いたくなる、いつも変わらぬミス連発。相手ミスもあり、無安打で2得点先制したものの、攻撃でのリズムが悪く、やはりピンチになった。1アウト満塁。中軸打者。救ったのはこの日センターに入った波偉斗。昨年は上級生に守られ、今年は主将としてチームをまとめなければならない。そんな意地のあるダイビングキャッチだった。この試合、これがすべて。主将波偉斗が少し大きく見えた。最終回は、残り時間も考えて攻撃。逃げ切った。終わってみたら完封だが、個人的にミスした子はそれを糧に、次はチームに貢献してほしい。失敗しても、チームが勝てばその子のミスは消える。しかし、自分自身の成長のために忘れないで欲しい。ミスしたらミスしないように努力したらいい。野球を通じて這い上がれる力をつけてほしい。どん底に落ちても・・・・絶対に強い気持ちがあれば這い上がれる。
3月24日(日)

喜びあえる事の出来るものは、負けた時、悔しいと思った者のみ

1ヶ月ぶりのホームページ更新。その間しっかり日記はつけていました。たくさんの方からホームページに関してメールやお声をかけて頂き感謝します。24日は練習試合。昨日23日に2回戦をサヨナラ勝ちして、内容は悪いが雰囲気は良くなった。練習試合をして頂いたチームは春日井のチーム。非常にパワフルな打線と聞いていたので気持ちで勝負を挑んだ。先発は楓真。初回から上出来。緩急をつけ、ボール一つ二つの出し入れは見事だった。相手のパワフルな打線も、差し込まれフライアウトが多かったのが見ていてとても頼もしい投手になったと感じた。打線はいつも通りだが、相変わらずのサインミスと凡走。外から見ていると、恐らく何が悪いのか分からないだろう。とてつもない、サインミス。流れがつかめない。しかし、6回四球絡みでチャンスをつかみ、3得点。やはり2つのバントが効果的だった。巧と新4年生蓮のタイムリーで、喉から手が出るほどほしかった得点。ベンチで喜ぶ姿は数週間前までなかった姿。先発楓真はノーヒットノーランがかかっていたので7回投げさす事になったが、2アウトから初安打を許し、波偉斗に投げさせた。投手としても、打者としてもどん底状態の主将波偉斗。今、苦しんでいい。すごい強い心になって投げてくれるまで、苦しんでもいい。這い上がってくるのを待っています。試合結果は、3対0で勝てたが、この二日間で、気持ちに大きな変化があった。一つ階段を登った気がする。練習で泣き、負けて悔しがった者は喜び方が違う。まだ、とんでもない凡プレーも出るが、喜びあえる事が少し出来たのが収穫。また来週には少し進化したジュニアーズになりたい。
3月23日(土)

野球がこんなに苦しいとは・・・・

新チームから約2ヶ月。私も正直、今年度監督を継続する気はなかったが、行けるところまで頑張ろうと思いスタートした。6年生が少なく更に5年生も少ない。しかし勝つた喜ぶために勝つための方法を試行錯誤しながら練習してきた。全員が3割以上の打者なら嬉しい。投手も三振を取りまくる投手なら助かる。しかし残念ながら、今のところずべ抜けた選手はいない。それでもいい。サインプレーなどチームプレーを徹底的に練習した。23日唯一勝ち進んでいる大会の2回戦。先発は波偉斗。制球は良いものの打たれまくる。ミスも出て1点先制される。攻撃も粘り強く攻撃しようと思ったが、見た目では分からない、サインミスの連続。一番練習した組織プレーなのに・・・・と苛立ちを隠せなかった。何とかランナーを3塁において、新4年生の蓮が当たり千金のタイムリー内安打。同点。波偉斗もピリッとしない中、0点で我慢した。送りバント1つ決められていたら、何点取られていただろう。被安打8。エラー2。失点1は奇跡的。やっと勝ち越すチャンスの1アウト1塁3塁も走塁ミス。まったく想定外のプレーに、苦しさと無念さを感じていた。しかし流れを変えたのは、最終回の波偉斗の投球だった。打たれまくり考えたのか、緩急と、スピードボールで打ち取ってリズムがつかめた。サドンデスも1アウト満塁を無失点で抑えた。その裏、この日ミスだらけの楓真は意地を見せた。この日は全部、芯でとらえていた楓真。小さくならない事だけを伝えた。結果サヨナラタイムリー・・・・。まだ2回戦だが、初めて子供達が心から喜ぶ姿を見た。サインミスも多く、走塁の判断も悪い。9割以上負けを覚悟した初回。アウトカウントもよく間違え、今まで経験したことのない苦しさを味わったが、神様は、逆にチームを1つにしてくれる、きっかけを作ってくれたに違いない。嬉しかったのは、まったく喜怒哀楽のないハルが四球で出たとき、ガッツポーズをしていた。私は単純な人間。それだけでも嬉しい。昨年から一緒に戦っているメンバーは3名。あと10名はまだ2ヶ月の付き合い。1勝する苦しさ厳しさが子供達に伝わってくれればすごく嬉しい。守備も攻撃もミスだらけであったが、少しだけ必死な子供達が見れた。初めて味わう、ボール遊びの延長みたいな野球ではあるが、今日にサヨナラゲームで1歩進んだ気がする。本当に苦しい試合ではあったがその分皆が喜べた試合だった。
3月20日(祝)

すっかり暖かくなってきた。即、シーズンに入ってしまったので走り込みなどやっていない。夏が怖い。考えてみたら、野球選手は何故走り込みをするのだろう?調子が悪くなると走る。冬場は必ず走り込み。野球だけでなく、どんなスポーツでも走ることはやる。暑い暑い夏を乗り越える為に。苦しい試合を乗り切るために。しかし、20日、10分も経たないうちに脱落者も出る。正直、20日は少しサッカーなどやって気分転換と思ったが練習内容が悪すぎた。ボールに対して執念がない。そして、練習でも点を取ろうとする執念もない。ならば、しっかりと執念深くなる練習に切り替えた。幸運な事に雨も降ってきた。キレイなユニフォームを、真っ黒になるまでノックしようと思った。高校に行けば黒土で、ユニフォームどころか、黒土が皮膚にへばりついている事を思い出す。朝練から真っ黒の体。夕方の練習も朝練で汚れたユニフォームを着て更に真っ黒。ユニフォームは汚れるもの。それを教えたかった。ユニフォームの汚れ方で、ボールに対する執着心もわかる。飛びついた時、本当に捕りにいっていたら、胸から汚れる。捕る気もないのに形だけ飛びつく子はお腹から下が汚れる。練習後、雨交じりの泥んこユニフォームを見て、必死に食らいついている子がいる事が嬉しかった。もっとスマートに練習したいが、こんな練習もいいでしょう。必死になる姿は誰が見てもいい。この日の練習を忘れないでほしい。勝負事は、簡単に勝てないですよ。
3月16日(土)・17日(日)

野球に答えはないがセオリーはある。100%間違った事もある。

17日、少年野球に携わり初めて自己都合で参加出来なかった。息子たちも大きくなり沖縄へ。お盆休みと年末年始しか行けない旅行だったので、週末に家族で過ごす事自体が不思議な感じだった。日曜日は、合同練習もして頂いた舟津さんと練習試合をして頂いた。負けてばかりのチームなので大会もない。唯一勝ち残った大会も来週。今は勝ちグセをつけたい。勝ち方を子供達に覚えさせたい。点差やイニングによって走塁や守備位置なども変わる。試合は1試合目から目を覆いたくなるプレーが出る。先頭打者が出て、スチール。そして送る。1アウト3塁をつくりたいが、何故だか、2塁ランナーはバントして3塁を回ってホームへ。低レベルなチーム以外セーフになれない。セーフなら、ナイスラン・・・ではなく、年間何十試合もある中、1アウト3塁にしたいのは当然。しかも立ち上がりで先制点が欲しい場面。答えはないが、セオリーはある。考えない野球をやると流れが相手に行く。不思議と3番打者の迅はレフトオーバーだが無得点。学童野球の得点圏(ワンヒットで点になる)は3塁。しかも、まだ制球が定まらない学童野球はワイルドピッチもある。常に3塁に進めたい。1試合目の収穫は、波偉斗が無四球だった事。多少ベンチも声が出ていたこと。常に次の塁を狙った事。完封出来た事が収穫。2試合目は、楓真先発。急成長中の新5年生皆実と巧の連打で先制できた。外野ミスで1失点したが、楓真も無四球。見せ場もあった。スクイズをホームで刺すプレーは練習通り。2試合で13イニング無四球は投手を褒めてあげたい。しかし、盗塁のサインで途中で止まったり、とてつもない走塁ミスも出た。打ったり、守ったりは練習で上手くなるが走塁は判断が必要。今は走塁ミスしたほうがいい。何故なら、三振や簡単にアウトになる子には、走塁ミスもない。ミスした事を覚えればそれで収穫。2試合勝ったが、本当に子供達が喜び合えるまで、共に壁を乗り越えなければならない。期待の子がインフルエンザで休んだが、その分、守備が色々と守れて良い部分みあった。もっと執念深く戦いたい。

あまり興味のないWBCが終わった。もともと、代表候補をたくさん集め、落選させる方法に野球ファンとして腹が立っていた。普通は怪我したら、増員するのが普通だと思う。スモール野球と言いながら盗塁王がいない、レギュラーは初球から振り回す野球に興味がなくなった。点差がついている時に、本塁打やヒットが出やすいのは当然。私が個人的に驚いたのが2次予選の台湾戦。最終回。1アウト1塁。次の打者がアホのように振り回しセンターフライ。万事休す。2アウト1塁。単独スチール。絶対にありえない作戦。しかし、野球に答えはない。セーフだから、その選手の勇気を称える日本人。セオリーは100%セーフでないと走らない。最後が盗塁アウトでゲームセットはあまり見たことない。万一、盗塁アウトだったら、同点どころか、新聞の見出しはナゼ走った?と非難に変わっていただろう。これは素人同然の私の見解。セオリーは走らないが、間違ってはいないプレー。100%間違っていると思ったのが、新聞でも賑わっている、準決勝のダブルスチール。「行けたら行け」というサインは私も経験ある。2点差で負けている場面。8回裏、1アウト1塁2塁。打者4番打者主将。左打者監督から一番信頼を得ている選手。この打席の為にと言っても過言でない。ダブルスチールは100%間違っていると個人的に感じた。しかも「行けたら行け」のサインは、ランナー1塁もしくは、2塁で塁が埋まっていないときに多用する。しかし2点差の終盤には、私個人的には100%違うと感じた。学童野球では捕手を見てやるかもしれないが、答えが見えた策に思えた。もしこの策をやるなら、その前に足のある選手を代走で勝負かけるのが当然だと感じた。しかし、もし、ダブルスチールが成功していたら、勇気ある選択と言われただろう。私は、一番落ち込むのは、4番打者。信頼されていなかった主将だろう。結局、私の印象は、つなぐ野球をした選手が活躍して、個の力でねじ伏せようとした選手は印象に残っていない。ある意味、見応えのあるWBCで、楽しませて頂きました。
3月9日(土)・10日(日)

存在価値

3日夜から海外に出張。不甲斐ない試合の後の出張は堪える。帰国後また週末になる。土曜日はあまり相性のよくない大会。2連敗したあとなので勝ちたいが、このまま勝てないのではないかと思ってしまうほど辛い1週間だった。試合は、接戦になってしまった。本来接戦は嬉しいことだが、どれだけ点が入ってもおかしくない試合だった。バントが決まらない。バントが出来なければ、打線もつながらない。試合はなんとか勝ったものの、反省点が多すぎる。本来、ベンチの子達がしっかりと役割を果たし、存在感を示すが、まったく役割を果たしていない。グランドで元気よくプレーする子も二人か三人でやっている印象。学童の野球どいえども、しっかりと自分の存在をアピール出来る子になってほしい。収穫は、楓真が勝ち投手になった事。あとは、巧が内野手として存在感を出している事ぐらい。アウトをもぎ取る執念や、打てなければ塁に出ようと思う執念がほしい。日曜日は練習。私は子供達にいつも言う。逃げたらもっと恐ろしいものが追っかけてくる。ボールを怖がったら不思議と体に当たるようになっている。投手でも逃げて四球を出せば、失点という恐ろしい結果が追っかけてくる。練習では強い心と考える事をテーマにしている。考えてプレーする子は上達も早い。結果もついてくる。今年のチームは特に思った。私自身も、毎週勉強。9年目になるが子供達に教えられる事もある。私自身、嫌われても存在価値のある監督でありたい。嫌われてチームがまとまってくれれば、それほど嬉しい事はない。

WBCが話題になっている・・・というより、とにかく振り回す野球にウンザリしていたが、勝てる相手に苦戦して、つなぐ野球に変わり少し興味が出てきた。野球ファンとして気がついたのは、負けているときに伸び伸び投げて三振を取りまくり、追いつき1点も与えれない場面に変わったら、腕が振れなくなり失点。接戦になると打てないのに、点差がついてプレッシャーがなくなると打ちまくる打線。恐らく、2次予選は通過すると思うが、台湾戦の追い詰められてからの同点劇は、セオリーにない攻めに攻めた結果だろう。ただ、すべて結果論。決して振り回す野球でなく、四球とギャンブルスチールとタイムリー。見ごたえあった。日本人として、ベースボールではなく、チーム一丸のつなぐ野球で勝ってほしい。
3月2日(土)・3日(日)

あまりに違う個のレベルの差

土曜日・日曜日から大会が始まった。いきなり連敗。昨年、波偉斗。楓真で70勝以上したのに、投手だけでは野球が出来ない。それどころか、エース波偉斗が、2試合で15安打以上打たれる。土曜日は、今のうちでは、戦える状態でないほど差があった。日曜日は、9安打され、ミスもして、接戦になったが、正直、コールド負けに等しい。こんな事を私が言ってはいけないが、早く楽になりたいほど、相手攻撃が決められなかった。毎回毎回ピンチ。昨年、2試合教育リーグなどやったチームだが、1名以外は同じ子だと思う。しかし、ものすごく努力しているのか、成長度に差がある。これは、子供達ではなく、親の熱意。託児所同然のジュニアーズ。親の熱意は子に伝わると言うが、2試合とも小学生対園児の試合。新チーム発足後1ヶ月強。多少、意欲の出てきた子はいるが、勝ちたい気持ちは限りなく「0」。ならば、私自身が暴れてやろうと思った。夢みたいなことばかり語る父兄。もっと暴れてやれば良かったと思った。悔しがる事の知らない子供達に腹が立った。2試合の収穫は、迅が2試合で盗塁阻止をしたこと。2種類の内野フォーメーションを作りかけた事。日記を出さない子が出した事。投手波偉斗が、打たれまくった事。土曜日は9三振くらった事。悪いことは、今出して、反省し練習して改善すればいい。あまりにレベルの差があること・・・・それは、子供ではなく、今年は親の甘さが目立つ。親がプレーするわけではないが、スタッフやコーチと言われながら試合観戦だけに来る父兄コーチに憤りを感じた。「優勝」・・・簡単に出来ないですよ!!私は神様ではありません。努力してください。
2月23日(土)・24日(日)

新チームから約1ヶ月。一番厳しいこの時期にやはり、脱落者が多発。毎年のことではあるが、この時期にしか出来ない練習もある。真夏ではとても出来ない練習。日曜日の大会もグランド不良で中止になった為、二日間試合より辛い練習だったかもしれないが、強くなってほしい。日曜日はたくさんの卒団生も来てくれて、在団生に教えてくれる。一年前は泣きまくっていた子供達が、卒団してからは、コーチ以上のコーチになってくれている事が嬉しい。硬式行く子や、中学野球の子。どこに行っても頑張ってほしい。硬式野球が偉いわけでもない。軟式野球が正しいわけでもない。親が同伴の時代。私たちの時代とはまったく違うが、ボールを必死に追っかける事だけは同じだと思う。

このホームページも、毎週欠かすことなく毎週更新してきた。この日記には、何十人もの子供の名前が書いてある。私の足跡。少しだけ休憩してみたい。「中途半端な子供達」と大人達は簡単に言うが、私が経験したのは中途半端な大人達。だからこそ、私は何もかもやり通した。犠牲にしたものも多いが、得たものはそれ以上に多い。H18年からホームページを始め、ソフトを変えて4年強。たくさんの方から声をかけて頂き感謝します。少し休憩します。また、この日記でお会いしましょう・・・・・
2月16日(土)・17日(日)

背伸びせずに今できる事をやるのみ

「振りきれ」「強い打球を打て」など、よく耳にする。しかし、まともに素振りも出来ないものに、やれと言っても無理。新チーム、H25年度初試合。今できる事と練習した事だけをやってくれればいい。

まずは土曜日。寒すぎる日ではあったが、走り込みと守備に時間を使った。入ったばかりの子もAチームにいる。キャッチボールの基本は、私の持論であるが、相手の捕り易いところに投げるのが基本。どれだけ速いボールでも相手が捕れなければ意味がない。再来週の大会もあるが、まずはキャッチボール。日曜日は初試合。いつも夏以降、をつけてくるチームではあるが、既に個のレベルの高そうな選手が多い。私の目的は、とにかくサインを出しまくって動かすこと。子供達はとにかく元気にプレーする事を目標にしたが、温度差が激しく最大の課題。先制され、練習通りにサインプレーもやってほしかったが、そこまでの度胸もまだない。収穫は、先制されたが逆転勝ちした事。そして、当たり前だがランナーコーチも忘れることなく役割を果たし、入ったばかりではあるが、駿大が、捕手の控えとして役割を果たしてくれた。チームを作る時にはベンチワークが大事。私はベンチで出番を待つ子の役割を大事にする。新6年生が一人欠場したため、新4年生2名が出られた事。そして経験を積んだ事も収穫。投手、波偉斗と楓真の制球はいいが、あとは昨年の経験を生かす配球がほしい。打撃は、今、思いっきり打てと言っても空振りかボテボテ。今できる事は、芯に当てようとする努力と、バント。出来ないのに背伸びしてもしょうがない。ホームランが打てなくても、食らいつく事は出来る。ヒットが打てなくても、声を出すことは出来る。背伸びしなくてもいい。しっかりと家で素振りして、試合では練習した事をまずやって見ることが大事。ミスは当然ある。その時カバー出来るのは声。バッティングは2割。良くて軟式なら3割強。しかし守備率を9割以上にしたとき、失点が少なくなる。うちのチームに今出来る事。それは、攻守交替全力と、大きな声で挨拶。そして元気だろう。それだけは、実践してほしい。
2月9日(土)・10日(日)・11日(祝)

いよいよ始まった新チーム。土曜日は、例年、練習試合をよくやって頂ける舟津スカイヤーズさんと試合を予定していたが、合同練習で終わった。うちの子供達も、楽しそうだったので良かった。緊張感の後には、喜びや安心感もある。舟津さんの子供達が、どんどん元気になっていく姿を見て、ジュニアーズも学ぶべき点は多々あると思った。また、練習後や昼食時は、ご父兄の方からご配慮頂きありがとうございました。また、機会があれば是非、練習しましょう。

10日は終日練習。H24年度の大会が新チームに残っているため、本当は走り込みたいが、サイン確認などを実施。個々に相当な温度差があった。プレーよりも、まずは、話を聞く、元気と声、そして準備などの行動を重視。カラ元気ではあるが、声だけは出ているので安心。この声が、心からの声に変わった時、必ず強くなる。11日はナガイ杯準決勝。相手して頂いたチームは、既に大きい。勝負にこだわりながらも、一番大事な、攻守交替やベンチワークを見たかったが、最大の課題となった。試合は、先制、中押ししたが、底力で同点。サドンデスでも勝負つかなかったが、勝負になっていたのが不思議なほどだった。やはり、昨年エースとしてAチームで投げた波偉斗が、試合を作った。波偉斗の声もガラガラ。主将というプレッシャーもあり、相当声を張り上げていた。投球より、その姿が嬉しかった。守備では徹汰。昨年は、4年生でAチーム。しかし試合経験はないが、いつも準備やバット引き、ボール拾い。しかし、新5年生ながらすごいプレヤーになっている。しっかりと先輩のプレーを見て覚え、そして練習したのだろう。新4年生の翔太も粘り強かった。この日、苦労したのが楓真。4番打者で、途中、投げる予定だったが、守れない事と、接戦で流れを変えれない事から登板はなかったが、すごく勉強になったと思う。昨年まで投手だけで、先輩が励ましてくれて守ってくれた。今、後輩やチームを守る立場になった時、その大変さが分かればそれだけでも収穫。始まったばかりのチームではあるが、まずは、勇気を持ってプレーしてほしい。そして、準備や、挨拶。ここから始めよう。A・Bチームともお世話になったナガイ杯の運営の方に感謝します。ありがとうございました。
2月2日(土)・3日(日)

一緒に泣いてくれる友がいた

6年生にとって学童野球最終日。H24年度卒団式。たくさんの思い出を胸に、新しい道に進む日でもある。まずは、お忙しい中、来賓の方そしてOB父兄の方々に参加して頂きありがとうございます。また、設営な携わったOBコーチそして在団父兄の方々に感謝します。

午前中は卒団試合。私は不参加。行くと邪魔になるし少し設営もあった。楽しそうだったので良かった。午後からは卒団式。飾られていた優勝旗やトロフィーが6年生達の頑張りを証明していた。私も少し誇らしかった。そして皆勤賞等などたくさんのお祝い。これが私たち大人から子供達への感謝の気持ち。卒団アルバムのスライドショーでは、既に懐かしい写真。そこには、沢山の絆が写っていた。そして卒団生挨拶の作文。すごく印象的な言葉もあった。涙する子が多く、聞こえなかった部分があるので家ですべて読み直した。全員が上手で感動的だったが、主将匠汰の作文は特に印象に残った。その言葉は、驚くべき言葉。ミズノコロナ杯3回戦の0対1の最終回攻撃絶体絶命。2アウト2塁で代打琉偉が同点タイムリーを打った時が一番の印象に残る試合だったと書いてある。理由は、塁上で喜ぶ琉偉と、同点に追いついてベンチで泣いている貫太を見て、それが一番の印象的な試合。まったく自分に関係のないプレー。自分が同点打を打ったわけでもなく、勝った訳でもない。恐らく一緒に泣いてくれる友がいた事が嬉しかったのだろう。私にとっては一番嬉しい言葉。目指すものは、人のプレーで喜んであげられる子。仲間のミスをカバーしてやろうとする気持ちが持てる子になってほしいと思っていた。また全部員が、スタッフや仲間、そして親に感謝の言葉を並べていた。感謝出来ることは素晴らしいこと。と思う反面、聞きながら自分自身を見つめ直した。考えたみたら。よそ様の子供ばかりと接して、自分の子供から「ありがとう」と言われなくなった自分がいる。違う意味の寂しさと、親としての情けなさが襲って来た。自分自身を見つめ直す良い機会。色々な意味で子供達の作文には感謝します。本当に私も楽しませてもらい、子供達と共に勉強させてもらいました。中学に行っても、決して背伸びすることなく、その環境で精一杯頑張ってください。

翼・・・笑えない翼から最後は堂々としていました。友達と仲良くな。貫太・・・喜怒哀楽の激しい子だけど、それでいいよ。また貫太スマイルを見せに来てください。潤也・・・少し気が小さいけど、自信で変わった。努力は気持ちも変える。その気持ちを忘れずに。晃良・・・中途半端にならず、やり通す力と、負けたくない気持ちで頑張れ。茉路・・・仲間に優しいからそれだけでも成長するよ。プレーは、何もかも丁寧に。尚斗・・・3年間の付き合いだったな〜。俺の想い伝わっていたよ。4年生からありがとな。琉偉・・・本当の強さは、信頼されること。お父さんのように強い子になってください。裕人・・・まさに、努力は嘘つかない事を証明してくれました。中学でも自信持って。匠汰・・・・よく、家で暴れたり奇声をあげたと聞きました。大丈夫!!44歳の俺も家で奇声をあげて暴れいる。夢でも大暴れ。夢で「コラー匠汰(`・ω・´)」と言って寝言で起きたこともある(夢はパスボール)。匠汰はそれだけチームの事を思っていた証し。2年半ぐらい一緒だっけど、よくついてきてくれました。最高の主将でした。卒団式では一人一人に声をかけられなかったので、この場で。卒団おめでとう。また会おう!
1月26日(土)・27日(日)

笑顔に変わるその日まで・・・

またこの時期がやってきた。先週、Aチームの最終大会が終わり、たまに試合観戦はしていたが、初めてBチームと終日すごした。感想は「モンスター」がやってきた。本来この時期は、試合よりもっと大事な練習をしたいが、大会がある。それならば試合で緊張感を持たせようと思った。練習では、しっかり揃ってランニングも出来るしバントも上手にこなしていたので、それだけでも救い。5年生は入ったばかりの子を含め7名。あとは4年生と3年生で構成されたBチーム。いきなりダブルヘッダーだが、投手の制球難で悩む事がないのが嬉しい。結果は14対0と15対1の快勝に見えるが、投手だけでやっている印象だった。これだけ大差で勝ったにも関わらず、嬉しくないし収穫すらない。この日のテーマは、全力疾走と声とサイン間違いをなくすこと。作戦的には、バントと盗塁。1年というスパンで見たとき、必ずバントは不可欠。そして、絶対にやらなければならない事は全力疾走。打った後でははなく、攻守交替。それが出来ていないのが、腹が立つ。周りの方は、振り切れだとか、どんどん打てだとか言う方もいるが、そんなことより、もっと事前準備や人の話を聞くなど大事な事がある。スクイズではボール球を簡単に見逃し、3塁ランナーを簡単に見殺しにしてしまうプレー。エラーしても自分のミスばかり考えて、声をかけない。まさにモンスターが私の前に現れた。ミスした後が一番大事。それを取り返そうとする気持ちがあるか。打たなくてもいい。元気だけでもチームに勇気を与えなければならない。だからこそ、チーム発足した日から、怒鳴りまくる事にした。何故だか、私がよく知る審判の方が理解してくれていた。ありがたい。昨年のこの時期同様、やりがいはある。昨年も同じモンスター達だった。笑うことのないチーム。悔しがる事のないチームが笑顔に変わるまで、私も続けれるまで頑張りたい。私自身もどうなるかわからないが、行けるところまで頑張る。

27日は落ち着いて練習出来た。先週、先々週と共に戦った6年生達が既に懐かしい。秋から冬にかけて、本当に私も楽しかった。26日のように怒鳴り散らかす事もあまりなかったほど、楽しませてもらった、6年生が練習に加わるだけで雰囲気が変わる。私の自慢の子供達。こんな元気で、すごくチーム想いになり、6年生達が必死に下級生の面倒を見てくれる。これが私の目指していたものかもしれない。新チームが来年、笑顔で下級生の面倒を見てくれるのを期待します。そして今厳しいけど、それを乗り越えれば笑顔に変わると信じる。
1月19日(土)・20日(日)

H24年度・小牧原story完結・・・・新たな道へ

スポーツを観る方や、やっている方がよく口にする言葉。「一致団結」。野球なら「全員野球」。私が少年野球に携わって9年目になるが、本当に薄っぺらい言葉だと思った。色々なチームの団旗や方針には、そのような言葉が並べてあるが、打つことより、守ることより、勝つことより難しいことだと私自身が感じていた。個々の努力は家でも出来るが、土日の活動日しか出来ないことがある。私は、少年野球に携わり、難しいからこそ、それに拘った。

19日(土)Bチームの大会があったが、少しでも6年生といなければと思い、遠くからBチームを見ながら6年生と過ごした。今年度始まって108日目。休んでいない子は、108日間私と朝から晩まで同じ空間にいた。子供達が私のことを、なんと思おうと、私は既に愛着がある。春先は、週中まで子供たちの事を考えていた事もあった。19日、普段あまりノックしない私ではあるが、このメンバーが揃ってノックするのは最後と思い、思い残すことなく同じ空気を吸って終わった。

20日日曜日。ラストリーグをギリギリ1位通過で、決勝へ。4年生から6年生のAチームだが、6年生は絶対に打席に立たすことを私の課題にした。あとは子供達がやってくれる。立ち上がりミスがあったが、得点を積み重ねて結果は快勝。昨年に続き2連覇出来た。プレーよりも、最終回の守りで泣いている子、試合後、勝ったにも関わらず泣きじゃくる子が印象だった。見ている方は分からないかもしれないが、うちの子供達は、1年間本当に必死だった。必死に戦わない者は喜べないし、泣くことも出来ない。試合後、私もかける言葉はない。ただ1つ言えることは「1年間、ついてきてくれて、ありがとう」。

H24年1月23日にチームが発足して、丸一年。皆が思い描いた戦いが出来た。背丈が違っても技量が違っても、目指すものは同じ。他球団の監督さんや、野球を知る方は絶対に言う。うちは決して強いチームでない。しかし13人が「1つ」になった時、とてつもない力を発揮する。自信を持って言える。「全員野球」。

試合後、私は即、新体制のチームに向かった。何故だか少しでも、離れなければという私がいた。祝勝会でも、今回は、少し感動をもらった。決して、少年野球で終わる訳ではない。しかし、その時その時を一所懸命にならない者に次を語る資格もなければ、次を語っても、夢のまた夢。6年生は、しっかりやり通してくれた。今の気持ちを忘れず、人に優しく、感謝の気持ちを持って中学生で頑張ってほしい。まだ卒団式は終わってないですが、まずは子供達に感謝します。ありがとね。
1月13日(日)

180分の奇跡・・・・・。苦しかった分、楽しめばいい・・・泣いた分、笑えばいい。それが野球

この日のために、昨年2月から厳しい事にも耐えた。この日のために、私も時に子供を傷つけ泣かせた事もあった。チームをまとめる者は1年間というスパンでチームを作る。どうなるだろうか?と予想しながら、十人十色の子供達と戦う。性格は違っても、背丈が違っても「志」は同じ。「起承転結」の結になる時期。豊山・小牧大会準決勝。昨年から雨で流れた大会。モチベーションは万全。対戦相手は、私が本当にやりたかった相手。毎年交流が深いチームではあったが、今年は相手の成績がすばらしいと聞いていただけに、強いチームを見てみたいと思った。グランドに着きまだ門が開いておらず外でアップ。試合前、私からに言葉は「男なら自分自身で花道を飾ろう」を合言葉に試合開始。しかし、噂通りの背番号「1」が立ちふさがる。しかも、捕手の肩も良い。1回表の攻撃、あっという間にツーアウト。柊二が三遊間へ安打。すばらしいバッテリーなのでスチールなどタイミングが難しい。初球、2球目、3球目、4球目ぐらいまで考えるが、2球待てで、好投手なら簡単に追い込まれる。しかし、初回で流れをつかみたかった為攻めた。5番潤也が満塁からの内安打で2点先制。先発は5年生波偉斗。本当に緩急をつけ、打ち気になっている選手を打ち取る配球を捕手匠汰がしてくれた。1年かけて出来た「絆」の配球。守備もミスなし。試合の流れは1点で、いや1球で変わる。その為にも次の1点に拘った。中盤、茉路の好走塁もあり追加点はうちに来た。あとは無謀な攻撃をしなければ、強豪に勝てると信じた。6回に入り、まだ波偉斗がセットで投げていない。ベンチは分かっていた。子供達も丁寧に一人一人アウトを積み重ねる。練習を積み重ねたように、ミスする事なく最終回を迎える。7回裏、相手打順は1番から。7回で3巡目。意識はしていたものの、いつも通り守り抜いてくれた。「完全試合」。すごい投手という方が多いが残念ながら違う。三振を取れない投手を守った守備と声。そして5年生を守ろうとした6年生で勝ち取った完全試合だった。勿論、波偉斗は無四球という事が素晴らしいが、まだまだ成長出来る。私にとっては、勝ちたいチームに勝てたことが嬉しかった。

さぁ決勝。小さな子供達が大きく見える。対戦相手は今シーズン6回目。決勝では3回目!?うちが戦える相手でないが、何とか勝負になっている。これだけ当たれば、本当によく分かるが、うちが勝つには失点は1点までだと思った。初回、四球で出たものの、走るタイミングを間違えツーナッシングになっていた。立ち上がり、制球が不安定と思い、2球待てを出した結果追い込まれ、ランエンドヒットに変わった。盗塁でアウトになるのも指揮官に責任がある。しかし、匠汰が左中間にヒットで1アウト満塁。5番潤也。初球にしかけるか、カウント次第で・・・・と相手も警戒していたので、と思った矢先、ショートゴロ。ホームゲッツーかと思ったが1塁送球が逸れた。2塁ランナーが間一髪セーフで先制。後日、写真見たが見事な回り込みのスライディングだった。先発は5年生楓真。経験はないが、すごく成長している。捕手匠汰が声をかけまくる。毎回ピンチ。1アウト2塁3塁もどこでスクイズが来るか・・・・内野ゴロと飛球で大ピンチを抑える。うちもスクイズ失敗があり、次の回が怖かったが、流れを止めたのは主将匠汰。走られたら困る場面で、矢のような送球で盗塁阻止。このゲームのすべてだったかもしれない。5回途中、楓真の球が浮き始め、抑えようと叩きつけた投球を見て交代。楓真見事。泣きながらマウンドを下りる5年生を6年生が声かける。どんなドラマより感動する。1対0のまま最終回。先頭の打者が投手へライナー。微妙だがセーフ。ものすごい執念を感じた。ノーアウト1塁。な・なんと波偉斗ボーク。ノーアウト2塁。大ピンチに波偉斗の顔色が変わる。即、タイム。ボークは私が教えたクイック牽制で投手が悪くない。何種類も牽制があるが、それが見た方の判断でボークなら私の責任と言いいに言った。打者は4番打者。絶対に逃げない事。セカンドゴロに討ち打ち取ったが、またまた1アウト3塁。スクイズはある。ベンチの駆け引き。外したあと注意は分かっていたが、私はスクイズOKだと思った。何故なら、決勝にも関わらず、時間制限と同点なら抽選というルール。スクイズ警戒で逆転サヨナラのランナーを出すより、勝負と思ったが匠汰が判断で外す。そのあと・・・・・こんな終わり方もあるのかと思うほどのWプレー。大ピンチが「優勝」という喜びに変わった。何度も何度もピンチを切り抜ける子供達が本当に大きく見え、クールな私でも感動してしまった。結果1対0。

昨年1月23日にチーム発足して約一年。私の罵声に耐え、来たくない子供もいたし、ビクビクする子もいた。子供達はこの日のために、土日も朝から晩まで頑張って来た。ゲームもやりたいテレビも見たい中、暑い夏も乗り越えた。苦しんだ分、何度も何度も抱き合った。泣いた分、たくさん喜んだ。筋書きはないが、もう子供たちは自分たちで楽しんでいる。それが私は一番嬉しい。私の出来ることは、プロ野球選手にならせてあげられる事は出来ないが、思い出を作って卒団させてあげられる事だけは出来る。残り1試合。しかも決勝。たくさん笑って、たくさんハイタッチしてほしい。それが私の野球。Aチームの4年生〜6年生の13名がすごく大きく見えた。あと1つ。
1月12日(土)

あなたは熱くなる事ありますか?

土曜日ラストリーグBブロック予選。最終戦で勝てば決勝。負ければリーグといえども終わってしまう崖っぷちの試合。1試合でも多く試合するために勝ちたい。もうすぐ卒団してしまうメンバーと残り多くて3試合。策はベンチが考える事で、子供たちは笑顔でやってくれればそれでいい。試合前から寒い中、本当に熱い気持ちのメンバーに安心。絶対に勝てると信じた。しかしながら相手チームを見たとき、体の大きさが違う。とにかく大きな選手に沢山の子供たち。相手投手も速球派投手ではあるが、捨てる球だけを言った。先制に中押しと常に流れを離さなかった。四球などでランナーをためてからの寛太・茉路のタイムリーが効果的だった。回の先頭は、四球でもヒットでも塁に出ようとする気持ち。そして、犠牲になる選手もいる。しかしそれが線になって8得点。最終回の守備も駆け引きが必要だった。決勝に進むには、2失点以内。8点あれば満塁でも落ち着けるがこの大会は失点が関係してくるため本当に難しい場面ではあったが結果1失点で決勝に進めた。結果は8対1。とにかく振りに良い相手チームに勝つには、考えなければならない。そして何より、感情をむき出してにして戦うことが必要。うちの子達の最大の取り柄は、元気と熱い気持ち。1年かけてここまで来た。1つの事に熱くなれない子供たちが多いと聞いた事はあるが、1つのプレーで喜び、悔しがる。そんな子供たちを誇りに思う。学童野球もあとわずか。冬にも花を咲かせたい。
1月5日(土)・6日(日)

神様に願うものではなく誓うもの・・・

5日は今年初練習。まずは、ほぼ全員揃った事に安心した。練習前は、毎年恒例の全員での初詣。とにかく今年一年健康で大きな怪我をしないように願う。しかし、私は勝負事などは、「勝たせてください」などお願いしない。お願いするものではなく「勝ちます」と誓う場所。勝負事や受験は自分自身の力・・・と言うのが私の自論。昨年は大きな怪我もなく全員で戦えたので、今年一年も健康だけは願いたい。

6日は、Aチームはまだまだ大きな目標がある。元気よく練習してくれた。モチベーションが変わらないのが嬉しい。午後、Bチームとの合同ではあったが、少しBチームの元気のなさが気になった。恐らく声の出し方が分からないのだろう。今、Bチームにとっては一番大事な冬。「元気」と「目標」を持って頑張ってほしい。上手になっている5年生もいたし、3年生でも戦力になる子もいた。Aチームは残り3週間。私自身もAチームの子供達と思い残すことなく共に笑いたい。3週間で数試合。残り試合「勝たせてください」ではなく「勝ちます」。そして皆で笑います
12月22日(土)・23日(祝)・24日(振)

サンタからのプレゼントは・・・

22日土曜日は先週に続き雨。大会中止で年越し。来年も大会があることで大きな目標が出来た。午後からは天気も回復して、練習。卒団まで1ヶ月の子供たち。雰囲気も良かった。23日は市長杯2回戦。初回のワンチャンスを生かして2対0勝てた。相手チームは今年最終戦と聞いた。色々な意味で、何故だか私まで寂しさを感じてしまった。私が少年野球に携わった時、雲の上の存在だった球団だったが、目標にして対等に戦えるようになった。相手の最終戦に対戦させて頂き光栄に思う。その夜はジュニアーズの忘年会。新しい父兄もたくさん増え、2次会に関してはコメント出来ないほどの酔っ払いが新たに加わった。

24日クリスマスイヴ。私にサンタが来た。ラストリーグ4戦目。負ければ来年の決勝大会はない。どんな大会でも、どんな試合でもすべて勝つ事が喜びに変わる。初回、先頭打者四球。とにかく攻めるのみ。匠汰のラッキーなタイムリーで先制。あとは、回の先頭打者が何とか塁に出ようと粘り、そして何とか進めようと犠牲になり、そして何とかホームへ返そうという気持ちのこもった攻撃が出来た。守備でも尚斗のスーパープレーも出て流れが変わることなく快勝。この試合で思った。子供たちは既に自分たちで考え、励ましあい、時には注意をしたり自分たちで野球をしている。春先のロボット状態がチームという「輪」になっていた。そして、心のこもったプレーにもなっていた。私にとっては最高のプレゼント。今年は最後の試合。しかし来年、まだこのメンバーで戦えることが嬉しい。

クリスマス。本来なら、ウキウキするイベントではあるが、私にとっては毎年、子供たちが卒団する日までのカウントダウンが始まる時でもある。寂しさと、たくましくなったと言う喜びが交錯する時期。今年一年、大きな病気や怪我もなく1年すごせた事に感謝するとともに、来年は更なる飛躍が出来るように頑張りたい。小牧原ジュニアーズをご支援下さったスタッフ、ご父兄。今年一年ありがとうございました。そして子供たち。良いお年をお迎えください。
12月17日(土)・18日(日)

今こそ初心に戻れ

17日、小牧豊山大会準決勝予定も雨で流れる。12月に入り毎週大会が出来ることに感謝するが、正直、恵みの雨になった。いつもながら、室内練習をさせて頂き感謝です。日曜日、第1回から参加しているフレンドリーカップ。思い出の多い大会。予選を苦しみながら突破して、トーナメントへ。初回、いきなり2連続死球でビッグチャンス。勿論先制するには送りバント。失敗。結果、これがすべてだった。四死球が拾える投手は逆に打ちにくい。ノーヒットでは勝てないと方もいるが、やはり犠牲バントの恐ろしさを知った。守備もミスから1点。合計4つのエラーが出たが、何故だかゲームになった。少しは粘り強くなったのだろう。5年生の楓真が調子もよく頑張ってくれたが今こそ6年生に頑張ってほしかった。一番残念だったのは初めてこの大会で冷めた終わり方だった。12時半から小牧市の大会があり悔しがる暇もなく移動。本のページをめくるように、淡々とこなすだけだった。大好きな大会だけに残念。午後からの試合も勝ったものの送りバントが出来ない。点が入ったのはバントが決まった時。先発波偉斗も絶不調。普通なら1勝1敗で良いかもしれないが、糸が切れた凧のように、勝手気ままなプレーばかり。2試合終わってある子供が言った。「勘違いしていた。」強くもないのに、少し優勝や準優勝しただけで、打って勝てるほど甘くない。そしてノビノビと雑は違う。そんな時こそ初心に戻る。うちらしく、もう一度、声をかけ合うことから始め、塁に出ようと思う気持ち、仲間を進塁させようとする気持ち、仲間をホームへかえそうとする気持ちを持つ。そして、一番大事なのは打つことより守ることより、仲間の気持ちになってあげられれば、きっと良いプレーが出来る。残り3大会。合言葉は、1月まで勝ち残る。最後だからこそ初心に戻る。
12月9日(日)

逆の発想

9日も6時半集合。鶏より早く起きる。愛犬もビックリ。桶狭間大会3回戦。子供たちも過酷な日程にも関わらず頑張っている。練習試合が懐かしい。8日の決勝惜敗からモチベーションを保つのが大変。これは経験したスタッフしかわからない。9時プレーボール。やはり覇気がない。波偉斗も打たれまくり、普通に攻撃されていたらコールド負け。うちは2安打。すべて内安打。ランナーさえ出ればあとは何とか出来ると思ったが塁にさえ出られない。しかし結果は1対2。惜敗に見えるが内容が8日の2試合と違いすぎた。原因は、谷口コーチと永井コーチが悪い!嘘(*^_^*)!すべて監督の私が悪かった。8日、準優勝したにも関わらず修正練習して褒めてあげることをしなかった。皆、めっちゃ頑張ったのに逆の事をしてしまった。ならばと思い、私の独断で、9日負けたにも関わらず、グランドで準優勝を祝った。責任を取って勿論自腹。負けたのにジュースで乾杯。見る見るうちに子供たちの表情が変わった。村田コーチを始めスタッフも振り回したが、良い雰囲気が作れただけでも、やって良かった。来週も2日連続で超過酷な集合時間。あと少し踏ん張れ。そして大きな怪我や病気だけしないように。それだけを願う。2位以下はみんな一緒と言っている私だが、準優勝おめでとう。うちの小僧共とあと1ヶ月あるかないかのシーズン私も戦う。
12月8日(土)

貴重な勝ちと大切な負け

8日も先週に続き、6時15分集合。調教馬より早く起きる。集合前に、いつも行く神社に寄るが暗くて怖い。怖いものがない私でも、人の気配がしてダッシュで神社をあとにした。最高のアップになった。この寒い中、8時30分プレーボール。先週、フレンドリーカップで1対3と惨敗した相手。1週間で個々の能力は変わらないが、何か考えなければならない。先週、1試合だけ戦って少しだけヒントを見つけた。勿論、子供がプレーする事だが、子供たちにアドバイスを送ったり、策は考えられる。小牧市民大会準決勝だが、決勝は考えない。そんな余裕はない。先発は波偉斗。1回の攻撃、1・2番は凡打だったが、柊二のセンター横の安打と、匠汰のタイムリーで先制。1点では足りない。やはりその裏、先頭打者が出るが、匠汰が盗塁を刺す。120%流れが来た。攻撃は4回を除く毎回得点で8点をもぎとった。先週のヒントは内野手の動き。リベンジが出来た事は本当に子供たちの力とやる気。決して足の速い選手はいないが、攻めの姿勢が良かった。2失点はミス絡み。市民大会もイニング制限があると勘違いして、同じ5年生に継投。目的は1つ。村田コーチと話したが、7点差からの登板で、1イニングでも投げられれば、決勝は少し気分も楽になると思った。この勝ちは子供達にとって同じ相手に負けたくないという思いが詰まった貴重な勝利だった。

決勝の相手は、今年5回目かな!全日本準決勝。連盟杯決勝。中日少年野球1回戦。県学童準決勝。そして市民大会決勝。先発は楓真。イニング制限に関係なく楓真が先発していた。先制はうちに来た。0対0から、流れが変わっても致し方ないという策だったが、相手ミスで先制。このまま終わらないのがいつもの事。予定通り、波偉斗にスイッチ。先頭をエラーで出し、私が一番警戒している4番打者に進塁打を打たれる。すばらしいの一言。1アウト3塁。5番打者。打ってくると誰もが思ったが、追い込まれたらスクイズありと思った。2球連続外す勇気がなかった。同点。そして7回裏、夢でもない状況が出来た。2アウト満塁。1打サヨナラ。しかも決勝。打者4番主将匠汰。匠汰が言った。「楽しんできます」。間違いなく打てると信じた。相手投手もスピードボールではあるが、この日何イニング目かわからないが球威は落ちている。しかも四球さえ許されない状況。執念の投球。第三者になってこの勝負楽しんでしまった。打球はレフトへ。勝ったと思った。しかし地面に落ちることなくレフトライナー。どれだけ良い当たりでもアウトはアウト。サドンデスは打つほうが勝つ。結果、サドンデスで負け。互角に戦える相手でないのは百も承知。5大会で、サドンデス2回。抽選1回と常に接戦にしていることを褒めてあげたい。本当にこの試合で思った。進塁打とバントの大切さ。そして、初めて、学年の差も感じた。追い込まれてからでもバント、スクイズが出来るスピード。当てるのが精一杯のスピードを持つ投手との違い。打つのは緩い球も難しいが当てることは出来る。試合後、泣きじゃくる子供たち。本当の意味で一つになれた瞬間だったかもしれない。この想いを大切にしてほしい。そしてこの負けを大切な負けとして、いつまでも負けない気持ちを持ってほしい。

相手のご父兄にコメントを残すと約束したので、背番号6の子もいい味出していますね。うちの子の守備妨害も、ランナーに当たりにいったのならば超ファインプレーですね。またスポーツ店で。背番号1の子も投げる事もすごいですが、打がすごいですね。やたら振り回すのではなく、状況に応じたバッティングが羨ましいです。正直、もう対戦したくないですが、対戦出来るように、あと2つのトーナメントを勝ち進みたいです。
12月1日(土)・2日(日)

本当の力は負けている時に発揮する

12月に入り本当に朝晩は冷える。この時期に、相当大会が残っていることが幸せ。その反面、目標を失わないように、私が出来ることはモチベーションの維持。打ち方や投げ方など今はどうでもいい。やる気があるものは自分で考える。子供たちで大事なことは、絶対に怪我や病気しないこと。土曜日は、昨年優勝した豊山小牧大会2回戦。昨年と同じ相手。執念深さと守備力のあるチーム。今年初めて対戦する。データなどない。どんな投手かどんな攻めをしてくるか楽しみな部分と怖さもあった。昨年と同じグランドでベンチも3塁側。縁起がいい。先発波偉斗。先週の制球の悪さから、修正してこの日は安定していた。打線は、ワンチャンスをものにする良い形が出来た。2点先制後、茉路・波偉斗のタイムリーで流れをつかんだ。ベンチの雰囲気もいい。ナイスゲームだった。2日日曜日、5時半起床。まだ真っ暗。メチャクチャ眠い。土曜日、マッサージに行ったのはいいが、2分で爆睡。本当に1時間以上たったのかと思うほど週末は疲れる。6時半に集合して、いざ試合会場へ。この日は、ダブルヘッダー。ここ最近調子の良い、楓真先発。打線は初回、1点先制して、匠汰のドデカイ一発。これがスリーランで、すべての流れをつかんだ。打った瞬間、それとわかる当たりだった。次の1点もうちに来た。終わってもたら、二人の投手相手に16得点。出来すぎ君。守っては捕手匠汰を中心に尚斗も安定した守備。3回戦に進めた。メチャクチャ狭いストライクソーンを無四球完封に抑えた楓真を褒めたい。午後はフレンドリー予選。波偉斗で勝負。相手は、今年初めて対戦する。データもないが、小牧市で優勝したり、大きな投手がいる事だけ知っていた。1回の表裏終了して0対0だが、ものすごく個の能力があるチーム。しかし、うちらしく野球をするだけと思った矢先、ノーアウト2塁の先制機にバントミスが出る。ゲッツーになり、野球は不思議。そのあと、ヒットが出る。すべての流れを失う。次の1点にこだわったが、相手の左腕も制球がいい。四球すら拾えない。午前中とは違い、広いストライクゾーンとはいえ、塁にでられない。波偉斗も広いストライクゾーンに助けられながらも我慢したが、1つのタッチプレーのミスから地獄が始まる。驚異の2失点。1つのミスでアウトが取れない事は、私の現役時代も、少年野球の監督でもうんざりするほど経験した。その流れを止められるのは一つ。仲間意識。ミスした子を守ってやろうとする気持ち。0点に抑えればミスした子は救われる。夏前なら、とっくに交代させていたが、あと1ヶ月半で卒団の6年生。村田コーチのアドバイスもあり、4年生や5年生を出すより、6年生で負けたほうが良いと思った。しかし、相手の打線もすごいし、投手も1四球。ミスもない。数多くのチームと戦ったが、本当に強いチームだと思った。何回も優勝出来るほどの戦力。羨ましいが、来週また対戦出来るチャンスがある。少しだけ、相手がわかった。家に帰り、来週の対策を寝ずに考えようと思ったが、ユニフォームのままソファーで寝た。風呂に入って、9時半には爆睡。反省しなければ次勝てないが、ここまで来たら、あとは気持ちだけ。反省する点は1つだけ。勝っている時に元気や声が出るのは当然。しかも楽しい。しかし、本当に真価が問われるのは負けているとき。負けている時こそ、うちらしく、元気と仲間意識で逆転しようとする気持ち。男なら、負けている時こそ這い上がれ。
11月23日(祝)・24日(土)・25日(日)

点と線

ジュニアーズにとって勝負の3連休。まずは3連休初日。私の思いれの強い大会。フレンドリーカップ。第一回大会、私の先輩でもあり尊敬する仲間でもある方と、一緒に企画した大会の予選。どうしても勝たなければならない。対戦相手は、親交の深い舟津さん。今年は大会で1回戦っている。2回目の対戦。先発波偉斗。ブルペンから絶不調。ストライクが入らない。村田コーチも首をかしげるほどだったが、信頼した。舟津さんは沢山の好投手がいるので、先制は許されないと思った矢先、連打と犠打、連携ミスとタイムリーで2点先制される。打たれるのはいつもの事とはいえ、重すぎる2点。この試合負けたら予選落ちまで考えてしまったが、次の1点をとれば流れが変わると信じた。2点取られる前は、うちの牽制アウト。2点先制されたが、大ピンチを盗塁阻止で切り抜けたのでチャンスはある。予想通り、9番裕人四球。得意な流れ。打者が一番になる。タイムリーは寛太の1本しかないが、一気に6点。とにかく満塁から攻めと待ちを繰り返した。打者が自分で考え、もぎとった四球を褒めたい。波偉斗もピリッとしない中、ここ最近では最多の3四球を修正して次に挑んでほしい。後日、他チームの予選結果を聞いて、1試合を残し予選は通過。しかし、当然1位通過しか考えない。なんとか、うちなりに精一杯戦い約束を果たしたい。決勝で・・・・

24日は、市民大会2回戦。今年3回目の対戦。先発は絶好調の楓真。初回から快調なピッチングに私も楽しい。流れが終始うちにあったので、何とか勝てた。守備でミスは出たが、皆で完封に抑えた事が収穫。3年前に取った優勝旗を再度持ち帰りたい。決戦は8日。25日、初めて参加する桶狭間大会。先発も少し悩んだが波偉斗。あまり変えない打順もこの日は変えた。相変わらず波偉斗の調子が上がらないが、本当にたくさん打たれながら、5イニングを1失点(自責点0)で抑えた。攻撃はビックリ。4イニングで15得点。相手ミスもあったが、柊二2安打。匠汰2安打。潤也1安打。翼2安打。波偉斗1安打。裕人2安打。ランナーを溜めてからの潤也の長打が印象的だった。こんな日があってもいい。来週も再来週も、本当にたくさんの大会が残っている事は、子供たちの力。強くはないが、きっと今のメンバーと1日でも多く試合がしたいという気持ちが強いのだろう。3日間疲れたと思うがこれからが勝負。3日目には、連盟の方や審判の方に、元気と行動を褒められ、なにより嬉しかった。よく打つね〜と言われるより、嬉しい。3連勝出来たのは、勿論皆がヒーロー。そこの中でも4年生の徹汰。試合には出ていないが、小さな体に大きなプロテクターやレガースをつけ、体が見えないほど道具が大きいのに走りまくっている。出られなくても本当にチームのために頑張っている姿は感動する。

3日間通じて感じたこと。恐らくこれだけ点差があっても、対戦した相手チームとは、安打数など変わらないか相手が多い。しかし、「点」の攻撃ではなく、何としてでも塁に出て、何としてでも進塁をさせ、何としてでもランナーをホームへという思いが、後ろへ後ろへつなぐ「線」になっていた。そして、2月には切れない線となり、離ればなれの中学でも切れることのない絆で結ばれていてほしい。
11月17日(土)・18日(日)

野球の神様は「願いを叶える」より、とてつもなく「必要なもの」を与えてくれた

今日の日記は少し長くなるかも・・・と思うほど18日は記憶に残る1日になった。まずは17日土曜日。またまた雨。室内練習で基本練習。室内練習が出来る環境に感謝。場所をとって頂いた父兄の方ありがとうございます。

18日日曜日。さぁ大会。晴天。しかし試合が重なり昨年準優勝したミズノ大口大会を棄権。谷口コーチも苦渋の決断だったと思うが、背伸びするほどのチームでないので、最善の調整。まずは18日午前中の試合。小牧市の歴史ある大会。先発は、土曜日制球の定まらなかった5年生楓真。村田コーチが修正して制球重視で先発させた。もともと不器用な子なので、少しフォームが崩れると球が抜ける。結果は3イニングだが、一人も塁に出さない投球をしてくれた。打線は、間隔が1週空いたので、丁寧な野球を心がけた。バント、送球。見事にほぼ成功してくれた。打っては、お待たせ、晃良が初ヒット。おつりが出るほどのツーベースを打ってくれた。2回戦もこの調子でいきたい。

午後は、ミズノコロナ杯。谷口コーチも調整が大変だったかと思うが、午後3回戦が出来る。相手して頂いたチームは、すごく元気と礼儀正しいチーム。直接の対戦はしていないが、どこかで見て印象に残っていた。先発は波偉斗。立ち上がりから制球はいいものの、単調な投球に痛打される場面もあった。相手投手も波偉斗によく似た左腕だが、スピードと緩急をつけた投球に、パーフェクトされるのではないかと思った。2回の守備ではノーアウトから右中間に持って行かれたものの、ライト裕人―セカンド茉路―ショート尚斗と、バトンをつなぎ、2塁でアウトにする。ノーアウト2塁と1アウトランナーなしでは天と地。見事な中継だった。しかし先制は相手。安打、送りバント、タイムリーと絵に書いたような攻撃で先制される。その後、うちのバッテリーも緩急をつけ、6回を1失点で我慢した。7回表、最後の攻撃。ツーアウト2塁。打者8番の波偉斗。勿論勝負。皆を出してあげたいという気持ちでなく、投手を変えてでも、点を取らなければ負ける。代打は琉偉。ここまで、1安打に封じ込まれていた打線。腹はくくった。しかし、琉偉が追い込まれてから左中間に起死回生のタイムリー。ここまで底力がうちにあったのか!?本当に嬉しくて私も飛び跳ねた。勝ってもいないのに寛太の涙が印象だった。その裏、波偉斗に代打なので1試合目投げた楓真。見事に抑えた。サドンデス。もう、代打も控えもいない。捨て身。頼むから怪我するなと思った。サドンデスの表。柊二がライトフライに倒れるものの、匠汰が左中間に・・・・初めて勝ち越した。流れがうちにあった。しかしその裏、犠牲フライで1点返される。ホームベース上もクロスプレーだが紙一重でセーフ。そして4番打者。ライトへ。4年生のライトではあったが、若さが出て少し判断ミスをした。ボールは遥か遠くへ。同点にされ、更にバッターランナーがホームへ。センター柊二が遠くから茉路へ、そして尚斗、最後は捕手匠汰へ。寸前でタッチアウト。漫画でもない幕切れ。両軍が最後取り囲み見えないほど激しかった。2回の中継も最終回の中継も、一人でも送球が乱れたら成り立たない中継プレー。鳥肌が立った。うちの子にこんな底力があったことが嬉しい。抽選へ。残念ながら勝利の女神は微笑まなかった。抽選は勝ちたいという気持ちが強いチームが勝つ。それに、元気だけが取り柄のチームだが、相手のチームは、私が思った以上に熱いチームでした。負けて悔しくない試合はないが、今日は、叱る要素が見当たらない。野球の神様は、勝利というご褒美は与えてもらえなかったが、勝負の厳しさを教えてくれた。もし、野球の神様がうちの子達にご褒美を与えてくれるのであれば、共に悔しがった仲間と笑って卒団してほしい。そのために、皆で3回目の勲章狙うぞ。

小学校からの帰り道、たまたま渋滞していたので、いつもの帰り道から右折した。たまたま通った道に主将の匠汰が一人で歩いて帰っていた。車から降り、声をかけた。「悔しいから一人で歩いて帰っている」と言っていた。こんな子がいるチームの監督で良かった。野球の神様は、彼に必要な強い心を与えてくれている。匠汰・・・・もう大丈夫。10ヶ月も頼られたから、最後ぐらい皆に頼ってみたらいい。そしたら、更にチームはまとまるよ。何でも相談してくれよ。特に女性のことは。またな。